JPH0760208A - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
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- JPH0760208A JPH0760208A JP21596093A JP21596093A JPH0760208A JP H0760208 A JPH0760208 A JP H0760208A JP 21596093 A JP21596093 A JP 21596093A JP 21596093 A JP21596093 A JP 21596093A JP H0760208 A JPH0760208 A JP H0760208A
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- cleaning
- cleaning liquid
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- cleaned
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄槽内の洗浄液中に浸漬された被洗浄物の
表面にノズルから洗浄液の噴流を吹き付けて洗浄する場
合に、洗浄槽内でノズルを回転させることなく、また、
各ノズルから噴射された洗浄液が干渉しあってその噴流
を弱め合うことなく、被洗浄物の表面に強い噴流を吹き
付けて洗浄できるようすることを目的とする。 【構成】 被洗浄物Ｗに向かって噴射した洗浄液の噴流
同士が互いに干渉し合う位置関係に配置されている各ノ
ズル１，１・・ごとに、夫々個別に洗浄液を供給する配
管４Ａ〜４Ｄが設けられ、それら各配管４Ａ〜４Ｄごと
に夫々その管路を開閉するバルブ５Ａ〜５Ｄが介装さ
れ、それら各バルブ５Ａ〜５Ｄを一定時間ずつ交互に開
閉する限時装置６が設けられている。
表面にノズルから洗浄液の噴流を吹き付けて洗浄する場
合に、洗浄槽内でノズルを回転させることなく、また、
各ノズルから噴射された洗浄液が干渉しあってその噴流
を弱め合うことなく、被洗浄物の表面に強い噴流を吹き
付けて洗浄できるようすることを目的とする。 【構成】 被洗浄物Ｗに向かって噴射した洗浄液の噴流
同士が互いに干渉し合う位置関係に配置されている各ノ
ズル１，１・・ごとに、夫々個別に洗浄液を供給する配
管４Ａ〜４Ｄが設けられ、それら各配管４Ａ〜４Ｄごと
に夫々その管路を開閉するバルブ５Ａ〜５Ｄが介装さ
れ、それら各バルブ５Ａ〜５Ｄを一定時間ずつ交互に開
閉する限時装置６が設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄槽内の洗浄液中に
浸漬された被洗浄物の表面に洗浄液の噴流を吹き付ける
ノズルが当該洗浄槽内に配設されて成る洗浄装置に関す
る。
浸漬された被洗浄物の表面に洗浄液の噴流を吹き付ける
ノズルが当該洗浄槽内に配設されて成る洗浄装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】例えば、熱処理炉で焼入処理又は焼戻処
理等の熱処理をした後には、ワークの表面に付着した油
分やゴミを洗い落とすために、アルカリ溶液からなる洗
浄液を貯留した洗浄槽内にワークを浸漬し、槽内に配設
されたノズルから洗浄液の噴流をワークの表面に吹き付
けるようにしている。
理等の熱処理をした後には、ワークの表面に付着した油
分やゴミを洗い落とすために、アルカリ溶液からなる洗
浄液を貯留した洗浄槽内にワークを浸漬し、槽内に配設
されたノズルから洗浄液の噴流をワークの表面に吹き付
けるようにしている。
【０００３】この場合に、ワークの表面を均一に洗浄処
理できるように門型のフレームに多数のノズルを内向き
に形成し、このフレームを定置されたワークの周りに回
転させて洗浄するものが知られている。すなわち、各ノ
ズルから洗浄液を噴射させながら、門型フレームを回転
させることにより、ワークの周囲に均一に洗浄液を吹き
付けるようになされている。
