JPH0761500B2 - 二重管の製造方法 - Google Patents
二重管の製造方法Info
- Publication number
- JPH0761500B2 JPH0761500B2 JP63109940A JP10994088A JPH0761500B2 JP H0761500 B2 JPH0761500 B2 JP H0761500B2 JP 63109940 A JP63109940 A JP 63109940A JP 10994088 A JP10994088 A JP 10994088A JP H0761500 B2 JPH0761500 B2 JP H0761500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock seam
- plate
- pipe
- core metal
- inner plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は二重管の製造方法に関する。
従来、内燃機関用消音器の外筒を製造する方法として第
2図(A)に示すような表裏2枚の合わせ板1,2を
(B)の如くロックシーム芯金3に巻き付けて、その両
接合端部4をロックシーム加工して(C)のようなパイ
プ5を形成する方法や、第3図に示すような1枚の内板
6をロックシーム芯金3に巻き付けてその両接合端部7
をロックシーム加工して内管8を形成した後、これをロ
ックシーム芯金3より抜き外して、これに仕切板9及び
インナパイプ10の組付部品を内装し、これわ再度別のロ
ックシーム加工機に前記両接合端部7を反転状態にて装
着し、この内管8の外周に別の外板12を巻き付けてその
両端接合部13をロックシーム加工して二重管を製造する
方法がある。
2図(A)に示すような表裏2枚の合わせ板1,2を
(B)の如くロックシーム芯金3に巻き付けて、その両
接合端部4をロックシーム加工して(C)のようなパイ
プ5を形成する方法や、第3図に示すような1枚の内板
6をロックシーム芯金3に巻き付けてその両接合端部7
をロックシーム加工して内管8を形成した後、これをロ
ックシーム芯金3より抜き外して、これに仕切板9及び
インナパイプ10の組付部品を内装し、これわ再度別のロ
ックシーム加工機に前記両接合端部7を反転状態にて装
着し、この内管8の外周に別の外板12を巻き付けてその
両端接合部13をロックシーム加工して二重管を製造する
方法がある。
前記第2図に示す如く、2枚重ね板の状態で1箇所にお
いて同時にロックシームしたものにおいては、バックフ
ァイヤー発生時に、その高内圧によってその接合部4が
外れて消音器が破損する問題がある。
いて同時にロックシームしたものにおいては、バックフ
ァイヤー発生時に、その高内圧によってその接合部4が
外れて消音器が破損する問題がある。
また、第3図に示す如く、内筒8と外管12の接合部7,13
を180゜ずらしたものにおいては、内管8の接合部7の
外面が外管12の無接合部に押圧されているため、バック
ファイヤー発生時の高内圧によっても該接合部7が十分
耐えることができて前記の問題点を解消できるが、ロッ
クシーム加工機が内管製造遥と外管製造用の2種必要と
し、該設備費が高価になる上に内管形成後にこれを別の
ロックシーム加工機にセットしなければならず、作業能
率が悪い問題がある。
を180゜ずらしたものにおいては、内管8の接合部7の
外面が外管12の無接合部に押圧されているため、バック
ファイヤー発生時の高内圧によっても該接合部7が十分
耐えることができて前記の問題点を解消できるが、ロッ
クシーム加工機が内管製造遥と外管製造用の2種必要と
し、該設備費が高価になる上に内管形成後にこれを別の
ロックシーム加工機にセットしなければならず、作業能
率が悪い問題がある。
そこで本発明は、前記の如く内外管の夫々の接合部が18
0゜位相した二重管を1台のロックシーム加工機で製造
できる二重管の製造方法を提案することを目的とするも
のである。
0゜位相した二重管を1台のロックシーム加工機で製造
できる二重管の製造方法を提案することを目的とするも
のである。
本考案は前記の課題を解決するために、ロックシーム加
工機の芯金に内板を巻き付けてその内板の両接合端部を
ロックシーム機構で連結し、次でこの内板が巻き付けら
れた状態の前記芯金を所定量回転した後、その芯金に巻
かれた内板の外周に別の外板を巻き付けてその外板の量
接合端部を前記ロックシーム機構で連結するようにした
ことを特徴とする二重管の製造方法である。
工機の芯金に内板を巻き付けてその内板の両接合端部を
ロックシーム機構で連結し、次でこの内板が巻き付けら
れた状態の前記芯金を所定量回転した後、その芯金に巻
かれた内板の外周に別の外板を巻き付けてその外板の量
接合端部を前記ロックシーム機構で連結するようにした
ことを特徴とする二重管の製造方法である。
次に第1図において本発明の製造方法について説明す
る。
る。
先ずロール巻きされた板素材より第1図(A)の如く平
板状の内板14を切断形成する。次で該内板14をロックシ
ーム加工機にセットし、その芯金15に対し、その下方よ
り巻き付ける。次で該巻き付けられた内板14の両端接合
部16をロックシーム機構15aにより巻き締め連結して内
管14′を形成する。次で該内管14′をセットした状態の
ままの芯金15を(C)の如く反転する。次で別の平板状
の外板17を前記反転状態の芯金15に対し、その下方より
前記内管14′の外周に巻き付け、その両端接合部18を前
記と同じロックシーム機構15aにより巻き締め連結し、
