JP2002322784A - 建 物 - Google Patents

建 物

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JP2002322784A
JP2002322784A JP2001132444A JP2001132444A JP2002322784A JP 2002322784 A JP2002322784 A JP 2002322784A JP 2001132444 A JP2001132444 A JP 2001132444A JP 2001132444 A JP2001132444 A JP 2001132444A JP 2002322784 A JP2002322784 A JP 2002322784A
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decorative
plate
building
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JP2001132444A
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English (en)
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Shin Naito
慎 内藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーフティンバー建築物は、柱や梁等の間に
煉瓦あるいは土壁等で外壁を形成するため、現場での施
工作業に手間がかかった。 【解決手段】 建物本体の外壁面に、幕板が上下階の境
界位置において水平に取り付けられるとともに、前記幕
板に交差して化粧縦板が取り付けられ、前記幕板と化粧
縦板とが同質材で形成されていることを特徴とする建物
を用いて上記課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁面に外装を施
した建物に関するものである。
【0002】
【背景の技術】従来より、外壁面に外装を施した建物と
しては、例えば、特開平11ー50637公報に記載さ
れているように、建物の外周面に、板壁材を設け、この
板壁材によって区切られた複数の区画に、色および素材
の少なくともいずれか一方が異なった外壁材を設けて外
装を形成するものがある。
【0003】一方で、外壁面に外装を施した建物とし
て、柱や梁等をそのまま外部に現し、その間の外壁体を
煉瓦あるいは土壁等で形成することで美観を醸し出すハ
ーフティンバー建築がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ハ
ーフティンバー建築物は、柱や梁等の間に煉瓦あるいは
土壁等で外壁を形成するため、現場での施工作業に手間
がかかった。
【0005】上記事情に鑑み、本発明の課題は、施工が
容易であって、ハーフティンバー建築物のような美観を
有する建物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】以上の課題を解決すべく請求項1記載の発
明は、例えば図1に示すように、建物本体1の外壁面1
0に、幕板2が上下階の境界位置において水平に取り付
けられるとともに、前記幕板2に交差して化粧縦板3
a、3bが取り付けられ、前記幕板2と化粧縦板3a、
3bとが同質材で形成されていることを特徴とする。化
粧縦板とは、建物外壁面に取り付けられる上下に長尺な
帯板状のものである。
【0008】請求項1記載の発明によれば、建物本体1
の外壁面10に、水平に取り付けられた幕板2と、この
幕板2に交差して取り付けられた化粧縦板3a、3bと
が同質材で形成されているので、これら幕板2と化粧縦
板3a、3bとがハーフティンバー建築物の外壁に現れ
る梁と柱のような外観を呈する。したがって、ハーフテ
ィンバー建築物のような美観を有する建物を容易に施工
できる。
【0009】請求項2記載の発明は、例えば図1に示す
ように、請求項1記載の建物において、前記化粧縦板3
a、3bは、建物本体1の外壁面10に設けられた窓枠
4aを左右に挟むようにして配置され、前記建物本体1
の外壁面10には、前記窓枠4aを上下に挟むように、
かつ前記化粧縦板3a、3bと交差して化粧横板5が取
り付けられ、この化粧横板5と化粧縦板3a、3bとが
同質材で形成されていることを特徴とする。化粧横板と
は、建物外壁面に取り付けられる左右に長尺な帯板状の
ものである。
【0010】請求項2記載の発明によれば、窓枠4aを
左右に挟む化粧縦板3a、3bと、窓枠4aを上下に挟む
化粧横板5とが同質材で形成されているので、これら化
粧縦板3a、3bと化粧横板5とが、ハーフティンバー
建築物の外壁に現れる柱と梁のような外観を呈する。し
