JPH0757650B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0757650B2
JPH0757650B2 JP63149660A JP14966088A JPH0757650B2 JP H0757650 B2 JPH0757650 B2 JP H0757650B2 JP 63149660 A JP63149660 A JP 63149660A JP 14966088 A JP14966088 A JP 14966088A JP H0757650 B2 JPH0757650 B2 JP H0757650B2
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誠治 相良
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真法・静電記録法・磁気記録法等の適
宜の作像原理・方式に従う画像形成手段部に給紙部から
シート材(転写紙・静電記録紙・エレクトロファックス
紙・感光紙・印刷紙等のカットシート材(枚葉紙))を
1枚宛給送して該給送シート材面に転写(間接)方式又
は直接方式で目的画像を形成させ、画像形成済みシート
材を排紙部へ搬送排出させる、複写機・プリンタ等の画
像形成装置に関する。
(従来の技術) 第11図及び第12図は夫々上記のような画像形成装置例の
概略図であり、何れも転写方式電子写真法を利用したレ
ーザビームプリンタ(LBP)である。
第11図例プリンタについて、100はプリンタ本体機筺で
あり、下記のような画像形成手段機器が納められてい
る。即ち101は回転ドラム型の電子写真感光対(以下、
ドラムと記す)であり中心支軸を中心に矢示の時計方向
に所定の周速度で回転駆動される。ドラム101はその回
転過程で、ドラム周面に一次帯電器102により外周面に
正又は負電荷の一様帯電処理を受け、次いでレーザスキ
ャナ103から出力される、不図示の電子計算機・ワード
プロセッサ・画像読取り装置等から入力される目的画像
の時系列電気画素信号に対応して変調されているレーザ
ビームLの走査露光を受けて目的画像の静電潜像の形成
を受ける。103aはスキャナ103からの出力レーザLをド
ラム101の走査露光部へ偏向させるミラーを示す。ドラ
ム面の形成潜像は次いで現像器104により可転写の現像
剤像(トナー画像)として顕像化される。
一方、プリンタ本体機筺100の右側面側に設けた給紙口1
05に先端部を挿填してセットしたシート材カセット106
内の積載収納シート材Pのうち最上位シート材が1枚だ
け1回転間欠駆動される給紙ローラ107と分離爪108によ
り1枚分離されてプリンタ内へ供給され、シートパス10
9を通ってその時点では回転停止しているレジスタロー
ラ対110のニップ部に先端辺部が一旦受け止められ、次
いでドラム101の回転角と同期どりされた所定のタイミ
ング時点で回転駆動されたレジスタローラ110によりシ
ートパス111を通してドラム101とその下面部に対向させ
て配設された転写用帯電器112との間の画像転写部113へ
ドラム101の回転周速度と同じ速度で搬送される。レジ
スタローラ対110は転写部113へのシート材給送タイミン
グどりと、シート材の斜行補正の役目をする。
画像転写部113へ搬送されたシート材はドラム101面側の
トナー画像の転写を順次に受け、ドラム101両側から分
離されて搬送装置114により定着装置115へ搬送され画像
定着を受けながら定着装置内を通過していく。
定着装置115を出たシート材は第1排紙ローラ117で搬送
され、実線示の第1姿勢に切換え保持されている可動ガ
イド(フラッパ)118の下面側を案内面としてプリンタ
本体機筺左側面側に外方に張り出させて設けたフェイス
アップ排紙用トレイ119上に画像面上向きで排出され
る。可動ガイドが実線示の第1姿勢ではなく2点鎖線示
の第2姿勢に切換え保持されているのであれば第1排紙
ローラ117を出た定着済みのシート材は可動ガイド118の
上側傾斜面を案内面として上方へ偏向され、中継ぎ搬送
ローラ対120aを含む略垂直シートパス120を通って該シ
ートパス上端部の第2排紙ローラ121によりプリンタ本
体機筺上面に具備させたフェイスダウン排紙用トレイ12
2上に画像面下向きで排出される。116は定着装置115と
第1排紙ローラ117巻のシートパス部に設けたシート材
センサである。上記可動ガイド118の第1姿勢又は第2
姿勢の切換えは排紙をフェイスアップモードで行なう
が、フェイスアップモードで行なうかの選択に応じてレ
バーやつまみ等によるマニュアル操作でなされる。
123はプリンタ本体機筺100の右側面の、シート材カセッ
ト106を挿填する給紙口105よりも上位部に設けたシート
材手差し給紙口、124はこの給紙口から外方へ張り出さ
せて設けたシート材ガイド板(シート材手差し給紙台)
である。該ガイド板124上にシート材を1枚だけ載せて
ガイド板上を滑べらせて先端辺側を給紙口123よりプリ
ンタ内へ十分に差し込むと、シート材が差し込まれたこ
とがセンサ125により検知され、その信号により給紙ロ
ーラ対126が回転駆動されて手差しシート材がプリンタ
内へ引き込まれ、シートパス127を通ってレジスタロー
