JPH076115U - 折り畳み包装箱 - Google Patents

折り畳み包装箱

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JPH076115U
JPH076115U JP3607893U JP3607893U JPH076115U JP H076115 U JPH076115 U JP H076115U JP 3607893 U JP3607893 U JP 3607893U JP 3607893 U JP3607893 U JP 3607893U JP H076115 U JPH076115 U JP H076115U
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JP
Japan
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folded
side plates
flaps
packaging box
cushioning member
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JP3607893U
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Inventor
康夫 青木
Original Assignee
イワキパックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充分な緩衝作用を有する緩衝部材を備えて該
緩衝部材と一体に偏平に折り畳むことができる折り畳み
包装箱を提供する。 【構成】 箱本体2の底部19が底フラップ11に有す
る折目線iを介して折り曲げることによって偏平に折り
畳むことができる包装箱1であって、内部に、箱本体2
の底部19から所定間隔を存して折り畳み可能な緩衝部
材3を設ける。緩衝部材3と箱本体2の底部19には空
隙39が形成され、箱本体2を折り畳んだとき、底フラ
ップ11が折目線iを介して鋭角に折れ曲がりつつ胴部
10内部に立ち上がって収納される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被包装体を衝撃等から保護する緩衝部材を内部に備える折り畳み包 装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の包装箱としては、所謂ワンタッチ組立底部を備えて箱形状への 組立や偏平状態への折り畳みが容易とされるものが知られている。即ち、この種 の包装箱は、例えば、互いに対向して起立する一対の第1側板と両第1側板の各 側端縁に連設されて互いに対向して起立する一対の第2側板とによって四角筒状 に形成された胴部を備え、前記各第1側板の下縁に連設された第1底フラップと 前記各第2側板の下縁に連設された第2底フラップとを備えている。前記各第1 底フラップの夫々の一方側には、前記第1側板の下縁端部から45°の角度に傾 斜する折目線を介して折曲げ接着片が形成されており、一方の第1底フラップの 折曲げ接着片が一方の第2底フラップに、また、他方の第1底フラップの折曲げ 接着片が他方の第2底フラップに夫々固着されている。そして、前記胴部の四つ 角のうち一方の対角線に沿って該胴部を折り畳んだとき、前記各底フラップが胴 部内部に立ち上がって収納され、包装箱全体が偏平状態となる。
【0003】 また、以上のように構成された包装箱に壊れ易い被包装体を収納する場合には 、一般に、この被包装体と胴部の内周面との間に、ブロック状の発泡スチロール 樹脂製の緩衝部材を介在させることが行われている。このように緩衝部材を介在 させることにより、包装箱内で被包装体が確実に支持され、しかも、発泡スチロ ール樹脂の緩衝作用によって被包装体が外部からの衝撃から保護されるようにな っている。
【0004】 ところで、上記構成の包装箱においては、包装箱内に被包装体を収納する際、 包装箱と緩衝部材とが各別に用意される。この場合、包装箱については、上述し たように折り畳み可能となっているため、使用前に偏平に折り畳んでおくことに より場所もとらず、効率のよい保管や取扱が可能である。しかし、緩衝部材につ いては、ブロック状であるため折り畳むことができないので、保管場所等が制限 されるだけでなく、包装箱と共に保管することが困難である。
【0005】 また、被包装体と胴部の内周面との間に、段ボール板紙を複数枚重ねて厚板状 に形成された緩衝部材を介在させ、段ボールの緩衝作用によって被包装体を外部 からの衝撃から保護するようにしたものも提案されているが、この場合において も、緩衝部材の厚みによっては折り畳むことが困難となる場合がある。更に、折 り畳むことを考慮してこの種の段ボール板紙製の緩衝部材を形成すると充分な緩 衝作用を得ることができない不都合がある。
