JPH0815748A - 検出制御系の給電制御装置 - Google Patents

検出制御系の給電制御装置

Info

Publication number
JPH0815748A
JPH0815748A JP6166871A JP16687194A JPH0815748A JP H0815748 A JPH0815748 A JP H0815748A JP 6166871 A JP6166871 A JP 6166871A JP 16687194 A JP16687194 A JP 16687194A JP H0815748 A JPH0815748 A JP H0815748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
power supply
actuator
detection
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6166871A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiya Taguchi
文也 田口
Akira Ogasawara
昭 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP6166871A priority Critical patent/JPH0815748A/ja
Publication of JPH0815748A publication Critical patent/JPH0815748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動部材やアクチュエータの駆動制御とそれ
をモニタする検出センサの作動制御を、制御装置からの
一つの制御信号によってソフト的に行なう。 【構成】 アクチュエータであるAF駆動用モータM
と、その駆動制御を行なう制御装置であるCPU8によ
る駆動制御系を備える。また、モータの駆動状態をモニ
タする検出センサであるエンコーダとしてフォトインタ
ラプタ12によるフィードバック制御系を備える。この
センサの作動に必要な電力の給電制御を、CPUから出
力されるアクチュエータ制御出力信号に基づいて自動的
に行なう自動給電制御回路14を設ける。これらは適用
機器本体であるカメラボディ3内に設けられる。モータ
で駆動される可動部材であるAFレンズ21は、ボディ
に着脱自在な付属品である交換レンズ1に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば制御装置によ
って所要の状態に駆動される制御対象であるモータ等に
よるアクチュエータやこのアクチュエータで駆動される
可動部材の作動量、変位量、作動位置等の作動状態をエ
ンコーダ等による検出センサでモニタし、その結果に基
づき駆動状態を調整、制御することによって、制御対象
であるアクチュエータあるいはこれによって駆動される
可動部材を目標とする速度や位置等に駆動制御する、い
わゆるフィードバック制御系の分野に用いて好適な検出
制御系の給電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の検出制御系の給電制御装置は、
たとえばカメラ、特にオートフォーカスカメラ(以下A
Fカメラという)におけるオートフォーカス機構(以下
AFという)でのAF駆動制御およびそのフィードバッ
ク制御系、あるいは一眼レフカメラに用いられる絞り制
御装置において特にレリーズ操作後に絞り込みを開始す
るとともにその絞り口径の変動をモニタし、所定の絞り
口径になった時点で絞り込み停止信号を出力して絞りを
係止するための絞り制御機構のような可動部材の駆動制
御機構などに用いられる。
【0003】この種の検出制御系の給電制御装置におい
て、前者のAFカメラにおけるAF機構に適用した場合
を、図7のブロック図を用いて簡単に説明すると、図中
符号1は撮影光学系2を有する交換レンズとしてのレン
ズ鏡筒であり、カメラボディ3の前面中央にマウントし
て着脱自在に装着されている。
【0004】4は撮影光学系2を通過した被写体からの
光束をファインダ光学系11側に反射するハーフミラー
であるメインミラーで、このメインミラー4は、光束の
一部を透過し、その背面側のサブミラー5によってAF
センサとなる焦点検出モジュール6に反射して導くよう
に構成されている。なお、焦点検出モジュール6は、後
述する焦点検出系およびイメージセンサから構成され
る。
【0005】7は前記焦点検出モジュール6と後述する
制御装置としてのマイクロコンピュータとの間に設けら
れるインタフェイス回路である。ここで、マイクロコン
ピュータ(以下CPUという)8は、タイマや割り込み
機能、AD変換器等を内蔵する、いわゆるワンチップマ
イコンであり、焦点検出モジュール6を制御するととも
に、その出力データをAD変換入力し、焦点ずれ量の算
出を行なう。なお、図中10はカメラのメインスイッチ
であり、このスイッチ10がオンされることによりCP
U8を介して各部、ここではAF機構が駆動制御される
ようになっている。
【0006】すなわち、被写体からの光束の一部は、撮
影光学系2を透過した後、メインミラー4を通過し、さ
らにサブミラー5により反射されて、カメラボディ3の
底部に配置された焦点検出モジュール6に到達する。こ
の焦点検出モジュール6は、焦点検出エリアからの光束
を焦点検出光学系によってイメージセンサ上に導きイメ
ージセンサ上に設けた受光部に一対の被写体像を形成す
る。さらに、この焦点検出モジュール6は、受光部で光
電変換を行ない、被写体光量に応じた被写体信号を発生
する。
【0007】前記CPU8は、一対の被写体像信号の相
対的ずれ量を演算し、この像ずれ量に基づいて撮影光学
系2のデフォーカス量を算出し、レンズ駆動装置9を制
御して撮影レンズを合焦状態へ駆動する。なお、焦点検
出モジュール6の詳細や、像ずれ量あるいはデフォーカ
ス量の算出法(アルゴリズム)についての詳細は、ここ
では直接関係はなく、しかも既に従来から多くの公知例
や製品があるので、具体的な説明は省略する。
【0008】ところで、以上のようなAF駆動制御系に
おいて問題とされることに、CPU8(マイクロコンピ
ュータ)とレンズ駆動回路9との接続がある。
【0009】すなわち、CPU8が算出した像ずれ量に
相応するレンズ駆動量を駆動するためのレンズ駆動装置
9において駆動源として一般にはモータが使用されてい
る。さらに、このようなモータ駆動に伴なう実際のレン
ズ駆動量を、フォトインタラプタ等の光学式検出装置に
よるエンコーダを検出センサとして用いて検出し、これ
をCPU8にフィードバックしてレンズ駆動量の正確な
制御を行なっている。なお、上述したモータの駆動制御
やエンコーダでの検出値によるフィードバック制御は共
に、CPU8によって行なわれる。
【0010】ここで、図8の(a)は上述した検出セン
サとして典型的なエンコーダである、発光ダイオード1
2aとフォトトランジスタ12bからなる単純なフォト
インタラプタ12の回路図、同図の(b)はこれらが一
体で収められるパッケージの外観を示す概略斜視図であ
る。このようなエンコーダであるフォトインタラプタ1
2としては既に製品化されたものが多数あり、詳細な説
明および図示等は省略するが、そのパッケージのスリッ
トを、周辺に穴あるいはスリットの開けられたディスク
(図示せず)が通過するように構成される。そのディス
クはモータ回転軸あるいはこれに結合された他の回転軸
に取付けられる。
【0011】一方、パッケージ内に設けられる発光ダイ
