JPH09230478A - 速度検出装置,磁気記録装置及びカメラ - Google Patents

速度検出装置,磁気記録装置及びカメラ

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JPH09230478A
JPH09230478A JP8055414A JP5541496A JPH09230478A JP H09230478 A JPH09230478 A JP H09230478A JP 8055414 A JP8055414 A JP 8055414A JP 5541496 A JP5541496 A JP 5541496A JP H09230478 A JPH09230478 A JP H09230478A
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JP
Japan
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time
perforation
signal
film
speed
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JP8055414A
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Hideo Ko
秀夫 高
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Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B1/00Film strip handling
    • G03B1/02Moving film strip by pull on end thereof
    • G03B1/04Pull exerted by take-up spool
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーフォレーション検出回路のバラツキやフ
ィルムの種類によるフォトセンサの出力のバラツキがあ
っても、正確にフィルム給送速度を検出する。 【解決手段】 フィルム給送中にフォトセンサ上を所定
の長さのパーフォレーションが通過する時間(Ta2,T
b2,Tc2)を計測する事により、フィルムの給送速度を
検出する速度検出装置において、前記フォトセンサ上を
基準となる複数のパーフォレーションが通過する時間
(Ta1,Tb1,Tc1)を計測し、この計測値によって前
記フィルムの給送速度を補正する速度補正手段を設けて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め決められた間
隔で設けられた複数の信号部を有する媒体、例えばフィ
ルムの給送速度を検出する速度検出装置や、該フィルム
に設けられた磁気記録部へ情報を記録する際の磁気記録
周波数を決定する磁気記録装置や、これらの装置を有し
たカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルムに具備された磁気層(磁
気記録部)への記録方法について、図6を用いて以下説
明する。
【0003】図6において、17は磁気記録部17dを
有するフィルムであり、各露光面17aの開始位置を示
すパーフォレーション17b及び各露光面17aの終了
位置を示すパーフォレーション17cを有している。1
4a,14bは前記パーフォレーション17b,17c
を検出する為のフォトセンサ、12は前記磁気記録部1
7d面に対向した位置に配置された磁気ヘッドである。
【0004】前記磁気ヘッド12により、フィルム17
の磁気記録部17dへ、撮影日時,プリントアスペクト
比,露出情報などの撮影情報の書き込みがフィルム給送
中に磁気的に行われる事になるが、この際、フィルム給
送開始時にフィルムの移動速度を検出して適正に磁気記
録を行うために、磁気記録時の書き込み周波数を決定し
ている。
【0005】図7は、1駒分のフィルム給送と磁気記録
のタイミングを示す図であり、フォトセンサ14aと1
4bで検出されるパーフォレーション17bと17cの
関係を示している。
【0006】図7において、フィルムの給送を開始する
と、まずフォトセンサ14bでパーフォレーション17
cが検出される。この検出されるパーフォレーション1
7cの通過する時間を測定して、フィルムの給送速度を
検出し、その検出された給送速度から磁気記録用の適正
な書き込み周波数を決定し、磁気ヘッド12による磁気
記録を開始する。この後、磁気記録はフォトセンサ14
aでパーフォレーション17cが検出されるまでに終了
し、パーフォレーション17bの検出終了時点でフィル
ム給送が停止される。
【0007】ここで、パーフォレーションの長さをL、
フォトセンサ14bで検出され計測されるパーフォレー
