JPH0743714U - 撥水性を有する感熱発色性粘着ラベル - Google Patents

撥水性を有する感熱発色性粘着ラベル

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JPH0743714U
JPH0743714U JP1565694U JP1565694U JPH0743714U JP H0743714 U JPH0743714 U JP H0743714U JP 1565694 U JP1565694 U JP 1565694U JP 1565694 U JP1565694 U JP 1565694U JP H0743714 U JPH0743714 U JP H0743714U
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JP
Japan
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water
label
repellent
sensitive adhesive
thermosensitive color
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Pending
Application number
JP1565694U
Other languages
English (en)
Inventor
田 光 利 米
Original Assignee
米田 光利
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0743714U publication Critical patent/JPH0743714U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 たとえば、湿気等を含む生鮮食料品等に付さ
れる値札ラベル等として用いた場合には、その湿気によ
り変色してしまうために、使用上において、制限がある
という欠点を除去して、感熱発色性を有するラベルを、
環境が激変し、水気や湿気の多い場所や物にも貼り付け
使用することができる、ラベルを提供せんとするもので
ある。 【構成】 この撥水性を有する感熱発色性粘着ラベル
は、ラベル基材1の裏面に感圧接着剤層2を形成すると
ともに、該ラベル基材1の表面に感熱発色剤層3を形成
してなる粘着ラベルにおいて、該感熱発色剤層3表面
に、少なくともワックスを含む撥水性を有する物質を塗
布してなる保護塗層4を形成したことを特徴とする、撥
水性を有する感熱発色性粘着ラベル。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、撥水性を有する感熱発色性粘着ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、使用に供されている感熱発色記録紙は、その発色機能を有する素材が、 湿気等に対する耐候性が無く、現在ある感熱記録紙は事務記録用として、環境の 変化の少ない室内に保存されるような用途にのみ使用されているのが現状である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、このような感熱発色記録紙を、たとえばラベルとして使用する場 合、たとえば、湿気等を含む生鮮食料品等に付される値札ラベル等として用いた 場合には、その湿気により変色してしまうために、使用上において、制限があり 、未だ実用化されるに至っていない。
【0004】 したがって、この考案は、これらの欠点を除去して感熱発色性を有するラベル を、環境が激変し、水気や湿気の多い場所や物にも貼り付け使用することができ る、ラベルを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ラベル基材の裏面に感圧接着剤層を形成するとともに、該ラベル 基材の表面に感熱発色剤層を形成してなる粘着ラベルにおいて、該感熱発色剤層 表面に、少なくともワックスを含む撥水性を有する物質を塗布してなる保護塗層 を形成したことを特徴とする、撥水性を有する感熱発色性粘着ラベルである。
【0006】
【作用】
ラベル基材の一方主面に形成された感熱発色剤層の表面に、撥水性を有する物 質が塗布されて保護塗層が形成されているので、その保護塗層により、水気や湿 気が、感熱発色剤層に達することなく、水気を弾く。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、ラベル基材の一方主面に感熱発色剤層を形成し、かつ、そ の感熱発色剤層の表面に撥水性を有する物質が塗布されて保護塗層を形成してい るために、水気や湿気等による影響が少なく、感熱発色剤を劣化させる物質が溶 けた液体等が、感熱発色剤に接触して感熱発色剤を劣化させることもないので、 ラベルが貼着される被貼着体の性質等に拘わらず、種々の商品のラベルとして利 用することができ、極めて便利となる。
【0008】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 なう以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例の断面図である。 図2は、ロール状に巻き重ねられた第1図実施例の利用方法を示す側面図であ る。
【0010】 1は、紙,合成紙,合成樹脂シートまたはフィルム等からなるラベル基材であ り、そのラベル基材1の裏面には、感圧型接着剤を塗布してなる接着剤層2が形 成されている。 ラベル基材1の表面には、熱を加えたときに、他の化合物と接触し、有色に発 色させる物質等からなる感熱発色剤が塗布されてなる、感熱発色剤層3が形成さ れている。 その感熱発色剤層3の表面には、さらに、ワックス、脂肪酸誘導体、合成樹脂 、クロム錯塩等をその主成分とする撥水性を有する物質が塗布されて、保護塗層 4が形成されている。 この保護塗層4の薄さは、サーマルヘッドなどからの加熱による、感熱発色剤 層3の感熱発色効果を妨げない程度にする必要性がある。
【0011】 なお、この実施例においては、ラベル基材1の裏面の感圧接着剤層2を保護す る、剥離シート5が感圧接着剤層2の表面に仮着されており、したがって、剥離 シート5の表面には複数のラベル基材1が支持されている。 剥離シート5は、ラベル基材1を剥離シート5より剥離し易くするために、紙 、加工紙類、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の表面に、シリコ ン樹脂等の剥離剤を塗布したものが選択される。
【0012】 撥水性を有する物質としては、次のようなものが選択される。 ワックス系エマルジョン形のもので、その塗布方法としては、ロールコー ティングやカレンダコーティングで塗工し、加熱乾燥させることによって、保護 塗層4を形成すればよい。 縮重合系樹脂、脂肪酸誘導体およびワックスあるいは熱硬化性樹脂、脂肪 族アマイド系誘導体を主成分とするエマルジョン形のもので、たとえば、それを もってカレンダあるいはスプレイコーティングすることにより、保護塗層4を形 成すればよい。 パラフィン、金属石鹸、ポリエチレン、ワックス等を配合した撥水性を有 する物質で、たとえば、それをもってカレンダ、スプレイあるいはロールコーテ ィング加工により、保護塗層4を形成してもよい。 合成樹脂、ワックス、非イオン系およびアニオン系活性剤を主成分とする 撥水性を有する物質で、たとえば、それによってスプレイあるいはロールコーテ ィング加工により、保護塗層4を形成する方法もよい。
【0013】 なお、この感熱発色性粘着ラベルは、たとえば、図2に示すように、ロール状 に巻き重ねてラベル印字貼着機に装着し、保護塗層4側表面より、サーマルヘッ ド(A)を当接させて、溶融あるいは昇華等により、感熱発色剤層3を発色させ て印字を施し、利用するとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の断面図である。
【図2】ロール状に巻き重ねられた実施例の利用方法を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 ラベル基材 2 感圧接着剤層 3 感熱発色剤層 4 保護塗層 5 剥離シート

