JPH0745758Y2 - 建築用シヤッターの施錠装置 - Google Patents

建築用シヤッターの施錠装置

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JPH0745758Y2
JPH0745758Y2 JP1988014305U JP1430588U JPH0745758Y2 JP H0745758 Y2 JPH0745758 Y2 JP H0745758Y2 JP 1988014305 U JP1988014305 U JP 1988014305U JP 1430588 U JP1430588 U JP 1430588U JP H0745758 Y2 JPH0745758 Y2 JP H0745758Y2
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JP
Japan
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latch
shutter curtain
hook
shutter
claw
Prior art date
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JP1988014305U
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English (en)
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JPH01118578U (ja
Inventor
義嗣 内海
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築用シヤツターの施錠装置に関するもので
ある。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、建築用シヤツターの施錠装置のなかには、シヤ
ツターカーテンの閉作動によつて座板側のラツチがガイ
ドレール側のラツチ掛りに係止して自動的に施錠できる
ようにしたものがある。しかるに従来この施錠装置は、
第6図に示す如く、ラツチがラツチ掛りを越えるとき、
シヤツターカーテンの閉作動に伴つて下動してくるラツ
チがラツチ掛りのガイド面にガイドされて水平方向にス
ライドする構造であるため、ラツチとガイド面との間に
摩擦抵抗を生じて水平方向へのスライド作動が重くな
り、ラツチや座板に余分な負荷が加わるという欠点があ
る。
そのうえ、例えば窓シヤツターのように閉鎖時にシヤツ
ターカーテンが上り勝手となるように設定されているも
のの場合、シヤツターを軽く閉操作しただけでは、ラツ
チがラツチ掛りのガイド面の途中で止まつてしまうこと
があり、施錠が確実に行われない惧れがあるばかりか、
解錠時に於いても、ラツチとラツチ掛りとの摩擦抵抗に
より、解錠作動が必要以上に重くなつてしまい問題とな
る。
そこで、フツク状のラツチをシヤツターカーテンに揺動
自在に設けて、ラツチが退避揺動することでラツチ掛り
を乗り越える構成として、ラツチのラツチ掛りへの係止
が円滑に行えるようにすることが提唱される。しかるに
このものでは、施錠されているシヤツターカーテンを無
理に押し上げようとした場合に、ラツチが解錠側に揺動
して解錠されてしまう惧れがあり、防犯上での問題が残
る。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができる建築用シヤツターの施錠装置を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、ガイドレ
ール側に設けたラツチ掛りと、シヤツターカーテンの閉
鎖時に前記ラツチ掛りに係止して施錠すべくシヤツター
カーテン側に設けたラツチとを用いて建築用シヤツター
の施錠装置を構成するにあたり、該ラツチは、上端部が
シヤツターカーテン側に支軸を介して揺動自在に枢支さ
れ、フツク状のラツチ爪が下部に形成され、かつラツチ
掛りに係止する側に向けて付勢されたものとして、シヤ
ツターカーテンの閉鎖に伴うラツチの施錠作動を、ラツ
チのラツチ掛りへの接当による支軸まわりの退避揺動で
行うべく構成すると共に、前記ラツチ掛りを、ラツチの
支軸位置よりもシヤツターカーテン側に突出させて、ラ
ツチ掛りのラツチ爪に対する係止が前記支持位置を越え
たシヤツターカーテン側位置にまで至るように設定され
ていることを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、施錠開錠作動時に
おけるラツチの動きがスムーズで確実なものでありなが
