JP3839497B2 - 楽音合成装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、複数のウェーブガイドをネットワーク化して楽音信号を合成する楽音合成装置に関し、特に、その構成の簡略化に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子的に打楽器の楽音信号を合成する場合、従来はPCMを用いた波形メモリ音源が多く用いられた。これは、打楽器系の楽音の場合、楽音が持続しないため、また、音高を制御する必要が少ないため、発音トリガに応じて一定速度でメモリをスキャンするのみでサンプリングによる高品位な楽音信号を合成することができたからである。
【0003】
しかし、実際の打楽器は、そのチューニング,奏法,叩く位置などに応じて大きく音色が変化するものであるが、PCM音源の場合、何度発音させても全く同一の楽音が発音されるため、PCM音源で上記のような音色変化に対応することが困難であった。
【0004】
そこで、近年打楽器系の音色に適した音源としてウェーブガイドを用いた音源が提案されている。ウェーブガイドとは、ドラムの皮,弦楽器の弦,管楽器の空気柱など振動の伝搬媒体をディレイ,フィルタなどを含む往復の信号伝達回路でシミュレートした回路である。一般的なウェーブガイドを図1に示す。ここでは、ループゲインおよび基本的な音色を決定するためのIIRローパスフィルタ15と、皮をミュートした音をシミュレートするためのFIRハイパスフィルタ24を有している。このウェーブガイドを用いて、たとえば、タム(両面に皮を張った円筒形の太鼓)の楽音を合成する場合、図8に示すように、平面的な広がりのある両面の皮をそれぞれ複数のウェーブガイドでシミュレートする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、タムの場合、両面の皮は円筒形のフレームやフレーム内の空気柱で結合されており、フレームの長さなどによって音色や音高が変化する。しかし、図8の回路では、両面の皮をシミュレートするウェーブガイドが加算器を介して互いに直接結合されており、ウェーブガイド間の結合度は固定であったため、結合度の違いによる音色変化を実現することができない欠点があった。しかし、全てのウェーブガイド間の結合を複雑にすると演算量が極めて多くなり、ハードウェアあるいはDSPの負担が大きくなる欠点があった。
【0006】
さらに、高品質な楽音を得ようとすれば皮をシミュレートするウェーブガイドの本数を増やす必要があるが、従来のウェーブガイドは各ウェーブガイド毎にループフィルタを持っているため、多くのフィルタ係数を同時に制御する必要があるなど、演算量,ソフトウェアの負担ともに大きい欠点があった。
【0007】
この発明は、複雑な音色変化を実現でき、且つ、回路構成(演算)が簡単なウェーブガイド方式の楽音合成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、遅延手段を閉ループ接続して構成した複数のウェーブガイドを複数の系統にまとめ、各系統毎にウェーブガイドを並列接続し、さらに、各系統をフィードバック回路を介して相互に接続した楽音合成装置であって、前記フィードバック回路は、各系統から入力された信号に対して各系統別にそれぞれ第1の係数を乗じる第1の係数乗算手段と、前記各系統から入力された信号を合成する第1の加算手段と、この合成信号に第2の係数を乗じる第2の係数乗算手段と、前記第1の係数乗算手段から出力された各系統別の信号に前記第2の係数乗算手段から出力された合成信号を加算して元の系統に入力する各系統別に設けられた第2の加算手段と、を備え、前記第1の係数と第2の係数の合計値が1を超えないよう設定されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
この発明の、楽音合成装置は、複数のウェーブガイドを共鳴体をシミュレートする複数の系統にまとめる。各系統のウェーブガイドは並列接続する。並列接続された系統を互いにジャンクション回路を介して接続する。ジャンクション回路は、たとえば、結合用のウェーブガイドやフィードバック回路などである。このように接続することにより、結合度を変化させて音色を変化させることができるとともに、全ウェーブガイドをネットワーク化することに比して構成が簡略化される。
【0011】
また、複数のウェーブガイドを用いる場合において、各ウェーブガイドを並列に接続してその出力信号を合成したのち、この信号をフィルタ回路に通す。さらに、この信号をウェーブガイド列の入力端子にもどす。これにより、ウェーブガイド内にフィルタを設ける必要がなくなり回路が簡略化され、且つ、演算が容易になり、ほぼ同様の音色機能を奏することができるようになる。
【0012】
【実施例】
