JP2009083295A - スクライブ装置及びスクライブ方法 - Google Patents

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Atsushi Ogiwara
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潤 古川
Chikanobu Hoshino
京延 星野
Masanori Mito
雅徳 三戸
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明夫 羽生
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雅彦 中村
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貴哉 河野
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Abstract

【課題】ワークの表面にプログラムされた曲線通りのスクライブ線を形成することができるスクライブ装置を提供する。
【解決手段】スクライブ装置は、ワーク17の表面にスクライブ線を刻み付けるためのカッターホイール11と、カッターホイール11がその回転中心線の回りを回転できるようにカッターホイール11を保持するホルダ31と、カッターホイール11がワーク17の表面を転がることができるように、カッターホイール11をワーク17に対して相対的に移動させる移動機構と、カッターホイール11及びホルダ31をワーク17の表面と直交する垂直線L2の回りを旋回させる回転機構と、カッターホイール11の垂直線L2の回りの旋回角度を制御する制御装置と、を備える。垂直線L2上にカッターホイール11とワーク17の接触点が位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガラス、半導体などの脆性材料からなる薄板状のワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置及びスクライブ方法に関する。
脆性材料からなる薄板状のワークを切断する際には、ワークの表面にはあらかじめ目印になるスクライブ線が刻み付けられる。スクライブ線に沿ってワークを曲げると、表面のクラックが裏面まで到達し、ワークが切断される。
ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ方法としては、円盤状のカッターホイールをワークの表面に押し付け、加圧したままカッターホイールをワークの表面上を転がす方法や、カッターホイールを転がす間にさらにカッターホイールを振動させる方法が知られている。カッターホイールを振動させると、ワークの表面に深い垂直クラックを形成することができるので、フルカットが可能になる。
カッターホイールがカッターホイールの進行方向を向いているかどうかは、カッティング品質に重大な影響を及ぼす。カッターホイールの走行方向に対してカッターホイールが傾いていると仮定すると、罫書き中のカッターホイールに無理な力がかかり、ワークのカッティング品質が悪くなるからである。
カッターホイールの傾きとカッターホイールの走行方向とを一致させるため、図13に示されるように、カッターホイール1を水平面内で旋回させる旋回機構(首振り機構)4を組み込んだスクライブヘッドが知られている(例えば特許文献1参照)。カッターホイール1を保持するホルダ2は、ベアリング3によって垂直軸2aの回りを回転可能に支持される。ホルダ2には、ワーク5の表面上を転がり運動できるようにカッターホイール1が保持される。ワーク5の表面にスラクイブ線を形成するとき、カッターホイール1がホルダ2の垂直軸2aの回りを自由に回転できる。このため、カッターホイール1の傾きは、あたかも椅子のキャスターのように、カッターホイール1の走行方向に受動的にならう。
特開2007−118355号公報
従来の首振り機構を用いたスクライブ装置にあっては、円弧などのプログラムされた曲線に沿ってカッターホイール1を移動させるとき、カッターホイール1の首振り角度が任意に変化してしまうから、カッターホイール1の位置を制御することができない。このため、ホルダ2の回転軸2aの位置をプログラムされた曲線に沿って移動させていた。
しかし、図14に示されるように、プログラムされた曲線6に沿ってホルダ2の回転軸2aを移動させても、カッターホイール1が曲線の内側を通過してしまう。すなわち、プログラムされた曲線6からずれたスクライブ線7がワークの表面に形成されてしまう。
そこで本発明は、ワークの表面にプログラムされた曲線通りのスクライブ線を形成することができるスクライブ装置及びスクラブ方法を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ワークの表面にスクライブ線を刻み付けるカッターホイールと、前記カッターホイールがその回転中心線の回りを回転できるように、前記カッターホイールを保持するホルダと、前記カッターホイールが前記ワークの表面を転がることができるように、前記カッターホイールを前記ワークに対して相対的に移動させる移動機構と、前記カッターホイールを前記ワークの表面に直交する垂直線の回りを旋回させる回転機構と、前記カッターホイールの前記垂直線の回りの旋回角度を制御する制御装置と、を備え、前記垂直線上に前記カッターホイールと前記ワークの接触点が位置するスクライブ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスクライブ装置において、前記制御装置は、前記カッターホイールが前記ワークの表面上に形成されるスクライブ線の接線方向を向くように、前記カッターホイールの前記垂直線回りの旋回角度を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスクライブ装置において、前記制御装置は、接線方向角が曲線長の二次式で与えられるクロソイド曲線を用いて軌跡を設計すると共に、前記軌跡の接線方向角を算出し、前記軌跡に基づいて前記移動機構を操作し、前記ワークの表面上の前記カッターホイールの位置を制御すると共に、前記接線方向角に基づいて前記回転機構を操作し、前記カッターホイールの前記垂直線の回りの旋回角度を制御することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、ワークの表面にカッターホイールを当接させ、前記ワークの表面上で前記カッターホイールを転がしながら、前記ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ方法において、前記ワークの表面に直交すると共に、前記カッターホイールと前記ワークの接触点を通る垂直線の回りに前記カッターホイールを旋回させながら、前記カッターホイールを前記ワークの表面に沿って相対的に移動させるスクライブ方法である。
請求項1に記載の発明によれば、カッターホイールを垂直線の回りに旋回させても、カッターホイールとワークの接触点の位置が変化しない。したがって、ワークの表面にプログラムされた曲線通りのスクライブ線を形成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、カッターホイールがスクライブ線の接線方向を向くので、カッターホイールにかかる抵抗を最も少なくすることができる。したがって、ワークに欠けなどのダメージの少ないスクライブ線を形成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、接線方向角が曲線長の二次式で与えられるクロソイド曲線を用いて軌跡を設計するので、軌跡の接線方向を算出し易くなる。
請求項4に記載の発明によれば、カッターホイールを垂直線の回りに旋回させても、カッターホイールとワークの接触点の位置が変化しない。したがって、ワークの表面にプログラムされた曲線通りのスクライブ線を形成することができる。
以下添付図面に基づいて、本発明の一実施形態におけるスクライブ装置を説明する。図1は、スクライブ装置の垂直方向断面図を示す。
スクライブ装置は、ガラス、半導体などの脆性材料からなる薄板状のワーク17にスクライブ線を刻み付ける。スクライブ線は垂直クラックが伝搬したものであり、ワーク17を分断するときの目印として使用される。ワーク17は、スクライブ装置のテーブル16に吸着・保持される。カッターホイール11は、ワーク17の表面に押し付けられた状態で、ワーク17の表面を転がる。カッターホイール11がワーク17の表面を転がり運動することで、ワーク17の表面にスクライブ線が刻み付けられる。カッターホイール11は、ホルダ31にその回転軸の回りを回転できるように保持される。
図2は、カッターホイール11の詳細図を示す。カッターホイール11は円盤状に形成されると共に、その外周部に尖った稜線11aを有する。カッターホイール11の稜線11aがワーク17に食い込む刃になる。カッターホイール11の中心部には、ホルダ31の車軸31aが挿入される貫通穴11bが開けられる。カッターホイール11はホルダ31の車軸31aの回りを回転する。カッターホイール11の回転中心線L1はワーク17の表面と平行であり、水平方向を向く。
この実施形態では、ワーク17に深い垂直クラックを形成するために、カッターホイール11を垂直方向に振動させる。図1に示されるように、ホルダ31は、スクライブヘッド12に取り付けられる。スクライブヘッド12がカッターホイール11を垂直方向に振動させる。スクライブヘッド12の筒状のハウジング18には、振動子19として、例えば外部電圧を加えると歪を生じる圧電素子(ピエゾアクチュエータ)が設けられる。圧電素子には電線20が接続される。圧電素子に印加する電圧を所定の周波数で変化させると、圧電素子が周期的に伸縮する。この圧電素子の周期的な伸縮によって振動が発生する。磁界を加えると磁性体に歪を生じる磁歪素子などの磁性材料を用いてもよい。
振動子19の上側には、受け部21が密着して設けられ、下端部には、振動伝達軸22が密着して設けられる。振動子19の振動は、振動伝達軸22に伝達される。皿ばね27は、振動伝達軸22の振動を振動子19の振動に追従させる。振動伝達軸22の振動は、スライド軸受29に案内される。受け部21はハウジング18内に収容されていて振動の反作用を受ける。
受け部21は、ハウジングに設けた回転軸受23に回転可能に支持される。振動伝達軸22は、ハウジングに設けた回転軸受26に回転可能に支持される。受け部21及び振動伝達軸22の回転中心線はワーク17に対して垂直である。このため、カッターホイール11及びホルダ31は、垂直線L2の回りを旋回可能となる。
