JPS5918985Y2 - 折畳箱 - Google Patents
折畳箱Info
- Publication number
- JPS5918985Y2 JPS5918985Y2 JP671981U JP671981U JPS5918985Y2 JP S5918985 Y2 JPS5918985 Y2 JP S5918985Y2 JP 671981 U JP671981 U JP 671981U JP 671981 U JP671981 U JP 671981U JP S5918985 Y2 JPS5918985 Y2 JP S5918985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- box
- pieces
- walls
- folding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は底部における隣り合う底壁が連結されていて、
折畳み可能とした梱包用の箱に関するものである。
折畳み可能とした梱包用の箱に関するものである。
従来の段ボール紙製、若しくは厚紙型の箱は上部の蓋部
、下部の底部の両方共に保管の際の折畳みに便利な様に
開放状態であり、物品を梱包するに当り蓋部と底部とを
折曲して重ね、接着剤、ステープルなどで止着すること
により使用されていた。
、下部の底部の両方共に保管の際の折畳みに便利な様に
開放状態であり、物品を梱包するに当り蓋部と底部とを
折曲して重ね、接着剤、ステープルなどで止着すること
により使用されていた。
しかし、物品を梱包した後の蓋部と底部の閉封作業を一
部省略するために、近時になって、底部における隣り合
う底壁が既に接続されており、その接続部が対角線上で
折曲可能に形成されていて、保管の際に折り畳める構造
の箱（通常ボトムケースと称される）が汎用され始めた
。
部省略するために、近時になって、底部における隣り合
う底壁が既に接続されており、その接続部が対角線上で
折曲可能に形成されていて、保管の際に折り畳める構造
の箱（通常ボトムケースと称される）が汎用され始めた
。
この構造の箱は物品の包装作業に当り、底部を展開する
様に四囲側壁を押し拡げて立方体にするのみで直ちに物
品を収容することが出来るため、作業が簡略化され、便
利であるも底部の折畳み線のクセにより自然と立方体形
状が平面菱形状に変形し易く、物品の収容作業に悪影響
をもたらすことになり、しかも底部の中央附近は底壁の
重り合いが無いために、支承力に欠は底抜けを生ずる欠
陥が有った。
様に四囲側壁を押し拡げて立方体にするのみで直ちに物
品を収容することが出来るため、作業が簡略化され、便
利であるも底部の折畳み線のクセにより自然と立方体形
状が平面菱形状に変形し易く、物品の収容作業に悪影響
をもたらすことになり、しかも底部の中央附近は底壁の
重り合いが無いために、支承力に欠は底抜けを生ずる欠
陥が有った。
しかるに本考案は上記の欠陥を解消する様に構成された
ものであって、以下実施例図に基づき詳細に説明する。
ものであって、以下実施例図に基づき詳細に説明する。
即ち、第１図乃至第６図に示す通り上部に折曲自在の蓋
壁１を有する４面の側壁２の各下部に底壁３が夫々折曲
自在に連設されると共に夫々の底壁３の一端が隣り合う
他の底壁３の下面に交互に重り合う且つ相対向する底壁
３の重り合う部分の対角線上に形成した折畳線４で分け
られる連結片５を隣り合う他の底壁３の下面に接着して
戊る平面正方形の箱体Ａにおいて、連結片５に近接する
様に相対向する底壁３には折曲線６により折曲自在の係
合曲片７を夫々連設形成すると共に相対向する係合曲片
７は互いに係着して平面状に寝せる様に相対向する底壁
３の上部に互いに重ね合せ、夫々の保合曲片７を重ね合
せた際に逃げる様に隣り合う他の底壁３の端部に切欠部
８を設けることにより構成したものである。
壁１を有する４面の側壁２の各下部に底壁３が夫々折曲
自在に連設されると共に夫々の底壁３の一端が隣り合う
他の底壁３の下面に交互に重り合う且つ相対向する底壁
３の重り合う部分の対角線上に形成した折畳線４で分け
られる連結片５を隣り合う他の底壁３の下面に接着して
戊る平面正方形の箱体Ａにおいて、連結片５に近接する
様に相対向する底壁３には折曲線６により折曲自在の係
合曲片７を夫々連設形成すると共に相対向する係合曲片
７は互いに係着して平面状に寝せる様に相対向する底壁
３の上部に互いに重ね合せ、夫々の保合曲片７を重ね合
せた際に逃げる様に隣り合う他の底壁３の端部に切欠部
８を設けることにより構成したものである。
なお、第７図に示した平面長方形の箱体Ｂの場合には係
合曲片７を重ね合せた際の逃げのための切欠部８は、係
合曲片７を有する底壁３の幅が長く、隣り合う他の底壁
３に重り合うことが無く、支障を生じないので不要であ
る。
合曲片７を重ね合せた際の逃げのための切欠部８は、係
合曲片７を有する底壁３の幅が長く、隣り合う他の底壁
３に重り合うことが無く、支障を生じないので不要であ
る。
本考案は上記の通り構成されるために、保管、運搬時に
折畳む際には、平面状に寝せである保合曲片７を折曲線
６により起立して互いの保合を釈放し、その後は接着さ
れている連結片５の折畳線４から２つ折りする様に底壁
３を夫々側壁２の内部に重り合せて折り畳めば、扁平状
になり、嵩張らず取扱えるものである。
折畳む際には、平面状に寝せである保合曲片７を折曲線
６により起立して互いの保合を釈放し、その後は接着さ
れている連結片５の折畳線４から２つ折りする様に底壁
３を夫々側壁２の内部に重り合せて折り畳めば、扁平状
になり、嵩張らず取扱えるものである。
而して、本考案の箱は相対向する底壁３の係合曲片７が
互いに係着され且つ平面状に寝せであるために、折畳み
クセにより平面正方形か平面菱形に自然に変形しようと
しても、互いの係合曲片７の係着により制止され、平面
正方形を保つために、立方体形状の精度が極めて良好に
なると共に物品の収容作業に当り、手で押えている必要
は無く、合理化され、作業能率を高めるものである。
