JPH0645377U - フラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布装置

Info

Publication number
JPH0645377U
JPH0645377U JP8655092U JP8655092U JPH0645377U JP H0645377 U JPH0645377 U JP H0645377U JP 8655092 U JP8655092 U JP 8655092U JP 8655092 U JP8655092 U JP 8655092U JP H0645377 U JPH0645377 U JP H0645377U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray nozzle
printed circuit
circuit board
flux
rails
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8655092U
Other languages
English (en)
Inventor
栄枝 飯田
Original Assignee
有限会社東邦電子機器製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社東邦電子機器製作所 filed Critical 有限会社東邦電子機器製作所
Priority to JP8655092U priority Critical patent/JPH0645377U/ja
Publication of JPH0645377U publication Critical patent/JPH0645377U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板の下面に霧状フラックスを薄く
均一に塗布し得ると共に、必要最少限のフラックス量で
済んで経済性にも優れた装置を提供すること。 【構成】 筺体10上に配置され、かつプリント基板P
の搬送チェーン20を有する一対のレール11、12
と、該レール間の下方に配置のスプレーノズル26と、
プリント基板Pの寸動を制御するセンサー36およびス
プレーノズル26の移動と稼動を制御する一対のセンサ
ー37、38を備え、プリント基板Pを間欠的に寸動さ
せ、一時停止状態においてプリント基板搬送方向と直交
方向にスプレーノズル26を移動させて霧状フラックス
を均一に塗布する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板の下面にフラックスを霧状に塗布するスプレー式のフ ラックス塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半田付後のプリント基板に付着のフラックスの洗浄はフロン溶剤で行われてい るが、昨今フロンによる大気汚染が問題になり、これの使用規制がなされている 。そこで、プリント基板の無洗浄化を目的とした技術開発がなされており、現 今においてはスプレーノズルよりフラックスを霧状に塗布するスプレー式塗布装 置、更に詳しくは、搬送中のプリント基板に対し、スプレーノズルが往復動しな がらフラックスを霧状に塗布する装置が実用化されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、上記の実用化されている装置では、プリント基板に対するスプレー ノズルによるフラックスの塗布が、プリント基板の搬送方向と直交方向にはなさ れないで斜向方向に塗布される結果、塗布均一性に劣るばかりか、余剰フラック スの無駄が多くて不経済的であるという問題点がある。
【0004】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは 、プリント基板に対し、フラックスを薄く均一に塗布することができ、しかも 必要最少限のフラックス量で済んで余剰フラックスの無駄が少なくて経済的であ るばかりか、余剰噴霧フラックスを吸引する装置が小さくて済むフラックス塗布 装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
この目的のため、本考案は、筺体上に配置されたプリント基板の搬送手段を有 する一対のレールと、該レールの下方に位置した筺体内にレール方向と直交方向 に往復動可能として設けられ、間欠的に所定距離ずつ搬送されたプリント基板の 下面にフラックスを霧状に塗布するスプレーノズルと、該スプレーノズルと所定 の距離を有した前方部位に配置され、搬送されてきたプリント基板のスプレーノ ズルからの所定通過距離を検知して、該検知信号によりプリント基板を該通過位 置に停止させる等駆動モータをシーケンス制御するセンサーと、前記一対のレー ルの内側に対向して配置され、前記スプレーノズルの往復動および稼動手段をシ ーケンス制御する一対のセンサーとを備えた構成を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照し、その作用と共に説明する。図1は本考案に係る フラックス塗布装置の一例での概略平面図、図2は概略側面図、図3は概略正面 図で、これら図において、筺体10上に固定側レール11と移動側レール12が 配置され、移動側レール12は固定側レール11に対し、平行に移動可能となっ ている。更に説明すると、固定側レール11と移動側レール12は、その前後に おいて、各々両側ブラケット14に支承された幅調整螺子杆13と両側ブラケッ ト16に支承されたガイド杆15によって連結されると共に、前後の幅調整螺子 杆13の固定側レール11よりの突出杆端部には手動ハンドル(図示しない)が 取り付けられ、これらハンドルの手動回転操作により、移動側レール12をプリ ント基板Pの幅Lに適合させて移動調整できるようになっている。固定側レール 11と移動側レール12の上面には、前後のスプロケット17、中間スプロケッ ト18およびスプライン軸受付スプロケット19を介して搬送チェーン20が懸 張されると共に、搬送チェーン駆動スプライン軸21のスプロケット22と筺体 10内に設けられている駆動モータ23の駆動軸がチェーン24を介して連結さ れ、モータ23の駆動によりスプロケット22を介してスプライン軸21が駆動 せられ、これと一体回転するスプライン軸受付スプロケット19により搬送チェ ーン20が駆動せられて、プリント基板Pは図1に示されている矢印A方向から 矢印B方向に搬送されるようになっている。