たがって、ハーフティンバー建築物のような美観を有す
る建物を容易に施工でき、さらに、化粧縦板3a、3b
と化粧横板5とによって窓枠4aを強調することができ
る。
【0011】請求項3記載の発明は、例えば図1に示す
ように、請求項1または2記載の建物において、前記建
物本体1の外壁面10と屋根6との境界部には、屋根6
の傾斜方向に沿って化粧斜板7が取り付けられ、この化
粧斜板7に前記化粧縦板3a、3bが交差され、前記化
粧斜板7と前記化粧縦板3a、3bとが同質材で形成さ
れていることを特徴とする。化粧斜板とは、建物の外壁
面に、屋根との境界部において屋根の傾斜方向に沿って
取り付けられる帯板状のものである。
【0012】請求項3記載の発明によれば、屋根6の傾
斜方向に沿って取り付けられた化粧斜板7に化粧縦板3
a、3bが交差され、これら化粧斜板7と化粧縦板3a、
3bが同質材で形成されているので、化粧斜板7と化粧
縦板3a、3bとが、ハーフティンバー建築物の外壁に
現れる柱と斜めの梁のような外観を呈する。したがっ
て、ハーフティンバー建築物のような美観を有する建物
を容易に施工できる。
【0013】請求項4記載の発明は、例えば図1〜図7
に示すように、請求項1〜3のいずれかに記載の建物に
おいて、前記幕板2,化粧縦板3a、3b、化粧横板
5、化粧斜板7のそれぞれが、金属板23、26、4
2,60とこの金属板23、26、42、60に取り付
けられた樹脂材21、41a、41bとを備えているこ
とを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、前記幕板
2、化粧縦板3a、3b、化粧横板5、化粧斜板7のそ
れぞれが、金属板23、26、42,60とこの金属板
23、26、42,60に取り付けられた樹脂材21、
41a、41bとを備えているので、金属板23、2
6、42,60によって樹脂材21、41a、41bを
補強して所要の強度を容易に得ることができるととも
に、天然木材を原料とする場合に比して製品の品質にば
らつきが少なくなる。
【0015】請求項5記載の発明は、例えば図1に示す
ように、請求項4記載の建物において、前記化粧縦板3
a、3bと幕板2との交差部、前記化粧縦板3a、3bと
化粧横板5との交差部、前記化粧縦板3a、3bと化粧
斜板7との交差部には、それぞれ隙間S1、S2、S
3、S4、S5、S6が設けられていることを特徴とす
る。
【0016】請求項5記載の発明によれば、前記化粧縦
板3a、3bと幕板2との交差部、前記化粧縦板3a、3
bと化粧横板5との交差部、前記化粧縦板3a、3bと
化粧斜板7との交差部には、それぞれ隙間S1、S2、
S3、S4、S5、S6が設けられている。したがっ
て、前記幕板2、化粧縦板3a、3b、化粧横板5、化
粧斜板7の温度変化による膨張収縮を、それぞれの交差
部に設けられた隙間S1、S2、S3、S4、S5、S
6が吸収し、これら交差部での前記幕板2、化粧縦板3
a、3b、化粧横板5、化粧斜板7の圧壊を防止するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)建物本体1の外壁面10には、図
1に示すように、幕板2と、化粧縦板3a、3bと、化
粧横板5と、化粧斜板7とが取り付けられており、これ
らが同質材で形成されている。まず、建物本体1の外壁
面10に取り付けられる上記構成要素について説明す
る。ここで、図1は、妻側外壁面10に出窓部4を有す
る建物本体1の正面図である。
【0018】前記幕板2は、図1〜図3に示すように、
樹脂材21の裏面に金属板23を取り付けた帯板状の部
材であって、樹脂材21と金属板23とを備えている。
ここで、図2は、図1におけるX円部の幕板2の縦断面
図である。図3は、図2における樹脂材21の構成を示
す斜視図である。
【0019】前記樹脂材21は、図2および図3に示す
ように、長手方向に延在する中空間hを複数備える帯状
の部材であり、両縁部には、裏側に折り曲げられたよう
な形状とされた折り曲げ部22が形成されている。この
樹脂材21は、不純物を含む木質廃材から得られた木質
廃材砕粉と、不純物を含む樹脂廃材から得られた樹脂廃
材粉砕粉とを混練して、押出しもしくは射出成形によっ
て成形されている。
【0020】ここで、前記木質廃材としては、住宅等の
建物を解体した際に排出される木質廃材や、家具を解体
した際に排出される木質廃材、建物建築中に排出される
木材の端材、おが屑等が挙げられ、これら木質廃材に
は、木質部分の他、石膏、断熱材、樹脂部材等の不純物
が含まれる。
【0021】また、前記樹脂廃材としては、飲料物を含
む食品の容器や包装等に使用される樹脂製品や、その他
の樹脂製品、さらには、住宅等の建物を解体した際に排
出される樹脂廃材や、家具を解体した際に排出される樹
脂廃材等が挙げられ、これら樹脂廃材には、樹脂部分の
他、樹脂の温度変化等に伴う膨張収縮を防止するための