オード12aとフォトトランジスタ12bは前記スリッ
トを隔てて互いに対面し、前記ディスクの回転量に応じ
た回数だけ、発光ダイオード12aの出す光が遮光され
るため、フォトトランジスタ12bはこれに同期してオ
ン・オフすることになる。
【0012】そして、このフォトトランジスタ12bの
エミッタ端子に接続された負荷抵抗によりこれがハイ
(HI;以下「H」という)/ロー(LOW;以下
「L」という)のロジックレベルに変換され、したがっ
てフォトトランジスタ12bはディスク回転量に比例し
たパルス数をCPU8に出力する。CPU8はこの信号
によりモータ駆動量と駆動速度、加速度を検出して、レ
ンズの駆動制御を行ない、目標位置にレンズを駆動した
り、目標速度で駆動したりする。
【0013】ここで、モータを駆動する際には、モータ
駆動量検出用のエンコーダが機能するために必要な電力
を供給する必要があり、前述したフォトインタラプタ1
2である場合、一般には5mA以上の電流を必要とす
る。
【0014】ところで、カメラにおいての電源は電池が
ほとんどであり、この電池寿命を少しでも延ばそうとす
ることが必要であるために、モータ駆動が終了すればエ
ンコーダへの通電も停止、少なくも略停止状態とするの
が合理的であり、一般にも行なわれている。
【0015】図9はCPU8とレンズ駆動装置9におけ
るモータMの駆動回路とのインタフェースの一例を示し
ている。ここで、モータMの駆動モードは、正転、逆
転、ブレーキ、停止、の四種類であるから、CPU8か
らの制御端子数はa,bの二本で済み、駆動回路はこの
二端子a,bの制御入力を以上の四モードにデコードし
てモータ駆動している。図9中符号14で示すロジック
回路では、端子a,bの「H]/「L]に応じて、たと
えば次の表1のように制御される。
【0016】
【表1】
【0017】また、モータMの駆動量のモニタのための
エンコーダとしてフォトインタラプタ12を用いた場合
に、CPU8は、モータ制御用端子a,bとは別のポー
トcから制御出力を出している。ここで、フォトインタ
ラプタ12はモータMの回転を検出し、パルスに変換し
てCPU8にフィードバックするようになっている。こ
のフィードバックパルスはCPU8の割込入力(IN
T)あるいはパルスカウンタ(CNT)に入力にされ、
モータMのフィードバック制御に用いられる。
【0018】なお、上述した図9ではドライバ用トラン
ジスタTrを介してフォトインタラプタ12のフォトダ
イオード12aに発光用電流を供給している。勿論、ポ
ートcを「H]にして電流を供給するのは、モータ駆動
中(ブレーキを含む)だけであって、停止中は節電のた
めポートcは「L]にしておく。この間はエンコーダ
(フォトインタラプタ12)の消費電力はごく僅かのリ
ーク電流をだけで、略ゼロといってよい。
【0019】そして、このようなモータ駆動とエンコー
ダへの給電の同期制御は、CPU8の制御プログラムに
よってソフトウェアにより処理されている。
【0020】また、この種の検出制御系の給電制御装置
において、たとえば後者のような一眼レフカメラにおけ
る絞り機構およびその絞り制御機構に用いられるものと
して、従来から図10に示したような構成によるものが
知られている。
【0021】これを簡単に説明すると、図中符号1は前
述した通り撮影光学系2(レンズ群による)を有する周
知の交換式等によるレンズ鏡筒であり、このレンズ鏡筒
1は、後端部の装着用バヨネット1aが、図示を省略し
たカメラ本体(図7等におけるカメラ本体3に相当す
る)に着脱自在に装着されるようになっている。図中3
1はレンズ鏡筒1に設けられた絞りプリセットリング、
32は絞り機構である。
【0022】ここで、図中32aは前記絞り機構32を
操作するための絞り連動部材であり、付勢用ばね33に
従って図中上方に移動するときに絞りを絞り込むように
構成されている。31aは絞りプリセットリング31の
回転位置に応じてその位置が決定されるストッパであ
り、絞りは連動部材32aが前記ストッパ31aに当接
するまでの絞り込みが可能となっている。
【0023】さらに、図10では絞り自動制御モード、
シャッタ自動制御モード、プログラムモードおよびマニ
ュアルモードのいずれかが、図示を省略したモード選択
手段によってマイクロコンピュータであるCPU50に
入力され、このCPU50は入力された撮影モードにし
たがって、絞り、シャッタの制御を行なうようになって
いる。なお、この例では、絞り自動制御モード、プログ
ラムモードでは、CPU50により電気・機械的に絞り
が掛止され、シャッタ自動制御モード、マニュアルモー
ドでは、前述したプリセットリング31によって絞り位
置が決まるようになっている。また、図中51は撮影操
作時に押圧操作されるレリーズ釦である。
【0024】このような構成において問題とされる部分
は、絞り自動制御モード、プログラムモードでの絞り掛
止制御であり、そのうち絞り自動制御モードでの制御に
ついて、以下に説明する。
【0025】まず、交換式レンズ鏡筒1の絞り込み段数
と絞り連動部材32aの変位との関係を記憶する構成に
ついて以下に述べる。すなわち、図中34は図示しない
カメラ本体側の絞り操作部材であって、レンズ鏡筒1の
装着時にレンズ鏡筒1側の絞り連動部材32aと係合
し、図示した位置で付勢用ばね33の付勢力に抗して、
これよりも強い付勢力によるばね35にしたがって絞り
を開放状態とする。
【0026】36〜39は公知の絞り込み駆動手段であ
り、フィルム巻上げに連動して図示の状態にチャージさ
れる。40は連動部材で長穴40aとピン40bにより
絞り部材34と第1レバー36とを連結する。ここで、
絞り制御モードが選択されている状態においては、絞り
プリセットリング31は最小絞り径に該当する値にセッ
トされているものとする。
【0027】一方、開放絞りを通過した光束41は図示
しないファインダ光学系のペンタプリズム近傍等に配置
された受光素子42によって受光され、測光回路43か
らこれを対数圧縮した値が出力される。この出力はCP
U50に内蔵のAD変換器A/Dでデジタル値に変換さ
れ、フィルム感度、撮影モード、開放F値等のデータを
参照して、絞り値やシャッタ時間が算出される。
【0028】そして、この状態において、図10に略記
したレリーズ釦51を押すと、CPU50はこれを検出
し、その時刻での絞り値やシャッタ時間の算出値によっ
て、レリーズ操作に基づく制御を行なう。
【0029】このような制御を以下に説明すると、ま
ず、ポートAを所定時間LOW(以下「L」という)に
すると、トランジスタTr1が、絞り開始マグネット6
0をこの期間中励磁し、その吸着力によって第1係止レ
バー38が解除され、第1レバー36は付勢用ばね36
aにより図中反時計方向に回動して連動部材40を図中
右方に引く。すると、付勢用ばね35に抗して絞り操作
部材34が図中時計方向に回転する。こうして絞り機構
32は、絞り操作部材34の回転にしたがって徐々に閉
じられていく。
【0030】また、ポートCも、ポートAと同時に
「L」とするので、絞り込み開始と同時にトランジスタ
Tr2もオンし、絞り込みモニタ用のエンコーダである
フォトインタラプタ61に給電する。これにより、絞り
込み過程は、操作部材34に係合して回転するエンコー
ド用のディスク62の周囲に穿けられたスリット62a
がフォトインタラプタ61を通過することで検出され、
ディスクの回転量に比例したパルスが発生する。
【0031】このパルスはCPU50に入力され、予め
計算された絞り値に制御するのに必要な絞り込み量に相
当するパルス数が検出されると、ポートBにより絞り係
