JPH0769702B2 - 楽音合成装置 - Google Patents

楽音合成装置

Info

Publication number
JPH0769702B2
JPH0769702B2 JP1125326A JP12532689A JPH0769702B2 JP H0769702 B2 JPH0769702 B2 JP H0769702B2 JP 1125326 A JP1125326 A JP 1125326A JP 12532689 A JP12532689 A JP 12532689A JP H0769702 B2 JPH0769702 B2 JP H0769702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
signal
coefficient
fir filter
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1125326A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02304491A (ja
Inventor
千史 竹内
利文 国本
岩男 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP1125326A priority Critical patent/JPH0769702B2/ja
Priority to DE69018687T priority patent/DE69018687T2/de
Priority to EP90107535A priority patent/EP0393702B1/en
Publication of JPH02304491A publication Critical patent/JPH02304491A/ja
Priority to US07/869,860 priority patent/US5245127A/en
Priority to US07/869,448 priority patent/US5308918A/en
Publication of JPH0769702B2 publication Critical patent/JPH0769702B2/ja
Priority to HK11096A priority patent/HK11096A/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、音色の制御が可能であり、かつ、音高制御
の安定性のよい楽音合成装置に関する。
「従来の技術」 自然楽器を発音メカニズムをシミュレートすることによ
り得られたモデルを動作させ、これにより、自然楽器の
楽音を合成する方法が知られている。この種の技術は、
例えば特開昭52−73721号公報または特開昭63−40199号
公報に開示されている。
第5図は、例えばピアノ等の楽音合成に用いて好適な楽
音合成装置の構成を例示したものである。この楽音合成
装置は、同図に示すように、加算器1、遅延回路2、FI
Rフィルタ(非巡回形デジタルフィルタ)3および乗算
器4を閉ループ状に接続してなる。ここで、遅延回路2
は、入力信号を1サンプル時間τsだけ遅延して出力す
る遅延素子を複数縦続接続してなり、図示してない音高
制御回路から供給される音高情報によって遅延段数nが
切り換えられるようになっている。また、乗算器4の乗
算係数γは、加算器1→遅延回路2→FIRフィルタ3→
乗算器4→加算器1によって構成される閉ループのゲイ
ンが1よりやや小さい値になるように決められている。
FIRフィルタ3は、入力信号を1サンプル時間τsだけ
遅延して出力する遅延回路31と、入力信号に乗算係数1
−αを乗じて出力する乗算器32と、遅延回路31の出力信
号に乗算係数αを乗して出力する乗算器33と、乗算器3
2,33の各乗算出力を加算して出力する加算器34とからな
る。そして、本楽音合成装置において、FIRフィルタ3
は、音色調整用のローパスフィルタとして用いられる。
係数として用いられる数値αは0〜0.5の範囲の実数が
用いられる。
以下、FIRフィルタ3の特性について説明する。FIRフィ
ルタ3の伝達関数H1(z)は、その構成から明らかなよ
うに、下記式(1)のように表すことができる。
H1(z)=1−α+αz-1 ……(1) また、周波数特性F(ω)(ただし、ωは入力信号の角
周波数)は、よく知られているように、変数zにexp
(−jωτs)を代入することにより、下記式(2)に
示すように求められる。
F1(ω)=1−α+αexp(−jωτs) =1−α+αcosωτs−jαsinωτs ……(2) そして、振幅特性A1(ω)は、 A1(ω)=|F1(ω)| ={(1−α+αcosωτs)+α2sin2ωτs)0.5 ={1−2α(1−α)sin2ωτs)0.5 ……(3) となる。上記式(3)によれば、各周波数ωを高くする
程(ただし、ωはωτs≦π/2を満足する範囲内である
ものとする)、A1(ω)が小さくなり、FIRフィルタ3
がローパスフィルタとして機能していることが理解され
よう。
一方、位相特性P1(ω)は、 となる。ただし、上記式(4)において、arg{F