炭酸カルシウムや、補強材や充填材として用いられるタ
ルク(例えば、含水ケイ酸マグネシウムを微粉化して焼
成することで得られるもの)、顔料、ガラス繊維で補強
された強化プラスチック(FRP)等の不純物が含まれ
ている。
【0022】また、前記樹脂部分を構成する樹脂として
は、ポリプロピレン樹脂(PP)、硬質または軟質のポ
リ塩化ビニル樹脂(PVC)、発砲塩化ビニル樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリスチレ
ン(PC)、ポリエチレン樹脂、フェノール樹脂、ウレ
タン樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。
【0023】また、前記金属板23は、図2に示すよう
に、上下端部が裏面側に折り曲げられた形状であって、
側面視においてコ字形状となっており、前記樹脂材21
の一方の折り曲げ部22から、他方の折り曲げ部22へ
わたって、前記金属板23のコ字外側となる表面が、前
記樹脂材21の裏面に対して当接されている。また、前
記金属板23の上端には、第1係合部となる係止部24
が設けられ、中央部よりやや下方には、同様の係止部2
5が設けられている。そして、前記金属板23は、リベ
ットrにより前記樹脂材21の裏面に対して固定されて
いる。
【0024】前記金属板23は、図3に示すように、前
記樹脂材21の長手方向に所定間隔で複数設けられてい
る。この金属板23は、例えば、アルミニウム等の金属
材料を用いて形成される板状の部材が用いられる。
【0025】つぎに、前記幕板2の取付構造について説
明する。建物の外壁面10には、図2に示すように、壁
パネル100が立設されている。壁パネル100は、矩
形枠状に組まれた縦横の框材と、矩形枠内に組まれた桟
材と、矩形枠の両面に貼り付けられた面材10aとを備
えて構成されるものである。
【0026】前記壁パネル100の屋外側(図2中にお
いて左側)となる面材10aには、水平方向に長尺な角
材である胴縁11を介して、サイディング13が図示し
ない釘やビス等により固定されている。
【0027】前記幕板2が取り付けられる高さ位置にお
いて、壁パネル100の面材10aとサイディング13
との間には、下地材12が配置されている。前記下地材
12の厚さは、前記胴縁11の厚さと等しくされてい
る。
【0028】前記サイディング13外面には、前記下地
材12の高さ位置に金属板23の取付部材31が配置さ
れている。前記取付部材31は、ビス32により前記下
地材12に対して固定されている。
【0029】前記取付部材31は、図4に示すように、
帯板状の部材であって、前記幕板2の樹脂材21とほぼ
同様の長さとなっている。前記取付部材31の幕板2側
となる面(表面)には、図2および図4に示すように、
第1被係合部となる被係止部31a・31bが設けられ
ている。この取付部材31は、例えば、アルミニウム等
の金属材料を用いて形成されるものである。ここで、図
4は、図2における取付部材31の表面側を示す要部斜
視図である。
【0030】前記被係止部31aには前記係止部24
が、前記被係止部31bには前記係止部25が、図2に
示すように、それぞれ上方から係止して、前記金属板2
3が建物の外壁面10に取り付けられ、これにより、前
記幕板2が建物の外壁面10に取り付けられている。
【0031】前記化粧縦板3a、3bは、図1、図5お
よび図6に示すように、前記幕板2と同様に、樹脂材2
1、41a、41bの裏面に金属板42、60を取り付
けた帯状の部材であって、前記建物本体1の水平な外壁
面10に取り付けられる化粧縦板3aと、外壁面10の
出隅部に取り付けられる化粧縦板3bとで構成され、こ
れら化粧縦板3a、3bが前記幕板2と交差して取り付
けられている。ここで、図5は、図1におけるY円部の
化粧縦板3aの断面図である。
【0032】前記化粧部材3aは、図5に示すように、
前記幕板2の金属板23を、金属板60に変更したもの
であって、該金属板60以外の構成要素は前記幕板2と
ほほ同様であるので、その説明は省略する。
【0033】前記金属板60は、樹脂材21の長手方向
に長尺な板状部材で形成され、左右端部が裏面側に折り
曲げられた形状であって、平面視において略コ字形状と
なっており、前記樹脂部21の一方の折り曲げ部22か
ら、他方の折り曲げ部22へわたって、前記金属板60
のコ字の外側となる表面が、前記樹脂材21の裏面に対
して当接されている。また、該金属板60の左端には、
左端側に向かって延出する水平部61と、前記水平部6
1先端から裏面側(図5中において上側)へ向かって延
出する延出部62と、前記延出部62先端からさらに左
端側に向かって延出する固定部63とが設けられてい
る。ここで、前記水平部61、延出部62、固定部63
は、前記樹脂材21の長手方向に延在するようにして設