図1はこの発明の第1,第2の実施例に用いられるウェーブガイドを示す図である。ウェーブガイド1は往復の信号伝達路を有しており、振動伝達媒体の伝達特性を模倣する。往路(左側→右側)の信号伝達路は、加算器10→ディレイ11→加算器12→ディレイ13→係数乗算器14→フィルタ15→係数乗算器18からなっている。加算器10は左側入力と復路の出力とを加算して往路に入力する。ディレイ11,13はこの信号伝達路の長さを表す回路であり、その長さに応じた信号の遅延を行う。加算器12は信号伝達路を伝達されてきた信号と駆動回路から入力されるエネルギデータとを加算する。エネルギデータは、たとえばドラムを叩いたときの衝撃力などを表現する値である。係数乗算器14はこの信号伝達路のゲイン(減衰率)を表現する。フィルタ15はこの信号伝達路の伝達特性を表現する。フィルタ15はフィードバックによるIIRローパスフィルタであり、1サイクル遅延させてフィードバックをかけるディレイ17,係数乗算器18およびこのフィードバック信号を伝達路の信号に加算する加算器16からなっている。係数乗算器19はこの往路の信号伝達路の信号を外部出力する場合のゲインを決定する。また、フィルタ15から出力された信号は復路の加算器20に入力される。
【0013】
また、復路の信号伝達路は、加算器20→ディレイ21→加算器22→ディレイ23→フィルタ24→係数乗算器28からなっている。加算器20は右側入力と往路の出力とを加算して復路に入力する。ディレイ21,23はこの信号伝達路の長さを表す回路であり、その長さに応じた信号の遅延を行う。加算器22は信号伝達路を伝達されてきた信号と駆動回路から入力されるエネルギデータとを加算する。フィルタ24はこの信号伝達路の伝達特性を表現する。フィルタ24はフィードフォワードによるFIRハイパスフィルタであり、1サイクル遅延させて前方に信号を供給するディレイ27,係数乗算器28,伝達路の信号にゲインをかける係数乗算器25およびこれらの信号を加算する加算器26からなっている。係数乗算器29はこの復路の信号伝達路の信号を外部出力する場合のゲインを決定する。
【0014】
加算器12,11から入力されたエネルギデータが、信号伝達路を伝達し、加算器10,20でループすることにより振動が形成される。この振動は係数乗算器19、29から外部出力される。
【0015】
図2,図3は、この発明の第1の実施例を示す図である。図2は、2系統のウェーブガイド群の接続部を示す図である。図3は、該接続部を有する楽音合成装置の構成を示す図である。この楽音合成装置はドラムの発音機構をシミュレートしたものである。
【0016】
図2において、複数のウェーブガイドは、2系統のウェーブガイド群31,32にまとめられている。この2系統のウェーブガイド群31,32は、結合用ウェーブガイド30によって互いに結合されている。ウェーブガイド群31の出力信号は加算器33で加算される。加算器33には結合用ウェーブガイド30の左側出力も入力される。この加算器33の出力信号は、ウェーブガイド群31の入力端子に入力されるとともに、結合用ウェーブガイド30の左側入力端子に入力される。また、ウェーブガイド群32の出力信号は加算器34で加算される。加算器34には結合用ウェーブガイド30の右側出力も入力される。この加算器34の出力信号は、ウェーブガイド群32の入力端子に入力されるとともに、結合用ウェーブガイド30の左側入力端子に入力される。
【0017】
このように接続することにより、全てのウェーブガイドをそれぞれ単独で接続してネットワークを構成する必要がなく、複数系統に分割されたウェーブガイド群のそれぞれを1つの結合係数をウェーブガイド30で結合することにより、相互の結合をとることができ、結合用ウェーブガイド30の係数を設定することにより結合度を調節することができる。
【0018】
図3において、ウェーブガイド群31の1本のウェーブガイドに駆動回路2からエネルギデータが入力される。ウェーブガイド群31の右側の出力信号は加算器35で加算される。加算器35の出力はミキサ37に出力されるとともに、同ウェーブガイド群31の右側入力端子に入力される。また、左側の出力信号は、加算器33で加算されて結合用ウェーブガイド30の左(上)側入力端子に入力される。結合用ウェーブガイド30の右側出力端子の出力は、ウェーブガイド群31の左側入力端子に入力されるとともに、ミキサ37に入力される。また、ウェーブガイド群32の右側の出力信号は加算器36で加算される。加算器36の出力はミキサ37に出力されるとともに、同ウェーブガイド群32の右側入力端子に入力される。また、左側の出力信号は、加算器34で加算されて結合用ウェーブガイド30の右(下)側入力端子に入力される。結合用ウェーブガイド30の左側出力端子の出力は、ウェーブガイド群32の左側入力端子に入力されるとともに、ミキサ37に入力される。