【0006】 また、包装箱に緩衝部材を備えた状態で、該包装箱を偏平に折り畳むことが最 も望ましいことであるが、特に、前記包装箱のように、各底フラップが胴部内部 に立ち上がって収納される構造であるワンタッチ組立底部を備える場合には、立 ち上がった各第1底フラップの折曲げ接着片の折目線に沿った端縁部が緩衝部材 に干渉して確実に偏平状態とすることができない不都合がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本考案は、充分な緩衝作用を有する緩衝部材を備え て該緩衝部材と一体に偏平に折り畳むことができる折り畳み包装箱を提供するこ とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、互いに対向して起立する一対の第1 側板と両第1側板の各側端縁に連設されて互いに対向して起立する一対の第2側 板とによって四角筒状に形成された胴部を備え、前記各第1側板の下縁に連設さ れた第1底フラップと前記各第2側板の下縁に連設された第2底フラップとを備 え、前記両第1底フラップの夫々の一方側に、前記各第1側板の下縁端部から4 5°の角度に傾斜する折目線を介して折曲げ接着片を備え、一方の第1底フラッ プの折曲げ接着片を一方の第2底フラップに固着すると共に他方の第1底フラッ プの折曲げ接着片を他方の第2底フラップに固着して底部が形成され、前記胴部 の四つ角のうち一方の対角線に沿って該胴部を折り畳んだとき、前記各第1底フ ラップが前記折目線を介して鋭角に折れ曲がりつつ胴部内部に立ち上がって収納 される折り畳み包装箱において、前記胴部の内面全周に沿って、内部に被包装体 が収納される収納空間が形成された内壁と、該内壁と前記胴部との間に所定の間 隔を存して並設された複数の縦間隔保持片とを備えて、前記胴部を対角線方向に 折り畳んだとき、前記内壁が、その対角線が前記胴部の対角線に一致した状態で 前記胴部の対角線方向に折り畳まれると共に、前記縦間隔保持片が、前記胴部の 対角線方向に揺動して偏平とされる緩衝部材を設け、胴部を対角線方向に折り畳 むことによって胴部内部に前記各底フラップが収納されるとき、各第1底フラッ プの折目線に沿った45°の角度に立ち上がった各第1底フラップの一方端縁が 前記緩衝部材に干渉することを防止する空隙を前記緩衝部材と前記底部との間に 設け、前記収納空間内の空隙の位置に被包装体を載置可能とする着脱自在の受け 部材を設けてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案の包装箱によれば、胴部を対角線方向に折り畳んだとき、内壁が、その 対角線を胴部の対角線と一致させた状態で胴部の対角線方向に折り畳まれ、縦間 隔保持片が、胴部の対角線方向に揺動する。このため、内壁の収納空間に被包装 体が収納されていない状態において、胴部を対角線方向に折り畳むと、内壁及び 縦間隔保持片も一体となって対角線方向に折り畳まれ、最終的に胴部、内壁及び 縦間隔保持片が重合される。これにより、包装箱が緩衝部と一体に偏平に折り畳 まれる。このとき、該包装箱の底部は、前記各第1底フラップが前記折目線を介 して鋭角に折れ曲がりつつ胴部内部に収納されるが、前記緩衝部材と前記底部と の間に空隙を設けたので、各第1底フラップの折目線に沿った45°の角度に立 ち上がった各第1底フラップの一方端縁が該空隙に収納され、それによって、各 第1底フラップの一方端縁が前記緩衝部材に干渉することを防止して、緩衝部材 を胴部に備えた状態で折り畳みが可能となる。
【0010】 一方、内壁の収納空間に被包装体が収納された状態においては、縦間隔保持片 が、内壁の内面と胴部の内面との間にそれぞれ所定の間隔をもって並設されてい る。このため、外部から胴部に衝撃が加わると、この衝撃力は、内壁と縦間隔保 持片によって受け止められる。
【0011】 また、前記受け部材を設けることにより、被包装体は前記収納空間内に位置さ れると共に、底部側から衝撃を受けたとき、受け部材の緩衝作用によってこの衝 撃を吸収することを可能とする。
【0012】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の一実施例の包装箱 を示す斜視図、図2は図1に示す包装箱の開蓋状態を示すと共に一部を破断して 示す説明的斜視図、図3は図1の III-III線断面図、図4は図1のIV−IV線断面 図、図5は箱本体の展開図、図6は偏平状態の包装箱の斜視図、図7は図6の上 半部を取り除いて示す説明的断面図、図8及び図9は他の緩衝部材の構造を示す 断面説明図である。
【0013】 本実施例の包装箱1は、図1乃至図4に示すように、箱本体2と、該箱本体2 内に設けられた緩衝部材3と、着脱自在の受け部材4とによって構成されている 。
