JPH0744559A - 文書編集方法および装置 - Google Patents

文書編集方法および装置

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JPH0744559A
JPH0744559A JP5209894A JP20989493A JPH0744559A JP H0744559 A JPH0744559 A JP H0744559A JP 5209894 A JP5209894 A JP 5209894A JP 20989493 A JP20989493 A JP 20989493A JP H0744559 A JPH0744559 A JP H0744559A
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Koichi Ida
光一 井田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動複写先が同一の文書編集ウインドウ内外
のいずれにあるかに拘らず、文書データを、ポインティ
ングディバイスによる一貫した操作方法により操作性よ
く、移動複写先に移動または複写することが可能な文書
編集方法および装置を提供する。 【構成】 マウスカーソル8の位置が移動複写元の文書
編集ウインドウ6以外の文書編集ウインドウ7内に存在
すると判定され(ステップS104)、且つ該カーソル
が位置する文書編集ウインドウが移動複写先の文書編集
ウインドウに選択されていると判定されたとき(ステッ
プS105)、該カーソルが位置する文書編集ウインド
ウが移動複写先文書編集ウインドウに設定され(ステッ
プS106)、マウスによるドラグ操作により(ステッ
プS107)、移動複写元の文書編集ウインドウ7で範
囲指定された文書データが移動複写先文書編集ウインド
ウに複写または移動される(ステップS108)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
やワードプロセッサなどの文書編集装置により実施され
る文書編集方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサなどの文書編集装置による文書の編集に際しては、
移動または複写モードにおいて、範囲指定された文書デ
ータをキーボードやマウスなどのポインティングデバイ
スのドラッグ操作により、同一の文書編集ウインドウ内
の他の位置に移動または複写することが一般に行われて
いる。また、この種の文書編集装置では、ディスプレイ
画面を複数の文書編集ウインドウに分割し、これらの文
書編集ウインドウ内で、複数の文書の編集がそれぞれ独
立に実施できる機能を備えたものがある。
【0003】この場合、異なる文書編集ウインドウ間で
の文書データの移動または複写が行えると、文書編集の
効果を高めることが認識され、最近の文書編集装置に
は、同一の文書編集ウインドウ内での文書データの移動
複写は、ポインティングデバイスのドラッグ操作で行な
い、異なる文書編集ウインドウ間での、文書データの移
動または複写は、一度メモリに格納した文書データを読
み出し、読み出した文書データを移動複写先の文書編集
ウインドウに移動または複写することにより行なうもの
が提案されている。そしてこれらの場合、文書データが
移動または複写される位置は、ポインティングデバイス
のカーソルが位置している文書編集ウインドウ内の位
置、または該文書編集ウインドウ内で別途設定された位
置が利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、異なる
文書編集ウインドウ間において、文書データの移動また
は複写が可能な上記提案に係る文書編集装置による文書
編集では、同一の文書編集ウインドウ内での文書データ
の移動または複写と、異なる文書編集データ間での文書
データの移動または複写とが異なる方法で行われてい
る。このために、操作に一貫性を欠いて操作性が悪く、
文書データの移動複写処理に際してオペレータにはかな
りの操作上の負担がかっていた。
【0005】ところで、文書データの挿入位置にカーソ
ルが示す位置を利用すると、ドラッグ終了時のカーソル
の挿入位置への設定に際して位置が目的位置からずれ誤
挿入が生じることがあり、別途に挿入位置を設定する
と、ポインティングデバイスのドラッグ操作時に文書デ
ータの挿入位置が確認できないという問題がある。
【0006】また、この種の文書編集に際しては、文書