(ω)}は、F(ω)の位相角を表す。この楽音合成装
置の場合、FIRフィルタ3に入力される信号の角周波数
ωは、サンプル周波数fs=1/τsに比べて十分に小さ
い。従って、変数xが十分に小さな値の場合に成り立つ
近似式tan-1x≒xを用いると共に、cosωτs≒1、sin
ωτs≒ωτsと近似することができ、位相特性の近似
式として下記式(5)が求められる。
P1(ω)≒−αωτs ……(5) 従って、上記の場合のFIRフィルタ3の実効的な遅延時
間τaは、 τa=−dP1(ω)/dω≒ατs ……(6) となる。
この楽音合成装置では、例えばインパルス信号のような
多くの周波数成分を含んだ信号が入力される。そして、
入力信号が加算器1に入力されると、その信号は加算器
1→遅延回路2→FIRフィルタ3→乗算器4→加算器1
によって構成される閉ループ内を循環する。
ここで、遅延回路2の遅延時間をnτs、FIRフィルタ
3の遅延時間をτaとすると、信号が閉ループを一巡す
るのに要する時間τは、 τ=nτs+τa ……(7) となり、閉ループの利得周波数特性は、基本周波数f1
1/τの整数倍の周波数において極大点を持った特性とな
る。従って、入力インパルス信号の周波数成分の内、上
記基本周波数f1を有する基本波成分およびその整数倍の
周波数の高調波成分のみが残って閉ループ内を循環し、
他の周波数成分は打ち消し合って消滅する。そして、閉
ループを循環する信号の各周波数成分は、FIRフィルタ
3の振幅特性に{上記式(3)}に従って制限される。
これにより閉ループ内を伝播する信号の波形、すなわ
ち、楽音の音色が調整される。そして、上述したように
閉ループの利得が1よりやや小さな値となっているた
め、閉ループを循環する信号は徐々に減衰する。そし
て、この時の加算器1の出力信号が楽音信号として取り
出される。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述したFIRフィルタ3は、式(6)を見る
と明らかなように、係数αを変化すると、遅延時間τa
が変化してしまう。そして、従来の楽音合成装置のよう
に、FIRフィルタ3を音色調整用に閉ループ内に介挿し
た場合、音色を変化させるために乗算係数αおよび1−
α変化させると、閉ループのトータルの遅延時間が変化
してしまうので楽音の音高が変化してしまうという問題
があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、音色
を変化させるためにFIRフィルタにおける乗算係数を変
化させた場合においても、発生される楽音の音高が変化
することのない制御性の良い楽音合成装置を提供するこ
とを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、入力信号と帰還信号をもとに励振信号を出
力する励振手段と、前記励振手段の出力信号を所定時間
遅延させて前記励振手段に帰還する遅延手段とを有し、
前記励振手段および遅延手段からなる閉ループに基づき
楽音信号を発生するようにした楽音合成装置において、 前記閉ループに、 (a)τsを所定の時間とした場合、入力信号を、τk
=(N+k)τs(ただし、Nは整数であり、kは−N
からNの範囲の整数)なる遅延時間だけ遅延した2N+1
個の遅延信号Dk(ただし、kは−NからNの範囲の整
数)を出力し、 (b)前記各遅延信号Dk(k=−N〜N)に対し、各々
対応する係数fk(k=−N〜N)を乗じ、各乗算結果を
加算してフィルタ出力として出力し、かつ、その場合
に、 (c)前記係数fk(k=−N〜N)をfj=f−j(ただ
し、j=1〜N)となるように、前記各係数fk(k=−
N〜N)を変化させるようにしたFIRフィルタ を介挿したことを特徴としている。
「作用」 上記構成におけるFIRフィルタは、上記条件を満足する
範囲内で係数fk(k=−N〜N)を変化させても、遅延
時間が変化しない。従って、発生する楽音の音色調整の
ため、上記係数fk(f=−N〜N)を変化させても、音
高は変化しない。
「実施例」 以下、図面を参照し、本発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例による楽音合成装置の構成
を示したものである。この楽音合成装置は、FIRフィル
タ3に代えてFIRフィルタ5を介挿した点のみが、第5
図の構成と異なる。また、FIRフィルタ5は、入力信号
を1サンプル時間τsだけ遅延して出力する遅延回路51
および52、入力信号に乗算係数f0を乗じて出力する乗算
器53、遅延回路51の遅延出力に乗算係数f1を乗じて出力
する乗算器54、遅延回路52の遅延出力に乗算係数f2を乗
じて出力する乗算器55および乗算器53〜55の各出力を加
算して出力する加算器56からなる。また、この楽音合成
装置では、音色操作子(図示せず)が操作されると、そ
れに対応し、音色制御回路(図示せず)から上記各乗算
係数f0,f1、f2が乗算器53,54,55に各々与えられるよう
になっている。そして、この場合、各乗算係数f0,f1,f2
は、下記式(8)〜(10)を満足する範囲内の値に設定
される。
f0=(1−k)2 ……(8) f1=k ……(9) f2=(1−k)/2 ……(10) ただし、数値kとしては、1〜0.5の範囲の実数が用い