ション17cの通過時間をtとすると、検出されるフィ
ルムの給送速度νは ν=L/t で求められる。また、フィルムの磁気記録部17dの単
位長さ当りにどの位の量のデータを書き込むかを示す記
録密度をDとすると、磁気記録周波数fは f=D×ν =D×(L/t) で求められる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、図8(a)〜(c)に示す様に、フォ
トセンサ14bの出力をどのレベル(Va,Vb若しく
はVc)で、明るい又は暗いと判断するかによって計測
される時間が変ってしまうので、パーフォレーション検
出回路のバラツキや、フィルムの種類によるフォトセン
サの出力のバラツキによって検出されるフィルム給送速
度が実際の給送速度と異なる場合が発生し、磁気記録周
波数が不適正となる事が有る。この為、記録密度が高い
時は記録ミスとなり、記録密度が低い時には磁気記録が
終了する前にフォトセンサ14aでパーフォレーション
17cが検出されるという誤動作になってしまうという
問題点があった。
【0009】(発明の目的)本発明の第1の目的は、予
め決められた間隔で設けられた複数の信号部を検出する
信号検出部のバラツキや、媒体の種類による信号検出部
の出力のバラツキがあっても、信号検出部に対する媒体
の相対的移動速度を正確に検出することのできる速度検
出装置を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、フィルムに設けら
れたパーフォレーションを検出する回路のバラツキや、
フィルムの種類による前記回路の出力のバラツキがあっ
ても、正確にフィルムの給送速度を検出することのでき
る速度検出装置及びカメラを提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、予め決められた間
隔で設けられた複数の信号部を検出する信号検出部のバ
ラツキや、媒体の種類による信号検出部の出力のバラツ
キがあっても、適正な記録密度で磁気記録を行うことの
できる磁気記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、信号検出部を備
え、該信号検出部に対して、予め決められた間隔で設け
られた複数の信号部を有する媒体の前記信号部が相対的
に通過した際の検出信号により、前記信号検出部に対す
る前記媒体の相対的移動速度を検出する速度検出装置に
おいて、前記信号検出部は、前記信号部を検出した際の
信号値が予め決められた基準値に対して第1の関係にあ
る時、前記信号部の検知を表す第1の信号状態であると
判定し、前記第1の関係に無い時は、第2の信号状態で
あると判定するものであり、前記信号検出部により前記
第1の信号状態であると判定された時点から次に第2の
信号状態であると判定され再度第1の信号状態に移行し
たと判定されるまでの時間、または、前記第2の信号状
態であると判定された時点から次に第1の信号状態であ
ると判定され再度第1の信号状態に移行したと判定され
るまでの時間に基づいて、前記移動速度を検出するよう
にしている。
【0013】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項2記載の本発明は、信号検出部を備え、該信号検
出部に対して、予め決められた間隔で設けられた複数の
信号部を有する媒体の前記信号部が相対的に通過した際
の検出信号により、前記信号検出部に対する前記媒体の
相対的移動速度を検出する速度検出装置において、前記
信号検出部にて第1と第2の連続する二つの信号部の検
知が行われる際に、前記第1の信号部の検知がなされた
時点から前記第2の信号部が検知されるまでの時間、ま
たは、前記第1の信号部の検知終了時点から第2の信号
部の検知終了までの時間に基づいて、前記移動速度を検
出するようにしている。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3〜6記載の本発明は、フィルム給送中にフォト
センサ上を所定の長さのパーフォレーションが通過する
時間を計測する事により、フィルムの給送速度を検出す
る速度検出装置において、前記フォトセンサ上を基準と
なる複数のパーフォレーションが通過する時間を計測
し、この計測値によって前記フィルムの給送速度を補正
する速度補正手段を設け、基準となる複数のパーフォレ
ーションはフィルムのリーダー部給送中のパーフォレー
ションであり、そのフィルムリーダー部のパーフォレー
ション通過時間と複数のパーフォレーション間隔通過時
間との比によって、フィルムの給送速度を補正するもの
である。
【0015】更に詳述すれば、複数のパーフォレーショ
ン間隔をL1 、複数のパーフォレーション間隔通過時間
をT1 、パーフォレーション通過時間をT2 、速度検出
時に検出されたパーフォレーション通過時間をtとする
