JPH074725Y2 - 車両用灯具のカバー着脱構造 - Google Patents

車両用灯具のカバー着脱構造

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JPH074725Y2
JPH074725Y2 JP11322190U JP11322190U JPH074725Y2 JP H074725 Y2 JPH074725 Y2 JP H074725Y2 JP 11322190 U JP11322190 U JP 11322190U JP 11322190 U JP11322190 U JP 11322190U JP H074725 Y2 JPH074725 Y2 JP H074725Y2
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JP
Japan
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cover
housing
engagement
rear end
rib
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JP11322190U
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JPH0469802U (ja
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正典 佐藤
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用灯具に関するものであり、特に車室内
に配置されるハイマウントストップランプ等の車両用灯
具のカバー着脱構造に改良を施すものである。
【従来の技術】
従来、車室内に配置されるハイマウントストップランプ
においては第5図に示すように、ハウジング1の後端部
にバルブが配設されるバルブ装着部10が設けられてお
り、該バルブ装着部10を隠蔽する樹脂製のカバー2をハ
ウジング1に取付けてバルブ交換時に前記カバー2を取
外せるよう着脱自在に構成していた。 前記カバー2の着脱構造としては、図示のように例えば
ハウジング1とカバー2とが衝合する適宜箇所に夫々穴
部を設け、該穴部を一致させてファスナなどの別部材か
らなる固定具3を挿入して取付けられており、カバー2
を取外す際には、先ず固定具3を取外さなければならな
いものであった。 あるいは第6図のように、バルブ装着部10の後端に舌片
部10aをその中心に係止穴10bを設けて形成する一方、カ
バー内部に前記係止穴10bに嵌入するフツクを有する脚
部20を設け、係止穴10bと脚部20との係合によってカバ
ーの取付けを図るもの等があった。 しかしながら、上記したようなカバー着脱構造にあって
は、いずれもカバーの着脱作業が面倒であり特にハウジ
ングから取外す際に手間がかかっているのが現状であ
る。
【考案が解決しようとする課題】
このため、これらのカバー着脱構造にあっては、固定具
などを用いたものではその固定具が外側に露見してしま
い車室内に設置するものにしては外見上の見栄えが悪い
ことや、また他の構造のものもハウジングとカバーとの
係合の度合いが強いと取外しに手間がかかり、反対に係
合の度合いが弱いと振動等により簡単に外れてしまうな
ど、カバーの保持と取外しに係るバランスが不適当であ
るなどといった問題点があった。 本考案は、上記した事情のもとになされたものであり、
その目的とするところは、カバー装着時においては外見
上の見栄えが良くかつ振動などによる外れが無く、また
バルブ交換時などの際には簡単にカバーの取外しができ
る車両用灯具のカバー着脱構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案は、ハウジング
の後端部にバルブ装着部が設けられ該バルブ装着部を隠
蔽するカバーを着脱自在に配設してなる車両用灯具のカ
バー着脱構造において、ハウジング下方の内側面に互い
に向き合って突起してなる係止リブを形成しバルブ装着
部の後端に舌片部を形成する一方、カバー開口部の上端
縁にフックを設けかつ開口下端の両側にハウジング側に
突出してなる係合部をその先端に前記係止リブが係合す
る切欠き部を設けて形成するとともにカバー内から開口
側に伸長し先端が前記舌片部を下方に押圧するような付
勢リブを形成してなるカバー着脱構造を呈するものであ
る。
【作用】
上記構造としたことにより、ハウジングにカバーが装着
された状態にあっては、バルブ装着部の舌片部を下方に
付勢する付勢リブの反力によってカバー開口部上端縁の
フックがハウジング内面に当接し、かつこのフックを支
点としてカバー両下端の係合部が上方に押上げられるよ
うに作用するものとなり、係合部の切欠き部がハウジン
グ側の係止リブに嵌合してカバーがハウジング後端に保
持されるものとなる。 また、ハウジングにカバーが装着されている状態から前
記カバーの両下端部に対して係合部が互いに接近するよ
うな外側からの押圧を加えると、係止リブに係合してい
た切欠き部が抜けて係止リブとの嵌合が解かれ、同時に
前記付勢リブの反力がカバー開口部の上端縁を支点とし
て該カバー後端を上方に跳ね上げるように作用し、カバ
ーがハウジングから外れるものとなる。
【実施例】
以下、本考案の実施例を第1図から第4図を参照しなが
ら詳細に説明する。なお、本実施例において、第5図お
よび第6図に示す従来構造のものと構成が重複する部分
には同一符号を用い、その説明は省略する。 すなわち、本考案は第1図および第2図に示すように、
ハウジング1の後部において、該ハウジング内側面の下
部両側に互いに向き合って突起してなる係止リブ11を形
成しバルブ装着部10の後端に舌片部10aを形成する一
方、カバー2においては、カバー開口部の上端縁2aに鈎
状のフック21を設け、かつ両下端部にはハウジング側に
突出してなる係合部22をその先端に前記係止リブ11と係
合する切欠き部22aを設けて形成するとともにカバー内
面の屈曲箇所近傍から開口側に伸長し先端が前記舌片部
10aを下方に押圧するような付勢リブ23を形成して構成
するものである。 第3図は前記ハウジング1にカバー2を装着した状態を
示すものであり、ハウジングの係止リブ11にはカバーに