られる。
このFIRフィルタ5の周波数特性F2(ω)は、下記式(1
1)に示すようになる。
そして、振幅特性A2(ω)は、 A2(ω)=|F2(ω)| =(1−k)cos(ωτs)+k ……(12) となる。上記式(12)によれば、ωが大きくなるに従い
A2(ω)が小さくなることわかる。すなわち、FIRフィ
ルタ5がローパスフィルタとして機能していることが理
解されよう。また、係数kを小さくする程、周波数の変
化に対するA2(ω)の変化率が大きくなることも理解さ
れよう。
一方、FIRフィルタ5の位相特性P2(ω)は、 P2(ω)=arg{F2(ω)}=−ωτs ……(13) となる。従って、遅延時間τa2は、 τa2=−dP2(ω)/dω=τs ……(14) となる。このようにFIRフィルタ5の遅延時間τa2は、
係数kを変化させても常に一定時間τsを保つ。従っ
て、音色を変化するためにFIRフィルタ5へ供給する係
数kを変化しても、加算器1→遅延回路2→FIRフィル
タ5→乗算器4→加算器1によって構成される閉ループ
のトータルの遅延時間は変化せず、所期の音高の楽音信
号が発生される。なお、各乗算器53,54,55に対し、乗算
係数として、各々gf0,gf1,gf2を与えるようにしてもよ
い。この場合、乗算器4を省略するこができる。
さて、音色調整用としてハイパスフィルタが必要な場合
はFIRフィルタ5に供給する乗算係数f0,f1,f2を下記式
(15)〜(17)のように設定する。
f0=(k−1)/2 ……(15) f1=k ……(16) f2=(k−1)/2 ……(17) この場合、振幅特性A3(ω)は、 A3(ω)=(k−1)cos(ωτs)+k ……(18) となる。係数kは、ローパスフィルタの場合と同じく0.
5〜1の範囲の実数を設定す。上記式(18)を見れば、
乗算係数f0,f1,f2を式(15)〜(17)に示すように設定
することによりFIRフィルタ5がハイパスフィルタとし
て機能することが容易に理解されよう。また、このよう
にハイパスフィルタを実現する場合においても遅延時間
は係数kに関係なく一定値τsを保たれる。
第1図の楽音合成装置はFIRフィルタ5を1個用いた構
成となっているが、FIRフィルタ5と同様な構成の複数
のローパスフィルタ、あるいはハイパスフィルタを用い
たり、あるいはローパスフィルタとハイパスフィルタを
両方用いることにより、より複雑なフィルタ特性を実現
することができる。この場合、各フィルタに供給する係
数を変えても、各フィルタの遅延時間は一定値に保た
れ、所期の音高の楽音が得られる。
第2図はローパスフィルタあるいはハイパスフィルタの
別の構成例を示したものである。このフィルタは第1図
におけるFIRフィルタ5の出力に乗算器60によって乗算
係数γを乗じ、遅延回路51の出力と乗算器60の出力との
減算を減算器61によって行い、減算結果を出力するよう
になっている。なお、係数γは0〜1の範囲の実数が用
いられる。FIRフィルタ5がローパスフィルタとして機
能するように係数f0,f1,f2が与えられている場合、第2
図のフィルタからは元の入力信号から元の信号の低周波
数成分を除去して得られる信号が出力される。従って、
第2図のフィルタはハイパスフィルタとして機能する。
また、この時、係数γを変化させることにより、元の信
号から除去する低周波成分のレベルを調整することがで
きる。一方、FIRフィルタ5がハイパスフィルタとして
機能するように係数f0,f1,f2が与えられている場合、第
2図のフィルタがローパスフィルタとして機能する。な
お、第3図に示すように、遅延回路51の出力に乗算器62
によって係数1−γを乗じて減算器61に供給するように
してよい。
前述の第1図におけるFIRウィルタ5は時間軸上におい
て等間隔に並んだ3つのサンプル信号に係数乗算する構
成となっていたが、第4図はそれらをさらに一般化した
構成を一般化した構成を示したものである。この図にお
いて、遅延回路71は、1サンプル時間τsの遅延時間を
有する遅延素子を2N+1段(Nは整数)縦続接続されて
なる。ここで、遅延回路71の各段の遅延出力Dk(k=−
N〜N)の入力信号に対する遅延時間τk(k=−N〜
N)は、 τk=(N+k)τs ……(19) で与えられる。そして、これらの各遅延出力Dk(k=−
N〜N)には、乗算器Mk(k=−N〜N)によって乗算
係数Ck(k=−N〜N)が乗じられ、各乗算結果の総和
が加算器72によって求められ、出力されるようになって
いる。
ここで、各乗算係数Ck(k=−N〜N)は、その総和が
1になると共に C−j=Cj(ただし、j=1〜N) ……(20) なる条件を満足するように決められる。
この場合、このFIRフィルタの周波数特性F(ω)は、 F(ω) =C−N+C−N−1exp(−jωτs)+…… +C0exp(−Njωτs)+…… +CNexp{−(2N+1)jωτs} =exp(−Njωτs){C−Nexp(Njωτs)+…… +C-1exp(jωτs)+C0+C1exp(−jωτs) +…+CNexp(−Njωτs)} ……(21) となる。そして、上記式(20)の条件を当てはめること