と、給送速度νを ν=(L1 /t)×(T2 /T1 ) により算出するものである。
【0016】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項11記載の本発明は、フィルムに具備されたパー
フォレーションをフィルムの給送時に投光手段と受光手
段から成るフォトカプラにて検知し、フィルムの給送速
度を検出する速度検出装置を有するカメラにおいて、前
記受光手段の出力が基準値に対して第1の関係にある
時、前記フォトカプラがパーフォレーションを検出して
いると判定し、前記第1の関係に無い時は、前記フォト
カプラがパーフォレーション以外の位置を検出している
と判定するとともに、前記受光手段の出力が基準値に対
して第1の関係になった時点から次に第1の関係に無い
状態となり再度第1の関係になった時点までの時間、ま
たは、前記受光手段の出力が基準値に対して第1の関係
に無い状態になった時点から次に第1の関係になり再度
第1の関係に無い状態になった時点までの時間に基づい
て、前記給送速度を検出するようにしている。
【0017】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項12記載の本発明は、フィルムに具備されたパー
フォレーションをフィルムの給送時に投光手段と受光手
段から成るフォトカプラにて検知し、フィルムに設けら
れた磁気記録部に対する記録信号の制御を行うカメラに
おいて、前記受光手段の出力が基準値に対して第1の関
係にある時、前記フォトカプラがパーフォレーションを
検出していると判定し、前記第1の関係に無い時は、前
記フォトカプラがパーフォレーション以外の位置を検出
していると判定するとともに、前記受光手段の出力が基
準値に対して第1の関係になった時点から次に第1の関
係に無い状態となり再度第1の関係になった時点までの
時間、または、前記受光手段の出力が基準値に対して第
1の関係に無い状態になった時点から次に第1の関係に
なり再度第1の関係に無い状態になった時点までの時間
に基づいて、前記記録信号の制御を行うようにしてい
る。
【0018】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項第7〜10記載の発明は、フィルム給送中にフォ
トセンサ上を所定の長さのパーフォレーションが通過す
る時間を計測する事により検出するフィルムの給送速度
に基づいて、フィルムへの情報記録時における磁気記録
周波数を決定する磁気記録装置において、前記フォトセ
ンサ上を基準となる複数のパーフォレーションが通過す
る時間を計測し、この計測値によって前記磁気記録周波
数を補正する磁気記録周波数補正手段を設け、基準とな
る複数のパーフォレーションはフィルムリーダー部給送
中のパーフォレーションであり、そのフィルムリーダー
部のパーフォレーション通過時間と複数のパーフォレー
ション間隔通過時間との比によって、磁気記録周波数を
補正するものである。
【0019】更に詳述すると、複数のパーフォレーショ
ン間隔をL1 、複数のパーフォレーション間隔通過時間
をT1 、パーフォレーション通過時間をT2 、記録密度
をD、給送速度検出時に計測されたパーフォレーション
通過時間をtとすると、記録周波数fを f=D×(L1 /t)×(T2 /T1 ) により算出するものである。
【0020】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項第12及び16記載の発明は、フィルムに具備さ
れたパーフォレーションをフィルムの給送時に投光手段
と受光手段から成るフォトカプラにて検知し、フィルム
に設けられた磁気記録部に対する記録信号の制御を行う
カメラにおいて、前記受光手段の出力が基準値に対して
第1の関係にある時、前記フォトカプラがパーフォレー
ションを検出していると判定し、前記第1の関係に無い
時は、前記フォトカプラがパーフォレーション以外の位
置を検出していると判定するとともに、前記受光手段の
出力が基準値に対して第1の関係になった時点から次に
第1の関係に無い状態となり再度第1の関係になった時
点までの時間、または、前記受光手段の出力が基準値に
対して第1の関係に無い状態になった時点から次に第1
の関係になり再度第1の関係に無い状態になった時点ま
での時間に基づいて、前記記録信号の制御を行うように
している。
【0021】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項第14及び15記載の発明は、フィルムに具備さ
れたパーフォレーションをフィルムの給送時に投光手段
と受光手段から成るフォトカプラにて検知し、フィルム
に設けられた磁気記録部に対する記録信号の制御を行う
カメラにおいて、連続するパーフォレーションをフォト
カプラにて検知する際に、第1のパーフォレーションの
検知がなされた時点から第2のパーフォレーションの検
知がなされるまでの時間、または、第1のパーフォレー
