JPH075533A - パーフォレーション検知装置 - Google Patents

パーフォレーション検知装置

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JPH075533A
JPH075533A JP5148014A JP14801493A JPH075533A JP H075533 A JPH075533 A JP H075533A JP 5148014 A JP5148014 A JP 5148014A JP 14801493 A JP14801493 A JP 14801493A JP H075533 A JPH075533 A JP H075533A
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Japan
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perforation
level
light
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JP5148014A
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Naoyuki Nishino
直行 西納
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH075533A publication Critical patent/JPH075533A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサの固体差に影響されることなく、パー
フォエッジを正確に検出する。 【構成】 パーフォレーション21と対向する位置に反
射型フォトセンサ28,29を配置する。電流値最適化
回路31は、センサ28,29の受光素子からの出力レ
ベルが規定レベルL0 以上となるように、それぞれの発
光素子に供給する駆動電流値IS を決定し、この駆動電
流値IS をRAM32にメモリする。写真フイルム14
の給送中に、パーフォレーション検出回路33は、セン
サ28,29の出力信号レベルを監視し、検知レベルL
S にまで立ち上がった瞬間に、マイクロコンピュータ2
4にエッジ検出信号を送出する。マイクロコンピュータ
24は、第1センサ28のエッジ検出信号を入力した時
に、モータ22の駆動を停止させ、第2センサ29のエ
ッジ検出信号を入力した時には、磁気ヘッド27を駆動
させて露光済みの撮影コマに磁気記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルム給送制御用の
信号を得るためにカメラに組み込まれるパーフォレーシ
ョン検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】135フイルムにはフルサイズ1コマあ
たり8個のパーフォレーションが形成されている。した
がってカメラでフイルム1コマ給送を行う際には、給送
を開始してから、パーフォレーションの通過個数が8個
に達した時点で給送停止すればよい。パーフォレーショ
ンの通過個数を計数するには、透過型あるいは反射型の
フォトセンサを利用するのが簡便である。
【0003】従来のカメラの場合、フイルム1コマ給送
時の停止精度は撮影コマのコマ間隔に影響を及ぼすだけ
なので比較的ラフでよく、したがってフォトセンサを用
いたものでは、パーフォレーションが通過するごとに受
光素子から出力されるパルス状の光電信号の個数を計数
していた。
【0004】ところが、最近ではフイルムに磁気記録層
を設け、フイルム給送に同期してこの磁気記録層に種々
のデータを記録できるようにしたカメラが提案されてい
る。磁気記録されたデータは、同時プリント時や焼増し
プリント時にプリンタで利用されることが想定され、デ
ータの記録位置を各コマごとに正確に決めておく必要が
ある。また、このようなフイルムでは、1コマあたり1
〜2個のパーフォレーションをフイルムの片側に設け、
他方の側には連続した磁気記録層を形成しておき、パー
フォレーションを基準にしてフイルムの1コマ給送を制
御するとともにデータの磁気記録位置を決めておけば、
コマごとのデータ読み出しも正確に行うことができる。
【0005】上記のように、パーフォレーションを基準
にしてデータの磁気記録位置を決める際には、パーフォ
レーションの位置をカメラ側で正確に検知する必要があ
る。ところが、従来のカメラに用いられているパーフォ
レーション検知装置では、単にパーフォレーションが通
過したか否かを検知する精度しかないため、そのまま用
いることはできない。このような背景から、パーフォレ
ーションのエッジが移動してきたことを正確に検知でき
るようにした光電式のパーフォレーション検知装置が検
討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パーフォレーションの
エッジが移動してきたことをフォトセンサで検知するに