理できるように門型のフレームに多数のノズルを内向き
に形成し、このフレームを定置されたワークの周りに回
転させて洗浄するものが知られている。すなわち、各ノ
ズルから洗浄液を噴射させながら、門型フレームを回転
させることにより、ワークの周囲に均一に洗浄液を吹き
付けるようになされている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
ノズルを形成した門型フレームは非常に重く、これを回
転させようとするとその支持機構及び駆動機構として頑
丈なものを用いなければならず、設備費が嵩むという問
題がある。また、回転させたときの慣性力も非常に大き
いので、重心と回転中心を完全に一致させなければスム
ースに回転させることが困難であるが、フレームの内部
には洗浄液が流れているので重心位置が変化しやすく、
したがって回転中心と重心を完全に一致させることはで
きない。
ノズルを形成した門型フレームは非常に重く、これを回
転させようとするとその支持機構及び駆動機構として頑
丈なものを用いなければならず、設備費が嵩むという問
題がある。また、回転させたときの慣性力も非常に大き
いので、重心と回転中心を完全に一致させなければスム
ースに回転させることが困難であるが、フレームの内部
には洗浄液が流れているので重心位置が変化しやすく、
したがって回転中心と重心を完全に一致させることはで
きない。
【０００５】そして、回転中心と重心がずれることによ
り、門型フレームを支持しきれない場合には、回転して
いる門型フレームが外れてしまい、修理不能な程に洗浄
装置が破損するという問題がある。洗浄槽内に設けた固
定ノズルにより洗浄液を噴射して洗浄する場合には、こ
のような問題は生じないが、この場合は、各ノズルから
噴射された洗浄液が互いに干渉してその噴流が弱めら
れ、却って洗浄能力が低下するという問題があった。そ
こで、本発明は、洗浄槽内でノズルを回転させることな
く、また、各ノズルから噴射された洗浄液が干渉しあっ
てその噴流を弱めることなく、被洗浄物の表面に強い噴
流を吹き付けて洗浄できるようすることを技術的課題と
している。
り、門型フレームを支持しきれない場合には、回転して
いる門型フレームが外れてしまい、修理不能な程に洗浄
装置が破損するという問題がある。洗浄槽内に設けた固
定ノズルにより洗浄液を噴射して洗浄する場合には、こ
のような問題は生じないが、この場合は、各ノズルから
噴射された洗浄液が互いに干渉してその噴流が弱めら
れ、却って洗浄能力が低下するという問題があった。そ
こで、本発明は、洗浄槽内でノズルを回転させることな
く、また、各ノズルから噴射された洗浄液が干渉しあっ
てその噴流を弱めることなく、被洗浄物の表面に強い噴
流を吹き付けて洗浄できるようすることを技術的課題と
している。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、洗浄槽内の洗浄液中に浸漬された被洗浄
物の表面に洗浄液の噴流を吹き付けるノズルが当該洗浄
槽内に配設されて成る洗浄装置において、被洗浄物に向
かって噴射した洗浄液の噴流同士が互いに干渉し合う位
置関係に配置されている各ノズルごとに、夫々個別に洗
浄液を供給する配管が設けられ、それら各配管ごとに夫
々その管路を開閉するバルブが介装され、それら各バル
ブを一定時間ずつ交互に開閉する限時装置が設けられて
いることを特徴とする。
に、本発明は、洗浄槽内の洗浄液中に浸漬された被洗浄
物の表面に洗浄液の噴流を吹き付けるノズルが当該洗浄
槽内に配設されて成る洗浄装置において、被洗浄物に向
かって噴射した洗浄液の噴流同士が互いに干渉し合う位
置関係に配置されている各ノズルごとに、夫々個別に洗
浄液を供給する配管が設けられ、それら各配管ごとに夫
々その管路を開閉するバルブが介装され、それら各バル
ブを一定時間ずつ交互に開閉する限時装置が設けられて
いることを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によれば、被洗浄物に向かって噴射した
洗浄液の噴流同士が互いに干渉し合う位置関係に配置さ