【0019】
この回路構成において、ウェーブガイド群31はドラムの上側の皮をシミュレートし、ウェーブガイド群32は下側の皮をシミュレートする。駆動回路2から入力されるエネルギデータはドラムを叩いたときの衝撃エネルギをシミュレートする。さらに、結合用ウェーブガイド30はドラムの胴内にある空気柱をシミュレートする。これにより、簡略化されたネットワークで、多数のウェーブガイド群の相互結合を図ることができる。また、上記回路はドラムのシミュレートのみならず、ハイハットなどの打楽器のシミュレートに適用することもできる。
【0020】
また、図4,図5は、この発明の第2の実施例を示す図である。図4は、2系統のウェーブガイド群の接続部を示す図である。図5は、該接続部を有する楽音合成装置の構成を示す図である。この楽音合成装置は、第1の実施例と同様にドラムの発音機構をシミュレートしたものである。
【0021】
上記第1の実施例では2系統のウェーブガイド群を結合用ウェーブガイドで結合していたが、ウェーブガイドは遅延回路を含むため、その遅延量により音色が変化するうえ、DSPでこの回路を実現した場合、結合用のウェーブガイド部分における演算量が多くなり、DSPの負担が増加するという欠点がある。そこで、この実施例では、ウェーブガイド3に代えてフィードバック回路40を用い、このフィードバック回路40で2系統のウェーブガイド群41,42を結合するようにしている。
【0022】
フィードバック回路40は、ウェーブガイド群41の自己反射回路となる係数乗算器51−加算器54、ウェーブガイド群42の自己反射回路となる係数乗算器52−加算器55、および、ウェーブガイド41,42の相互結合回路となる加算器53−係数乗算器50からなっている。係数乗算器51には加算器43からウェーブガイド群41の出力信号の和が入力される。係数乗算器52には加算器44からウェーブガイド群41の出力信号の和が入力される。ウェーブガイド群41の出力信号の和およびウェーブガイド群42の出力信号の和はそれぞれ、
【0023】
【数1】
【0024】
で表される。係数乗算器51,52は入力された信号の和に係数αを乗算する。係数乗算器50は、ウェーブガイド41,42の信号の和を入力し、これに係数βを乗算する。このフィードバック回路40が発振しない条件として、
【0025】
【数2】
【0026】
の条件が満たされる必要がある。これはエネルギ保存の法則である。α+βを1よりも十分小さくすれば、ロスが増え、ミュートのような効果を得ることもできる。
【0027】
なお、係数乗算器50および係数乗算器51の出力は加算器54で加算されウェーブガイド群41の入力端子に入力される。係数乗算器50および係数乗算器52の出力は加算器55で加算されウェーブガイド群42の入力端子に入力される。
【0028】
図5において、ウェーブガイド群41,ウェーブガイド群42の左側の出力信号は加算器45で全て加算される。加算器45の出力はミキサ46に出力されるとともに、ウェーブガイド群41,42の左側入力端子に入力される。一方、ウェーブガイド群41の右側の出力信号は加算器43で加算される。加算された信号の和はフィードバック回路40の係数乗算器51および加算器53に入力される。また、ウェーブガイド群42の右側の出力信号は加算器44で加算される。加算された信号の和はフィードバック回路40の係数乗算器52および加算器53に入力される。フィードバック回路40の加算器54の出力はウェーブガイド群41の右側入力端子に戻されるとともに、ミキサ46に入力される。また、フィードバック回路40の加算器55の出力はウェーブガイド群42の右側入力端子に戻されるとともにミキサ46に入力される。
【0029】
上記の構成の回路において、α,βの値を種々に変更することにより、ウェーブガイド群41,42の結合度を変化させることができドラムの音色に変化を与えることができる。
【0030】
図6,図7はこの発明の第3の実施例を示す図である。図6は、同実施例である楽音合成装置を示す図である。図7は同実施例に用いられるウェーブガイドを示す図である。この実施例では、ウェーブガイド群を構成するウェーブガイドからフィルタ(ループフィルタ)を省き、ウェーブガイド外に1つのフィルタ回路66(ジャンクションフィルタ)を設けている。そして、全ウェーブガイドの出力信号を加算したものをフィルタ回路66に通過させるようにしている。これにより、回路を簡略化し、且つ、機能は全てのウェーブガイドにフィルタを設けたのとほぼ同様の効果を実現している。
【0031】
ジャンクションフィルタは、ループフィルタと異なりウェーブガイド中をループする信号成分にはフィルタ機能が働かない。しかし、全体の系としてはフィルタの特性が反映され、ハイパスフィルタの場合にはミュートした音、ローパスフィルタの場合には倍音の減衰の早い音といった変化を得ることができる。