は、受光素子から出力される光電信号のレベル変化を監
視しなくてはならない。ところが受光素子からの光電信
号のレベルは、受光素子自体の固体差によって変動する
ことがあるほか、発光素子の固体差による発光量の相違
にも当然影響を受ける。さらに、カメラを使用してゆく
うちには、発光素子の発光面や受光素子の受光面が汚
れ、受光素子からの光電信号のレベルが低下してゆくこ
とが避けられない。
【0007】また、反射型フォトセンサを用いる際に、
フイルムを挟む位置に反射板を設けておき、フイルムか
らの少ない反射光に対し、パーフォレーションがきたと
きには大光量の反射光を受光素子に入射させてパーフォ
レーション部と非パーフォレーション部との弁別精度を
高める工夫もなされているが、経年変化などによって反
射板の反射率が低下すると同様の問題が生じる。したが
ってこれまでのように、発光素子や受光素子を含む検知
回路の回路定数を一律に標準的な値にするだけでは、パ
ーフォレーションの検出精度を高く維持することは困難
であった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、組み込まれるセンサの固体差に影響されることな
く、パーフォエッジを正確に検出することのできるパー
フォレーション検知装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、パーフォレーションが通過する部分にフ
イルムがない状態、もしくは発光素子からの光がパーフ
ォレーションを完全に通過する状態で受光素子から得ら
れる出力の最大レベルが、予め検知レベル以上に設定さ
れた規定レベルに達するか否かを判定するレベル判定手
段と、このレベル判定手段からの判定信号に基づいて発
光素子に供給される駆動電流を漸増させてその発光量を
大きくしてゆき、受光素子からの出力の最大レベルが規
定レベル以上になったときに駆動電流の漸増を停止させ
る駆動電流調節手段と、駆動電流の漸増が停止されたと
きの電流値に対応した最適化データを格納する記憶手段
とを設け、記憶手段から読み出された最適化データに基
づいて発光素子の駆動電流を設定してパーフォレーショ
ンの検知動作を行うものである。また、発光素子と受光
素子とは反射型フォトセンサを構成し、受光素子は、パ
ーフォレーションを通過してから反射板で反射され、再
びパーフォレーションを通過してきた光を受光するよう
にするのがよい。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図3は、本発明のパーフォレーション検知装置を備
えるカメラの一例を示すものである。カメラの本体部1
0には、パトローネ室11及びフイルムロール室12が
設けられている。パトローネ室11にはパトローネ本体
13が装填され、またフイルムロール室12には写真フ
イルム14を巻き取るスプール15が設けられている。
パトローネ室11とフイルムロール室12との間には、
アパーチャー16が形成され、写真フイルム14に対す
る露光範囲を決めるとともに、裏蓋17に弾性的に取り
付けられたフイルム圧板18と協同し、写真フイルム1
4を光軸方向で位置決めしている。
【0011】図1は、パーフォレーション検知装置の概
略を示すものである。写真フイルム14の背面側の一方
の側縁には、一定の幅でストライプ状に塗布された磁気
記録層20が設けられている。また、写真フイルム14
の他方の側縁には、アパーチャー16によって規定され
る撮影コマ16a,16b,・・・ の各々に対応して
1個ずつのパーフォレーション21が開設されている。
【0012】また、前述したスプール15の回動は、ス
プール15に内蔵されたモータ22で行われる。このモ
ータ22は、モータドライバ23を介してマイクロコン
ピュータ24に接続されており、その回動と回動方向を
制御される。またモータ22の回動は、給送伝達装置2
5を介してパトローネ本体13に係合するフォーク26
に伝達される。なお、モータ22は、写真フイルム14
をスプール15に巻き取るときには正転駆動し、またパ
トローネ本体13に巻き取るときには逆転駆動する。
【0013】フイルム圧板18には、磁気記録層20と
対向する位置に磁気ヘッド27が固定されている。磁気
ヘッド27は、ヘッド面を写真フイルム14側に露呈し
ており、このヘッド面を磁気記録層20に接触させて撮
影時に用いられたシャッタ速度や絞り値等の露出制御デ
ータを各撮影コマ16a,16b,・・・ ごとに記録
する。
【0014】また、パーフォレーション21と対向する
位置には写真フイルム14の給送位置を検出するための
2つのセンサ28,29が設けられている。第1センサ
28は、アパーチャー16のフイルム給送方向に対する
先頭部に、第2センサ29は後端部に配置されている。
このセンサ28及び29には、例えば、写真フイルム1
4に向けて赤外光を発するLEDと、写真フイルム14
からの反射光を受光するフォトトランジスタとで構成さ
れる反射型フォトセンサが用いられ、この反射光の光量
