JPH0751935Y2 - ディビジョンバーのシール構造 - Google Patents

ディビジョンバーのシール構造

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JPH0751935Y2
JPH0751935Y2 JP1990065241U JP6524190U JPH0751935Y2 JP H0751935 Y2 JPH0751935 Y2 JP H0751935Y2 JP 1990065241 U JP1990065241 U JP 1990065241U JP 6524190 U JP6524190 U JP 6524190U JP H0751935 Y2 JPH0751935 Y2 JP H0751935Y2
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JP
Japan
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division bar
frame
door
edge
glass
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JP1990065241U
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JPH0423519U (ja
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健二 加藤
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Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ドアフレームとディビジョンバーとの接合部
のシール構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、自動車のドア、特にリヤドアにおいては、第
5図に示すように、ドアフレーム(以下、単にフレーム
ともいう)2の開口部2aがドアガラス4を開閉可能な開
閉部Aとクォータガラス5がウエザストリップ6を介し
て嵌め込まれた嵌殺し部Bとに分割されたものがある。
この場合、上記開口部2aにディビジョンバー3が着脱可
能に縦設されて上記開閉部Aと嵌殺し部Bとに区画され
ることが一般的である。
そして、このディビジョンバー3のフレーム2側の取付
けに際しては、第6図に示すように、ディビジョンバー
3の室内側と室外側との両肩部と上記フレーム2との間
にシール部材10、10が挟み込まれて、雨水等が室内に侵
入しないようディビジョンバー3とフレーム2との接合
部がシールされていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記シール部材10、10ではディビジョン
バー3の組付け精度、あるいはフレーム2の建付け精度
等によっては、第7図に示すように、シール部材10とフ
レーム2との間に隙間11ができて、例えば高圧洗車をし
た場合には噴射された水が上記隙間11を経て室内に侵入
するという不具合がしばしば発生した。
本考案は、上記従来の不具合を解消すべくなされたもの
で、雨水等のみならず、高圧洗車をした場合であっても
確実に水の侵入を防ぐことのできるフレーム2とディビ
ジョンバー3との接合部のシール構造を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記従来の問題点を解決するため、ウエザス
トリップにはその上辺に沿って立上がり状にシール縁を
突設し、このシール縁にはさらにディビジョンバー側に
延出する張出し部を形成するとともに、該張出し部は前
記ディビジョンバーとドアフレームの垂下縁とで形成さ
れる空間部に挿入可能で、かつドアフレームの内周面
と、ガラスランの背面および前記ディビジョンバーの肩
部に挟着されたシール部材とに弾性圧接可能に形成され
て前記空間部を室内側と室外側とに遮断可能に構成した
ことに存する。
〔作用〕
本考案は、上記構成としたことにより、ウエザストリッ
プに一体状に張出し形成されたシール縁がさらにディビ
ジョンバー側に張り出して張出し部が形成されているの
でディビジョンバーとフレームの垂下縁とで形成される
空間部に挿入されてその上端辺がフレームの内周面に、
先端辺がガラスランの背面に、また下端部がシール部材
にそれぞれ弾性圧接されてディビジョンバーとフレーム
との接合部において、室内側を確実に遮蔽するよう作用