止マグネット63を所定時間励磁する。すると、絞り係
止マグネット63は絞り係止用ストップ爪64の吸着力
を失い、ストップ爪64は付勢用ばね64aにより図中
反時計方向へ回動して、エンコード用のディスク62の
周辺に設けた歯部62bに食い込んでその回転を止め
る。これにより絞りは係止される。実際には、絞り係止
マグネット63の通電から絞りが係止されるまでの遅延
時間を考慮して、通電は早めに行われる。なお、図中6
5は絞り係止マグネット63を制御する絞り決定制御部
である。
【0032】そして、上述した絞り込み制御およびミラ
ーアップの後、ポートCはエンコーダとしてのフォトイ
ンタラプタ61への給電を停止すべく、HIGH(以下
「H」という)に戻る。
【0033】また、CPU50は、これに続きシャッタ
の先幕、後幕をシャッタ時間のインタバルを置いてリリ
ースする。シャッタ後幕走行が完了して露出が終了する
と、図示しない公知機構により第2係止レバー39が解
除され、第2レバー37は付勢用ばね37aにより時計
方向に回動し、その当たり部37bに押されて第1レバ
ー36も図中時計方向へ回動する。これによって連動部
材40は図中左方に押され、付勢用ばね35にしたがっ
て絞り操作部材34は図中反時計方向へ回動して連動部
材32aを押し、絞りを開放に復帰させる。
【0034】また、上述した絞り復帰動作と共にミラー
アップも行なわれる。この後、図示しないモータ巻上げ
装置によりフィルム巻上げが行なわれるが、これに応じ
て第2レバー37が公知の機構によって図中反時計方向
に回動し、一方第1レバー36は上述した絞り復帰動作
の終端で既に係止レバー38と係合しているので、絞り
込み駆動手段(36〜39)は図10に図示した状態に
再びチャージされて次の撮影に備えることができる。な
お、図10において符号44〜46はミラーアップ機構
を構成するレバー、47はこれらのレバー系(44〜4
6)を絞り操作部材34に連動して動作させるための連
結レバーであるが、その詳細な説明はここでは省略す
る。
【0035】ここで、上述したような変位検出センサの
一例としてのエンコーダであるフォトインタラプタ61
は、前述した図8の(a),(b)で示した一体的なパ
ッケージ構造によるものと同等のものを用いるとよいこ
とは勿論である。なお、このフォトインタラプタ61で
求められたオン・オフによるパルス信号によって、CP
U50は絞り込み速度、加速度を検出して、目標絞り位
置で絞りが止まるように予測制御する。しかし、このよ
うな変位(回転量)検出センサとしてのエンコーダに
は、上述したフォトインタラプタ61のほか、たとえば
フォトリフレクタや磁気エンコーダ等があり、適宜の検
出センサを用いるとよい。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うな従来構造によれば、いずれの場合にも以下のような
実用面で問題を生じることを避けられず、何らかの対策
を講じることが望まれている。
【0037】すなわち、前者のAFカメラのAF機構に
あっては、レンズ駆動のためのモータMの駆動制御に同
期して、その変化量(レンズ駆動量)をモニタするエン
コーダであるフォトインタラプタ12への給電を個別に
制御しており、しかもこの給電制御の管理を全てソフト
ウエアによって行なっていた。換言すれば、従来装置で
は、モータMを駆動するための信号と、モータMのフィ
ードバック制御を行なうフォトインタラプタ12を作動
させるための信号(給電)を、制御装置(コントロー
ラ)であるCPU8において別々の信号によってソフト
的に処理していた。
【0038】しかし、上述したようなモータMの駆動制
御、たとえばAFカメラにおけるAF用モータ制御で
は、通常の合焦のためのレンズ駆動のほか、低コントラ
スト検出時のスキャン制御、レンズの駆動時のレンズ終
端位置検出時の駆動停止、レリーズ釦のオフ検出による
駆動停止等、プログラム的には色々な場面で行なわれ、
モータ駆動制御に同期してエンコーダへの給電制御をも
行なうのは必ずしも容易ではない。
【0039】特に、上述したモータMの駆動制御とセン
サへの給電制御とを別々に行なう構成では、CPU8で
の制御にあたってプログラムステップ数の増加、処理時
間の増加等という不利な点もあり、これらの点に配慮
し、前述した問題点を解決し得る何らかの対策を講じる
ことが望まれる。
【0040】一方、前述した従来例において後者のカメ
ラの絞り制御機構にあっては、絞り制御のために絞り開
始マグネット60を適宜励磁することが必要であり、ま
たこの絞り制御状態を検出する検出センサとしてのエン
コーダ(フォトインタラプタ61)への給電、給電停止
を、上述した絞り制御に合わせて行なうことが必要であ
った。
【0041】すなわち、一眼レフカメラにおいて現在は
開放測光が主流であり、レンズ側の絞りは撮影前は開放
とし、撮影モードに応じたシャッタ速度と絞り値を、被
写体の照度を測定することによって演算し、レリーズ操
作後に絞り開始マグネット40を通電して励磁させるこ
とにより開放絞りからの所定量までの絞り込みを行なっ
ている。
【0042】ここで、このような絞り制御を行なう際の
フィードバック制御のための絞り込み量検出用センサで
あるエンコーダとしては、前記フォトインタラプタ61
で行なうのが一般的である。そして、このようなフォト
インタラプタ61への給電制御は、レリーズシーケンス
の制御を行なうCPU50にて、上述した絞り制御の開
始に先立って給電を開始し、かつ絞り制御終了後に給電
を停止するようになっていた。特に、このようなフォト
インタラプタ29への給電、給電停止のタイミングの管
理は、すべてソフトウェアにより行なうのが通例であっ
た。
【0043】したがって、このような絞り制御とその絞
り変位検出系の制御は、CPU50での一連のレリーズ
シーケンス制御の中ではソフト的には煩雑な作業にな
り、またCPU50にエンコーダ給電制御専用のポート
を必要とするという欠点もあった。換言すると、従来装
置では、絞り制御を行なうための絞り開始マグネット6
0を通電して励磁する信号と、これに伴なう絞り操作部
材7の動きを検出する絞り変位量検出用センサであるエ
ンコーダ61を作動させる信号(給電)を、コントロー
ラであるCPU50において別々の信号処理によって行
なっていた。
【0044】しかし、上述した絞り制御装置を備えるカ
メラにあっては、通常の合焦のためのレンズ駆動のほ
か、AFレンズ駆動、低コントラスト検出時のスキャン
制御、レンズ駆動時のレンズ終端位置検出時の駆動停
止、レリーズ釦のオフ検出による駆動停止等、プログラ
ム的には色々な場面で行なわれるものであり、絞り開始
マグネット60への通電制御に同期してエンコーダ61
への給電制御をも行なうのは必ずしも容易ではない。
【0045】そして、上述したようにマグネット60の
励磁制御とエンコーダ61への給電制御とを別々に行な
う構成では、CPU50での制御にあたってプログラム
ステップ数の増加、処理時間の増加等という不利な点も
あり、これらの点にも配慮し、前述した問題点を解決し
得る何らかの対策を講じることが望まれている。
【0046】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、被制御対象としての可動部材またはこれを
駆動する制御対象であるアクチュエータの駆動制御と、
これら可動部材またはアクチュエータでの変位量、変化
量等の駆動状態をモニタするフィードバック制御用検出
センサの作動制御とを、制御装置での単純な制御、つま
り一つの制御信号によって駆動制御、フィードバック制
御することを可能とする、たとえばAFカメラのAF機