に応じたレベルの信号を出力する。図2に示すように、
第1センサ28はフイルム圧板18の裏面側に固定さ
れ、開口18aを通して写真フイルム14のパーフォレ
ーション21と対向している。また、写真フイルム14
を挟んで第1センサ28と対向するように、反射板30
が配置されている。第1センサ28の前面にパーフォレ
ーション21が位置している時には、第1センサ28か
ら放たれた光は、このパーフォレーション21を通り抜
けて反射板30で反射される。なお、第2センサ29の
構成も同じであるので、符号のみを付してある。
【0015】図6に示すように、反射型フォトセンサの
受光素子からの出力レベルLI は、発光素子に供給する
駆動電流値Iに比例して変化する。2つのセンサ28,
29の発光素子に供給する駆動電流値IS1,IS2は、そ
れぞれの受光素子からの出力レベルLI1,LI2の最大値
が規定レベルL0 となるように、電流値最適化回路31
により決定される。この電流値最適化回路31は、カメ
ラのシーケンス制御を行うマイクロコンピュータ24か
ら電流値制御信号を入力したときに駆動する。そして電
流値最適化回路31は、決定した最適駆動電流値IS1
びIS2をRAM(又はE2 PROM)32にメモリす
る。
【0016】センサ28,29の出力信号は、それぞれ
パーフォレーション検出回路33に送られ、ここでパー
フォレーション21の検出が行われる。図7に示すよう
に、センサ28,29の出力信号レベルLは、センサ2
8,29の前面に非パーフォレーション部が対峙してい
る時には低レベルとなり、パーフォレーション21が対
峙している時には規定レベルL0 にまで急激に大きくな
る。パーフォレーション検出回路33は、この出力信号
レベルLが低レベルから立ち上がって検知レベルLS
越えた瞬間TS に、マイクロコンピュータ24にエッジ
検出信号を送出する。マイクロコンピュータ24は、第
1センサ28のエッジ検出信号を入力した時に、モータ
ドライバ23に停止信号を送出するとともに内蔵するカ
ウンタ34でカウントする。また第2センサ29のエッ
ジ検出信号を入力した時には、ヘッドドライバ35を介
して磁気ヘッド27を駆動させる。
【0017】以上のように構成されたパーフォレーショ
ン検知装置の作用を図4に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。写真フイルム14を収納したパトロー
ネ本体13をパトローネ室11に装填して裏蓋17を閉
じると、この閉じ操作に連動して、マイクロコンピュー
タ24は、フイルム巻き締め動作を実行する。このシー
ケンスは、写真フイルム14をパトローネ本体13から
確実に送り出すために、一定時間モータ22を逆転駆動
させ、写真フイルム14をパトローネ本体13内に巻き
締めるものである。このフイルム巻き締め動作は、モー
タ22を駆動させてから一定時間経過した後にモータ2
2の駆動を停止させて完了する。
【0018】モータ22の駆動が停止すると、マイクロ
コンピュータ24は電流値最適化動作を実行する。ま
ず、マイクロコンピュータ24は、電流値最適化回路3
1に電流値制御信号を送出するとともに、センサ28及
び29に発光用電力の供給を開始する。センサ28,2
9は、それぞれ発光を開始すると同時に、その反射光の
光量に応じたレベルの信号を出力する。この時、フイル
ム巻き締め動作が完了しているので、写真フイルム14
はパトローネ本体13内に巻き締められ、センサ28及
び29の前面から退避されている。このためセンサ2
8,29の前面には、パーフォレーション21が対峙し
ている時と同様に反射板30が対向し、センサ28,2
9から放出された光は反射板30により反射される。
【0019】電流値最適化回路31は、マイクロコンピ
ュータ24から電流値制御信号を入力すると、図5に示
すフローに従って電流値最適化を開始する。電流値最適
化回路31は、第1センサ28に供給する駆動電流値I
1 を0からΔIずつ漸増させながらその出力レベルLI1
を検出し、予め設定された規定レベルL0 との比較を行
う。そして、電流値最適化回路31は、検出した出力レ
ベルLI1が規定レベルL0 に達した時に、駆動電流値I
1 の増加を停止し、この電流値I1 を第1センサ28の
最適駆動電流値IS1としてRAM32にメモリする。ま
た、第2センサ29の最適駆動電流値IS2も同様にして
決定され、RAM32にメモリされる。最適駆動電流値
S1及びIS2がRAM32にメモリされると、マイクロ
コンピュータ31は、センサ28,29への電力の供給
を停止して、電流値最適化動作を完了する。
【0020】次に、マイクロコンピュータ31は、フイ
ルムコマセット動作を実行する。このシーケンスは、写
真フイルム14の最初の撮影コマをアパーチャー16に
セットするためのものである。まず、マイクロコンピュ
ータ31は、モータドライバ23を介してモータ22を
正転駆動させる。モータ22の回動は、給送伝達装置2
5を介してフォーク26に伝えられ、写真フイルム14
がパトローネ本体13から送り出されてセンサ28,2