する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づいて
説明する。
図中2はドアフレームであって、その内周側にはドアガ
ラス4を摺動支持するガラスラン12およびクォータガラ
ス5の周縁に包着状に取り付けられるウエザストリップ
6を嵌着可能に嵌着溝13が形成されている。また、この
嵌着溝13の底面13aにはビス孔13bが貫設されている。
3はディビジョンバーであって、ドアフレーム2の開口
部2aを開閉可能な開閉部Aとクォータガラス5が嵌め込
まれた嵌殺し部Bとに区画するためにフレーム2とドア
パネル1との間に縦設されるもので、バー本体8とこの
バー本体8の上端側に溶着されるブラケット7とから構
成されている。
上記バー本体8は、鋼板が折曲されて断面略H型状に形
成され、対向する張出し縁8c、8cの両端には対向状に係
止突起8d、8dおよび8e、8eが形成されて、ウエブ8fの両
側には嵌着凹部8a、8bが形成されてなる。
また、ブラケット7は所定幅の帯状鋼板が折曲されて略
L字状に形成され、その一片の先端側が上記バー本体8
のウエブ8fに当接されて溶着され、他片の取付縁7aはバ
ー本体8の上端縁(肩部)8gから所定の距離l1だけさら
に上方に突出して、そのほぼ中央には所定径のネジ孔7b
が形成されてなる。
10、10はシール部材であって、例えば塩化ビニール等の
合成樹脂からなり、略直方体の箱体状に形成され、その
内側の側壁の中央には切込み凹部が形成されて前記バー
本体8の両肩部8g、8gに被せ状に取付け可能に形成され
ている。
12はガラスランであって、ゴム材等が引き抜き成形され
てなり、ドアガラス4の上下動を案内支持するためにフ
レーム2および上記ディビジョンバー3に沿って開閉部
Aの内周側に取り付けられるものである。
6はウエザストリップであって、ゴム材等が引き抜き成
形されてなり、クォータガラス5の周縁に包着状に取り
付けられるものである。
このウエザストリップ6は、第2図に示すようにクォー
タガラス5の外形形状にほぼ倣って略四辺形状に形成さ
れ、その上辺部の上面6aにはシール縁6bが立上がり状に
張出し形成されている。
このシール縁6bは、前記したブラケット7の取付け縁7a
がバー本体8の肩部8gから距離l1だけ上方にあることに
対応して、距離l1よりも若干大きい距離l2だけ上面6aか
ら張出し形成されている。
さらに、このシール縁6bはディビジョンバー3側にも延
出状に張り出して張出し縁6cが形成されている。この張
出し縁6cはディビジョンバー3側の端面6dから距離l3
け張出している。この距離l3は、ディビジョンバー3が
フレーム2に取り付けられてさらに前記ガラスラン12が
嵌着凹部8aに嵌着された際にこのガラスラン12の背面12
aにその先端縁6eが弾性圧接可能な距離である。
以上のように形成されたウエザストリップ6はクォータ
ガラス5の外周に対して包着状に取り付けられ、しかる
後にドアフレーム2の嵌殺し部Bに装着される。この
時、ウエザストリップ6の上辺はドアフレーム2の嵌着
溝13に嵌着され、シール縁6bの上端縁6fは上記嵌着溝13
の底面13aに弾性圧接されている。
このようにフレーム2にクォータガラス5が取り付けら
れた後に、ディビジョンバー3が取り付けられる。すな
わち、ウエザストリップ3の張出し縁6cがディビジョン
バー3のブラケット7に対して室外側に位置する状態で
嵌着凹部8bにウエザストリップ3の縦辺側が挿入されて
係止突起8e、8eによって上記縦辺が嵌着凹部8bに係着さ
れ、ブラケット7のネジ孔7bとフレーム2に形成された
ビス孔13bとを介してこのディビジョンバー3がフレー
ム2に締着される。
ここでディビジョンバー3の肩部8g、8gには、上記締着
に先立って、シール部材10、10が取り付けられており、
ビス14が締め上げられるに伴って、このシール縁10、10
はフレーム2の両垂下縁13c、13dに弾性圧接され、ディ
ビジョンバー3の肩部8g、8gと垂下縁13c、13dとの間に
挟着状に取り付けられてディビジョンバー3が接合され
ている。
またこの時、上記張出し縁6cの上端縁6fはフレーム2の
底面13aに(第3図中(イ)部)、下端縁6gの室外側は
上記室外側のシール部材10の室内側側面に(第3図中
(ロ)部)それぞれ弾性圧接されている。
以上のようにディビジョンバー3がフレーム2に接合さ
れた後にガラスラン12が取り付けられる。
このガラスラン12は、ドアガラス4の前後端および上端
の三方に対応して、フレーム2の嵌着溝13およびディビ
