JPH0751717B2 - 石けん組成物 - Google Patents
石けん組成物Info
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- JPH0751717B2 JPH0751717B2 JP2042194A JP4219490A JPH0751717B2 JP H0751717 B2 JPH0751717 B2 JP H0751717B2 JP 2042194 A JP2042194 A JP 2042194A JP 4219490 A JP4219490 A JP 4219490A JP H0751717 B2 JPH0751717 B2 JP H0751717B2
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- Japan
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- weight
- soap
- foam
- acid
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、泡の持続性にすぐれた石けん組成物に関する
ものである。
ものである。
浴用石けんやボディシャンプーなどの皮膚洗浄剤に求め
られる一般的な性質や性能のうちで、起泡力と泡のキメ
の細かさ及び泡の持続性は泡性能として把えられる特に
大切な性能である。
られる一般的な性質や性能のうちで、起泡力と泡のキメ
の細かさ及び泡の持続性は泡性能として把えられる特に
大切な性能である。
洗浄活性基剤としてたとえばオレイン酸等の高級脂肪酸
のアルカリ塩いわゆる石けんを含有する組成物にあって
もその泡性能が大きな関心事であることに変りはない。
のアルカリ塩いわゆる石けんを含有する組成物にあって
もその泡性能が大きな関心事であることに変りはない。
従来、オレイン酸塩を含有する石けん組成物の泡性能を
改善する試みは種々なされてきた。これら泡性能のうち
で起泡力と泡のキメの細かさの改善は比較的容易であっ
て、例えば石けん原料の油脂を各種組合せて石けん中の
構成脂肪酸塩の分布を適当なものにするとか、脂肪酸や
高級アルコール等の添加剤の配合により行なうことが可
能である。
改善する試みは種々なされてきた。これら泡性能のうち
で起泡力と泡のキメの細かさの改善は比較的容易であっ
て、例えば石けん原料の油脂を各種組合せて石けん中の
構成脂肪酸塩の分布を適当なものにするとか、脂肪酸や
高級アルコール等の添加剤の配合により行なうことが可
能である。
しかし、泡性能のうちで泡の持続性の改善はより困難な
課題であると言われる。例えば、泡の持続性を高める方
法としてメチルセルロースや、カルボキシメチルセルロ
ース等の水溶性高分子や、ポリエチレングリコールや、
ポリグリセリン等の高分子ポリオールを添加することが
知られているが、これらの高分子化合物の添加によって
も、その泡の持続性向上効果には限界があり、未だ満足
すべきものではない。
課題であると言われる。例えば、泡の持続性を高める方
法としてメチルセルロースや、カルボキシメチルセルロ
ース等の水溶性高分子や、ポリエチレングリコールや、
ポリグリセリン等の高分子ポリオールを添加することが
知られているが、これらの高分子化合物の添加によって
も、その泡の持続性向上効果には限界があり、未だ満足
すべきものではない。
このようにオレイン酸塩を含有する石けん組成物におけ
る泡の持続性は、起泡性及び泡のきめ細さと並んで、重
要な泡性能の一つであり、特に浴用石けんやボディシャ
ンプーにおいては、高い泡の持続性が要望されている
が、泡の持続性を満足しうる石けん組成物は未だ知られ
ていない。
る泡の持続性は、起泡性及び泡のきめ細さと並んで、重
要な泡性能の一つであり、特に浴用石けんやボディシャ
ンプーにおいては、高い泡の持続性が要望されている
が、泡の持続性を満足しうる石けん組成物は未だ知られ
ていない。
本発明は、泡の持続性を著しく向上させたオレイン酸塩
を含有する石けん組成物を提供することをその課題とす
る。
を含有する石けん組成物を提供することをその課題とす
る。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、エライジン酸塩の添加が、オレイン酸塩を含有す
る石けん組成物の泡の持続性を著しく向上させることを
見出し、本発明を完成するに至った。
結果、エライジン酸塩の添加が、オレイン酸塩を含有す
る石けん組成物の泡の持続性を著しく向上させることを
