JPH0743695Y2 - 立体スコープ用フレーム - Google Patents

立体スコープ用フレーム

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JPH0743695Y2
JPH0743695Y2 JP8006290U JP8006290U JPH0743695Y2 JP H0743695 Y2 JPH0743695 Y2 JP H0743695Y2 JP 8006290 U JP8006290 U JP 8006290U JP 8006290 U JP8006290 U JP 8006290U JP H0743695 Y2 JPH0743695 Y2 JP H0743695Y2
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JP
Japan
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partition wall
window
support member
partition
stereoscopic
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8006290U
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English (en)
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JPH0437920U (ja
Inventor
衞 黒木
Original Assignee
株式会社トランス・アーツ
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Publication date
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、立体撮影された写真を立体映像として鑑賞す
るための立体スコープに用いられるフレームに関するも
のである。
[従来の技術] 従来の立体スコープは、接眼レンズや立体撮影されたス
ライドフィルムを支持するための部材などが、全体とし
てひとつの筐体に納められた一体構造を成していたた
め、例えば、視差が異なる種々の写真や近視眼、遠視眼
といった眼科的な個人差に応じて焦点を適正に調節する
ことができなかった。そこで、本考案者は、立体撮影さ
れた写真がプリントされている一対のカードを保持する
ようにしたカードホルダを、接眼レンズに対して前後方
向に移動可能なホルダ支持部材に挿着することにより、
焦点距離を調節可能とした立体スコープを考案し、実願
平1-120396号として提案している。
しかし、この既提案の立体スコープについては、製造、
組立ての一層の簡易化、運搬や保管のための利便化が望
まれていた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の技術的課題は、部品点数が少なくかつ製造、組
立てが容易で、しかも運搬、保管に便利な立体スコープ
用フレームを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案における立体スコープ
用フレームは、接眼レンズを取付けるための一対の窓穴
が切設された窓面と、該窓面における一方の窓穴の下方
から前方に伸びる底面と、一対の窓穴の中央部前方から
前後方向に延びる隔壁とを有し、底面に対して窓面と隔
壁とが折り目を介して接続された板材によって構成され
ているビュアー組立体、並びに、底面に隔壁を立設する
と共に、その底面の後端に該底面及び隔壁に対してほぼ
直交する向きに配設された衝立とを備え、底面と隔壁及
び衝立とが折り目を介して接続された板材によって構成
されているホルダ支持部材からなり、上記ビュアー組立
体とホルダ支持部材とを、底面と隔壁とを重ね合わせて
前後摺動自在に結合したことを特徴とするものである。
[作用] ビュアー組立体とホルダ支持部材とを、それらの底面及
び隔壁を重ね合わせた状態で、前後方向に摺動させ、接
眼レンズを取りつけた窓穴からホルダ支持部材に装着さ
れた立体写真を覗きながら該支持部材を前後させて、焦
点を調節する。
ビュアー組立体とホルダ支持部材とは、折り目を設けた
板材を該折り目に沿って折ることにより形成されている
ので、部品点数が少なくなり、かつ製造工程を簡素化す
ることもできる。
また、製品の組立て及び解体が容易であるため、解体し
た状態での運搬や陳列及び保管が可能である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
本実施例における立体スコープ用フレームは、第1図A
及び第2図Aに斜視図で示されているビュアー組立体1
及びホルダ支持部材2から構成され、それらは、第1図
B及び第2図Bの展開図に示すように、厚紙からなる一
枚の板材を折曲げて組立てることにより形成されてい
る。ただし、該板材の材質は、木やプラスチック等であ
ってもよい。
上記ビュアー組立体1は、接眼レンズを取付けるための
一対の窓穴3a,3aが切設された窓面3と、窓面3におけ
る一方の窓穴3aの下方から前方に伸びる底面4と、該底
面4に連設されて上記一対の窓穴3a,3aの中央部前方か
ら前後方向に延びる隔壁5と、上記窓面3の上縁に連設
された庇部6とから成っている。
上記窓面3における接眼レンズを取付けた一対の窓穴3
a,3aは、ホルダ支持部材2上に装着した写真ホルダ30に
直接的に印刷もしくは取付けられる立体撮影写真31,31
を覗き見るためのものである。また、窓面3の上縁に連
設した庇部6には、使用の際に額をぴったりと押し当て
られるように、額の起伏に沿うように切い欠いた縁部6a
が設けられている。
一対の窓穴3a,3aが切設された窓面3は、その一方の窓
穴3aの下方が折り目7aを介して底面4と折曲可能に連接
され、また該底面4と上記一対の窓穴3a,3aの中央部前
方から前後方向に延びる隔壁5とは、折り目7bを介して
折曲可能に連設され、さらに窓面3の上縁には庇部6が
折り目7cを介して連接されている。
なお、窓穴3aの形や大きさについては、接眼レンズの形
状や大きさにより、適当に決定すれば良い。また、上記
折り目7a,7b及び7cは、第1図Cからわかるように、板
材を折る側に形成されたV字形の溝によって形成された
ものである。
第1図Bの展開図からわかるように、隔壁5の窓面3に
隣接する辺5bの上端には、係止用フック8及び押さえ片
9が設けられている。一方、窓面3の中央上部には、折
り目7cに接するように、フック挿入口10a及びそれに連
通する係止部10bから構成された係止穴10が切設されて
いる。
隔壁5の辺5bと窓面3との連結は、第1図Cに一点鎖線
で示しているように、隔壁5を一度底面4に対して90度
以上折り曲げ、隔壁5に設けた係止用フック8を上記窓
面3における係止穴10のフック挿入口10aに挿入すると