ラ対110へ搬送される。以後は前述のシート材カセット1
06から1枚分離給送されたシート材と同様の経路でプリ
ンタ内を搬送されて画像転写・定着を受け、ファイスア
ップ排紙用トレイ119又はフェイスダウン排紙用トレイ1
22へ排出される。
給送シート材に対するトナー画像転写後のドラム101面
はクリーニング装置128により転写残りトナーや紙粉等
の付着残留汚染物の除去がなされて清浄面化され、更に
除電ランプ129による一様露光で電気的メモリの消去が
なされて、繰り返して画像形成に供される。
本例のプリンタは所謂プロセスカートリッジ着脱式とし
てあり、ドラム101・一次帯電器102・現像器104・クリ
ーニング装置128の4器、ついてそれ等を共通のカート
リッジハウジングに所定の相互位置関係をもって組み付
けてプリンタ内に対して着脱自在のプロセスカートリッ
ジ130としてある。
又プリンタ内部のメンテナンス、プロセスカートリッジ
130の着脱、シート材搬送経路(シートパス)中にジャ
ムしたシート材の取り出し除去等のためのプリンタ内部
開放構成として所謂クラムシェルタイプ又はワニ口タイ
プと称される装置開放構成を採用している。即ちプリン
タ本体の右側面側のシート材給紙部から左側面側の第1
排紙ローラ117まで至るプリンタ内の略水平シートパス
を境にして、プリンタ本体をプロセスカートリッジ130
やレーザビームスキャナ103等を含む上側半体と、シー
ト材カセット106・転写用帯電器112・搬送装置114・定
着装置115等を含む下側半体との2分割構成にし、下側
半体に対して上側半体を左辺側に設けたヒンジ支軸131
を中心に2点鎖線示のように開き起こし回動Xしてプリ
ンタ内部を大きく開放状態にできるようになっている。
この開放によりプリンタ内部のメンテナンス、プロセス
カートリッジ130の着脱操作、ジャムシート材と取り出
し除去操作が容易になされる。又可動ガイド118から第
2排紙ローラ121へ至る略垂直シートパス120内にジャム
したシート材はプリンタ本体機筺100の左側面板132を下
辺側に設けたヒンジ支軸133を中心に2点鎖線示のよう
に外方へ開き倒し回動Yして略垂直シートパス120を開
放化することによりなされる。
第12図例プリンタは、レジスタローラ対110から第1排
紙ローラ117へ至る略水平シートパスに沿う画像形成プ
ロセス機器の下方、即ちプリンタ内部の画像形成手段部
の下方部にシート材カセット収納部もしくはシータ材積
載部を具備させてシート材カセット106を装着内蔵さ
せ、或はシート材を積載セットするようにしたもので、
積載シート材Pのうち最上位シート材が1枚だけ1回転
間欠駆動される給紙ローラ107と分離爪108により1枚分
離され、中継ぎ搬送ローラ134・Uターンシートパス135
を通ってレジスタローラ対110へ給送される。Uターン
シートパス135内にジャムしたシート材は該シートパス
を構成する外側のガイド板135aを下辺側のヒンジ支軸13
5bを中心に外側へ開き倒し回動Zして該シートパスを開
放することによりなされる。上記以外のプリンタ構成・
動作は前述第11図例プリンタと同様である。
(発明が解決しようとする問題点) 第11図例及び第12図例の画像形成装置構成によると、給
紙部から排紙部へ至る全体的なシートパス長が長くなる
こと、第12図例の画像形成装置の場合はUターンシート
パス部135は実質的にストレートなシートパス部よりも
シート材のジャムを発生させやすいことなどからシート
材ジャムの可能性が高くなる。そしてシート材のジャム
処理(ジャムシート材の取り出し除去)は略水平シート
パスの開放操作XとUターンシートパスの開放操作Y・
Zを行なわなくてはならず、ユーザにはわかりにくくジ
ャム処理しにくいものとなる。
又第11図例及び第12図例の画像形成装置の何れの場合
も、画像形成手段部の略水平シートパス部の開放は前述
したように装置本体を上部半体と下部半体とに2分割し
て上部半体を下部半体から起こし開き可能なクラムシェ
ル(ワニ口)タイプの装置構成をとることになるが、こ
の場合装置上面側即ち装置の上部半体上面に排紙トレイ
122を具備させたものである場合には不用意に上部半体
を起こし開き回動操作Xすることにより排紙トレイ122
上に存在する排出シート材を落下散乱させてしまう。又
上部半体の起こし開き回動と共に該上部半体側に具備さ
せた画像形成手段部の主要部(プロセスカートリッジ13
0やレーザビームスキャナ103など)も不動側である下部
半体から上方へ回動移動していくが、このように画像形
成手段部ないしはその主要部を移動させる構成は装置の
精度保証が難しく画像品質の低下につながるおそれもあ
った。
本発明は上記のような問題点を解消したこの種の画像形
成装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) (1)本発明は第1図(1)の構成モデル図のように、
適宜の作像原理・方式に従う画像形成手段部Aに、給紙
部Bからシート材を給送して該給送シート材面に目的画
像を形成させ、画像形成済みシート材を排紙部Cへ搬送
排出させる画像形成装置であり、画像形成手段部Aを中
にしてその上方部と下方部との一方に上記給紙部Bを、
他方に上記排紙部Cを配設し、給紙部Bから画像形成手