構やカメラの絞り制御機構等に適用して好適な検出制御
系の給電制御装置を得ることを目的としている。
【0047】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る検出制御系の給電制御装置は、制御
対象としてのモータ等のアクチュエータと、その駆動制
御を行なう制御装置と、アクチュエータの駆動状態をモ
ニタするフィードバック制御系を構成するエンコーダ等
の検出センサを備え、この検出センサの作動に必要な電
力の給電、給電停止制御を、制御装置から出力されるア
クチュエータへの制御出力信号に基づいて自動的に行な
う自動給電制御回路を設けたものである。
【0048】また、本発明に係る検出制御系の給電制御
装置は、アクチュエータ、制御装置、検出センサおよび
その自動給電制御回路を、適用機器本体に設けるととも
に、アクチュエータによって駆動制御される可動部材
を、適用機器本体に着脱自在に設けられる付属品に設け
たものである。
【0049】さらに、本発明に係る検出制御系の給電制
御装置は、アクチュエータがカメラにおけるAFレンズ
駆動用モータによって、検出センサがこのAFレンズ駆
動用モータの正転、逆転およびブレーキ状態を含めた駆
動量をモニタする駆動量検出用エンコーダによって構成
され、かつ制御装置の自動給電制御回路を、この駆動量
検出用エンコーダが、モータ駆動と共に給電して作動さ
せるとともに、モータ停止に伴なって給電を停止するよ
うに構成したものである。
【0050】また、本発明に係る検出制御系の給電制御
装置は、制御装置により制御されるアクチュエータと、
このアクチュエータによって駆動制御される可動部材
と、アクチュエータの駆動制御を行なう制御装置と、可
動部材の駆動時の変位をモニタするフィードバック制御
系を構成する検出センサを備え、この検出センサの作動
に必要な電力の給電、給電停止制御を、可動部材の駆動
状態に合わせて自動的に行なう自動給電制御回路を設け
たり、あるいは検出センサの作動に必要な電力の給電
を、前記可動部材を駆動するアクチュエータの作動開始
信号に同期した信号で自動的に開始するとともに、この
アクチュエータの作動終了後に生じる制御信号で自動的
に停止させる自動給電制御装置を設けたりしたものであ
る。
【0051】さらに、本発明に係る検出制御系の給電制
御装置は、アクチュエータによって駆動制御される可動
部材が、カメラの絞り制御機構における絞り制御部材で
あり、検出センサが、この絞り制御部材の絞り変位状態
をモニタするフォトインタラプタ等の光学式読取り検出
装置による絞り検出用エンコーダであり、検出センサへ
の給電を開始する信号として、レリーズ操作に同期する
絞り開始マグネット通電信号を含む制御信号のいずれか
を用いるとともに、その給電を停止させる信号として、
絞り制御完了信号、フィルム巻上げ開始信号を含む絞り
制御終了後に出力される制御信号のいずれかを用いるよ
うに構成したものである。
【0052】
【作用】本発明によれば、アクチュエータとしてのモー
タに対しての制御装置からの正転、逆転、ブレーキ等の
駆動制御出力に応じて、モータの駆動状態をモニタする
検出センサであるエンコーダへの給電を自動的にオン・
オフ制御することが、自動給電制御回路においてハード
ウエアによって達成できる。すなわち、制御装置からモ
ータへの駆動出力(正転、逆転、ブレーキ)を出すと、
自動給電制御回路によって、検出センサへの給電が自動
的に開始され、モータ停止出力を出すと自動的に給電も
停止されることになる。
【0053】したがって、本発明によれば、モータ等の
アクチュエータの駆動状態の変更の度に、エンコーダ等
の検出センサへの給電のオン・オフ制御を、制御装置に
おいてソフトウエアによって管理する必要はない。
【0054】また、本発明によれば、たとえばレリーズ
操作の開始に同期した信号が出力されることにより、制
御装置により絞り開始マグネット等のアクチュエータを
介して可動部材である絞り制御機構が駆動制御されると
ともに、これと連動して自動給電制御装置により自動的
に絞りモニタ検出用等のエンコーダへの給電が開始さ
れ、かつ絞り制御完了やフィルム巻上げ開始といった、
絞り制御終了後において出力される信号に同期して自動
的に給電が停止されることになる。
【0055】そして、本発明によれば、レリーズシーケ
ンスの開始に同期して絞りモニタ用等のエンコーダへの
給電を自動的にオンし、絞り制御終了後に出力される信
号に同期して給電をオフするため、エンコーダ等の変位
検出センサへの給電の制御を、自動給電制御装置による
ハードウェアによって行ない、従来のような制御装置に
よるソフトウェア的な管理が不要となる。
【0056】
【実施例】図1は本発明に係る検出制御系の給電制御装
置の一実施例を示し、この図は前述した図9におけるA
FカメラのAF機構でのモータ駆動のためのロジック回
路14でのデコーダロジックの一例を論理回路により具
体的に書き表すとともに、検出センサへの自動給電回路
を追加したものである。
【0057】ここで、前述した従来例を示す図9ではC
PU8がモータMの駆動時やブレーキ時には、検出セン
サであるエンコーダ(フォトインタラプタ)12に給電
するようにソフトウェアによって制御していたが、この
図1ではモータMの駆動状態をロジックにより自動的に
判定し、モータMの駆動が停止状態でなければ、エンコ
ーダ12に給電するようになっている。
【0058】これを詳述すると、本発明による検出制御
系の給電制御装置でのロジックはきわめて単純であり、
CPU8(図9参照)からのモータ制御用端子a,bの
出力によって、前記表1にしたがってモータMが制御さ
れる。ここで、NANDゲート(以下NANDという)
1からNAND3はデコードを受持ち、NAND1は正
転、NAND2は逆転、NAND3はブレーキのデコー
ドを行なうと「L」を出力し、その他の時は「H」であ
る。
【0059】また、NAND5,6はブレーキ時にPN
Pパワートランジスタ9,10をオンさせるように機能
する。また、モータ制御用端子a,bの一方でも「L」
であれば、NAND4は「H」となるため、トランジス
タTrはオンしてエンコーダ12に給電、あるいは給電
信号を送る。
【0060】さらに、制御用端子a,bが両方とも
「H」であれば、モータMはオフであり、エンコーダ1
2への給電も停止される。エンコーダ12としては、前
述した図8の(a),(b)で示したフォトインタラプ
タを使用した場合は、トランジスタTrのコレクタ端子
をフォトダイオード12aのカソード端子へ電流制限用
抵抗を介して接続すればよい。なお、図1中16はモー
タMを正転、逆転、ブレーキ、停止させるための周知の
ブリッジ回路である。
【0061】このような構成によれば、モータMがオフ
していなければ、必ずエンコーダ12への給電が行なわ
れ、モータMの回転があればエンコーダ12がこれを検
出して、CPU8の割込入力やカウンタ入力に信号を送
るため、CPU8の制御ソフトはエンコーダ12の給電
制御を行なう必要がない。
【0062】図2は上述したモータMの制御やエンコー
ダ12の給電制御を、CPU8によって制御されるイン
タフェース内の論理回路によって実現した例である。な
お、前述した図9では、モータドライバ内に制御コード
のデコーダを含んでいたが、この図2ではこれに加え
て、エンコーダ12の給電制御のためのデコーダをさら
に含むインタフェースを用いている。
【0063】この図2における回路構成でのロジック作
動を、以下に簡単に説明する。すなわち、NAND50
2〜505はそれぞれCPU8からの制御出力端子A,
