JPS6247625B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247625B2 JPS6247625B2 JP53155994A JP15599478A JPS6247625B2 JP S6247625 B2 JPS6247625 B2 JP S6247625B2 JP 53155994 A JP53155994 A JP 53155994A JP 15599478 A JP15599478 A JP 15599478A JP S6247625 B2 JPS6247625 B2 JP S6247625B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pass
- point
- welding
- bead
- end point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパイプなどの円周の多層溶接におい
て、美麗なビードを現出する自動溶接法に関す
る。
て、美麗なビードを現出する自動溶接法に関す
る。
円周の全自動溶接を行なう場合、溶接トーチと
ワイヤ送給装置を連結するコンジツトチユーブの
捩れ防止等のために、１パス毎にトーチの走行方
向を反転させながら溶接する方法が一般に行われ
ている。
ワイヤ送給装置を連結するコンジツトチユーブの
捩れ防止等のために、１パス毎にトーチの走行方
向を反転させながら溶接する方法が一般に行われ
ている。
この場合、第１図に示すようにパイプ１をフラ
ンジ２に円周に沿つて溶接する際、第１パスの溶
接がａ点から開始されると終点をクレータ等によ
るビードの凹み防止のために開始点と重なり△Ｆ
を設けてｂ点とし、次の第２パスは略々ｂ点を溶
接開始点として反転してａ点で終了し、続く第３
パスは再び先のａ点上から開始されて第１パスと
同じ方向に回つてｂ点上で終了する。このように
して交互に反転しながら必要なパスの多層溶接が
行われるのである。
ンジ２に円周に沿つて溶接する際、第１パスの溶
接がａ点から開始されると終点をクレータ等によ
るビードの凹み防止のために開始点と重なり△Ｆ
を設けてｂ点とし、次の第２パスは略々ｂ点を溶
接開始点として反転してａ点で終了し、続く第３
パスは再び先のａ点上から開始されて第１パスと
同じ方向に回つてｂ点上で終了する。このように
して交互に反転しながら必要なパスの多層溶接が
行われるのである。
しかるにこの方法では、溶接開始点と終点の位
置が各パスともに同じ位置で繰返されるために、
クレータ凹み防止の前記重なり△Ｆを設けても、
ビードの継目部が盛り上り、また重畳部分で再び
クレータが生じ、第２図断面に示す如く凹んでヒ
ード形状の悪い溶接に仕上がることが避け難い。
置が各パスともに同じ位置で繰返されるために、
クレータ凹み防止の前記重なり△Ｆを設けても、
ビードの継目部が盛り上り、また重畳部分で再び
クレータが生じ、第２図断面に示す如く凹んでヒ
ード形状の悪い溶接に仕上がることが避け難い。
本発明は上述した欠陥を排除し、円周を自動溶
接により１パス毎に反転しながら多層溶接する場
合に実施して美麗なビードに形成される自動溶接
方法を提供しようとするもので、前記改良された
ビード継目部をもつ優れた品質の溶接継手は、各
パスの溶接開始点と終点の重なりをそれぞれ等し
い△F0とすれば、第２パス以後のｉ番目（ｉ＝
２、３、………ｎ）パスをｉ−１番目の終点から
△Ｆ＝△F0×（ｉ−１）反転した位置付近を開始
点として行うことにより得ることができる。
接により１パス毎に反転しながら多層溶接する場
合に実施して美麗なビードに形成される自動溶接
方法を提供しようとするもので、前記改良された
ビード継目部をもつ優れた品質の溶接継手は、各
パスの溶接開始点と終点の重なりをそれぞれ等し
い△F0とすれば、第２パス以後のｉ番目（ｉ＝
２、３、………ｎ）パスをｉ−１番目の終点から
△Ｆ＝△F0×（ｉ−１）反転した位置付近を開始
点として行うことにより得ることができる。
以下第３図に掲げる実施例に基いて本発明を詳
細に説明する。本例はさきの第１図と同様、パイ
プ１をその円周に沿つてフランジ２に自動溶接す
る場合である。
細に説明する。本例はさきの第１図と同様、パイ
プ１をその円周に沿つてフランジ２に自動溶接す
る場合である。
先ず、第１番目のパスはａ点を溶接開始点とし
て△F0重ねてｂ点で終る。第２番目のパスは第
１番目のパスの△F0を避けてｃ点、すなわち△
Ｆ＝△F0反転した位置付近を開始点として第１
パスとは逆の方向へ反転して行ない、△F0の重
なりをおいてｄ点で終る。続く第３パスは、第１
番目のパスの△F0および第２番目のパスの△F0
を避けてｅ点、すなわち △Ｆ＝△F0×（３−１）＝２△F0d点より反転した
位置を開始点として、第２パスと逆の方向、つま
り第１パスと同じ方向へ反転して行ない、△F0
の重なりをおいてｆ点で終る。以後の各パスも同
様で、所定の第ｎ番目のパスはその一つ前のパス
の終点から△Ｆ＝△F0×（ｎ−１）反転した位置
付近を開始点として行ない、当該開始点と△Ｆの
重なりをおいて終点とする。
て△F0重ねてｂ点で終る。第２番目のパスは第
１番目のパスの△F0を避けてｃ点、すなわち△
Ｆ＝△F0反転した位置付近を開始点として第１
パスとは逆の方向へ反転して行ない、△F0の重
なりをおいてｄ点で終る。続く第３パスは、第１
番目のパスの△F0および第２番目のパスの△F0
を避けてｅ点、すなわち △Ｆ＝△F0×（３−１）＝２△F0d点より反転した
位置を開始点として、第２パスと逆の方向、つま
り第１パスと同じ方向へ反転して行ない、△F0
の重なりをおいてｆ点で終る。以後の各パスも同
様で、所定の第ｎ番目のパスはその一つ前のパス
の終点から△Ｆ＝△F0×（ｎ−１）反転した位置
付近を開始点として行ない、当該開始点と△Ｆの
重なりをおいて終点とする。
本発明の方法は、各パスにおいてワイヤのねら
い方向を同一とし、先のビードの直上へ次のビー
ドを重層させる場合も、また各パスにおいてワイ
ヤの方向をやゝずらせながら重層してゆく場合も
