JPH0769686A - 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物 - Google Patents

光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0769686A
JPH0769686A JP5216136A JP21613693A JPH0769686A JP H0769686 A JPH0769686 A JP H0769686A JP 5216136 A JP5216136 A JP 5216136A JP 21613693 A JP21613693 A JP 21613693A JP H0769686 A JPH0769686 A JP H0769686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
optical fiber
weight
monomer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5216136A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ito
大介 伊藤
Masahiro Meshii
昌弘 飯井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP5216136A priority Critical patent/JPH0769686A/ja
Publication of JPH0769686A publication Critical patent/JPH0769686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】引張弾性率の飽和率が高い硬化被膜が得られる
光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物を得る。 【構成】(1)ウレタンアクリレートオリゴマー、(2)アク
リル酸エステルモノマー、(3)N-ビニルアミドモノマ
ー、(4)ビニルエーテルモノマー及び(5)光重合開始剤を
含有する。 【効果】本発明の光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組
成物は、少ない照射量でも充分に硬化し、物性が飽和す
るという特徴を有する。従って、本発明の光ファイバ被
覆用紫外線硬化型樹脂組成物を用いると、光ファイバの
線引き速度をさらに高速にすることができる。長期間の
使用において高い信頼性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ被覆用紫外
線硬化型樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、ガラス表面の保護、補強
のため、紡糸直後に、ガラス表面に低い弾性率を有する
材料で1次被覆を行った後、高い弾性率を有する材料で
2次被覆が施されている。
【0003】これらの材料として、現在、生産性の面よ
り紫外線硬化型樹脂が多く使用されている。又、1次被
覆及び2次被覆を施した光ファイバーを束ねてテープ化
する際にも紫外線硬化型樹脂が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の光ファイバの需
要増加に伴い、生産性を更に向上させるために、1次被
覆時にせよ、2次被覆時にせよ、光ファイバの線引き速
度はますます高速化を目指している。線引き速度の高速
化と共に、紫外線硬化型樹脂に照射される光量は少なく
なるため、従来の紫外線硬化型樹脂では被覆中の未硬化
部分が多くなり、物性が飽和値に達しない(飽和率が低
い)ことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実状
に鑑みて鋭意検討したところ、ウレタン(メタ)アクリ
レートオリゴマーにN−ビニルアミドモノマーを含有さ
せた組成物や、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマ
ーにビニルエーテルモノマーを含有させた組成物では、
いずれにしても、少ない紫外線照射光量では充分に硬化
せず、物性が飽和しない硬化性の劣った組成物しか得ら
れなかった。
【0006】ところが、ウレタン(メタ)アクリレート
オリゴマーにこれらN−ビニルアミドモノマーとビニル
エーテルモノマーとを併用した場合には、それらの相乗
効果として、少ない紫外線照射光量でも充分に硬化して
物性が飽和する、硬化性の優れた(飽和率の高い)組成
物が得られる、という特異な現象を発見し本発明を完成
するに至った。
【0007】即ち本発明は、(1)ウレタン(メタ)アク
リレートオリゴマー、(2)(メタ)アクリル酸エステル
モノマー、(3)N−ビニルアミドモノマー、(4)ビニルエ
ーテルモノマー及び(5)光重合開始剤を含有することを
特徴とする光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物を
提供するものである。
【0008】本発明の組成物においては、上記した、
(3)N−ビニルアミドモノマーと(4)ビニルエーテルモノ
マーとを併用する点に最も特徴がある。次に本発明で用
いる成分について、順次説明する。
【0009】本発明で使用する(1)ウレタンアクリレー
トオリゴマーは、公知慣用のものがいずれも使用できる
が、それは、例えば(a)ポリオール、(b)ポリイソシアネ
ート及び(C)イソシアネート基と反応する活性水素及び
(メタ)アクリロイル基を有する化合物を反応させる
か、又は前記(b)と(c)とを反応させて得ることができ
る。
【0010】本発明で使用する(a)ポリオールとして
は、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポ
リオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエーテル
ポリカーボネートポリオール、脂肪族飽和炭化水素・脂
環式炭化水素・芳香族炭化水素の構造を有するポリオー
ル、ポリシロキサン構造を有するポリオール等を挙げる
ことが出来る。
【0011】ポリエーテルポリオールの具体例として