B,Cのデコーダで、NAND502は正転、NAND
503は逆転、NAND504はブレーキ、NAND5
05はオフのデコードを行なう。このような端子A,
B,Cによる制御コード表は、以下に示す表2となる。
【0064】
【表2】
【0065】すなわち、NAND502〜505からな
るデコーダには、さらにCPU8のSTROBE信号が
インバータ501で反転されて共通に入力されている。
したがって、各デコーダは上記表2に示すA,B,Cの
状態であるときだけ、STROBE信号を後段のフリッ
プフロップ回路506〜509のD入力に出力する。S
TROBE信号は負パルスであるからD入力には負パル
スが入力され、上記表2のコード表で選択されたD入力
はSTROBE信号の立上りエッジで、そのQ出力に
「H」を入力する。A,B,Cのコード出力とSTRO
BE信号とのタイミングは、図3のようになる。
【0066】表2に示すコード続き、STROBE信号
の出力でフリップフロップ回路506から509のD入
力はQ出力を「H」とするが、それぞれのD入力は、他
の三つの回路でのD入力のいずれかのQ出力が「H」、
つまりQバー出力が「L」のとき、ANDゲート510
から513の論理回路でクリアされる。つまり上記表2
のいずれかのコードでフリップフロップ回路506から
509のD入力が選択され、そのQ出力が「H」となる
と、他の三つのコードに対応するD入力は自動的にクリ
アされる。
【0067】このため、CPU8はフリップフロップ回
路506から509のD入力のクリアを考えることな
く、必要なモータMの駆動コードだけを出せばよい。N
AND514,515は図1のNAND5,6と同様な
機能である。
【0068】フリップフロップ回路509のD入力は、
モータMがオフであるときにQ出力は「H」となるが、
それ以外では「L」となるため、これをトランジスタ5
16に出力して、正転、逆転、ブレーキの場合はエンコ
ーダ12に給電信号が自動的に出力されるようなってい
る。
【0069】すなわち、本発明に係る検出制御系の給電
制御装置によれば、図1、図2あるいは図4から明らか
なように、制御対象であるアクチュエータとしてのAF
駆動用モータMと、その駆動制御を行なう制御装置であ
るCPU8と、モータMの駆動状態(変化量等)をモニ
タするフィードバック制御系を構成する検出センサであ
るエンコーダ12(フォトインタラプタ等による)を備
え、このエンコーダ12の作動に必要な電力の給電、給
電停止制御を、CPU8から出力されるモータMの制御
出力に基づいて自動的に行なう自動給電制御回路14を
設けたところに特徴を有している。
【0070】なお、図4において20はアクチュエータ
としてのAFモータ、21はこのモータ20によってA
F駆動される可動部材であるレンズで、これらによって
レンズ駆動機構が構成される。
【0071】そして、このような構成によれば、アクチ
ュエータとしてのモータMに対してのCPU8からの正
転、逆転、ブレーキ等の駆動制御出力に応じて、モータ
Mの駆動状態をモニタする検出センサであるエンコーダ
12への給電を自動的にオン・オフ制御することが、ハ
ードウエアによって達成できる。すなわち、CPU8か
らモータ駆動出力(正転、逆転、ブレーキ)を出すと、
エンコーダ12への給電が自動的に開始され、モータ停
止出力を出すと自動的に給電も停止されることになる。
【0072】したがって、本発明によれば、モータM等
のアクチュエータの駆動状態の変更の度に、エンコーダ
12等の検出センサへの給電のオン・オフ制御を、CP
U8においてソフトウエアによって管理する必要はな
い。すなわち、本発明によれば、検出センサであるフォ
トインタラプタ等のエンコーダ12への自動給電制御回
路14を設け、ソフトウェアによるエンコーダ12への
給電制御を不要としている。つまり、このソフトウェア
は、エンコーダ12への給電に関する制御を行なう必要
はない。
【0073】そして、このような構成では、モータM等
のアクチュエータの駆動制御において、駆動状態をエン
コーダ12によりモニタする場合、エンコーダ12への
通電制御がモータMの駆動制御出力により自動的に行わ
れ、制御プログラムの負担が軽くなり、かつ確実に通電
制御を行なえるという利点を奏する。さらに、制御プロ
グラムのコード容量の縮小と応答性の改善も図れるとい
う副次的効果もある。
【0074】また、本発明に係る検出制御系の給電制御
装置によれば、図4から明らかなように、アクチュエー
タであるモータ20、制御装置であるCPU8、検出セ
ンサであるエンコーダ12およびその自動給電制御回路
14を、適用機器本体であるカメラ本体であるカメラボ
ディ3に設けるとともに、モータ20によって駆動され
る被制御部材であるレンズ等の可動部材21を、カメラ
ボディ3に着脱自在に設けられる付属品である交換レン
ズ1に設けるように構成している。
【0075】このような構成では、CPU8による制御
装置によって、被制御対象である可動部材21を適宜駆
動するための制御対象としてのモータ20の駆動制御を
行なうとともに、このモータ20の駆動状態(変位量、
変位位置等)をモニタする検出センサであるエンコーダ
12を、カメラボディ3内に設けた制御回路(図1や図
2参照)によるハード的な自動給電制御によって作動さ
せ得るように構成している。
【0076】したがって、本発明を、たとえばカメラの
AF機構に採用した場合においてアクチュエータである
AFモータ20によって駆動される被制御対象であるレ
ンズ等の可動部材21が、カメラボディ3に着脱自在に
装着される可動部材である交換レンズ1に組み込んだ場
合にあっては、カメラボディ3内だけで制御ループを閉
じることができるため、カメラ全体での設計、保守点検
等の点で有利であるという利点を奏する。
【0077】図5および図6は本発明に係る検出制御系
の給電制御装置の別の実施例を示すものであり、これら
の図においては、本発明を前述した図10と同様に一眼
レフカメラの絞り制御系に適用した場合を示し、前述し
た図10等と同一または相当する部分には同一番号を付
して詳細な説明は省略する。
【0078】ここで、本発明において、前述した図10
に示す従来例と相違する点は、制御装置としてのCPU
50が、後述するエンコーダ(フォトインタラプタ)6
1への自動給電制御回路70となるインタフェースを介
して、各出力を出すように構成されている点である。
【0079】次に、CPU50に接続されたインタフェ
ースとしての自動給電制御回路70(以下インタフェー
ス70という)の動作について述べる。
【0080】ここで、CPU50は、インタフェース7
0に対して、ポートA,B,Cの各出力にコードを出力
し、後にSTOROBE信号を出して指令を入力させる
ようになっている。また、NANDゲート(以下単にN
ANDという)702から704はデコードを受持ち、
次の表3に示す制御デコード表にしたがっての動作を行
なう。
【0081】
【表3】
【0082】なお、フリップフロップ回路706から7
09のD入力はこれらの記憶用である。また、ポート
A,B,CのコードとSTROBE信号とのタイミング
は、前述した図3に示したものと同等である。
【0083】すなわち、NAND702〜705からな
る各デコーダには、CPU50のSTROBE信号がイ
ンバータ701で反転されて共通に入力されている。し
たがって、各デコーダは上記表1に示すA,B,Cの状
態であるときだけ、STROBE信号を後段のフリップ
フロップ回路706〜709のD入力に出力する。ST
ROBE信号は負パルスであるからD入力には負パルス
が入力され、上記表1のコード表で選択されたD入力は
