JPH07504630A - 回転機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 回転機構 本発明は、回転機構に関し、特に自動車の座席が前進し、座席の乗客が座席が所 定の位置に配置される位置から座席の提示位置またはドアの敷居を越える位置に 移動すると同時にドア、ドアピラーまたはそれと同様なものと衝突することを避 けることができるように自動車用座席を回転することができる回転機構に関する 。

自動車の座席を例として本発明を例示するが、同じ機構は、家具、器具、農業機 器及び地上移動機械のような他の適用にも等しく適用可能であることを理解すべ きである。また、本発明は、救急車の機構に適用することができ、浴槽またはそ れと同様なものに身障者が接近するために、これら及び他の適用を本発明に組み 込むことができる。

運転手であれ乗客であれ、自動車の内の人間は、身体的な障害を有すると言う事 実ににもかかわらず入口及び出口に接近することができるようにする機構がこれ まで提案された。

これらの従来の装置においては、結局は、それが従来のように配置される位置か ら、少なくとも座席の前縁が自動車のドアの敷居を越えて伸びる位置に座席が移 動可能である。

これまで提案した機構は、基本的に比較的複雑であり、使い勝手が悪く、通常、 摺動時に２つの方向に移動する必要がある。これらの構造は、それらがスライド して片持ちぼりで支持された座席を離れたとき、壊れやすい、またそれらは、非 常に複雑で高価である。

本発明の目的は、移行及び回転運動の双方を行うのに有効に作用する回転機構で あって、構造において高低があるが、製造上経済的であり、特に、自動車の座席 またはそれと同様なものものと共に使用する機構を提供することである。

本発明は、広い概念において、一端部に隣接したピボットの周りで回転可能な第 １のアームと、第１のアームの他端に隣接したピボットで第１のアームに旋回可 能に接続された第２のアームと、第１のピボットから間隔を置いた所定の位置で 第２ののアームで接続されたピボットの周りで回転する上方プレートと、第１の アームが旋回する表面に第２のアームを連結する手段と、第１のアームに上方プ レートを接続する第２のリンクとを有し、それにより第１のアームの回転運動時 に上方プレートを移動し回転するようになっている回転機構を有する。

本発明の１つの好ましい形態において、移動は、一定の半径の円形の通路に従い 、必要とされる動きの回転は、９０°台である。

移行の範囲及び回転の度合いは、ある制限内で変化する。

また、本発明は、本発明の回転機構を有する自動車座席であって、座席は、座席 が自動車の座席の正常な位置にある第１の位置と、少なくともその前縁が自動車 のドアを越えて伸びており、座席がドアに関して外側を向いている第２の位置と の間で可動である自動車座席を存する。

本発明が一層容易に理解されるように、付属図面を参照して、本発明の一つの特 殊な実施例と、この実施例に対して修正可能なある実施例とを説明しよう。

図１は、座席が通常の使用位置にあるとき、自動車の乗客座席に関連して説明す る機構の平面図である。

図２は、一部が移動した図１の機構の平面図である。

図３は、全体が移動した位置にある第１図の機能の平面図である。

図４は、自動車の座席に関連する機構で図３に示す位置にある図面であり、座席 組立体の場所、自動車のフロア上の機構の場所及び固定装置を示す図面である。

図５は、図４の部分の拡大図である。

図６は、図５の線６−６に沿った断面図である。

本機構は、底部プレート３を有し、この底部プレート３は、好ましい実施例にお いて、サブフレーム１０２によって自動車のフロアに接続されるようになってお り、必要な高さを形成する。サブフレーム１０２は、ボルトによって、または他 の方法で自動車本体に接続されている。

本機構は、サブフレーム１０２を使用することによって、広範な自動車に使用す ることができる。

図示したように、プレート３は、正方形または矩形のプレートである。

プレート３に接続されたピボット２に第１のアーム１が取り付けられており。

これは、必要とされる材料で、どのような形状にも製造することができる。

図示したように、それは、幾分亜鈴形であり、これは、もし、軸受は軌道がプレ ート３とアームｌとの間に接続されているならば、好ましい形状である。

プレート３は、図示したように、弧状の溝３２を有し、アーム１は、対応する溝 １１を有する。玉軸受け１２は、２つの溝の間に配置され、プレートに関してア ームを支持し、その回転を可能にする。