は、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリブチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール、プロピレンオキサイドとエチレンオキサ
イドの共重合体、1,2-ブチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドの共重合体、テトラヒドロフランと1,2-ブチ
レンオキサイドの共重合体、ビスフェノ−ルAのプロピ
レン付加体等が挙げられる。
【0012】市販品としては、例えば三洋化成工業
(株)製の「PEG1000」、「PEG2000」、
三井東圧化学(株)製の「PPG2000」、「PPG
3000」「PPG4000」、「ED28」、旭硝子
(株)製の「エクセノール2020」、「エクセノール
3020」、「エクセノール510」、保土谷化学
(株)製の「PTG650」、「PTG850」、「P
TG1000」、「PTG2000」「PTG400
0」、第一工業製薬(株)製の「PBG500」、「P
BG2000」、「PBG3000」、「PBG500
0」、「PBG6000」、日本油脂(株)製の「ユニ
セーフDCB-1800」、「ユニセーフDC-100
0」「ユニセーフDC-1800」等が入手できる。
【0013】ポリエステルポリオールの具体例として
は、例えばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,5-ペンタンジオール、3ーメチルー1,5ーペンタンジオー
ル、1,6-ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等
のジオール化合物とεーカプロラクトン又はβ-メチル-
δ-バレロラクトンとの付加物;上記ジオール化合物
と、コハク酸、アジピン酸、フタル酸、フマル酸、セバ
シン酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の二塩基酸との
反応生成物;上記ジオール化合物と上記二塩基酸とεー
カプロラクトン又はβ-メチル-δ-バレロラクトンとの
三成分の反応物等を挙げることが出来る。
【0014】ポリカーボネートポリオールの具体例とし
ては、例えば1,6-ヘキサンジオール、3-メチル-1,5-ペ
ンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4-ブタン
ジオール、1,8-オクタンジオール、1,4-ビス−(ヒドロ
キシメチル)シクロヘキサン、2-メチルプロパンジオー
ル、ジプロピレングリコール、ジブチレングリコール、
ビスフェノールAの如きジオール化合物のエチレンオキ
サイド2〜6モル付加反応物;上記ジオール化合物とシ
ュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン
酸、ヘキサヒドロフタル酸の如きジカルボン酸の反応成
生物;上記ジオール化合物とε−カプロラクトン又はβ
−メチル−δ−バレロラクトン付加反応物であるポリエ
ステルジオール等をジオール成分とするポリカーボネー
トポリオール;これらのポリカーボネートポリオール
の、エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド又は
ε−カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バレロラクト
ン付加反応物であるポリエステルジオール等が挙げられ
る。
【0015】ポリカーボネートポリオールの市販品とし
ては、例えば「デスモフェン2020E」〔住友バイエ
ル(株)製〕、「DN−980」、「DN−981」、
「DN−982」及び「DN−983」〔以上、日本ポ
リウレタン(株)製〕等が入手できる。
【0016】脂肪族飽和炭化水素、脂環式炭化水素及び
芳香族炭化水素の構造を有するポリオールの具体例とし
ては、例えばメチレングリコール、エチレングリコー
ル、トリメチレングリコール、1,2-ブタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、1,4-ブタンジオール、1,2-ペン
タンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジ
オール、2,5-ジメチルヘキサン-2,5-ジオール、1,2,4-
ブタントリオール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、
2-メチル-1,8-オクタンジオール、1,9-ノナンジオー
ル、1,10-デカンジオール、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、オルトフェニレンジオール、メタフェニレ
ンジオール、パラフェニレンジオール、ナフチレンジオ
ール、1,2-シクロヘキサンジオール、1,3-シクロヘキサ
ンジオール、1,4-シクロヘキサンジオール、1,4-シクロ
ヘキサンジメタノール、4,4'-メチレンビスシクロヘキ
サノール、4,4'-メチレンビスフェノール及び2,2-ビス
(4'-ヒドロキシフェニル)プロパン等が挙げられる。
これらのポリオールは単独で用いても良いし、2種以上
を組み合わせ用いても良い。
【0017】(c)ポリイソシアネート化合物としては、
例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
ジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水添キ
シリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジ
イソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート、1,5-ナフタレンジイソシアネート、トリジンジ
イソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、リ
ジンジイソシアネート、脂肪酸のダイマージイソシアネ
ート等を挙げることができる。これらのポリイソシアネ
ート化合物は単独で用いても良いし、2種以上を組み合