段部Aを通って排紙部Cへ至る略垂直方向のシートパス
Dを具備させ、給紙部Bから給送させたシート材を該略
垂直シートパスDに導入して搬送させ、画像形成手段部
Aで該シート材に対する画像形成を実行させ、排紙部C
へ排出させるように構成する。
なお、構成モデル図は画像形成手段部Aの下方部に給紙
部Bを、上方部に排紙部Cを配設したが、それとは逆に
下方部に排紙部Cを、上方部に給紙部Bを配設するよう
にしてもよい。以下説明する他の構成モデル図(2)〜
(4)についても同様である。
そして、(2)の構成モデル図のように、画像形成装置
を前記の略垂直シートパスDを境にしてその一方側の装
置部(装置本体部)A1に対して他方側の装置部(搬送ユ
ニット部)A2を下部側を中心に開き揺動させることによ
り上記シートパスDが露出するように揺動開閉動自由に
構成し、画像形成手段部の主要プロセス機器は不動側で
ある上記一方側の装置部A1に内蔵させたことを特徴とす
る画像形成装置である。
(2)更には、前記(1)項の画像形成装置について第
1図(3)の構成モデル図のように、画像形成手段部A
の上方部又は下方部の給紙部を第1の給紙部B1としたと
き、該第1の給紙部B1とは別に、前記搬送ユニットA2
に、前記垂直シートパスDに対して分岐シートパスD1
介して連絡する第2の給紙部B2を具備させ、該第1又は
第2の給紙部B1・B2から略垂直シートパスDに対して選
択的にシート材の給送が可能であり、第2の給紙部B2
シート材受け部材は前記搬送ユニットA2に対してたたみ
込みもしくは収納、又は着脱自在である、ことを特徴と
する画像形成装置である。
(3)また更に上記の画像形成装置について第1図
(4)の構成モデル図のように、画像形成手段部Aの上
方部又は下方部の排紙部を第1の排紙部C1としたとき、
該第1の排紙部C1とは別に、前記搬送ユニットA2側に、
前記略垂直シートパスDに対して分岐シートパスD2を介
して連絡する第2の排紙部C2を具備させ、該第1又は第
2の排紙部C1・C2に対して選択的に略垂直シートパスD
からのシート材の排出が可能であり、第2の排紙部C2
シート材受け部材は前記搬送ユニットA2に対してたたみ
込みもしくは収納、又は着脱自在である、ことを特徴と
する画像形成装置である。
(作 用) .画像形成装置を前記の略垂直シートパスDを境にし
てその一方側の装置部A1に対して他方側の装置部A2を下
部側を中心に開閉動自由に構成し、画像形成手段部のプ
ロセスカートリッジ等の主要プロセス機器は不動側であ
る上記一方側の装置部A1に内蔵させた構成にすることに
より、可動側である他方側の装置A2を不動側である一方
側の装置部A1から下方に開き操作すれば略垂直シートパ
スDが大きく開放されて、即ち画像形成装置内部が略垂
直シートパスを境にして大きく開放されて略垂直シート
パス中のジャムシート材の取り出し除去を容易に行なう
ことができる。
装置部A2を装置部A1から下方へ開くときは自重が働くか
ら容易に開くことができる。
画像形成手段部Aの主要プロセス機器は不動側である一
方側の装置部A1に内蔵させてあり、可動側である他方側
の装置部A2の開閉動に伴なう移動や揺動はないので、精
度保証性が向上し高品位画像の形成・出力を長期にわた
って維持させることが容易となる。又給紙部Bは不動側
である一方側の装置部A1に存在していて可動側である他
方側の装置部A2の開閉動に伴なう移動や揺動、傾斜等を
生じないから、装置開放操作の際不用意にシート材を落
下・散乱させるような事態は生じない。
.第2の給紙部B2を具備させることにより、該給紙部
B2と第1の給紙部B1の選択使用により多種のシート材給
紙(通常の各種サイズの転写用紙の他、特殊紙、厚紙、
ハガキなど)が可能となる。この第2の給紙部B2は第1
の給紙部B1とは略垂直シートパスDを中にして反対側に
おいて画像形成装置の外方へ張り出した形態となるが、
その張り出しは画像形成装置の一側面側のみであるか
ら、前述第11図例のように給紙部106と排紙部119とが夫
々画像形成装置の対向両側面側において外方へ張り出し
た形態となるものよりも画像形成装置の設置面積は小さ
くなる。又標準給紙部である第1の給紙部B1を専らに使
用し、第2の給紙部B2は使用しないときは該第2の給紙
部のシート材受け部材は装置部A2にたたみ込みもしくは
収納し、又は取り外すことにより、該第2の給紙部B2
外方張り出しはなくなるから、画像形成装置の設備面積
を小さくして使用することができる。
.第2の排紙部C2を具備させることにより、該排紙部
C2と第1の排紙部C1を使いわけてシート材の排紙をフェ
イスダウンモードの排紙とフェイスアップモードの排紙
とを選択するこができる。この第2の排紙部C2は前記の
第2の給紙部B2と同様に外方張り出し形態となるが、そ
の張り出しは画像形成装置の一側面側のみであり、前述
第11図例のように対向両側面に夫々張り出し部が存在す
る形態となるものよりも画像形成装置の設置面積は小さ
くなる。又標準排紙部である第1の排紙部C1を専らに使
用し、第2の排紙部C2は使用しないときは該第2の排紙
部のシート材受け部材は装置部A2にたたみ込みもしくは
収納し、又は取り外すことにより、該第2の排紙部C2
張り出しはなくなるから、画像形成装置の設置面積を小
さくして使用することができる。
