JPH0769169A - エアバッグ拘束システムの位置合わせ装置 - Google Patents

エアバッグ拘束システムの位置合わせ装置

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JPH0769169A
JPH0769169A JP6112553A JP11255394A JPH0769169A JP H0769169 A JPH0769169 A JP H0769169A JP 6112553 A JP6112553 A JP 6112553A JP 11255394 A JP11255394 A JP 11255394A JP H0769169 A JPH0769169 A JP H0769169A
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stud
chamber
reaction container
restraint system
airbag
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JP6112553A
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Mark Rogers
ロジャース マーク
Joseph L Ralston
エル.ラルストン ジョセフ
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Morton International LLC
ATK Launch Systems LLC
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Morton Thiokol Inc
Morton International LLC
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグ拘束システムにおけるガス吹き出
し器と反動容器ハウジングとの位置合わせの改善手段を
供することにある。 【構成】 複数のガス吐出ポート(16)を有したガス
吹き出し器室(14)の一端から延設される積極形状の
位置合わせスタッド(20)を設け、膨出性のエアバッ
グクッション(40)を格納するモジュール反動容器に
設けた矩形溝(34)に嵌合するようにし、同スタッド
(20)と溝(34)との相補形状によって反動容器ハ
ウジング(34)に対して室(14)が正しく回転方向
の位置合わせをされたときだけ係合し得る構成とし、ま
た、上記スタッド(20)には拡径した係合キー(3
0)を室壁とスタッドとの邂逅位置に設けて係合部を相
互に正しく回転方向、軸方向に位置合わせする構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエアバッグ(空
気袋)拘束システムに関し、特に、空気バッグシステム
のモジュール反動容器に対して空気吹き込み器(インフ
レータ)の排気口(ポート)を正確に整合させるための
積極的な方向決めスタッドに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のエアバッグ拘束システムは一般
に空気吹き込み器を具備し、この空気吹き込み器は円筒
形のハウジングを備えることができ、このハウジングは
ある種の形態のガス発生材料を包納し、このガス発生材
料は点火されると非有害性の圧力ガスを同ハウジング内
で発生する。同ハウジングは、複数の所定配置のポート
(ガス口)を備え、通常はこれらはノズルと呼称されて
いる。このポートは空気吹き込み器のハウジングから発
生したガスを反動容器内に指向させ、この容器内に空気
吹き込み器がガスによって膨らませられるエアバッグと
共に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】反動容器に対してポー
トを適正に回転位置決めすることは、反動容器内に配置
されたエアバッグを適正に機能させ、適正に膨張する上
で重要である。従って、本発明の目的は、エアバッグ拘
束システムにおける新規かつ改善された位置合わせ構造
を提供して、モジュール反動容器内の空気吹き込み器の
吐出ポートの位置合わせを行い、同反動容器内における
ポートの適正な回転位置合わせを確実に行うようにする
ことにある。
【0004】本発明の他の目的は、エアバッグ拘束シス
テム用の新規かつ改善された位置合わせ構造を供してポ
ートの正確な回転向きの方向決めが成されない限り、事
実上組み立てを阻止するようにする点にある。本発明の
更に他の目的は、エアバッグ拘束システム用の新規かつ
改善された位置合わせ構造を供し、反動容器に対して空
気吹き込み器の回転向きの方向合わせを確実に行うばか