わせ用いても良い。
【0018】(d)イソシアネート基と反応する活性水素
及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物としては、
主としてアクリロイル基を有するヒドロキシ化合物が使
用される。例えば、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシブチルアク
リレート、フェノキシヒドロキシプロピルアクリレー
ト、ブトキシヒドロキシプロピルアクリレート、トリメ
チロールプロパンジアクリレート、ジプロピレングリコ
ールモノアクリレート、1,6-ヘキサンジオールモノアク
リレート、グリセリンジアクリレート、カプロラクトン
変性2-ヒドロキシエチルアクリレート、ステアリン酸変
性ペンタエリスリトールジアクリレート等を挙げること
ができる。これらのイソシアネート基と反応する活性水
素及びアクリロイル基を有する化合物は単独で用いても
良いし、2種以上を組み合わせ用いても良い。
【0019】本発明で使用する(2)(メタ)アクリル酸
エステルモノマーとしては、単官能あるいは多官能(メ
タ)アクリル酸エステルモノマーが使用できる。単官能
(メタ)アクリル酸エステルモノマーの具体例として
は、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、
プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、アミルア
クリレート、2-エチルヘキシルアクリレート、オクチル
アクリレート、ノニルアクリレート、ドデシルアクリレ
ート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジルアクリレ
ート、メトキシエチルアクリレート、ブトキシエチルア
クリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキ
シポリエチレングリコールアクリレート、フェノキシポ
リプロピレングリコールアクリレート、ノニルフェノキ
シエチルアクリレート、ノニルフェノキシポリエチレン
グリコールアクリレート、ノニルフェノキシポリプロピ
レングリコールアクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、カプロラクトン変性テトラヒドロフルフ
リルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、2-
ヒドロキシプロピルアクリレート、3-クロロ-2-ヒドロ
キシプロピルアクリレート、ジメチルアミノエチルアク
リレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ポリエ
チレングリコールモノアクリレート、ポリプロピレング
リコールモノアクリレート、1,3-ブチレングリコールモ
ノアクリレート、テトラメチレングリコールモノアクリ
レート、ヘキサメチレングリコールモノアクリレート、
トリメチロールプロパンモノアクリレート及びペンタエ
リスリトールモノアクリレート、イソボルニルアクリレ
ート、シクロヘキシルアクリレート、ジシクロペンタニ
ルアクリレート、ジシクロペンテニルアクリレート等を
挙げることができる。
【0020】多官能(メタ)アクリル酸エステルモノマ
ーの具体例としては、例えばトリシクロデカンジメタノ
ールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、プロピレ
ングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジアクリレート、1,3-ブチレングリコールジアクリレ
ート、テトラメチレングリコールジアクリレート、ヘキ
サメチレングリコールジアクリレート、ジシクロペンタ
ジエンジアクリレート、ジシクロペンタンジアクリレー
ト、トリス(2-ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ
アクリレート、トリス(2-ヒドロキシエチル)イソシア
ヌレートトリアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト等を挙げることができる。
【0021】(1)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マーや、(2)(メタ)アクリル酸エステルモノマーとし
ては、硬化性の観点から、各々ウレタンアクリレートオ
リゴマーやアクリル酸エステルモノマーを用いることが
好ましい。
【0022】(1)ウレタン(メタ)アクリレート及び(2)
(メタ)アクリル酸エステルモノマーの組成割合は、組
成物を一次被覆用に用いるのか、二次被覆用に用いるの
かにより、適宜調節するのが良い。一般的には、一次被
覆用としては多官能成分として当該オリゴマー(1)を主
成分として用い、それと単官能の(メタ)アクリル酸エ
ステルモノマーと併用したものが使用でき、一方、二次
被覆用としては多官能成分として当該オリゴマー(1)
と、上記(b)と(d)との反応物と、さらに橋状結合を有す
る(メタ)アクリル酸エステルモノマーをも併用したも
のが使用できる。
【0023】本発明で使用する(3)N-ビニルアミドモノ
マーとしては、例えば、N-ビニルー2ーピロリドン、N-ビ
ニルカプロラクタム、N-ビニルアセトアミド、N,N'−ジ
ビニルエチレンウレア等を挙げることができる。
【0024】本発明で使用する(4)ビニルエーテルモノ
マーとしては、例えば、エチルビニルエーテル、プロピ
ルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタ
デシルビニルエーテル、エチレングリコールモノビニル
エーテル、ブタンジオールモノビニルエーテル、シクロ
ヘキシルビニルエーテル、t-ブチルビニルエーテル、t-
アミルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニ
ルエーテル、ヘキサンジオールモノビニルエーテル、2ー
ジエチルアミノエチルビニルエーテル、シクロヘキサン
ジメタノールモノビニルエーテル、ブタンジオールジビ
ニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シ
クロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、エチレン
グリコールジビニルエーテル、テトラメチロールプロパ
ントリビニルエーテル等を挙げることができる。
【0025】成分(1)と成分(2)の合計アクリル当量に対
する、前記の成分(3)と成分(4)の合計ビニル基当量、即
ち基本となる成分(1)と成分(2)との合計重量に対する、
前記の成分(3)と成分(4)の合計重量は特に限定されるも
のではないが、本発明においては、(1)ウレタンアクリ
レートオリゴマーと(2)アクリル酸エステルモノマーの
アクリル当量の合計に対する(3)N-ビニルアミドモノマ
ーと(4)ビニルエーテルモノマーのビニル基当量の合計
の比率が、0.5〜1.0であることが好ましい。
【0026】この比率が、上記した範囲内であれば、少
ない照射量での物性の飽和が充分であり(飽和率が高
く)、しかも未硬化部分も極めて少なくなり、ゲル分率
絶対値も高くなり、経時的なゲル分率や弾性率等の物性
の変化を引き起こす心配も極めて小さく被覆でき、得ら
れた光ファイバの信頼性も向上する。この傾向は、一次
被覆用の前記した組成において、特に顕著である。
【0027】さらに、(4)ビニルエーテルモノマーのビ
ニル基当量に対する(3)N-ビニルアミドモノマーのビニ
ル当量の比率が0.5〜10であるのが好ましい。
【0028】本発明で使用する(5)光重合開始剤として
は、光によりラジカルを発生し、そのラジカルが重合性
不飽和化合物と効率的に反応するものであればいずれも
使用できる。例えば、分子が開裂してラジカルを発生す
るタイプや芳香族ケトンと水素供与体の組合せのように
複合して用いられるものがある。
【0029】前者に属する例としては、例えば、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、
ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニル−プロパン−1−オン、2、4、6−トリメ
チルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、1−
(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オン及び2−メチル−1−〔4−
(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノプロパノン
−1等を挙げることができる。
【0030】後者の例の芳香族ケトンとしては、例え
ば、ベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、イ
ソフタロフェノン、4−ベンゾイル−4′−メチル−ジ
フェニルスルフイド、2、4−ジエチルチオキサント
ン、2−イソプロピルチオキサントン及び2−クロロチ
オキサントン等が挙げられ、これと組合せる水素供与体
としては、例えば、メルカプト化合物及びアミン化合物
等が挙げられるが、一般にアミン系化合物が好ましい。
【0031】アミン系化合物としては、例えば、トリエ
チルアミン、メチルジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−ジメチル
アミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸イ
ソアミル、N、N−ジメチルベンジルアミン及び4、
4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等が挙げ
られる。
【0032】本発明においては、これらの光重合開始剤
のうち、特に分子が開裂してラジカルを発生するタイプ
が好ましい。これらの光重合開始剤は、単独で用いても
良いし、二種類以上組合せて用いても良い。
【0033】また、その他の成分として、熱重合禁止
剤、酸化防止剤、光安定剤、可塑剤、シランカップリン
グ剤、界面活性剤等を各種特性を改良する目的で配合す
ることもできる。
【0034】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0035】まず、本発明のウレタンアクリレートオリ
ゴマーの合成例を示す。
【0036】(合成例1)ポリプロピレングリコール
(数平均分子量3000)2モル、2,4-トリレンジイソシア
ネート3モル、触媒としてジブチル錫ジラウレートの微
量を窒素ガス導入管、撹拌機及び冷却管のついた反応容
器に仕込み、70℃で反応を行い、イソシアネート基濃度
が仕込濃度の1/3になったことを確認した。
【0037】次に、2-ヒドロキシプロピルアクリレート
2モルを、重合禁止剤としてt-ブチルハイドロキノンを
微量及びジブチル錫ジラウレートを微量加え、さらに70
℃でイソシアネート基がほぼなくなるまで反応させて、
ウレタンアクリレートオリゴマー(A)を得た。
【0038】(合成例2)ポリテトラメチレングリコー
ル(数平均分子量2000)1モル、2,4-トリレンジイソシ
アネート2モル、触媒としてジブチル錫ジラウレートの
微量を窒素ガス導入管、撹拌機及び冷却管のついた反応
容器に仕込み、70℃で反応を行い、イソシアネート基濃
度が仕込濃度の1/2になったことを確認した。
【0039】次に、2-ヒドロキシエチルアクリレート2
モルを、重合禁止剤としてt−ブチルハイドロキノンを
微量及びジブチル錫ジラウレートを微量加え、さらに70
℃でイソアネート基がほぼなくなるまで反応させて、ウ
レタンアクリレートオリゴマー(B)を得た。
【0040】(合成例3)2ーヒドロキシプロピルアクリ
レート2モルを窒素ガス導入管、撹拌機及び冷却管のつ
いた反応容器に仕込み、重合禁止剤として微量のt−ブ
チルハイドロキノン及び触媒として微量のジブチル錫ジ
ラウレート加える。この混合物に2,4ートリレンジイソシ
アネート1モルを70℃以下で滴下した後、更に70℃でイ
ソシアネート基がほぼなくなるまで反応させて、ウレタ
ンアクリレートオリゴマー(C)を得た。
【0041】以下に本発明の光ファイバ被覆用紫外線硬
化型樹脂組成物の実施例及び比較例を示す。
【0042】実施例1 合成例1で得たウレタンアクリレートオリゴマー(A)