けられている。そして、該金属板60の右端にも、同様
にして固定部64が設けられている。
【0034】つぎに、前記化粧縦板3aの取付構造につ
いて説明する。前記化粧縦板3aの裏側において、前記
壁パネル100の屋外側となる面材10a上には、下地
材65が、図示しない釘やビス等により取り付けられて
いる。前記下地材65の厚さは、前記金属板60の延出
部62と胴縁11とに等しく、また、前記下地材65の
幅は、前記化粧縦板3aより広く形成されている。ここ
で、105は、壁パネル100の框材である。前記化粧
縦板3aは、前記下地材65の正面において、前記金属
板60の延出部61を該下地材65に当接され、前記金
属板60の固定部62を面材10aにビス64で固定さ
れている。そして、前記化粧縦板3aの左右方向におい
て、屋外側のとなる面材10aに対して、前記幕板2と
同様にして、胴縁11を介してサイディング13が釘や
ビス等により固定されている。
【0035】また、前記樹脂材21左端の折り曲げ部2
2と、前記折り曲げ部22の左方に設けられたサイディ
ング13の右端部との間には、例えば、軟質樹脂やゴム
等からなる略円柱状のバックアップ材36が介在されて
いる。バックアップ材36の屋外側には、サイディング
13の裏側に流入しない状態で防水材37(シーリング
材)が充填されている。
【0036】また、前記樹脂材21右端の折り曲げ部2
2と、前記折り曲げ部22の右方に設けられたサイディ
ング13の左端部との間にも同様に、バックアップ材3
6が介在されている。バックアップ材36の屋外側に
は、防水材37が充填されている。
【0037】前記化粧部材3bは、図6に示すように、
建物の外壁面10A・10Bが形成する出隅部に設けら
れる。前記化粧縦板3bは、樹脂部41a・41bと、
樹脂部41a・41bそれぞれの裏面に固定される金属
板42とを備えている。また、前記樹脂部41a・41
bは、前記幕板2の樹脂部21と同様の素材で構成され
ているので、その説明は省略する。ここで、図6は、図
1におけるZ円部の化粧縦板3bの断面図である。
【0038】前記樹脂部41a・41bは、それぞれ一
方の縁部において、裏側に折り曲げられたような形状の
折り曲げ部41c・41dが形成されている。そして、
この樹脂部41a・41bは、折り曲げ部41c・41
dが設けられていない側の縁部どうしを隣接させて、平
面視において略L字状をなすように配置されている。
【0039】前記金属板42は、前記樹脂部41a・4
1bの長手方向に長尺な板状部材であって、両端部が裏
面側に折り曲げられた形状となっており、平面視におい
て略コ字形状をなしている。そして、前記金属板42の
略コ字状凹部の底部外面は、前記樹脂部41a(41
b)のL字内側となる裏面に当接されている。また、略
L字状凹部の二つの側部42a・42bの先端には、突
出片(第1係合部)がそれぞれ形成されている。前記側
部42a・42bに設けられた突出片は、前記樹脂部4
1a(41b)の長手方向に延在するようにして設けら
れている。
【0040】つぎに、前記化粧縦板3bの取付構造につ
いて説明する。建物の外壁面10A・10Bとしては、
壁パネル100がそれぞれ立設されている。外壁面10
Bとして立設される壁パネル100には、出隅部の角部
分において、外壁面10A側に下地材14aが、外壁面
10B側に下地材14bがそれぞれ取り付けられてい
る。
【0041】前記壁パネル100の屋外側となる面材1
0a表面には、前記下地材14a・14bと同じ厚さの
図示しない胴縁が設けられている。前記下地材14a・
14bおよび胴縁を介して、サイディング13が釘やビ
ス等により壁パネル100に対して固定されている。サ
イディング13の屋外側表面には、前記幕板2が設置さ
れている。
【0042】二つのサイディング13が形成する角部の
外面には、平面視において略コ字状の金属板42の取付
部材50が配置されている。前記取付部材50は、ビス
51により下地材14a・14bに対して固定されてい
る。この取付部材50は、前記化粧縦板3bの樹脂部4
1a・41bの長手方向に所定間隔で複数設けられてい
る。
【0043】前記取付部材50の両端部には、前記取付
部材50のL字外側へ向かって延出する延出部50aが
それぞれ設けられている。前記延出部50aの先端に
は、突出片(第1被係合部)が設けられている。
【0044】また、前記取付部材50の角部外側には、
延出部50eが設けられている。前記延出部50eの先
端はふたまたに分かれており、外壁面10A・10Bそ
れぞれの屋外側に向かって延出する延出部50bとなっ
ている。前記延出部50bの先端には、突出片(第1被
係合部)が設けられている。
【0045】前記化粧縦板3bは、前記樹脂部41a・
41bのL字内側となる面が、外壁面10A・10Bに
沿って近接するよう配置されている。前記化粧縦板3b