外管17′を形成する。そして両内外管14′,17′を芯金1
5より抜き外すことにより内外二重管が形成される。
板状の内板14を切断形成する。次で該内板14をロックシ
ーム加工機にセットし、その芯金15に対し、その下方よ
り巻き付ける。次で該巻き付けられた内板14の両端接合
部16をロックシーム機構15aにより巻き締め連結して内
管14′を形成する。次で該内管14′をセットした状態の
ままの芯金15を(C)の如く反転する。次で別の平板状
の外板17を前記反転状態の芯金15に対し、その下方より
前記内管14′の外周に巻き付け、その両端接合部18を前
記と同じロックシーム機構15aにより巻き締め連結し、
外管17′を形成する。そして両内外管14′,17′を芯金1
5より抜き外すことにより内外二重管が形成される。
尚、前記ロックシーム芯金15は形成すべき管の種類によ
って、丸型、楕円型その他の異形型とする。また、内外
管14′,17′の接合部16,18の相対位置は、前記のように
180゜位相することが望ましいが、その位相角は180゜以
外でもよい。
って、丸型、楕円型その他の異形型とする。また、内外
管14′,17′の接合部16,18の相対位置は、前記のように
180゜位相することが望ましいが、その位相角は180゜以
外でもよい。
以上のように本発明によれば、芯金を回転させることに
より、各管の接合端部を相互に位相させた内外二重管を
1台のロックシーム加工機で製造できるため、前記2台
のロックシーム加工機を用いるものに比べて設備費が極
めて安価になる。しかも内管を芯金に巻き付けたまゝ外
管を形成できるので、前記従来の如く、内管を一旦芯金
より外すものに比べて作業能率が向上し生産性の向上を
図り得る。
より、各管の接合端部を相互に位相させた内外二重管を
1台のロックシーム加工機で製造できるため、前記2台
のロックシーム加工機を用いるものに比べて設備費が極
めて安価になる。しかも内管を芯金に巻き付けたまゝ外
管を形成できるので、前記従来の如く、内管を一旦芯金
より外すものに比べて作業能率が向上し生産性の向上を
図り得る。
第1図は本発明の製造工程を示す図、第2図及び第3図
は従来の製造工程の2例を示す図である。 14……内板、14′……内管、15……芯金、 16,18……接合部、17′……外管
は従来の製造工程の2例を示す図である。 14……内板、14′……内管、15……芯金、 16,18……接合部、17′……外管
Claims (1)
- 【請求項1】ロックシーム加工機の芯金に内板を巻き付
けてその内板の両接合端部をロックシーム機構で連結
し、次でこの内板が巻き付けられた状態の前記芯金を所
定両回転した後、その芯金に巻かれた内板の外周に別の
外板を巻き付けてその外板の両接合端部を前記ロックシ
ーム機構で連結するようにしたことを特徴とする二重管
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63109940A JPH0761500B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 二重管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63109940A JPH0761500B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 二重管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278909A JPH01278909A (ja) | 1989-11-09 |
JPH0761500B2 true JPH0761500B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=14522967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63109940A Expired - Lifetime JPH0761500B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 二重管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761500B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10156468A (ja) * | 1996-11-28 | 1998-06-16 | Sango Co Ltd | ロックシーム加工機 |
CN113198861B (zh) * | 2021-04-24 | 2022-10-04 | 天津市盈隆无缝钢管工贸有限公司 | 一种用于无缝钢管生产的高效型冷拔机 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2529109B2 (ja) * | 1987-07-10 | 1996-08-28 | 株式会社ファブリカトヤマ | 継ぎ目を有する板金製筒体の成形装置 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63109940A patent/JPH0761500B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01278909A (ja) | 1989-11-09 |
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