JPH0756232B2 - アイドル回転数制御装置 - Google Patents

アイドル回転数制御装置

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JPH0756232B2
JPH0756232B2 JP13175389A JP13175389A JPH0756232B2 JP H0756232 B2 JPH0756232 B2 JP H0756232B2 JP 13175389 A JP13175389 A JP 13175389A JP 13175389 A JP13175389 A JP 13175389A JP H0756232 B2 JPH0756232 B2 JP H0756232B2
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JP
Japan
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control valve
idle
control
bypass passage
idle speed
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JP13175389A
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重幸 坂口
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内燃機関のアイドル回転数制御装置に関す
る。
従来の技術 従来から、スロットルチャンバーの上流から下流に向け
て、スロットルチャンバーに属さない、バイパス通路を
設け、該バイパス通路の中間にアイドルスピードコント
ロールバルブ(以下ISC/Vと称する)を配設して、エン
ジンの回転数に応じて、ISC/Vのデューティコントロー
ルを行い、吸気空気量を可変とすることで、エンジン回
転を目標値にコントロールする。アイドル回転制御装置
が知られている(ECCSL系エンジン技術解説書 昭和54
年6月 日参自動車(株)発行等参照)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこのようなアイドル回転数制御装
置にあっては、高地での空気密度低下、また、ブローバ
イやEGRを吹いているためにISC/Vがよごれ、異物が噛み
込む等経時劣化によるISC/Vの詰まり等のために、ISC/V
の能力不足が発生し、アイドル回転の不安定やエンジン
ストールが発生しやすくなる等の問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、ISC/Vの経時劣化や高
地での空気密度低下時にも、エンジン回転数を目標値に
制御できるアイドル回転制御装置を提供しようとするも
のである。
課題を解決するための手段 このため、本発明は、第1図に示す如く、アイドルスイ
ッチ、車速スイッチ、ニュートラルスイッチ等の運転状
態検出手段1と、該運転状態検出手段1よりの入力を基
にエンジンがアイドリング状態にあるか否かを検出する
アイドル状態検出手段2と、該アイドル状態検出手段2
によりアイドル状態と検出されたときに、エンジン回転
を運転条件に対して予め定めた目標回転数になる如く、
スロットルチャンバーをバイパスする第1バイパス通路
6に介装されたISC/V7を制御するデユーテイ値を設定
し、ISC/V7へ出力する第1制御量設定手段3と、ISC/V7
のデューティ値が予め定めた制御の上限値と下限値との
間の領域にあるか否かを判定する制御領域判定手段4
と、該制御領域判定手段4により領域を越えていると判
定されたときに駆動される第2バイパス通路8に介装さ
れた流量制御弁9と、該流量制御弁9が駆動されたとき
には、前記第1制御量設定手段3で設定されたデユーテ
イ値相当分の空気量を確保するように、第2バイパス通
路8の空気流量相当分に応じてISC/V7の制御量を設定
し、ISC/V7に出力する第2制御量設定手段5とによりア
イドル回転数制御装置を構成した。
作用 ISC/V7へのデユーテイ値が制御の上限値を越えると、第
2制御量設定手段5は、第2バイパス通路8の空気流量
相当分だけISC/V7のデユーテイ値を下げる。一方、ISC/
V7へのデユーテイ値が制御の下限値を越えしかも流量制
御弁9が開いていると、第2制御量設定手段5は、第2
バイパス通路8の空気流量相当分だけISC/V7のデユーテ
イ値を上げるとともに、流量制御弁9を閉じる。以上の
動作により、最初に設定されたデユーテイ値に相当する
要求空気量が常に確保される。これにより、ISC/V7の経
時劣化や空気密度低下時等にも、第1制御量設定手段3
で設定したデユーテイ値に相当する要求空気量を確保す
ることができる。
実施例 第2図に本発明の具体例を示す。スロットルチャンバー
10の上流から下流に向かって第1バイパス通路6が設け
られ、該第1バイパス通路6にはISC/V7が介装されてい
る。更に、同じくスロットルチャンバー10の上流から下