見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、オレイン酸塩を含有する石
けん組成物において、該組成物中にエライジン塩酸を配
合すると共にエライジン酸塩とオレイン酸塩の重量比を
ナトリウム塩換算で、5/95〜70/30としたことを特徴と
する石けん組成物が提供される。
けん組成物において、該組成物中にエライジン塩酸を配
合すると共にエライジン酸塩とオレイン酸塩の重量比を
ナトリウム塩換算で、5/95〜70/30としたことを特徴と
する石けん組成物が提供される。
本発明で石けん組成物の泡の持続性を高めるための添加
剤として用いるエライジン酸塩は、炭素数18の脂肪酸塩
で、二重結合を１個含有するトランス型構造を有するオ
レイン酸塩の幾何異性体である。エライジン酸塩の種類
としては、ナトリウム塩や、カリウム塩等のアルカリ金
属塩の他、トリエタノールアミン塩等が挙げられる。エ
ライジン酸塩の添加量は、石けん組成物中に含まれるオ
レイン酸塩の量に対応して決められ、エライジン酸塩
（Ａ）とオレイン酸塩（Ｂ）との重量比A/Bが、ナトリ
ウム塩換算で、5/90〜70/30、好ましくは10/90〜50/50
の範囲になるように配合する。エライジン酸塩の配合量
が前記範囲より少ないと、泡の持続性向上効果が十分で
はなく、一方、前記範囲より多くなると、起泡性が損わ
れる傾向があるので好ましくない。
剤として用いるエライジン酸塩は、炭素数18の脂肪酸塩
で、二重結合を１個含有するトランス型構造を有するオ
レイン酸塩の幾何異性体である。エライジン酸塩の種類
としては、ナトリウム塩や、カリウム塩等のアルカリ金
属塩の他、トリエタノールアミン塩等が挙げられる。エ
ライジン酸塩の添加量は、石けん組成物中に含まれるオ
レイン酸塩の量に対応して決められ、エライジン酸塩
（Ａ）とオレイン酸塩（Ｂ）との重量比A/Bが、ナトリ
ウム塩換算で、5/90〜70/30、好ましくは10/90〜50/50
の範囲になるように配合する。エライジン酸塩の配合量
が前記範囲より少ないと、泡の持続性向上効果が十分で
はなく、一方、前記範囲より多くなると、起泡性が損わ
れる傾向があるので好ましくない。
石けん組成物にエライジン酸塩を配合する方法として
は、原料の石けん基剤にエライジン酸塩を直接添加混合
する方法の他、アルカリを用いる石けん基剤の製造時
に、エライジン酸又はリノール酸基を含む酸又はエステ
ルの一部水素添加によって得られるエライジン酸混合物
あるいはそれらの塩もしくはエステルを添加する方法等
がある。石けん基材の製造時にエライジン酸又はそのエ
ステルを加える方法では、添加したエライジン酸又はエ
ライジン酸エステルは、石けん基剤製造時のアルカリと
反応してエライジン酸塩に変換され、エライジン酸塩を
含む石けん基剤が得られる。
は、原料の石けん基剤にエライジン酸塩を直接添加混合
する方法の他、アルカリを用いる石けん基剤の製造時
に、エライジン酸又はリノール酸基を含む酸又はエステ
ルの一部水素添加によって得られるエライジン酸混合物
あるいはそれらの塩もしくはエステルを添加する方法等
がある。石けん基材の製造時にエライジン酸又はそのエ
ステルを加える方法では、添加したエライジン酸又はエ
ライジン酸エステルは、石けん基剤製造時のアルカリと
反応してエライジン酸塩に変換され、エライジン酸塩を
含む石けん基剤が得られる。
石けん基剤は、従来公知の方法に従って製造することが
できる。例えば、牛脂、豚脂、鯨脂、魚脂などに代表さ
れる動物油脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、大豆
油、オリーブ油、綿実油等に代表される植物性油脂等の
各単独ないし混合物をアリカリ等でけん化するか、ある
いは種々の脂肪酸をアルカリ等で中和することによって
製造することができる。石けん基剤中に含まれるオレイ
ン酸塩の量は、通常、20〜40重量％程度である。
できる。例えば、牛脂、豚脂、鯨脂、魚脂などに代表さ
れる動物油脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、大豆
油、オリーブ油、綿実油等に代表される植物性油脂等の
各単独ないし混合物をアリカリ等でけん化するか、ある
いは種々の脂肪酸をアルカリ等で中和することによって
製造することができる。石けん基剤中に含まれるオレイ
ン酸塩の量は、通常、20〜40重量％程度である。
本発明の石けん組成物においては、エライジン酸塩とと
もに、従来公知の種々の補助成分を配合することができ
る。このような成分としては、香料、EDTA、エタン−１