共に、折り目7cで庇部6を折った状態で、該庇部6をフ
ック8と押さえ片9との間に挟み込み、この状態で隔壁
5の底面4に対する折曲げ角度を若干戻して、上記フッ
ク8を係止部10b内に嵌入することにより、窓面3及び
隔壁5は、板材の折り目7bにおける復元力を利用して、
相互に係止し合う立設状態で安定的に保持される。ま
た、庇部6も手前側に折られた状態で固定される。
なお、この組立て状態から解体する場合には、上記操作
の逆を辿れば良い。
一方、前記ホルダ支持部材2は、底面22と、その底面22
に立設した隔壁23と、それらの底面22及び隔壁23に対し
てほぼ直交する向きに配設された衝立21とを備え、上記
底面22と隔壁23、及び底面22と衝立21とは、それぞれ折
り目24a及び24bを介して接続している。
また、上記隔壁23の衝立21と隣接する辺23bの上端に
は、係止用フック25を配設すると共に、衝立21の中央上
部には、フック挿入口26a及びそれに連通する係止部26b
から構成された係止穴26が切設されている。よって、上
記ホルダ支持部材2の組立て及び解体は、前記ビュアー
組立体1と同様の操作により容易に行うことができる。
なお、写真ホルダ30の安定的な装着を可能とするため、
衝立21は少し前方に傾斜させている。
第3図からわかるように、ビュアー組立体1とホルダ支
持部材2との組み付けに際しては、ホルダ支持部材2に
おける底面22及び隔壁23を、ビュアー組立体1における
底面4及び隔壁5に重ね合わせ、衝立21は窓面3と反対
側に位置させて、衝立21と窓面3との間の距離を調整す
るためにそれらを摺動自在に結合させる。
上記摺動のため、ビュアー組立体1の底面4及びホルダ
支持部材2の隔壁23には、前後方向に延びるスリット4
a,23aがほぼ等しい長さにわたって切設され、一方、上
記ビュアー組立体1上にホルダ支持部材2を配して、底
面4,22及び隔壁5,23同士をそれぞれ重ねた状態におい
て、隔壁5のスリット23aに対応する位置、及び底面22
のスリット4aに対応する位置には、それぞれピン穴5a,2
2aが貫設され、各ピン穴からスリットにピン28を挿貫す
ることにより、ホルダ支持部材2をビュアー組立体1に
対してスリットの長さの範囲において前後摺動可能に取
り付けている。従って、接眼レンズを取りつけた窓穴3
a,3aからホルダ支持部材2に装着された立体撮影写真を
覗きながら、該支持部材2を前後させて焦点を調節する
ことができる。
ホルダ支持部材2上に装着する写真ホルダ30は、左右に
一対の立体撮影写真31,31を直接的に印刷もしくは取付
けることにより配設したものであり、左右の立体撮影写
真31,31の中間に、隔壁23に跨乗させるための切り欠き3
2を設け、これを隔壁23に跨乗させた状態で衝立21に立
てかけるようにしている。
なお、上記ビュアー組立体1及びホルダ支持部材2は、
組立て及び解体の繰り返しに耐え得るように折り目をテ
ープ等で補強しておくことができる。
[効果] 以上に詳述した本考案の立体スコープ用フレームによれ
ば、ビュアー組立体及びホルダ支持部材を構成する各面
を、折り目に沿って板材を折ると共に、両者を摺動自在
に結合することにより形成しているため、部品点数が少
なく、かつ製造工程を簡素化することができ、製造コス
トを低く抑えることができる。
また、製品の組立て及び解体が容易で、解体した状態で
運搬や陳列及び保管をすることができるため、それらに
付随するコストを削減することができ、使用者にとって
も持ち運びや保存に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案に係る立体スコープ用フレームを構成
するビュアー組立体の組立て状態における斜視図、第1
図Bはその展開図、第1図Cはその要部断面図、第2図
Aはホルダ支持部材の組立て状態における斜視図、第2
図Bはその展開図、第3図は組立て状態の斜視図であ
る。 1……ビュアー組立体、2……ホルダ支持部材、3……
窓面、3a……窓穴、4,22……底面、5,23……隔壁、7a,7
b,7c,24a,24b……折り目、21……衝立。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接眼レンズを取付けるための一対の窓穴が
    切設された窓面と、該窓面における一方の窓穴の下方か
    ら前方に伸びる底面と、一対の窓穴の中央部前方から前
    後方向に延びる隔壁とを有し、底面に対して窓面と隔壁
    とが折り目を介して接続された板材によって構成されて
    いるビュアー組立体、並びに、底面に隔壁を立設すると
    共に、その底面の後端に該底面及び隔壁に対してほぼ直
    交する向きに配設された衝立とを備え、底面と隔壁及び
    衝立とが折り目を介して接続された板材によって構成さ
    れているホルダ支持部材からなり、上記ビュアー組立体
    とホルダ支持部材とを、底面と隔壁とを重ね合わせて前
    後摺動自在に結合したことを特徴とする立体スコープ用
    フレーム。
JP8006290U 1990-07-27 1990-07-27 立体スコープ用フレーム Expired - Lifetime JPH0743695Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8006290U JPH0743695Y2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 立体スコープ用フレーム

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JP8006290U JPH0743695Y2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 立体スコープ用フレーム

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Publication Number Publication Date
JPH0437920U JPH0437920U (ja) 1992-03-31
JPH0743695Y2 true JPH0743695Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31624782

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JP8006290U Expired - Lifetime JPH0743695Y2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 立体スコープ用フレーム

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JPH0437920U (ja) 1992-03-31

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