ションの検知終了時点から第2のパーフォレーションの
検知終了までの時間に基づいて、前記記録信号の制御を
行うようにしている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の実施の一形態に係る、磁気
記録部を有するフィルムを用いる磁気記録装置としての
カメラのブロック図である。
【0024】図1において、1はカメラ全体を制御する
マイクロコンピュータ、2は露光量を決定するために測
光を行う測光回路、3は被写体距離を決定するために測
距を行う測距回路、4は前記測距回路3によって決定さ
れた距離に撮影レンズのピントを合せる為のレンズ制御
回路、5は前記測光回路2によって決定された露光量を
フィルムに与えるためのシャッタ制御回路、6はフィル
ム駒数などの情報を表示するための表示部、7は各種デ
ータを記憶する不揮発性メモリであるところのEEPR
OMである。
【0025】8(FILM)はフィルム装填スイッチ、
9(SW1)は測光や測距を開始させる為のレリーズ第
1ストロークスイッチ、10(SW2)はレリーズ動作
を開始させる為のレリーズ第2ストロークスイッチ、1
1は撮影情報を記録する為の磁気記録回路、12はフィ
ルム上に磁気記録する磁気ヘッド、13はフィルムのパ
ーフォレーションを検出するパーフォレーション検出回
路、14a及び14bは投光手段と受光手段より成るフ
ォトカプラなどで構成されフィルムの反射光を受光する
フォトセンサ、15はフィルム給送用モータを制御する
フィルム給送回路、16はフィルムの給送を行うための
フィルム給送用モータ、17は磁気記録部を有するフィ
ルムである。
【0026】ここで、上記磁気ヘッド12、フォトセン
サ14a及び14bは、フィルム17に対して従来の技
術で説明した図6と同様に配置されている。
【0027】図2はフィルム17のリーダー部から2駒
目までの撮影画面位置とパーフォレーションとの関係を
示した図である。ここで二つ並んだパーフォレーション
の間隔をL1 とする。
【0028】図3は、フィルム装填後、1駒目までフィ
ルム給送を行った時のフォトセンサ14a及び14bの
出力を示した図である。
【0029】この図の様に、フィルム17のリーダー部
は始めフォトセンサ14bを通過した後にフォトセンサ
14aを通過し、そのあとでパーフォレーション17c
及び17bがフォトセンサ14b及び14aを順次通過
する。
【0030】ここで、二つのパーフォレーション間隔を
通過する時間をT1 、パーフォレーションを通過する時
間をT2 とする。
【0031】図4は、図1に示すフィルム装填スイッチ
FILMがフィルムの装填を検出した時のマイクロコン
ピュータ1の動作を示すフローチャートである。
【0032】マイクロコンピュータ1はフィルム17の
装填を検出すると、ステップS101からステップS1
02に進み、フィルム給送回路15を介してフィルム給
送用モータ16の駆動を開始する。すると、フィルム1
7のリーダー部がまずフォトセンサ14b及び14aを
通過した後に、フォトセンサ14bをパーフォレーショ
ン17cが通過するが、この時間T2 を、次のステップ
S103において、パーフォレーション通過時間計測と
して測定する。そして、ステップS104において、フ
ォトセンサ14bでのパーフォレーション17cの検出
から17bの検出までの時間T1 をパーフォレーション
間隔通過時間として測定する。
【0033】次に、ステップS105において、フォト
センサ14aでのパーフォレーション17bの検出終了
を待ち、次のステップS106において、フィルム給送
を停止し、ステップS107にてフィルム装填の終了す
る。
【0034】図5(a)〜(c)は、パーフォレーショ
ン検出回路13のバラツキやフィルムの種類による出力
のバラツキなどのために、フォトセンサ14bの出力の
大きさに対してその明暗の判定レベルが変った場合のパ
ーフォレーション間隔通過時間T1 (Ta1,Tb1
c1)とパーフォレーション通過時間T2 (Ta2
b2,Tc2)を示す図である。
【0035】パーフォレーション通過時間T2 (Ta2
b2,Tc2)は大きく変化してしまうが、パーフォレー
ション間隔通過時間T1 (Ta1,Tb1,Tc1)は変らな
いことがわかり、これを基準の時間として用いる。
【0036】パーフォレーションの実際の長さは変化し
ないが、パーフォレーション通過時間T2 の変化によっ
て検出されるパーフォレーションの見かけの長をL2
すると L2 =L1 ×(T2 /T1 ) …………(1) となる。
【0037】図7は、前述した様に、各撮影駒毎のフィ
ルム給送中のフォトセンサ14a及び14bの出力と制
御タイミングを示す図であり、同図において、フィルム
給送を開始した後にフォトセンサ14bでパーフォレー
ション17cの通過時間tを決定する。この時間tによ