回転機構30は、カッターホイール11及びホルダ31を垂直線L2の回りを旋回させる。受け部21の上端部には、歯車が加工される。θ軸サーボモータ28の出力軸には歯車が加工されたプーリなどが取り付けられる。受け部21の歯車とθ軸サーボモータ28の出力軸との間には、ベルト25が掛け渡される。θ軸サーボモータ28の出力軸を回転させることで、受け部21を回転させ、ひいては、カッターホイール11を回転させることができる。θ軸サーボモータ28のドライバは、角度指令を生成する上位のパソコンなどのコンピュータと共に、θ軸サーボモータ28の回転角度を制御する。なお、ベルト25などの巻き掛け伝動機構の他に、歯車機構などの種々の動力伝動機構を用いてもよい。
移動機構13は、ワーク17の表面の二次元的な平面内で、スクライブヘッド12をX及び/又はY方向に移動させる。移動機構13は、スクライブヘッドをX軸方向へ移動させるX軸移動機構と、Y軸方向へ移動させるY軸移動機構とから構成される。X軸及びY軸移動機構は、X軸及びY軸サーボモータと、X軸及びY軸サーボモータの回転運動をスクライブヘッド12の直線運動に変換するボールねじ機構などの運動変換手段と、から構成される。移動機構13は、スクライブヘッド12を移動させる替わりに、テーブル16を移動させてもよい。
スクライブヘッド12は、ベース14に対して上下方向にスライドできるようにリニアガイド15に案内される。カッターホイール11がワーク17の上面に当接するまでスクライブヘッド12を降下させた後、移動機構13によってスクライブヘッド12をワーク17の表面に沿って移動させると、カッターホイール11がワーク17の表面上の二次元的な平面を転がり運動する。カッターホイール11の転がり運動によって、ワーク17の表面にスクライブ線が刻み付けられる。なお、エアーシリンダなどの加圧手段によって、スクライブヘッド12をワーク17の表面に押し付けてもよい。
図3は、垂直線L2とカッターホイール11との位置関係を示す。カッターホイール11が水平面内で旋回しても、カッターホイール11とワーク17の接触点Pの位置が変化しないように、カッターホイール11とワーク17との接触点Pは垂直線L2上にある。また、この垂直線L2はカッターホイール11の回転中心線L1とも交差する。
図4は、設計された軌跡34上を移動するカッターホイール11の概念図を示す。制御装置は、接線方向角が曲線長の二次式で与えられるクロソイド曲線を用いてワーク17の表面に形成されるべきスクライブ線の軌跡34を設計する。そして、軌跡34を設計すると共に、軌跡34の接線方向角35を算出する。次に制御装置は、設計された軌跡34に基づいて移動機構13を操作し、設計されたスクライブ線の軌跡34がワーク17の表面に形成されるように、カッターホイール11の位置を制御する。そして、これと同時に、接線方向角35に基づいて回転機構30を操作し、カッターホイール11が接線方向を向くようにカッターホイール11の姿勢、すなわち垂直線回りの旋回角度を制御する。このように制御すれば、カッターホイール11の傾きがカッターホイール11の進行方向にならうので、カッターホイール11からワーク17に無理な力がかからず、割れや欠けの少ないスクライブ線を形成することができる。
以下に制御装置の構成について詳細に説明する。図5は制御装置55の構成図を示す。制御装置55のハードウェアは、モーション・テーブル51作成までのソフトウェアが組み込まれたパソコン等のコンピュータ56(図中点線より左側)と、モーション・テーブル51を読み込んでスクライブ装置のX,Y,θ軸サーボモータを動作させるためのモーション・オペレータ54が組み込まれたドライバ57(図中点線より右側)とで構成される。
コンピュータ56が、行方向に時間軸、列方向にスクライブ装置のX,Y,θ軸をとって各動作軸の変位の値を記述したモーション・テーブル51を作成する。このモーション・テーブル51に基づいて、ドライバ57がスクライブ装置の各軸の制御を行う。コンピュータ56とドライバ57との間には、モーション・テーブル51及びモーション・エディタ53からの信号指令が伝わる。
制御装置55のソフトウェアは、モーション・テーブル51を作成するためのモーション・デザイナ52と、複数のモーション・テーブル51を編集するためのモーション・エディタ53(シーケンサ)、並びにこれらの指令入力を受けてX,Y,θ軸のサーボモータを動作させるためのモーション・オペレータ54とによって構成される。
まず、モーション・テーブル51について説明する。カッターホイール11の位置及び/又は姿勢を時間の関数として与えることは、モーションと呼ばれる。モーション・テーブル51は、図6に示されるように、行方向に時間軸、列方向に各動作軸(サーボモータ)を各軸の変位のアブソリュート値またはインクリメンタル値として記述したものである。アブソリュート値は基準値に対しての絶対値であり、インクリメンタル値は時間間隔毎に増分する値である。図7にはアブソリュート値が記述されているが、必ずしもゼロから始まるとは限らない。
モーション・テーブル51は、例えばCSV(Comma Separated Value)方式のデータである。モーション・テーブル51は縦の列及び横の行を有する表形式のデータであるので、シリアル通信で送れるようにCSV方式を利用して一列のデータにする。具体的には例えば表データが、左上から0,0,5,行がえ,1,2,5,行がえ,3,6,5,行がえ,というふうに一列のデータに変換される。
モーション・テーブル51を作成するためのモーション・デザイナ52で実行されるフローチャートを図7を参照して説明する。
〈軌跡・姿勢の設計(S1)〉