.画像形成手段部A、給紙部B、排紙部Cを互に上下
の配置構成にし、シート材を給紙部Bから画像形成手段
Aを通って排紙部Cへ至る略垂直シートパスDに対して
給送・搬送させて該シート材面に対する画像形成を実行
させる装置構成にすることにより、画像形成装置の設置
面積は小さくてよく、コンパクトな画像形成装置を得る
ことができる。
給紙部Bから画像形成手段部Aを通って排紙部Cへ至る
略垂直シートパスDはパス長が短かく、従ってシート材
のジャム発生率が低くなり、又ファーストプリントの出
力もはやくなる。
.そして前記(1)項の装置構成に対して前記(2)
項・(3)項の構成を組合わせた複合構成にすることに
より上記のような種々の機能・利点を合せ持つ便利な画
像形成装置を構成することができる。
(実施例) 第2図は一実施例画像形成装置としての転写方式電子写
真を利用したレーザビームプリンタ内部の概略構成を示
す縦断側面図である。
50は画像形成手段部としてのプリンタ本体部、60は該プ
リンタ本体部の下方部に具備させた第1の給紙部として
のカセットフィーダ部である。
(I)カセットフィーダ60 第1の給紙部としてのカセットフィーダ60はプリンタ本
体50と一体の作り付け装置としてもよいし、プリンタ本
体50とは別体のセパレートユニット装置にして、該ユニ
ット装置の上にプリンタ本体50を所定の位置に位置決め
して搭載セットすることによりプリンタ本体に組合わせ
て使用する装置としてもよい。
本例のカセットフィーダ60はその前面側(図面上、右端
面側)にシート材カセット挿脱口を有し、シート材カセ
ット61を実線示のように挿入装着し、2点鎖線示のよう
に逆に抜き外すことができる。
シート材カセット61において、62はシート材積載収納部
の底部にばね63で常時持ち上げ付勢させて配置した上下
揺動中底板、Pは該収納部に積載収納したシート材(転
写紙)、64はシート材1枚分離爪、65はシート材搬送コ
ロ、66はカセット挿脱指掛け把手部である。
67・68はカセットフィーダ本体側に具備させた給紙ロー
ラとシート材搬送ローラである。給紙ローラ67は半月型
ローラであり、常時は欠円部が下向きの回転角姿勢で待
機しており、不図示の制御系から給紙スタート信号が発
せられる毎に不図示の駆動系の回転力が1回転クラッチ
を介して伝達されて矢示の反時計方向に1回転駆動され
る。シート材搬送ローラ68は不図示の制御系で制御され
るクラッチを介して不図示の駆動系の回転力を受けて所
定のタイミング時点で所定の時間について矢示の反時計
方向に回転駆動される。
カセットフィーダ60内にその前面側の開口からシート材
カセット61を挿入し、ストッパ部でそれ以上の挿入移動
が阻止されるまで十分に押し込んで挿入装着すると、カ
セット61側のシート材搬送コロ65がカセットフィーダ60
側のシート材搬送ローラ68に当接する。その当接状態は
コロ65の軸に接触させたばね65aの押圧力により安定に
維持される。又カセット61のシート材積載収納部に収納
されているシート材Pのカセット挿入方向後端側上面部
の上方部に半月型給紙ローラ67が位置している関係状態
となる。
而して半月型給紙ローラ67が1回転駆動されるとカセッ
ト61内の積載シート材Pの最上位シート材にカセット61
のフィーダ60に対する挿入装着方向とは逆方向への繰り
出し力が作用して該最上位シート材が1枚だけ分離爪64
で次位以下のシート材から分離されてシート材積載収納
部から図面上右方へ給送される。
この給送シート材は上方カーブガイド板69に案内されて
前記互に当接状態にあるシート材搬送ローラ68と同搬送
コロ65とのニップ部に入り、ローラ68の回転駆動力とコ
ロ65の従動回転により中継ぎされて搬送され、カセット
フィーダ60の上向き出口部70から上方へ搬出されてい
く。
プリンタ本体50の底面側には上記カセットフィーダ60側
の上向き出口部70に丁度対応対向する位置に下向きに第
1給紙口としてのシート材入口部80を具備させてあり、
従ってカセットフィーダ60の上向き出口部70から上方へ
搬出されたシート材は次いで上記の下向きの第1給紙口
としてのシート材入口部80からプリンタ本体50内へ進入
していく。
(II)プリンタ本体50 1はプリンタ本体機筺であり、その上面板面2を第1の
排紙部としての作り付けトレイにしてあり、機筺内に画
像形成手段としての所要の画像形成プロセス機器、即ち
回転ドラム型電子写真感光体3(以下、ドラムと記
す)、該ドラム面の一様帯電手段としての接触帯電ロー
ラ4、レーザビームスキャナ5、現像器6、転写ローラ
7、クリーニング装置8、後述する第2の給紙部として
の給紙トレイ22上の積載シート材を1枚宛分離給送する
シート材分離給送アセンブリ9、該アセンブリ9のアイ
ドラコロ9cに押圧接触させたシート材搬送ローラ10、定
着器11、第2及び第1の排紙ローラ12・13、搬送シート
材検知レバー14、駆動源や制御系の各種電装品等を内蔵
させてある。
カセットフィーダ60の前述上向き出口部70から上方へ搬
送されてプリンタ本体50の底面側の第1給紙口としての
下向き入口部80に入ってプリンタ本体50内へ供給された
シート材は、搬送ローラ10とアイドラコロ9cの間、ドラ
ム3と転写ローラ7との間、定着器11の定着ローラ対
