JPS5924811Y2 - 多重遮熱板付き消音器 - Google Patents

多重遮熱板付き消音器

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Publication number
JPS5924811Y2
JPS5924811Y2 JP9756679U JP9756679U JPS5924811Y2 JP S5924811 Y2 JPS5924811 Y2 JP S5924811Y2 JP 9756679 U JP9756679 U JP 9756679U JP 9756679 U JP9756679 U JP 9756679U JP S5924811 Y2 JPS5924811 Y2 JP S5924811Y2
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JP
Japan
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heat shield
silencer
plate
shield plate
plates
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Expired
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JP9756679U
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JPS5615416U (ja
Inventor
啓司 森
Original Assignee
日本ラヂヱ−タ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、筒状に形成される消音器の側板に、それぞ
れ空間を介在させて複数の遮熱板を取付けた多重遮熱板
付き消音器に関する。
自動車等のエンジンの排気音を減衰させるために消音器
が排気管に結合されて使用されるが、近年、エンジンの
排気温度が排気浄化処理に基因して上昇するため、消音
器の側板に遮熱性を持たせること、及び騒音公害を少な
くするため消音器からの放射音を遮断することが要求さ
れされている。
そのため、従来は消音器の側板に1枚の遮熱板を空間を
隔てて重ね結合することにより、消音器に遮熱、防音性
能を持たせるようにしていたが、遮熱、防音の要求度が
高まるに従って遮熱板が1枚では不充分となって来た。
しかしながら、遮熱板を多重に設けるようにすると下達
のように種々の不都合が生じる。
本考案は、これらの不都合のない複数の遮熱板を取付け
た多重遮熱板付き消音器を得ることを目的とした考案で
ある。
次に先ず従来の1枚の遮熱板を取付けたものの構造につ
いて説明する。
第1図の例は、円筒形(他の形状でも同様)の消音器1
の上半部を覆う半円筒状の遮熱板2をスチールバンド3
により消音器1に取付けたものである。
図示しないが消音器1の側板1aJ!熱板2の一方また
は双方に突起を形成することにより、消音器1と遮熱板
2との間に空気層を介在させて上方への遮熱効果を高め
、また、これにより消音器から上方へ音が放射されるの
を防止しようとしている。
第2図の従来例は、半円筒状の遮熱板2の端部2aを、
消音器1の側板1aに合致する形状、大きさに絞って、
側板1aと端板1bとを第3図のように巻き締めるとき
遮熱板2の端部2aをも一緒に巻締めるようにしたもの
である。
消音器の側板1aと遮熱板2との間には空気層が介在し
て遮熱、防音の効果を生じる。
この巻締め型の遮熱板は、消音器製造時に遮熱板を確実
に取付けることができるから、バンド締め型のものより
も製造、取扱いが容易であり、部品数も少ない利点があ
るが、遮熱板が2枚以上の場合には、巻締め機構として
従来以上に強力なものを設備する必要があり、また巻締
め後に消音器からのガス洩れを防コz゛難い等の理由に
より採用し難い また実公昭52i9236号公報に開示されているよう
に、遮熱板2の上に第二、第三の遮熱板を溶接して多重
遮熱板とすることもできるが、この方法では複数の遮熱
板をスポット溶接するための工作が必要であり、このた
めにコスト高となる欠点がある。
本考案は、上記の不都合を解消して巻締め型により多重
遮熱板を消音器に取付けた多重遮熱板付き消音器を得る
ことを目的としてなされたものであって、遮熱板が複数
であっても消火器の端板に巻締められる部分は1枚にな
るようにしたものである。
以下、図示の実施例により本考案を説明する。
第4〜6図の実施例は、小径半円筒状の遮熱板6の絞っ
た端部6aと、大径半円筒状の遮断板7の絞った端部7
aとを、それぞれ幅の広い櫛歯状で、両者を互いに係合
させて組合せたときに消音器の側板1aに外接する一つ
の半円筒面を形威し、且つ各遮熱板6,7および消音器
の側板1aが相互間に空気層を介在させて重なるように
したものである。
即ち、両法熱板6,7を組合わせると端面ば第5図のよ
うに1枚の遮熱板における端部と同様になり、この状態
で消音器の側板1a、端板1bと共に巻締めると、1枚
の遮熱板を巻締めるのと同様に工作することができる。
この構造は3重以上の遮熱板に利用することができる。
即ち、径を異にする3枚以上の半円筒状遮熱板の端部を
、組合せたとき1枚の半円筒面となる幅の櫛歯状に形成
すればよい。
各遮熱板の端部は、上記実施例における端部5a、7a
より幅が小さくなるが、遮熱板の数が著しく多くならな
ければ、各遮熱板を消音器に結合するための強度は十分
保つことか゛できる。
以上の実施例に見るようにこの考案は、多重の遮熱板の
端部を、1枚の遮熱板の場合と同様に消音器の側板、端
板と共に巻締めて消音器に取付ける構成を確実に得られ
るものであって、多重の遮熱板であっても1枚のものと
同様に巻締めることができるから、特に能力の大きな巻
締め機構を用意したり、ガス洩れを生じたりする心配な
く、櫛歯状の端部6 a 、7 a等を互に結合させて
組合せるので遮熱板の位置決めを確実にすることができ
、各遮熱板同士をスポット溶接等で予め結合しておく必
要がないから、工作が容易であり、コストを下げること
ができるものであり、消音器の遮熱、防音の効果を高め
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は1枚の遮熱板を取付けた消音器の従来例を
示し、第1図は遮熱板をバンドで取付けたものの側面図
、第2図は巻締めにより遮熱板を取付けたものの側面図
、第3図は第2図の例の巻締め部を示す消音器隅角部の
縦断面図、第4〜6図は本考案の実施例を示し、第4図
は分離した2枚の遮熱板の斜視図、第5図は重ねた2枚
の遮熱板の端面図、第6図は2枚の遮熱板を消音器の側
板、端板と共に巻締めた状態を示す消音器隅角部の縦断
面図である。 1:消音器、1a:側板、1b:端板、2:遮熱板、2
a:端部、6,7:遮熱板、6a、7a:端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも、消音器の側板1bを空気層を介在させて覆
    う第一の遮熱板6と、この遮熱板6を空気層を介在させ
    て覆う第二の遮熱板7とを有し、各遮熱板7の端部を、
    消音器の側板1aに外接し且つ互に組合され1枚の状態
    となって遮熱板を位置決めする櫛歯状の端部5a、7a
    とし、組合された端部5a、7aを消音器の側板1a、
    端板1bと共に巻き締めて結合した遮熱板付き消音器。
JP9756679U 1979-07-17 1979-07-17 多重遮熱板付き消音器 Expired JPS5924811Y2 (ja)

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JP9756679U JPS5924811Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 多重遮熱板付き消音器

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JP9756679U JPS5924811Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 多重遮熱板付き消音器

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JPS5615416U JPS5615416U (ja) 1981-02-10
JPS5924811Y2 true JPS5924811Y2 (ja) 1984-07-23

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ID=29330358

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JP9756679U Expired JPS5924811Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 多重遮熱板付き消音器

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WO2014162578A1 (ja) * 2013-04-05 2014-10-09 中川産業株式会社 マフラー

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JPS5615416U (ja) 1981-02-10

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