の金属板42の側部42aに設けられた突出片は、前記
取付部材50両端に設けられた延出部50aの突出片に
係止されている。また、前記金属板42の側部42bに
設けられた突出片は、前記取付部材50角部外側に設け
られた延出部50bの突出片に係止されている。これに
より、前記取付部材50に対して、該金属板42が嵌合
され、前記化粧縦板3bが出隅部に取り付けられる。
【0046】前記化粧横板5は、図7に示すように、前
記幕板2の金属板23を、金属板26に変更したもので
ある。前記金属板26以外の構成は前記幕板2とほぼ同
様であるので、その説明は省略する。ここで、図7は、
図1におけるW円部の縦断面図である。
【0047】前記金属板26は、樹脂材21の長手方向
に所定間隔で複数設けられ、上下端が裏面側に折り曲げ
られた形状となっており、側面視において略コ字形状と
なっている。上下端の折り曲げ部分は、コ字の内側へ向
かって凹まされた形状となっている。前記金属板26の
表面は、樹脂部21裏面と、樹脂部21の折り曲げ部2
2端面とに対して当接されている。そして、前記金属板
26の上端には、裏面側に向かって延出する水平部28
eと、前記水平部28e先端から上方へ向かって延出す
る固定部28とが設けられている。
【0048】また、前記金属板26の下端には、裏面側
に向かって延出する水平部27eと、前記水平部27e
先端から下方に延出する延出部27fと、前記延出部2
7fの先端からさらに裏面側に向かって延出する水平部
27gと、前記水平部27gの先端から下方に延出する
固定部27hとが設けられている。
【0049】つぎに、前記化粧横板5の取付構造につい
て説明する。前記化粧縦板3aの裏側において、壁パネ
ル100の屋外側となる面材10a上には、下地材35
が、図示しない釘やビス等により取り付けられている。
前記下地材35の厚さは、前記金属板26の水平部27
gと胴縁11とに等しく、また、前記下地材35の幅
は、前記化粧横板5より広く形成されている。
【0050】前記化粧横板5は、前記下地材35の正面
において、前記金属板26の延出部27fと水平部27
gとを前記下地材35に当接させ、前記金属板26の固
定部27h、28を面材10aにビス29で固定されて
いる。そして、前記化粧横板5の上下方向において、屋
外側のとなる面材10aに対して、前記幕板2と同様
に、胴縁11を介してサイディング13が釘やビス等に
より固定されている。
【0051】前記樹脂材21上端の折り曲げ部22と、
前記折り曲げ部22の上方に設けられたサイディング1
3の下端部との間には、例えば、軟質樹脂やゴム等から
なる略円柱状のバックアップ材36が介在されている。
バックアップ材36の屋外側には、サイディング13の
裏側に流入しない状態で防水材37(シーリング材)が
充填されている。また、前記樹脂材21下端の折り曲げ
部22と、前記折り曲げ部22の下方に設けられたサイ
ディング13の上端部との間にも同様に、バックアップ
材36が介在され、防水材37が充填されている。
【0052】前記化粧斜板7は、前記建物本体1の外壁
面10と屋根6との境界部に取り付けられる部材であっ
て、前記化粧横板5とほぼ同様の構成および取り付け構
造なので、詳細な説明を省略する。
【0053】つぎに、建物本体1の妻側外壁面10に、
前記幕板2、化粧縦板3a、3b、化粧横板5、化粧斜
板7を取り付けた建物について説明する。前記建物本体
1の妻側外壁面10には、図1に示すように、出窓部4
が設けられており、該出窓部4の正面略中央部には、3
つの窓サッシを備えた窓枠4aが取り付けられている。
なお、本実施の形態では、出窓部4の正面および側面も
建物本体1の外壁面10とする。
【0054】前記幕板2は、異なった長さの2種類の幕
板部材2b、2cと、出隅役物2aとで構成され、建物
本体1の上下階の境界位置において外壁面10に水平に
取り付けられている。
【0055】前記出隅役物2aは、建物本体1の正面
(妻)側の外壁面10と、側面側の外壁面10とが交差
する角部に取り付けられたもので、平断面視略L字状に
形成されている。前記幕板部材2bは、前記出隅役物2
aと出窓部4の側面との間に取り付けられたもので、平
面視略一直線状に形成されている。前記幕板部材2c
は、出窓部4の正面の外壁面10に取り付けられたもの
で、平面視略一直線状に形成されている。
【0056】前記化粧縦板3bは、化粧縦板材3ba
と、この化粧縦板材3baの上方に配置された中間役物
3cと、この中間役物3cの上方に配置された化粧縦板
材3bbとで構成されており、これらは平断面視略L字
状に形成されている。前記化粧縦板3bは、出窓部4の
正面と側面とが交差する2つの出隅部にそれぞれ取り付
けられている。この化粧縦板3bと幕板2とは交差して
おり、この交差部には隙間S1が設けられている。
【0057】また、前記化粧縦板3aは、下化粧縦板材