りでなく、回転および軸線向きに適正な方向合わせをし
た状態で相関部分を軸方向に関連させて保持することが
可能なようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的に鑑みて、本
発明によれば、一般的に円筒形の室を内部に有したエア
バッグを有したエアバッグ拘束システム用のガス吹き出
し器において、上記室内に所定の相対配置で設けられた
複数のガス吐出ポートと、上記室の一端から延設され、
少なくとも1側部が平坦化され、かつ、エアバッグを保
持する反動容器内に受納されるように設けられる積極的
な位置合わせスタッドとを具備して成り、上記積極的な
位置合わせスタッドは上記反動容器に設けられた相補溝
に位置決めされて上記ガス吐出ポートを、該反動容器に
対して整合させ、上記室にガス供給されて起動されると
きに適正な位置決めと膨出とを確実に遂行するように構
成されたエアバッグ拘束システム用のガス吹き出し器が
提供される。
【0006】また、本発明に依れば、ガス吹き出し器と
反動容器ハウジングとを有したエアバッグ拘束システム
において、上記ガス吹き出し器に設けられた全体的に円
筒形の室およびその室端壁と、上記室に設けられた複数
のガス吐出ポートと、上記室端壁から延設され、第一の
キーを形成するように所定の形状を有した積極的な位置
合わせスタッドと、上記反動容器ハウジングに設けられ
て全体的に上記第一キーの形状に一致した相補形の係合
溝であって上記第一キーと係合し、上記円筒形の室の吐
出ポートを上記反動容器ハウジングに対して所定の回転
方向における所定の位置を行う相補形の係合溝と、上記
スタッドに配設されて上記ガス吹き出し器を上記反動容
器ハウジングに取付ける手段とを具備して構成されたエ
アバッグ拘束システムが提供される。
【0007】
【作用】上述の構成から明らかなように、本発明を実施
すべく、一実施例においては、空気吹き込み器が通常は
円筒形の室を内部に有してエアバッグ拘束システム用に
設けられる。上記の室は複数のガス排出ポートを同室内
に所定の形態で配置、具備している。少なくともその一
側部が平坦化された積極的な位置合わせスタッドが室の
一端から延設されている。この積極位置合わせスタッド
は室からのガスによって膨出されるエアバッグを担持し
た反動容器側の相補形のスロット(溝)内に嵌合するよ
うに適応する。
【0008】上記の平坦化されたスタッドは、それが適
正な合わせ位置に無いと反動容器内への室の挿入を阻止
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の上述した目的およびその他の
目的、利点、長所等を添付図面に示す実施例に基づい
て、更に詳細に説明する。ここで、図1は本発明による
積極位置合わせスタッドを有した空気吹き込み器がそれ
を内部に配置するエアバッグ担持用のモジュール反動容
器から取り出した状態にしたものを図示したエアバッグ
拘束システムの斜視分解図、図2は、図1に示した空気
吹き込み器の一部を切欠き、かつ断面して示し、モジュ
ール反動容器内に装着した状態を示す正面図、図3は図
1の空気吹き込み器の端面図で、同容器の一部を切り欠
き、円筒形室から延設された積極位置合わせスタッドに
面した状態を示す図、図4は図1の4−4線による空気
吹き込み器の断面図である。
【0010】さて、図1を参照すると、参照番号10で
全体を指示したエアバッグ拘束システムはガス又は空気
を吹き出すガス吹き出し器12、反動容器ハウジング3
2、膨出可能なエアバッグクッション40等を備えてい
る。ガス吹き出し器12は吹き出し器室14を具え、同
室14は所定の形態に配設された複数のガス吐出ないし
排出ポート16を有している。ガス吹き出し器12は吹
き出し器室14内に格納されたガス発生器を備えてお
り、同吹き出し器室14は、活性化されると、一定容積
の非有毒性のガスを発生し、同ガスは室14から排出ポ
ート16を通して排出される。ガス発生器は図示されて
いないが、通常の形態のもので良く、本発明の一部を成
すものではないので、その詳細は図示してない。
【0011】上記の吹き込み器室14は端面壁18を有
し、この端面壁18は、積極的に位置合わせ機能を発揮
することを意図して形成された積極位置合わせスタッド
20を担持しており、このスタッドは鍛造突起であり、
上記室端面壁18から延設され、ガス吹き出し器12を
図2に示すようにして反動容器ハウジング32に取付け
る。
【0012】図3、図4に明示するように、上記の積極
位置合わせスタッド20は、所望の積極位置合わせを達
成するためのキー手段を備え、また、例えば、少なくと
も1つの平坦表面22が加工形成されて備え、本好まし
い実施例では、1対の平坦面22、24を加工、形成さ