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル基材の裏面に感圧接着剤層を形成
    するとともに、該ラベル基材の表面に感熱発色剤層を形
    成してなる粘着ラベルにおいて、該感熱発色剤層表面
    に、少なくともワックスを含む撥水性を有する物質を塗
    布してなる保護塗層を形成したことを特徴とする、撥水
    性を有する感熱発色性粘着ラベル。
  2. 【請求項2】 撥水性を有する物質は、特殊合成樹脂を
    配合したワックス系エマルジョン形の撥水剤で、この撥
    水剤を、ラベル基材の一方主面にコーティングして塗工
    し、加熱撥水させることによって保護塗層が形成され
    た、実用新案登録請求の範囲第1項記載の撥水性を有す
    る感熱発色性粘着ラベル。
  3. 【請求項3】 撥水性を有する物質は、縮重合系樹脂、
    脂肪酸誘導体および特殊ワックスを主成分とするエマル
    ジョン形の撥水剤であり、この撥水剤を、塗布して保護
    塗層が形成された、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の撥水性を有する感熱発色性粘着ラベル。
  4. 【請求項4】 撥水性を有する物質は、ワックス、パラ
    フィン、金属石鹸、ポリエチレンを主に配合した撥水剤
    であり、この撥水剤をラベル基材の主面に塗布してなる
    保護塗層が形成された、実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の撥水性を有する感熱発色性粘着ラベル。
  5. 【請求項5】 撥水性を有する物質は、合成樹脂、ワッ
    クス、非イオン系およびアニオン系活性剤を主成分とす
    る撥水剤であり、その撥水剤を塗布して、保護塗層が形
    成された、実用新案登録請求の範囲第1項記載の撥水性
    を有する感熱発色性粘着ラベル。
JP1565694U 1994-11-24 1994-11-24 撥水性を有する感熱発色性粘着ラベル Pending JPH0743714U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146686A (en) * 1981-03-05 1982-09-10 Ricoh Co Ltd Thermal recording type label sheet
JPS6054842A (ja) * 1983-09-06 1985-03-29 日本製紙株式会社 感熱発色粘着ラベルとその製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146686A (en) * 1981-03-05 1982-09-10 Ricoh Co Ltd Thermal recording type label sheet
JPS6054842A (ja) * 1983-09-06 1985-03-29 日本製紙株式会社 感熱発色粘着ラベルとその製造法

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