9の前面を通過していく。同時に、マイクロコンピュー
タ31は、RAM32から第1センサ28の最適駆動電
流値IS1を読み出し、第1センサ28に電流値IS1の電
力を供給する。
【0021】第1センサ28は、その発光素子が電流値
S1の電力で発光し、受光素子が受光した反射光の光量
に応じたレベルの信号を出力する。第1センサ28は、
反射板30により反射された光を受光した時にその出力
信号レベルL1 の最大値が規定レベルL0 となるように
設定されているので、第1センサ28の前面にパーフォ
レーション21が対峙している時には規定レベルL0
達する信号を出力する。一方、第1センサ28の前面に
写真フイルム14の非パーフォレーション部が対峙して
いる時には、第1センサ28は、低いレベルの信号を出
力する。写真フイルム14が給送されて第1センサ28
の前面にパーフォレーション21の前側のエッジ部がさ
しかかると、第1センサ28の出力信号レベルL1 は、
規定レベルL0 にまで瞬時に増加する。また、パーフォ
レーション21の後側のエッジ部がさしかかると、第1
センサ28の出力信号レベルL1 は、規定レベルL0
ら瞬時に下降する。
【0022】第1センサ28の出力信号は、パーフォレ
ーション検出回路33に送出され、ここでパーフォレー
ション21の検知が行われる。パーフォレーション検出
回路33は、第1センサ28の出力信号レベルL1 が低
レベルから立ち上がって検知レベルLS を越えた瞬間T
S1に、マイクロコンピュータ24にエッジ検出信号を送
出する。この時、第1センサ28の最大出力値である規
定レベルL0 よりも低いレベルに検知レベルLS が設定
されているので、パーフォレーション21のエッジ部が
第1センサの前面にさしかかった時点から遅延すること
なく、瞬時にエッジ検出信号が送出される。マイクロコ
ンピュータ24は、第1センサ28のエッジ検出信号を
入力した時に、モータドライバ23に停止信号を送出し
て写真フイルム14の給送を停止するとともに、内蔵す
るカウンタ34に「1」加算する。これによって、写真
フイルム14の最初の撮影コマがアパーチャー16にセ
ットされ、撮影可能状態となる。
【0023】シャッタレリーズ操作により露光を行い、
露光完了信号がマイクロコンピュータ24に取り込まれ
ると、マイクロコンピュータ24は、1コマ給送動作を
実行する。マイクロコンピュータ24は、2つのセンサ
28,29に最適駆動電流値IS1,IS2の電力を供給し
てセンサ28,29を作動させるとともに、モータドラ
イバ23を介してモータ22を正転駆動させる。
【0024】写真フイルム14がスプール15に巻き取
られ、未露光の撮影コマ16bがパトローネ本体13か
ら引き出されてくると、撮影コマ16bの先端部に設け
られたパーフォレーション21は、第2センサ29の前
面を通過した後に第1センサ28に達する。第2センサ
29の出力信号レベルL2 が低レベルから検知レベルL
S にまで立ち上がった時に、パーフォレーション検出回
路33は、マイクロコンピュータ24にエッジ検出信号
を送出する。そしてマイクロコンピュータ24は、ヘッ
ドドライバ35を介して磁気ヘッド27を駆動させ、撮
影済みの撮影コマ16aの側縁部に設けられた磁気記録
層20に、撮影時に用いられたシャッタ速度や絞り値等
の露出制御データを記録する。
【0025】また、写真フイルム14の給送が進み、第
1センサ28の出力信号レベルL1が検知レベルLS
達するまで立ち上がった時に、パーフォレーション検出
回路33は、再びエッジ検出信号を送出する。マイクロ
コンピュータ24は、エッジ検出信号を受けるとモータ
ドライバ23に停止信号を送出してモータ22を停止さ
せ、内蔵するカウンタ34に「1」加算する。これによ
り、写真フイルム14がパトローネ本体13から引き出
され、未露光の撮影コマ16bがアパーチャー16にセ
ットされた状態となる。この後は、撮影が完了するごと
に同様にして1コマ給送が行われ、撮影済みの撮影コマ
に磁気記録が施されるとともに、アパーチャー16に未
露光の撮影コマがセットされる。
【0026】写真フイルム14の全コマの撮影が完了
し、フイルム残数が「0」となったときに、マイクロコ
ンピュータ24は、フイルム巻き戻し動作を実行する。
このシーケンスは、一定時間モータ22を逆転駆動さ
せ、露光済の写真フイルム14をパトローネ本体13内
に巻き込むものである。このフイルム巻き戻し動作は、
モータ22を駆動させてから一定時間経過した後にモー
タ22の駆動を停止させて完了する。
【0027】写真フイルム14が完全にパトローネ本体
13内に巻き戻されてモータ22の駆動が停止すると、
マイクロコンピュータ24は、電流値制御信号を電流値
最適化回路31に送出し、再び電流値最適化動作を実行
する。そして最適駆動電流値IS1及びIS2が決定されて
RAM32にメモリされると、マイクロコンピュータ2
4は全ての動作を完了し、撮影済の写真フイルム14を
カメラから取り出すことができる。
【0028】上記実施例では、撮影以前の電流値最適化
