JPH076079B2 - 帯状材料処理装置 - Google Patents

帯状材料処理装置

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JPH076079B2 JP2018104A JP1810490A JPH076079B2 JP H076079 B2 JPH076079 B2 JP H076079B2 JP 2018104 A JP2018104 A JP 2018104A JP 1810490 A JP1810490 A JP 1810490A JP H076079 B2 JPH076079 B2 JP H076079B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯状材料の処理装置に関し、特に、弾力的締
付け手段を備えた無端ベルトを具備し、帯状材料を弾力
的締付け手段により無端ベルトに締着して一つ以上の処
理槽に通す帯状材料処理装置に関する。さらに本発明
は、そのような装置を使用する帯状材料処理方法に関す
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
このような装置は、米国特許第4,534,843号明細書によ
って公知である。この公知装置では、無端ベルトに一体
形成される弾力的な指部が部分的に無端ベルトから切り
出され、それによってこれらの指部が、指部に接続され
たベルト部分の下側に突き出して帯状材料の一縁部の両
面に交互に接触する。このように、弾力的な指部が帯状
材料の縁部を交互に反対方向に押す結果、帯状材料(特
に脆弱な物品)の締付けられた縁部に変形が生じ、その
後の処理又は使用に差し支える事がある。
本発明の目的は、公知装置における上述の不利益を回避
できる冒頭に述べた種類の帯状材料処理装置を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、弾力的締付け手
段が、その一端部で無端ベルトに連結されるとともに、
その他端の自由締付け端部にてそれ自体の弾性によって
無端ベルトに当接され、積み込みステーションと積み出
しステーションとの少なくとも一方の近傍に、弾力的締
付け手段の自由締付け端部を無端ベルトから離れる方向
へ、押すための手段を設置したこと特徴とする帯状材料
処理装置を提供する。
本発明のこの構成によれば、帯状材料の締付けられた縁
部はその縁部に平行に伸びる無端ベルトの一部分に直接
に当接され、かつ支持される。すなわち、帯状材料の締
付けられた縁部は弾力的締付け手段の自由締付け端部に
より、無端ベルトの上記一部分に押し付けられる。この
ようにして、帯状材料の不都合な変形を避けることがで
きる。
帯状材料という用語は、所定長さの材料及びテープ状ウ
ェブ材料(例えば、リール等への巻き付け及び巻き出し
ができる)を含む。
米国特許第3,643,670号明細書に記載されるように、さ
らに他の帯状材料処理装置が公知である。この装置は締
付け手段を備え、締付け手段は固定アームと、蝶着ピン
により固定アームに接続される回動アームとを有する。
帯状材料に接触する端部から離れた方の各回動アームの
端部間には圧縮ばねが配置され、各圧縮ばねは帯状材料
を掴んだ各回動アームの端部を相互方向に押し付けるよ
うに作用する。
蝶着ピンを介して回動可能に設けられたアームと圧縮ば
ねとを使用することにより、この装置の構成は複数にな
っている。また、処理される帯状材料は回動アームによ
り局部的にのみ掴まれており、全長に亙り無端ベルトに
よって支持かつ導かれることはない。
さらに、米国特許第2,942,719号明細書は、蝶着ピンに
より回動自在に結合された複数のアームの端部で帯状材
料を掴むことができる装置を開示する。掴まれる帯状材
料と共働する各アームの端部は、その反対側の端部間に
設けられた圧縮ばねにより相互方法に押し付けられる。
したがって、米国特許第2,942,719号明細書から知られ
る装置は、米国特許第3,643,670号明細書の装置と同様
の不利益を有する。
本発明の他の特徴によれば、弾力的締付手段はその両端
部間に、自由締付け端部から離れた方の無端ベルトの一
側に配置される突出部を備え、突出部は所定相対角度に
曲がって延びる複数の部分を有し、それら部分の少なく
とも一つが無端ベルトに設けた開口部を通って突出し、
弾力的締付け手段の自由締付け端部は、開口部を通って
突出する部分に接続された末端部からなり、この末端部
が無端ベルトに当接される。
このような構成によれば、無端ベルト内の開口部を通っ
て突出する弾力的締付け手段の各部分に力を加えると、
弾力性を有する弾力的締付け手段の自由締付け端部は、
無端ベルトから離れる方向に押されるとともに、無端ベ
ルトに連結された弾力的締付け手段の端部に向かって無
端ベルトと平行に移動するようになる。自由締付け端部
がベルトから離れる方向に押されたときの無端ベルトに
対する自由締付け端部のこのような動きの利点は、その