れて有し、以て全体的に端面図に見られるように、全体
的には方形をしている。この方形は、図3に示すよう
に、全体的に丸形の端部を有している。図4に明示の如
く、積極位置合わせスタッド20は、ねじ部26とねじ
の無い差し込み端28を備えている。また、スタッド2
0は拡径した係合キー30が同スタッド20と室端面壁
18とが衝合する位置に設けられている。
【0013】図1に明示するように、反動容器のハウジ
ング32は相補溝34を備え、この溝は積極位置合わせ
スタッド20を組み込むのに適して反動容器内に空気吹
き込み器12を適正に配置する。積極位置合わせスタッ
ド20はナット36によって溝34内に取付けられ、同
ナットは図2に示すように、スタッド20に取付けられ
る。
【0014】スタッド20におけるねじ条の無い差し込
み端28は、組体を一体的に保持するナット36が不適
当にねじ込まれないようにする。この積極位置合わせス
タッド20は、ガス吹き出し器12の吐出ポート16と
モジュール反動容器32の間の正確な回転方向の位置合
わせを行う保証機能を有し、これは、エアバッグ空気吹
き込み器システム10が適正に作用する上で極めて重要
な条件となる。
【0015】図示した好ましい実施例では、第一キーは
1対の平行な平坦表面22、24の形態で設けられてお
り、これらの表面はスタッド20に対して反動容器の全
体的に矩形の溝34内に挿入される形状を付与し、これ
によって反動容器ハウジング32に対して室14が回転
方向に正しく位置合わせされているときだけ、取付けま
たは嵌合が可能となるようにしている。
【0016】図示の両平坦面実施例では、ガス吹き出し
器12が、相補形の反動容器溝34内に挿入できるの
は、互いに180°離れた2位置のどちらかの位置であ
り、この位置は、室14の吐出ポート16の所定の相対
的配置によって許容される。上述に指摘したように、ス
タッド20は相補的な溝34が反動容器に設けられるな
ら、図示の実施例のものと異なる形状のものでも良く、
それによってスタッド20と嵌合して室14並びに反動
容器32の吐出ポートを適正に位置合わせできればよ
い。スタッド20は又、拡径した結合キー30を同スタ
ッド20と室端面壁18との結合部に設けており、これ
によって取付点における支持と補強を行うと共に、嵌合
部品を保持するための最終的な嵌合面と嵌合形状とを形
成している。すなわち、ガス吹き出し器12を反動容器
32内で適正な回転方向および軸方向の相対的な位置合
わせ状態に保持している。
【0017】従って、二重キーが同一位置に設けられ、
部品に対する最適な最終位置決めが確実に達成できるよ
うにしている。積極位置合わせスタッド20は、更に対
応の相補溝34内に同スタッド20が同溝34に対して
適正に位置合わせされない限りは、少しも挿入係合でき
ないようにしている。
【0018】
【発明の効果】以上より、本発明によれば、エアバッグ
拘束システムの反動容器内にガス吹き出し器を積極的に
位置合わせする改善された相対的な構成が提供され、こ
れによってガス吹き出し器の室の吐出ポートを、エアバ
ッグクシュョンが担持される反動容器ハウジング32に
対して適正に位置合わせし、作動時にエアバッグが適正
に膨出されるのを確実にしている。
【0019】なお、上述した本発明において、当業者な
ら明らかな変更、改変をして所定の作用条件や環境条件
に対応させ得ることは自明であり、故に、本発明は図示
目的で示した実施例のものに限定されるものではなく、
請求の範囲に記載した発明の範囲と精神とを逸脱しない
もの及びその均等物を全て含むものであることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に依る積極位置合わせスタッドを有した
空気吹き込み器がそれを内部に配置するエアバッグ担持
用のモジュール反動容器から取り出した状態にしたもの
を図示したエアバッグ拘束システムの斜視分解図であ
る。
【図2】図1に示した空気吹き込み器の一部を切欠き、
かつ断面して示し、モジュール反動容器内に装着した状
態を示す正面図である。
【図3】図1の空気吹き込み器の端面図であり、同容器
の一部を切り欠き、円筒形室から延設された積極位置合
わせスタッドに面した状態を示す図である。
【図4】図1の4−4線による空気吹き込み器の断面図
である。
【符号の説明】
10…エアバッグ拘束システム 12…空気吹き込み器 14…吹き出し器室 16…ガス吐出ないし排出ポート 18…室端面壁 20…積極位置合わせスタッド 22…平坦表面 24…平坦表面 28…差し込み端 30…拡径した結合キー 32…反動容器ハウジング 34…溝 40…エアバッグクッション

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般的に円筒形の室を内部に有したエア