カッターホイール11がワーク17の表面上を転がるとき、カッターホイール11の先端とワーク17との接触点(以下工具点という)は、平面的に描かれた連続な軌跡(直線を含む場合がある)上を時間的に移動すると考えることができる。工具点の位置は、座標(x、y)で表され、カッターホイール11の姿勢は、例えばx、y軸に対する回転角度で表される。どのような複雑な動きでも、工具点の軌跡は途切れ途切れになることなく、連続的に繋がっている。運動制御の第1段階は、カッターホイール11の軌跡を設計すると共に、カッターホイール11の姿勢を設計することにある。
オペレータは、ワーク17の表面に形成されるスクライブ線に対応させて、複数の点列のXY座標をコンピュータ56に入力する。入力にはキーボード、マウス等の入力手段が用いられる。オペレータが点列を入力すると、コンピュータが点列を補間した軌跡60を設計する。本実施形態においては、軌跡60の設計にあたってクロソイド曲線を採用する。クロソイド曲線においては曲線の接線方向角が曲線長の関数として連続的に与えられる。それゆえ、運動の連続性が保たれる。このクロソイド曲線を用いた補間方法については後述する。
図4に示されるように、コンピュータ56は軌跡34を設計すると共にカッターホイール11の姿勢も設計する。この実施形態では、姿勢の設計にあたって、軌跡34上の全ての区間において、カッターホイール11の進行方向が軌跡34の接線方向を向くようにカッターホイール11の姿勢を設計する。クロソイド曲線においては、接線方向角が与えられているので、接線方向角を容易に算出できる。クロソイド曲線を用いると、図7に示されるように、カッターホイール11の位置Pとともに、カッターホイール11の姿勢Eも曲線長sの関数として与えられる。
〈運動曲線の当てはめ(S2)〉
図7に示されるように、運動制御の第2段階は、設計された軌跡上を動く工具点の速度・加速度を決定することである。軌跡上を工具点がどのような時間の関数として動くかは、工具点の速度・加速度を決定することで定められる。オペレータは、カッターホイール11の速度を入力する。コンピュータ56は、指定された速度でカッターホイール11を移動させることができるように工具点の速度・加速度を決定する。本実施形態においては、カム機構に採用されている特性の良い曲線を採用し、これを、パラメータ可変のユニバーサルカム曲線として提供する。カルテシアン空間(実在空間)で定義された位置・姿勢は連続した曲線群を構成している。その一つ一つの曲線に運動曲線を当てはめ、加減速を指定する。カルテシアン空間とは、原点で互いに直交するx、y、zの3軸を用いてつくられる3次元座標系であり、工具点の位置のみならず姿勢も表すことができる。
〈時分割(S3)〉
軌跡と運動が確定したので、工具点の位置・姿勢が時間tの関数として与えられたことになる。これにより、時間tを微小時間間隔で与えたとき、それぞれの時刻に対する工具点の変位を求めることができる。時間間隔としては例えば2ms(ミリ秒)以下の適当な値を選ぶものとする。
〈カルテシアン座標系によるカッターホイール11の位置・姿勢の計算(S4)〉
以上の手続きによって、カルテシアン座標系(実在空間)における時間tに対する工具点の位置と姿勢が計算される。変数としては(x,y,θ)がある。
〈逆機構解(S5)〉
次に、上記の工具点の位置・姿勢を与えるために必要な各軸の回転角を求める。この過程は一般に逆機構解(Inverse Kinematics)と呼ばれている。逆機構解は、実在の空間の位置・姿勢から軸空間の回転角θ1〜θ3を求めるものである。逆機構解は、スクライブ装置ごとに固有なので、スクライブ装置ごとに個別に解を用意しておく。
〈軸座標系による各軸サーボモータ変位の計算(S6)〉
時分割された各工具点につき逆機構解を求め、これを各軸サーボモータの変位パルスとして整数化する。パルス制御でない場合には、各軸変位の最少分解単位(分解能)を用いて、パルス数相当の整数化されたデータとして求める。
〈モーション・テーブルの作成(S7)〉
こうして求めた各軸変位のアブソリュート値、又はインクリメンタル値を、前述のモーション・テーブル51の表データとしてコンピュータメモリに格納する。
図5に示されるモーション・エディタ53は、複数のモーション・テーブル51を編集するもので、例えば作成されたモーション・テーブル51の利用の仕方を順序設定する。具体的には例えば、モーション・テーブル51がA,B,Cとあるとすると、Aが終わったらB、Bが終わったらCというふうに順序設定したり、Aが終わったらB及びCを一緒に走らせたりする。動作のシーケンスを与えるという意味ではシーケンサに近い。モーション・エディタ53は、モーション・デザイナ52と共に一般的にはコンピュータに内蔵されるが、外置される場合もある。
次に、ドライバ57に組み込まれるモーション・オペレータ54について説明する。モーション・オペレータ54は、一般的にはサーボ機構(すなわち機械的運動のための自動フィードバック制御システム)と呼ばれる。ここでは一般化するためにモーション・オペレータを呼ぶ。モーション・オペレータ54は、モーション・デザイナ52で作成したモーション・テーブル51を通信等を介して読み取り、入力データを各軸に分配し、そこから各軸間の同期を決め、各軸のサーボモータを制御する。つまり、モーション・オペレータ54は、モーション・テーブル51に基づいて、X軸サーボモータ及びY軸サーボモータを制御して、軌跡34に沿ってカッターホイール11を移動させる。これと同時に、θ軸サーボモータを制御して、水平面内のカッターホイール11の姿勢を変化させる。
