JP2952398B2 - フランジつきパイプの接合方法 - Google Patents

フランジつきパイプの接合方法

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L23/00—Flanged joints
    • F16L23/02—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially
    • F16L23/024—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially characterised by how the flanges are joined to, or form an extension of, the pipes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、フランジつきパイプ
の接合方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パイプとフランジとの接合手段
は、ねじ込み、溶接、ろう付け等で行っているが、その
作業が煩雑であり、作業環境が悪く、また、複雑な構造
を有しているため、これらの継手にかわって結合強さと
気密性にすぐれ、高温における耐酸化性のある軽量なフ
ランジが、本願出願人が既に特願平４−２７３３４６号
として出願されている。
【０００３】しかし、これらのパイプも自動車の排気マ
フラー部に使用する場合には、フレキシブルチューブを
介して接続しなければエンジン等から発生する振動を吸
収できず、また、フランジの部分はガスケットを介して
接続しており、ガスケットは高価であり、コストも高く
なるという欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は上
記の欠点を除去するために発明されたものであり、柔軟
性を有し、しかも組み立て、取り外しが可能であり、強
度的に強く、また、コストも低廉なフランジつきパイプ
の接合方法を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、二本のフラ
ンジつきパイプを接合するにあたり、パイプ口端部をテ
ーパ状に拡げて、フランジの中央部でパイプ口端部を挟
持する挟持部と、該挟持部よりテーパ状のパイプ外周に
沿ってテーパ基部で折り返し、かつ、断面ループ状に形
成した折り返し部を設け、前記挟持部と折り返し部とフ
ランジ部との間に隙間部を形成したフランジつきパイプ
を設け、これら二本のフランジつきパイプを、フランジ
部を相対向して接し、両パイプ間の当接部に形成された
凹部に、該凹部に適合する膨出部を中子に形成したパイ
プを挿入して接合することを特徴とするフランジつきパ
イプの接合方法より構成される。
【０００６】
【作用】この発明に用いるフランジは、当初絞り成形に
よって形成したもの（図１に示す）を用い、パイプとの
接合は、パイプカシメ等の手段（溶接しない）により行
ない、さらに、パイプ同士の接合は図４〜図６に示すよ
うに中子としたパイプを挿入してフランジ同士をボルト
・ナットで固定するものである。
【０００７】
【実施例】次に、この発明の一実施例を図面に従って説
明すると、パイプ（１）とフランジ（２）との接合構造
において、パイプ口端部（１ａ）をテーパ状に拡げて、
フランジ（２）の中央部でパイプ口端部（１ａ）を挟持
する挟持部（２ａ）と、該挟持部（２ａ）よりテーパ状
のパイプ外周に沿ってテーパ基部（Ｘ）で折り返す，折
り返し部（２ｂ）を設け、前記挟持部（２ａ）と折り返
し部（２ｂ）とフランジ部（２）との間に、０．３〜
０．５ｍｍの隙間部（Ｙ）を形成したパイプつきフラン
ジである。
【０００８】また、フランジ（２）の折り返し部（２
ｂ）を、断面をループ状の隙間部を設け、強度を保つよ
う構成し、板厚減少、キレツを防ぐものである。
【０００９】そして、二本のフランジつきパイプ（１）
（１′）を接合するにあたり、フランジ部（２）
（２′）を相対接し、両パイプ間に形成されたそれぞれ
テーパ部で凹部（Ｚ）が形成され、該凹部（Ｚ）に適合
する膨出部（３ａ）を中子（３）に形成したパイプを挿
入して接合することを特徴とするフランジつきパイプの
接合方法より構成される。
【００１０】尚、（４）はボルト、（５）は、ナットで
ある。
【００１１】
【発明の効果】この発明によると、パイプ（１）とフラ
ンジ（２）との接合構造において、パイプ口端部（１
ａ）をテーパ状に拡げて、フランジ（２）の中央部でパ
イプ口端部（１ａ）を挟持する挟持部（２ａ）と、該挟
持部（２ａ）よりテーパ状のパイプ外周に沿ってテーパ
基部（Ｘ）で折り返す，折り返し部（２ｂ）を設け、前
記挟持部（２ａ）と折り返し部（２ｂ）とフランジ部
（２）との間に隙間部（Ｙ）を形成したため、該隙間部
がフレキ性（耐震性）を持ち、自動車の排気マフラー部
におけるフレキシブルチューブを省く機能を有するもの
であり、部品点数の節約になり、また、フランジ（２）
の折り返し部（２ｂ）を、断面をループ状に形成したた
め、強度が得られ、熱等にも強く、さらに、二本のフラ
ンジつきパイプ（１）（１′）を接合する場合には、中
子（３）を入れて接続するため、挟持部を強力に保持す
る役目を果たし、また、ガスケットの役目も果たし、従
来のガスケットが不要であり、安価となり、パイプは素
管のストレートのままで、接合時フランジにセットし、
プレス加工により接合し、テーパ状（フレア状）に形成
され、該凹部に膨出部（３ａ）が嵌まるため、漏れを防
ぐ構造となり、フランジの挟持部（２ａ）が強固に保持
され、しかもその組立、取り外しが簡単である等極めて
有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に使用する接合前のフランジであっ
て、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は断面図
である。
【図２】この発明に使用する接合後のフランジおよびパ
イプであって、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図であ
る。
【図３】この発明に使用する中子であって（ａ）は平面
図、（ｂ）は断面図である。
【図４】この発明の組立状態を示す説明図である。
【図５】この発明の実施状態を示す一部欠截断面図であ
る。
【図６】この発明の実施状態を示す一部欠截断面図であ
る。
【符号の説明】
１ パイプ １′パイプ １ａ パイプ口端部 ２ フランジ ２′フランジ ２ａ 挟持部 ２ｂ 折り返し部 ３ 中子 ３ａ 膨出部 ４ ボルト ５ ナット Ｘ テーパ基部 Ｙ 隙間部 Ｚ 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−241363（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−106121（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−86622（ＪＰ，Ｕ) 特公 平２−56557（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16L 23/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 二本のフランジつきパイプを接合するに
    あたり、パイプ口端部をテーパ状に拡げて、フランジの
    中央部でパイプ口端部を挟持する挟持部と、該挟持部よ
    りテーパ状のパイプ外周に沿ってテーパ基部で折り返
    し、かつ、断面ループ状に形成した折り返し部を設け、
    前記挟持部と折り返し部とフランジ部との間に隙間部を
    形成したフランジつきパイプを設け、これら二本のフラ
    ンジつきパイプを、フランジ部を相対向して接し、両パ
    イプ間の当接部に形成された凹部に、該凹部に適合する
    膨出部を中子に形成したパイプを挿入して接合すること
    を特徴とするフランジつきパイプの接合方法。
  2. 【請求項２】 フランジの成形手段が、絞り成形である
    ことを特徴とする請求項１記載のフランジつきパイプの
    接合方法。
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