【0014】 前記箱本体2は、図5に示すように、ボール板紙を大略矩形状に打ち抜いて形 成されており、一対の第1側板5,6と一対の第2側板7,8とが交互に夫々折 目線a,b,cを介して連設されている。更に図中右側の第1側板6の端縁には 折目線dを介して接着片9が連設されており、該接着片9を前記第1側板6の反 対側の第2側板8の左端部に接着することによって図2に示すように四角筒状の 胴部10を形成する。
【0015】 また、図5に示すように、両第1側板5,6の夫々の下端縁には折目線e,f を介して第1底フラップ11,12が連設されており、両第2側板7,8の夫々 の下端縁には折目線g,hを介して第2底フラップ13,14が連設されている 。両第1底フラップ11,12の夫々の左側には、前記各第1側板5,6の下縁 端部から45°の角度に傾斜する折目線i,jを介して折曲げ接着片15,16 が形成されている。更に両第1底フラップ11,12の下端縁部には係止突片1 7,18が形成されている。これにより、各第1底フラップ11,12の折曲げ 接着片15,16を夫々第2底フラップ13,14に接着することにより底部1 9を形成する。該底部19は、前記折曲げ接着片15,16の折目線i,jによ って前記四角筒状の胴部10の内部に向かって折り曲げ自在であり、図6に示す ように、該折目線i,jに連なる前記胴部10の折目線c,bを鋭角に折り畳む ことによって、前記胴部10の内部側に収納される。このとき、一方の折曲げ接 着片15によって互いに接着された第1底フラップ11及び第2底フラップ14 と、他方の折曲げ接着片16によって互いに接着された第1底フラップ12及び 第2底フラップ13とが互いに離反するように畳み込まれる。また、図2及び図 3に示すように、前記箱本体2が形成されているときには、前記第1底フラップ 11,12に形成された係止突片17,18同士が互いに係止して底部19を平 板状に維持する。
【0016】 また、図5に示すように、両第1側板5,6の夫々の上端縁には折目線k,m を介して第1天フラップ20,21が連設されており、両第2側板7,8の夫々 の上端縁には折目線n,oを介して第2天フラップ22,23が連設されている 。第1天フラップ20,21は夫々の先端に舌片24,25が形成されており、 一方の第1天フラップ20の下端縁には他方の第1天フラップ21の舌片25を 挿入して係止する係止穴26が形成されている。また、第2天フラップ22,2 3は、前記折目線n,oに連設する連結片26,27と、前記緩衝部材3の内周 面に当接する当接片28,29と、一方側に切り込み30,31を有する天板3 2,33とによって構成されている。両第2天フラップ22,23は各切り込み 30,31を互いに係止することによって胴部10上部において連結状態とされ る。
【0017】 前記緩衝部材3は、図2乃至図4に示すように、前記胴部10の内面全周に沿 って、内部に図示しない被包装体が収納される収納空間34が形成された直方体 状の内壁35と、該内壁35と前記胴部10との間に所定の間隔を存して並設さ れた複数の縦間隔保持片36とを備えている。更に詳細には、該緩衝部材3は、 ボール板紙を用いて形成されたものであり、図3に示すように、箱本体2の各側 板5,6,7,8側に設けられた外枠37と、内壁35と縦間隔保持片36との 間に設けられた内枠38とを備えている。該内枠38は、前記各第1側板5,6 に対応する側においては、一端部に位置する縦間隔保持片36と連なって一体に 形成されており、前記各第2側板7,8に対応する側においては、各縦間隔保持 片36と内枠38とが全て一体に形成されている。該内枠38と一体ではない縦 間隔保持片36は、該内枠38と前記外枠37とに夫々接着する接着片36aが 設けられており、各接着片36aによって縦間隔保持片36が内枠38と外枠3 7との間に保持されている。そして、該緩衝部材3は、上記の構成によって対角 線方向に折り畳み可能となっている。しかも、該緩衝部材3の収納空間34側は 、前記内壁35によって補強されている。
【0018】 また、該緩衝部材3は、図2及び図3に示すように、前記各底フラップ11, 12,13,14によって形成された底部19から所定間隔を存して設けられて おり、これによって、緩衝部材3の下端縁と底部19との間に空隙39が形成さ れる。
【0019】 また、図2及び図4に示すように、前記包装箱1が直方体状に組み立てられた とき、前記空隙39の位置に設けられて、前記被包装体の収納空間34内に被包 装体を載置可能とする受け部材4が設けられる。
