JPH0742851Y2 - セレクタレバーのロック装置 - Google Patents

セレクタレバーのロック装置

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JPH0742851Y2
JPH0742851Y2 JP2299488U JP2299488U JPH0742851Y2 JP H0742851 Y2 JPH0742851 Y2 JP H0742851Y2 JP 2299488 U JP2299488 U JP 2299488U JP 2299488 U JP2299488 U JP 2299488U JP H0742851 Y2 JPH0742851 Y2 JP H0742851Y2
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JP
Japan
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lever
detent roller
interlock
lock
range
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JP2299488U
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English (en)
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JPH01126827U (ja
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諒一 斉田
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、駐車時にセレクタレバーが確実にロックされ
るようにした自動変速機におけるセレクタレバーのロッ
ク装置に関する。
〈従来の技術〉 自動車の自動変速機においては、車室内のセレクタレバ
ーを前後方向に段階的に移動することにより、駐車
(P)、後退(R)、中立(N)、ドライブ(D)、低
速(I,II)の各レンジに切換えられるようになってい
る。
従前のセレクタレバーは、車両の駐車状態でも動かし得
たため、セレクタレバーを駐車位置にして坂道に止めて
おいたような場合に誤って他の位置に操作されてしまう
と、車両が動き出してしまうという危険があった。
このような不具合を回避するため、車両の駐車時にはセ
レクタレバーをロックする装置が考えられている(例え
ば、特開昭60−135352号)。その一例の概略構成を第3
図に示す。
第3図において、1はセレクタレバーで、その下部はイ
ンジケータパネル31と一体のブラケット32に枢着され、
車両の前後方向に回動可能とされている。ブラケット32
内には各レンジ位置に対応する停止用の凹部を有するデ
ィテントプレート2が設けられている。一方、セレクタ
レバー1内には、ノブ3部のボタン4を押すことによっ
てばね5のばね力に抗して下降し得るロッド6が挿入さ
れ、このロッド6に、前記ディテントプレート2の凹部
に係合し得るディテントローラ7が設けられている。セ
レクタレバー1はコントロールケーブルを介してトラン
スミッション側に連結されている。
一方、ディテントプレート2もしくはそれと一体のブラ
ケット側の駐車位置側にピン8が設けられ、このピン8
に長穴9を介してインターロックレバー10が上下移動可
能、かつ揺動可能に支持されている。インターロックレ
バー10の上部には前記ディテントローラ7に嵌合し得る
凹部11が設けられている。また、下部にはブラケット側
に中央部がピン18で枢支されたL形レバー12の一端が連
結されている。
L形レバー12の他端には操作ケーブル13の一端が連結さ
れ、操作ケーブル13の他端は、ステアリングコラムに設
けられたキーシリンダ14の側方に摺動可能に設けられた
可動子15に連結されている。キーシリンダ14には係止突
起16(図においては、斜線を付して示してある)が設け
られ、ロック状態では、第5図に示すように、可動子15
の移動を阻止し、ケーブル13が引張られないようにす
る。17は可動子15を付勢するばねである。なお、キーシ
リンダ14のロック状態では、併せてステアリングもロッ
クされる。
第3図に示す状態は、セレクタレバー1が駐車位置にあ
って、ロックされた状態である。ディテントローラ7は
ディテントプレート2の駐車用の凹部2pに嵌合し、かつ
ディテントローラ7にインターロックレバー10の凹部11
が嵌合し、更に、キー側においては、キーシリンダ14が
回転して第5図に示すように、可動子15の操作ケーブル
13の引張り方向への移動を抑止した状態となっている。
この状態では、セレクタレバー1のボタン4を押しても
ディテントローラ7は下降し得ず、他のレンジへの切換
えはできない。つまり、ディテントローラ7に下降させ
ようとする力がかかっても、キー側において可動子15が
拘束されていることからL形レバー12は図中の反時計回
り方向には回転できず、インターロックレバー10の下降
を許容し得ず、ディテントローラ7は駐車用凹部2pから
脱し得ないのである。
キー19をキーシリンダ14に入れて、キーシリンダ14を第
4図に示すようにアンロック位置にすると可動子15の拘
束は解かれ、軸方向に自由に動き得る状態となる。よっ
て、セレクタレバー1のボタン4を押すと、L形レバー
12の回動が拘束されていないので、ディテントローラ7
と共にインターロックレバー10が下降し、ディテントロ
ーラ7は駐車用の凹部2pから脱し、セレクタレバー1は
切換え可能な状態となる。
セレクタレバー1のボタン4を押した状態で、駐車レン
ジに移動し、ボタン4を解放すると、インターロックレ
バー10が上方へ移動し、それに伴ってL形レバー12が第
3図において時計回り方向に回動され、ばね17により可
動子15は係合位置に移動され、その後キー19によりキー
シリンダ14をオフ位置に回動することによりその係止突
起16が可動子15との係合位置に来、可動子15の移動を阻
止する。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上記構成のセレクタレバーロック装置におい
ては、インターロックレバー10の上下位置でロック、ア
ンロックとしているため次のような問題があった。
走行中に車両の振動等に起因してインターロックレバ
ーが上下動し、異音発生の原因となると共に誤動作を引
き起こすおそれもあった。
操作ケーブル13のガタあるいはケーブルガイドとのフ
リクション等の影響によりインターロックレバーのロッ
ク位置、アンロック位置が出にくい。
車両の走行中にインターロックレバーが何らかの要因
で持ち上がり、その状態に保持されてしまうと、停止時
セレクタレバーを駐車位置へ切換えることができなくな
ってしまう。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本考案は、ディテントローラ
をディテントプレートの各レンジ用の凹部に選択的に係
合させる自動変速機のセレクタレバーを駐車レンジでロ
ックする装置であって、 前記ディテントプレートの駐車レンジ用凹部に係合する
前記ディテントローラに一端側が係合するとともに前記
ディテントローラの上下動に連動して上下動可能に設け
られたインターロックレバーと、 同インターロックレバーの他端側に一端が直接もしくは
間接に連結されるとともに他端がイグニッションキー装
置に設けられたロック機構に係脱可能に連結された操作
用連結部材と、 固定部に回動可能に枢支され、前記ディテントローラの
他のレンジから前記駐車レンジへの移動により一方へ回
動されるとともに弾性部材により他方へ回動するように
付勢されたロックレバーと、 前記インターロックレバーに形成され、前記ロックレバ
ーの前記他方への回動により同ロックレバーに係合して
同インターロックレバーの上方への移動を阻止するとと
もに前記ロックレバーの前記一方への回動により同ロッ
クレバーとの係合が解除されるストッパ部と を備えたことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成のセレクタレバーロック装置においては、ディ
テントローラがディテントプレートの駐車レンジ用凹部
に嵌合しているときには、ディテントローラにはインタ
ーロックレバーが係合し、かつ操作用連結部材がキーの
ロックにより拘束されるので、ディテントローラを押し
下げようとしても駐車用凹部から外れることはない。操
作用連結部材のキーのアンロックにより解放されると、
押し下げ力がかかることによりディテントローラは駐車
レンジ用凹部から外れて、他の位置へ移動し得る状態と
なる。セレクタレバーの回動によりディテントローラが
他の位置へ移動されるとロックレバーが回動し、インタ
ーロックレバーはロックレバーとの係合により下降位置
に保持され、ロックレバーはその切欠き凹部がディテン
トローラの進入を許容する状態で保持される。
〈実施例〉 第1図には本考案に係るセレクタレバーロック装置の概
略側面を示してあり、第2図には状態を異にするその一
部を示してある。
ディテントプレート2の駐車レンジ用凹部2p側寄りに設
けられたピン8に長穴9を介してインターロックレバー
10が支持され、上下動可能とされている。このインター
ロックレバー10は、第3図に示した従前のものと同様に
上部にはディテントローラ7に嵌合し得る凹部11が設け
られており、下部にはL形レバー12の一端が連結されて
いる。更に、インターロックレバー10の側面にはロック
時用のストッパ部21aとアンロック時用のストッパ部21b
とが段階状に形成されている。
一方、前記ピン8にはロックレバー22が枢支され、かつ
コイルばね23により図中反時計回り方向のばね力が付勢
されている。ロックレバー22の上部にはディテントロー
ラ7に係合し得る切欠き凹部24が形成されている。
駐車状態では、第5図に示したように、イグニッション
キー装置のキーシリンダ14におけるロック機構を構成す
る係止突起16により可動子15の移動は拘束される。イン
ターロックレバー10は第1図に示すように、駐車レンジ
用凹部2pに嵌合しているディテントローラ7に嵌合す
る。このとき、ロックレバー22はインターロックレバー
10のロック時用ストッパ部21aに係合し、先端側の切欠
き凹部24はディテントローラ7の抜け側に位置する。
この状態では、セレクタレバー1のボタン4を押そおう
としても、L形レバー12が操作用連結部材である操作ケ
ーブル13により引張られていることによってインターロ
ックレバー10が拘束されていることから、インターロッ
クレバー10は下降し得ず、ディテントローラ7が駐車用
レンジ凹部2pから抜けることはない。
キー19をキーシリンダ14に差し込み、キーシリンダ14を
ロック位置以外の位置にすると、第4図に示すように可
動子15の拘束は解かれ、インターロックレバー10は下降
し得る状態となる。
セレクタレバー1のボタン4を押すと、ディテントロー
ラ7は押し下げられ、駐車レンジ用凹部2pから外れ、駐
車レンジ用凹部2pの下側に位置しているロックレバー22
の切欠き凹部24に入る。セレクタレバー1を回動させる
ことにより、ディテントローラ7は他のレンジ位置へ移
動するが、このとき、ロックレバー22がディテントロー
ラ7に押されて第2図に示す如く回動し、その下端部は
アンロック時用ストッパ部21bに係合する。この係合に
より、インターロックレバー10は下降位置に保持され
る。つまり、インターロックレバー10は車両の振動等に
よっても上昇したりすることなく、次のセレクタレバー
1の駐車位置へのシフトに対応し得る下降位置にロック
されるのである。
セレクタレバー1を駐車位置へ移動すると、ディテント
ローラ7は先ず、ロックレバー22の切欠き凹部24に入
り、ロックレバー22を回動させ直立させる。この後、セ
レクタレバー1のボタン4を解放すれば、ディテントロ
ーラ7に作用している上向きのばね力によりディテント
ローラ7は駐車レンジ用凹部2pに嵌合し、第1図に示し
た状態となる。
〈考案の効果〉 本考案に係るセレクタレバーロック装置によれば、イン
ターロックレバーをロック位置、アンロック位置で確実
に保持するようにしたので、車両の走行中による振動等
によってインターロックレバーが不測の位置に来て、駐
車位置へのシフト不能といった不具合が生ずることはな
くなる。また、インターロックレバーが確実に保持され
るので、ガタ等による異音の発生も防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るセレクタレバーロック
装置の概略側面図、第2図は状態を異にするその一部の
側面図、第3図は従来のものの概略図、第4図、第5図
はキー側の異なる状態の概略図である。 図面中、 1はセレクタレバー、2はディテントプレート、2pは駐
車レンジ用凹部、7はディテントローラ、8はピン、9
は長穴、10はインターロックレバー、12はL形レバー、
13は操作ケーブル、14はキーシリンダ、15は可動子、21
aはロック時用のストッパ部、21bはアンロック時用のス
トッパ部、22はロックレバー、23はコイルばね、24は切
欠き凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディテントローラをディテントプレートの
    各レンジ用の凹部に選択的に係合させる自動変速機のセ
    レクタレバーを駐車レンジでロックする装置であって、 前記ディテントプレートの駐車レンジ用凹部に係合する
    前記ディテントローラに一端側が係合するとともに前記
    ディテントローラの上下動に連動して上下動可能に設け
    られたインターロックレバーと、 同インターロックレバーの他端側に一端が直接もしくは
    間接に連結されるとともに他端がイグニッションキー装
    置に設けられたロック機構に係脱可能に連結された操作
    用連結部材と、 固定部に回動可能に枢支され、前記ディテントローラの
    他のレンジから前記駐車レンジへの移動により一方へ回
    動されるとともに弾性部材により他方へ回動するよう付
    勢されたロックレバーと、 前記インターロックレバーに形成され、前記ロックレバ
    ーの前記他方への回動により同ロックレバーに係合して
    同インターロックレバーの上方への移動を阻止するとと
    もに前記ロックレバーの前記一方への回動により同ロッ
    クレバーとの係合が解除されるストッパ部と を備えたことを特徴とするセレクタレバーのロック装置
JP2299488U 1988-02-25 1988-02-25 セレクタレバーのロック装置 Expired - Lifetime JPH0742851Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01126827U JPH01126827U (ja) 1989-08-30
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