流に向かって、第2バイパス通路8が設けられ、該第2
バイパス通路8には流量制御弁としてON−OFF電磁弁9
が介装されている。
これ等ISC/V7とON−OFF電磁弁9とはコントロールユニ
ット11よりの指令によって作動される。
ここで、コントロールユニット11には、アイドル状態検
出手段2、第1制御量設定手段3、制御領域判定手段
4、第2制御量設定手段5が設けられている。そして、
空気流量計12、スロットルバルブ13に配設されたアイド
ルスイッチ14、水温センサ15、エンジン回転計16、スタ
ータスイッチ17、更に図示しないニュートラルスイッ
チ、車速計等の運転状態検出手段よりの出力がコントロ
ールユニット11に入力され、ISC/V7及びON−OFF電磁弁
の制御量を演算して出力する。
なお、第2図において、18はエンジン本体、19はエアク
リーナ、20は燃料噴射弁である。
次に本発明装置の動作を第3図のフローチャートに従い
説明する。
まず、図示しない電源を入れコントロールユニット11等
を起動させる(20)。
次にスタータモータスイッチ17はON状態か(21)、アイ
ドルスイッチ14はON状態か(22)、図示しない車速スイ
ッチはON状態か(23)、ここで車速スイッチは例えば車
速4km/h以下でONするように設定されている。図示しな
いトランスミッションに設置されているニュートラルス
イッチはON状態か(24)、等がアイドル状態検出手段1
により検討され、アイドル状態であれば次へ進む。
エンジン18がアイドリング状態にあると検出されると、
水温センサ15により水温が検出され(25)、予めコント
ロールユニット11に記憶されている、水温に応じた目標
回転数Npを検索し(26)、またエンジン回転計16で実ア
イドル回転数Neを検出する(27)。そして両回転数の差
ΔN=Np−Neを演算し(28)、差ΔNを例えば25rpm等
予め定めた所定回転数Naと比較し(29)、所定値Naより
大きければ基本デューティに対する補正分デューティを
演算し(30)、制御デューティ値Dを演算して制御量を
設定し(31)、第1バイパス通路6に介装されたISC/V7
へ制御デューティDを出力する(32)。なお、ここまで
の動作は、従来と同じである。
次に、第4図を参照して、制御領域判定手段4と第2制
御量設定手段5の動作について説明する。
第1制御量設定手段3よりISC/V7に与えられた、デュー
ティ値Dが、予め設定した制御の上限値DHに対し大きい
か否かが判断される(33)。デューティDがDHより大き
い、例えば第4図においてD1のときには、第2バイパス
通路8のON−OFF電磁弁9を開き(34)、第1バイパス
通路6のISC/V7のデューティを第2バイパス通路8の流
量に相当するデューティD0だけ下がるために、D2=D1
D0を演算し(35)、D2をISC/V7へ出力する(36)。そし
て、もとへもどる(37)。
ここで上限値DHの値は、それ以上ではISC/Vの経時劣化
や、高地での空気密度の減少等のために必要流量が確保
されなくなる恐れがあるために、第2バイパス流量を加
えるのであるから、制御空気流量の80%程度となるデュ
ーティ値としているが、第2バイパス通路8による増加
流量をISC/V7のデューティを下げて補正しうる値であれ
ば良くこの値に限られない。
次いで、デューティDが上限値DHより小さいときには、
更に制御の下限値DLとの大小を判断し(38)、デューテ
ィ値が下限値DLより小さい、例えばD3のときは、第2バ
イパス通路8のON−OFF電磁弁9の開閉を調べ(39)、
開いている場合には、第2バイパス流量に相当するデュ
ーティ値D0だけデューティを上げるため、D4=D3+D0
演算して(40)、D4をISC/V7に出力し(41)、次いでON
−OFF電磁弁9に閉じる(42)。そしてもとへもどる(4
3)。
また、デューティ値Dが上限値DHより小さく、下限値DL
より大きいときには、ISC/V7による制御可能領域である
ので、デューティDをISC/V7へ出力する(44)。そして
もとへもどる(45)。
第4図により、以上の動作を再度説明する。今ISC/Vの
デューティ値が上限値DHを越え、例えばD1となると、第
2バイパス通路8のON−OFF電磁弁9を開く、すると空
気流量は、デューティ値D1での要求空気流量よりも第2
バイパス通路8の流量だけ増加する。従って、第2バイ
パス流量に相当するデューティ値D0だけ、第1バイパス
通路6のISC/V7のデューティを下げD2=D1−D0とし、要
求空気流量が得られるようにする。
また、デューティ値が下限値DLより小さい、例えばD3
なり、かつON−OFF電磁弁9が開いているときには、第
2バイパス流量に相当するデューティ値D0だけISC/V7の
デューティを先ず上げD4=D3+D0とした後にON−OFF電
磁弁9をOFFとして要求空気流量を得る。なお、ON−OFF
電磁弁9を先にOFFとしないのは、空気流量が減少する
ことによって、エンジンが不安定となる可能性を避ける
ためである。
発明の効果 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