50重量部、ノニルフェノキシポリプロピレングリコール
モノアクリレート(商品名アロニックスM117)37重
量部、ブタンジオールモノビニルエーテル8重量部、N-
ビニルー2ーピロリドン5重量部、及び、2,4,6-トリメチル
ベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(商品名ルシ
リンTPO)2重量部を60℃で2時間混合溶解して、粘度
22ポイズ(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得
た。
【0043】比較例1 合成例1で得たウレタンアクリレートオリゴマー(A)
50重量部、ノニルフェノキシポリプロピレングリコール
モノアクリレート(商品名アロニックスM117)50重
量部、及び、2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホ
スフィンオキシド(商品名ルシリンTPO)2重量部を6
0℃で2時間混合溶解して、粘度53ポイズ(25℃)の液状
紫外線硬化型樹脂組成物を得た。
【0044】比較例2 合成例1で得たウレタンアクリレートオリゴマー(A)
50重量部、ノニルフェノキシポリプロピレングリコール
モノアクリレート(商品名アロニックスM117)45重
量部、N-ビニルー2ーピロリドン5重量部、及び、2,4,6-ト
リメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(商
品名ルシリンTPO)2重量部を60℃で2時間混合溶解し
て、粘度37ポイズ(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成
物を得た。
【0045】比較例3 合成例1で得たウレタンアクリレートオリゴマー(A)
50重量部、ノニルフェノキシポリプロピレングリコール
モノアクリレート(商品名アロニックスM117)45重
量部、ブタンジオールモノビニルエーテル5重量部、及
び、2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィン
オキシド(商品名ルシリンTPO)2重量部を60℃で2時
間混合溶解して、粘度37ポイズ(25℃)の液状紫外線硬
化型樹脂組成物を得た。
【0046】上記した実施例1及び比較例1〜3の組成
物につき、次の通りの評価を行い、その結果を表1に示
した。 (硬化性の評価−1)紫外線硬化型樹脂組成物を、ガラ
ス板上に乾燥塗膜厚が 140±20μmとなるように各々塗
布した後、80W/cmのメタルハライドランプを用いて、
窒素雰囲気下で照射光量を変化させて硬化させた。その
硬化膜の引張弾性率をJIS K7113に則って測定し
た。
【0047】また、硬化性の指標として、25mJ/cm2、5
00mJ/cm2照射時の引張弾性率の比率(飽和率)を表1
に表す。数値が大きい程、低照射量での弾性率の飽和率
が大きく、硬化性が良いことを示す。
【0048】
【表1】
【0049】表1からわかる通り、実施例1の組成物の
硬化物は、比較例1〜3の組成物に比べて飽和率が著し
く高く、硬化性に極めて優れていることがわかる。
【0050】実施例2 合成例1で得たウレタンアクリレートオリゴマ−(A)
50重量部、ノニルフェノキシポリプロピレングリコール
モノアクリレート(商品名アロニックスM117)40重
量部、ブタンジオールモノビニルエーテル5重量部、N-
ビニル-2-ピロリドン5重量部、及び、2,4,6-トリメチル
ベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(商品名ルシ
リンTPO)2重量部を60℃で2時間混合溶解して、粘度
26ポイズ(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得
た。
【0051】実施例3 合成例1で得たウレタンアクリレートオリゴマー(A)
50重量部、ノニルフェノキシポリプロピレングリコール
モノアクリレート(商品名アロニックスM117)37重
量部、ブタンジオールモノビニルエーテル1重量部、N-
ビニルー2ーピロリドン9重量部、及び、2,4,6-トリメチル
ベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(商品名ルシ
リンTPO)2重量部を60℃で2時間混合溶解して、粘度
30ポイズ(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得
た。
【0052】上記した実施例2〜3の組成物につき、上
記(硬化性の評価−1)及び次の通り(硬化性の評価−
2)を行い、その結果を表2に示した。
【0053】(硬化性の評価−2)紫外線硬化型樹脂組
成物を、ガラス板上に乾燥塗膜厚が 140±20μmとなる
ように各々塗布した後、80W/cmのメタルハライドラン
プを用いて、窒素雰囲気下で照射光量を変化させて硬化
させた。各硬化膜について、溶剤メチルエチルケトンを
用いてソックスレー抽出器で3時間抽出を行い、抽出前
後の重量比をゲル分率とした。
【0054】
【表2】
【0055】表2からわかる通り、実施例2〜3の組成
物の硬化物は、飽和率が高く、かつ照射光量によるゲル
分率の変化が小さい(=より少ないエネルギー量で硬化
可能)ことが明白である。尚、実施例2〜3の組成物を
光ファイバ用ガラス素線の1次被覆用として用いたとこ
ろ、特に優れた光ファイバが得られた。
【0056】実施例4 合成例2で得たウレタンアクリレートオリゴマー(B)
35重量部、合成例3で得たウレタンアクリレートオリゴ
マー(C)35重量部、イソボルニルアクリレート19重量
部、ブタンジオールモノビニルエーテル6重量部、N-ビ
ニル-2-ピロリドン5重量部及び2,4,6-トリメチルベンゾ
イルジフェニルホスフィンオキシド(商品名ルシリンT
PO)1重量部を60℃で2時間混合溶解して、粘度52ポイ
ズ(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得た。この
組成物につき、上記(硬化性の評価−1)及び(硬化性
の評価−2)を行い、その結果を表3に示した。
【0057】
【表3】
【0058】表3からわかる通り、実施例4の組成物の