ら防犯性にも優れたものにできるようにしたものであ
る。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は建造物の開口部に設けられるシヤツタ
ーのシヤツターカーテンであつて、該シヤツターカーテ
ン1は、シヤツターケース2に内装された巻取ドラム3
の正逆回動に伴いガイドレール4に案内されて上下昇降
することで、開口部の開閉を行うようになつている。
5はシヤツターカーテンの最下端に設けられる座板であ
つて、該座板5の左右両端部にはブラケツト6を介し
て、ラツチ7の上端部が支軸8によつて揺動自在に軸承
されている。9は支軸8に巻装され、一端がブラケツト
6に他端がラツチ7に係止された捻り弾機であつて、該
捻り弾機9は、ラツチ7の下部に形成されたフツク状の
ラツチ爪7aを、常に座板5側縁部からガイドレール4側
に突出するように付勢している。一方、ラツチ爪7aの背
側には、後述する連結ワイヤ10の一端部が連結されてお
り、ラツチ7の所定以上の回動を規制して、ラツチ爪7a
がガイドレール4に接当しないようになつている。
また、ガイドレール4内面には、シヤツターカーテン1
全閉時のラツチ7に対応する位置にラツチ掛り11が突設
されている。該ラツチ掛り11は、上側に傾斜したガイド
面11aが形成されている。そしてシヤツターカーテン1
が下降し、ラツチ爪7a下辺がガイド面11aに接当する
と、ラツチ7は支軸8を支点として捻り弾機9に抗して
退避揺動し、ラツチ爪7aがラツチ掛り11を乗り越える
と、捻り弾機9の作用で再びガイドレール4側に揺動復
帰し、これによつてラツチ爪7aがラツチ掛り11の係止片
11bに係止して施錠されるようになつており、この段階
で丁度座板5の下面が床面等に接当するように構成され
ている。
そして、ラツチ掛り11はラツチ爪7aの係止状態で支軸8
位置よりもシヤツターカーテン1側に突出していて、ラ
ツチ掛り11のラツチ爪7aに対する係止が前記支軸8位置
を越えたシヤツターカーテン1側位置に至る構成、つま
り、第3図で示されるように、ガイドレール溝底部から
支軸8までの距離Bよりも、ラツチ掛り11のラツチ爪7a
に対する係止先端位置(ラツチ掛り11の略突出量に相当
する)までの距離Aの方が大きくなる(A>B)ように
設定されており、これによつて、施錠状態でシヤツター
カーテン1が押し上げられてラツチ爪7aがラツチ掛り11
を強く押圧されたとき、この押圧力によつてラツチ7を
解錠側に揺動させる回転モーメントが生じないように構
成されている。
また、座板中央部には解錠操作部12が設けられている。
13は解錠操作部12を構成する取付ブラケツトであつて、
該取付ブラケツトの両側板13aには、操作板14が上下揺
動自在に内嵌されている。また、15は略逆V字形状をし
た左右一組の揺動体であつて、該揺動体15は作動腕15a
と揺動腕15bとからなり、そのコーナー部近傍をピン軸1
6によつて取付ブラケツト13に揺動自在に軸承されてい
る。そして左右の揺動体15の作動腕15a同志は、互いに
内側を向くように設けられており、その先端部は、操作
板14下部に突設された係止部14aに係止されている。一
方、各揺動腕15bの先端部には、それぞれ前記左右の連
結ワイヤ10の他端部が連結されている。そして操作板14
の上部に設けられた操作取手14bを持つて操作板14を上
動せしめると、作動腕15aが係止部14aに押上げられて上
動し、これによつて各揺動腕15bは内側に揺動して左右
の連結ワイヤ10を引張ることになり、これによつてラツ
チ7は、捻り弾機9に抗して、ラツチ爪7aが座板5側縁
部と略面一となるまで退避揺動し、こうしてシヤツター
カーテン1は、ラツチ爪7aとラツチ掛り11との係止が解
除されて解錠状態となるよう構成されている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、シヤツ
ターカーテン1を下降させると自動的に施錠されること
となる。即ち、ラツチ7は、ラツチ掛り11のガイド面11
aに接当すると、支軸8を支点として捻り弾機9に抗し
て退避揺動し、これによつてラツチ爪7aはラツチ掛り11
を越えることとなる。そしてラツチ掛り11を越えると、
ラツチ7は捻り弾機9の作用で揺動復帰し、ラツチ爪7a
がラツチ掛り係止片11bに係止してシヤツターカーテン
1の上動が規制される施錠状態となる。
一方、解錠するには、前述したように解錠操作部12によ
つてラツチ7を退避揺動せしめて、ラツチ爪7aとラツチ
掛り11との係止を解除せしめればよい。
この様に、本考案が実施されたものにおいては、シヤツ
ターカーテン1の閉作動に連携して自動的に施錠できる