STROBE信号の立上りエッジで、その出力Qに
「H」を入力する。
【0084】また、NAND710とNAND711,
712とNAND713はそれぞれRSフリップフロッ
プを構成し、NAND710の出力は、絞り開始マグネ
ット60の通電オンで「L」、オフで「H」、NAND
712の出力は、絞り係止マグネット60の通電オンで
「L」、オフで「H」となる。
【0085】ここで、絞り開始マグネット60と絞り係
止マグネット63のオン・オフはそれぞれ単独にソフト
ウェアで制御を行なわなくてはならないが、絞り込み量
モニタ用のエンコーダ(フォトインタラプタ)61への
給電は、絞り開始マグネット60の通電オンで同時に行
なわれ、絞り係止マグネット63の通電でオフするよう
に、NAND714と715Tで構成したRSフリップ
フロップにより制御されるようになっている。
【0086】このようにロジックを構成したのは、機構
的に絞り込みが開始するのが絞り開始マグネット60の
通電オンであり、また絞り制御終了後はもはやエンコー
ダ61に給電する必要がないためである。
【0087】しかし、これに限定されず、上述した以外
にも、たとえばモータ巻上げ機構を有するカメラでは、
エンコーダ61の給電オンをミラーアップ開始信号で行
なったり、エンコーダ61の給電オフをフィルム巻上げ
開始に同期させる等、別のタイミングをデコードしてロ
ジックを組むことも可能である。
【0088】また、図5におけるインタフェース70に
は、これらのデコードおよび入力機能を追加させること
も可能である。いずれにせよ、本実施例では、ソフトウ
ェア的には、エンコーダ61への給電に関する制御を行
なう必要がなく、すべてハードウェアであるインタフェ
ース70によって行なえることが特徴である。
【0089】すなわち、本実施例に係る検出制御系の給
電制御装置によれば、図5や図6から明らかなように、
制御装置であるCPU50によりアクチュエータである
絞り開始マグネット60を介して駆動制御される絞り制
御部材(可動部材)34の変位をモニタするためのフィ
ードバック制御用の変位検出センサであるエンコーダ
(フォトインタラプタ)61への給電、給電停止制御
を、絞り制御部材34の駆動状態に合わせて、つまり絞
り制御部材34を駆動する絞り開始マグネット60の作
動開始信号に同期した信号で自動的に開始するととも
に、このマグネット60の作動終了後に生じる制御信号
で自動的に停止させる自動給電制御回路70を設けたと
ころに特徴を有している。
【0090】ここで、エンコーダ61への給電を開始す
る信号としては、レリーズ操作に同期する絞り開始マグ
ネット60の通電信号を始めとする適宜の制御信号のい
ずれかを用いるとともに、その給電を停止させる信号と
しては、絞り制御完了信号、フィルム巻上げ開始信号を
始めとする絞り制御終了後に出力される制御信号のいず
れかを用いるとよい。
【0091】そして、このような構成では、レリーズ操
作の開始に同期した信号が出力されることにより、CP
U50により絞り開始マグネット60を介して絞り制御
部材34が駆動制御されるとともに、これと連動して自
動給電制御回路70というハードウェアによって自動的
に絞りモニタ検出用等のエンコーダ61への給電が開始
され、かつ絞り制御完了やフィルム巻上げ開始といっ
た、絞り制御終了後において出力される信号に同期して
自動的に給電を停止されるものである。
【0092】したがって、このような本実施例によれ
ば、レリーズシーケンスの開始に同期して絞りモニタ用
等のエンコーダ61への給電を自動的にオンし、絞り制
御終了後に出力される信号に同期して給電をオフするた
め、エンコーダ61への給電の制御を、自動給電制御回
路70によるハードウェアによって行ない、従来のよう
なCPU50から二つの信号を送出するというソフトウ
ェア的な管理を不要としている。
【0093】換言すれば、本実施例装置によれば、マグ
ネット60やモータ等のアクチュエータにより駆動され
る可動部材(34,62)の駆動制御において、駆動状
態をエンコーダ61等の検出センサによりモニタする場
合に、エンコーダ61への通電制御がアクチュエータの
駆動制御出力により自動的に行われ、その結果制御プロ
グラムの負担が軽くなり、かつ確実に通電制御が行われ
ることになる。さらに、制御プログラムのコード容量の
縮小と応答性の改善も図れるという副次的効果もある。
【0094】特に、本実施例装置によれば、制御装置で
あるCPU50によりアクチュエータであるマグネット
60を介して駆動制御される可動部材(34,62)
と、その変位をモニタする検出センサ(61)によるフ
ィードバック制御系を備え、このフィードバック制御系
の給電制御を、可動部材の駆動に合わせて行なうように
構成したので、可動部材が、たとえ何らかの外部的な力
で変位動作を妨げられたとしても、CPU50には正確
な変位情報がフィードバックされ、誤差のない制御が可
能となる。
【0095】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得る
ことは言うまでもない。すなわち、前述した実施例で
は、本発明をAFカメラのAF機構においてAF駆動用
モータMの駆動制御系、あるいはカメラの絞り制御機構
に適用した場合を説明したが、本発明はこれに限定され
ず、たとえばカメラのシャッタ機構、カメラ内での各種
アクチュエータを備えた機構部、電池を用いた携帯電子
機器、ペンレコーダ、さらに恒温槽等において温度制御
系として用いられる空気調和機の駆動制御系とそのフィ
ードバック制御系に適用してもよいことは勿論である。
【0096】特に、本発明は、アクチュエータまたはこ
れにより駆動される可動部材とその変位量等をモニタす
る検出センサと、このセンサ出力に応じてアクチュエー
タまたは可動部材のフィードバック制御を行なう制御装
置とを備えてなる検出制御系の給電制御装置に関し、制
御装置への一つの入力信号(制御信号)によってアクチ
ュエータまたは可動部材をソフト的に駆動制御するとと
もに、検出センサへの給電制御を制御回路によるハード
によって自動的に行なえるようにしたものであり、種々
の分野における機器、装置に適用して効果を発揮し得
る。
【0097】また、上述した実施例では、AF駆動用モ
ータや絞り制御機構における絞り開始マグネット60
を、アクチュエータとして用いた場合を説明したが、本
発明はこれに限定されず、たとえばカメラ内に組込まれ
るモータ(フィルム巻上げモータや各種シーケンスモー
タ、シャッタマグネット等といった各機構部のモータ)
を始め、恒温槽内での温度設定を行なう空調装置や加圧
装置等であってもよいものである。
【0098】さらに、上述した実施例では、アクチュエ
ータまたは可動部材の駆動状態をモニタする検出センサ
として、フォトインタラプタ等のエンコーダを例示した
が、これに限定されず、フォトリフレクタ等の光電子デ
バイス、磁気エンコーダあるいは恒温槽の送風口の温度
センサである温度検知装置、圧電素子(ピエゾ素子)を
用いた位置検出センサ等であってもよいことも勿論であ
る。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る検出制
御系の給電制御装置によれば、制御対象としてのモータ
等のアクチュエータと、その駆動制御を行なう制御装置
と、アクチュエータの駆動状態をモニタするフィードバ
ック制御系を構成するエンコーダ等の検出センサを備
え、検出センサの作動に必要な電力の給電制御を、制御
装置から出力されるアクチュエータの制御出力に基づい
て自動的に行なう自動給電制御回路を設けるようにした
ので、簡単な構成であるにもかかわらず、以下の通りの