結果として、帯状材料をその供給又は放出位置における
無端ベルトの移動方向に平行に簡単に供給又は放出でき
るようになることである。
特に、自由締付け端部から離れた方の無端ベルトの一側
に配置される弾力的締付け手段の突出部の、自由締付け
端部から遠い方の端縁部が、この端縁部にて突出部に接
続された無端ベルトへの連結部よりも広い幅を有し、突
出部が、自由締付け端部から遠い方の端縁部で、自由締
付け端部が当接される無端ベルトの他側の反対側の無端
ベルトの一部に当接される場合は、弾力的締付け手段の
変形を適宜に管理できるとともに、自由締付け端部の動
作を適宜管理できる。
また、自由締付け端部から離れた方の無端ベルトの一側
に配置される弾力的締付け手段の突出部に、平らな連結
部が接続され、この連結部が自由締付け端部と同じ側で
無端ベルトに当接される場合は、無端ベルトと弾力的締
付け手段との簡潔な結合構造によって、弾力的締付け手
段を良好に接続することが可能となる。その場合、連結
部がその自由端に曲成された縁部を有し、この縁部が無
端ベルトに設けた孔に収容される構成とすれば、弾力的
締付け手段と無端ベルトとの間の良好な位置決め及び連
結が得られる。
さらに、弾力的締付け手段が無端ベルトに着脱自在に連
結される構成により、次のようなさらに大きな利点が提
供される。最初の段階で、無端ベルトと弾力的締付け手
段とを別々に製作することができる。それにより、例え
ば米国特許第3,643,670号明細書に開示される構造の製
作と比べ、各構成部材の製作が著しく容易になる。さら
に、弾力的締付け手段が損傷したときに、無端ベルトと
弾力的締付け手段とが一体の場合のように弾力的締付け
手段を含む無端ベルト全体を交換することなく、容易に
弾力的締付け手段を交換できる。また、弾力的締付け手
段に材料が堆積したときに、弾力的締付け手段を代わり
のきれいなものと交換したり、弾力的締付け手段を無端
ベルトから外して清掃したりすることも容易にできる。
さらに、上記構成により、無端ベルトと弾力的締付け手
段とを異なる材料から作ることが可能になる。
したがって、例えば、無端ベルトを導電材から形成し、
かつ少なくとも部分的に非導電材で被覆して、弾力的締
付け手段が帯状材料を無端ベルトの被覆されていない部
分に押し付けるようにできる。これにより、少なくとも
非導電材で被覆した無端ベルト部分への材料の堆積が防
止される。
或いは、無端ベルトを非導電材から形成し、かつ弾力的
締付け手段を導電材から形成することもできる。この場
合、弾力的締付け手段は、装置の運転中にDC電源に接続
される。この構成によっても、無端ベルト上への材料の
堆積は防止される。また、材料が堆積する弾力的締付け
手段は、無端ベルトから外した後に容易に交換又は清掃
できる。
本発明の他の態様は、二つのガイド輪上を走行する少な
くとも一つの無端ベルトに設けた弾力的締付け手段が、
その自由端部を帯状材料に当接することによって帯状材
料を無端ベルトに固定支持しつつ行う帯状材料の処理方
法に関する。
米国特許第4,534,843号明細書に開示された方法では、
帯状材料は協働する弾力的締付け手段によって無端ベル
トの長手方法に直交する方向へ押される。この方法では
比較的短い帯状材料のみの処理が可能である。
本発明によれば、弾力的締付け手段の自由締付け端部
は、一方のガイド輪の近傍に設けられた帯状材料供給位
置、及び他方のガイド輪の近傍に設けられた帯状材料放
出位置で、無端ベルトに直交する方向及び無端ベルトに
平行な方向に所定距離だけ移動され、帯状材料は、帯状
材料供給位置で無端ベルトの走行方向に少なくともほぼ
平行に供給されるとともに、帯状材料放出位置で無端ベ
ルトの走行方向に少なくともほぼ平行に放出される。
弾力的締付け手段の自由締付け端部が無端ベルトに平行
に移動する結果、弾力的締付け手段の自由締付け端部は
ガイド輪の位置で無端ベルトの移動方向に平行に供給さ
れる帯状材料が届かない位置に置かれる。その間、その
帯状材料は供給位置の近傍のガイド輪に関して少なくと
も接線方向に移動している。このようにベルトの移動方
向に平行に帯状材料を供給できるようにすることで、長
いウェブ状の帯状材料を処理過程の間にリールから巻き
出しかつリールに巻き戻して、連続的に装置に供給し又
は装置から放出することが可能になる。
以下、添付図面に示す本発明に係る装置の幾つかの実施
例を参照して、さらに本発明を説明する。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示すように、処理される帯状材料
は、打ち抜きフレームを持つ帯状材料1(その所定部分
はプラスチック材2に埋め込まれている)の形態を呈す
ることができる。
清掃又は所望金属によるメッキの目的で、この帯状材料
1は通常一つ以上の槽内を通過せしめられる(前述の米
国特許第4,534,043号又はオランダ特許第150,860号参
照)。本発明によれば、第3図〜第7図に示す装置を用
いて、この工程を実施することができる。
第3図に示すように、この装置は、二つの容器4,5を載