データを範囲指定する移動複写元文書編集ウインドウ
と、文書データが移動または複写される移動複写先文書
編集ウインドウとに、ディスプレイ上で重なり部分が存
在することがある。このように移動複写元文書編集ウイ
ンドウと、移動複写先文書編集ウインドウとに、ディス
プレイ上で重なり部分が存在すると、移動複写先文書編
集ウインドウが最前面にないことがあり、この場合に
は、移動または複写位置を正確に指定することができな
い。
【0007】本発明は、前述した問題点を解決するため
になされたものであり、その第1の目的は、移動複写先
が同一の文書編集ウインドウ内外のいずれにあるかに拘
らず、文書データを、ポインティングディバイスによる
一貫した操作方法により操作性よく、移動複写先に移動
または複写することが可能な文書編集方法および装置を
提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、文書データ
をポインティングディバイスにより、移動複写先の文書
編集ウィンドウの所望の移動または複写位置に、操作性
よく且つ正確に移動または複写することが可能な文書編
集方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明は、請求項1に記載の構成に依れば、
移動複写元の文書編集ウインドウ内で範囲指定された文
書データを、ポインティングデバイスのドラッグ操作に
より移動または複写する文書編集方法において、ドラッ
グ中の前記ポインティングデバイスのカーソル位置が、
前記移動複写元の文書編集ウインドウの領域内に存在す
るか否かを判定するステップと、前記カーソル位置が前
記移動複写元の文書編集ウインドウ以外の文書編集ウイ
ンドウの領域内に存在すると判定されたとき、前記カー
ソルが位置する文書編集ウインドウが移動複写先に選択
されているか否かを判定するステップと、前記カーソル
が位置する文書編集ウィンドウが移動複写先に選択され
ていると判定されたとき、前記カーソルが位置する文書
編集ウインドウを移動複写先に設定するステップと、前
記ドラッグ操作の終了により前記文書データを前記移動
複写先に設定された文書編集ウインドウに複写または移
動するステップとを有することを特徴とする。
【0010】また、前記第1の目的を達成するために、
本発明は、請求項2に記載の構成に依れば、移動複写元
の文書編集ウインドウ内で範囲指定された文書データ
を、ポインティングデバイスのドラッグ操作により移動
または複写する文書編集装置において、ドラッグ中の前
記ポインティングデバイスのカーソル位置が、前記移動
複写元の文書編集ウインドウの領域内に存在するか否か
を判定する手段と、前記カーソル位置が前記移動複写元
の文書編集ウインドウ以外の文書編集ウインドウの領域
内に存在すると判定されたとき、前記カーソルが位置す
る文書編集ウインドウが移動複写先に選択されているか
否かを判定する手段と、前記カーソルが位置する文書編
集ウィンドウが移動複写先に選択されていると判定され
たとき、前記カーソルが位置する文書編集ウインドウを
移動複写先に設定する手段と、前記ドラッグ操作の終了
により前記文書データを前記移動複写先に設定された文
書編集ウインドウに複写または移動する手段とを有する
ことを特徴とする。
【0011】更にまた、前記第2の目的を達成するため
に、本発明は、請求項3に記載の構成に依れば、移動複
写元の文書編集ウインドウ内で範囲指定された文書デー
タを、ポインティングデバイスのドラッグ操作により移
動または複写する文書編集方法において、移動複写先の
文書編集ウインドウが最前面に配置されているか否かを
判定するステップと、前記移動複写先の文書編集ウイン
ドウが最前面に配置されていないと判定されたとき、前
記移動複写先の文書編集ウインドウを最前面に配置する
ステップと、該最前面に配置された移動複写先の文書編
集ウインドウ内に、前記文書データの挿入位置を表示す
るステップとを有することを特徴とする。
【0012】また、前記第2の目的を達成するために、
本発明は、請求項4に記載の構成に依れば、移動複写元
の文書編集ウインドウ内で範囲指定された文書データ
を、ポインティングデバイスのドラッグ操作により移動
または複写する文書編集装置において、移動複写先の文
書編集ウインドウが最前面に配置されているか否かを判
定する手段と、前記移動複写先の文書編集ウインドウが
最前面に配置されていないと判定されたとき、前記移動
複写先の文書編集ウインドウを最前面に配置する手段
と、該最前面に配置された移動複写先の文書編集ウイン
