JPH076546Y2 - 電池の充電および/または放電異常検出回路 - Google Patents

電池の充電および/または放電異常検出回路

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JPH076546Y2
JPH076546Y2 JP13758689U JP13758689U JPH076546Y2 JP H076546 Y2 JPH076546 Y2 JP H076546Y2 JP 13758689 U JP13758689 U JP 13758689U JP 13758689 U JP13758689 U JP 13758689U JP H076546 Y2 JPH076546 Y2 JP H076546Y2
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JP
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battery
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charging
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JP13758689U
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和廣 辻野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、電池の充電および/または放電異常検出回路
に関する。
(ロ)従来の技術 電池の充放電に伴う放電残量を表示する構成については
例えば、特公昭58-48863号(G01R31/36)に開示されて
いる。この従来技術は、電池の充放電状態をメモリオー
ドでモニタし乍らメモリオードの電圧を表示するもので
ある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、上述する従来技術は、電池の放電残量を直接表
示するものではなく、電池に充放電異常が生じても、依
然として正しく充放電が為されているかの如き表示を為
し、充放電異常を認識することは出来ない。
そこで、上述する充放電異常を表示する必要が生じる。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、電池の充電量および/または放電量を積算す
る積算手段と、該積算手段の積算出力に対応する標準電
圧データを導出する標準電圧発生手段と、電池の出力電
圧を検出して検出電圧データを発生する電圧検出手段
と、前記標準電圧データと前記検出電圧データとの差に
基づき異常検出出力を発生する判定手段と、を設けるこ
とを特徴とする。
(ホ)作用 よって、本考案によれば、電池の充電および/または放
電異常が検出される。
(ヘ)実施例 以下、本考案を図示する実施例に従い説明する。
第1図は第1の実施例の回路ブロック図、第2図は第1
図の要部回路図を、それぞれ示す。
第1図は、電池ケース内の回路ブロック図を示してお
り、電池1の+電極は電池ケースの+端子2に、また−
電極は電流検出回路3を介して−端子4にそれぞれ接続
されている。
前記電流検出回路3は、第2図に図示する様に接続線L
中に抵抗値の等しい2個の抵抗R1R2を従属接続し、共通
接続点をアースすると共に両抵抗R1R2の外側接続点にダ
イオードD1D2のアノードをそれぞれ接続し、カソードを
共通接続している。即ち、充電時には第1ダイオードD1
より、また放電時には第2ダイオードD2よりそれぞれ抵
抗に流れる電流量に比例した電流量検出電圧が発生せし
められる。
この電流量検出電圧はアンプ5にて増幅された後、第1A
Dコンバータ6にてディジタル化されて積算回路8に供
給される。また、前記電池1の−電極に接続された電流
方向検出回路7は、アースと−電極間の電圧を高抵抗で
検出して充電と放電を検出し検出出力を前記積算回路8
に入力している。更に、前記積算回路8は、タイマカウ
ンタ9が発生するクロックを入力している。従って、前
記積算回路8は、充放電を識別しつつ充放電電流の量と
その時間に基づいて電池の蓄積電荷量(充放電量)に対
応する積算データを算出している。
この積算データを入力する標準電圧データ発生回路10
は、蓄積電荷量に対応する標準的な電圧として標準電圧
データを発生して、判定回路11に入力している。
一方、+端子と−端子の間に接続された分割抵抗(電圧
検出手段)の接続点の電位を端子間電圧としてADコンバ
ータ12(電圧検出手段)に入力して、検出電圧データを
形成しており、検出電圧データも判定回路11に入力され
る。
この判定回路11は、標準電圧データに対して検出電圧デ
ータが所定量以上外れたときに異常検出出力を発生して
いる。この異常検出出力を入力する表示装置16は、警告
表示を行って、充放電異常を告知する。
尚、図中破線で囲んだ回路は、マイクロコンピュータで
構成されており、電池の出力を入力する安定化電源回路
13の出力を電源回路14に入力して各回路に駆動電圧を常
時供給している。また、電源回路14の出力電圧を入力す
るリセット回路15は、電池電圧が作動電圧以下となった
ときに上述するマイクロコンピュータの動作を禁止して
おり、充電により作動電圧になった時点よりマイクロコ