【0007】 固定側レール11と移動側レール12の下方にして、かつ搬入側とガイド杆1 5と搬送チェーン駆動スプライン軸21の中間部に位置した筺体10内の架台2 5上には、レール11、12の軸方向(プリント基板Pの搬送方向)と直交する 方向に往復動して、プリント基板Pの下面にフラックスを霧状に噴射して塗布す るスプレーノズル26が配置されている。更に説明すると、スプレーノズル26 は一端に突片部28を有するプレート27の他端部上に上向きに装着されて、プ レート27はこれを挿通している螺子杆29とガイド杆30により保持されると 共に、螺子杆29とガイド杆30は各々の両端が架台25上の各々の両ブラケッ ト31、31、32、32によって支承され、更に螺子杆29のスプロケット3 3と架台25の適所に設けられたモータ34の駆動軸がチェーン35を介して連 結され、モータ34の正逆回転によりスプロケット33を介してチェーン駆動せ られ、螺子杆29とプレート27の螺子孔との螺子運動により、かつガイド杆3 0によりガイドされてプレート27と一体的にスプレーノズル26が図1に示さ れている矢印C、D方向に往復動するようになっている。なお、図示しないが、 スプレーノズル26は可撓性パイプを介してフラックスタンク等と接続されてい る。
【0008】 架台25上にして、かつスプレーノズル26と所定の距離を有した前方部位に はセンサー、好ましくは超音波センサー36が装着され、該センサー36により 搬送されてきたプレント基板Pのスプレーノズル26からの所定通過距離を検知 して、該検知信号により駆動モータ23をシーケンス制御して停止させ、プリン ト基板Pを通過位置に停止させるようになっている。また、固定側レール11と 移動側レール12の内側には、一対のセンサー37、38が設けられ、これらセ ンサー37、38によりスブレーノズル26の往復動および稼動手段がシーケン ス制御されるようになっている。
【0009】 次に動作について説明すると、全てのスイッチがONされて運転が開始される と、プリント基板Pは、駆動モータ23の駆動による搬送チェーン20の駆動に よって図1に示されている矢印A方向より矢印B方向に自動搬送され、該プリン ト基板Pがスプレーノズル26よりも所定の距離(例えば50mm)通過すると、 センサー36がこれを検知して、該検知信号によるシーケンス制御によって駆動 モータ23の回転が停止して搬送チェーン20の駆動が停止し、プリント基板P は当該通過位置に停止する。この時、スプレーノズル26は固定側レール11の 側にあり、一時停止状態にあるプリント基板Pの下面に、スプレーノズル26か ら例えば150mmの吹き付け幅でプリント基板搬送方向と直交方向にフラックス を霧状に噴射しながらモータ34、チェーン35等の駆動を介して移動し、スプ レーノズル26が移動側レール12、詳しくは、スプレーノズル26を装着して いるプレート27の突片部28がセンサー38に近接すると、該センサー38の 検知信号によるシーケンス制御によってモータ34の回転が停止してスプレーノ ズル26の移動が停止すると共に、スプレーノズル26の稼動(霧状フラックス の噴射)が停止する。スプレーノズル26の移動と稼動が停止すると、モータ2 3等の再駆動を介してプリント基板Pが所定の距離(例えば100mm)だけ図1 に示されている矢印B方向に搬送され、センサー36の検知により該位置に停止 する。すると、スプレーノズル26は稼動してフラックスを霧状に噴射してプリ ント基板Pの下面に塗布しながら(吹き付け幅150mm)、センサー38側より センサー37側に移動し、プレート突片部28がセンサー37に近接すると、該 センサー37の検知信号によるシーケンス制御によって、スプレーノズル26の 移動と稼動が停止する。このようにして、プリント基板Pの長さに対応して搬送 チェーン20の寸動とスプレーノズル26の図1に示されている矢印C、D間の 移動と稼動を繰り返し、霧状フラックスの低く斑に塗布された両端縁部を二度塗 布することにより、プリント基板Pの下面に霧状フラックスが均一な厚さをもっ て塗布される。
【0010】
【考案の効果】
しかして、本考案によれば、プリント基板を所定の距離だけ間欠的に寸動させ 、プリント基板の一時停止状態において、該プリント基板の搬送方向と直交方 向にスプレーノズルを移動、稼動させて霧状フラックスを塗布するものであるか ら、霧状フラックスを均一の厚さにきわめて良好に塗布できて、塗布均一性に優 れると共に、プリント基板の寸動中においては、スプレーノズルの稼動は停止し ているから、必要最少限のフラックス量で済んで、フラックスの無駄がなくて経 済性に優れるばかりか、余剰噴霧フラックスの吸引装置が小さくて済み、装置全 体の小型化が可能で設置面積も少なくて済む等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフラックス塗布装置の一例での概
略平面図である。
【図2】概略側面図である。
【図3】概略正面図である。
【符号の説明】