共に同様有効であつて、ビードの形状が継目と円
周の各部において均一化される。第４図は本方法
によるものゝビード接続部の断面図であつて、従
来法による第２図の断面が示すような凹みを生じ
ることがなく、また大きい***を生じることもな
い。
い方向を同一とし、先のビードの直上へ次のビー
ドを重層させる場合も、また各パスにおいてワイ
ヤの方向をやゝずらせながら重層してゆく場合も
共に同様有効であつて、ビードの形状が継目と円
周の各部において均一化される。第４図は本方法
によるものゝビード接続部の断面図であつて、従
来法による第２図の断面が示すような凹みを生じ
ることがなく、また大きい***を生じることもな
い。
円周全自動溶接において、先のパスのビードの
接続部分を避けた次のパスの開始点をあらかじめ
設定しておいて自動的に反転させるためには、従
来装置を改造する必要は殆んどないから、容易に
本発明を実施して、美麗なビード形状のみなら
ず、欠陥のない優れた品質の溶接継手が得られる
効果は大である。
接続部分を避けた次のパスの開始点をあらかじめ
設定しておいて自動的に反転させるためには、従
来装置を改造する必要は殆んどないから、容易に
本発明を実施して、美麗なビード形状のみなら
ず、欠陥のない優れた品質の溶接継手が得られる
効果は大である。
第１図は円周自動溶接における従来法の説明
図、第２図は同上従来法によつた溶接ビード接続
部の断面形状を示す模式図、第３図は円周自動溶
接における本発明方法の説明図、第４図は同上本
発明方法によつた溶接ビード接続部の断面形状を
示す模式図である。 １：パイプ、２：フランジ、３：溶接ビード、
ａ，ｃ，ｅ，ｆ：溶接開始点、ｂ，ｄ，ｆ，ｈ：
溶接終点。
図、第２図は同上従来法によつた溶接ビード接続
部の断面形状を示す模式図、第３図は円周自動溶
接における本発明方法の説明図、第４図は同上本
発明方法によつた溶接ビード接続部の断面形状を
示す模式図である。 １：パイプ、２：フランジ、３：溶接ビード、
ａ，ｃ，ｅ，ｆ：溶接開始点、ｂ，ｄ，ｆ，ｈ：
溶接終点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 円周を自動溶接により１パス毎に反転しなが
ら多層溶接する場合に、ｉ番目（ｉ＝２、３、…
……ｎ）のパスをｉ−１番目のパスの終点から△
Ｆ △Ｆ＝△F0×（ｉ−１） 但し、△F0は各パスの溶接開始点と終点との
重なり長さ 反転した位置付近より開始して各パスの溶接開
始点と終点との重なり位置を互にずらすことを特
徴とする円周自動溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15599478A JPS5581070A (en) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | Automatic circumferential welding method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15599478A JPS5581070A (en) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | Automatic circumferential welding method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5581070A JPS5581070A (en) | 1980-06-18 |
| JPS6247625B2 true JPS6247625B2 (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=15618016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15599478A Granted JPS5581070A (en) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | Automatic circumferential welding method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5581070A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110899937A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-03-24 | 云南昆船机械制造有限公司 | 一种等离子环缝焊接收孔工艺方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0622754B2 (ja) * | 1985-01-09 | 1994-03-30 | バブコツク日立株式会社 | 全姿勢配管自動溶接方法 |
| JP4788094B2 (ja) * | 2003-05-06 | 2011-10-05 | 株式会社日立製作所 | 自動溶接装置 |
| JP7410646B2 (ja) * | 2019-03-19 | 2024-01-10 | 株式会社栗本鐵工所 | 鉄管の突部形成方法 |
-
1978
- 1978-12-13 JP JP15599478A patent/JPS5581070A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110899937A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-03-24 | 云南昆船机械制造有限公司 | 一种等离子环缝焊接收孔工艺方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5581070A (en) | 1980-06-18 |
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