れている各ノズルごとに、夫々個別に洗浄液を供給する
配管が設けられており、それら各配管ごとに夫々その管
路を開閉するバルブが限時装置により一定時間ずつ交互
に開閉されるので、噴流同士が互いに干渉し合う位置関
係に配置されたノズルからは同時に洗浄液が噴射される
ことがなく、したがって、噴流同士が干渉されて弱まる
こともないので洗浄効果が向上される。また、各バルブ
は交互に開閉されて、全てのノズルから順次洗浄液が噴
射されるので、ノズルを回転させるまでもなく、被洗浄
物の表面に均一に洗浄液が吹き付けられる。
洗浄液の噴流同士が互いに干渉し合う位置関係に配置さ
れている各ノズルごとに、夫々個別に洗浄液を供給する
配管が設けられており、それら各配管ごとに夫々その管
路を開閉するバルブが限時装置により一定時間ずつ交互
に開閉されるので、噴流同士が互いに干渉し合う位置関
係に配置されたノズルからは同時に洗浄液が噴射される
ことがなく、したがって、噴流同士が干渉されて弱まる
こともないので洗浄効果が向上される。また、各バルブ
は交互に開閉されて、全てのノズルから順次洗浄液が噴
射されるので、ノズルを回転させるまでもなく、被洗浄
物の表面に均一に洗浄液が吹き付けられる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図１は本発明に係る洗浄装置を示す
平面図、図２はその側面図、図３及び図４はバルブの開
閉順序を示すタイムチャートである。
具体的に説明する。図１は本発明に係る洗浄装置を示す
平面図、図２はその側面図、図３及び図４はバルブの開
閉順序を示すタイムチャートである。
【０００９】図中１，１・・は、洗浄槽２内の洗浄液中
に浸漬された被洗浄物Ｗの表面に洗浄液の噴流を吹き付
けるノズルであって、被洗浄物Ｗを囲むように洗浄槽２
の側壁２ａに沿って立設されたライザー管３Ａ〜３Ｄに
被洗浄物Ｗと対向して形成され、前後左右の４方向から
洗浄液を噴射できるように成されている。そして、正面
のライザー管３Ａ，３Ａ・・と，右側面のライザー管３
Ｂ，３Ｂ・・と，背面のライザー管３Ｃ，３Ｃ・・と，
左側面のライザー管３Ｄ，３Ｄ・・ごとに、夫々個別に
洗浄液を供給する洗浄液供給配管４Ａ〜４Ｄが接続さ
れ、各配管４Ａ〜４Ｄには、夫々その管路を開閉するバ
ルブ５Ａ〜５Ｄが介装されている。
に浸漬された被洗浄物Ｗの表面に洗浄液の噴流を吹き付
けるノズルであって、被洗浄物Ｗを囲むように洗浄槽２
の側壁２ａに沿って立設されたライザー管３Ａ〜３Ｄに
被洗浄物Ｗと対向して形成され、前後左右の４方向から
洗浄液を噴射できるように成されている。そして、正面
のライザー管３Ａ，３Ａ・・と，右側面のライザー管３
Ｂ，３Ｂ・・と，背面のライザー管３Ｃ，３Ｃ・・と，
左側面のライザー管３Ｄ，３Ｄ・・ごとに、夫々個別に
洗浄液を供給する洗浄液供給配管４Ａ〜４Ｄが接続さ
れ、各配管４Ａ〜４Ｄには、夫々その管路を開閉するバ
ルブ５Ａ〜５Ｄが介装されている。
【００１０】また、６は前記各バルブ５Ａ〜５Ｄを一定
時間ずつ交互に開閉させる限時装置を内蔵した制御装置
であって、被洗浄物の種類に応じて、バルブ５Ａ〜５Ｄ
の開く順番と、開閉のタイミングが予め設定されてい
る。例えば、函型の被洗浄物Ｗを洗浄する場合、ノズル
１，１・・から噴射された洗浄液は、被洗浄物Ｗの表面
に当たった後、その表面に沿って横方向に流れるので、
正面と背面，右側面と左側面のように対向する位置関係
にあるノズル１，１・・の噴流同士は相互に干渉するこ
とがなく、正面と左右側面、背面と左右側面のように直
交する位置関係にあるノズル１，１・・の噴流同士は相
互に干渉して噴流を弱める。そこで、このような場合
は、図３に示すように、対向する位置関係に配置されて
いるライザー管３Ａ及び３Ｃのバルブ５Ａ及び５Ｃと、
ライザー管３Ｂ及び３Ｄのバルブ５Ｂ及び５Ｄを一定時
間ずつ交互に開閉するようにタイミングが設定されてい
る。
時間ずつ交互に開閉させる限時装置を内蔵した制御装置
であって、被洗浄物の種類に応じて、バルブ５Ａ〜５Ｄ
の開く順番と、開閉のタイミングが予め設定されてい