ようにしたものであるが、ラツチ爪7aがラツチ掛り11を
越える際に、従来の如く水平方向にスライドするのでは
なく、支軸8を軸心として揺動退避することになつてい
るので、余分な摩擦抵抗を生じることなく施錠時におけ
るラツチ7の作動が大変軽やかでスムーズとなり、従つ
て、ラツチ7や座板5に加わる負荷が大幅に軽減すると
共に、ラツチ7が退避作動の途中で止まつてしまうよう
なことも回避できて、確実な施錠を確保できるばかりで
なく、解錠操作時においても摩擦抵抗を生じることのな
いものである。
しかもこのものでは、ラツチ掛り11は、支軸8位置より
もシヤツターカーテン1側に突出していて、前記支軸8
位置よりもシヤツターカーテン1側位置にまで至る状態
で係止する(A>B)こととなり、この結果、施錠状態
でシヤツターカーテン1を無理に押し上げようとした場
合に、ラツチ爪7aのラツチ掛り11への係止が前記支軸8
位置よりもシヤツターカーテン1側位置まで至らない
(つまりガイドレール溝底側に位置する)もののよう
に、押圧力によつてラツチ7を解錠方向に向けて揺動さ
せるモーメントが働いてしまうようなことがなく、従つ
て、施錠、解錠が確実かつ軽快なものでありながら、防
犯性にも優れたものにできる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでないことは
勿論であつて、ラツチ爪のガイドレール側への付勢を捻
り弾機を用いて構成せずに、自重によるものとしてもよ
い。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、ラツチが、従来の如く水平方向にスライドする
のではなく、支軸まわりに揺動退避することでラツチ爪
がラツチ掛りに係止する施錠作動を行うことになるの
で、ラツチの施錠装置が非常にスムーズに行われ、従つ
て、ラツチやシヤツターカーテンに加わる負荷が大幅に
軽減すると共に、摩擦による作動不良も回避できて、軽
くシヤツターカーテンを閉めただけでも確実に施錠で
き、しかも解錠操作も軽快に行うことができる。
しかも、ラツチ掛りがラツチの支軸位置よりもシヤツタ
ーカーテン側に突出していて、ラツチ爪のラツチ掛りと
の係止が前記支軸位置よりもシヤツターカーテン側位置
に至るため、施錠状態でシヤツターカーテンを無理に押
し上げようとしたとき、シヤツターカーテン側位置まで
至らないもののようにラツチを解錠方向に向けて揺動さ
せるモーメントが働いてしまうことがなく、もつて、施
錠、解錠が確実なものでありながら、防犯性にも優れた
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る建築用シヤツターの施錠装置の一
実施例を示したものであつて、第1図はシヤツターの全
体正面図、第2図は座板部の正面図、第3図は施錠状態
を示す要部正面図、第4図は施錠時における作用説明
図、第5図A,B,C,Dは解錠操作部の正面図、側面図、断
面図、底面図、第6図は従来例を示す作用説明図であ
る。 図中、1はシヤツターカーテン、4はガイドレール、7
はラツチ、7aはラツチ爪、8は支軸、9は捻り弾機、11
はラツチ掛りである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 9/86

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレール側に設けたラツチ掛りと、シ
    ヤツターカーテンの閉鎖時に前記ラツチ掛りに係止して
    施錠すべくシヤツターカーテン側に設けたラツチとを用
    いて建築用シヤツターの施錠装置を構成するにあたり、
    該ラツチは、上端部がシヤツターカーテン側に支軸を介
    して揺動自在に枢支され、フツク状のラツチ爪が下部に
    形成され、かつラツチ掛りに係止する側に向けて付勢さ
    れたものとして、シヤツターカーテンの閉鎖に伴うラツ
    チの施錠作動を、ラツチのラツチ掛りへの接当による支
    軸まわりの退避揺動で行うべく構成すると共に、前記ラ
    ツチ掛りを、ラツチの支軸位置よりもシヤツターカーテ
    ン側に突出させて、ラツチ掛りのラツチ爪に対する係止
    が前記支軸位置を越えたシヤツターカーテン側位置にま
    で至るように設定されていることを特徴とする建築用シ
    ヤツターの施錠装置。
JP1988014305U 1988-02-05 1988-02-05 建築用シヤッターの施錠装置 Expired - Lifetime JPH0745758Y2 (ja)

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