ドウ内に、前記文書データの挿入位置を表示する手段と
を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1,2の構成に依ると、ドラッグ中のポ
インティングデバイスのカーソル位置が、移動複写元の
文書編集ウインドウ以外の文書編集ウインドウの領域内
に存在するか否か、及び該カーソルが位置する文書編集
ウインドウが移動複写先に選択されているか否かが判定
され、これら2つの判定結果が肯定であるとき、前記カ
ーソルが位置する文書編集ウインドウが移動複写先に設
定される。そして、ドラッグ操作の終了により、文書デ
ータが移動複写先に設定された文書編集ウインドウに複
写または移動される。
【0014】請求項3,4の構成に依ると、移動複写先
の文書編集ウインドウが最前面に配置されているか否か
が判定され、移動複写先の文書編集ウインドウが最前面
に配置されていないと判定されると、前記移動複写先の
文書編集ウインドウが最前面に配置され、該最前面に配
置された移動複写先の文書編集ウインドウ内に、文書デ
ータの挿入位置が表示される。
【0015】
【実施例】
[第1の実施例]先ず、本発明の第1の実施例を図1な
いし図5を参照して説明する。図1は第1の実施例に係
る文書編集方法のフローチャート、図2は第1の実施例
を実行する文書編集装置の構成を示すブロック図、図3
ないし図5は第1の実施例による文書編集過程でのディ
スプレイの表示の説明図である。
【0016】本実施例を実行する文書編集装置は、図2
に示すように、全体の動作の制御を司る中央処理装置
(CPU)1と、キーボードおよびマウスなどのポイン
ティングデバイス(以降簡単のためポインティングデバ
イスをマウスに代表させ、単にマウスと呼ぶことにす
る)と、各種の情報の入力を行う入力装置3と、図1,
図6等のフローチャートに係る制御プログラムが格納さ
れるROM(リードオンリメモリ)や、また制御動作に
用いられる各種のデータが格納されるRAM(ランダム
アクセスメモリ)やFD(プロッピーディスク)やHD
(ハードディスク)等を備える記憶装置2と、文書編集
時の各種の情報データが表示される表示装置4とにより
構成され、CPU1に前記各構成要素2−4がバスBを
介して接続されている。なお、ROMに記憶しているプ
ログラムをFDやHDに記憶させておいてもよい。そし
てCPU1は、前記図1の制御プログラムに基づいて、
文書編集のための処理や表示装置4および入力装置3の
制御を行うもので、特にドラッグ中のマウスのカーソル
位置が、何れの文書編集ウインドウの領域内に存在する
かを判定するカーソル位置判定機能を制御する。また、
CPU1は、前記図1の制御プログラムに基づいて、ド
ラッグ中のマウスのカーソル位置が、移動複写元の文書
編集ウインドウ以外の文書編集ウインドウの領域内に存
在し、当該カーソル位置の文書編集ウインドウが移動複
写先に選択されていると、該文書編集ウインドウを移動
複写先文書編集ウインドウに設定する機能を制御する。
さらに、CPU1は、図1の制御プログラムに基づい
て、マウスのドッラグ操作の終了により、範囲指定され
た文書データを移動複写先文書編集ウインドウに移動ま
たは複写する機能を制御する。
【0017】図3に示すように、本実施例の文書編集時
においては、表示装置4の表示画面5には、移動または
複写する文書データに対する範囲指定が行われる移動複
写元文書編集ウインドウ6と、範囲指定された文書デー
タが移動または複写される移動複写先文書編集ウインド
ウ7とが同時表示可能になっている。これらの移動複写
元文書編集ウインドウ6と移動複写先文書編集ウインド
ウ7とには、現在編集中のテキストや図形などの文書デ
ータが表示され、マウスを操作してマウスカーソル8を
表示画面5上を移動させることにより、編集対象データ
の指定、移動、複写などの編集操作や、ウインドウの移
動やサイズ変更などのウインドウ操作が行われるような
っている。
【0018】次に、本実施例の文書編集方法を図1のフ
ローチャートに基づき、図4及び図5を参照して説明す
る。
【0019】ステップS101において、オペレータは
現在編集中の移動複写元文書編集ウインドウ6内で、マ
ウス等を操作することにより、移動または複写の対象と
なる文書データの範囲指定をする。この範囲指定は、図
4に示すように、マウスを移動させてマウスカーソル8
を移動または複写の対象となる文書データの先頭に移動
し、マウスのクリック用の釦を押してクリックを行い、
釦を押した状態でマウスを文書データの終端まで移動さ