設けた係合部22の切欠き部22aが係合し、かつカバー開
口部の上端縁2aおよびフック21がハウジング1と当接状
態にある。これはカバーに設けた付勢リブ23がバルブ装
着部10後端の舌片部10aを下方に押圧付勢しているため
で、付勢リブの反力によって前記フック21をハウジング
1内面に押し上げるように当接させるとともにカバー下
方の係合部22も前記フック21を支点として係止リブ11側
に押上げられることから、カバー2の取付保持がなされ
ているのである。 したがって、係止リブ11に切欠き部22aが係合している
場合には、付勢リブの反力によるカバー2の跳上がりが
抑制されバルブ装着部10を覆ってハウジング1後端に保
持されカバーが脱落することがなく、振動等に対しても
カバーが外れることが少ない。 また、前記カバー2がハウジング1に装着さている状態
から、第4図に示すように前記カバーの両下端に係合部
22が互いに接近するような外側からの押圧が加えられる
と、係止リブ11に係合していた切欠き部22aがハウジン
グ内方向に抜け、同時に前記付勢リブ23の反力によりカ
バー開口部上端縁のフック21を支点として該カバー2後
端が上方に跳ね上げられる。すなわち、係止リブ11と切
欠き部22aの係合により抑制されていた付勢リブによる
反力がカバー後方に及ぶのであり、カバー2はハウジン
グ1から取外される。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ハウジング下方
の内側面に互いに向き合って突起してなる係止リブを形
成しバルブ装着部の後端に舌片部を形成する一方、カバ
ー開口部の上端縁に段差が生ずるフックを設けかつ両下
端にハウジング側に突出してなる係合部をその先端に前
記係止リブに係合する切欠き部を設けて形成するととも
にカバーの屈曲部から内方に伸長し先端が前記舌片部を
下方に押圧するような付勢リブを形成したことにより、
カバーの装着状態にあっては、カバーが常時ハウジング
側に付勢されて当接することから振動に対しても強く、
脱落する恐れがなく、さらにバルブ交換などのためにカ
バーを取外す場合には、外側からカバーの下端を押すだ
けでカバーの保持に働いていた付勢リブの反力がカバー
後端を跳ね上げるように作用するものとなって容易に取
外し可能となるといった優れた効果を奏するものとな
り、またカバーの固定に係る固定具を不要とし、外見上
の見栄えの良いものに構成できるといった効果をも奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係るハウジングの一実施例を示す説明
図、第2図は同じく本考案に係るカバーの実施例を示す
説明図、第3図はハウジングにカバーを装着した状態を
略示して示す断面図、第4図はカバー取外しに係る動作
を要部で示す説明図、第5図は従来構造のものを示す説
明図、第6図は同じく従来のカバー着脱構造を略示して
示す説明図である。 1……ハウジング 10……バルブ装着部 10a……舌片部 11……係止リブ 2……カバー 21……フック 22……係合部 22a……切欠き部 23……付勢リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの後端部にバルブ装着部が設け
    られ該バルブ装着部を隠蔽するカバーを着脱自在に配設
    してなる車両用灯具のカバー着脱構造において、ハウジ
    ング下方の内側面に互いに向き合って突起してなる係止
    リブを形成しバルブ装着部の後端に舌片部を形成する一
    方、カバー開口部の上端縁にフックを設けかつ開口下端
    の両側にハウジング側に突出してなる係合部をその先端
    に前記係止リブが係合する切欠き部を設けて形成すると
    ともにカバー内から開口側に伸長し先端が前記舌片部を
    下方に押圧するような付勢リブを形成してなり、前記係
    合部が互いに接近するような押圧で係止リブと係合部と
    の係合が解除され取外し可能となることを特徴とする車
    両用灯具のカバー着脱構造。
JP11322190U 1990-10-29 1990-10-29 車両用灯具のカバー着脱構造 Expired - Lifetime JPH074725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11322190U JPH074725Y2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 車両用灯具のカバー着脱構造

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JP11322190U JPH074725Y2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 車両用灯具のカバー着脱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0469802U JPH0469802U (ja) 1992-06-19
JPH074725Y2 true JPH074725Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31860780

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11322190U Expired - Lifetime JPH074725Y2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 車両用灯具のカバー着脱構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5158784B2 (ja) * 2008-02-01 2013-03-06 ダイハツ工業株式会社 車両の灯具装置

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Publication number Publication date
JPH0469802U (ja) 1992-06-19

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