また、アーム１の上方部分は、溝１５を備えており、この溝内にはボール溝１４ 用のボール軸受けが設けられており、ボール溝１４は、底部プレート３から軸１ ６の上方に伸びている軸受は部材１３と共に作用する。

このような構成によって、プレート３とアーム１の接触面の間にかなりの片持ち 負荷があるにもかかわらず、アームｌは、プレート３に関して容易に回転するこ とができる。

第２のアーム４は、ピボット２から所定の距離でアーム１に取り付けられている ピボット５によってアーム１に旋回可能に取り付けられている。

上方プレート６は、ピボット７によって第２のアーム４に旋回可能に接続されて おり、ピボット５及び７は所望の距離だけ離れている。

第２のアーム４とアーム１との相互接続及び上方プレート６と第２のアーム４と の相互接続は、図示したように、底部プレート３とアームｌとの接続方法と同じ である。すなわち、接続部材の内面に環状溝があり、この溝は、負荷を受けなが ら容易に回転することができる玉軸受けを受け、ピボット５及び７は下の部材に 関して部材の片持ちレバーの負荷を吸収するために玉軸受けまたは上溝を有する 。

実際には、第２のアーム４と上方プレート６の接続は、２つの前の接続に対向す る方向で行われるが、いずれの方向の負荷にも耐えることができる。

隣接する回転部材の間の軸受は構成の１つの特定な形態を説明したが、これらは 必要に応じて変更することができることを理解すべきである。

第１の連結部８は、ピボット８１によって底部プレート３に、ピボット８２によ って第２のアーム４の双方に旋回可能に接続される。上方プレート６は、第２の 連結部９によって第１のアームｌに旋回可能に接続されており、上方プレート６ への接続は、ピボット９１によって及び第１のアームｌへの接続は、ピボット９ ２で行われる。

アームとそれらのリンクの構成は、第１のアームが底部プレート３に関して回転 する時、第１のリンク８の場所のため、第２のアーム４がピボット５の周りで回 転されるようになっている。旋回点７は、底部プレート３に関して移行し始める 。

この移行が行われると同時に、上方プレート６は、第２のリンク９が上方プレー ト６の外側の移動を押さえるなから、回転する。

図示したように、特定の構成は、対称的であり、ピボット７の移動は、一定の半 径の円形の通路に従い、上方プレート６の回転は、下方プレート１の運動中、は ぼ９０°にわたって回転する。

この構成は、上方プレート６に接続されたシート組立体１００を最初の位置がら 自動車のドアの所定に位置に向けて前方及び外側に移動させると同時に、座席を ほぼ９０°回転させ、座席の乗客は、自動車の移動方向を向いた第１の正常な位 置から、それとほぼ直角な角度の第２の位置に向う。

この動きによって、座席は、移動の最初の部分の間に、ドアの敷居１０１を越え て前方に移動し、座席の少なくとも一部がドアの開口部を通って伸びるように、 外側に回転する。

逆に移動するときに、座席は、内側に移動し、次にそれがその最初の状態をとる まで、ピラー１０１の周りで後方に移動する。　−図４及び図５は、構成が自動 車の座席に関連する構成を示し、以下に説明する構成を示す。

このような座席は、障害を有する人に最も望ましく、障害者は、上述した第２の 位置にあるとき、車椅子から降り、座席に乗ることができ、座席を正常な運転ま たは乗客位置まで移動することができる。

必要な特定の構成及び動きに依存して、種々の部材及び連結器の長さ及びピボッ トの場所は、上述した場所とはかなり異なる組み合わされた動きを与えるように 変化することができる。動きは、円形よりむしろ楕円であり、動きの移動及び回 転成分は、広範に変化する。このような動きは、特定の適用において必要とされ る９例えば、ドアの敷居が、座席の前方に配置されるならば、それが、円弧状に 移動を開始する前及び回転を行う前に、かなり前方に座席を移動する必要がある 。

この機構の動きは、いずれかの部材の動きによって行われるが、通常、１次アー ムｌの正の動き、または上方プレート６の動きのいずれかによって行われる。

例えば、機構が自動車の座席に適用されるとき、この動きは、ある形態のラッチ ング機構が解放された後に、座席及び乗員を物理的に移動することによって達成 される。

機構に関連する自動車座席の組立体ｌＯＯを示す図４及び図５は、機構の駆動形 態及び固定機構の形態を示す。

この形態において、プレート３は、サブフレーム１０２の一方の側に接続され、 サブフレーム１０２は、ボルトまたはそれと同様なもの１０３によって自動車の フロアパンに接続され、フレーム１０２は、従来のシートレール組立体と同じ位 置をとる。