せるドラッグを行い、終端で釦を放してリリースを行
う。このようにして範囲指定された文書データ9は、背
景色とテキスト色とが反転されて指定範囲が強調表示さ
れる(図4では範囲指定された文書データ9に斜線が付
されている)。次いで、ステップS102に進んで、図
4に示すように、範囲指定され反転表示状態にある文書
データ9上の任意の点をマウスでクリックしてからドラ
ッグを開始し、この状態でステップS103に進んで、
CPU1によりドラッグを開始した移動複写元文書編集
ウインドウ6が移動複写先に選択され、ステップS10
4に進む。
【0020】ステップS104では、CPU1によって
ドラッグ中のマウスカーソル8が何れの文書編集ウイン
ドウの領域内にあるかが判定され、ドラッグを開始した
移動複写元文書編集ウインドウ6の領域内にあると判定
されると、ステップS107に進む。ステップS107
で、マウスの釦がリリースされドラッグの終了が判定さ
れると、ステップS108に進んで、この場合の移動複
写先である移動複写元文書編集ウインドウ6の現在のマ
ウスカーソル8の示す位置或いは移動複写元文書編集ウ
インドウ6に予め設定された挿入位置に範囲指定された
文書データ9が移動または複写される。ステップS10
7でドラッグが終了していないと判定されると、ステッ
プS104に戻って同一の処理が繰り返され、ドラッグ
の終了と判定された時点でステップS108に進んで移
動または複写処理が行われる。
【0021】一方、ステップS104で、マウスカーソ
ル8がドラッグを開始した移動複写元文書編集ウインド
ウ6の領域外に存在すると判定されると、ステップS1
05に進んで、CPU1により移動複写先を移動複写元
文書編集ウインドウ6から、他の文書編集ウインドウに
変更する選択がされているか否かの判定が行われる。こ
の選択は、オペレータがマウスのクリック用の釦以外に
設けてある選択釦を押し込み操作することにより行わ
れ、マウスに選択釦が設けてない場合には、キーボード
上の特定のキーを操作することによって行われる。ステ
ップS105で移動複写元文書編集ウインドウ6以外へ
の移動複写先の選択(第1の実施例では移動複写先文書
編集ウインドウ7の選択)が行われていると、ステップ
S106に進んでCPU1により、移動複写先文書編集
ウインドウ7に移動複写先が設定される。
【0022】次いで、ステップS107に進んで、ドラ
ッグの終了が判定されると、ステップS108に進んで
移動複写先文書編集ウインドウ7の現在のマウスカーソ
ル8の示す位置或いは移動複写先文書編集ウインドウ7
に予め設定された挿入位置に、範囲指定された文書デー
タ9が移動または複写される。このようにして、例えば
図5に示すように位置11にあった文書データをマウス
カーソル8の操作によりドラッグ軌跡10に沿って位置
12に移動させることができる。ステップS107でド
ラッグが終了していないと判定されると、ステップS1
04に戻って同一の処理が繰り返され、ドラッグの終了
と判定された時点でステップS108に進んで移動また
は複写処理が行われる。
【0023】また、ステップS105で移動複写元文書
編集ウインドウ6以外への移動複写先の選択が行われて
いないと判定されるとステップS107に進み、ステッ
プS107でドラッグの終了が検出された時点で、ステ
ップS108に進んで、移動複写元文書編集ウインドウ
6の現在のマウスカーソル8の示す位置或いは移動複写
元文書編集ウインドウ6に予め設定された挿入位置に範
囲指定された文書データ9が移動または複写される。
【0024】このように、第1の実施例によると、移動
複写元文書編集ウインドウ6内で範囲指定された文書デ
ータを同一文書編集ウィンドウ6内または異なる文書編
集ウインドウ内の所望の位置に、ポインティングデバイ
スのドラッグ操作により、オペレータに操作上の負担を
与えずに、操作性よく誤処理なしに移動または複写する
ことが可能となる。
【0025】[第2の実施例]次に、本発明の第2の実
施例を図6ないし図10を参照して説明する。図6は第
2の実施例に係る文書編集方法のフローチャート、図7
ないし図10は第2の実施例による文書編集過程でのデ
ィスプレイの表示の説明図である。
【0026】本実施例を実行する文書編集装置は、すで
に図2を参照して説明した第1の実施例を実行する文書
編集装置と基本的には同一の構成を有し、特にCPU1
は、第1の実施例で説明した機能に加えて、図6に示す
制御プログラムに基づいて、移動複写先の文書編集ウイ