置したフレーム3を備える。各容器4,5には一つ以上の
処理槽6,7がそれぞれ収容される。
この装置はさらに、一対のガイド輪8,9を有し、両ガイ
ド輪8,9に無端ベルト10が掛け渡される。ガイド輪8,9の
少なくとも一方は、駆動源(図示せず)に接続される。
それにより両ガイド輪8,9は矢印A方向に回転し、それ
と共に無端ベルト10が矢印B方向に駆動される。
第4図〜第7図にさらに詳細に示すように、無端ベルト
10(金属製が好ましい)は等間隔に配置された複数の長
方形の開口部11を備える。それら開口部11は、第5図に
示すように、上端部の幅が他の部分よりやや狭くなって
おり、開口部11内に突出する停止ノッチ12が開口部11の
上方隅部に形成される。無端ベルト10には、各開口部11
から少し上方に離れて、細孔13が設けられる。
各開口部11に隣接して、板ばねからなる弾力的締付け手
段14が無端ベルト10に連結される。
第5図〜第7図に詳細に示すように、弾力的締付け手段
14は平らな連結部15を備え、連結部15の上縁部16が直角
に曲成される。連結部15の下端には、連結部15よりもや
や幅の広い湾曲突出部17が接続される。湾曲突出部17の
幅は開口部11の幅に略等しい。平らな連結部15の延長上
にある唇状部18すなわち自由締付け端部は、連結部15か
ら遠い方の湾曲突出部17の縁部に接続される。
弾力的締付け手段14を無端ベルト10に装着するために
は、湾曲突出部17を無端ベルト10の開口部11に押し込む
とともに、第5図に示すように、湾曲突出部17を変形し
て、連結部15から突出する湾曲突出部17の一対の上方端
縁部を、防止ノッチ12に対して無端ベルト10の後面に載
せる。さらに、連結部15の上端に曲成された上縁部16が
細孔13に挿入される。
弾力的締付け手段14のこのような構造により、弾力的締
付け手段14を無端ベルト10に連結すると、唇状部18が弾
力的締付け手段自体の弾力性で無端ベルト10の下端に押
し付けられる。その結果、例えば第1図及び第2図に示
す金属フレームのような帯状材料を、その上縁部を無端
ベルトの下端と幾つかの唇状部18との間に配置して締着
することが可能となる。それにより、唇状部18が金属フ
レームの上縁を無端ベルト10に固く押し付けるので、プ
ラスチック材2の上縁には好ましくない変形が生じな
い。
帯状材料を弾力的締付け手段14の唇状部18と無端ベルト
10との間に挿入するため、又は帯状材料をこの位置から
取り除くためには、例えば、第7図に示すように、ばね
材からなる湾曲突出部17に矢印C方向へ力を加えること
によって、唇状部18を押して無端ベルト10から脱離させ
るだけで良い。
図示のように、それによって唇状部すなわち自由締付け
端部18は、距離“a"だけ無端ベルト10に垂直な方向に移
動すると共に、距離“b"だけ無端ベルト10に平行に移動
する。自由締付け端部18のこの平行移動は重要である。
何故ならその結果、無端ベルト10の移動方向に平行な方
向への帯状材料の供給又は放出が可能となるからであ
る。これは後で詳細に述べる。
無端ベルト10からの唇状部18の上述の動作を可能にする
ため、無端ベルト10を担持する各ガイド輪8,9は、第3
図及び第4図に示す実施例においては円形溝19(第4図
のみに示す)を備える。溝19の断面形状は、弾力的締付
け手段14の湾曲突出部17の湾曲形状に適合するが、その
深さ及び形状により、無端ベルト10の移動に従って湾曲
突出部17が溝19内を移動する際に、唇状部18がやや上方
に押されて無端ベルト10から離れ、以て帯状材料の供給
又は除去を可能にするようになっている。
第3図に示すように、帯状材料はマガジン20から一つず
つガイド輪8付近に供給される。帯状材料は、矢印D方
向に旋回可能でかつ矢印F方向に前後移動できる作動ア
ームにより、一度に一つずつマガジンから取り出され
る。この作動アームはグリッパ(例えば吸引カップ)を
有し、グリッパは大気圧以下の圧力を生じることによっ
て作動アームと搬送される帯状材料とを付着させる。も
ちろん作動アームの移動は、無端ベルトの移動と同期し
ている。帯状材料は、マガジン20から取り出された後、
矢印D方向に上方へ旋回され、次いで無端ベルト10と共
に矢印F(第4図)方向に移動され、それにより帯状材
料の上縁が無端ベルト10と無端ベルト10から離脱された
唇状部18との間に挿入される。第4図から明らかなよう
に、弾力的締付け手段14は、ガイド輪8を通過後、唇状
部18が無端ベルト10上に供給された帯状材料を締着する
位置に戻る。それにより帯状材料は、無端ベルト10によ
って矢印B方向に運ばれ、一つ以上の槽を通過すべく導
かれる。槽を通過した後、帯状材料を担持した無端ベル
ト10はガイド輪9の近くの位置に達し、そで唇状部18
が、弾力的締付け手段14とガイド輪9との共働により無
端ベルト10から離れる方法に押され、その結果、帯状材
料は無端ベルト10から外される。
帯状材料は、コンベヤ(図示せず)によって把持するこ