種々優れた効果を奏する。
【0100】すなわち、本発明によれば、アクチュエー
タに対しての制御装置からの駆動制御出力に応じて、ア
クチュエータの駆動状態をモニタする検出センサへの給
電を自動的にオン・オフ制御することが、ハードウエア
によって達成できる。すなわち、制御装置からアクチュ
エータ駆動出力を出すと、検出センサへの給電が自動的
に開始され、アクチュエータの停止出力を出すと自動的
に給電も停止されることになる。
【0101】そして、本発明では、アクチュエータの駆
動状態の変更の度に、検出センサへの給電のオン・オフ
制御を、制御装置においてソフトウエアによって管理す
る必要はない。したがって、本発明によれば、アクチュ
エータの駆動制御において、駆動状態を検出センサによ
りモニタする場合、検出センサへの通電制御がアクチュ
エータのソフトによる駆動制御出力と共に、これに伴っ
て自動給電制御回路でのハードによって自動的に行なえ
るため、制御プログラムの負担が軽くなり、かつ確実に
通電制御が行われる。さらに、本発明によれば、制御プ
ログラムのコード容量の縮小と応答性の改善も図れると
いう副次的効果も奏する。
【0102】また、本発明に係る検出制御系の給電制御
装置によれば、アクチュエータ、制御装置、検出センサ
およびその自動給電制御回路を、適用機器本体に設ける
とともに、アクチュエータによって駆動される可動部材
を、適用機器本体に着脱自在に設けられる付属品側に設
けるように構成している。
【0103】そして、このような構成によれば、たとえ
ばカメラのAF機構に採用した場合においてアクチュエ
ータであるAFモータによって駆動される被制御対象で
あるレンズ等の可動部材が、カメラボディに着脱自在に
装着される可動部材である交換レンズに組み込まれてい
る場合に、カメラボディ内だけで制御ループを閉じるこ
とができるため、カメラ全体での設計、保守点検等の点
で有利となる。
【0104】また、本発明に係る検出制御系の給電制御
装置によれば、制御装置によりアクチュエータを介して
駆動制御される可動部材と、この可動部材の変位をモニ
タするためのフィードバック制御用の検出センサとを備
え、この検出センサへの給電、給電停止制御を、可動部
材の駆動状態に合わせて、つまり可動部材を駆動するア
クチュエータの作動開始信号に同期した信号で自動的に
開始するとともに、このアクチュエータの作動終了後に
生じる制御信号で自動的に停止させる自動給電制御装置
を設けたので、簡単な構成であるにもかかわらず、以下
の通りの種々優れた効果がある。
【0105】すなわち、本発明によれば、たとえばレリ
ーズ操作の開始に同期した信号が出力されることによ
り、制御装置により絞り開始マグネット等のアクチュエ
ータを介して可動部材である絞り制御機構を駆動制御す
るとともに、これと連動して自動給電制御装置により自
動的に絞りモニタ検出用等のエンコーダへの給電を開始
し、かつ絞り制御完了やフィルム巻上げ開始といった、
絞り制御終了後において出力される信号に同期して自動
的に給電を停止しているので、レリーズシーケンスの開
始に同期して絞りモニタ用等のエンコーダへの給電を自
動的にオンし、絞り制御終了後に出力される信号に同期
して給電をオフするため、エンコーダ等の変位検出セン
サへの給電の制御を、自動給電制御装置によるハードウ
ェアによって行ない、従来のような制御装置によるソフ
トウェア的な管理が不要となる。
【0106】換言すれば、本発明によれば、マグネット
やモータ等のアクチュエータにより駆動される被制御部
材の駆動制御において、駆動状態をエンコーダ等の検出
センサによりモニタする場合に、エンコーダへの通電制
御がアクチュエータの駆動制御出力により自動的に行わ
れ、制御プログラムの負担が軽くなり、かつ確実に通電
制御が行われる。さらに、制御プログラムのコード容量
の縮小と応答性の改善も図れるという副次的効果もあ
る。
【0107】さらに、本発明によれば、制御装置により
アクチュエータを介して駆動制御される可動部材と、そ
の変位をモニタするフィードバック制御系を構成する検
出センサを備え、フィードバック制御系の給電制御を、
可動部材の駆動に合わせて行なうように構成したので、
可動部材が何らかの外部的な力で変位動作を妨げられた
としても、制御装置には正確な変位情報がフィードバッ
クされ、誤差のない制御が可能となるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る検出制御系の給電制御装置の一
実施例を示す電気系統図である。
【図2】 本発明に係る検出制御系の給電制御装置の別
の実施例を示す電気系統図である。
【図3】 図2の検出制御系の給電制御装置でのタイム
チャートである。
【図4】 本発明に係る検出制御系の給電制御装置をカ
メラに適用した場合の概略図である。
【図5】 本発明に係る検出制御系の給電制御装置の他
の実施例を示し、一眼レフカメラの絞り制御機構に適用
した場合の電気系統図を含む概略構成図である。
【図6】 図5に示した本発明に係る検出制御系の給電
制御装置での概略構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明に係る検出制御系の給電制御装置を適
用して好適なAFカメラのAF機構を示す概略構成図で
ある。
【図8】 AF機構によるレンズ駆動量を検出するため
に用いて好適な典型的なエンコーダであるフォトインタ
ラプタを例示し、(a)はその電気回路図、(b)はフ
ォトインタラプタのパッケージを示す概略斜視図であ
る。
【図9】 従来の検出制御系の給電制御装置を示す電気
系統図である。
【図10】 従来の検出制御系の給電制御装置の一例を
示す絞り制御機構に適用した場合の電気系統図を含む概
略構成図である。
【符号の説明】
1…交換レンズであるレンズ鏡筒、2…撮影光学系(レ
ンズ)、3…カメラボディ、6…焦点検出モジュール、
8…CPU(制御装置)、9…レンズ駆動装置、12…
フォトインタラプタ(エンコーダ;検出センサ)、14
…自動給電制御回路、16…ブリッジ回路、20…アク
チュエータ(AFモータ)、21…可動部材(レン
ズ)、31‥‥絞りプリセットリング、32‥‥絞り機
構(絞り制御機構)、34‥‥絞り操作部材(可動部
材;絞り制御部材)、37〜40‥‥絞り込み駆動手
段、50‥‥CPU(制御装置)、60‥‥絞り開始マ
グネット(アクチュエータ)、61‥‥フォトインタラ
プタ(エンコーダ;検出センサ)、62‥‥エンコーダ
用ディスク、63‥‥絞り係止マグネット、70‥‥自
動給電制御回路(インタフェース;自動給電制御装
置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 3/10 13/34

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象としてのアクチュエータと、 このアクチュエータの駆動制御を行なう制御装置と、 前記アクチュエータの駆動状態をモニタするフィードバ
    ック制御系を構成する検出センサを備え、 この検出センサの作動に必要な電力の給電、給電停止制
    御を、前記制御装置から出力されるアクチュエータへの
    制御出力信号に基づいて自動的に行なう自動給電制御回
    路を設けたことを特徴とする検出制御系の給電制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検出制御系の給電制御装
    置において、 アクチュエータ、制御装置、検出センサおよびその自動