間、第2排紙ローラ12、第1排紙ローラ13を経由搬送さ
れて第1排紙口15からプリンタ機筺上面の第1の排紙部
としてのトレイ2上に排出される。
カセットフィーダ60側からの給送シート材の受け入口で
あるプリンタ本体50の底面側の第1の給紙口としての下
向きシート材入口部80から第1排紙ローラ13へ至る上記
のシート材搬送経路はプリンタ本体内をプリンタ機筺1
の前面板20(図面上右側端面板)寄りにおいてプリンタ
機筺の底面板側から上面板側へ立ち上って延びている略
垂直シートパスとなっている。
而してプリント開始信号にもとずいてドラム3が所定の
周速度で矢示の反時計方向に回転駆動され、その回転ド
ラム面が接触帯電ローラ4で正又は負の極性に一様帯電
され、次いでレーザスキャナ5から出力されるレーザビ
ームLの走査露光を受けることにより目的画像情報の静
電潜像が形成されていく。その形成潜像は次いで現像器
6によりトナー画像として顕画化される。
一方カセットフィーダ60において給紙ローラ67の1回転
駆動と搬送ローラ68の回転駆動がなされて前述したよう
にカセット61内の積載シート材Pの最上位シート材が1
枚だけフィーダ60の上向き出口部70から搬出されてプリ
ンタ本体50の機筺底面の第1給紙口としての下向き入口
部80からプリンタ本体内へ導入されて前記の略垂直シー
トパスを下から上へ搬送されていく。
即ち、矢示の反時計方向に回転駆動されている搬送ロー
ラ10とシート材分離給送アセンブリ9のアイドラコロ9c
とのを通りガイドによりドラム3と転写ローラ7との間
に導入され、このドラム3と転写ローラ7との間を通過
することによりドラム3面に形成担持されているトナー
画像の順次転写を受ける。ドラム3と転写ローラ7との
間を通って画像転写を受けたシート材はドラム3面から
分離されてガイドにより定着器11内に導入されて矢示の
反時計方向に回転駆動されている定着ローラ対間を通過
することにより画像定着を受ける。
定着器11を通過したシート材はシート材検知レバー14を
支軸14aを中心に2点鎖線示のように反時計方向に押し
上げつつ、反時計方向に回転駆動されている第2排紙ロ
ーラ12、第1姿勢に保持されている可動ガイド16の第1
ガイド面16a、第1の排紙部としてのトレイ2方向に内
向きにカーブしたガイド17の面、反時計方向に回転駆動
されている第1排紙ローラ13、第1排紙口15の経路で第
1の排紙部としてのトレイ2上に画像面下向きのフェイ
スダウンモードで排出される。
シート材検知レバー14は定着器11を出たシート材の後端
が該レバー14の位置を通過し終ってシート材との干渉が
なくなると自重により支軸14aを中心に時計方向回動し
て実線示の回動姿勢に復帰する。シート材のレバー位置
通過に伴なうレバー14の上記の揺動運動がフォトインタ
ラプタ等のセンサ14bで検知され、シート材の給送タイ
ミング制御、ジャムトラブル検出等がなされる。
かくして本実施例プリンタは、画像形成手段部たるプリ
ンタ本体部50を中にしてその下方部にシート材給紙部と
してのカセットフィーダ60を、上方部にシート材排紙部
としてのシート材排紙トレイ2を配設し、給紙部から排
紙部へ至る略垂直方向のシートパスを具備させ、給紙部
から給送させたシート材を該略垂直シートパスに導入し
て搬送させ、画像形成部で該シート材に対する画像形成
を実行させ、排出部へ排出させる装置レイアウト構成で
あるから、説明した作用・効果を有するものである。
(II)プリンタ内部の開放機構 前述第2図例のプリンタ本体50は機筺1の搬送ユニット
としての前面板20についてこれをプリンタ本体の開閉前
カバーとして下辺部のヒンジ横軸90を中心に機筺主体1
の前面に対して閉じ込み、開き倒し回動自由に取付けて
ある。第2図・第3図はその閉じ込まれている状態、第
4図は開き倒してプリンタ本体内部を開放した状態を示
している。
そしてプリンタ本体50内の前記の略垂直シートパスを境
にして前カバー20側の画像形成プロセス機器、即ちシー
ト材1枚分離給送アセンブリ9、転写ローラ7、定着器
11、シート材検知レバー14、第2・第1排紙ローラ12・
13等は前カバー20の背面側に所定の配列関係をもって組
付け支持させてあり、又略垂直シートパスを境にして機
筺主体1側の画像形成プロセス機器、即ちシート材搬送
ローラ10、ドラム3、レーザスキャナ5、接触帯電ロー
ラ4、現像器6、クリーニング装置8、駆動源、制御系
の主要電装品等は機筺主体1内に所定の配列関係をもっ
て組付けてある。
機筺主体1に対する前カバー20の第2図の閉じ込み状態
は不図示のロック機構で安定に保持される。第5図にお
いて21はそのロック解除ノブであり、該ノブ21の操作に
より前カバー20を第4図示のようにヒンジ横軸90を中心
に機筺主体1の前面から開き回動制御部材で受け止めら
れるまで十分に開き倒した状態、即ちプリンタ本体50の
内部を前記略垂直シートパスの境にして大きく開放した
状態にすることができる。
従ってこの開放により、略垂直シートパス経路内に生じ
たジャムシート材の取り出し除去、プリンタ内のメンテ
ナンス等を容易にすることができる。又本実施例プリン
タは画像形成プロセス機器のうちドラム3・一次帯電用
接触ローラ4・現像器6・クリーニング装置8の4器に
ついてそれ等を共通のカートリッジハウジングに所定の