ンドウが最前面に配置されているか否かを判定する機
能、移動複写先の文書編集ウインドウが最前面に配置さ
れていないとき、移動複写先の文書ウインドウを最前面
に配置する機能、最前面に配置された移動複写先の文書
編集ウインドウ内に、範囲指定された文書データの挿入
位置を表示する機能を制御する。
【0027】本実施例の文書編集時においては、図3を
参照して説明した第1の実施例と同様に、表示装置4の
表示画面5には、移動または複写する文書データの範囲
指定が行われる移動複写元文書編集ウインドウ6と、範
囲指定された文書データが移動または複写される移動複
写先文書編集ウインドウ7とが同時表示可能になってい
る。これらの移動複写元文書編集ウインドウ6と移動複
写先文書編集ウインドウ7とには、第1の実施例と同様
に、現在編集中のテキストや図形などの文書データが表
示され、マウスを操作してマウスカーソル8を表示画面
5上で移動させることにより、編集対象データの指定、
移動、複写などの編集操作や、ウインドウの移動やサイ
ズ変更などのウインドウ操作が行われるようなってい
る。
【0028】次に、本実施例の文書編集方法を図6のフ
ローチャートに基づき図7ないし図10を参照して説明
する。
【0029】図6のフローチャートのステップS601
ないしステップS606での処理は、すでに図1を参照
して説明した第1の実施例の文書編集方法のステップS
101ないしステップS106の処理と同一なので重複
した説明は行わない。
【0030】本実施例では、ステップS606からステ
ップS607に進んで、この場合には移動複写先に選択
されている移動複写先文書編集ウインドウ7が、表示画
面5で最前面に表示されているか否かがCPU1により
判定される。そして、最前面に表示されていないと判定
されると、ステップS608に進んで、CPU1によっ
てポップアップ処理が行われ、移動複写先文書編集ウイ
ンドウ7が最前面に配置される。図7、図8は移動複写
先文書編集ウインドウ7が最前面に配置されていない状
態であり、このポップアップ処理によって、図9、図1
0に示すように、移動複写先文書編集ウインドウ7が最
前面に配置される。このために、移動複写先文書編集ウ
インドウ7が全面で表示され、範囲指定された文書デー
タの挿入位置を正確に指定することが可能になる。
【0031】ステップS608でポップアップ処理が行
われると、ステップS609に進み、図9に示すよう
に、指定された文書データ9をドラッグ軌跡10に示す
ように移動し、挿入位置Iが表示され、更に図10に示
すように、移動複写先文書ウインドウ7内でのマウスカ
ーソル8の移動に伴って、挿入位置Iが11から12へ
と移動して、範囲指定された文書データの挿入位置が、
アルファベットIで明確に表示される。この場合、移動
複写先文書編集ウインドウ7内にマウスカーソル8が位
置していると、挿入位置がマウスカーソル8位置に応じ
て移動して挿入位置がアルファベットIで表示される。
また、移動複写先文書編集ウインドウ7の外にマウスカ
ーソル8が位置していると、移動複写先文書編集ウイン
ドウ7内の文書をマウスカーソル8の位置に応じてスク
ロール処理が行われ、マウスカーソル8位置に最も近い
位置に挿入位置がアルファベットIで表示される。
【0032】次いで、ステップS610において、マウ
スの釦がリリースされドラッグの終了が検出されるとス
テップS611に進む。ステップS611では、範囲指
定された文書データ9が、移動複写先に変更選択された
移動複写先文書編集ウインドウ7の現在の即ちアルファ
ベットIの挿入位置に移動または複写される。また、ス
テップS610でドラッグが終了していないと判定され
ると、ステップS604に戻って同一の処理が繰り返さ
れ、ドラッグの終了と判定された時点でステップS61
1に進んで移動または複写処理が行われる。
【0033】一方、ステップS604でマウスカーソル
8が当初に移動複写先に設定されている移動複写元文書
編集ウインドウ6の領域内にあると判定され、或いはス
テップS604で、マウスカーソル8の位置が、移動複
写元文書編集ウインドウ6の領域外にあるが、ステップ
S605で、他の文書編集ウインドウへの移動複写先の
変更が選択されていないと判定された場合にもステップ
S609に進む。この場合は、移動複写先の変更選択が
行われていないので、ステップS609では、マウスカ
ーソル8が移動複写元文書編集ウインドウ6の領域内に
あると、移動複写元文書ウインドウ6内でのマウスカー
ソル8の移動に伴って挿入位置が移動して、範囲指定さ
