JPH0740801U - フラワーボックスを有する建物構造 - Google Patents

フラワーボックスを有する建物構造

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JPH0740801U
JPH0740801U JP7550193U JP7550193U JPH0740801U JP H0740801 U JPH0740801 U JP H0740801U JP 7550193 U JP7550193 U JP 7550193U JP 7550193 U JP7550193 U JP 7550193U JP H0740801 U JPH0740801 U JP H0740801U
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禎幸 石塚
篤志 山本
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラワーボックスを広く使え、費用も安く施
工の手間も少ない上にメンテナンスも容易とし、さらに
フラワーボックスの支持や階下の窓の製造も容易なフラ
ワーボックスを有する建物構造を提供することにある。 【構成】 階下に隣接させて形成した出窓18および外
壁一般面に形成した窓20上方にフラワーボックス32
を配設する。フラワーボックス32は、前記並設された
出窓18,外壁一般面の窓20にわたる幅で連続して形
成される。そして、出窓構造体でフラワーボックス32
を支持し、外壁一般面の窓20上ではフラワーボックス
32が庇となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フラワーボックスを有する建物構造に関し、特に階下の窓上方に複 数連接した窓の上方にフラワーボックスを形成したフラワーボックスを有する建 物構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の住居用の建物においては、テラスやバルコニーなどよりも手摺高さの低 いフラワーボックスを階上に設け、このフラワーボックス内で花などを育てるこ とにより、室内から鑑賞して楽しむようにするとともに、外観、意匠上も良好な ものとすることが行われている。
【0003】 また、このようなフラワーボックスは、階下の窓などの存在と係わりなく設け られるのがほとんどであった。
【0004】 さらに、フラワーボックスを隣接して設ける場合でも、それぞれのフラワーボ ックスを独立させて設けるようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のフラワーボックスにおいては、隣接して設ける場合でもそれぞれの フラワーボックスを独立させて設けるようにしていたため、建屋とのジョイント がそれぞれのフラワーボックスについて必要となり、施工もそれぞれのフラワー ボックスについて行う必要があるため、施工の手間が二重にかかることとなり、 製品の価格や、施工費用も高くなってしまうという問題があった。
【0006】 また、それぞれのフラワーボックスを独立させて設けると、それぞれのフラワ ーボックスが外気と接触するため、外気との接触面積が増えて漏水等の問題も生 じ易く、メンテナンスも頻繁に行わなければならないという問題があった。
【0007】 さらに、それぞれのフラワーボックスを独立させて設けると、フラワーボック スの内部は単独の広さしか確保できず、しかも独立して取り付けるためには、フ ラワーボックス間に間隔を設けなければならず、それだけスペースが無駄になる という問題があった。
【0008】 そしてさらに、フラワーボックスを階下の窓などの存在と係わりなく設けると 、例えばフラワーボックスを外壁より張出して設けるような場合には、フラワー ボックスを支持するための支柱が必要となり、またフラワーボックスを外壁面よ り引っ込めた状態で形成する場合、階下の窓が外壁一般面に形成されているよう な場合には、窓上部に庇を形成する必要があり、それだけ施工の手間も増え、費 用も高くなってしまうという問題があった。
【0009】 本考案は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、その目的は、フラワーボッ クスを広く使え、費用も安く、施工の手間も少ない上に、メンテナンスも容易と し、さらにフラワーボックスの支持や階下の窓の製造も容易なフラワーボックス を有する建物構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の考案は、 階下に形成した窓の上方にフラワーボックスを配設してなるフラワーボックス を有する建物構造において、 前記階下の窓は横方向に複数並設され、 窓上方に形成されるフラワーボックスは、前記並設された複数の窓にわたる幅 で連続して形成されることを特徴としている。
【0011】 第2の考案は、 前記階下の窓は、出窓または外壁一般面に形成された窓が複数並設され、 前記外壁一般面に形成された窓上方のフラワーボックスは、外壁一般面より張 出して形成されることを特徴としている。
【0012】 第3の考案は、 前記階下の窓は、出窓および外壁一般面に形成された窓が複数組み合わされて 並設され、 外壁一般面に形成された窓上方ではフラワーボックスが張出して形成されるこ とを特徴としている。
【0013】
【作用】
前記構成の第1の考案にあっては、階下に並設された複数の窓上方に、その複 数の窓にわたる幅でフラワーボックスを連続して形成することにより、このフラ ワーボックスを独立して設ける場合に比し、外壁に対するジョイントの量を減少 させ、それだけ施工の手間も少なくなり、施工費用も安価にすることが可能とな る。
【0014】 また、フラワーボックスを連続状態とすることにより、外気との接触部分が少 なくなり、それだけ漏水等も少なくなり、メンテナンスも容易することが可能と なる。
【0015】 さらに、フラワーボックスを独立させて設けた場合に比し、連続形成する場合 には、独立したフラワーボックス間の間隔も利用できるため、広い面積での利用 が可能となる。
【0016】 第2の考案にあっては、出窓上方にフラワーボックスを形成する場合には、出 窓の取り付けられている外壁をフラワーボックスの支持構造体として用いること ができ、また、外壁一般面に形成された窓の上方にフラワーボックスを形成する 場合には、このフラワーボックスを外壁一般面より張出して形成することにより 、フラワーボックスを窓の庇として利用することができ、窓専用の庇を省略する ことが可能となる。
【0017】 第3の考案にあっては、出窓および外壁一般面に形成された窓が複数組み合わ されて並設されている場合には、出窓部分においてはその外壁をフラワーボック スの支持構造体として利用し、外壁一般面の窓上方では張出したフラワーボック スを庇として利用することが可能となる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について、図面を参照して説明する。
【0019】 図1〜図4は本考案の一実施例に係るフラワーボックスを有する建物構造を示 す図である。