とができる。このコンベヤは、帯状材料の供給に使用さ
れる作動アームからなるコンベヤと同様に、両ガイド輪
8,9間を無端ベルト10の一部分に沿って長手方向に前後
移動でき、かつマガジン21の方向に旋回でき、それによ
りマガジン21内に処理後の帯状材料を積むことがでる。
ガイド輪9を通過した後、処理すべき新しい帯状材料を
与える前に、無端ベルト10は槽7を通って清掃される。
さらに第3図に示すように、第1図及び第2図のような
複数の短い帯状材料ではなく、ウェブ状の一つの長い帯
状材料を処理することも、本発明による装置によって行
うことができる。その場合、ウェブはリール22から巻き
出され、処理後リール23に再び巻き付けられる。
処理される帯状材料の移動は、装置の運転中、所望によ
り連続的又は断続的に繰り返して行うことができる。
第3図に示す装置では、帯状材料はガイド輪に関し接線
方向に供給される。しかし、例えばガイド輪8に隣接配
置される機構によって、並列配置される幾つかの弾力的
締付け手段14の唇状部18を押して無端ベルト10から離す
ことにより、帯状材料を下方から供給することも考えら
れる。
望ましくは複数の帯状材料は、対向する端部が互いに近
接位置されるように無端ベルトに取着される。それによ
り、対向端部における金属被覆の厚みが帯状材料の長さ
方向へ平均した金属被覆の平均厚みを逸脱した異常な厚
みになることが防止される。
第8図に示す装置は、第3図の装置とほぼ対応するの
で、相応部分は両図とも同じ参照番号を付けてある。
この装置では、無端ベルト10の長手方向を横切って移動
自在な押圧手段26,27が、積み込みステーション24及び
積み出しステーション25付近にそれぞれ配置される。こ
れらの押圧手段26,27は、所与の機構(図示せず)によ
り無端ベルト側へ押されると、無端ベルト10に接続した
弾力的締付け手段14の湾曲突出部17と係合し、弾力的締
付け手段14を無端ベルト10に関し相対的に移動して、無
端ベルト10の下縁から唇状部18を離脱させる。無端ベル
ト10の好ましくない撓曲を防ぐため、ガイドブロック2
8,29が押圧手段26,27から遠い方の無端ベルト10の側面
に配置される。もちろんガイドブロック28,29は、唇状
部18が無端ベルト10から押されて離脱することを妨げな
いように構成される。
ガイド輪9の近傍に一対のピンチローラ30,31が設けら
れる。それらピンチローラ30,31は、両ガイド輪8,9の間
に延びる無端ベルト部分の両側に配置される。ピンチロ
ーラ30,31により、第8図に示す両ガイド輪8,9間に位置
する無端ベルト10の前方部分(図で手前側)が、装置の
運転中に矢印G方向へ一定速度で連続的に駆動される。
ガイド輪8の近傍にはピンチローラ32,33が設けられ
る。第8図に示すように、ピンチローラ32,33は無端ベ
ルト10の後方部分(図で奥側)と共働し、後方部分を間
欠的に移動させる。後方部分の間欠駆動は、積み込みス
テーション24及び積み出しステーション25において、帯
状材料を無端ベルト10が停止している間に供給又は放出
できるようにするために必要である。
ピンチローラ32,33の代わりに、他の駆動手段も使用で
きる。それは例えば、無端ベルト10の長手方向に沿って
前後移動するクランプである。このクランプは、前進行
程で無端ベルト10を運び、行進行程で無端ベルト10から
離れる。
積み込みステーションでの積み込みは、上下移動自在の
旋回手段によって行われる。それにより帯状材料は、一
度に一つずつ積み込みステーション23内のマガジンから
取り出され、帯状材料の上縁がブロック26により押され
て離れた唇状部18の下に配置される位置まで旋回され
る。帯状材料は、その後やや上方に移動され、上縁が唇
状部18と無端ベルト10との間の位置に達する。次いでブ
ロック26が引っ込み、唇状部18が帯状材料を無端ベルト
10に締着する。帯状材料の除去は、この逆の順序で積み
出しステーション25において行われる。
第8図に示す無端ベルト10の後方部分の間欠的移動を可
能にするため、ガイド輪8,9は、二重矢印Hで概略的に
示すように、無端ベルト10の長手方向にばね力に抗して
移動できる。
第8図に示す無端ベルト10の後方部分がピンチローラ3
2,33等により積み込み又は積み出しのため停止すると、
ガイド輪8,9が右側へ移動する。したがってその間、無
端ベルト10の前方部分は所定の一定速度で矢印G方向に
動き続ける。
無端ベルト10の後方部分が再び駆動されると、ピンチロ
ーラ32,33等は後方部分の移動が加速されるように駆動
され、ガイド輪8,9がその初期位置に復帰する。その
間、前方部分の所定の一定速度は維持される。
第9図に示す装置は、第8図の装置と実質的に対応する
ものであり、同じ部材は同じ参照番号で示す。
第9図に示す装置では、第8図の装置でガイド輪9の付
近に配置された駆動ピンチローラ30,31が省かれてい
る。その代わりに、概略的に示す駆動手段34,35が設け
られ、それらによりガイド輪8,9が無端ベルト10の長手