ってその給送速度νを検出するが、給送速度νは ν=L2 /t …………(2) なので、(1)式を(2)式に代入して ν=(L1 /t)×(T2 /T1 ) …………(3) となり、パーフォレーション検出回路13のバラツキや
フィルム種類による出力のバラツキに影響されることな
く補正して正確にフィルムの給送速度を検出することが
できる。
【0038】また、フォトセンサ14bによるパーフォ
レーション17cの検出が終了した時点から磁気記録が
開始され、フォトセンサ14aによるパーフォレーショ
ン17cの検出が行われる前に磁気記録が終了される
が、この時の磁気記録周波数fは記録密度をDとすると f=D×ν …………(4) なので、(3)式を(4)式に代入して f=D×(L1 /t)×(T2 /T1 ) …………(5) となり、パーフォレーション検出回路13のバラツキや
フィルム種類による出力のバラツキに影響されることな
く補正して正確に磁気記録を行うことが可能になる。
【0039】本実施の形態によれば、フィルムリーダー
部給送中の基準となる複数のパーフォレーション間隔
(17cと17b)とその通過時間(T1 )及びパーフ
ォレーション通過時間(T2 )によって実際に速度検出
を行う際のパーフォレーション通過時間に対する補正を
行うので、求められる検出速度はパーフォレーション検
出回路のバラツキやフィルムの種類によるフォトセンサ
の出力のバラツキに依らず、正確に検出することができ
る。
【0040】また、フィルムリーダー部給送中の基準と
なる複数のパーフォレーション間隔(17cと17b)
とその通過時間(T1 )及びパーフォレーション通過時
間(T2 )によって実際に速度検出を行う際のパーフォ
レーション通過時間に対する補正を行い、記録密度に応
じた磁気記録周波数を求めるので、パーフォレーション
検出回路のバラツキやフィルムの種類によるフォトセン
サの出力のバラツキに依らず、正確に磁気記録を行え
る。
【0041】(変形例)上記の実施の形態では、1駒に
対して二個のパーフォレーションを有するものを例にし
ているが、一個でも、又三個以上であっても同様に適用
できるものである。
【0042】また、上記の実施の形態では、パーフォレ
ーション17cの始まりから終わりまでの時間(図2の
Ta2)とパーフォレーション17bの始まりから次の
パーフォレーションの始まりまでの時間(図2のTa
1)を検出し、速度検出を行う例を述べているが、これ
に限定されるものではない。例えば、パーフォレーショ
ン17cの始まりから終わりまでの時間(図2のTa
2)とパーフォレーション17bの終わりから次のパー
フォレーションの終わりまでの時間(Ta2)を検出
し、速度検出を行うようにしても良いし、或る駒のパー
フォレーションの始まりから終わりまでの時間と或る駒
のパーフォレーションの始まり(又は終わり)から1駒
(あるいは複数駒)おいた次のパーフォレーションの始
まり(終わり)までの時間を検出し、速度検出を行うよ
うにしても良い。
【0043】また、上記の様にフィルムのリーダー部に
あるパーフォレーション(図2の17c等)を用いて速
度検出を行い、以後これをフィルム1本分の速度として
各駒の記録周波数を決定するようにしているが、各駒毎
にパーフォレーションの通過時間等を検出して各駒毎に
速度を求め、各駒毎に実際に信号を記録する際の周波数
を決定する様にすれば、より正確な磁気記録が可能にな
ることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め決められた間隔で設けられた複数の信号部を検出す
る信号検出部のバラツキや、媒体の種類による信号検出
部の出力のバラツキがあっても、信号検出部に対する媒
体の相対的移動速度を正確に検出することができる。
【0045】また、本発明によれば、フィルムに設けら
れたパーフォレーションを検出する回路のバラツキや、
フィルムの種類による前記回路の出力のバラツキがあっ
ても、正確にフィルムの給送速度を検出することができ
る。
【0046】また、本発明によれば、予め決められた間
隔で設けられた複数の信号部を検出する信号検出部のバ
ラツキや、媒体の種類による信号検出部の出力のバラツ
キがあっても、適正な記録密度で磁気記録を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るカメラの構成を示
すブロック図である。
【図2】フィルムのリーダー部から2駒目までの撮影画
面位置とパーフォレーションを示す図である。
【図3】フィルムのリーダー部給送中の図1のフォトセ
ンサの出力を示す図である。
【図4】図1のカメラのフィルム装填給送時の動作を示
すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態に係るパーフォレーショ
ンと計測時間のバラツキについて説明する為の図であ
る。
【図6】磁気記録部を持つフィルムと磁気ヘッドとフォ
トセンサの配置を示す図である。
【図7】1駒給送中の図6のフォトセンサの出力を示す
図である。
【図8】従来例におけるパーフォレーションと計測時間
のバラツキについて説明する為の図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 11 磁気記録回路 12 磁気ヘッド 13 パーフォレーション検出回路 14a,14b フォトセンサ 15 フィルム給送回路 16 フィルム給送用モータ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号検出部を備え、該信号検出部に対し
    て、予め決められた間隔で設けられた複数の信号部を有
    する媒体の前記信号部が相対的に通過した際の検出信号
    により、前記信号検出部に対する前記媒体の相対的移動
    速度を検出する速度検出装置において、 前記信号検出部は、前記信号部を検出した際の信号値が
    予め決められた基準値に対して第1の関係にある時、前
    記信号部の検知を表す第1の信号状態であると判定し、
    前記第1の関係に無い時は、第2の信号状態であると判
    定するものであり、 前記信号検出部により前記第1の信号状態であると判定
    された時点から次に第2の信号状態であると判定され再
    度第1の信号状態に移行したと判定されるまでの時間、
    または、前記第2の信号状態であると判定された時点か
    ら次に第1の信号状態であると判定され再度第1の信号
    状態に移行したと判定されるまでの時間に基づいて、前
    記移動速度を検出することを特徴とする速度検出装置。
  2. 【請求項2】 信号検出部を備え、該信号検出部に対し
    て、予め決められた間隔で設けられた複数の信号部を有
    する媒体の前記信号部が相対的に通過した際の検出信号
    により、前記信号検出部に対する前記媒体の相対的移動
    速度を検出する速度検出装置において、 前記信号検出部にて第1と第2の連続する二つの信号部
    の検知が行われる際に、前記第1の信号部の検知がなさ
    れた時点から前記第2の信号部が検知されるまでの時
    間、または、前記第1の信号部の検知終了時点から第2
    の信号部の検知終了までの時間に基づいて、前記移動速
    度を検出することを特徴とする速度検出装置。
  3. 【請求項3】 フィルム給送中にフォトセンサ上を所定
    の長さのパーフォレーションが通過する時間を計測する
    事により、フィルムの給送速度を検出する速度検出装置
    において、 前記フォトセンサ上を基準となる複数のパーフォレーシ
    ョンが通過する時間を計測し、この計測値によって前記
    フィルムの給送速度を補正する速度補正手段を設けたこ
    とを特徴とする速度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記基準となる複数のパーフォレーショ
    ンは、フィルムのリーダー部給送中のパーフォレーショ
    ンであることを特徴とする請求項3記載の速度検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記速度補正手段は、フィルムのリーダ
    ー部のパーフォレーション通過時間と複数のパーフォレ
    ーション間隔通過時間との比によって補正することを特
    徴とする請求項4記載の速度検出装置。
  6. 【請求項6】 前記速度補正手段は、前記複数のパーフ
    ォレーション間隔をL1 、複数のパーフォレーション間
    隔通過時間をT1 、パーフォレーション通過時間をT
    2 、速度検出時に検出されたパーフォレーション通過時
    間をtとすると、給送速度νを ν=(L1 /t)×(T2 /T1 ) により算出することを特徴とする請求項5記載の速度検
    出装置。
  7. 【請求項7】 フィルム給送中にフォトセンサ上を所定
    の長さのパーフォレーションが通過する時間を計測する
    事により検出するフィルムの給送速度に基づいて、前記
    フィルムへの情報記録時における磁気記録周波数を決定
    する磁気記録装置において、 前記フォトセンサ上を基準となる複数のパーフォレーシ
    ョンが通過する時間を計測し、この計測値によって前記
    磁気記録周波数を補正する磁気記録周波数補正手段を設
    けたことを特徴とする磁気記録装置。
  8. 【請求項8】 前記基準となる複数のパーフォレーショ
    ンは、フィルムのリーダー部給送中のパーフォレーショ
    ンであることを特徴とする請求項7記載の磁気記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記磁気記録周波数補正手段は、フィル
    ムのリーダー部のパーフォレーション通過時間と複数の