以下モーション・オペレータ54が実行する手順について図8を参照して詳述する。
〈通信(S1)〉
コンピュータ56からドライバ57へモーション・テーブル51のデータを送るにはいくつかの方法がある。第1の方法は伝送媒体として高速の通信回線を用いる方法である。高速の通信回線としては、イーサネット(登録商標)(R)、USB、IEEE1394等を用いることができる。また、条件によっては無線や、低速の通信回線を用いることもできる。第2の方法は直接バスなどを接続してデータを読み込む方法である。コンピュータとドライバが離れていなければ採用することができる。第3の方法は可搬のメモリ媒体を用いる方法である。CD、DVD、メモリカード等を用いて搬送する。
〈モーション・テーブルの読込(S2)〉
各通信方式にはそれぞれのプロトコルがあるので、そのプロトコルに従ってモーション・テーブル51を読み込む。
〈入力データの各軸への分配(S3)〉
モーション・テーブル51は通常複数の軸に対して作成されるので、これを各軸ごとに分配する必要がある。ハブなどを用いて強制的に分配する方法(受渡し側で一列のデータを順番に各軸のドライバに配る方法)もあるが、通常は受け取り側でそれぞれの軸に関係するデータのみを受け取るようにする。受け取り側にメモリがあると、例えばx軸のデータとして図6に示される縦の一列のデータを受け取り、y軸のデータとしてその次の列のデータを受け取り、θ軸のデータとしてさらにその次の列のデータを受け取ることができる。
〈同期、シーケンス動作(S4)〉
いくつかの軸を一斉に動かすためには、何らかの同期信号を送る必要がある。例えば工具点で円弧を描こうとすると、X軸のサーボモータ及びY軸のサーボモータを一緒に動かさなければならない。同期信号をサーボドライバに送ることで、各軸サーボモータが一緒に動くようになる。なお同期信号は時分割された時間間隔で必ず一度送られるのが望ましい。
スクライブ装置の各種の入出力信号とのシーケンスを取るためには、モーション・エディタ53あるいはシーケンサによってモーション・テーブル51を編集する必要が生じる。例えばリミットスイッチが働いたら工具点を停止させる場合や、センサで温度を測り、温度が高くなってきたら工具点の速度を落としたい場合がある。このような場合、センサからの入力信号があったら、モーション・エディタ53あるいはシーケンサによってモーション・テーブル51を編集する。
〈各軸サーボドライバ及び各軸サーボモータ(S5,S6)〉
モーション指令に追随して各軸サーボモータが動くかどうかは、サーボドライバ及び各軸サーボモータの役割である。本実施形態では、フィードバック信号をモーション・テーブル作成用のコンピュータ56に戻してはいない。モーション・テーブル作成用のコンピュータ56がサーボのループに入ることはない。
以上により、X軸移動機構9及びY軸移動機構10を制御して、水平面内における軌跡に沿ってカッターホイール11を移動させ、且つ、θ軸回転機構30を制御して、水平面P内における軌跡34上のカッターホイール11の姿勢を変化させることが可能になる。
以下にクロソイド曲線を用いた補間方法について詳述する。
一般に補間を実現するには
1.補間式を決定する。
2.助変数を決定する。
3.きざみを決めて順次座標を計算する。
の3段階があり、2.で逆解が、3.で順解が必要とされる。
クロソイド曲線とクロソイドセグメントに関する基本的な理論について簡単に説明しておく。まず、上記クロソイド曲線をはじめ、関連する用語の定義を示す。
位置 P=x+j・y
弧長 s(変数(曲線長に沿って測った実変位))、h (定数(クロソイド曲線の総長))
接線方向角の定義 ej(φ)≡dp/ds (位置ベクトルを弧長で微分した単位ベクトル)
曲率の定義 φ'≡dφ/ds 接線方向角の弧長による微分
縮率の定義 φ" ≡dφ'/ds 曲率の弧長による微分
直線の定義 dφ/ds≡0 接線方向角一定の曲線が直線
円の定義 dφ'/ds≡0 曲率一定の曲線が円 (直線を含む)
クロソイドの定義dφ"/ds≡0 縮率一定の曲線がクロソイド(円を含む)
クロソイド基本式:定義式を順次積分して得られる。φ'=φ'0+φ"・s
φ=φ0+φ'0・s+φ"/2・s^2 (接線方向が曲線長の二次式で与えられる)
P =∫ej(φ0+φ'0・s+φ"/2・s^2)ds (1)
図9は基本クロソイド曲線を示しており、同図の実線は、φ0=φ'0=0、φ"=π/2とした場合における曲線を示すものである。この曲線はコルニューの螺旋と呼ばれる。同図の破線はφ"=−π/2とした場合の曲線を示している。Cs,Snはフレネル積分として知られている。
なお、数式の表現として、本明細書においては以下のような記載方法を採用する。
/ 除算記号
^ べき乗記号
i=[v] 小数部切り捨て 例[0.5]=0 −[−0.5]=1
a・・b aからbまでの積分区間または累計区間
a・・・ aから無限大までの累計区間
ej(φ)=e^(j・φ) =cosφ+j・sinφ 2次元単位ベクトル
クロソイドセグメントは、直線から線分を、円から円弧を切り出すのと同様、クロソイド曲線の一部を切り出したものである。上記基本式で始点P0 、終点P1 を確定し、弧長を0からhとして定積分する。又、区間を(S=0..1)と無次元化し、角度変化の円弧成分としての曲角φv =φ'0・hと、同じくクロソイド成分としての縮角φu=φ"/2・h^2と、を定義する。クロソイドセグメントの基本式は(1)より