3aaと、この下化粧縦板材3aaの上方に前記窓枠4
aを挟んで配置された上化粧縦板材3abとから構成さ
れており、前記化粧縦板3b、3b間に、左右に所定間
隔を隔てて配置されている。この化粧縦板3aと幕板2
とは交差しており、この交差部には隙間S2が設けられ
ている。
【0058】前記化粧横板5は、前記窓枠4aを上下に
挟んで2本平行に、さらに、前記化粧縦板3b,3bの
下端部間において1本、合計3本が平行に配置されてい
る。窓枠4aを挟んで上方の化粧横板5は、前記化粧縦
板3bの中間役物3c間に窓枠4aの上縁に沿って配置
されており、下方の化粧横板5は化粧縦板材3ba、3
ba間に窓枠4aの下縁に沿って配置されている。上下
3本、平行に配置されたそれぞれの化粧横板5と前記化
粧縦板3bとは交差しており、この交差部には隙間S3
が設けられている。また、前記化粧横板5と、前記化粧
縦板3aとは交差しており、この交差部には隙間S4が
設けられている。
【0059】前記化粧斜板7は、出窓部4の正面の外壁
面10に、左右一対取り付けられており、これら化粧斜
板7は、出窓部4の外壁面10と屋根6との境界部にお
いて、屋根6の傾斜方向に沿って配置されている。ま
た、化粧斜板7,7の一端部どうしは、屋根6の頂部直
下で互いに突き合わされており、化粧斜板7,7の他端
部は、前記化粧縦板3bの化粧縦板材3bbの上端部と
交差している。この交差部には隙間S5が設けられてい
る。また、化粧斜板7と前記化粧縦板3aとは交差して
おり、この交差部には隙間S6が設けられている。
【0060】以上により、本実施の形態によれば、次の
ような効果が得られる 建物本体1の上下階の境界位置において外壁面10に
水平に取り付けられた幕板2と、前記幕板2に交差して
取り付けられた化粧縦板3a、3bとが同質材で形成さ
れているので、これら幕板2と化粧縦板3a、3bとが
ハーフティンバー建築物の外壁に現れる梁と柱のような
外観を呈することができる。したがって、ハーフティン
バー建築物のような美観を有する建物を容易に施工でき
る。
【0061】前記窓枠4aを左右に挟む化粧縦板3a、
3bと、該窓枠4aを上下に挟む化粧横板5とが同質材
で形成されているいので、建物本体1の外壁面10の窓
枠4aにおいても、ハーフティンバー建築物の外壁に現
れる柱と梁のような外観を呈することができる。したが
って、ハーフティンバー建築物のような美観を有する建
物を容易に施工でき、さらに、前記化粧縦板3a、3b
と化粧横板5とによって、該窓枠4aを強調することが
できる。
【0062】屋根6の傾斜方向に沿って取り付けられ
た化粧斜板7に化粧縦板3a、3bが交差され、これら
化粧斜板7と化粧縦板3a、3bとが同質材で形成され
ているので、化粧斜板7と化粧縦板3a、3bとが、ハ
ーフティンバー建築物の外壁に現れる柱と斜めの梁のよ
うな外観を呈することができる。したがって、ハーフテ
ィンバー建築物のような美観を有する建物を容易に施工
できる。
【0063】前記化粧縦板3bと幕板2との交差部、
前記化粧縦板3aと幕板2との交差部、前記化粧縦板3
bと化粧横板5との交差部、前記化粧縦板3aと化粧横
板5との交差部、前記化粧縦板3bと化粧斜板7との交
差部、前記化粧縦板3aと化粧斜板7との交差部には、
それぞれ隙間S1、S2、S3、S4、S5、S6が設
けられているので、前記幕板2、化粧縦板3a、3b、
化粧横板5、化粧斜板7の温度変化による膨張収縮を、
それぞれの交差部に形成された隙間S1、S2、S3、
S4、S5、S6が吸収し、これら部材の圧壊を防止す
ることができる。
【0064】幕板2の金属板23を金属板26、60
にし、取付部材31を省略して、壁パネル100の面材
10aの表面に直接取り付けることで、化粧縦板3a、
化粧横板5、化粧斜板7とすることができる。言い換え
れば、取り付け位置が異なる部材を、共通の樹脂材21
を用いて製造することができる。また、これら金属板2
3、26、60によって樹脂材21を補強して所要の強
度を容易に得ることができる。
【0065】金属板42の側部42a・42bに設け
られた突出片を、取付部材50の延出部50a・50b
に設けられた突出片に係合させて、金属板42を取付部
材50に嵌合させるだけで、化粧縦板3bを出隅部に設
置できるので、取付作業が容易である。また、該金属板
42によって樹脂材41a、41bを補強して所要の強
度を容易に得ることができる。
【0066】樹脂材21、41a、41bは、不純物
を含む木質廃材から得られた木質廃材砕粉と、不純物を
含む樹脂廃材から得られた樹脂廃材粉砕粉とを混練し
て、押出しもしくは射出成形によって成形されるので、
成形品の表面に木粉の細かい粒子が出現し、該表面が滑
らかになり、成形後の表面処理が容易である。そして、
このように成形されるので、天然木材を原料とする場合
に比して製品に品質のばらつきが少なくなる。また、上