る。例えば、函型の被洗浄物Ｗを洗浄する場合、ノズル
１，１・・から噴射された洗浄液は、被洗浄物Ｗの表面
に当たった後、その表面に沿って横方向に流れるので、
正面と背面，右側面と左側面のように対向する位置関係
にあるノズル１，１・・の噴流同士は相互に干渉するこ
とがなく、正面と左右側面、背面と左右側面のように直
交する位置関係にあるノズル１，１・・の噴流同士は相
互に干渉して噴流を弱める。そこで、このような場合
は、図３に示すように、対向する位置関係に配置されて
いるライザー管３Ａ及び３Ｃのバルブ５Ａ及び５Ｃと、
ライザー管３Ｂ及び３Ｄのバルブ５Ｂ及び５Ｄを一定時
間ずつ交互に開閉するようにタイミングが設定されてい
る。
【００１１】また、被洗浄物Ｗが小型で、複数個をまと
めてバケット等に入れて洗浄する場合は、ノズル１，１
・・から噴射された洗浄液は、被洗浄物Ｗを入れたバケ
ットの隙間を通って真っ直ぐに流れるので、正面と背
面，右側面と左側面のように対向する位置関係にあるノ
ズル１，１・・の噴流同士は相互に干渉して噴流を弱
め、正面と左右側面、背面と左右側面のように直交する
位置関係にあるノズル１，１・・の噴流同士も多少干渉
し合う。そこで、このような場合は、図４に示すよう
に、各ライザー管３Ａ〜３Ｄのバルブ５Ａ〜５Ｄを一定
時間ずつ順次交互に開閉するようにタイミングが設定さ
れている。
めてバケット等に入れて洗浄する場合は、ノズル１，１
・・から噴射された洗浄液は、被洗浄物Ｗを入れたバケ
ットの隙間を通って真っ直ぐに流れるので、正面と背
面，右側面と左側面のように対向する位置関係にあるノ
ズル１，１・・の噴流同士は相互に干渉して噴流を弱
め、正面と左右側面、背面と左右側面のように直交する
位置関係にあるノズル１，１・・の噴流同士も多少干渉
し合う。そこで、このような場合は、図４に示すよう
に、各ライザー管３Ａ〜３Ｄのバルブ５Ａ〜５Ｄを一定
時間ずつ順次交互に開閉するようにタイミングが設定さ
れている。
【００１２】なお、７は洗浄槽２の底部２ｂから上方へ
向かってエアバブルを噴射するノズル８を形成したノズ
ルパイプ、９は当該ノズルパイプ７に接続されたエア供
給配管、１０は当該配管９の管路を開閉する開閉バルブ
である。
向かってエアバブルを噴射するノズル８を形成したノズ
ルパイプ、９は当該ノズルパイプ７に接続されたエア供
給配管、１０は当該配管９の管路を開閉する開閉バルブ
である。
【００１３】以上が本発明の一例構成であって、次に、
被洗浄物Ｗとして小型のものを複数個ずつバケットに入
れて洗浄する場合について、その作用を説明する。ま
ず、被洗浄物Ｗをバケットに入れた状態で洗浄槽２内に
浸漬する。このとき、各バルブ５Ａ〜５Ｄは全て閉成さ
れており、洗浄液はまだ噴射されていない。そして、被
洗浄物Ｗが洗浄槽２内に完没された時点で、洗浄を開始
する。
被洗浄物Ｗとして小型のものを複数個ずつバケットに入
れて洗浄する場合について、その作用を説明する。ま
ず、被洗浄物Ｗをバケットに入れた状態で洗浄槽２内に
浸漬する。このとき、各バルブ５Ａ〜５Ｄは全て閉成さ
れており、洗浄液はまだ噴射されていない。そして、被
洗浄物Ｗが洗浄槽２内に完没された時点で、洗浄を開始
する。
【００１４】この場合、洗浄開始から洗浄終了に至るま
で、洗浄槽２の底部２ｂに設置されたノズル８からエア
バブルを噴射し続けると共に、側壁２ａに沿って被洗浄
物Ｗの前後左右に設置されたノズル１から、順次交互に
洗浄液を噴射させる。本例においては、各ライザー管３
Ａ〜３Ｄに洗浄液を供給する配管４Ａ〜４Ｄのバルブ５
Ａ〜５Ｄを順次交互に開閉して、噴流が相互に干渉しな
いように各ノズル１，１・・から洗浄液を噴射させる。
で、洗浄槽２の底部２ｂに設置されたノズル８からエア
バブルを噴射し続けると共に、側壁２ａに沿って被洗浄
物Ｗの前後左右に設置されたノズル１から、順次交互に
洗浄液を噴射させる。本例においては、各ライザー管３
Ａ〜３Ｄに洗浄液を供給する配管４Ａ〜４Ｄのバルブ５
Ａ〜５Ｄを順次交互に開閉して、噴流が相互に干渉しな
いように各ノズル１，１・・から洗浄液を噴射させる。