【0032】
図6において、ウェーブガイド群61,ウェーブガイド群62の左側の出力信号は加算器65で全て加算される。加算器65の出力はミキサ70に出力されるとともに、フィルタ回路66を介してウェーブガイド群61,62の左側入力端子に入力される。一方、ウェーブガイド群61の右側の出力信号は加算器63で加算される。加算された信号の和はミキサ70に入力されるとともに該ウェーブガイド群61の右側入力端子に入力される。また、ウェーブガイド群62の右側の出力信号は加算器64で加算される。加算された信号の和はミキサ70に入力されるとともに該ウェーブガイド群62の右側入力端子に入力される。
【0033】
前記フィルタ回路66は、フィルタ部80,係数乗算器68,69および加算器69からなっている。フィルタ部80は加算器81,係数乗算器82,加算器83およびディレイ84からなっており、係数乗算器82に入力される係数fcによりカットオフ周波数が設定される。係数乗算器68は、フィルタ部80を通過した信号に対して係数fxを乗算する。fxはフィルタ回路66の特性を決定するパラメータであり、fx>0のときローパスフィルタとなり、fx<0のときローカットフィルタとなる。このフィルタ回路66をローパスフィルタに設定すると全体の系として高域がダンプされ倍音の減衰の早い音色となり、ローカットフィルタに設定すると全体と系として低域がダンプされミュートしたような音色となる。係数乗算器67は櫛型フィルタ80を通過しない信号に対して係数dxを乗算する。係数dxは、dx+|fx|≦1となるように制御され、dx=1のときフィルタはパスされる。
【0034】
この実施例では、ウェーブガイド内のループフィルタを省略しているが、ループフィルタとジャンクションフィルタを併用し、基本的な音色をループフィルタで設定し、音色のリアルタイムな変化や、奏法による変化などはジャンクションフィルタで行う方法も考えられる。ジャンクションフィルタのみでは広範囲の音色をカバーできない場合は、この方式が特に有効である。この方式でも、リアルタイムに特性を制御するフィルタは1か所のみであるため、演算量,制御の負担は極めて少なくてすむ。
【0035】
なお、この第3の実施例では、2系統のウェーブガイド群61,62を加算器65で直接結合したが、第1,第2の実施例のジャンクションを用いてもよい。
【0036】
なお、上記実施例は、ドラム系音色に限定したが、これ以外の音源や共鳴系,リバーブなどにも使えることは勿論である。また、2組以上のウェーブガイド群の結合にも容易に拡張可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、複数のウェーブガイドが複数系統に分割して、それぞれの系統をウェーブガイドで結合したことにより、ネットワークの構成を簡略化してドラムの空気柱やフレームなどの伝達系をシミュレートすることができる。
【0038】
また、ループフィルタに代えてジャンクションフィルタを設けたことにより、回路構成を簡略化して、全ウェーブガイドにループフィルタを設けた場合とほぼ同様の音色変化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1,第2の実施例に用いられるウェーブガイドを示す図
【図2】この発明の第1の実施例を示す図
【図3】同第1の実施例を用いた楽音合成装置を示す図
【図4】この発明の第2の実施例を示す図
【図5】同第2の実施例を用いた楽音合成装置を示す図
【図6】この発明の第3の実施例である楽音合成装置を示す図
【図7】同第3の実施例に用いられるウェーブガイドを示す図
【図8】従来の楽音合成装置の構成を示す図
【符号の説明】
1,30,31,32,41,42−ウェーブガイド
61,62−(ループフィルタを省略した)ウェーブガイド
40−フィードバック回路
66−ジャンクションフィルタ回路
Claims (1)
- 遅延手段を閉ループ接続して構成した複数のウェーブガイドを複数の系統にまとめ、各系統毎にウェーブガイドを並列接続し、さらに、各系統をフィードバック回路を介して相互に接続した楽音合成装置であって、
前記フィードバック回路は、各系統から入力された信号に対して各系統別にそれぞれ第1の係数を乗じる第1の係数乗算手段と、前記各系統から入力された信号を合成する第1の加算手段と、この合成信号に第2の係数を乗じる第2の係数乗算手段と、前記第1の係数乗算手段から出力された各系統別の信号に前記第2の係数乗算手段から出力された合成信号を加算して元の系統に入力する各系統別に設けられた第2の加算手段と、を備え、前記第1の係数と第2の係数の合計値が1を超えないよう設定されていることを特徴とする楽音合成装置。
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