−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸又はそのアルカリ金
属塩等の安定剤が挙げられる。また、洗浄力をさらに高
めるために石けん基剤とは別の他の界面活性剤を本発明
の組成物に添加することもできる。そのような界面活性
剤としては、例えば、α−スルホ脂肪酸エステル、イセ
チオン酸エステル、アルキルアリールスルホン酸、アル
コール硫酸エステル、アルコールエトキシレートの硫酸
エステル、オレフィンスルホン酸、パラフィンスルホン
酸、Ｎ−アシルグルタミン酸及びそれらのエステルや塩
類、さらにはアルキルベタイン、アルキルスルホベタイ
ン等を挙げることができる。
もに、従来公知の種々の補助成分を配合することができ
る。このような成分としては、香料、EDTA、エタン−１
−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸又はそのアルカリ金
属塩等の安定剤が挙げられる。また、洗浄力をさらに高
めるために石けん基剤とは別の他の界面活性剤を本発明
の組成物に添加することもできる。そのような界面活性
剤としては、例えば、α−スルホ脂肪酸エステル、イセ
チオン酸エステル、アルキルアリールスルホン酸、アル
コール硫酸エステル、アルコールエトキシレートの硫酸
エステル、オレフィンスルホン酸、パラフィンスルホン
酸、Ｎ−アシルグルタミン酸及びそれらのエステルや塩
類、さらにはアルキルベタイン、アルキルスルホベタイ
ン等を挙げることができる。
さらに皮膚への残油効果を調整するために、一般に知ら
れている過脂肪剤や種々の皮膚保護剤を配合することも
できる。それらの具体例としては、スクワレン、スクワ
ラン、オレフィンオリゴマー、ワックス、ワセリン、鉱
油等の炭化水素；ステアリン酸、イソステアリン酸、オ
レイン酸、リシノール酸、パルミチン酸、ミリスチン
酸、ベヘン酸等の脂肪酸；各種グリセライド、シュガー
エステル、ラノリン、イソプロピルミリステート、イソ
プロピルパルミテート、イソブチルステアレート等の脂
肪酸エステル；セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコールなどの脂肪族アルコール；グリ
セリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリオール類；アルコールや脂肪酸のエトキ
シレート；ジメチルシリコーン等のシリコーン類；その
他各種の蛋白及び蛋白誘導体；ビタミン類等を挙げるこ
とができる。
れている過脂肪剤や種々の皮膚保護剤を配合することも
できる。それらの具体例としては、スクワレン、スクワ
ラン、オレフィンオリゴマー、ワックス、ワセリン、鉱
油等の炭化水素；ステアリン酸、イソステアリン酸、オ
レイン酸、リシノール酸、パルミチン酸、ミリスチン
酸、ベヘン酸等の脂肪酸；各種グリセライド、シュガー
エステル、ラノリン、イソプロピルミリステート、イソ
プロピルパルミテート、イソブチルステアレート等の脂
肪酸エステル；セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコールなどの脂肪族アルコール；グリ
セリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリオール類；アルコールや脂肪酸のエトキ
シレート；ジメチルシリコーン等のシリコーン類；その
他各種の蛋白及び蛋白誘導体；ビタミン類等を挙げるこ
とができる。
さらにまた、本発明の石けん組成物には、その使用目的
に応じて、色素、香料の他、EDTA、EHDP、BHT等の安定
化剤や、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウム等
の消炎剤、2,4,4′−トリクロロ−２′−ヒドロキシジ
フェニルエーテル、3,4,4′−トリクロロカルバニリド
（TCC）、安息香酸等の殺菌剤を添加することができ
る。
に応じて、色素、香料の他、EDTA、EHDP、BHT等の安定
化剤や、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウム等
の消炎剤、2,4,4′−トリクロロ−２′−ヒドロキシジ
フェニルエーテル、3,4,4′−トリクロロカルバニリド
（TCC）、安息香酸等の殺菌剤を添加することができ
る。
上述した成分を用いて石けん組成物を製造する方法とし
ては、従来公知の方法を採用することができ、通常石け
ん基剤に所要成分をミキサーで均一に混合し、ロール又