【0020】 該受け部材4は、ダンボール板紙を打ち抜いて形成されており、収納空間34 の底部に位置して被包装体を載置する載置板40と、該載置部40の各端縁に沿 って折目線を介して連設された支持片41と、前記載置部40に形成された把持 用穴42とを備え、包装箱1から取り除いたときには、支持片41と載置板40 とを偏平にすることができる。更に、前記包装箱1内部に該受け部材4を収納し たとき、該受け部材4の各支持片41は、箱本体2の底部19の各底フラップ1 1,12,13,14を上方から押さえて、底部19を平坦な状態に維持するこ とができると共に、空隙39によって緩衝効果を得ることができる。
【0021】 前記包装箱1は、被包装体が未包装のときや被包装体を取り出した後には、折 り畳み状態で保管等が行われ、被包装体を包装するときに組み立てられる。
【0022】 即ち、包装箱1を折り畳んだ状態では、図6に示すように、該包装箱1は、胴 部10をその対角線方向に折り畳んだとき、緩衝部材3が、その対角線を胴部1 0の対角線と一致させた状態で折り畳まれ、その縦間隔保持片36が、胴部10 の対角線方向に揺動する。これにより、胴部10と緩衝部材3とを一体に偏平に 折り畳むことができる。このとき、該包装箱1の底部19は、前記各第1底フラ ップ11,12が前記折目線i,jを介して鋭角に折れ曲がりつつ胴部10内部 に収納されるが、図7に示すように、前記緩衝部材3と前記底部19との間に空 隙39を設けたので、各第1底フラップ11,12の折目線i,jに沿った45 °の角度に立ち上がった各第1底フラップ11,12の一方端縁が該空隙39に 収納され、それによって、各第1底フラップ11,12の一方端縁が前記緩衝部 材3に干渉することなく胴部10に収納した状態で折り畳むことができる。
【0023】 そして、折り畳んだ状態の包装箱1を被包装体を包装可能な状態に形成する場 合には、前記胴部10及び緩衝部材3を円筒状に形成し、同時に各底フラップ1 1,12,13,14を胴部10の内方から押しつける要領で底部19を形成す る。このとき、一方の第1底フラップ11に形成された係止突片17を、他方の 第1底フラップ12に形成された係止突片18に係止して底部19を平板状に維 持する。
【0024】 次いで、図3に示すように、前記受け部材4を前記緩衝部材3の収納空間34 を介して、包装箱1の底部19に向かって水平に挿入させる。このとき、前記支 持片41を夫々下方に直角に折り曲げた状態とする。
【0025】 以上によって、包装箱1の緩衝部材3の内壁35によって形成された収納空間 34に被包装体が収納可能となる。
【0026】 そして、収納空間34に被包装体を収納した場合には、図2及び図3に示すよ うに、前記第2天フラップ22,23を折目線n,oを介して内方に水平に折り 曲げる。このとき、第2天フラップ22,23は、前記当接片28,29を起立 させる共に、切り込み30,31を互いに掛け合わせる。次いで、前記一方の第 1天フラップ20を折目線kを介して胴部10の上部に水平に折り曲げ、該第1 天フラップ20の舌片24を緩衝部材3の一対の縦間隔保持片36間に挿入する 。続いて、前記他方の第1天フラップ21を折目線mを介して前記一方の第1天 フラップ20に重合させるように胴部10の上部に水平に折り曲げ、該第1天フ ラップ21の舌片25を、前記一方の第1天フラップ20側の係止穴26に挿入 する。これにより、図1に示すように包装箱1は閉蓋された状態となり、図3に 示すように前記収納空間34の上部は、第2天フラップ22,23によって閉塞 され、同時に、各第2天フラップ22,23の当接片28,29によって、前記 天板32,33と第1天フラップ20,21との間に空隙43が形成されて、包 装箱1の上方からの衝撃に対しても充分な緩衝効果を得ることができる。
【0027】 なお、前記緩衝部材3は前記の構成に限らず、高い緩衝性を有すると共に、折 り畳んで偏平状態とすることができるものであればよい。例えば、図8及び図9 に示すように、外枠50と内枠51とを四角筒状に形成し、外枠50と内枠51 との間に複数の縦間隔保持片53を設けて前記箱本体2の各側板5,6,7,8 に対応して形成し、それらを夫々の側板5,6,7,8の内面に接着してもよい 。また、図示しないが、上記の実施例と同様に、収納空間34側を内壁34によ って補強してもよい。
【0028】 更に、上記の緩衝部材3は、図示するように、少なくとも一方の対角線上にあ る一対の角部に隙間を形成しておくことにより、一層折り畳みが容易となる。
【0029】 また、前記受け部材4は、上記の実施例において使用したものに限らず、例え ば、図示しないが、他のブロック状に形成された緩衝材を用いてもよい。
【0030】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように、本考案は、前記緩衝部材と前記底部との間に 前記空隙を形成したので、各第1底フラップの折目線に沿った45°の角度に立 ち上がったとき、各第1底フラップの一方端縁が前記緩衝部材に干渉することな く各底フラップを収納することができるので、緩衝部材を胴部に備えた状態で偏 平に折り畳むことができる。