れた文書データの挿入位置がアルファベットIで表示さ
れる。また、移動複写先文書編集ウインドウ6外にマウ
スカーソル8が位置していると、移動複写先文書編集ウ
インドウ6内の文書をマウスカーソル8の位置に応じて
スクロール処理をしながら、マウスカーソル8位置に最
も近い位置に挿入位置がアルファベットIで表示され
る。
【0034】次いで、ステップS610において、マウ
スの釦がリリースされドラッグの終了が検出されるとス
テップS611に進む。ステップS611では、範囲指
定された文書データ9が、移動複写元文書編集ウインド
ウ6の現在のアルファベットIの挿入位置に移動または
複写される。また、ステップS610でドラッグが終了
していないと判定されると、ステップS604に戻って
同一の処理が繰り返され、ドラッグの終了と判定された
時点でステップS611に進んで移動または複写処理が
行われる。
【0035】このように、第2の実施例によると、移動
複写元文書編集ウインドウ6内で範囲指定された文書デ
ータの他の挿入位置への移動または複写に際して、例え
ば移動複写元文書編集ウインドウ6によって覆われてい
る移動複写先の文書編集ウインドウに挿入位置がある場
合でも、該移動複写先の文書編集ウィンドウを最前面に
表示することにより、挿入位置を明確にアルファベット
Iで表示することができ、オペレータに操作上の負担を
与えずに、操作性よく誤処理なしに文書データの移動ま
たは複写することが可能となる。
【0036】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】請求項1および2に記載の発明による
と、ポインティングデバイスのカーソル位置が移動複写
元の文書編集ウインドウ以外の文書編集ウインドウ内に
存在すると判定され、且つ該文書編集ウインドウが移動
複写先に選択されていると判定されたとき、該文書編集
ウインドウが移動複写先に設定され、移動複写元の文書
編集ウインドウで範囲指定された文書データが該移動複
写先に設定された文書編集ウインドウに複写または移動
されるので、移動複写先が移動複写元文書編集ウィンド
ウ内外のいずれにあるかに拘らず、ポインティングデバ
イスのドラッグ操作により、オペレータに操作上の負担
を与えずに、操作性よく誤処理なしに文書データを他の
文書編集ウインドウに移動または複写をすることが可能
となる。
【0038】請求項3および4に記載の発明によると、
文書データの移動複写先の文書編集ウインドウが最前面
に表示されているか否かが判定され、最前面に配置され
ていないと該文書編集ウインドウが最前面に配置され、
最前面に配置された移動複写先の文書編集ウインドウ内
に、範囲指定された文書データの挿入位置が表示される
ので、文書データをポインティングディバイスにより、
移動複写先の文書編集ウィンドウの所望の移動または複
写位置に、操作性よく且つ正確に移動または複写するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る文書編集方法のフ
ローチャートである。
【図2】第1の実施例を実行する文書編集装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】第1の実施例による文書編集過程でのディスプ
レイの第1の表示の説明図である。
【図4】第1の実施例による文書編集過程でのディスプ
レイの第2の表示の説明図である。
【図5】第1の実施例による文書編集過程でのディスプ
レイの第3の表示の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る文書編集方法のフ
ローチャートである。
【図7】第2の実施例による文書編集過程でのディスプ
レイの第1の表示の説明図である。
【図8】第2の実施例による文書編集過程でのディスプ
レイの第2の表示の説明図である。
【図9】第2の実施例による文書編集過程でのディスプ
レイの第3の表示の説明図である。
【図10】第2の実施例による文書編集過程でのディス
プレイの第4の表示の説明図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 記憶装置 3 入力装置 4 表示装置 5 表示画面 6 移動複写元文書編集ウインドウ 7 移動複写先文書編集ウインドウ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動複写元の文書編集ウインドウ内で範
    囲指定された文書データを、ポインティングデバイスの