はプロッターを用いて押出し、型打ちする方法、あるい
は石けんに、糖類や、多価アルコール、エタノール、水
を配合し、さらに各配合成分を加え、70ないし80℃に加
熱して均一な透明石けん液とした後、固化枠に流し込
み、冷却固化して切断し、乾燥した後型打ちする方法等
が採用される。
ては、従来公知の方法を採用することができ、通常石け
ん基剤に所要成分をミキサーで均一に混合し、ロール又
はプロッターを用いて押出し、型打ちする方法、あるい
は石けんに、糖類や、多価アルコール、エタノール、水
を配合し、さらに各配合成分を加え、70ないし80℃に加
熱して均一な透明石けん液とした後、固化枠に流し込
み、冷却固化して切断し、乾燥した後型打ちする方法等
が採用される。
本発明の石けん組成物は、エライジン酸塩を特定割合含
有させたことにより、従来の石けん組成物に比較して、
泡の持続性効果において著しく向上したものであり、特
に浴用石けんやボディシャンプーとして好適のものであ
る。本発明の石けん組成物は、固形状の他、粉末状ある
いは液状で適用することができる。
有させたことにより、従来の石けん組成物に比較して、
泡の持続性効果において著しく向上したものであり、特
に浴用石けんやボディシャンプーとして好適のものであ
る。本発明の石けん組成物は、固形状の他、粉末状ある
いは液状で適用することができる。
以下に本発明の実施例を示し、本発明の効果をより具体
的に説明する。最初に、実施例で採用した評価方法につ
いて説明する。
的に説明する。最初に、実施例で採用した評価方法につ
いて説明する。
（泡の持続性） 試験品を20名のパネラーの手洗いよる官能試験に供し、
その試験結果をエライジン酸塩を含まない単品（標準
品）についての結果と比較し、次の基準で評価した。
その試験結果をエライジン酸塩を含まない単品（標準
品）についての結果と比較し、次の基準で評価した。
3:標準品と比較して泡の持続性が非常に良い 2:標準品と比較して泡の持続性がやや良い 1:標準品と比較して泡の持続性が変わらない 0:標準品と比較して泡の持続性が悪い 上記の結果から20名の平均評価点を求め、更に次の基準
で評価した。
で評価した。
◎:2.5以上 ○:2以上2.5未満 △:1以上２未満 ×:1未満 実施例１ 牛脂80重量部とヤシ油20重量部の混合物を水酸化ナトリ
ウムと反応させて得た混合脂肪酸ナトリウム塩を石けん
基剤とし、これに表−１に示す割合でエライジン酸ナト
リウムを配合し、さらに、補助成分として、香料を1.1
重量％、EDTAを0.2重量％、二酸化チタンを0.2重量％の
割合で配合して石けん組成物を得た。
ウムと反応させて得た混合脂肪酸ナトリウム塩を石けん
基剤とし、これに表−１に示す割合でエライジン酸ナト
リウムを配合し、さらに、補助成分として、香料を1.1
重量％、EDTAを0.2重量％、二酸化チタンを0.2重量％の
割合で配合して石けん組成物を得た。
次に、この組成物についてその泡の持続性を評価し、そ
の結果を表−１に示す。
の結果を表−１に示す。
実施例２ 牛脂60重量部とヤシ油40重量部の混合物を水酸化ナトリ
ウムと反応させて得た混合脂肪酸ナトリウムを石けん基
剤とし、これに表−２に示す割合でエライジン酸ナトリ
ウムを配合し、さらに香料を1.3重量％、EDTAを0.2重量
％、二酸化チタンを0.2重量％の割合で配合して石けん
組成物を得た。
ウムと反応させて得た混合脂肪酸ナトリウムを石けん基
剤とし、これに表−２に示す割合でエライジン酸ナトリ
ウムを配合し、さらに香料を1.3重量％、EDTAを0.2重量
％、二酸化チタンを0.2重量％の割合で配合して石けん
組成物を得た。
この石けん組成物について、その泡の持続性を評価し、
その結果を表−２に示す。
その結果を表−２に示す。
実施例３ パーム油50重量部とヤシ油50重量部との混合物を水酸化
ナトリウムと反応させて得た混合脂肪酸ナトリウム塩を
石けん基剤とし、その100重量部にエライジン酸カリウ
ム６重量部を配合した。この配合物中のエライジン酸塩
とオレイン酸塩との重量比は、ナトリウム塩換算で、18
/82であった。
ナトリウムと反応させて得た混合脂肪酸ナトリウム塩を
石けん基剤とし、その100重量部にエライジン酸カリウ
ム６重量部を配合した。この配合物中のエライジン酸塩
とオレイン酸塩との重量比は、ナトリウム塩換算で、18
/82であった。
次に、前記配合物92.25重量部に、2,4,4′−トリクロロ
−２−ヒドロキシジフェニルエーテル0.2重量部、アラ
ントイン0.2重量部、ポリエチレングリコール（分子量4
00）1.0重量部、パルミチン酸5.0重量部、EHDP0.3重量