記廃材を再利用して成形されるので、資源のリサイクル
としても有効である。さらに、前記樹脂材21、41
a、41bに中空間hが設けられているので、幕板2、
化粧縦板3a、3b、化粧横板5、化粧斜板7全体の重
さを軽くでき、取付作業も容易となる。
【0067】金属板23、26は、樹脂材21の長手
方向に所定間隔で複数設けられているので、樹脂材21
の裏面全面に金属板23、26を取り付ける場合等に比
して、幕板2および化粧横板5の重さを軽くすることが
でき、取付作業も容易になる。また、金属板23、26
にかかる材料量を軽減でき、コストを低く抑えられる。
【0068】樹脂材21裏面に固定された金属板23
の係止部24・25を、サイディング13外面上の取付
部材31の被係止部31a・31bに係止することで、
幕板2が外壁面10に取り付けられているので、施工現
場で、幕板2表面に露出した釘の頭を塗装する等の作業
が不要となり、幕板2の取付作業がより容易なものとな
る。
【0069】(第2の実施の形態)第2の実施の形態が
前記第1の実施の形態と異なる点は、建物本体1の桁側
外壁面10に、前記幕板2、化粧縦板3a、3b、化粧
横板5が取り付けられている点であって、使用する幕板
2、化粧縦板3a、3b、化粧横板5は、第1の実施の
形態と同一である。したがって、前記幕板2、化粧縦板
3a、3b、化粧横板5の各構成要素および取付構造の
説明は省略する。
【0070】前記建物本体1の桁側外壁面10には、図
8に示すように、出窓部4が設けられており、該出窓部
4の正面略中央部には、3つの窓サッシを備えた窓枠4
aが取り付けられている。なお、本実施の形態について
も、第1の実施の形態と同様に、出窓部4の正面および
側面も建物本体1の外壁面10とする。
【0071】前記幕板2は、異なった長さの2種類の幕
板部材2b、2cと、出隅役物2aとで構成され、建物
本体1の上下階の境界位置において外壁面10に水平に
取り付けられている。
【0072】前記出隅役物2aは、建物本体1の正面
(桁)側の外壁面10と、側面側の外壁面10とが交差
する角部に取り付けられたもので、平断面視略L字状に
形成されている。前記幕板部材2bは、前記出隅役物2
aと出窓部4の側面との間に取り付けられたもので、平
面視略一直線状に形成されている。前記幕板部材2c
は、出窓部4の正面の外壁面10に取り付けられたもの
で、平面視略一直線状に形成されている。
【0073】前記化粧縦板3bは、平断面視略L字状に
形成されており、前記出窓部4の正面と側面とが交差す
る2つの出隅部にそれぞれ取り付けられている。この化
粧縦板3bと幕板2とは交差しており、この交差部には
隙間S1が設けられている。
【0074】また、前記化粧縦板3aは、前記窓枠4a
の下方であって、前記化粧縦板3b、3b間に、左右に
所定間隔を隔てて配置されている。この化粧縦板3aと
幕板2とは交差しており、この交差部には隙間S2が設
けられている。
【0075】前記化粧横板5は、化粧横板材5aと、こ
の化粧横板材5aの下方に窓枠4aを挟んで配置された
化粧横板材5bと、前記化粧縦板3b、3bの下端部間
に配置された化粧横板材5cとで構成され、合計3本が
平行に配置されている。前記化粧横板材5aは、前記化
粧横板材5bより幅が狭く形成されており、窓枠4aの
上縁に沿って、前記化粧縦板3b、3b間の上端部に取
り付けられている。前記化粧横板材5bは、前記化粧縦
板3b、3b間に窓枠4aの下縁に沿って取り付けられ
ている。前記化粧横板材5cは、前記化粧横板材5bと
同程度の幅の部材であって、前記化粧横板3b、3bの
下端部間に取り付けられている。これら上下3本、平行
に配置されたそれぞれの化粧横板材5a、5b、5cと
前記化粧縦板3bとは交差しており、これら交差部には
隙間S3が設けられている。また、前記化粧横板材5b
と、前記化粧縦板3aとは交差しており、この交差部に
は隙間S4が設けられている。
【0076】以上により、本実施の形態によれば、第1
の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、建物本体の外壁面に、交差して取り付けられた水
平な幕板と化粧縦板とが同質材で形成されているので、
これら幕板と化粧縦板とがハーフティンバー建築物の外
壁に現れる梁と柱のような外観を呈する。したがって、
ハーフティンバー建築物のような美観を有する建物を容
易に施工できる。
【0078】請求項2記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を得ることは勿論のこと、窓枠を左右に挟む
化粧縦板と、窓枠を上下に挟む化粧横板とが同質材で形
成されているので、これら化粧縦板と化粧横板が、ハー
フティンバー建築物の外壁に現れる柱と梁のような外観
を呈する。したがって、ハーフティンバー建築物のよう
な美観を有する建物を容易に施工でき、さらに、化粧縦