【0031】 また、前記緩衝部材は、縦間隔保持片を内壁の内面と胴部の内面との間に設け て形成されているので、その一方に対角線に沿って容易に折り畳むことができ、 しかも、外部から胴部に衝撃が加わっても縦間隔保持片によって受け止められる ので充分な緩衝効果を得ることができる。
【0032】 また、前記受け部材によって、被包装体を前記収納空間内に位置させることが できると共に、底部側から衝撃を受けても、該受け部材の緩衝作用によってこの 衝撃を吸収することができる。
【0033】 従って、本考案によれば、充分な緩衝作用を有する緩衝部材を備えて該緩衝部 材と一体に偏平に折り畳むことができる折り畳み包装箱を提供することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の包装箱を示す斜視図。
【図2】図1に示す包装箱の開蓋状態を示すと共に一部
を破断して示す説明的斜視図。
【図3】図1の III-III線断面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】箱本体の展開図。
【図6】偏平状態の包装箱の斜視図。
【図7】図6の上半部を取り除いて示す説明的断面図。
【図8】他の緩衝部材の構造を示す断面説明図。
【図9】他の緩衝部材の構造を示す断面説明図。
【符号の説明】
1…包装箱、3…緩衝部材、4…受け部材、5,6…第
1側板、7,8…第2側板、10…胴部、11,12…
第1底フラップ、13,14…第2底フラップ、15,
16…折曲げ接着片、19…底部、34…収納空間、3
5…内壁、36…縦間隔保持片、39…空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向して起立する一対の第1側板と
    両第1側板の各側端縁に連設されて互いに対向して起立
    する一対の第2側板とによって四角筒状に形成された胴
    部を備え、前記各第1側板の下縁に連設された第1底フ
    ラップと前記各第2側板の下縁に連設された第2底フラ
    ップとを備え、前記両第1底フラップの夫々の一方側
    に、前記各第1側板の下縁端部から45°の角度に傾斜
    する折目線を介して折曲げ接着片を備え、一方の第1底
    フラップの折曲げ接着片を一方の第2底フラップに固着
    すると共に他方の第1底フラップの折曲げ接着片を他方
    の第2底フラップに固着して底部が形成され、前記胴部
    の四つ角のうち一方の対角線に沿って該胴部を折り畳ん
    だとき、前記各第1底フラップが前記折目線を介して鋭
    角に折れ曲がりつつ胴部内部に立ち上がって収納される
    折り畳み包装箱において、 前記胴部の内面全周に沿って、内部に被包装体が収納さ
    れる収納空間が形成された内壁と、該内壁と前記胴部と
    の間に所定の間隔を存して並設された複数の縦間隔保持
    片とを備えて、前記胴部を対角線方向に折り畳んだと
    き、前記内壁が、その対角線が前記胴部の対角線に一致
    した状態で前記胴部の対角線方向に折り畳まれると共
    に、前記縦間隔保持片が、前記胴部の対角線方向に揺動
    して偏平とされる緩衝部材を設け、 胴部を対角線方向に折り畳むことによって胴部内部に前
    記各底フラップが収納されるとき、各第1底フラップの
    折目線に沿った45°の角度に立ち上がった各第1底フ
    ラップの一方端縁が前記緩衝部材に干渉することを防止
    する空隙を前記緩衝部材と前記底部との間に設け、 前記収納空間内の空隙の位置に被包装体を載置可能とす
    る着脱自在の受け部材を設けてなることを特徴とする折
    り畳み包装箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007302252A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Yamato Packing Service Co Ltd 紙製組立箱
KR200465697Y1 (ko) * 2010-12-03 2013-03-18 김남일 완충 포장상자
JP5174262B1 (ja) * 2012-06-01 2013-04-03 カンナル印刷株式会社 包装箱
JP2019073304A (ja) * 2017-10-16 2019-05-16 株式会社タイヨーパッケージ 包装用箱及びそのブランクシート

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