ンピュータの作動を開始せしめている。また本実施例で
は電池1と各種回路を電池ケース内に一体として設けた
が、電池1のみを電池ケースに納め、他はアダプタに納
め、電池ケースとアダプタを接続することにより、放電
残量の積算を行なう様にしてもよい。該構成にすれば電
池1が不良となった場合、容易に交換可能となる。次に
第2の実施例について説明する。
第3図は第2実施例である電子機器の回路ブロック図を
示す。なお、第1図と同一構成要素については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。
第2の実施例は、電池1と各種回路を別体とし、各種回
路をカメラ一体型ビデオテープレコーダに代表される電
池駆動の電子機器20内に設けたものである。そこで、積
算回路21は放電電流の量とその時間に基づいて積算され
る放電量を電池1の満充電時における蓄積電荷量から減
算することにより、電池1の蓄積電荷量に対応する積算
データを算出する。すなわち、本実施例では、電池1を
満充電状態にある時に、電子機器20側に設けた端子22、
23、に接続して使用するものとし、満充電時における蓄
積電荷量は一定値として予め積算回路21内に記憶してい
る。なお、電池ケース24内に納められた電池1を接続す
れば機構的にスイッチ25がオンし、その時点で積算回路
21はリセットされ前記積算データの算出が開始される。
また、本実施例では充電による蓄積電荷量の変化を考慮
する必要がないため、電流方向検出回路7は不要とな
る。一方、判定回路11からの出力は表示装置16に入力さ
れ異常が検出されれば警告表示を行い現在接続されてい
る電池の異常を告知する。
次に第3の実施例について説明する。
第4図は第3の実施例である充電装置の回路ブロック図
を示す。なお第3図と同様、第1図と同一構成要素につ
いては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第3の実施例は第1の実施例に対し、電池1と各種回路
を別体とし、各種回路を充電装置30内に設けたものであ
る。31はトランスで外部端子32から供給されるAC100Vの
電圧を変圧し、定電流回路32、電源回路33へと電気を供
給している。定電流回路32は直流の定電流を端子34、35
より外部へ出力しており、電源回路33は充電装置30内の
各部へ直流電圧を供給している。積算回路36は充電電流
の量とその時間に基づいて充電量を積算することによ
り、電池1の蓄積電荷量に対応する積算データを算出す
る。なお、電池1へは充電装置30の端子34、35を介して
定電流回路32からの定電流が供給されるため、積算回路
36は第1及び第2の実施例の様に電流検出回路3、アン
プ5、第1AD変換回路6を用いて充電電流の量を入力す
る必要はなく、一定値として演算を行なう。さらに本実
施例では、放電による蓄積電荷量の変化を考慮する必要
がないため、電流方向検出回路7は不要となる。また、
電池ケース24内に納められた電池1は蓄積電荷量ゼロす
なわち十分放電した状態で接続する。接続すれば機構的
にスイッチ37がオンし、その時点で積算回路36はリセッ
トされ、前記積算データの算出が開始される。一方、積
算回路36からの出力である積算データは表示装置38によ
り表示され、充電の進行状況を知らしめる。また、判定
回路11からの異常検出出力も表示装置38によって表示さ
れ、充電異常を告知する。
(ト)考案の効果 よって本考案によれば充電および/または放電異常が容
易に識別でき、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の回路ブロック図、第2
図はその要部回路図、第3図は第2の実施例の回路ブロ
ック図、第4図は第3の実施例の回路ブロック図を、そ
れぞれ示す。 1……電池、8……積算回路、10……標準電圧データ発
生回路、11……判定回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池の充電量および/または放電量を積算
    する積算手段と、 該積算手段の積算出力に対応する標準電圧データを導出
    する標準電圧データ発生手段と、 電池の端子間電圧を検出して検出電圧データを発生する
    電圧検出手段と、 前記標準電圧データと前記検出電圧データとの差に基づ
    き異常検出出力を発生する判定手段とを 設けたことを特徴とする電池の充電および/または放電
    異常検出回路。
JP13758689U 1989-09-05 1989-11-28 電池の充電および/または放電異常検出回路 Expired - Lifetime JPH076546Y2 (ja)

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JP10427589 1989-09-05
JP1-104275 1989-09-05
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Publication Number Publication Date
JPH0390087U JPH0390087U (ja) 1991-09-13
JPH076546Y2 true JPH076546Y2 (ja) 1995-02-15

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