互いに係着され且つ平面状に寝せであるために、折畳み
クセにより平面正方形か平面菱形に自然に変形しようと
しても、互いの係合曲片７の係着により制止され、平面
正方形を保つために、立方体形状の精度が極めて良好に
なると共に物品の収容作業に当り、手で押えている必要
は無く、合理化され、作業能率を高めるものである。
しかも、相対向する底壁３の係合曲片７が互いに係着さ
れているために、４方向の底壁３が重り合う中央部附近
は補強され、内部に収容した物品の局部的荷重が加って
も底部外方へ膨出する、所謂底抜けの事故は発生しない
。
れているために、４方向の底壁３が重り合う中央部附近
は補強され、内部に収容した物品の局部的荷重が加って
も底部外方へ膨出する、所謂底抜けの事故は発生しない
。
さらに、係合曲片７の互いの係着は、底部外方から何方
に向って押圧した場合の凹陥をも阻止するために、４方
向の底壁３の重り合う中央部附近を押して凹陥させ、生
じた空間から内部に手を挿し込み、内部の物品を取り出
すことは不可能となり盗難事故を防止するものである。
に向って押圧した場合の凹陥をも阻止するために、４方
向の底壁３の重り合う中央部附近を押して凹陥させ、生
じた空間から内部に手を挿し込み、内部の物品を取り出
すことは不可能となり盗難事故を防止するものである。
また、互いに係着した係合曲片７による底部の強化は、
底部の形状を変形すること無く、正確に保つことになり
、箱の積み重ね作業には滑らず、容易に行うことが出来
ると共に積み重ね状態は安定し、荷崩れを解消するもの
である。
底部の形状を変形すること無く、正確に保つことになり
、箱の積み重ね作業には滑らず、容易に行うことが出来
ると共に積み重ね状態は安定し、荷崩れを解消するもの
である。
以上の如く、本考案は極めて簡単な構成でありながら、
箱の底部を強化すると共に立方体形状を確保できるため
に包装作業の高能率化、簡略化を達威し、さらには積み
重ねの荷崩れ、盗難などの事故を解消して安全性が極め
て高い等幾多の実用的効果を有するものである。
箱の底部を強化すると共に立方体形状を確保できるため
に包装作業の高能率化、簡略化を達威し、さらには積み
重ねの荷崩れ、盗難などの事故を解消して安全性が極め
て高い等幾多の実用的効果を有するものである。
第１図は本考案の実施例を示す平面正方形状の箱の展開
図、第２図は同上の箱の底部を示す平面図、第３図は第
２図の状態における内部を示す平面図、第４図は同上の
箱を立方形形状に開く途中の底部を示す平面図、第５図
は第４図の状態における内部を示す平面図、第６図は同
上の箱を折畳状態を底部から見た斜視図、第７図は本考
案の他の実施例を示す平面長方形状の箱の展開図である
。 １・・・・・・蓋壁、２・・・・・・側壁、３・・・・
・・底壁、４・・・・・・折畳線、５・・・・・・連結
片、Ａ・・・・・・箱体、６・・・・・・折曲線、７・
・・・・・係合曲片、８・・・・・・切欠部。
図、第２図は同上の箱の底部を示す平面図、第３図は第
２図の状態における内部を示す平面図、第４図は同上の
箱を立方形形状に開く途中の底部を示す平面図、第５図
は第４図の状態における内部を示す平面図、第６図は同
上の箱を折畳状態を底部から見た斜視図、第７図は本考
案の他の実施例を示す平面長方形状の箱の展開図である
。 １・・・・・・蓋壁、２・・・・・・側壁、３・・・・
・・底壁、４・・・・・・折畳線、５・・・・・・連結
片、Ａ・・・・・・箱体、６・・・・・・折曲線、７・
・・・・・係合曲片、８・・・・・・切欠部。
Claims (1)
- ４面の側壁２の各下部に夫々折曲自在に連設された底壁
３の一端が隣り合う他の底壁３の下面に交互に重り合う
と共に相対向する底壁３の重り合う部分の対角線上の折
畳線４で分けられる連結片５を隣り合う他の底壁３の下
面に接着した箱体Ａにおいて、連結片５に近接する様に
相対向する底壁３には折曲線６により折曲自在の保合曲
片７を夫々連設形成すると共に相対向する保合曲片７は
互いに係着して平面状に寝せる様（″−４目対向する底
壁３の上面に互いに重ね合せることにより構成した折畳
箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP671981U JPS5918985Y2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | 折畳箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP671981U JPS5918985Y2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | 折畳箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57120416U JPS57120416U (ja) | 1982-07-27 |
| JPS5918985Y2 true JPS5918985Y2 (ja) | 1984-06-01 |
Family
ID=29804998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP671981U Expired JPS5918985Y2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | 折畳箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918985Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-20 JP JP671981U patent/JPS5918985Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57120416U (ja) | 1982-07-27 |
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