φ'1=(φv +2・φu)/h
φ1=φ0+φv+φu
P1=P0+h・ej(φ0 )・∫ej(φv ・S+φu ・S^2)ds
S=0..1 (2)
クロソイドセグメントの形は、曲角φv と縮角φu とのみで決まり、大きさはh、位置はP0 、方向はφ0 で決まる。弧長hと曲角φv と縮角φu とをあわせて区間助変数と称する。直線と円とクロソイドとは別々の図形である。直線は無限で方向があり、円は有限で大きさがあり、クロソイドは長さは無限、存在範囲は有限で方向も大きさもある。先の定義によって線分は円弧の部分集合、円弧はクロソイドセグメントの部分集合となる。なお上述したように、始点と接線方向角と区間助変数とを与えて、終点と接線方向角とを求める方法を順解と呼ぶ。これに対し、始点と終点の位置と接線方向角とを与えて、区間助変数を求める方法を逆解と呼ぶ。
図10はクロソイド曲線を用いた補間方法で実行されるプログラムのフローチャートを示す。本実施形態に係る制御方法は、予め与えられた点列を、コンピュータにより算出したクロソイドセグメントを用いて補間する。クロソイド曲線を用いた補間方法においては、はじめに上記点列の各座標P(x,y)を入力する(S1)。
次いで、各点における接線方向角φを求める(S2)。接線方向角φとは、上記各点におけるそれぞれ接線の方向を指し、基準線に対する接線のなす角φで表す。この第二工程で求める接線方向角φは、端点以外は仮のものである。
次いで、全ての区間における区間助変数を求める(S3)。区間助変数は、弧長h、曲角φv、縮角φuによって構成される。区間助変数は、「クロソイドの縮角多項式」の逆解を次の第一演算処理乃至第五演算処理からなる手順で解くことで高速に求めることができる。すなわち、始点と終点との位置の差から、弦の長さと方向角とを算出し(第一演算処理)、始点と終点とのそれぞれ接線方向角の差から縮角多項式の係数を算出し(第二演算処理)、yの縮角多項式をニュートン法によって解いて縮角を算出し(第三演算処理)、上記縮角とxの縮角多項式とを使って弧長を算出し(第四演算処理)、接線方向角の差と縮角とから曲角を算出(第五演算処理)する。なお、上記第三演算処理については、ニュートン法逆解のために関節近似式を使うこともできる。
次いで、S4に進み、各点のうちの両端を除く中間点での曲率差評価値を求め、これら曲率差評価値の最大の点をマークし(S41)、最大点の曲率差評価値が許容範囲内にあるか否かを判断し、該曲率差評価値がこの許容範囲内にあればS4を終了し(S42)、そうでなければ、上記最大点の接線方向角を修正し(S43)、最大点の前後2区間の区間助変数を再計算し(S44)、最大点及び前後点の3点での曲率差評価値を再計算した(S41)後、S42に戻って繰り返す。
これにより、最終的にすべての点での曲率差評価値を予め与えた許容差以下にすることができる。
続く第五行程においては、上述したような第四行程で得られた区間助変数を分割することによって積和演算に適した分割助変数を算出する。そして、これら分割助変数に基づいて順次位置を求める。これにより、上記点列間を補間するのに最適な位置指令を得ることができる。
具体的な補間方法としては、図10のフローチャートに示すとおり、先ず、補間すべき点列Pi(xi,yi)(但し、iは0,1,2,…,n)を入力する(第一工程)。
次いで、第二行程において、上記各点Piにおける接線方向角φiの初期値を求める。本ステップにおける解法手段の一例を以下に示す。図11に示されるように、連続した3点を選択し、これら3点(図12のA,B,C)を通る円弧の各点における接線方向角φA,φB,φCを求める。三角形a+b=cの各辺の角度をθa,θb,θc とすると、頂点の角度αは、
α=θc−θa
β=π−θb+θa
γ=θb−θc
3点を通る円弧の各点での接線方向は、円周角と弦弧角が等しいので、
φA=θa−γ=θa−θb+θc
φB=θb−α=θb−θc+θa
φC=θc−β+π=θc−θa+θb(3)
で与えられる。
上述のような理論により、各点での接線方向角φが順次求められる。なお、本明細書においては上述した解法を「3点円弧」と称する。i=1からn−1までの(n−1)点に対し、φB が計算できる。i=0,i=nの端点については、別途入力することもありうるが、簡単には、i=1でのφAをi=0に、i=n−1でのφCをi=nに使ってもよい。
次いで、第三行程に進み、各区間の区間助変数を求める。区間助変数は、2点間を結ぶ曲線の弧長h、曲角φv 、縮角φu によって構成される。区間助変数を高速に求めるためには、以下の「クロソイドの縮角多項式表現」が使われる。
P1=P0+h・Σcn[n]・ej(φn[n])・φu^n n=0...(4)
係数の大きさ cn[n]=Σcnm[m] m=0...
ここで、cnm[m]=w^m/(2m+1)!/Π(4m+4k+2)
k=1..n
w=−v^2
v=(φ1−φ0)/2
係数の方向 φn[n] =(φ0+φ1−n・π)/2
この式の証明は詳述しないが、クロソイドセグメントの基本式(2)で変数をS=0..1ではなく、T=−1..1と置き換えて両振り無次元化し、マクローリン展開、二項展開したのちに積分して得られる。逆解のために弦の長さr、弦の方向角θを使って変形し、スカラ分解すると
r/h=Σxn[n]・φu^n n=0...
0=Σyn[n] ・φu^n n=0...
xn[n]=cn[n]・cos(ψn[n]) n=0...
yn[n]=cn[n]・sin(ψn[n]) n=0...