板と化粧横板とによって窓枠を強調することができる。
【0079】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは請求項2と同様の効果を得ることは勿論のこと、屋
根の傾斜方向に沿って取り付けられた化粧斜板に化粧縦
板が交差され、これら化粧斜板と化粧縦板とが同質材で
形成されているので、ハーフティンバー建築物の外壁に
現れる柱と斜めの梁のような外観を呈する。したがっ
て、ハーフティンバー建築物のような美観を有する建物
を容易に施工できる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかと同様の効果を得ることは勿論のこと、前
記幕板、化粧縦板、化粧横板、化粧斜板のそれぞれが、
金属板とこの金属板に取り付けられた樹脂材とを備えて
いるので、金属板によって樹脂材を補強して所要の強度
を容易に得ることができるとともに、天然木材を原料と
する場合に比して製品の品質にばらつきが少なくなる。
【0081】請求項5記載の発明によれば、請求項4と
同様の効果を得ることは勿論のこと、前記化粧縦板と幕
板との交差部、前記化粧縦板と化粧横板との交差部、前
記化粧縦板と化粧斜板との交差部には、それぞれ隙間が
設けられているので、前記幕板、化粧縦板、化粧横板、
化粧斜板の温度変化による膨張収縮を、それぞれの隙間
が吸収し、これら交差部での前記前記幕板、化粧縦板、
化粧横板、化粧斜板の圧壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すもので、妻側
外壁面に出窓部を有する建物本体の正面図である。
【図2】同、図1におけるX円部の幕板2の縦断面図で
ある。
【図3】同、図2における樹脂材の構成を示す斜視図で
ある。
【図4】同、図2における金属板の取付部材の要部斜視
図である。
【図5】同、図1におけるY円部の化粧縦板の断面図で
ある。
【図6】同、図1におけるZ円部の化粧縦板の断面図で
ある。
【図7】同、図1におけるW円部の縦断面図である。
【図8】同、桁側外壁面に窓を有する建物本体の正面図
である。
【符号の説明】
1 建物本体 2 幕板 3a、3b 化粧縦板 4a 窓枠 5 化粧横板 6 屋根 7 化粧斜板 10 外壁面 21、41a、41b 樹脂材 23、26、42、60 金属板 S1〜S6 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA05 AA57 AB04 AB15 AB16 AB22 AB26 BA12 BA15 BC06 BD02 BD03 CC03 CC12 CC14 CC17 DA12 DC02 DD03 GA33W GA33Z GA36W GA43W GB06Z GB18W GB43W GB46W GB49W GB54W GB62W

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体の外壁面に、幕板が上下階の境
    界位置において水平に取り付けられるとともに、前記幕
    板に交差して化粧縦板が取り付けられ、 前記幕板と化粧縦板とが同質材で形成されていることを
    特徴とする建物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建物において、 前記化粧縦板は、建物本体の外壁面に設けられた窓枠を
    左右に挟むようにして配置され、 前記建物本体の外壁面には、前記窓枠を上下に挟むよう
    に、かつ前記化粧縦板と交差して化粧横板が取り付けら
    れ、 この化粧横板と化粧縦板とが同質材で形成されているこ
    とを特徴とする建物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の建物において、 前記建物本体の外壁面と屋根との境界部には、屋根の傾
    斜方向に沿って化粧斜板が取り付けられ、 この化粧斜板に前記化粧縦板が交差され、 前記化粧斜板と前記化粧縦板とが同質材で形成されてい
    ることを特徴とする建物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の建物に
    おいて、 前記幕板、化粧縦板、化粧横板、化粧斜板のそれぞれ
    が、金属板とこの金属板に取り付けられた樹脂材とを備
    えていることを特徴とする建物。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の建物において、 前記化粧縦板と幕板との交差部、前記化粧縦板と化粧横
    板との交差部、前記化粧縦板と化粧斜板との交差部に
    は、それぞれ隙間が設けられていることを特徴とする建
    物。
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