により、下記式(22)が導かれる。
F(ω) =exp(−Njωτs){C0+2C1cos(ωτs)+…… +2CNcos(Nωτs)} ……(22) そして、第4図のFIRフィルタの振幅特性A(ω)は、 A(ω) =C0+2C1cos(ωτs)+…+2CNcos(Nωτs)……
(23) となる。また、位相特性P(ω)は、 P(ω)=−Nωτs ……(24) となる。そして、このFIRフィルタの遅延時間をτaAと
すると、 τaA=Nτs ……(25) となり、遅延時間τaAは乗算係数Ck(k=−N〜N)に
よらず一定値に保たれる。従って、このFIRフィルタを
第1図の楽音合成装置に介挿することにより、音高を変
えずに音色を制御することができる。
なお、上述した実施例では、ピアノ等の減衰音を発生す
る楽音合成装置を構成する場合について説明したが、本
発明の適用は、これに限定されるものではない。例え
ば、本発明を、管楽器音等の持続音の合成に応用しても
よい。管楽器音を合成する場合、管楽器の共鳴管は、遅
延回路を閉ループ状に接続してなる共振回路によりシミ
ュレートされる。そして、この場合、共鳴管における音
響損失等をシミュレートするために共振回路にフィルタ
が介挿される。このフィルタとして、上記実施例におい
て説明したFIRフィルタを用いると、共振周波数を変化
させることなく、共振回路の伝送量周波数特性を所望の
管楽器の特性に合わせて調整することができる。また、
例えば、トーンホールを有する管楽器をシミュレートす
る場合、トーンホールにおける音響損失をシミュレート
するフィルタとして上記FIRフィルタを適用してもよ
い。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、入力信号と帰
還信号をもとに励振信号を出力する励振手段と、前記励
振手段の出力信号を所定時間遅延させて前記励振手段に
帰還する遅延手段とを有し、前記励振手段および遅延手
段からなる閉ループに基づき楽音信号を発生するように
した楽音合成装置において、前記閉ループに、 (a)τsを所定の時間とした場合、入力信号を、τk
=(N+k)τs(ただし、Nは整数であり、kは−N
からNの範囲の整数)なる遅延時間だけ遅延した2N+1
個の遅延信号Dk(ただし、kは−NからNの範囲の整
数)を出力し、 (b)前記各遅延信号Dk(k=−N〜N)に対し、各々
対応する係数fk(k=−N〜N)を乗じ、各乗算結果を
加算してフィルタ出力として出力し、かつ、その場合
に、 (c)前記係数fk(k=−N〜N)をfj=f−j(ただ
し、j=1〜N)となるように、前記各係数fk(k=−
N〜N)を変化させるようにしたFIRフィルタを介挿し
たので、楽音の音高を変えることなく、音色を調整する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による楽音合成装置の構成
を示すブロック図、第2図〜第4図は同実施例における
FIRフィルタの別の構成例を示すブロック図、第5図は
従来の楽音合成装置の構成を示すブロック図である。 1……加算器、2……遅延回路、5……FIRフィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号と帰還信号をもとに励振信号を出
    力する励振手段と、前記励振手段の出力信号を所定時間
    遅延させて前記励振手段に帰還する遅延手段とを有し、
    前記励振手段および遅延手段からなる閉ループに基づき
    楽音信号を発生するようにした楽音合成装置において、 前記閉ループに、 (a)τsを所定の時間とした場合、入力信号を、τk
    =(N+k)τs(ただし、Nは整数であり、kは−N
    からNの範囲の整数)なる遅延時間だけ遅延した2N+1
    個の遅延信号Dk(ただし、kは−NからNの範囲の整
    数)を出力し、 (b)前記各遅延信号Dk(k=−N〜N)に対し、各々
    対応する係数fk(k=−N〜N)を乗じ、各乗算結果を
    加算してフィルタ出力として出力し、かつ、その場合
    に、 (c)前記係数fk(k=−N〜N)をfj=f−j(ただ
    し、j=1〜N)となるように、前記各係数fk(k=−
    N〜N)を変化させるようにしたFIRフィルタ を介挿したことを特徴とする楽音合成装置。
JP1125326A 1989-04-21 1989-05-18 楽音合成装置 Expired - Fee Related JPH0769702B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1125326A JPH0769702B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 楽音合成装置
DE69018687T DE69018687T2 (de) 1989-04-21 1990-04-20 Musiksynthesizer.
EP90107535A EP0393702B1 (en) 1989-04-21 1990-04-20 Musical sound synthesizer