方向に前後移動できるようになっている。第8図の実施
例と同様に、第9図の実施例の無端ベルト10の前方部分
は、ガイド輪9の方向に連続的に移動する。それによ
り、無端ベルト10の前方部分の矢印G方向への移動速度
は一定であり、その間、第9図に示す無端ベルト10の後
方部分はガイド輪8の方向へ間欠的に移動する。
無端ベルト10の後方部分が静止している間、ガイド輪8,
9は駆動手段34,35によって、無端ベルト10の速度の半分
の速度で右方向へ移動する。無端ベルト10の後方部分が
駆動されている間、この後方部分は維持されるべき前方
部分の所定の一定速度より早い速度で駆動され、両ガイ
ド輪8,9は同時に左方向(第9図)に移動してその出発
点に戻る。
第8図の装置に対する第9図の装置の利点は、ガイド輪
8,9が所定の出発位置に戻ることが常にできることであ
る。第8図の装置では、ローラ30,31及びローラ32,33が
同期して駆動されないので、装置の長時間の使用後に、
無端ベルト10が通過する両ガイド輪8,9は、その出発位
置からいずれかの方向へ徐々に移動してしまう。
もちろん本発明の精神及び範囲内で、上記構成の変更や
追加が可能である。
以下に述べる他の幾つかの実施例(第10図〜第18図)に
おいて、これまでに論じたと同様の構成要素は同じ参照
番号を付する。
第10図〜第13図に示す実施例では、板ばね材からなる弾
力的締付け手段36が使用される。弾力的締付け手段36
は、互いに鋭角をなす一対の部分37,38を備える。これ
らの部分37,38は本発明の突出部を構成し、無端ベルト1
0に取り付けたときに無端ベルト10に関して帯状材料の
反対側に位置する。前述の唇状部18に対応する唇状部39
が、部分37から離れた方の部分38の端部に接続される。
唇状部39により、帯状材料1の縁部が上述と同様の方法
で無端ベルト10上に締着される。
部分38から離れた方の部分37の端部は、無端ベルト10に
垂直にそこに開いた細孔13を通って伸びる接続部40を介
して、この接続部40から上方に伸びる連結端部41に接続
される。連結端部41は、無端ベルト10の帯状材料1に対
向する側面に当接される。
第11図〜第13図に示すように、部分37の長手方向に伸び
る凹部42が、部分37の中心に形成されて部分37の剛性を
高めている。
第13図から明らかなように、略矩形断面を有する円形溝
43がこの実施例のガイド輪8(又はガイド輪9)に設け
られる。ガイド輪8の円周部に近い円形溝43の最下端の
境界面には、弾力的締付け手段36の部分38と協働する傾
斜縁部44が設けられる。傾斜縁部44は、弾力的締付け手
段36が円形溝43に入ったときに部分38を矢印C方向へ押
し上げ、ガイド輪8に関して接線方向に帯状材料を供給
する余地を作る。部分38及び特に唇部状39の、無端ベル
ト10から離れる上方へこのような動作は、部分38の剛性
よりも部分37の剛性が大きいことによって有利な影響を
受ける。これは上記の凹部42を、弾力的締付け手段36の
部分37に設けても、同じ結果を得られる。
第14図及び第15図に示す弾力的締付け手段45は、無端ベ
ルト10の前側に位置して締付け対象の帯状材料1と協働
する唇状部46と、唇状部46から無端ベルト10の背後で上
方に傾斜して延びる部分47とを備える。部分47は、部分
47より幅の広い部分49に湾曲部48を介して接続され、部
分49は無端ベルト10の平面にほぼ垂直に延びる。部分4
7,48,49は、本発明の突出部を構成する。連結端部50
は、細孔13を貫通する無端ベルト10の前側に沿って延
び、部分49の自由端に接続される。
第16図に詳細に示すように、唇状部46は断面図で示す通
り少し曲がっている。したがって唇状部46は、無端ベル
ト10の長手方向に対して垂直に伸びる二つの境界縁部だ
けで、締付け対象の帯状材料に当接される。その結果、
帯状材料1を無端ベルト10に押し付ける十分な圧力が確
保される。
第17図及び第18図に示すように、弾力的締付け手段は板
ばねの代わりに弾性を有した針金状の材料で作ることも
できる。図示実施例において、針金状の弾性材料からな
る弾力的締付け手段51は、処理される帯状材料1に対向
する側の無端ベルト10の表面に当接される一対の端部52
を具備する。それらの端部52は、互いに平行に伸びる一
対の脚53に接続され、各脚53は、無端ベルト10に設けた
細孔13を貫通する。端部52から離れた方の脚53の各端部
は、それぞれコイル54に接続される。それらコイル54の
中心軸は無端ベルト10の長手方向に平行に伸びる。これ
らのコイル54を介して、脚53は、コイル54から再び無端
ベルト10の方向へ下方に傾斜して延びる他の脚55に接続
される。それにより脚53と脚55とは、側面図(第18図)
に示すように互いに鋭角を形成する。脚53,55及びコイ
ル54は、本発明の突出部を構成する。
コイル54から遠い方の脚55の端部は、無端ベルト10に設
けた開口部11を貫通し、二つの脚55を連結するU字ワイ