硬化物は、飽和率が高く、かつ照射光量によるゲル分率
の変化が小さい(=より少ないエネルギー量で硬化可
能)ことが明白である。
【0059】実施例4の組成物を光ファイバ用ガラス素
線の2次被覆用として用いたところ、優れた光ファイバ
が得られた。また、実施例4の組成物は、テープ材とし
ても好適であった。尚、上記実施例2の組成物を1次被
覆用として用い、実施例4の組成物を2次被覆用に用い
ると、極めて短時間で、より少ない照射光量で優れた光
ファイバが得られる。
【0060】比較例4 合成例2で得たウレタンアクリレートオリゴマー(B)
35重量部、合成例3で得たウレタンアクリレートオリゴ
マー(C)35重量部、イソボルニルアクリレート25重量
部、N-ビニル-2-ピロリドン5重量部及び2,4,6-トリメチ
ルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(商品名ル
シリンTPO)1重量部を60℃で2時間混合溶解して、粘
度73ポイズ(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得
た。得られた紫外線硬化型樹脂組成物を用いて、上記の
評価を同様に行い、その結果を表4に示した。
【0061】比較例5 比較例4のN-ビニル-2-ピロリドン5重量部を、同量のブ
タンジオールモノビニルエーテルに置き換えて、液状紫
外線硬化型樹脂組成物を得た。得られた紫外線硬化型樹
脂組成物を用いて、上記の評価を同様に行ったところ、
飽和率は比較例4の結果とほとんど同じであった。
【0062】
【0063】
【発明の効果】本発明の光ファイバ被覆用紫外線硬化型
樹脂組成物は、少ない照射量でも充分に硬化し、物性が
飽和するという特徴を有する。従って、本発明の光ファ
イバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物を用いると、光ファ
イバの線引き速度をさらに高速にすることができ、被覆
した光ファイバは長期間の使用において高い信頼性を得
ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
    マー、(2)(メタ)アクリル酸エステルモノマー、(3)N
    −ビニルアミドモノマー、(4)ビニルエーテルモノマー
    及び(5)光重合開始剤を含有することを特徴とする光フ
    ァイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物。
  2. 【請求項2】成分(3)と成分(4)の合計ビニル基当量が、
    成分(1)と成分(2)の合計(メタ)アクリル当量の0.5
    〜1.0である請求項1に記載の光ファイバ被覆用紫外
    線硬化型樹脂組成物。
JP5216136A 1993-08-31 1993-08-31 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物 Pending JPH0769686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5216136A JPH0769686A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5216136A JPH0769686A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0769686A true JPH0769686A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16683835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5216136A Pending JPH0769686A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769686A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002145970A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 液状放射線硬化型樹脂組成物
JP2003503515A (ja) * 1999-06-23 2003-01-28 ディーエスエム エヌ.ブイ. 構造適用のための、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル及びビニルエステルウレタン中のビニルエーテル
KR100385910B1 (ko) * 1995-12-30 2003-08-21 고려화학 주식회사 우레탄 아크릴레이트 올리고머를 함유한 광경화형도막조성물
KR100403667B1 (ko) * 1995-12-30 2004-04-03 고려화학 주식회사 우레탄아크릴레이트올리고머를이용한광경화형도막조성물
JP2005023194A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 活性エネルギー線硬化性組成物、及びその硬化物層を有する物品
EP1656430A2 (en) 2003-08-20 2006-05-17 DSM IP Assets B.V. Radiation-curable liquid resin composition
JP2007269871A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Jsr Corp 放射線硬化性液状樹脂組成物
JP2007269870A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Jsr Corp 放射線硬化性液状樹脂組成物
JP2009503203A (ja) * 2005-08-03 2009-01-29 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング 親水性架橋ポリマー
DE102009058297A1 (de) 2009-12-01 2011-06-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. N-Allylcarbamat-Verbindungen und deren Verwendung, insbesondere in strahlungshärtenden Beschichtungen
JP2014006344A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ素線
CN106574142A (zh) * 2014-08-17 2017-04-19 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 用于光纤的可单色光化辐射固化的涂层
WO2018062364A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 株式会社フジクラ 光ファイバ着色心線、光ファイバケーブル、および光ファイバ着色心線の製造方法
WO2018062365A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 株式会社フジクラ 光ファイバリボン、光ファイバケーブル、および光ファイバリボンの製造方法
WO2022092089A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 古河電気工業株式会社 光ファイバ着色心線、光ファイバリボン、単心ファイバの集合体ケーブル、リボンケーブルおよびこれらの製造方法

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385910B1 (ko) * 1995-12-30 2003-08-21 고려화학 주식회사 우레탄 아크릴레이트 올리고머를 함유한 광경화형도막조성물
KR100403667B1 (ko) * 1995-12-30 2004-04-03 고려화학 주식회사 우레탄아크릴레이트올리고머를이용한광경화형도막조성물
JP2003503515A (ja) * 1999-06-23 2003-01-28 ディーエスエム エヌ.ブイ. 構造適用のための、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル及びビニルエステルウレタン中のビニルエーテル
JP2002145970A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 液状放射線硬化型樹脂組成物
JP2005023194A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 活性エネルギー線硬化性組成物、及びその硬化物層を有する物品
EP1656430A2 (en) 2003-08-20 2006-05-17 DSM IP Assets B.V. Radiation-curable liquid resin composition
JP2009503203A (ja) * 2005-08-03 2009-01-29 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング 親水性架橋ポリマー
US8765897B2 (en) 2005-08-03 2014-07-01 Merck Patent Gmbh Hydrophilic crosslinked polymer
JP2007269871A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Jsr Corp 放射線硬化性液状樹脂組成物
JP2007269870A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Jsr Corp 放射線硬化性液状樹脂組成物
DE102009058297A1 (de) 2009-12-01 2011-06-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. N-Allylcarbamat-Verbindungen und deren Verwendung, insbesondere in strahlungshärtenden Beschichtungen
WO2011067183A2 (de) 2009-12-01 2011-06-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. N-allylcarbamat-verbindungen und deren verwendung, insbesondere in strahlungshärtenden beschichtungen
US8697785B2 (en) 2009-12-01 2014-04-15 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. N-allyl carbamate compounds and use thereof, in particular in radiation-curing coatings
JP2014006344A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ素線
CN106574142A (zh) * 2014-08-17 2017-04-19 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 用于光纤的可单色光化辐射固化的涂层
JP2017532272A (ja) * 2014-08-17 2017-11-02 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. 光ファイバー用の単色化学線硬化性被覆
EP3155058A4 (en) * 2014-08-17 2018-01-24 DSM IP Assets B.V. Monochromatic actinic radiation curable coatings for optical fiber
US10889732B2 (en) 2014-08-17 2021-01-12 Dsm Ip Assets B.V. Monochromatic actinic radiation curable coatings for optical fiber
RU2714072C2 (ru) * 2014-08-17 2020-02-11 ДСМ АйПи АССЕТС Б.В. Покрытия для оптического волокна, отверждаемые монохроматическим актиничным излучением
CN109643000A (zh) * 2016-09-30 2019-04-16 株式会社藤仓 光纤着色芯线、光纤电缆以及光纤着色芯线的制造方法
JPWO2018062364A1 (ja) * 2016-09-30 2019-03-28 株式会社フジクラ 光ファイバ着色心線、光ファイバケーブル、および光ファイバ着色心線の製造方法
JPWO2018062365A1 (ja) * 2016-09-30 2019-03-07 株式会社フジクラ 光ファイバリボン、光ファイバケーブル、および光ファイバリボンの製造方法
KR20190041007A (ko) * 2016-09-30 2019-04-19 가부시키가이샤후지쿠라 광섬유 착색 심선, 광섬유 케이블 및 광섬유 착색 심선의 제조 방법
KR20190043580A (ko) * 2016-09-30 2019-04-26 가부시키가이샤후지쿠라 광섬유 리본, 광섬유 케이블, 및 광섬유 리본의 제조 방법
CN109716195A (zh) * 2016-09-30 2019-05-03 株式会社藤仓 光纤带、光缆以及光纤带的制造方法
WO2018062365A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 株式会社フジクラ 光ファイバリボン、光ファイバケーブル、および光ファイバリボンの製造方法
US10838159B2 (en) 2016-09-30 2020-11-17 Fujikura Ltd. Optical fiber colored core wire, optical fiber cable, and method of manufacturing optical fiber colored core wire
WO2018062364A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 株式会社フジクラ 光ファイバ着色心線、光ファイバケーブル、および光ファイバ着色心線の製造方法
US10908373B2 (en) 2016-09-30 2021-02-02 Fujikura Ltd. Optical fiber ribbon, optical fiber cable, and method of manufacturing optical fiber ribbon
WO2022092089A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 古河電気工業株式会社 光ファイバ着色心線、光ファイバリボン、単心ファイバの集合体ケーブル、リボンケーブルおよびこれらの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0769686A (ja) 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物
WO2021020588A1 (en) Radiation-curable resin composition and its cured product, and optical fiber
JP2009237284A (ja) 液状硬化性樹脂組成物
JP2005255979A (ja) 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物の硬化物
JP3345931B2 (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物及びそれを用いた光ファイバー
EP0301733A1 (en) Photocuring resin compositions
JP3211893B2 (ja) 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物
JP3741446B2 (ja) 光ファイバ一次被覆用紫外線硬化型樹脂組成物
JP4568552B2 (ja) 液状硬化性樹脂組成物
JP3055196B2 (ja) 耐熱性光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物及び光ファイバ
JP3341848B2 (ja) 重合性不飽和ポリウレタン及びこれを用いた紫外線硬化型樹脂組成物
JP3738460B2 (ja) 光ファイバー被覆用紫外線硬化型組成物
JP2007297467A (ja) 液状硬化性樹脂組成物
JPH0234620A (ja) 光硬化性樹脂組成物
JP2000053906A (ja) 印刷インキ用樹脂組成物
JP3208854B2 (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物及びそれを用いた光ファイバー
JP2007297466A (ja) 液状硬化性樹脂組成物
JPH0753664A (ja) ウレタン系オリゴマーおよび該オリゴマーを硬化性成分とする活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成物
JPH11131019A (ja) 光ファイバー用紫外線硬化型樹脂組成物
JP4257695B2 (ja) 光ファイバーコーティング用樹脂組成物及び光ファイバー
DE69817234T2 (de) Flüssige, härtbare Harzzusammensetzung
JPH10195157A (ja) 光ファイバー用紫外線硬化型樹脂組成物
JP3019399B2 (ja) 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物
JPS63270719A (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物
JPH06107754A (ja) 光ファイバ一次被覆用紫外線硬化型樹脂組成物