【００１５】まず、配管４Ａに介装されたバルブ５Ａが
開放されて、ライザー管３Ａのノズル１から被洗浄物Ｗ
の正面に向かって洗浄液が噴射され（図４Ｔ1 〜
Ｔ2 ）、次いでバルブ５Ａが閉成されると同時にバルブ
５Ｂが開放されて、ライザー管３Ｂのノズル１から被洗
浄物Ｗの右側面に向かって洗浄液が噴射され（図４Ｔ2
〜Ｔ 3 ）、以後同様にして、バルブ５Ｂが閉成されると
同時にバルブ５Ｃが開放されて、ライザー管３Ｃのノズ
ル１から被洗浄物Ｗの背面に向かって液が噴射され（図
４Ｔ3 〜Ｔ4 ）、バルブ５Ｃが閉成されると同時にバル
ブ５Ｄが開放されて、ライザー管３Ｄのノズル１から被
洗浄物Ｗの左側面に向かって液が噴射され（図４Ｔ4 〜
Ｔ5 ）、このサイクルを何度か繰り返して洗浄を終了す
る。
開放されて、ライザー管３Ａのノズル１から被洗浄物Ｗ
の正面に向かって洗浄液が噴射され（図４Ｔ1 〜
Ｔ2 ）、次いでバルブ５Ａが閉成されると同時にバルブ
５Ｂが開放されて、ライザー管３Ｂのノズル１から被洗
浄物Ｗの右側面に向かって洗浄液が噴射され（図４Ｔ2
〜Ｔ 3 ）、以後同様にして、バルブ５Ｂが閉成されると
同時にバルブ５Ｃが開放されて、ライザー管３Ｃのノズ
ル１から被洗浄物Ｗの背面に向かって液が噴射され（図
４Ｔ3 〜Ｔ4 ）、バルブ５Ｃが閉成されると同時にバル
ブ５Ｄが開放されて、ライザー管３Ｄのノズル１から被
洗浄物Ｗの左側面に向かって液が噴射され（図４Ｔ4 〜
Ｔ5 ）、このサイクルを何度か繰り返して洗浄を終了す
る。
【００１６】なお、実施例の説明では、被洗浄物Ｗの前
後左右の４方向のうち、各方向ごとに同時に洗浄液を噴
射させる場合について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば、同じ正面側に配設されたノズル１，１・・
をさらにいくつかのグループに分けて、そのグループご
とに洗浄液を交互に供給する場合や、個々のノズルごと
に洗浄液を交互に供給する場合であってもよい。また、
洗浄液を噴射させる順序、タイミング、噴射時間は被洗
浄物Ｗに応じて任意に設定することができる。
後左右の４方向のうち、各方向ごとに同時に洗浄液を噴
射させる場合について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば、同じ正面側に配設されたノズル１，１・・
をさらにいくつかのグループに分けて、そのグループご
とに洗浄液を交互に供給する場合や、個々のノズルごと
に洗浄液を交互に供給する場合であってもよい。また、
洗浄液を噴射させる順序、タイミング、噴射時間は被洗
浄物Ｗに応じて任意に設定することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、噴
流同士が互いに干渉し合う位置関係に配置されたノズル
からは同時に洗浄液が噴射されることがなく、したがっ
て、噴流同士が干渉されて弱まることもないので洗浄効
果が向上し、また、各バルブは交互に開閉されて、全て
のノズルから順次洗浄液が噴射されるので、ノズルを回
転させるまでもなく、被洗浄物の全面に洗浄液を噴射す
ることができるので、頑丈な支持機構や回転機構が不要
となり設備費を軽減すると同時に、被洗浄物の表面を均
一に洗浄することができるという大変優れた効果があ
る。
流同士が互いに干渉し合う位置関係に配置されたノズル
からは同時に洗浄液が噴射されることがなく、したがっ
て、噴流同士が干渉されて弱まることもないので洗浄効
果が向上し、また、各バルブは交互に開閉されて、全て
のノズルから順次洗浄液が噴射されるので、ノズルを回
転させるまでもなく、被洗浄物の全面に洗浄液を噴射す
ることができるので、頑丈な支持機構や回転機構が不要
となり設備費を軽減すると同時に、被洗浄物の表面を均
一に洗浄することができるという大変優れた効果があ
る。
【図１】本発明に係る洗浄装置を示す平面図。
【図２】その正面図。
【図３】バルブの開閉順序を示すタイミングチャート。
【図４】他の開閉順序を示すタイミングチャート。