ジョンバー3の嵌着凹部8aに沿って嵌め込まれて、それ
ぞれの係止突起、ディビジョンバー3側では係止突起8
d、8dに係止されて取り付けられる。
このようにしてガラスラン12が取り付けられたときに
は、上記ウエザストリップ3の張出し縁6cの先端縁6eは
このガラスラン12の背面12aに弾性圧接されている(第
4図中(ハ)部)。
なお、ディビジョンバー3の下部側の取付けについては
説明を要しないので省略した。
本実施例は以上のように構成したものであり、ドアフレ
ーム2にウエザストリップ6が取り付けられたクォータ
ガラス5とディビジョンバー3とガラスラン12とが組み
込まれた際には、上記ウエザストリップ6に形成された
張出し縁6cがディビジョンバー3のブラケット7に対し
て室外側に位置して、その上端縁6fがフレーム2の底面
13aに、先端縁6eがガラスラン12の背面12aに、下端縁6g
の外側面が室外側のシール部材10の室内側の側壁にそれ
ぞれ弾性圧接され、ディビジョンバー3とフレーム2と
の接合部において室内側を完全に遮蔽しているので、た
とえシール部材10、10とフレーム2の垂下縁13c、13dと
の間に隙間11がある場合であっても、さらに高圧洗車を
する場合であっても、室内にまで水が侵入することはな
いものである。
〔考案の効果〕
本考案は、上記構成としたことにより、ディビジョンバ
ーとフレームとの接合部はシール部材に加えてウエザス
トリップに一体形成された張出し縁が室内側を遮蔽して
いるので、ディビジョンバーの組付け精度、あるいはド
アフレームの建付け精度等に影響されることなく、たと
え高圧洗車をした場合であっても、室内にまで水が侵入
することは確実に防止される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例に関し、第1図は
接合部の分解斜視図、第2図はウエザストリップの全体
図、第3図は第1図のIII−III線断面図、第4図は第1
図のIV矢視図であり、第5図はドアの全体図、第6図は
第5図のVI−VI線断面図、第7図は第6図のVII部拡大
図である。 2……ドアフレーム、13……嵌着溝 A……開閉部、B……嵌殺し部 3……ディビジョンバー 4……ドアガラス、5……クォータガラス 6……ウエザストリップ 7……ブラケット 8……バー本体、8a、8b……嵌着凹部 10……シール部材、11……隙間 12……ガラスラン、12a……背面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアフレームの開口部をドアガラスがガラ
    スランに摺動支持されて開閉可能な開閉部とクォータガ
    ラスがウエザストリップを介して嵌め込まれる嵌殺し部
    とに区画するために前記ドアフレームとドアパネルとの
    間に着脱可能に縦設されるディビジョンバーと前記ドア
    フレームとの接合部のシール構造であって、 前記ウエザストリップにはその上辺に沿って立上がり状
    にシール縁を突設し、このシール縁にはさらに前記ディ
    ビジョンバー側に延出する張出し部を形成するととも
    に、該張出し部は前記ディビジョンバーとドアフレーム
    の垂下縁とで形成される空間部に挿入可能で、かつドア
    フレームの内周面と、前記ガラスランの背面および前記
    ディビジョンバーの肩部に挟着されたシール部材とに弾
    性圧接可能に形成されて前記空間部を室外側と室内側と
    に遮断可能に構成したディビジョンバーのシール構造。
JP1990065241U 1990-06-20 1990-06-20 ディビジョンバーのシール構造 Expired - Lifetime JPH0751935Y2 (ja)

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JPH0423519U JPH0423519U (ja) 1992-02-26
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JP4810337B2 (ja) * 2006-07-11 2011-11-09 トヨタ自動車株式会社 ディビィジョンバー構造
JP5004014B2 (ja) * 2007-07-24 2012-08-22 スズキ株式会社 車両用ドアのシール構造
JP5926174B2 (ja) * 2012-12-14 2016-05-25 トヨタ自動車株式会社 ディビジョンバー取付構造
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