    ドラッグ操作により移動または複写する文書編集方法に
    おいて、 ドラッグ中の前記ポインティングデバイスのカーソル位
    置が、前記移動複写元の文書編集ウインドウの領域内に
    存在するか否かを判定するステップと、 前記カーソル位置が前記移動複写元の文書編集ウインド
    ウ以外の文書編集ウインドウの領域内に存在すると判定
    されたとき、前記カーソルが位置する文書編集ウインド
    ウが移動複写先に選択されているか否かを判定するステ
    ップと、 前記カーソルが位置する文書編集ウィンドウが移動複写
    先に選択されていると判定されたとき、前記カーソルが
    位置する文書編集ウインドウを移動複写先に設定するス
    テップと、 前記ドラッグ操作の終了により前記文書データを前記移
    動複写先に設定された文書編集ウインドウに複写または
    移動するステップとを有することを特徴とする文書編集
    方法。
  2. 【請求項2】 移動複写元の文書編集ウインドウ内で範
    囲指定された文書データを、ポインティングデバイスの
    ドラッグ操作により移動または複写する文書編集装置に
    おいて、 ドラッグ中の前記ポインティングデバイスのカーソル位
    置が、前記移動複写元の文書編集ウインドウの領域内に
    存在するか否かを判定する手段と、 前記カーソル位置が前記移動複写元の文書編集ウインド
    ウ以外の文書編集ウインドウの領域内に存在すると判定
    されたとき、前記カーソルが位置する文書編集ウインド
    ウが移動複写先に選択されているか否かを判定する手段
    と、 前記カーソルが位置する文書編集ウィンドウが移動複写
    先に選択されていると判定されたとき、前記カーソルが
    位置する文書編集ウインドウを移動複写先に設定する手
    段と、 前記ドラッグ操作の終了により前記文書データを前記移
    動複写先に設定された文書編集ウインドウに複写または
    移動する手段とを有することを特徴とする文書編集装
    置。
  3. 【請求項3】 移動複写元の文書編集ウインドウ内で範
    囲指定された文書データを、ポインティングデバイスの
    ドラッグ操作により移動または複写する文書編集方法に
    おいて、 移動複写先の文書編集ウインドウが最前面に配置されて
    いるか否かを判定するステップと、 前記移動複写先の文書編集ウインドウが最前面に配置さ
    れていないと判定されたとき、前記移動複写先の文書編
    集ウインドウを最前面に配置するステップと、 該最前面に配置された移動複写先の文書編集ウインドウ
    内に、前記文書データの挿入位置を表示するステップと
    を有することを特徴とする文書編集方法。
  4. 【請求項4】 移動複写元の文書編集ウインドウ内で範
    囲指定された文書データを、ポインティングデバイスの
    ドラッグ操作により移動または複写する文書編集装置に
    おいて、 移動複写先の文書編集ウインドウが最前面に配置されて
    いるか否かを判定する手段と、 前記移動複写先の文書編集ウインドウが最前面に配置さ
    れていないと判定されたとき、前記移動複写先の文書編
    集ウインドウを最前面に配置する手段と、 該最前面に配置された移動複写先の文書編集ウインドウ
    内に、前記文書データの挿入位置を表示する手段とを有
    することを特徴とする文書編集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228496B2 (en) 2002-07-09 2007-06-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Document editing method, document editing system, server apparatus, and document editing program
JP2015005128A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 シャープ株式会社 情報処理装置、プログラム
JP2017083960A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、制御方法、及びプログラム

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