    パーフォレーション間隔通過時間との比によって補正す
    ることを特徴とする請求項8記載の磁気記録装置。
  10. 【請求項10】 前記磁気記録周波数補正手段は、前記
    複数のパーフォレーション間隔をL1 、複数のパーフォ
    レーション間隔通過時間をT1 、パーフォレーション通
    過時間をT2 、記録密度をD、前記給送速度検出時に計
    測されたパーフォレーション通過時間をtとすると、記
    録周波数fを f=D×(L1 /t)×(T2 /T1 ) により算出することを特徴とする請求項9記載の磁気記
    録装置。
  11. 【請求項11】 フィルムに具備されたパーフォレーシ
    ョンをフィルムの給送時に投光手段と受光手段から成る
    フォトカプラにて検知し、フィルムの給送速度を検出す
    る速度検出装置を有するカメラにおいて、 前記受光手段の出力が基準値に対して第1の関係にある
    時、前記フォトカプラがパーフォレーションを検出して
    いると判定し、前記第1の関係に無い時は、前記フォト
    カプラがパーフォレーション以外の位置を検出している
    と判定するとともに、前記受光手段の出力が基準値に対
    して第1の関係になった時点から次に第1の関係に無い
    状態となり再度第1の関係になった時点までの時間、ま
    たは、前記受光手段の出力が基準値に対して第1の関係
    に無い状態になった時点から次に第1の関係になり再度
    第1の関係に無い状態になった時点までの時間に基づい
    て、前記給送速度を検出することを特徴とするカメラ。
  12. 【請求項12】 フィルムに具備されたパーフォレーシ
    ョンをフィルムの給送時に投光手段と受光手段から成る
    フォトカプラにて検知し、フィルムに設けられた磁気記
    録部に対する記録信号の制御を行うカメラにおいて、 前記受光手段の出力が基準値に対して第1の関係にある
    時、前記フォトカプラがパーフォレーションを検出して
    いると判定し、前記第1の関係に無い時は、前記フォト
    カプラがパーフォレーション以外の位置を検出している
    と判定するとともに、前記受光手段の出力が基準値に対
    して第1の関係になった時点から次に第1の関係に無い
    状態となり再度第1の関係になった時点までの時間、ま
    たは、前記受光手段の出力が基準値に対して第1の関係
    に無い状態になった時点から次に第1の関係になり再度
    第1の関係に無い状態になった時点までの時間に基づい
    て、前記記録信号の制御を行うことを特徴とするカメ
    ラ。
  13. 【請求項13】 フィルムに具備されたパーフォレーシ
    ョンをフィルムの給送時に投光手段と受光手段から成る
    フォトカプラにて検知し、フィルムの給送速度を検出す
    る速度検出装置を有するカメラにおいて、 連続するパーフォレーションをフォトカプラにて検知す
    る際に、第1のパーフォレーションの検知がなされた時
    点から第2のパーフォレーションの検知がなされるまで
    の時間、または、第1のパーフォレーションの検知終了
    時点から第2のパーフォレーションの検知終了までの時
    間に基づいて、前記給送速度を検出することを特徴とす
    るカメラ。
  14. 【請求項14】 フィルムに具備されたパーフォレーシ
    ョンをフィルムの給送時に投光手段と受光手段から成る
    フォトカプラにて検知し、フィルムに設けられた磁気記
    録部に対する記録信号の制御を行うカメラにおいて、 連続するパーフォレーションをフォトカプラにて検知す
    る際に、第1のパーフォレーションの検知がなされた時
    点から第2のパーフォレーションの検知がなされるまで
    の時間、または、第1のパーフォレーションの検知終了
    時点から第2のパーフォレーションの検知終了までの時
    間に基づいて、前記記録信号の制御を行うことを特徴と
    するカメラ。
  15. 【請求項15】 前記第1のパーフォレーションの検知
    がなされた時点から第2のパーフォレーションの検知が
    なされるまでの時間に基づいて、前記記録信号の周波数
    を決定することを特徴とする請求項14記載のカメラ。
  16. 【請求項16】 前記受光手段の出力が基準値に対して
    第1の関係になった時点から次に第1の関係に無い状態
    となり再度第1の関係になった時点までの時間、また
    は、第1の関係に無い状態になった時点から次に第1の
    関係になり再度第1の関係に無い状態になった時点まで
    の時間に基づいて、前記記録信号の周波数を決定する請
    求項12記載のカメラ。
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