ヤ部56に接続される。U字ワイヤ部56は、本発明の自由
締付け端部を構成し、無端ベルト10の下縁に接触する。
U字ワイヤ部56が、無端ベルト10の下縁に当接されて前
述の各実施例の唇状部と同じ機能を果たすことは明らか
である。したがってU字ワイヤ部56は、適当な手段によ
って矢印C方向へ脚55に力を加えることにより、無端ベ
ルト10から離れる上方向に押し上げられる。
上記種類の装置において無端ベルト10は普通は導電材で
作られる。ばね材料は非導電材(例えばプラスチック)
からなることが望ましい。それは、帯状材料のメッキ槽
を通る弾力的締付け手段14に金属が堆積するのを防ぐた
めである。
さらに、無端ベルト10上へのそのような物質の堆積を防
ぐために、無端ベルトをそれが導電材で作られる場合少
なくとも部分的に非導電材の層で被覆することができ
る。それにより、帯状材料と無端ベルトの導電材部分と
の良好な接触が得られる。
上記装置の重要な利点は、弾力的締付け手段が無端ベル
トに着脱自在に連結されることである。それにより弾力
的締付け手段は、損傷の場合や金属物質堆積の場合に容
易に交換できる。
非電導材からなる無端ベルトと容易に更換可能な導電材
製の弾力的締付け手段とを組み合わせて使用すること
が、特に有利である。その場合、堆積した物質を除去す
るために弾力的締付け手段を容易に除去又は交換でき、
その後は弾力的締付け手段の再使用が可能である。一
方、無端ベルトへの物質の堆積はほとんどない。
第19図に示すように、一対の無端ベルト10を備えた装置
を使うこともできる。この場合、各無端ベルト10は上述
したと同じ方法でガイド輪8,9の上を通る。したがって
各ガイド輪8,9及び無端ベルト10の構造は、上記各実施
例に対応する。
第19図に示すように、二つのガイド輪8及び二つのガイ
ド輪9はそれぞれ共通の回転軸に枢着され、互いに少し
間隔を置いた各無端ベルト10のこの部分は水平方向に延
びる。このような装置によれば、例えば所望の長さを持
つ帯状材料57を処理可能である。そのような帯状材料は
適当な供給機構により供給され、帯状材料の両端部は弾
力的締付け手段によって掴まれる。こうした操作は全て
前述の実施例と同様の方法で行われる。例えば板や箔状
テープ等の処理ももちろんできる。帯状材料のストック
も第19図の装置により有効に処理できる。帯状材料のス
トック58は、装置の一端付近に配置されたリール59から
巻き出され、各帯状材料の両端部が無端ベルト10に締着
されつつ2本の無端ベルト10によって運ばれ、装置の他
端付近に配置されたリール60に巻き取られる。
第19図は、互いに少し間隔を開けて配置されたそれぞれ
二つのガイド輪8,9を使用することを示す。しかし第20
図に示すように、2本の無端ベルト10を導くのに1つの
ガイド輪8′(又は9′)を使うこともできる。
第20図に示すように、この実施例のガイド輪8′(又は
9′)においても、弾力的締付け手段45′を作動するた
めに円形溝61が使用される。弾力的締付け手段45′は、
第14図及び第15図に示す弾力的締付け手段とほぼ同じ構
造を有する。この実施例においても、弾力的締付け手段
の自由締付け端部は無端ベルト10の表面に垂直な方向C
だけでなく平行な方向にも動き、処理される材料を無端
ベルトの移動方向と同じ方向に供給することができる。
第21図は第20図による実施例の変形を示す。対応する構
成部材は両図とも同じ番号で示す。
第21図に示すようにこの変形例では、水平姿勢で移動す
る物品は一方の端縁部付近のみで掴まれる。反対側の端
縁部で物品は、例えばローラ、物品の移動方向に延びる
案内帯、物品と共に移動する支持帯等からなる一つ以上
の支持手段62によって支持される。
第19図〜第21図に示す装置では、長い又は短い帯状材
料、板、箔状テープ、帯状材料ストック等の被処理帯状
材料は、二つの対向縁部において支持されてほぼ水平方
向に移動される。しかしながら、物品を二つの対向縁部
で支持するこのような構造は、物品が直立姿勢で移動さ
れる実施例でも実現可能であることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、部分的にプラスチック材に埋め込まれた打ち
抜き金属フレーム状の被処理帯状材料の正面図、 第2図は、第1図の底面図、 第3図は、本発明による装置の第一実施例の斜視図、 第4図は、第3図の装置の拡大斜視図で、幾つかの帯状
材料を示す図、 第5図は、第3図の装置の無端ベルトの一部と、無端ベ
ルトに連結されてそれと協働する弾力的締付け手段とを
示す図、 第6図は、帯状材料を支持した無端ベルトの断面図、 第7図は、帯状材料を支持していない無端ベルトの断面
図、 第8図は、本発明による装置の第二実施例の斜視図、 第9図は、本発明による装置の第三実施例の斜視図、 第10図は、第4図に対応する斜視図で、本発明による構
造を有した他の実施例の図、 第11図は、第10図による装置の無端ベルトの一部と、無
端ベルトに連結されて協働する弾力的締付け手段とを示