US07/869,860 US5245127A (en) 1989-04-21 1992-04-16 Signal delay circuit, FIR filter and musical tone synthesizer employing the same
US07/869,448 US5308918A (en) 1989-04-21 1992-04-16 Signal delay circuit, FIR filter and musical tone synthesizer employing the same
HK11096A HK11096A (en) 1989-04-21 1996-01-18 Musical sound synthesizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1125326A JPH0769702B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 楽音合成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02304491A JPH02304491A (ja) 1990-12-18
JPH0769702B2 true JPH0769702B2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=14907350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1125326A Expired - Fee Related JPH0769702B2 (ja) 1989-04-21 1989-05-18 楽音合成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769702B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2720627B2 (ja) * 1991-05-16 1998-03-04 ヤマハ株式会社 楽音合成装置
JPH04307596A (ja) * 1991-04-05 1992-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 楽音合成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02304491A (ja) 1990-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000516352A (ja) モード結合デジタルフィルタを用いた非調波的トーンの生成方法
JP2580774B2 (ja) 楽音合成装置
US5308918A (en) Signal delay circuit, FIR filter and musical tone synthesizer employing the same
US5187313A (en) Musical tone synthesizing apparatus
US5382751A (en) Electronic musical instrument including a configurable tone synthesizing system
US5496964A (en) Tone generator for electronic musical instrument including multiple feedback paths
US5245127A (en) Signal delay circuit, FIR filter and musical tone synthesizer employing the same
JPH0769702B2 (ja) 楽音合成装置
US5266734A (en) Musical tone synthesizing apparatus performing high-speed non-linear operation
Dutilleux et al. Filters and delays
JP2738175B2 (ja) 楽音信号発生装置
JPH06214571A (ja) ディストーション回路
JP2715692B2 (ja) 電子楽器
JP3097487B2 (ja) 楽音合成装置
US5264658A (en) Electronic musical instrument having frequency dependent tone control
JP2720627B2 (ja) 楽音合成装置
JP2789981B2 (ja) 楽音合成装置
JP2808793B2 (ja) 楽音合成装置
JPH0546169A (ja) 楽音合成装置
JP2722791B2 (ja) 楽音合成装置
JP3727110B2 (ja) 楽音合成装置
JP3839497B2 (ja) 楽音合成装置
JP3783552B2 (ja) 楽音信号合成方法、楽音信号合成装置および記録媒体
JP3085696B2 (ja) 楽音合成装置
JP3480063B2 (ja) 楽音合成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees