JPH0753330A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH0753330A
JPH0753330A JP19865393A JP19865393A JPH0753330A JP H0753330 A JPH0753330 A JP H0753330A JP 19865393 A JP19865393 A JP 19865393A JP 19865393 A JP19865393 A JP 19865393A JP H0753330 A JPH0753330 A JP H0753330A
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JP
Japan
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group
formula
hair
alkyl
carbon atoms
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JP19865393A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tashiro
和宏 田代
Itei Riyuu
維禎 劉
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)カチオン化シリコーン重合体、及び
(B)1分子中に少なくとも1個の長鎖分岐アルキル基
又はアルケニル基を有し、0〜50℃のいずれかの温度
において水との混合物が液晶構造を保持する非イオン性
両親媒性化合物を含有する毛髪化粧料。 【効果】 適用時にのびが良く、べたつきがなく、保湿
性に優れ、湿潤時及び乾燥時において、もつれからまり
を防止し、平滑性に優れ、しっとり感、サラサラ感、柔
軟性、帯電防止効果を付与することができ、しかも特に
傷んだ髪に対してもこれらの効果が持続するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応時にのびが良く、
べたつきがなくさっぱりとした使用感を与え、湿潤時に
おいても乾燥時においても、もつれからまりを防止し、
平滑性に優れ、しっとり感、サラサラ感、帯電防止効果
を与え、洗髪後長時間にわたってこれらの効果が持続
し、特にパーマやドライヤーなどで傷んだ髪に対しても
これらの効果を発揮する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
毛髪に柔軟性、平滑性、帯電防止性等を付与する目的
で、陽イオン界面活性剤と、高級アルコール、グリセラ
イド、流動パラフィン、エステル類等の油剤とを組み合
わせた毛髪化粧料が使用されている。しかし、これらの
油剤を併用した場合には、陽イオン界面活性剤を単独で
使用した場合に比べ、柔軟性、平滑性は向上するもの
の、油剤の残留感、すなわち油っぽいべたつき感はさけ
られないという欠点が生じる。
【0003】一方、ジメチルポリシロキサン重合体に代
表されるシリコーン類は、高級アルコール、グリセライ
ド、流動パラフィン、エステル類等と比較して滑らかで
潤滑性に優れ、サラッとした感触及び毛髪に光沢を与え
ることが知られており、多くの毛髪化粧料に使用されて
いる。しかしながら、このようなシリコーン類は保湿効
果に劣るため、しっとり感に欠け、また髪がパサつき、
更に柔軟性を付与できないなどの欠点があった。
【0004】このような欠点を解決するため、シリコー
ン又はその誘導体に、保湿剤として1分子中に少なくと
も1個の長鎖分岐アルキル又はアルケニル基を有する非
イオン性親媒性化合物を組み合わせた毛髪化粧料が開発
されている(特開平4−69321号公報)。当該毛髪
化粧料は、通常の毛髪に対しては、ある程度の効果があ
るものの、パーマやヘアダイ等で傷んだ髪に対しては効
果の持続性が充分でなく、処理した1日後には、柔軟
性、しっとり感に欠ける髪になってしまうという欠点を
有していた。
【0005】また、従来のシリコーンは、毛髪に対する
吸着基を有しないため、その効果/性能を確実にするに
は、毛髪化粧料に多量に添加しなければならず、そのた
めにべたつくといった欠点が生じる。更に、従来の毛髪
化粧料は洗髪等により効果が持続しないといった問題が
あった。
【0006】このため、近年、毛髪に吸着性の高い変性
シリコーン重合体を配合して、耐久性を向上させた毛髪
化粧料が種々開発されている。例えば、特開昭55−6
6506号公報には、第四級窒素含有カチオン変性シリ
コーンを含有した化粧料が開示されている。ここで使わ
れている第四級窒素含有カチオン変性シリコーンは水溶
性に優れ、配合が容易であり、ポリエーテル変性シリコ
ーン等に比べ吸着性も高い。しかし、これを含有する化
粧料は、傷んだ髪では滑り、まとまりなどの点で充分な
効果が得られず、また柔軟性についても不充分であっ
た。
【0007】また、特開昭60−36407号公報に
は、水に分散可能な陽イオン界面活性剤、水に可溶の第
四級化陽イオン重合体、及びシリコーン化陽イオン重合
体を含有する化粧品組成物が開示されている。しかしな
がら、これは3つの成分が毛髪上に同時に沈着されるこ
とにより、湿潤した毛髪及び乾燥した毛髪の柔軟性、平
滑性は改善されるものの、第四級化陽イオン重合体を使
用しているため、乾燥時に高分子特有のゴワゴワ感や重
さがあるなどの欠点があった。
【0008】特開平2−111712号公報には、高分
子量シリコーンとカチオン化シリコーン重合体を含有す
る毛髪化粧料が開示されている。しかしながら、この毛
髪化粧料はセット保持力を付与させることはできるもの
の、湿潤時におけるなめらかさ、柔軟性については充分
でなかった。更に、特開平5−117128号公報に
は、ポリ四級ポリシロキサンポリマーを含有する化粧品
組成物が開示されている。しかし、この化粧品組成物
も、しっとり感などの点で充分満足できるものではなか
った。
【0009】従って、べたつきがなく、保湿性に優れ、
しっとり感、柔軟性、なめらかさなどを付与することが
でき、しかも傷んだ髪に対してもこれらの効果が持続す
る毛髪化粧料が望まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、カチオン化シリコー
ン重合体と特定の非イオン性両親媒性化合物を組み合わ
せて用いれば、上記課題を解決した優れた毛髪化粧料が
得られることを見出し、本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)カチオン化シリコーン重合体 (B)1分子中に少なくとも1個の長鎖分岐アルキル基
又はアルケニル基を有し、0〜50℃のいずれかの温度
において水との混合物が液晶構造を保持する非イオン性
両親媒性化合物を含有する毛髪化粧料を提供するもので
ある。
【0012】本発明で用いられる(A)成分のカチオン
化シリコーン重合体は、オルガノポリシロキサンのセグ
メントの末端及び/又は側鎖に第四級窒素を含有するも
ので、例えば次式(1)で表わされる基を含有するもの
である。
【0013】
【化4】
【0014】式(1)中、R1 で示される2価の炭化水
素基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン
基、ブチレン基、-CH2CH(CH3)CH2- のようなアルキレン
基、-(CH2)2-C6H4- のようなアルキレンアリーレン基等
が挙げられるが、これらのうちアルキレン基、特にプロ
ピレン基が好ましい。また、R3 で示される1価の炭化
水素基は、ヒドロキシ基で置換されていてもよく、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基、ヒド
ロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、フェニル基が
挙げられる。また、3個のR3 は同一でもそれぞれ異な
っていてもよい。更に、a及びbの好ましい値はa=
1、b=0である。
【0015】(A)成分のカチオン化シリコーン重合体
の具体例としては、次の(A−1)〜(A−3)で表わ
されるものが挙げられる。 (A−1)一般式(2)で表わされるシリコーン化合
物。
【0016】
【化5】
【0017】〔式中、R4 、R5 、R6 、R7 及びR8
は同一又は異なって炭素数1〜12の置換基を有してい
てもよい炭化水素基、末端酸素原子にアルキル若しくは
アシル基が置換していてもよいポリオキシアルキレン基
又はポリシロキサン基を示し、Aは
【0018】
【化6】
【0019】(式中、R9 、R10、R12、R13、R15
16、R18及びR19は同一又は異なって炭素数1〜12
の置換基を有していてもよい炭化水素基、末端酸素原子
にアルキル若しくはアシル基が置換していてもよいポリ
オキシアルキレン基又はポリシロキサン基を示し、
11、R14、R17及びR20は同一又は異なって炭素数1
〜12の置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を
示し、X′はハロゲン原子を示す)で示される基を示
し、Bはハロゲン原子、
【0020】
【化7】
【0021】(ここでR21、R22、R23、R24、R25
26及びR27は同一又は異なって炭素数1〜12の置換
基を有していてもよい炭化水素基、末端酸素原子にアル
キル若しくはアシル基が置換していてもよいポリオキシ
アルキレン基又はポリシロキサン基を示し、X′はハロ
ゲン原子を示し、fは1〜10の数を示し、gは0〜4
00の数を示す)で示される基を示し、cは0〜400
の数を示し、dは1〜10の数を示し、eは1〜20の
数を示す〕
【0022】式(2)中、R4 〜R8 、R9 、R10、R
12、R13、R15、R16、R18、R19、R21〜R27は炭素
数1〜12の炭化水素基、特に炭素数1〜6のアルキル
基が好ましい。また、R11、R14、R17及びR20は炭素
数1〜12のアルキレン基が好ましい。更に、Bは-NR
21R22の構造を有するものが特に好ましい。
【0023】また、上記シリコーン部位の数平均分子量
は、シリコーン本来の機能を発揮させるために300〜
40,000、特に500〜25,000とすることが
好ましい。
【0024】一方、第四級アンモニオ部位の繰り返し単
位数は、感触が良好なことから、1〜20が好ましく、
1〜10が更に好ましい。
【0025】このようなシリコーン化合物(2)は、例
えば下記の3種の単量体成分(a)、(b)及び
(c): (a)ジハライド化合物、(b)第三級ジアミノ化合
物、(c)片末端ジアルキルアミノ変性シリコーン及び
/又は片末端ハロアルキル変性シリコーンの各群から選
ばれるそれぞれ1種又は2種以上を反応させることによ
り合成することができる。また、重合体の反応末端を封
止する場合に限ってモノハライド化合物、第三級モノア
ミノ化合物を使用することもできる。
【0026】成分(a)のハロゲン原子は、種類を問わ
ず使用でき、2個のハロゲン原子がそれぞれ異なるもの
でもよい。2個のハロゲン原子は、その間にアルキル
基、アリル基、アリール基等の通常有機反応に供される
基を介在させることができる。更に、成分(a)はハロ
ゲン原子及びジアルキルアミノ基に対し不活性なもので
あれば他に種々の官能基を有していてもよい。
【0027】成分(a)の具体例としては、1,2−ジ
クロロエタン、1,2−ジブロモエタン、1,2−ジヨ
ードエタン、1,2−ジクロロプロパン、1,2−ジブ
ロモプロパン、1,2−ジヨードプロパン、1,3−ジ
クロロプロパン、1,3−ジブロモプロパン、1,3−
ジヨードプロパン、1,3−ジクロロブタン、1,3−
ジブロモブタン、1,3−ジヨードブタン、1,4−ジ
クロロブタン、1,4−ジブロモブタン、1,4−ジヨ
ードブタン、2,3−ジクロロブタン、2,3−ジブロ
モブタン、2,3−ジヨードブタン、1,2−ジクロロ
−2−メチルプロパン、1,2−ジブロモ−2−メチル
プロパン、1,2−ジヨード−2−メチルプロパン、
1,4−ジクロロペンタン、1,4−ジブロモペンタ
ン、1,4−ジヨードペンタン、1,5−ジクロロペン
タン、1,5−ジブロモペンタン、1,5−ジヨードペ
ンタン、1,1−ジクロロ−3,3−ジメチルブタン、
1,2−ジブロモ−3,3−ジメチルブタン、1,6−
ジクロロヘキサン、1,6−ジブロモヘキサン、1,6
−ジヨードヘキサン、1,7−ジクロロヘプタン、1,
7−ジブロモヘプタン、1,7−ジヨードヘプタン、
1,8−ジクロロオクタン、1,8−ジブロモオクタ
ン、1,8−ジヨードオクタン、1,4−ジクロロ−2
−ブテン、1,4−ジブロモ−2−ブテン、1,4−ジ
ヨード−2−ブテン、α,α′−ジクロロ−o−キシレ
ン、α,α′−ジブロモ−o−キシレン、α,α′−ジ
ヨード−o−キシレン、α,α′−ジクロロ−p−キシ
レン、α,α′−ジブロモ−p−キシレン、α,α′−
ジヨード−p−キシレン、α,α′−ジクロロ−m−キ
シレン、α,α′−ジブロモ−m−キシレン、α,α′
−ジヨード−m−キシレン、ビス(クロロメチル)ジメ
チルシラン、1,3−ビス(クロロメチル)−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン、1,3−ビス(ブ
ロモメチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サン、1,3−ビス(ヨードメチル)−1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン、1,3−ビス(3−クロ
ロプロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サン、α,ω−ビス(クロロメチル)ポリジメチルシロ
キサン、α,ω−ビス(3−クロロプロピル)ポリジメ
チルシロキサン等が挙げられる。
【0028】成分(b)のアミノ基には4個のそれぞれ
任意の鎖長のアルキル基を結合させることができる。そ
れぞれのアミノ基の間には、アルキル基、アリル基、ア
リール基等の通常有機反応に供される基を介在させるこ
とができる。更に、成分(b)にはハロゲン原子及びジ
アルキルアミノ基に対し不活性なものであれば、他に種
々の官能基を有していてもよい。
【0029】成分(b)の具体例としては、N,N,
N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,
N′,N′−テトラメチルプロピレンジアミン、N,
N,N′,N′−テトラメチル−1,3−ブタンジアミ
ン、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,4−ブタ
ンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,
6−ヘキサンジアミン、1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン、N,N,N′,N′−テトラメチル
−2−ブテン−1,4−ジアミン、1,4−ジメチルピ
ペラジン、1,3−ビス(3−N,N−ジメチルアミノ
プロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン、α,ω−ビス(3−N,N−ジメチルアミノプロピ
ル)ポリジメチルシロキサン、1,1,4,4−テトラ
メチル−1,4−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ジシ
ルエチレン等が挙げられる。
【0030】成分(c)は、下記一般式(3)又は
(4)
【0031】
【化8】
【0032】(式中、R4 、R5 、R6 、R7 、R8
9 、R10、X、c及びdは前記と同じ意味を示す)で
表わされる。ここでcは3以上であることが好ましい。
3未満ではシリコーン系化合物が本来有する特長を十分
に発揮できないことがある。
【0033】成分(c)の具体例としては、下記のもの
が挙げられる。
【0034】
【化9】
【0035】成分(c)は、例えばヘキサメチルシクロ
トリシロキサンとアルキルリチウム・ジメチルクロロシ
ランにより片末端Si−H変性シリコーンを合成した
後、白金酸触媒の存在下にジメチルアリルアミン又はア
リルブロマイド、アリルクロライド等とのヒドロシリル
化反応により容易に合成することができる。
【0036】上記成分(a)、(b)及び(c)からそ
れぞれ選択される化合物を反応させることにより、シリ
コーン−第四級アンモニオブロックポリマー又はシリコ
ーン−第四級アンモニオ−シリコーンブロックポリマー
を合成することができる。
【0037】上記反応において使用される溶媒は特に限
定されない。例えば成分(a)、(b)及び(c)から
それぞれ選択される化合物同士の相溶性が高い場合に
は、無溶媒で反応させることが可能であるが、更に、成
分(a)と(b)とによる四級化反応を一層促進させる
ため、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセ
トアミド(DMA)、メチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブ、ブチルセロソルブ、エチレングリコールジメチル
エーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチ
レングリコールジブチルエーテル等の極性溶媒を添加し
てもよい。
【0038】一方、これら化合物の相溶性が低く均一に
溶解されない場合には相溶性を確保するために溶媒を添
加することが好ましい。この場合、成分(a)、(b)
及び(c)からそれぞれ選択される化合物を均一に溶解
し得る溶媒なら特に限定はされないが、上記四級化反応
を一層促進させるため、更にジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチレ
ングリコーンジメチルエーテル、エチレングリコールジ
エチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル
等の極性溶媒を用いることが好ましい。
【0039】この反応の反応温度及び反応時間は、成分
(a)、(b)及び(c)からそれぞれ選択される化合
物及び相溶性を高めるために添加された溶媒、更には四
級化反応を促進するために添加された極性溶媒の性状や
沸点により異なるが、好ましくは40〜160℃、2〜
48時間、より好ましくは60〜120℃、4〜24時
間である。
【0040】シリコーン化合物(2)のシリコーン部位
又は第四級アンモニオ部位の分子量及びシリコーン部位
と第四級アンモニオ部位との組成比は成分(a)、
(b)及び(c)からそれぞれ選択された化合物の仕込
比、仕込方法、仕込順序により調節することが可能であ
る。また、使用する原料の反応性が大きく異なる場合に
は、使用する原料の一方を過剰に添加し、逐次、反応を
完結させ精製を繰り返す方法が有利である。
【0041】(A−2)一般式(5)で表わされる繰り
返し単位を有するポリ四級ポリシロキサンポリマー。
【0042】
【化10】
【0043】(式中、Zは2価のα,ω−ビス−(アル
キル)−ポリシロキサン基、又は1個以上の水酸基によ
って任意に置換された6個以下の連続した炭素原子及び
任意には1以上の鎖状酸素原子及び/又は芳香環を有す
る直鎖又は分子鎖の、飽和又は不飽和炭化水素鎖を示
し、R28、R29、R30及びR31は同一又は異なって、炭
素数1〜6のアルキル基又はフェニル基を示し、R32
メチル基、エチル基又はヒドロキシエチル基を示し、R
33は炭素数1〜18のアルキル基を示すか、又は2個の
隣接する基R33は、これらの基が結合している窒素原子
及びそれらの間の基Zと一緒に、2価のピペラジノ基を
形成し、又は、2個の隣接する基R32は、同じ窒素原子
に結合した2個の基R33、上記窒素原子及びそれらの間
の基Zと一緒に、トリエチレンジアミノ基を形成し、又
はR32及びR33は、これらが結合している窒素原子と一
緒に複素環を示し、
【0044】
【化11】
【0045】hは1〜6の整数を表わし、iは1〜50
の数を表わす)これらのポリ四級ポリシロキサンポリマ
ーは、例えば特開平5−117128号公報に記載の方
法に従って、製造することができる。
【0046】(A−3)一般式(6)で表わされるシリ
コーン化合物。
【0047】
【化12】
【0048】(式中、R34、R35、R36、R37、R38
39及びR40は同一又は異なってハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素数1〜20の1価炭化水素基を示
し、R41及びR42はそれぞれ水素原子又は水酸基で置換
されていてもよい炭素数1〜10の1価炭化水素基を示
し、R44は水素原子又は水酸基で置換されていてもよい
炭素数1〜20の1価炭化水素基を示し、R43はハロゲ
ン原子若しくは水酸基で置換されていてもよい炭素数1
〜10の2価炭化水素基、又は該炭化水素基における炭
素の1/2以下を酸素に置き変えた基を示し、X′はハ
ロゲン原子を示し、jは0≦j≦20なる数を示す)
【0049】これらのシリコーン化合物(6)は、例え
ば特開平2−157285号公報に記載の方法に従っ
て、製造することができる。
【0050】(A)成分のカチオン化シリコーン重合体
は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることがで
き、全組成中に0.05〜20重量%(以下、単に%で
示す)、特に0.1〜5%配合すると、毛髪の損傷部を
保護する作用に特に優れるので好ましい。
【0051】本発明に用いられる(B)成分の非イオン
性両親媒性化合物は、1分子中に少なくとも1個の長鎖
分岐アルキル基又はアルケニル基を有し、0〜50℃の
いずれかの温度において水との混合物が、ラメラ状又は
逆ミドル状液晶構造を形成するものである。また、1分
子中に少なくとも3個の水酸基を有するものが好まし
い。ここで液晶構造の確認は、例えばザ・ジャーナル・
オブ・セル・バイオロジー(The Journal
of Cell Biology)、第12巻、第20
7〜209頁及び表面、第11巻、第10号、第579
〜590頁に記載の方法でX線回折及び示差走査熱量計
(DSC)を用いて行うことができる。このような性質
を有する化合物としては、例えば次に示す(B−1)〜
(B−6)が挙げられる。
【0052】(B−1)次の一般式(7)で表わされる
グリセリル化ポリオール類。
【0053】
【化13】Dk(G) (7)
【0054】〔式中、Gはペンタエリスリトール、ソル
ビトール、マルチトール、グルコース、フルクトース及
びアルキルグリコシドから選ばれるポリオールよりk個
の水酸基を除いた残基を示し、Dは
【0055】
【化14】
【0056】を示し(ここでEは炭素数10〜36の分
岐アルキル基又はアルケニル基を示す)、kは1以上の
数であり前記ポリオール水酸基の総数を超えない数を示
す〕
【0057】式(7)中、Gで示されるアルキルグリコ
シドとしては、メチルグルコシド、エチルグルコシド、
プロピルグルコシド、オクチルグルコシド、メチルマル
トシド、エチルマルトシド等が挙げられる。また、Bと
しては、炭素数16〜36、特に18〜24の分岐アル
キル基が好ましい。かかる分岐アルキル基Eとしては、
次の一般式(8)
【0058】
【化15】
【0059】(式中、l及びmはそれぞれ0〜20の整
数を示し、lとmの和は6〜20である)、又は次の一
般式(9)
【0060】
【化16】
【0061】(式中、n及びoはそれぞれ0〜18の整
数を示し、nとoの和は4〜18である)で表わされる
基が好ましい。これらの分岐アルキル基の好ましい例と
しては、メチルペンタデシル基、メチルヘキサデシル
基、メチルヘプタデシル(イソステアリル)基、メチル
オクタデシル基、メチルベヘニル基、エチルヘキサデシ
ル基、エチルオクタデシル基、エチルベヘニル基、ブチ
ルドデシル基、ブチルヘキサデシル基、ブチルオクタデ
シル基、ヘキシルデシル基、ヘプチルウンデシル基、オ
クチルドデシル基、デシルドデシル基、デシルテトラデ
シル基、ドデシルヘキサデシル基、テトラデシルオクタ
デシル基等が挙げられる。また、一般式(7)中、kは
1又は2が特に好ましい。
【0062】これらのグリセリル化ポリオール類(7)
は、例えば特開平5−984号公報に記載の方法に従っ
て製造することができる。
【0063】(B−2)次の一般式(10)で表わされ
るメチル分岐脂肪酸エステル。
【0064】
【化17】
【0065】〔式中、p及びqはそれぞれ0〜20の整
数を示し、pとqの和は6〜20である〕
【0066】式(10)中、pとqの和は6〜20であ
るが、化粧料素材としての性能の観点より好ましくは1
0〜16、特に好ましくは14である。また、分岐メチ
ル基はアルキル主鎖の中心近くにあるものが特に好まし
い。これらのメチル分岐脂肪酸エステル(10)は、例
えば特開平4−89450号公報に記載の方法に従って
製造することができる。
【0067】(B−3)次の一般式(11)で表わされ
る分岐脂肪酸グリセロ糖脂質。
【0068】
【化18】
【0069】式(11)中、r及びsは、化粧料素材と
しての性能の観点より、その和が10〜16、特に14
であるのが好ましく、tとuは、同様の観点より、その
和が6〜14、特に8〜12であるのが好ましい。これ
らの分岐脂肪酸グリセロ糖脂質(11)は、例えば特開
平4−89494号公報に記載の方法に従って製造する
ことができる。
【0070】(B−4)次の一般式(12)で表わされ
るトリメチロール誘導体。
【0071】
【化19】
【0072】(式中、R46は炭素数12〜22の分岐鎖
のアルキル又はアルケニル基を示す)(B−4)のう
ち、次の一般式(13)
【0073】
【化20】
【0074】(式中、v及びwはそれぞれ0〜19の整
数を示し、vとwの和は9〜19である)で表わされる
トリメチロールが好ましい。更に、一般式(13)中の
vとwの和が11〜15のものが好ましく、特にvとw
の和が13のトリメチロールイソヘプタデカンが好まし
い。また、分岐メチル基はアルキル主鎖の中心近くにあ
ることが好ましい。
【0075】これらのトリメチロール誘導体(12)は
特開平1−283235号公報に記載の方法に従って製
造することができる。
【0076】(B−5)次の一般式(14)で表わされ
るトリメチロール誘導体。
【0077】
【化21】
【0078】(式中、R47は炭素数11〜27の分岐鎖
のアルキル基又はアルケニル基を示す)
【0079】このトリメチロール誘導体(14)のう
ち、式中のR47が次の一般式(15)又は(16)で表
わされる基であるものが好ましい。
【0080】
【化22】
【0081】(式中、x及びyはそれぞれ0〜24の整
数を示し、xとyの和は8〜24であり、R48及びR49
はそれぞれ炭素数2〜12のアルキル基を示す)
【0082】また、特に好ましいR47としては、炭素数
13〜19の分岐鎖のアルキル基が挙げられ、更に好ま
しいR47としては一般式(15)中、xとyの和が10
〜16のものが挙げられるが、最も好ましいものはxと
yの和が14のイソステアリル基である。
【0083】これらのトリメチロール誘導体(14)
は、例えば特開4−9309号公報に記載の方法に従っ
て製造することができる。
【0084】(B−6)次の一般式(17)で表わされ
るテルペンアルコール類。
【0085】
【化23】
【0086】(式中、zは1〜3の数を示す) これらのテルペンアルコール類のうち、zが3のものが
好ましい。
【0087】これらのテルペンアルコール類(17)
は、例えば特開昭63−258804号公報、特公昭3
8−5050号公報に記載されている。
【0088】上記の(B−1)〜(B−5)は、前記の
如く広い温度範囲でラメラ状液晶構造を保持するサーモ
トロピック液晶であり、水を混合するとほとんど均一に
ラメラ状液晶として分散する等の化粧料素材として良好
な性質を有する。また、(B−6)は水系において逆ミ
ドルの液晶を形成する。これらのうち、好ましくはラメ
ラ状の液晶を形成する(B−1)〜(B−5)である。
【0089】(B)成分の非イオン性両親媒性化合物
は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることがで
き、全組成中に0.01〜20%、特に0.1〜10%
配合すると、適用時にのびが良く、しっとり感が持続す
るので好ましい。
【0090】本発明の毛髪化粧料には、更に(A)成分
以外のシリコーン誘導体を配合すると、毛髪に対しサラ
サラ感のある良好な感触を与えるので好ましい。かかる
シリコーン誘導体としては、例えば次の(1)〜(1
1)のものが挙げられる。
【0091】(1)ジメチルポリシロキサン
【0092】
【化24】
【0093】〔式中、a′は0〜20,000の数を示
す〕
【0094】(2)メチルフェニルポリシロキサン
【0095】
【化25】
【0096】〔式中、b′、c′及びd′はb′+c′
+d′=1〜5,000の数を示す。ただし、c′=0
のときd′≠0であり、d′=0のときc′≠0であ
る〕
【0097】(3)アミノ変性シリコーン 1分子中に少なくとも1個のアミノアルキル基を有する
オルガノシロキサンの重合体であるアミノ変性シリコー
ン重合体。このアミノ変性シリコーン重合体を形成する
オルガノシロキサン中には、アミノアルキル基以外の官
能基としてメチル基を含むものが一般に用いられるが、
その他、エチル基、プロピル基などのアルキル基;ビニ
ル基;アリル基などのアルケニル基;フェニル基、ナフ
チル基などのアリール基;シクロヘキシル基などのシク
ロアルキル基;ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、
オキシアルキレン基又はポリオキシアルキレン基なども
含むことができる。
【0098】このようなアミノ変性シリコーン重合体の
代表的なものは、次の一般式(20)で表わされる、重
合体の平均分子量が約3,000〜100,000のも
のであり、これはアモジメチコーン(Amodimet
hicone)の名称でCTFA辞典(米国Cosme
tic Ingredient Dictionar
y)第3版中に記載されている。
【0099】
【化26】
【0100】〔式中、e′及びf′は分子量3,000
〜100,000に依存する整数を示す〕
【0101】(4)脂肪酸変性シリコーン
【0102】
【化27】
【0103】(5)アルコール変性シリコーン
【0104】
【化28】
【0105】(6)脂肪族アルコール変性シリコーン
【化29】
【0106】(7)ポリエーテル変性シリコーン
【0107】
【化30】
【0108】
【化31】
【0109】
【化32】
【0110】
【化33】
【0111】〔式中、i″は1〜300(好ましくは1
〜50)、j″は2〜500(好ましくは2〜50)、
k″は0〜6(好ましくは2〜3)、l″は1〜50
(好ましくは2〜20)、m″は0〜50(好ましくは
0〜20)の数を示す〕
【0112】(8)アルコキシ変性シリコーン
【0113】
【化34】
【0114】(式中、n″は1〜100の整数を示し、
mは1〜50の整数を表わし、R62は炭素数1〜28
(好ましくは12〜22)のアルキル基を示す)
【0115】(9)フッ素変性シリコーン
【0116】
【化35】
【0117】〔式中、p″は1〜400(好ましくは1
〜250)の数を示す〕
【0118】(10)環状シリコーン
【0119】
【化36】
【0120】〔式中、q″は3〜8の数を示し、R63
びR64はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を示す〕
【0121】(11)アルキル変性シリコーン
【0122】
【化37】
【0123】
【化38】
【0124】〔式中、u″及びv″はそれぞれ1〜1,
000(好ましくは1〜200)の数を示し、R67は炭
素数10〜22のアルキル基を示す〕
【0125】これらのシリコーン誘導体のうち、特に高
分子量ジメチルポリシロキサン(式(18)中、a′=
2,000〜20,000)が好ましい。
【0126】これらのシリコーン誘導体は、1種又は2
種以上を組み合わせて用いることができ、全組成中に
0.1〜20%、特に0.5〜10%配合すると、毛髪
に対しサラサラ感のある良好な感触を与えるので好まし
い。
【0127】本発明の毛髪化粧料には、上記成分の他、
更にカチオン性界面活性剤及び/又は油脂類を配合する
と、本発明の効果を更に高めることができる。
【0128】このようなカチオン性界面活性剤として
は、例えば、次の一般式(34)又は(35)で表わさ
れる第四級アンモニウム塩が挙げられる。
【0129】
【化39】
【0130】(式中、R68、R69、R70及びR71のう
ち、少なくとも1個は総炭素数8〜28の、アルコキシ
ル基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基又は
アルケノイルアミノ基で置換されていてもよいアルキル
基又はアルケニル基を示し、残余はベンジル基、炭素数
1〜5のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す。
72及びR73はそれぞれ炭素数2〜3のアルキレン基を
示し、X-はハロゲンイオン又は有機アニオンを示し、
w″及びx″は1〜20の整数を示し、R74及びR 75
うち少なくとも1個は総炭素数8〜28の、アルコキシ
ル基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基又は
アルケノイルアミノ基で置換されていてもよいアルキル
基又はアルケニル基を示し、残余はベンジル基、炭素数
1〜5のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す)
斯かるカチオン性界面活性剤の中でも一般式(34)で
表わされる第四級アンモニウム塩が好ましく、特に好ま
しいものとして、例えば次の一般式(36)〜(38)
で表わされる分岐第四級アンモニウム塩が挙げられる。
【0131】
【化40】
【0132】一般式(36)で表わされる分岐第四級ア
ンモニウム塩は、例えば通常炭素数8〜16のオキソア
ルコールを原料として合成されるものであり、その例と
しては、オキソアルコールから導かれるアルキル基を有
するジアルキルジメチルアンモニウム塩、ジアルキルメ
チルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジアルキルメチ
ルベンジルアンモニウム塩等が挙げられる。
【0133】本発明では、(36)式中のR76及びR77
の分岐率が、通常10〜100%のものが用いられる
が、特に10〜50%のものが好ましい。また、R76
びR77の合計炭素数が8〜16のものが用いられるが、
一定の分布を持ったものが好ましく、特に以下に示す分
布を有するものが好ましい。 C8〜C11:5%以下 C12 :10〜35% C13 :15〜40% C14 :20〜45% C15 :5〜30% C16 :5%以下 斯かる分岐第四級アンモニウム塩(36)の具体例とし
ては、炭素数8〜16で分岐率10〜50%のアルキル
基を有するジアルキルジメチルアンモニウムクロリドが
挙げられる。また、一般式(37)で表わされる分岐第
四級アンモニウム塩は通常、炭素数8〜28のゲルベア
ルコール
【0134】
【化41】
【0135】(式中、R80及びR81は前記と同じものを
示す)を原料として合成されるものである。この分岐第
四級アンモニウム塩の好ましい例としては、ゲルベアル
コールから導かれるアルキル基を有するアルキルトリメ
チルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、ジアル
キルメチルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジアルキ
ルメチルベンジルアンモニウム塩等が挙げられる。更に
これらのうちで特に好ましい具体例としては、2−デシ
ルテトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド、2−
ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、ジ−2−ヘキシルデシルジメチルアンモニウムクロ
リド、ジ−2−オクチルドデシルジメチルアンモニウム
クロリド等を挙げることができる。一般式(38)で表
わされるメチル分岐第四級アンモニウム塩としては、δ
とεの和が15となるものが挙げられる。
【0136】また、一般式(34)、(35)、(3
6)、(37)及び(38)で表わされる第四級アンモ
ニウム塩の対イオンであるX-の具体例としては、塩
素、ヨウ素、臭素等のハロゲンイオン;メトサルフェー
ト、エトサルフェート、メトフォスフェート、エトフォ
スフェート等の有機アニオンが挙げられる。
【0137】これらのモノ又はジ長鎖アルキル第四級ア
ンモニウム塩型カチオン性界面活性剤は、単独で用いて
も2種以上の混合物として用いてもよく、全組成中に
0.1〜20.0%、特に0.5〜15.0%配合する
と、感触に優れ好ましい。感触が悪化するため好ましく
ない。
【0138】また、油脂類としては、例えば直鎖又は分
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有する高級アルコ
ール類;流動パラフィン、ワセリン、固型パラフィン等
の炭化水素類;液状ラノリン、ラノリン脂肪酸等のラノ
リン誘導体;高級脂肪酸エステル類、高級脂肪酸類、ア
ルキル基又はアルケニル基を有する長鎖アミドアミン等
の油脂類;ミンクオイル、オリーブ油等の動植物性油脂
類等が挙げられる。これらのうち炭素数14〜26の高
級アルコール又はメチルポリシロキサンと相容性のある
エステルが好ましい。具体的には、高級アルコールとし
てセチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニル
アルコールが挙げられる。また、メチルポリシロキサン
と相容性のあるエステルとしてはラウリン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロ
ピル、ミリスチン酸イソトリデシル等が挙げられる。
【0139】また、本発明の毛髪化粧料には、必要に応
じて、通常の化粧料、医薬品、食品等に使用される成
分、例えば、抗フケ剤、殺菌剤、ビタミン類等の薬効
剤;パラベン等の防腐剤;パーフルオロポリエーテル、
水溶性高分子等の増粘剤;染料および顔料等の着色剤;
カチオン性ポリマー等のコンディショニング剤;グリコ
ールエステル等のパール化剤;アクリル樹脂液等の毛髪
セット用ポリマー;各種調合香料;その他、ENCYC
LOPEDIA OF CONDITIONINGRI
NSE INGREDIENTS〔エンサイクロペディ
ア・オブ・コンディショニング・リンス・イングレディ
エンツ(MICELLE PRESS 1987年)〕
に収載されている成分等を、本発明の効果を損なわない
範囲において適宜配合することができる。
【0140】本発明の毛髪化粧料は、特にエマルジョン
型毛髪化粧料とするのが好ましく、この場合には、エマ
ルジョンを形成するに必要な水を適宜配合して製造する
ことができ、例えばヘアリンス、ヘアコンディショナ
ー、ヘアトリートメント、ヘアクリーム、スタイリング
ローション、スタイリングムース、コンディショニング
ムース、ヘアスプレー等として適用することができる。
【0141】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は、適応時にのびが
良く、べたつきがなく、保湿性に優れ、保湿時及び乾燥
時において、もつれからまりを防止し、平滑性に優れ、
しっとり感、サラサラ感、柔軟性、帯電防止効果を付与
することができ、しかも特に傷んだ髪に対してもこれら
の効果が持続するものである。
【0142】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0143】参考例1 (1)片末端をSi−H基で官能化した直鎖シリコーン
オリゴマーの製造:乾燥したテトラヒドロフラン200
mlにn−ブチルリチウム23.3ml(1.6mol/l)
を添加した溶液に、ヘキサメチルシクロトリシロキサン
(通称D3)186gを乾燥テトラヒドロフラン500m
lに溶解した溶液を加え、窒素雰囲気下、0℃で6時間
重合させた。次いで、クロロジメチルシラン8.8gを
加えて1時間攪拌し、重合を停止させた。生成した塩化
リチウムの沈澱を濾別した後、イオン交換水により洗浄
し、メチルアルコールを加えて生成オリゴマーを沈澱さ
せ、テトラヒドロフラン−メチルアルコール系の再沈澱
により精製し、ほぼ定量的に片末端にSi−H基を有す
る直鎖シリコーンオリゴマーを得た。得られたオリゴマ
ーの数平均分子量は次の通りであった。計算値507
0、GPC法(ポリスチレン換算)5500、またGP
C法による多分散度Mw/Mnは1.20であった。この化
合物のIRスペクトルには、2130cm-1にSi−H結
合に由来する特性吸収が観測された。
【0144】(2)片末端を3−ジメチルアミノプロピ
ル基で官能化した直鎖シリコーンオリゴマーの製造:
(1)で合成した片末端をSi−H基で官能化した直鎖
シリコーンオリゴマー100gに塩化白金酸・6水和物
9mgをイソプロピルアルコール0.09gに溶解したも
のを添加し、更に、ジメチルアリルアミン12.9gを
滴下した。滴下終了後、反応温度を60〜65℃とし、
約12時間反応させる。反応終了後、反応温度を室温に
下げ、活性炭を加え、白金酸を吸着処理し、減圧濾過
後、溶媒など低沸点物をエバポレーターを用いて減圧留
去した。無色透明な油状物がほぼ定量的に得られた。 油脂分析結果(KOHmg/g): 全アミン価:計算値10.2、実測値10.7
【0145】参考例2 片末端3−ジメチルアミノプロピル変性シリコーンと
1,3−ジブロモプロパン、N,N,N′,N′−テト
ラメチル−1,4−ブタンジアミンの反応(その−
1):参考例1で得た片末端3−ジメチルアミノプロピ
ル変性シリコーン10gと、1,3−ジブロモプロパン
2gを、キシレン4g及びメチルセロソルブ1.2gに
溶解したものを、反応温度100℃で約18時間反応さ
せた。反応終了後、溶媒等低沸点物をエバポレーターを
用いて減圧留去した。無色透明な油状物が、ほぼ定量的
に得られた。 油脂分析結果(KOHmg/g): 全アミン価:計算値0.0、実測値0.3> 残アミン価:計算値0.0、実測値0.35
【0146】次に、上記の反応によって合成された化合
物10gとN,N,N′,N′−テトラメチル−1,4
−ブタンジアミン1.44gに、ジメチルホルムアミド
(DMF)2.0gを添加したものを、反応温度80℃
にて約20時間反応させる。反応終了後、ヘキサン約3
0mlを加え、イオン交換水にて洗浄、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒等低沸点物をエバポレーターにより
減圧留去すると、淡黄色透明な油状物がほぼ定量的に得
られた。 油脂分析結果(KOHmg/g): 全アミン価:計算値10.2、実測値12.7 この化合物は以下の構造を有するカチオン化シリコーン
重合体と考えられる。
【0147】
【化42】
【0148】赤外線吸収スペクトル(cm-1):298
0,2880,2830,2790,1478,142
0,1265,1100,1030,876,810,
710,695,675.
【0149】
【化43】
【0150】参考例3 片末端3−ジメチルアミノプロピル変性シリコーンと
1,3−ジブロモプロパン、N,N,N′,N′−テト
ラメチル−1,4−ブタンジアミンの反応(その−
2):参考例1で得た片末端3−ジメチルアミノプロピ
ル変性シリコーン10gと、1,3−ジブロモプロパン
2g及びN,N,N′,N′−テトラメチル−1,4−
ブタンジアミン1.2gをキシレン4g及びメチルセロ
ソルブ1.2gに溶解したものを、反応温度100℃で
約18時間反応させる。反応終了後、溶媒等低沸点物を
エバポレーターを用いて減圧留去した。次に、ヘキサン
約30mlを加え、イオン交換水にて洗浄、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒等低沸点物をエバポレーターに
より減圧留去すると、淡黄色透明な油状物がほぼ定量的
に得られた。 油脂分析結果(KOHmg/g): 全アミン価:計算値10.2、実測値12.9
【0151】赤外線吸収スペクトル(cm-1):297
0,2920,2825,2795,1450,141
8,1263,1095,1030,868,808,
710,690.
【0152】
【化44】
【0153】実施例1 表1に示す組成のヘアリンス剤を下記調製法により製造
し、これを下記試験方法により試験した。結果を表1に
示す。
【0154】調製法:70℃に加熱した精製水に、同温
度に加熱、溶解又は分散せしめた(A)〜(H)の混合
物を加え、撹拌して乳化させた後、更に撹拌しながら、
室温まで冷却し、ヘアリンス剤を得た。
【0155】試験方法:日本人女性の太め(約90μ)
の毛髪束20g(長さ15cm)をロットに巻き、市販の
パーマ剤でパーマ処理を行なった。この毛髪束に2gの
毛髪化粧料を均一に塗布し、次いで30秒間流水ですす
ぎ洗いをした。これをタオルを用いて乾燥した後、更に
ドライヤーで乾燥した。この時点で毛髪の状態の評価を
行なった。その後、毛髪束を恒温室(温度25℃、相対
湿度50%)に24時間放置し、再び毛髪の評価を行な
った。
【0156】評価は以下の基準に従った。 ◎:非常に良好である。 ○:良好である。 △:やや悪い。 ×:悪い。
【0157】
【表1】
【0158】
【化45】
【0159】実施例2 表2に示すヘアリンス剤を、下記調製法により調製し、
これを実施例1と同様に評価した。結果を表2に示す。
【0160】調製法:70℃まで加熱した精製水、防腐
剤、色素の混合物に同温度まで加熱溶解分散した混合物
を加え、撹拌して乳化させた後、撹拌しながら45℃ま
で冷却し香料を加えて、更に撹拌しながら室温まで冷却
して、目的とする組成物を得た。
【0161】
【表2】
【0162】
【化46】
【0163】実施例3 次に示す組成の毛髪化粧料を常法により調製した。
【0164】
【表3】 ヘアリンス: (%) ジメチルポリシロキサン(重合度50) 1.0 片末端アイオネン変性シリコーン(参考例2) 1.0 フィタントリオール 1.0 プロピレングリコール 3.0 ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0 ステアリルアルコール 3.0 ミリスチン酸イソトリドシル 0.2 メチルパラベン 0.1 ヒドロキシエチルセルロース (1%水溶液粘度8000cp) 0.4 香料 0.4 水 バランス
【0165】本発明品のヘアリンスは、乾燥時の平滑
性、柔軟性に優れ、サラサラ感、しっとり感が良好であ
りまた効果の持続性に優れていた。
【0166】
【表4】 ヘアトリートメント: (%) ジメチルポリシロキサン(重合度3300) 1.5 ジメチルポリシロキサン(重合度30) 5.0 片末端アイオネン変性シリコーン(参考例2) 1.5 ペンタエリスリトール・イソステアリル グリシジルエーテルの1モル付加体 3.0 ジエチレングリコールエチルエーテル 5.0 ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 2.0 ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド*1 1.0 セタノール 5.0 パルミチン酸イソプロピル 1.0 ポリオキシエチレンステアリルエーテル(S.E.O) 0.5 メチルパラベン 0.2 香料 0.5 水 バランス *1:炭素数12〜15の市販オキソ法合成アルコール
(ドバノール23とドバノール45との等量混合物、三
菱油化社製)に由来する分岐第四級アンモニウム塩で、
その分岐率は20%である。
【0167】本発明のヘアトリートメントは、平滑性、
柔軟性に優れ、しっとり感、サラサラ感が良好であっ
た。
【0168】
【表5】 コンディショニングムース: (%) ジメチルポリシロキサン(重合度3300) 0.5 ジメチルポリシロキサン(重合度40) 1.5 カチオン化シリコーン重合体(参考例2) 0.8 ペンタエリスリトール・イソステアリル グリシジルエーテルの1モルの付加体 1.0 グリセリン 2.5 パルミチン酸イソプロピル 2.5 2−ヘキシルデシルトリメチルアンモニウムクロリド 0.5 モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.2 95%エタノール 5.0 メチルパラベン 0.1 香料 0.1 LPG(4.0kg/cm2G、20℃) 10.0 水 バランス
【0169】本発明のコンディショニングムースは、平
滑性に優れ、パサつきのない、しっとり、サラサラした
良好な感触を示した。
【0170】
【表6】 スタイリングムース: (%) ジメチルポリシロキサン(重合度3300) 0.5 オクタメチルシクロテトラシロキサン 1.5 カチオン化シリコーン重合体(参考例2) 0.5 フィタントリオール 0.8 イソプレングリコール 0.5 2−ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.5 ポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル(E.O.=10) 0.5 プラサイズ L53P 8.0 エタノール 5.0 香料 0.2 色素 0.01 水 バランス LPG(4.0kg/cm2G、20℃) 10.0
【0171】本発明のスタイリングムースは、くし通り
性、平滑性に優れ、パサつきがなく、しっとり感、サラ
ッと感も良好であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)カチオン化シリコーン重合体 (B)1分子中に少なくとも1個の長鎖分岐アルキル基
    又はアルケニル基を有し、0〜50℃のいずれかの温度
    において水との混合物が液晶構造を保持する非イオン性
    両親媒性化合物を含有する毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(B)の非イオン性両親媒性化合物
    が、少なくとも3個の水酸基を有するものである請求項
    1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 (A)カチオン化シリコーン重合体が、
    次の一般式(2) 【化1】 〔式中、R4 、R5 、R6 、R7 及びR8 は同一又は異
    なって炭素数1〜12の置換基を有していてもよい炭化
    水素基、末端酸素原子にアルキル若しくはアシル基が置
    換していてもよいポリオキシアルキレン基又はポリシロ
    キサン基を示し、Aは 【化2】 (式中、R9 、R10、R12、R13、R15、R16、R18
    びR19は同一又は異なって炭素数1〜12の置換基を有
    していてもよい炭化水素基、末端酸素原子にアルキル若
    しくはアシル基が置換していてもよいポリオキシアルキ
    レン基又はポリシロキサン基を示し、R11、R14、R17
    及びR20は同一又は異なって炭素数1〜12の置換基を
    有していてもよい2価の炭化水素基を示し、X′はハロ
    ゲン原子を示す)で示される基を示し、Bはハロゲン原
    子、 【化3】 (ここでR21、R22、R23、R24、R25、R26及びR27
    は同一又は異なって炭素数1〜12の置換基を有してい
    てもよい炭化水素基、末端酸素原子にアルキル若しくは
    アシル基が置換していてもよいポリオキシアルキレン基
    又はポリシロキサン基を示し、X′はハロゲン原子を示
    し、fは1〜10の数を示し、gは0〜400の数を示
    す)で示される基を示し、cは0〜400の数を示し、
    dは1〜10の数を示し、eは1〜20の数を示す〕で
    表わされるシリコーン化合物である請求項1又は2記載
    の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 更に、(A)成分以外のシリコーン誘導
    体を含有する請求項1〜3のいずれかの項記載の毛髪化
    粧料。
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