す正面図、 第12図は、帯状材料を支持した第11図に示す無端ベルト
の断面図、 第13図は、弾力的締付け手段を備えた無端ベルトが通過
する第10図のガイド輪の部分拡大図、 第14図は、第11図に対応する正面図で、他の実施例によ
る協働する弾力的締付け手段を備えた無端ベルトの一部
を示す図、 第15図は、第14図の断面図、 第16図は、無端ベルトの一部、それと協働する弾力的締
付け手段の唇状部、及び無端ベルトに支持された帯状材
料の拡大図、 第17図は、他の実施例による無端ベルトの一部及び共働
する弾力的締付け手段の正面図、 第18図は、第17図の断面図、 第19図は、帯状材料の水平移動に適した本発明による装
置を示す図、 第20図は、第19図の部分断面図、及び 第21図は、第20図に対応する断面図で、第19図の装置の
変形例の図である。 1,57……帯状材料、8,9……ガイド輪、10……無端ベル
ト、11……開口部、13……穴、14,36,45,45′,51……弾
力的締付け手段、15……連結部、16,52……端部、17,3
7,38,47,48,49,53,54,55……突出部、18,39,46,56……
自由締付け端部、19,43,61……円形溝、28,29……ガイ
ドブロック、32,33……ピンチローラ、34,35……駆動手
段、41,50……連結端部、42……凹部、62……ガイド手
段。
フロントページの続き (72)発明者 ペーター ヨハネス マリア ヒューベン アルズ オランダ国,5411 ヘーセー ズィーラン ド,メルクパッド 39

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾力的締付け手段を備えた無端ベルトを具
    備し、帯状材料を該弾力的締付け手段により該無端ベル
    トに締着して一つ以上の処理槽に通す帯状材料処理装置
    において、 前記弾力的締付け手段は、その一端部で前記無端ベルト
    に連結されるとともに、その他端の自由締付け端部にて
    それ自体の弾性によって該無端ベルトに当接され、 積み込みステーションと積み出しステーションとの少な
    くとも一方の近傍に、前記弾力的締付け手段の前記自由
    締付け端部を前記無端ベルトから離れる方向へ押すため
    の手段を配置したこと、 を特徴とする帯状材料処理装置。
  2. 【請求項2】前記弾力的締付け手段はその両端部間に、
    前記自由締付け端部から離れた方の前記無端ベルトの一
    側に配置される突出部を備え、該突出部は所定相対角度
    に曲がって延びる複数の部分を有し、それら部分の少な
    くとも一つが前記無端ベルトに設けた開口部を通って突
    出し、前記弾力的締付け手段の前記自由締付け端部は、
    該開口部を通って突出する該部分に接続された末端部か
    らなり、該末端部が前記無端ベルトに当接される請求項
    1に記載の帯状材料処理装置。
  3. 【請求項3】前記自由締付け端部から離れた方の前記無
    端ベルトの一側に配置される前記弾力的締付け手段の前
    記突出部の、該自由締付け端部から遠い方の端縁部が、
    該端部にて該突出部に接続された前記無端ベルトへの連
    結部よりも広い幅を有し、該突出部が、該自由締付け端
    部から遠い方の該端縁部で、該自由締付け端部が当接さ
    れる該無端ベルトの他側の反対側の該無端ベルトの一側
    にて該無端ベルトの一部に当接される請求項2に記載の
    帯状材料処理装置。
  4. 【請求項4】前記自由締付け端部から離れた方の前記無
    端ベルトの一側に配置される前記弾力的締付け手段の前
    記突出部に、平らな連結部が接続され、該連結部が該自
    由締付け端部と同じ側で該無端ベルトに当接される請求
    項3に記載の帯状材料処理装置。
  5. 【請求項5】前記連結部はその自由端に曲成された縁部
    を有し、該縁部が前記無端ベルトに設けた孔に収容され
    る請求項4に記載の帯状材料処理装置。
  6. 【請求項6】前記連結部は、前記無端ベルトに設けた細
    孔を介し、該無端ベルトの反対側に配置される前記弾力
    的締付け手段の前記突出部に接続される請求項4に記載
    の帯状材料処理装置。
  7. 【請求項7】前記自由締付け端部から離れた方の前記無
    端ベルトの一側に配置される前記弾力的締付け手段の前
    記突出部が、少なくとも部分的に湾曲している請求項1
    〜6の何れか一項に記載の帯状材料処理装置。
  8. 【請求項8】前記自由締付け端部から離れた方の前記無
    端ベルトの一側に配置される前記弾力的締付け手段の前
    記突出部が、互いに鋭角を成す少なくとも二つの部分を
    備える請求項1〜7の何れか一項に記載の帯状材料処理
    装置。
  9. 【請求項9】前記少なくとも二つの部分の一方に、該部
    分の剛性を向上させる凹部が設けられる請求項8に記載
    の帯状材料処理装置。