    給電制御回路を、適用機器本体に設けるとともに、 前記アクチュエータによって駆動制御される可動部材
    を、前記適用機器本体に着脱自在に設けられる付属品に
    設けたことを特徴とする検出制御系の給電制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の検出制御
    系の給電制御装置において、 アクチュエータは、カメラにおけるAFレンズ駆動用モ
    ータであり、 かつ検出センサは、このAFレンズ駆動用モータの正
    転、逆転およびブレーキ状態を含めた駆動量をモニタす
    る駆動量検出用エンコーダであり、 制御装置の自動給電制御回路は、この駆動量検出用エン
    コーダを、前記モータ駆動と共に給電して作動させると
    ともに、モータ停止に伴なって給電を停止するように構
    成されていることを特徴とする検出制御系の給電制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の検出制御系の給電制御装置において、 制御対象であるアクチュエータは、カメラ内で撮影光学
    系を合焦動作させるAF用モータ、フィルム巻上げ用モ
    ータ、各種のシーケンス動作を行なわせるためのシーケ
    ンスモータ、あるいはカメラの絞り制御機構における絞
    り制御部材を動作させる絞り作動用マグネットのいずれ
    かであることを特徴とする検出制御系の給電制御装置。
  5. 【請求項5】 アクチュエータと、 このアクチュエータによって駆動制御される可動部材
    と、 前記アクチュエータの駆動制御を行なう制御装置と、 前記可動部材の駆動時の変位をモニタするフィードバッ
    ク制御系を構成する検出センサを備え、 この検出センサの作動に必要な電力の給電、給電停止制
    御を、前記可動部材の駆動状態に合わせて自動的に行な
    う自動給電制御回路を設けたことを特徴とする検出制御
    系の給電制御装置。
  6. 【請求項6】 アクチュエータと、 このアクチュエータによって駆動制御される可動部材
    と、 前記アクチュエータの駆動制御を行なう制御装置と、 前記可動部材の駆動時の変位をモニタするフィードバッ
    ク制御系を構成する検出センサを備え、 この検出センサの作動に必要な電力の給電を、前記可動
    部材を駆動するアクチュエータの作動開始信号に同期し
    た信号で自動的に開始するとともに、このアクチュエー
    タの作動終了後に生じる制御信号で自動的に停止させる
    自動給電制御装置を設けたことを特徴とする検出制御系
    の給電制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6記載の検出制御
    系の給電制御装置において、 アクチュエータによって駆動制御される可動部材は、カ
    メラの絞り制御機構における絞り制御部材であり、 検出センサは、この絞り制御部材の絞り変位状態をモニ
    タする絞り検出用エンコーダであり、 前記検出センサへの給電を開始する信号として、レリー
    ズ操作に同期する絞り開始マグネット通電信号を含む制
    御信号のいずれかを用いるとともに、 その給電を停止させる信号として、絞り制御完了信号、
    フィルム巻上げ開始信号を含む絞り制御終了後に出力さ
    れる制御信号のいずれかを用いたことを特徴とする検出
    制御系の給電制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6または請求項7記載の検出制御
    系の給電制御装置において、 検出センサとしては、エンコーダとしてのフォトインタ
    ラプタのような光学式読取り検出装置、フォトリフレク
    タ、あるいは磁気エンコーダのいずれかが用いられてい
    ることを特徴とする検出制御系の給電制御装置。
JP6166871A 1994-04-27 1994-07-19 検出制御系の給電制御装置 Pending JPH0815748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6166871A JPH0815748A (ja) 1994-04-27 1994-07-19 検出制御系の給電制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11023994 1994-04-27
JP6-110239 1994-04-27
JP6166871A JPH0815748A (ja) 1994-04-27 1994-07-19 検出制御系の給電制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0815748A true JPH0815748A (ja) 1996-01-19

Family

ID=26449912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6166871A Pending JPH0815748A (ja) 1994-04-27 1994-07-19 検出制御系の給電制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0815748A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120138199A (ko) * 2011-06-14 2012-12-24 삼성전자주식회사 디지털 촬영 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120138199A (ko) * 2011-06-14 2012-12-24 삼성전자주식회사 디지털 촬영 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4841327A (en) Camera system
JP5519976B2 (ja) 撮像装置
US4914465A (en) Single-reflex camera driven by motor
US5025276A (en) Control apparatus of single-lens reflex camera
JPH0815748A (ja) 検出制御系の給電制御装置
JP2002072327A (ja) カメラ
JPH06258688A (ja) シャッタ計測装置を有するカメラ
EP0265934B1 (en) Camera
JPH08179396A (ja) カメラの露光制御装置
JPH0516585Y2 (ja)
US5117251A (en) Reflex camera
JP2705234B2 (ja) 自動合焦カメラ
JP2517576B2 (ja) カメラシステム
JP2696923B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP2000089322A (ja) カメラ
JP2646749B2 (ja) 自動合焦カメラ
JP2605012B2 (ja) カメラの制御装置
JP2000089358A (ja) カメラ
JP3374432B2 (ja) シャッタ計測装置を有するカメラ
JP2829920B2 (ja) レンズ交換可能なカメラ及び交換レンズ
JP2646750B2 (ja) 自動合焦カメラ
JPH0882826A (ja) カメラ
JP2697129B2 (ja) 自動合焦カメラ
JP2697133B2 (ja) 自動合焦カメラ
JPH075533A (ja) パーフォレーション検知装置