部、EDTA0.05重量部及び香料1.0重量部を配合して石け
ん組成物を得た。このものは、良好な泡の持続性を示す
ことが確認された。
−２−ヒドロキシジフェニルエーテル0.2重量部、アラ
ントイン0.2重量部、ポリエチレングリコール（分子量4
00）1.0重量部、パルミチン酸5.0重量部、EHDP0.3重量
部、EDTA0.05重量部及び香料1.0重量部を配合して石け
ん組成物を得た。このものは、良好な泡の持続性を示す
ことが確認された。
実施例４ 石けん基剤として、エライジン酸ナトリウム７重量％を
含む各種脂肪酸ナトリウム混合物を用いた。この混合物
中に含まれるエライジン酸ナトリウムとオレイン酸ナト
リウムの重量比は7/22であった。また、この混合物中の
脂肪酸構成成分の重量比は、ナトリウム塩換算で、炭素
数12の脂肪酸:29重量％、炭素数14の脂肪酸:10重量％、
炭素数16の脂肪酸:28重量％、炭素数18の脂肪酸:33重量
％（エライジン酸:7重量％、オレイン酸:22重量％、そ
の他:4重量％）であった。
含む各種脂肪酸ナトリウム混合物を用いた。この混合物
中に含まれるエライジン酸ナトリウムとオレイン酸ナト
リウムの重量比は7/22であった。また、この混合物中の
脂肪酸構成成分の重量比は、ナトリウム塩換算で、炭素
数12の脂肪酸:29重量％、炭素数14の脂肪酸:10重量％、
炭素数16の脂肪酸:28重量％、炭素数18の脂肪酸:33重量
％（エライジン酸:7重量％、オレイン酸:22重量％、そ
の他:4重量％）であった。
前記のエライジン酸塩を含む石けん基剤88.5重量部に、
カルボキシメチルセルロース1.0重量部、グリセリン2.0
重量部、パルミチン酸5.0重量部、ヤシ油脂肪酸2.0重量
部、EHDP0.3重量部、EDTA0.05重量部、香料1.2重量部を
配合して石けん組成物を得た。このものは、すぐれた泡
の持続性を有することが確認された。
カルボキシメチルセルロース1.0重量部、グリセリン2.0
重量部、パルミチン酸5.0重量部、ヤシ油脂肪酸2.0重量
部、EHDP0.3重量部、EDTA0.05重量部、香料1.2重量部を
配合して石けん組成物を得た。このものは、すぐれた泡
の持続性を有することが確認された。
実施例５ ヤシ油脂肪酸カリウムとミリスチン酸カリウムとオレイ
ン酸カリウムとエライジン酸カリウムとの混合物（重量
比＝5:5:10:5）からなる高級脂肪酸石けん基剤20重量％
と、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド1.0重量％、プロ
ピレングリコール5.0重量％、エデト酸−4Na 0.1重量
％、2,4,4′−トリクロロ−２−ヒドロキシジフェニル
エーテル0.2重量％、香料1.0重量％及び残部精製水から
なるボディシャンプー組成物を調製し、その泡性能を評
価したところ、この場合にもすぐれた泡の持続性が得ら
れることが確認された。
ン酸カリウムとエライジン酸カリウムとの混合物（重量
比＝5:5:10:5）からなる高級脂肪酸石けん基剤20重量％
と、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド1.0重量％、プロ
ピレングリコール5.0重量％、エデト酸−4Na 0.1重量
％、2,4,4′−トリクロロ−２−ヒドロキシジフェニル
エーテル0.2重量％、香料1.0重量％及び残部精製水から
なるボディシャンプー組成物を調製し、その泡性能を評
価したところ、この場合にもすぐれた泡の持続性が得ら
れることが確認された。
Claims (1)
- 【請求項１】オレイン酸塩を含有する石けん組成物にお
いて、該組成物中にエライジン塩酸を配合すると共にエ
ライジン酸塩とオレイン酸塩の重量比をナトリウム塩換
算で、5/95〜70/30としたことを特徴とする石けん組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042194A JPH0751717B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 石けん組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042194A JPH0751717B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 石けん組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03244699A JPH03244699A (ja) | 1991-10-31 |