ψn =(φ0+φ1−n・π)/2−θとなる。これらの式を使って次の手順で逆解を解く。
最初に、出発位置(P0=x0+j・y0)と到着位置(P1=x1+j・y1)との差から、弦の角度θと長さrとを求める(第一演算処理)。
θ=a・tan ((y1−y0)/(x1−x0))
r=x・cosθ+y・sin θ
次いで、出発接線方向角φ0と到着接線方向角φ1 と弦の角度θとから、初期計算4式ψn=(φ0+φ1)/2−θ
w=−(φ1−φ0)^2/4
cnm[0]=1
cnm [m]=cnm[m−1]*w/2m/(2m+1)
m=1..mmax cnm[mmax]<δ/r
を計算する。次いで以下5式をn=0から始めて、cn[nmax]<δ/rになるまで繰り返す。
cn[n] =Σcnm m=0..mmax
xn[n] =cn[n]*cos ψn
yn[n] =cn[n]*sin ψn
cnm[m]=cnm[m−1]/(4m+4n+2)
m=0..mmax
ψn=ψn−π/2
これが第二演算処理である。
次いで、yの縮率多項式Σyn[n]・φu^n =0 n=0..nmax
をニュートン法で解いてφuを求める(第三演算処理)。すなわち適当なφu を初期値として、Er=Σyn[n]・φu^n n=0..nmax
を計算し、許容誤差δ> |Er|であれば第三演算処理を完了する。そうでなければ、φu=φu−Er/Σ{n・yn[n]・φu^(n−1)}
n=1..nmax
として、再度Er を計算する。
次いで、xの縮率多項式を使って
h=r/Σ{xn[n]・φu^n} n=0..nmaxでhを求める(第四演算処理)。
最後に、曲角を計算する(第五演算処理)。
φv=φ1−φu0−φu
ニュートン法は2次の収束をするので大変効率がよい。係数の性質がよいので発散することもない。求めるφv,φuの領域を挟く指定することにより、より一層、高速になる。なお、図10のステップS3に係る解法を、「回旋逆解」と称する。上記「回旋」とはクロソイド曲線の意である。回旋逆解は、次のステップS44でも使われる。
ニュートン法の効率を左右するのは、適切な初期値の選択である。次の「クロソイドの関節近似式」によれば、高精度の初期値が得られる。この式の証明も詳述しないが、この式をマクローリン展開して、縮率の多項式にして(4)と比較すると0次から2次まで完全に一致し3次項の係数の差がh/12600より小さいことがわかる。
P1≒P0+h・ej((φ0+φ1)/2)・{a+b・ej(−k・φu)}(5)
k=2*cn[2]/cn[1]
b=cn[1]/k
a=cn[0]−b
誤差は、h・φu^3 /12600で評価される。例えば、hが1000mm、φuが1radとして、誤差は8μm以下である。弦の長さrと角度θとを利用して変形し、スカラ分解すると、ψ=(φ0+φ1)/2−θとして
r/h≒a・cosψ+b・cos(ψ−k・φu)
0≒a・sinψ+b・sin(ψ−k・φu)
となるから、
φu≒{a・sin(a・sinψ/b)+ψ}/k
がきわめてよい近似を与えることになる。
更に、第四行程に進む。このステップS4を構成するステップS41により、各中間点の曲率差評価値を次の式で求める。中間点1での区間0の曲率をφ'10、区間1の曲率をφ'11 とすると、
(φ'10−φ'11)・h0・h1/2
これは、それぞれに反対側の曲率を採用したときの位置誤差の相乗平均になっている。位置の次元であるから精度の判断がしやすい。
そして、このステップS41で、最大点をマークする。次のステップS42は、上記最大点でのこの値の絶対値を与えられた許容値と比較するもので、最大点が許容値以下なら第四行程完了である。このステップS42で上記最大点が上記許容値より大きければ、次のステップS43に進み、上記最大点での接線方向角を修正する。修正角度は、曲率差評価値を両側の弧長の相乗平均と4とで割った値で、(φ'10−φ'11)・sqrt(h0・h1)/8となる。これによって、最大点の曲率差はほぼ0になるが、前後点の曲率にはあまり響かないことがわかっている。
更に、ステップS44で、前記ステップS3と同様の解法(回旋逆解)を2回だけ実行し、最大点の前後区間の区間助変数を求める。
更に、上記ステップS41に戻り、このステップS41の処理と同じ式を3回だけ実行し、最大点と前後点の曲率差評価値を計算したのち、再びステップS42を行う。こうして、ステップS43の判定で評価値が許容範囲内に収まるまで、ステップS41からステップS44の各ステップから成るステップS4を繰り返す。
次に、ステップS51に進み、始点と接線方向角(x0,y0,φ0)、区間助変数(h,φv,φu)から、歩進助変数(du,dv,dx,dy,vx,vy,ux,uy)を求める。はじめに分割数nを計算する。ここでは、後段が直線機能を持っているケースの例をとりあげる。当然点機能しかないときは、もっと多く分割し、円弧機能があればもっと少なく分割する。クロソイド機能があれば、n=1で分割不要である。分割数は、近似した直線(弦)と元の曲線(弧)との差が所要誤差δ以内になるように決める。曲率の大きいところは短く、小さいところは長く可変長で分割すれば、分割数が最小になるが、計算の単純化のため、「等弧長分割」を採用する。そこで、φ'0またはφ'1の絶対値のうちの大きい方のφ'maxを曲率とし、弧長hの円弧を想定し、これをn分割したときの誤差を評価する。
ここで、
φ'0=(φ1−φ0−φu)/h
φ'1=(φ1−φ0+φu)/h
を利用すれば
φ'max=(|φ1−φ0|+|φu|)/hとなる。
δ={1−cos(φ'max*h/n/2)}/φ'max
cosθ=1−θ^2/2!+θ^4/4!... であるから
δ<=φ'max*(h/n)^2/8
整数切りあげ記号として−[−a]を使えば、
n=−[−h*sqrt(φ'max/δ/8)]
である。
細分化された区間の助変数(分割助変数)は、dh=h/nによって次のように計算すればよい。du,ux,uyは定数である。