    バッグを有したエアバッグ拘束システム用のガス吹き出
    し器において、 前記室内に所定の相対配置で設けられた複数のガス吐出
    ポートと、 前記室の一端から延設され、少なくとも一側部が平坦化
    され、かつ、エアバッグを保持する反動容器内に受納さ
    れるように設けられる積極的な位置合わせスタッドとを
    具備して成り、 前記積極的な位置合わせスタッドは、前記反動容器に設
    けられた相補溝に位置決めされて前記ガス吐出ポートを
    該反動容器に対して整合させ、前記室が、ガス供給で起
    動されるときに適正な位置決めと膨出とを確実に遂行す
    るように構成したことを特徴とするエアバッグ拘束シス
    テム用のガス吹き出し器。
  2. 【請求項2】 前記位置合わせスタッドは、1対の平行
    な平坦部を備えて、その一端から見たとき全体的に方形
    々状を有している請求項1に記載のエアバッグ拘束シス
    テム用のガス吹き出し器。
  3. 【請求項3】 前記積極的な位置合わせスタッドは、拡
    径した結合キーを有して該キー部で該スタッドは前記室
    から延設され、該拡径キーは前記室と前記室が配設され
    た反動容器との間の最終的な係合面を成し、係合部を互
    いに回転方向と軸方向との両方向で適正位置に保持する
    ように形成されている請求項1に記載のエアバッグ拘束
    システム用のガス吹き出し器。
  4. 【請求項4】 前記スタッドはねじ条を形成、具備して
    取付ナットを受容可能に構成され、該スタッドは最先端
    にねじ条の無い差し込み部を備え、前記ガス吹き出し器
    を反動容器に保持するために用いるナットが不適当にね
    じ係合されるのを防止するように構成した請求項2に記
    載のエアバッグ拘束システム用のガス吹き出し器。
  5. 【請求項5】 ガス吹き出し器と反動容器ハウジングと
    を有したエアバッグ拘束システムにおいて、 前記ガス吹き出し器に設けられた全体的に円筒形の室お
    よびその室端壁と、 前記室に設けられた複数のガス吐出ポートと、 前記室端壁から延設され、第一のキーを形成するように
    所定の形状を有した積極的な位置合わせスタッドと、 前記反動容器ハウジングに設けられて全体的に前記第一
    キーの形状に一致した相補形の係合溝であって前記第一
    キーと係合し、前記円筒形の室の吐出ポートを前記反動
    容器ハウジングに対して所定の回転方向における所定の
    位置決めを行う相補形の係合溝と、 前記スタッドに配設されて前記ガス吹き出し器を前記反
    動容器ハウジングに取付ける手段と、を具備して構成さ
    れたエアバッグ拘束システム。
  6. 【請求項6】 前記第一キーは、前記スタッドに設けた
    少なくとも1つの平坦部を具備して構成されている請求
    項5に記載のエアバッグ拘束システム。
  7. 【請求項7】 前記第一キーは、前記スタッドに設けた
    一対の平行な平坦部を具備して構成されている請求項5
    に記載のエアバッグ拘束システム。
  8. 【請求項8】 前記スタッドにはねじ条が形成、具備さ
    れ、また前記スタッドに配設されて前記ガス吹き出し器
    を前記反動容器ハウジングに取付ける手段は、ナットか
    ら成る請求項7に記載のエアバッグ拘束システム。
  9. 【請求項9】 前記スタッドが前記室端壁に結合する位
    置に配設されて拡径された係合キーの形状を有する第二
    のキーが設けられ、 前記第二のキーは前記反動容器の前記相補形の係合溝に
    係合してガス吹き出し器と反動容器ハウジングとを相互
    に回転方向と軸方向とで適正な位置合わせ状態に保持す
    る構成を有した請求項5に記載のエアバッグ拘束システ
    ム。
JP6112553A 1993-06-04 1994-05-26 エアバッグ拘束システムの位置合わせ装置 Pending JPH0769169A (ja)

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US072147 1993-06-04

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JPH0769169A true JPH0769169A (ja) 1995-03-14

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JP (1) JPH0769169A (ja)
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