| JPH0751717B2 true JPH0751717B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=12629202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2042194A Expired - Lifetime JPH0751717B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 石けん組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751717B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101541940A (zh) * | 2006-11-10 | 2009-09-23 | 荷兰联合利华有限公司 | 使用反式脂肪酸结构化的皂条 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3274119A (en) * | 1963-03-01 | 1966-09-20 | Lever Brothers Ltd | Transparent soap bar |
| JPS58208400A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-12-05 | ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ | 石鹸含有洗剤配合物の加工方法およびその装置 |
| JPS6059960A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-06 | Alps Electric Co Ltd | ブラシレスモ−タにおけるブラケツト板形成方法 |
| JPS6059959A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-06 | Alps Electric Co Ltd | ブラシレスモ−タにおけるコイル係着機構およびその形成方法 |
| JPS63170498A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-07-14 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 石鹸組成物 |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP2042194A patent/JPH0751717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3274119A (en) * | 1963-03-01 | 1966-09-20 | Lever Brothers Ltd | Transparent soap bar |
| JPS58208400A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-12-05 | ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ | 石鹸含有洗剤配合物の加工方法およびその装置 |
| JPS6059960A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-06 | Alps Electric Co Ltd | ブラシレスモ−タにおけるブラケツト板形成方法 |
| JPS6059959A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-06 | Alps Electric Co Ltd | ブラシレスモ−タにおけるコイル係着機構およびその形成方法 |
| JPS63170498A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-07-14 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 石鹸組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03244699A (ja) | 1991-10-31 |
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