、次にこのシートレール１０４は、必要とされるサブ組立体１０５によって上方 プレート６に接続され、このサブ組立体１０５は、必要な接続を行うことができ る必要があり、座席１０５は、調整可能であるように従来の方法でレールに取り 付けられる。異なるサブ組立体１０５を提供することによって、異なる形態の座 席を同じ機構に接続することができる。

機構は、機構及びサブ組立体１０２及び１０５、正常な自動車座席と共に使用す るが、それが正常な高さにあるにもかかわらず十分に薄いものである。

組立体を固定するために、固定ビン１１０を設け、この固定ビン１１０は１図４ 及び図５に示すようにばね１１１によって正常時外側に伸びるように付勢され、 またビンの内端１１２には、可撓性ケーブルまたはそれと同様なもの１１３が接 続されている。このケーブルは、座席が正常な運転位置にあるとき、露出される 位置で座席の側面で終わっており、ハンドルまたはそれと同様なもの１１４は、 ケーブル１１３の動き及びビン１１０の動きを生じるように設けられる。

座席組立体１００において、ビンが通ることができる開口部またはそれと同様な ものがあり、座席がその正常な位置をとったとき、ビン１１０が解放されるまで 、座席がさらに動くことを防止する。座席がこの位置に到達したとき、追加的な 相互係合ラグを提供し、通常このような２つのラグは、自動車が事故にあったと きに力の伝達を行う。

ビン１１０が、傾斜した外端を有するか、または座席フレームが傾斜部を有する ので、座席がその正常な位置に達したとき、固定のための動きが自動的に行われ るようになっている。

固定ビンと関連して、ビンの端部１１２に一端１２７が接続されている第２の固 定部材１２０があり、この部材１２１は、ピボット１２１の周りで回転するよう になっている。

回転部材の自由端は、弧状部材１２３上の歯１２４と係合するように形成され、 弧状部材１２３は、第１のアーム１に接続されている。接続は、ナツトまたはス タッド１２５，１２６によって行うように示されている。

弧状部材は、部材ｌのピボット２の軸線の周りに弧状を形成している。

、　この構成は、座席が正常位置にあるとき、ハンドル１１４が作動してビン１ １Ｏがばね１１１に対向して内側に引かれ１部材１２０の下端をそのピボット１ ２１の周りで図５の方向から見て、時計回りに回転させる。この動きは、形成端 部１２２を弧状部材１２５のラチェツト歯１２４から外す。

回転中のある段階において、座席を固定する必要がある場合、ハンドル１１４を 解放するだけで、ばね１１１の影響によって、部材１２０は、ピボット１２１の 周りで回転し、その端部１２２は１部材１２３の歯１２４と係合し、座席を固定 する。さらにハンドルを操作することによって、座席を再び自由にすることがす なわち、座席を回転するために、ハンドル１１４は、機構を自由に操作できるよ うになっている。

この機構をモーターで駆動することも可能であり、これは１図示しないが、モー ターを第１のアームｌの回転を引き起こすように使用することが好ましい、これ は、アーム１がピボット２によって車体に接続されることが最も有利であり、ア ームの移動は、ピボットの周りで回転移動するだけである。

使用するモーターの形態及びその作用の形態は、モーターが電気、液圧または空 気圧であってもよいことを除いて詳細には説明しない。

ピボット２のアームｌの周縁は、ウオームホイールとして形成され、中にギヤの 歯を有し、モータは、駆動を行うためにウオームギヤまたは平歯車を備えていて もよい。

別の案として、この動きを行うためにリニアアクチュエータまたはねじを使用す ることができる。

このような構成において、モーターが作動している間、座席は移動するが、通常 モーターが停止しているときには、座席は所定の位置に固定されている。モータ ー駆動構成によって、アクチュエータ部材１２３と部材１２０は操作中にそのま まに残すか、或いは、これらは無視することができる。