10 筺体 11 固定側レール 12 移動側レール 20 搬送チェーン 23 駆動モータ 25 架台 26 スプレーノズル 34 モータ 36、37、38 センサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体上に配置されたプリント基板の搬送
    手段を有する一対のレールと、該レールの下方に位置し
    た筺体内にレール方向と直交方向に往復動可能として設
    けられ、間欠的に所定距離ずつ搬送されたプリント基板
    の下面にフラッスクを霧状に塗布するスプレーノズル
    と、該スプレーノズルと所定の距離を有した前方部位に
    配置され、搬送されてきたプリント基板のスプレーノズ
    ルからの所定通過距離を検知して、該検知信号によりプ
    リント基板を該通過位置に停止させる等駆動モータをシ
    ーケンス制御するセンサーと、前記一対のレールの内側
    に対向して配置され、前記スプレーノズルの往復動およ
    び稼動手段をシーケンス制御する一対のセンサーとを備
    えた構成を特徴とするフラックス塗布装置。
JP8655092U 1992-11-24 1992-11-24 フラックス塗布装置 Pending JPH0645377U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8655092U JPH0645377U (ja) 1992-11-24 1992-11-24 フラックス塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8655092U JPH0645377U (ja) 1992-11-24 1992-11-24 フラックス塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0645377U true JPH0645377U (ja) 1994-06-14

Family

ID=13890118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8655092U Pending JPH0645377U (ja) 1992-11-24 1992-11-24 フラックス塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645377U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5928649B1 (ja) * 2015-12-14 2016-06-01 千住金属工業株式会社 はんだ付け装置及びフラックス塗布装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6190005A (ja) * 1984-10-11 1986-05-08 Nippon Steel Corp 管棒状体の曲り測定方法
JPH0459170A (ja) * 1990-06-28 1992-02-26 Nec Corp 噴霧式フラックス塗布装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6190005A (ja) * 1984-10-11 1986-05-08 Nippon Steel Corp 管棒状体の曲り測定方法
JPH0459170A (ja) * 1990-06-28 1992-02-26 Nec Corp 噴霧式フラックス塗布装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5928649B1 (ja) * 2015-12-14 2016-06-01 千住金属工業株式会社 はんだ付け装置及びフラックス塗布装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5415337A (en) Method and apparatus for applying solder flux to a printed circuit
US5588996A (en) Apparatus for spray coating flat surfaces
US5393348A (en) Apparatus for spray coating
JPH0645377U (ja) フラックス塗布装置
JP2005270740A (ja) 接着剤塗布装置及び接着剤塗布方法
KR940006205A (ko) 세정용 브러시를 가지는 기판세정장치 및 기판 세정방법
KR20030088910A (ko) 스크린 프린터 세척장치와 그의 구동방법
JPH0742522Y2 (ja) 噴霧装置
JP2003211037A (ja) 塗装機
CN211392992U (zh) 丙烯酸玻璃涂料的检测用传输装置
CN214217325U (zh) 一种用于喷涂机的电路板翻转装置
JPS6344336Y2 (ja)
CN214165524U (zh) 一种核桃包装运输用喷码机
JPH0538020Y2 (ja)
JPH0328939Y2 (ja)
KR970000867Y1 (ko) 브레이크패드의 마킹장치
JPH0655290U (ja) 基板押え搬送装置
JPH1076197A (ja) 搬送ワークの姿勢制御装置
SU498040A1 (ru) Устройство дл нанесени защитных покрытий на внутреннюю поверхность труб
TWM643539U (zh) 塗布產線之基板輸送設備及其移載裝置
JP2533853Y2 (ja) プリント基板のトラバーサ機構
JPS57113865A (en) Paint sprayer
JPS61271046A (ja) 金属板の額縁塗装装置
JPH0745941A (ja) 噴霧式フラックス塗布装置および塗布方法
JPH06170287A (ja) スプレー式自動塗布装置