JPH07503683A - ブレーキ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ブレーキ装置 従来の技術 請求項１の上位概念の特徴を有するブレーキ装置は既知であり、この既知のブレ ーキ装置においては車両の後輪におけるブレーキ圧力が、パルス作動弁により、 前輪ブレーキ圧力に比較されて既知の理想的なブレーキ圧力分配に対応する相関 関係を有するように供給される（ドイツ特許公開第３９０１９２３号）。

発明の利点 本発明においては、後軸のブレーキ圧力は車両の運動挙動の関数としてまた設置 されている制動力分配装置には無関係に供給される。この場合、カーブにおける ブレーキと直線走行におけるブレーキとは異なり、直線走行におけるブレーキで は滑りが増大すると後輪によってさらに強いブレーキ作動が与えられる。

図面により本発明の実施態様をさらに詳細に説明する。

図１において車輪における４つの速度センサがＳｌないしＳ４で示されている。

これらはブロック１に供給され、ブロック１は左前輪の速度信号ＶＶＬ、右前輪 の速度信号Ｖ　ｖ　Ｒ％左後輪の速度信号ＶＨＬおよび右後輪の速度信号Ｖ１４ Ｒから、信号： ■ＸＵ＝（■ｖＬ−■ｏＬ）−（■ｖｌｌ−ｖＨＬ）　およびＶＤ＝Ｖ、、、− ＶＨ，、。

を発生するが、ここでＶｖｍａｘは最も速い前輪の速度信号でありまたＶｌｌｍ ｌｍは最も遅い後輪の速度信号である。信号ＶＸＵはフィルタ２においてフィル タリングされ、ここでフィルタの時定数は車両減速度により制御可能であり、し かも車両減速度が増加するとき時定数が減少するように制御可能である。ここで 、車両はＡＢＳを備えておりまた車両減速度はＡＢＳにおいてたとえば基準速度 の勾配から得られるものと仮定する。フィルタリングされた信号ＶＸＧは比較器 ３に供給され、比較器３はこの信号を端子３′を介して供給される車両固有のし きい値ｖＸＧｓたとえば２ｋｍ／ｈと比較する。信号がこのしきい値を超えない ときに比較器３は信号ＳＡＦを発生する。発生された信号は、直線走行が存在す ることを示す。この信号はＡＢＳ７にも供給されてＡＢＳ制御アルゴリズム内で 考慮される。

ＡＢＳ７の減速度信号は掛算器４にも供給され、掛算器４は減速度信号を（端子 ４′を介して供給される）車両の固有値と掛算し、さらに直線走行信号が存在す るか（重み付は係数ａ＋）または存在しないか（重み付は係数ａ２）の関数とし て積の重み付けが行われるが、ここで重み付は係数はａｌ＞ａ２である（たとえ ばａ１＝１およびａ２＝２）。このようにして得られた掛算器４の出力信号は信 号ＶＤに対する比較値ＶＤ、を示す。信号ＶＤが信号値Ｖ　Ｄ　ｓを超えると比 較器５が信号を発生し、この信号により弁６が作動され、弁６はこのとき後軸に おけるブレーキ圧力をもはや上昇させない。後軸における車輪を個々に制御する 場合、弁６の代わりに両方の後輪ブレーキの大口弁を設けてもよい。弁６（また は複数の弁）は、直線走行の場合、カーブ走行の場合よりもより高い滑りにおい てのみ作動される。

フロントページの続き （７２）発明者　マイアー、トーマス ドイツ連邦共和国　７１６９１　フライベルク。

ツアイジクヴエーク　３ （７２）発明者　シュドレーレ、アルフレッドドイツ連邦共和国　７０７３６　 フェルバッハ。

ホルンベルクヴエーク　４

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．後輪ブレーキの作動のときに前輪ブレーキとは異なるブレーキ圧力が与えら れるところの自動車用ブレーキ装置において：最も速い前輪と最も遅い後輪との 速度差ＶＤが車両減速度の関数である比較値と比較され、比較値を超えたときに 後輪ブレーキにおける圧力上昇が阻止されることと；および 比較値は直線走行のときにカーブ走行のときより大きな値に選択されることとを 特徴とする自動車用ブレーキ装置。
2. ２．次の車輪速度差 ＶＸＵ＝（Ｖｖ１−ＶＨ２）−（Ｖｖ２−ＶＨ１）がしきい値を超えていないと きに直線走行が認識され、ここでＶｖは前輪の速度を、ＶＨは後輪の速度を示し また数字１および２は車両の左右の側を識別すること； を特徴とする請求項１のブレーキ装置。
3. ３．差ＶＸＬがフィルタリングされ、ここでフィルタの時定数が車両減速度の関 数であることを特徴とする請求項１または２のブレーキ装置。