必要ならば、モーターを使用する実施例において、駆動モータ用のスイッチは、 ハンドルがビン１１０を解放するように移動されるときに作動し、ビンが開放さ れ、スイッチが閉鎖される限りにおいて、第２の位置まで座席が自動的に移動さ れるようにしてもよい。

次にハンドル１１４は、反対の動きに作動されるスイッチにも関連し、座席を正 常位置に戻すように移動させるようにモーターを反対の方向に駆動する。

モーターを使用して実施するならば、座席が特定の方向の移動の制限値に到達し たときにモーターが非励磁とされるようにその動きの両端にリミットスイッチを 備えることが好ましい。

他の適用において、座席の極端な動きを防止する機械的な停止部を設けることが 好ましい。

座席が乗客の位置にある場合を説明したが、鏡像機構は、障害を持つ運転者が、 障害を持つ乗客と同等に満足して本発明の機構を組み込んだ座席を使用すること ができるように２等しく満足するように作用することを理解すべきである。また 、前述したように、身障者が自動車を容易に出るか、または入ることができるよ うに、自動車の座席に使用する機構を特別に説明したが、同様の機構は、移行及 び回転の組み合わせを必要とする他の適用に使用することができる。

例えば、いくつかの農業用重機及びエンジニアリング装置において、運転者用の スペースは、非常に制限され、運転者の乗り降りを容易にするタイプの自動車の 座席に関して、ここに述べたタイプの機構を使用することが望ましい。

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Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．一端部に隣接したピボットの周りで回転可能な第１のアームと、第１のアー ムの他端に隣接したピボットで第１のアームに旋回可能に接続された第２のアー ムと、第１のピボットから間隔を置いた所定の位置で第２ののアームで接続され たピボットの周りで回転する上方プレートと、第１のアームが旋回する表面に第 ２のアームを連結する手段と、第１のアームに上方プレートを接続する第２のリ ンクとを有し、それにより第１のアームの回転運動時に上方プレートを移動し回 転させるようになっている回転機構。
2. ２．移動は、湾曲した通路に従い、第１のアームの必要とされる動きの回転は、 ９０°台である請求項１に記載の機構。
3. ３．移動の程度及び回転の大きさは、ピボットの間隔及び連結部の長さを変化さ せることによって変えることができる請求項２に記載の機構。
4. ４．表面と第１のアーム、第１のアームと第２のアーム及び第２のアームと上方 プレートはその上の非対称的な負荷にもかかわらず容易に回転することができる ような方法で相互に接続されている請求項１乃至３のいずれか１項に記載の機構 。
5. ５．各対の部材は、玉軸受けを配置する同心にある補完的な環状溝と、玉軸受け または玉軌道を有する中央ピボットとを有する請求項４に記載の機構。
6. ６．有効な任意の位置に前記機構を固定する手段を有する請求項１乃至５のいず れか１項に記載の機構。
7. ７．前記機構は、電気．液圧または空気圧モーターによって駆動される請求項１ 乃至６のいずれか１項に記載の機構。
8. ８．座席は、座席が自動車の座席の正常な位置にある第１の位置と、少なくとも その前縁が自動車のドアを越えて伸びていて座席がドアに関して外側を向いてい る第２の位面との間で可動である請求項１乃至７のいずれか１項に記載の自動車 座席。
9. ９．座席を正常な位置に保持することができる固定手段を含む請求項８に記載の 自動車座席。
10. １０．座席が正常な位置にあるとき、固定機構は自動的に固定する請求項９に記 載の自動車座席。
11. １１．固定機構は、アームの一つまたは上方プレートに取り付けられ、モの一方 の側にラチェット歯を有する環状部材を有し、ラチェット歯は、ラチェット歯を 補完的するように形成された端部を有する部材に係合し、固定機構の作動時に作 用する請求項９または１０に記載の自動車座席。
12. １２．固定機構は、その正常な位置にあるとき、座席を配置するピンを含む請求 項９または１０に記載の自動車座席。
13. １３．固定機構の開放によって、自動車ドアが開放したとき、使用者に接近する ことができる請求項９乃至１２のいずれか１項に記載の自動車座席。
14. １４．モーターの制御によって、自動車のドアが開いたとき使用者に接近するこ とができる請求項１３に記載の自動車座席。
15. １５．固定機構の開放によってモーターを制御する請求項１２により限定された 請求項１３に記載の自動車座席。