相互関係をもって組付けてプリンタ本体内部の所定の位
置に着脱自在のプロセスカートリッジ30としてあり、こ
のプロセスカートリッジ30のプリンタ本体50内に対する
着脱は第4図のように前カバー20を開き倒してプリンタ
内部を大きく開放状態にして機筺主体1内の所定の位置
に着脱操作する。
かくして本実施例プリンタは、画像形成手段部たるプリ
ンタ本体50内の前記略垂直シートパスを境にその一方側
であるプリンタ機筺主体1側の装置部に対して他方側で
あるプリンタ前カバー20側の装置部を開閉自由に構成
し、画像形成手段部の主要プロセス機器は不動側である
プリンタ機筺主体1側に内蔵させる装置構成であるか
ら、前記説明した作用・効果を有するものである。
(III)第2の給紙部、第2の排紙部 第2図において、18・19は前述の開閉前カバー20の下辺
寄り位置と上辺寄り位置に夫々具備させた第2給紙口及
び第2排紙口としての横長スリット開口部である。
22は上記第2給紙口18に対する第2の給紙部としての給
紙トレイであり、該給紙トレイは下辺側のヒンジ横軸90
(前カバー20のヒンジ横軸と兼用)を中心に実線示のよ
うに前カバー20の前面に対してたたみ込み保持させた起
こし閉じ位置と、2点鎖線示のように前カバー20の前面
から外方へ所定の前上り傾斜角姿勢にて張り出して開き
回動制御部材で保持された倒し開き位置とに回動転換自
由である。
本実施例における第2の給紙部としての給紙トレイ22
は、メイントレイ22aと、このメイントレイに対して前
後方向に引き出し・押し込み自由の入れ子式に具備させ
たサブトレイ22bとからなり、メイントレイ22aを前カバ
ー20の前面から外方に倒し開いた状態においてサブトレ
イ22bを引き出すことにより給紙トレイの全体の給紙方
向の長さ寸法を大きくして大サイズのシート材も積載セ
ットできる。第5図・第6図はこの給紙トレイ倒し開き
状態を示している。22c・22dはメイントレイ22aに具備
させた積載シート材左右ガイド(サイド押え)であり、
一方22cは定置ガイド、他方22dはメイントレイ22aの幅
方向にガイド溝22eに沿って可動のガイドであり、両ガ
イド22c・22d間の間隔寸法を使用シート材Pの幅方向寸
法に合せて狭広調節自由である。
シート材Pは給紙トレイ22上に、先端辺部を給紙口18に
所定に十分に挿入し、左右部をガイド22c・22dに規制し
て積載セットする。
第6図において23は第2排紙口19に対する第2の排紙部
としての排紙トレイであり、該排紙トレイは前カバー20
の排紙口19に対応する位置にピン23aとフック20a(第7
図)との係合により着脱自由に取付けて使用される。
而して第6図において操作パネル(コンソールパネル)
24で第2の給紙部22からの給紙モードを指定してプリン
トスタート釦を押すと、ドラム3が回転駆動されて前述
の場合と同様に該ドラム3面に対する画像形成が実行さ
れる。
一方シート材1枚分離給送アセンブリ9の給紙ローラ9a
が軸9bを中心に時計方向に1回転駆動されることにより
給紙トレイ22上の積載シート材Pの最上位シート材に繰
り出し力が作用し、その最上位シート材のみが摩擦部材
を主体とする分離パッド9dにより次位以下のシート材と
分離されて第8図示のように分離パッド9dと給紙ローラ
9aとの接触ニップ部を通過してプリンタ本体内へ引き込
まれる。その引き込まれたシート材は搬送ローラ10とア
イドラコロ9cとの間に入って中継ぎされて前述の第1の
給紙部としてのカセットフィーダ60側からの給送シート
材の場合と同様に画像形成手段部の前記の略垂直シート
パスに給送され、ドラム3と転写ローラ7との間を通過
することによりドラム3面側の形成画像の転写を受け、
定着器11を通過することにより画像定着を受ける。
定着器11・第2排紙ローラ12を通過したシート材は、可
動ガイド16が第7図(a)のように略縦姿勢の第1姿勢
に切換え保持されているときは該ガイドの第1ガイド面
16aにより内向きカーブガイド17の方向へ案内され第1
排紙ローラ13、第1排紙口15の経路を通って第1の排紙
部としてのプリンタ本体機筺1上面のトレイ2上に画像
面下向きのファイスダウンモードで排紙される。
又可動ガイド16が第7図(b)のように傾斜姿勢の第2
姿勢に切換え保持されているときは、定着器11・第2排
紙ローラ12を通過したシート材は該ガイド16の第2ガイ
ド面16bに案内されて第2排紙口19からプリンタ前面カ
バー20の外側へ排出され第2の排紙部としてのトレイ23
上に画像面上向きのフェイスアップモードで排紙され
る。
可動ガイド16の上記第1姿勢と第2姿勢の選択切り換え
はノブ16cを回動操作することにより手動でなされる。
このように第1の給紙部としてのカセットフィーダ60、
第1の排紙部としてのプリンタ本体上面の排紙トレイ2
とは別に、第2の給紙部としての給紙トレイ22、第2の
排紙部としての排紙トレイ23を具備させたことにより、
前述説明した作用・効果を有する。
第2の排紙部としての排紙トレイ23は使用しないときは
プリンタ前カバー20の第2排紙口19から取り外してお
く。又第2の給紙部としての給紙トレイ22も使用しない
ときはサブトレイ22bをメイントレイ22aに対して押し込
み収納した後にメイントレイ22aを下辺側のヒンジ横軸9