  10. 【請求項10】前記弾力的締付け手段が板ばね材からな
    る請求項1〜9の何れか一項に記載の帯状材料処理装
    置。
  11. 【請求項11】前記弾力的締付け手段が線ばね材からな
    る請求項1〜9の何れか一項に記載の帯状材料処理装
    置。
  12. 【請求項12】前記自由締付け端部から離れた方の前記
    無端ベルトの一側に配置される前記弾力的締付け手段の
    前記突出部に、少なくとも一つのコイルが設けられ、該
    コイルの中心軸が該無端ベルトの長手方向に少なくとも
    略平行に延びる請求項11に記載の帯状材料処理装置。
  13. 【請求項13】前記無端ベルトは溝を備えたガイド輪に
    沿って走行し、該溝は、前記自由締付け端部から離れた
    方の該無端ベルトの一側に配置される前記弾力的締付け
    手段の前記突出部と協働し、該弾力的締付け手段の該突
    出部が該溝内を移動するときに該自由締付け端部が該無
    端ベルトから押されて離れるような寸法に形成される請
    求項1〜12の何れか一項に記載の帯状材料処理装置。
  14. 【請求項14】前記弾力的締付け手段が前記無端ベルト
    に着脱自在に連結される請求項1〜13の何れか一項に記
    載の帯状材料処理装置。
  15. 【請求項15】前記無端ベルトが導電材から形成され、
    かつ少なくとも部分的に非導電材で被覆され、以て前記
    弾力的締付け手段が帯状材料を該無端ベルトの被覆され
    ていない部分に押し付けることができる請求項1〜14の
    何れか一項に記載の帯状材料処理装置。
  16. 【請求項16】前記無端ベルトが非導電材から形成され
    るか、又は非導電材の被覆を有した導電材から形成さ
    れ、かつ、前記弾力的締付け手段が導電材から形成され
    る請求項1〜14の何れか一項に記載の帯状材料処理装
    置。
  17. 【請求項17】弾力的締付け手段を備えた無端ベルトを
    具備し、帯状材料を該弾力的締付け手段により該無端ベ
    ルトに締着して一つ以上の処理槽に通す帯状材料処理装
    置において、 二つのガイド輪上を走行する前記無端ベルトの一部分を
    間欠的に駆動する手段を具備し、該二つのガイド輪は該
    無端ベルトの長手方向に往復移動自在に配置され、該無
    端ベルトの他部分が装置運転中に一様かつ連続的に移動
    することを特徴とする帯状材料処理装置。
  18. 【請求項18】前記ガイド輪を積極的に往復移動させる
    駆動手段を具備する請求項17に記載の帯状材料処理装
    置。
  19. 【請求項19】前記無端ベルトと協働する前記弾力的締
    付け手段の自由締付け端部を移動させる押圧手段を具備
    し、該押圧手段が前記無端ベルトの長手方向を横切って
    移動自在に配置される請求項17又は18に記載の帯状材料
    処理装置。
  20. 【請求項20】前記押圧手段から離れた方の前記無端ベ
    ルトの一側に、該無端ベルト用のガイド手段を配設した
    請求項19に記載の帯状材料処理装置。
  21. 【請求項21】帯状材料を、前記弾力的締付け手段によ
    って前記無端ベルトに締着される該帯状材料の端縁部の
    反対側の端縁部で支持する支持手段をさらに具備する請
    求項1〜20の何れか一項に記載の帯状材料処理装置。
  22. 【請求項22】前記支持手段が、前記弾力的締付け手段
    を有する無端ベルトからなる請求項21に記載の帯状材料
    処理装置。
  23. 【請求項23】前記無端ベルトが、水平な回転軸の回り
    を回転可能なガイド輪上を走行する請求項21又は22に記
    載の帯状材料処理装置。
  24. 【請求項24】二つのガイド輪上を走行する少なくとも
    一つの無端ベルトに設けた弾力的締付け手段が、その自
    由締付け端部を帯状材料に当接することによって該帯状
    材料を該無端ベルトに固定支持しつつ行う帯状材料処理
    方法において、 前記弾力的締付け手段の前記自由締付け端部を、一方の
    前記ガイド輪の近傍に設けられた帯状材料供給位置、及
    び他方の前記ガイド輪の近傍に設けられた帯状材料放出
    位置で、前記無端ベルトに直交する方向及び該無端ベル
    トに平行な方向に所定距離だけ移動させ、 帯状材料を、前記帯状材料供給位置で前記無端ベルトの
    走行方向に少なくともほぼ平行に供給するとともに、前
    記帯状材料放出位置で該無端ベルトの走行方向に少なく
    ともほぼ平行に放出すること、 を特徴とする帯状材料処理方法。
  25. 【請求項25】前記無端ベルトを水平回転軸に関して回
    転するガイド輪上で走行させ、水平姿勢の該無端ベルト
    により帯状材料を運搬する請求項24に記載の帯状材料処
    理方法。
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