ISC/Vの経時劣化、高地走行等に関係なく、常にISC/Vの
デューティに対応した要求空気量が確保されるので、エ
ンジンのエンストや回転低下等の発生が防止され、エン
ジン性能が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例を示す回路図、第3図は本発明の動作
を説明するフローチャート、第4図は制御デューティと
空気量との関係を説明する説明図である。 1……運転状態検出手段、2……アイドル状態検出手
段、3……第1制御量設定手段、4……制御領域判定手
段、5……第2制御量設定手段、6……第1バイパス通
路、7……アイドルスピードコントロールバルブ(ISC/
V)、8……第2バイパス通路、9……ON−OFF電磁弁、
10……スロットルチャンバー、11……コントロールユニ
ット、12……空気流量計、13……スロットルバルブ、14
……アイドルスイッチ、15……水温センサ、16……エン
ジン回転計、17……スタータモータスイッチ、18……エ
ンジン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイドルスイッチ、車速スイッチ、ニュー
    トラルスイッチ等の運転状態検出手段と、該運転状態検
    出手段よりの入力を基にエンジンがアイドリング状態に
    あるか否かを検出するアイドル状態検出手段と、該アイ
    ドル状態検出手段によりアイドル状態と検出されたとき
    にエンジン回転を運転条件に対して予め定めた目標回転
    数になる如く、スロットルチャンバーをバイパスする第
    1バイパス通路に介装されたアイドルスピードコントロ
    ールバルブを制御するデユーテイ値を設定しアイドルス
    ピードコントロールバルブへ出力する第1制御量設定手
    段と、アイドルスピードコントロールバルブのデユーテ
    イ値が予め定めた制御の上限値と下限値との間の領域に
    あるか否かを判定する制御領域判定手段と、該制御領域
    判定手段により領域を越えていると判定されたときに駆
    動されるスロットルチャンバーをバイパスする第2バイ
    パス通路に介装された流量制御弁と、該流量制御弁が駆
    動されたときには、前記第1制御量設定手段で設定され
    たデユーテイ値相当分の空気量を確保するように第2バ
    イパス通路の空気流量相当分に応じてアイドルスピード
    コントロールバルブの制御量を設定しアイドルスピード
    コントロールバルブに出力する第2制御量設定手段とを
    有することを特徴とするアイドル回転数制御装置。
JP13175389A 1989-05-25 1989-05-25 アイドル回転数制御装置 Expired - Lifetime JPH0756232B2 (ja)

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JP13175389A JPH0756232B2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 アイドル回転数制御装置

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JP13175389A JPH0756232B2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 アイドル回転数制御装置

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JPH02308942A JPH02308942A (ja) 1990-12-21
JPH0756232B2 true JPH0756232B2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=15065385

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JPH05312065A (ja) * 1992-05-06 1993-11-22 Nippondenso Co Ltd 内燃機関のバイパス空気量制御装置
KR100232474B1 (ko) * 1996-11-06 1999-12-01 류정열 희박연소 엔진의 감속쇼크감쇄장치
JP3292100B2 (ja) * 1997-08-01 2002-06-17 トヨタ自動車株式会社 可変防振支承装置のアイドル時制御方法
JP6560075B2 (ja) * 2015-09-17 2019-08-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動ウォーターポンプ

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JPH02308942A (ja) 1990-12-21

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