0を中心にプリンタ前カバー20の前面に対して第2図の
実線示のようにたたみ込む。このたたみ込み状態は前カ
バー20側とメイントレイ22a側に具部させた相互係合凹
凸部20b・22f(第5図)の係合により安定に保持され
る。
この前カバー20の前面に対するメイントレイ22aのたた
み込み状態において前カバー20の下辺寄りと上辺寄りの
第2給紙口18及び第2排紙口19はたたみ込んだメイント
レイ22aが蓋板として機能して何れも閉塞状態に保たれ
て口18や口19からごみやほこり等の外部異物がプリンタ
本体内へ侵入することが防止される。
又定着器11・第2排紙ローラ12を通過したシート材を第
1の排紙部2又は第2の排紙部23へ進路切り換えする可
動ガイド16は上記のメイントレイ22aのプリンタ前カバ
ー20の前面に対するたたみ込みや第2排紙口19に対する
排紙トレイ23の取付けに連動させて所定の第1姿勢又は
第2姿勢に自動転換させることもできる。
第9図はその例を示している。即ち第9図(a)はメイ
ントレイ22aがプリンタ前カバー20の前面に対してたた
み込まれたときであり、このときは可動ガイド16は前面
がメイントレイ22aに押し込み収納されているサブトレ
イ22bの先端辺側の内面で押されて第1姿勢状態に回動
保持される。これにより定着器11・第2排紙ローラ12を
通過したシート材はこの第1姿勢の可動ガイド16の第1
ガイド面16aにより第1の排紙部2へ向かう方向に進路
規定される。第9図(b)はメイントレイ22aが開かれ
て第2排紙口19に対して排紙トレイ23が取り付けられた
ときであり、このときは可動ガイド16はノブ16cの下部
の凸起部16dが取り付けられた排紙トレイ23の一部23bに
押されて第1姿勢状態から第2姿勢状態に転換保持され
る。これにより定着器11・第2排紙ローラ12を通過した
シート材はこの第2姿勢の可動ガイド16の第2ガイド面
16bにより第2排紙口19から第2の排紙部としての排紙
トレイ23へ向かう方向へ進路規定される。
(IV)変形例 第10図例プリンタは画像形成手段部50を中にしてその上
方部に第1の給紙部60を、下方部に第1の排紙部2を配
設し、給紙部60から画像形成手段部50を通って排紙部2
へ至る略垂直方向のシートパスを具備させ、給紙部60か
ら給送させたシート材を該略垂直シートパスに導入して
搬送させ、画像形成手段50で該シート材に対する画像形
成を実行させ、排紙部2へ排出させる構成のものであ
る。
即ち給紙部60のシート材カセット61内のシート材Pは給
紙ローラ67の1回転駆動と分離爪64とにより最上位シー
ト材が1枚分離給送され、排送ローラ68で画像形成手段
部50の略垂直シートパス内に下方へ向かって搬送され、
ドラム1と転写用帯電器7aとの間を通過することにより
ドラム1面側の形成画像の順次転写を受け、搬送装置2
7、定着器11、第1姿勢(実線示)の可動ガイド、第1
排紙ローラ13の経路で第1の排紙部としてのトレイ2内
に画像面上向きのフェイスアップモードで排紙される。
又プリンタ前カバー20の下辺寄りに設けた第2排紙口19
に対して第2の排紙部としての排紙トレイ23を取付け、
可動ガイド16を第2姿勢(2点鎖線示)に切換えること
により定着器11を通過したシート材は第2排紙ローラ1
2、第2排紙口19の経路で第2の排紙部としてのトレイ2
3上に画像面下向きのフェイスダウンモードで排紙され
る。第2の排紙部としての排紙トレイ23は不使用時は邪
魔にならぬように取り外されるか、プリンタ前カバー20
の前面にたたみ込みもしくは収納される。
(発明の効果) 以上のように本発明に依れば下記のような効果がある。
(1)設置面積の小さいコンパクトな画像形成装置を構
成することができる。
(2)装置内部は、搬送ユニットを下方に揺動させて開
くことで、シートパスを境にして大きく広く開放されて
ジャムシート材の取り出し除去が容易になされる。
この場合、搬送ユニットは下方に開くとき自重が働くか
ら容易に開くことができる。
(3)画像形成手段部の主要プロセス機器は非開閉側
(不動側)の装置主体に内蔵させて装置の開閉に伴なう
移動や揺動を生じさせない構成により、精度保証性が向
上し高品位画像の形成・出力を長期にわたって維持させ
ることができる。
又、給紙部も非開閉側の装置主体に存在していて装置の
開閉に伴う移動や揺動、傾斜等を生じないから、装置を
不用意に開放することにより給紙部のシート材を落下・
散乱させるような事態は生じない。
(4)第2の給紙部や第2の排紙部を具備させる構成に
より多用なシート材を選択的に給紙でき、又排紙をフェ
イスダウンモード又はフェイスアップモードで行なわせ
ることができる。
(5)給紙部から排紙部へ到るシートパスは略垂直シー
トパスにすることができ、そのパス長は短く、シート材
のジャム発生率が低くなり、またファーストプリントの
出力もはやくなる。
【図面の簡単な説明】 第1図(1)乃至同図(4)は夫々本発明装置の構成モ
デル図、第2図は一実施例プリンタの縦断側面図、第3
図はプリンタ正面側の斜視図、第4図はプリンタ前カバ
ーを倒し開いてプリンタ内部を開放した状態の縦断側面
図、第5図は第2の給紙部としての給紙トレイをプリン
タ前カバーの外方へ倒し開き、且つサブトレイを引き出