du=φu/n^2
ux=cos(du)
uy=sin(du)
dv,vx,vy,dx,dyは変数の初期値である。
dv=φ'0/2*dh+du/2
vx=cos(dv)
vy=sin(dv)
dx=dh*cos(φ0+dv)
dy=dh*sin(φ0+dv)
最後に、ステップS52で上記分割助変数を歩進し、順次位置を得る。
x=x +dx*vy/dv
y=y +dx*vy/dv
w=dx*vx−dy*vy
dy=dx*vy+dy*vx
dx=w
dv=dv+du
w=vx*ux−vy*uy
vy=vx*uy+vy*ux
vx=ww
w=dx*vx−dy*vy
dy=dx*vy+dy*vx
dx=wを繰り返す。(7)
オリジナルの(3)が6個の和(差)と8個の積によって歩進させたのに対し、9個の和(差)と14個の積(商)で歩進させる。演算量は、ほぼ倍に近いが、精度は桁ちがいに向上している。区間の弧の長さと弦の長さの比率を考慮に入れたこと、区間を半分にして曲率を端で切り替え、接線方向を区間中央で切り替えるようにしたことが精度向上にあずかっている。
このようにして、順次すべての区間についてクロソイドセグメントで補間する。上述のように構成される本形態例に係る軌跡制御方法を用いれば、最適のクロソイド曲線を容易に且つ高速に得ることができ、要求水準に見合う補間制御を行える。
さらに付言するならば、理論式から計算で決まった点列を補間するときは、同時に各点での接線方向角も計算しておき、第二行程、第四行程をパスすることができる。また、曲率連続を要求しないときは、第四行程をパスすることができる。さらに、演算精度が低くてよいときは、第三行程に代えてはじめから関節近似式を使うことができる。このとき、cn[n]は(4)の級数式によらず、次のように三角関数から演算することができる。
−w/6<=δのとき
cn[0]=1
それ以外の場合、cn[0]=sin(v)/v
w^2/840<=δのとき
cn[1] =(1+w/10)/6
それ以外の場合、cn[1]=(cos(v)−cn[0])/w/2
−w^3/498960<=δのとき
cn[2]=(1+(1+w/36)*w/14)/60
それ以外の場合、cn[2]=(cn[0]−6*cn[1])/w/4
なお、本発明は、上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。例えば、スクライブ装置は、ワークの表面上でカッターホイールを転がすときに、カッターホイールを振動させなくてもよい。カッターホイールがワークの表面に形成するスクライブ線は、曲率一定の円弧に限られず、曲率が変化する曲線や、直線と円弧を組み合わせた形状などの様々な形状にすることができる。
本発明の一実施形態におけるスクライブ装置の垂直方向断面図 カッターホイールの詳細図(図中(a)は正面図を示し、図中(b)は側面図を示す) 垂直線とカッターホイールの位置関係を示す側面図 設計された軌跡上を移動するカッターホイールの概念図 制御装置のブロック構成図 表形式のモーション・テーブルを示す図 モーション・デザイナが実行するフローチャート モーション・オペレータが実行するフローチャート 基本クロソイド曲線を示す図 クロソイド曲線を用いた補間方法で実行されるプログラムのフローチャート 接線方向角の初期値を得る際の方法について説明するための略図 三点円弧法について説明するための略図 従来のスクライブ装置を示す側面図(一部垂直面断面図を含む) プログラムされた曲線と実際に形成されるスクライブ線のずれを示す図(従来例)
符号の説明
11…カッターホイール
13…移動機構
17…ワーク
28…θ軸サーボモータ(回転機構)
29…スライド軸受(回転・往復軸受)
30…回転機構
31…ホルダ
34…軌跡
35…接線方向角
55…制御装置
L1…カッターホイールの回転中心線
L2…垂直線
P…カッターホイールとワークの接触点

Claims (4)

  1. ワークの表面にスクライブ線を刻み付けるカッターホイールと、
    前記カッターホイールがその回転中心線の回りを回転できるように、前記カッターホイールを保持するホルダと、
    前記カッターホイールが前記ワークの表面を転がることができるように、前記カッターホイールを前記ワークに対して相対的に移動させる移動機構と、
    前記カッターホイールを前記ワークの表面に直交する垂直線の回りを旋回させる回転機構と、
    前記カッターホイールの前記垂直線の回りの旋回角度を制御する制御装置と、を備え、
    前記垂直線上に前記カッターホイールと前記ワークの接触点が位置するスクライブ装置。
  2. 前記制御装置は、前記カッターホイールが前記ワークの表面上に形成されるスクライブ線の接線方向を向くように、前記カッターホイールの前記垂直線回りの旋回角度を制御することを特徴とする請求項1に記載のスクライブ装置。
  3. 前記制御装置は、接線方向角が曲線長の二次式で与えられるクロソイド曲線を用いて軌跡を設計すると共に、前記軌跡の接線方向角を算出し、
    前記軌跡に基づいて前記移動機構を操作し、前記ワークの表面上の前記カッターホイールの位置を制御すると共に、前記接線方向角に基づいて前記回転機構を操作し、前記カッターホイールの前記垂直線の回りの旋回角度を制御することを特徴とする請求項2に記載のスクライブ装置。
  4. ワークの表面にカッターホイールを当接させ、前記ワークの表面上で前記カッターホイールを転がしながら、前記ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ方法において、
    前記ワークの表面に直交すると共に、前記カッターホイールと前記ワークの接触点を通る垂直線の回りに前記カッターホイールを旋回させながら、前記カッターホイールを前記ワークの表面に沿って相対的に移動させるスクライブ方法。

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