Ｗ・・・・・・被洗浄物 １・・・・・・ノズル ２・・・・・・洗浄槽 ３Ａ〜３Ｄ・・ライザー管 ４Ａ〜４Ｄ・・洗浄液供給配管 ５Ａ〜５Ｄ・・開閉バルブ ６・・・・・・制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 洗浄槽（２）内の洗浄液中に浸漬された
被洗浄物（Ｗ）の表面に洗浄液の噴流を吹き付けるノズ
ル（１，１・・）が当該洗浄槽（２）内に配設されて成
る洗浄装置において、被洗浄物（Ｗ）に向かって噴射し
た洗浄液の噴流同士が互いに干渉し合う位置関係に配置
されている各ノズル（１，１・・）ごとに、夫々個別に
洗浄液を供給する配管（4A〜4D）が設けられ、それら各
配管（4A〜4D）ごとに夫々その管路を開閉するバルブ
（5A〜5D）が介装され、それら各バルブ（5A〜5D）を一
定時間ずつ交互に開閉する限時装置（６）が設けられて
いることを特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21596093A JPH0760208A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21596093A JPH0760208A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760208A true JPH0760208A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16681099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21596093A Pending JPH0760208A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760208A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995028235A1 (fr) * | 1994-04-14 | 1995-10-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede de lavage et dispositif de lavage |
| US7252100B1 (en) * | 2003-03-28 | 2007-08-07 | Emc Corporation | Systems and methods for processing a set of circuit boards |
| KR101267025B1 (ko) * | 2010-11-18 | 2013-06-25 | 한라산업개발 주식회사 | 역세 및 세정 조절이 개별적으로 가능한 개착식 하상여과 전용 세정시스템 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21596093A patent/JPH0760208A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995028235A1 (fr) * | 1994-04-14 | 1995-10-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede de lavage et dispositif de lavage |
| US7252100B1 (en) * | 2003-03-28 | 2007-08-07 | Emc Corporation | Systems and methods for processing a set of circuit boards |
| KR101267025B1 (ko) * | 2010-11-18 | 2013-06-25 | 한라산업개발 주식회사 | 역세 및 세정 조절이 개별적으로 가능한 개착식 하상여과 전용 세정시스템 |
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