動作は写真フイルムの装填直後にのみ行うようにしてい
るが、1コマ給送を行う毎に電流値最適化動作を行い、
動作終了後に給送を開始するようにしてもよい。この実
施例によれば、写真フイルム給送の度に最適駆動電流値
S1及びIS2が設定されるので、この最適駆動電流値I
S1及びIS2を記憶しておくRAMを備える必要がなくな
る。
【0029】また上記実施例では、パーフォレーション
検出用のセンサをフイルム圧板に取り付けて写真フイル
ムの裏側に配置しているが、カメラの本体に固定し、写
真フイルムの表側に配置するようにしてもよい。この場
合、反射板はフイルム圧板に取り付けるようにすればよ
い。
【0030】さらに、上記実施例では、反射型センサを
用いた例を示したが、透過型センサを用いた場合にも適
用することができる。この場合においても、センサの前
面に写真フイルムが対峙していない状態で、上記実施例
と同様に駆動電流値の最適化を行えばよい。
【0031】なお、上記実施例はパーフォレーションエ
ッジを正確に検知するために本発明を適用したものであ
るが、本発明は単にパーフォレーションの個数を検知す
る際にも用いることができる。この場合には、フイルム
面からの反射光を受けたときの受光素子の出力レベル
と、パーフォレーションを通過して反射板を介して得ら
れた反射光を受けたときの受光素子の出力レベルとの差
を大きくするために、パーフォレーションの検知レベル
をエッジ検出時の検知レベルよりも高く設定しておくの
がよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、写真フ
イルムをカメラに装填するたびに発光素子の駆動電流値
を調節し、受光素子からの出力信号レベルの最大値が規
定レベルとなるように調節するので、センサの固体差や
経時変化に影響されることなく、安定したレベルの出力
信号を得ることができる。このため、パーフォレーショ
ン部と非パーフォレーション部との弁別精度を高めるこ
とができ、パーフォエッジを正確に検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパーフォレーション検知装置を示す概
略図である。
【図2】図1に示したパーフォレーション検知装置の要
部断面図である。
【図3】図1に示したパーフォレーション検知装置を備
えるカメラの一例を示す概略図である。
【図4】図3に示したカメラの制御シーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図5】電流値最適化シーケンスを示すフローチャート
である。
【図6】発光素子の駆動電流値と受光素子からの出力レ
ベルとの関係を示すグラフである。
【図7】センサの出力信号レベルの推移を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
14 写真フイルム 21 パーフォレーション 24 マイクロコンピュータ 28 第1センサ 29 第2センサ 31 電流値最適化回路 32 RAM 33 パーフォレーション検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーフォレーションが通過する部分に光
    を投光する発光素子と、パーフォレーションを通過した
    光を受光する受光素子と、この受光素子からの出力を監
    視し、その出力レベルが予め設定された検知レベルに達
    したことに応答してパーフォレーション検知信号を出力
    する検知信号発生手段とを備えたパーフォレーション検
    知装置において、 パーフォレーションが通過する部分にフイルムがない状
    態、もしくは発光素子からの光がパーフォレーションを
    完全に通過する状態で前記受光素子から得られる出力の
    最大レベルが、予め前記検知レベル以上に設定された規
    定レベルに達するか否かを判定するレベル判定手段と、
    このレベル判定手段からの判定信号に基づいて前記発光
    素子に供給される駆動電流を漸増させてその発光量を大
    きくしてゆき、受光素子からの出力の最大レベルが前記
    規定レベル以上になったときに駆動電流の漸増を停止さ
    せる駆動電流調節手段と、前記駆動電流の漸増が停止さ
    れたときの電流値に対応した最適化データを格納する記
    憶手段とを設け、前記記憶手段から読み出された最適化
    データに基づいて前記発光素子の駆動電流を設定してパ
    ーフォレーションの検知動作を行うことを特徴とするパ
    ーフォレーション検知装置。
  2. 【請求項2】 発光素子と受光素子とは反射型フォトセ
    ンサを構成し、受光素子は、パーフォレーションを通過
    してから反射板で反射され、再びパーフォレーションを
    通過してきた光を受光することを特徴とする請求項1記
    載のパーフォレーション検知装置。
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