【0020】 この建物10は、図1に示すように、二階建ての構造となっており、一階の玄 関11の両側に外壁一般面位置の窓12がそれぞれ形成され、二階の前記窓12 対応位置にも外壁一般面の窓14がそれぞれ形成され、さらに玄関11の上部に はサンルーム16が形成されている。
【0021】 また、外壁両側面には、図2および図3に示すように、一階に出窓18および 外壁一般面に形成された窓20が横方向に並設されている。
【0022】 出窓18は、図3に示すように、断面ボックス状に形成された一対の柱体22 に挟まれた状態で形成されており、また、外壁一般面に形成された窓20の外側 位置にも断面ボックス状に形成された柱体22が形成されている。また、出窓1 8を挟む2本の柱体22の外側には、外装材24が取り付けられ、この柱体22 の厚さ分だけ出窓18形成部分の外壁26が外壁一般面28より突出した状態と なり、出窓18はこの突出した外壁面26に形成された状態となっている。
【0023】 窓20は、柱体22に囲まれた外壁一般面28に形成されているため、突出す る外壁面26とそれに隣接した柱体22との間で、凹んだ状態にされている。
【0024】 また、二階においては、図2および図4に示すように、一階の出窓18および 外壁一般面の窓20の上方位置に外壁一般面に形成された窓30がそれぞれ設け られている。そして、この窓30の外側にフラワーボックス32が形成されてい る。
【0025】 このフラワーボックス32は、前述の柱体22の厚さと同じ奥行きを有するも ので、3本の柱体22上に掛けわたされ、かつ前述の並設された出窓18および 外壁一般面の窓20にわたる幅で連続して形成されている。したがって、このフ ラワーボックス32は、一般外壁面より柱体22に相当する分だけ外方に突出し た状態となっている。
【0026】 このように、フラワーボックス32は出窓18の構造体である2本の柱体22 および窓20の外側に位置する柱体22によって支持されこととなり、出窓18 部分においてはこのフラワーボックス支持のための専用の支持体を用いることな く支持することが可能となる。また、外壁一般面28に形成された窓20の上方 ではフラワーボックス32が張り出した状態となるため、窓20の庇として作用 することとなる。
【0027】 また、フラワーボックス32を出窓18および窓20に対してそれぞれ独立に 設けるものではなく、出窓18および窓20にわたる幅で連続形成されるため、 フラワーボックスを独立して設ける場合に比し、外壁に対するジョイントの量を 減少させ、それだけ施工の手間も少なくなり施工費用も安価になる。また、独立 して設ける場合に比し外気との接触部分が減少するため、漏水用のメンテナンス も容易となる。さらに、独立して設ける場合のように取り付けのスペースを必要 としないため、それだけフラワーボックス32を広くして有効に使用することが 可能となる。
【0028】 本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内にお いて種々の変形実施が可能である。
【0029】 例えば、本実施例においては、出窓と外壁一般面に形成した窓の上方にフラワ ーボックスを連続して設ける場合を示したが、この例に限らず、出窓同士あるい は外壁一般面の窓同士の上方に形成する場合にも適用することが可能である。
【0030】 また、本実施例では、二連の窓について説明したが三連以上の窓においても同 様に適用し得るものである。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、第1の考案にあっては、階下に並設された複数の窓上方 に、その複数の窓にわたる幅でフラワーボックスを連続して形成することにより 、このフラワーボックスを独立して設ける場合に比し、外壁に対するジョイント の量を減少させ、それだけ施工の手間も少なくなり、施工費用も安価にすること ができる。
【0032】 また、フラワーボックスを連続状態とすることにより、外気との接触部分が少 なくなり、それだけ漏水等も少なくなり、メンテナンスも容易にできる。
【0033】 さらに、フラワーボックスを独立させて設けた場合に比し、連続形成する場合 には、独立したフラワーボックス間の間隔も利用できるため、広い面積での利用 ができる。
【0034】 第2の考案にあっては、出窓上方にフラワーボックスを形成する場合には、出 窓の取り付けられている外壁をフラワーボックスの支持構造体として用いること ができ、また、外壁一般面に形成された窓の上方に窓を形成する場合には、この フラワーボックスを外壁一般面より張出して形成することにより、フラワーボッ クスを窓の庇として利用することができ、窓専用の庇を省略することができる。
【0035】 第3の考案にあっては、出窓および外壁一般面に形成された窓が複数組み合わ されて並設されている場合には、出窓部分においてはその外壁をフラワーボック スの支持構造体として利用し、外壁一般面の窓上方では張出したフラワーボック スを庇として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るフラワーボックスを有
する建物構造を示す正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1および図2の一階部分における横断面図で
ある。
【図4】図1および図2の二階部分における横断面図で
ある。
【符号の説明】
10 建物 18 出窓 20 外壁一般面の窓 22 柱体 26 突出した外壁面 28 外壁一般面 32 フラワーボックス

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階下に形成した窓の上方にフラワーボッ
    クスを配設してなる建物構造において、 前記階下の窓は横方向に複数並設され、 窓上方に形成されるフラワーボックスは、前記並設され
    た複数の窓にわたる幅で連続して形成されることを特徴
    とするフラワーボックスを有する建物構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記階下の窓は、出窓または外壁一般面に形成された窓
    が複数並設され、 前記外壁一般面に形成された窓上方のフラワーボックス
    は、外壁一般面より張出して形成されることを特徴とす
    るフラワーボックスを有する建物構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記階下の窓は、出窓および外壁一般面に形成された窓
    が複数組み合わされて並設され、 外壁一般面に形成された窓上方ではフラワーボックスが
    張出して形成されることを特徴とするフラワーボックス
    を有する建物構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322784A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Misawa Homes Co Ltd 建 物

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