した状態のプリンタ正面側の斜視図、第6図は更に第2
の排紙部としての着脱排紙トレイを装着した状態のプリ
ンタの縦断側面図、第7図(a)・同図(b)は夫々可
動ガイドを第1姿勢及び第2姿勢に転換した状態を示す
部分的な拡大側面図、第8図はシート材1枚分離給送ア
センブリにおいて給紙ローラと分離パットにより積載シ
ート材が1枚分離給送されている状態を示す要部の拡大
断面図、第9図(a)は第2の給紙部としての開閉給紙
トレイの閉じ込み(たたみ込み)に連動して可動ガイド
が第1姿勢に転換されている状態を示す要部の拡大断面
図、同図(b)は着脱式排紙トレイの装着に連動して可
動ガイドが第2姿勢に転換されている状態を示す要部の
拡大断面図、第10図は他の実施例プリンタの縦断側面
図、第11図・第12図は夫々従来例プリンタの縦断側面図
である。 50は画像形成手段部としてのプリンタ本体、60は第1の
給紙部としてのカセットフィーダ、2は第2の排紙部と
しての作り付け排紙トレイ、20はプリンタ本体の開閉前
カバー、22は第2の給紙部としての開閉たたみ込み式の
給紙トレイ、9は該トレイのためのシート材1枚分離給
送アセンブリ、23は第2の排紙部としての着脱排紙トレ
イ、30はプリンタ本体内に着脱自在のプロセスカートリ
ッジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/16 (56)参考文献 特開 昭61−114936(JP,A) 特開 昭61−56371(JP,A) 特開 昭62−285842(JP,A) 実開 昭62−41767(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成手段部に給紙部からシート材を給
    送して該給送シート材面に目的画像を形成させ、画像形
    成済みシート材を排紙部へ搬送排出させる画像形成装置
    において、 画像形成手段部を中にしてその上方部と下方部との一方
    に上記給紙部を、他方に上記排紙部を配設し、 上記給紙部から上記画像形成手段部を通って上記排紙部
    へ至る略垂直方向に延びるシートパス、及び該シートパ
    ス内でシート材を送るシート材搬送手段を具備し、 画像形成手段部の主要プロセス機器及び上記給紙部は不
    動側である装置本体部に内蔵し、 上記シート材搬送手段を一部保持した搬送ユニットを、
    上記装置本体部に対して下部側を中心に開き揺動させる
    ことにより上記シートパスが露出するように開閉揺動可
    能に支持させた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像形成手段部の上方部又は下方部の前記
    給紙部を第1の給紙部としたとき、該第1の給紙部とは
    別に、前記搬送ユニット側に、前記シートパスに対して
    分岐シートパスを介して連絡する第2の給紙部を具備さ
    せ、該第1又は第2の給紙部から前記シートパスに対し
    て選択的にシート材の給送が可能であり、第2の給紙部
    のシート材受け部材は前記搬送ユニットに対してたたみ
    込みもしくは収納、又は着脱自在である、ことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】画像形成手段部の上方部又は下方部の前記
    排紙部を第1の排紙部としたとき、該第1の排紙部とは
    別に、前記搬送ユニット側に、前記シートパスに対して
    分岐シートパスを介して連絡する第2の排紙部を具備さ
    せ、該第1又は第2の排紙部に対して選択的に前記シー
    トパスからのシート材の排出が可能であり、第2の排紙
    部のシート材受け部材は前記搬送ユニットに対してたた
    み込みもしくは収納、又は着脱自在である、ことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
JP63149660A 1988-06-17 1988-06-17 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0757650B2 (ja)

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EP89111009A EP0346934B1 (en) 1988-06-17 1989-06-16 Image forming apparatus
DE68920781T DE68920781T2 (de) 1988-06-17 1989-06-16 Bildaufzeichnungsgerät.
CN89106288A CN1051159C (zh) 1988-06-17 1989-06-17 图象形成装置
KR1019890008381A KR950007526B1 (ko) 1988-06-17 1989-06-17 화상 형성장치
US08/147,424 US5418606A (en) 1988-06-17 1993-11-05 Image forming apparatus with sideways U-shaped sheet path

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