JP2501348B2 - 屋根下地構造 - Google Patents

屋根下地構造

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JP2501348B2
JP2501348B2 JP16049888A JP16049888A JP2501348B2 JP 2501348 B2 JP2501348 B2 JP 2501348B2 JP 16049888 A JP16049888 A JP 16049888A JP 16049888 A JP16049888 A JP 16049888A JP 2501348 B2 JP2501348 B2 JP 2501348B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、屋根下地構造に関し、詳しくは多階家屋の
母屋側から延出されて構築される部分平屋における屋根
下地構造に関し、更に詳しくは部分平屋スペース内に屋
根支持のための柱を建てるのを回避し、併せて部分平屋
の屋根形状に変化を持たせ得るようにしとうとする技術
に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、第7図(a)(b)に示すように、多階家屋7
から部分平屋8を突出させてその屋根葺きをおこなうの
に、部分平屋8の多階家屋7側において所定巾lの水平
部分Hを形成して、部分平屋8の屋根に本屋根のような
重厚感を抱かせるようにするのである。そして、このよ
うに、水平部分Hを形成した部分平屋8の屋根面の施工
において、図7(a)のような大きい大屋根パネル1の
みの施工をおこなう場合には、図7(b)のような側面
視において平坦面Fが表れ、屋根面に変化を持たすこと
ができないものとなる。そこで、第8図に示すように、
水平部分Hの近傍において、三角形や正方形の小さい小
屋根パネル2と、所定巾lの矩形屋根パネル1aを使用し
て、部分平屋8の屋根面に軒側から水平部分Hに至る上
り棟部15を形成することで、部分平屋8の屋根面に変化
を持たせ、一層重厚感を抱かせるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第7図及び第8図のように、部分平屋8の
屋根に水平部分Hを形成するのに、この水平部分Hを形
成したが故に、屋根パネルなどを支持する支持荷重が不
足し、かかる支持荷重を充分なものにするのに、水平部
分Hの多階家屋7側とは反対側の端部において、つま
り、第6図及び第8図において示すX個所に柱を建て
て、水平部分Hを形成したが故の屋根荷重の不足を補う
のである。しかも、第8図のように、水平部分Hの近傍
に小屋根パネル2の数枚を葺設するのに、第8図のイ部
分及びロ部分においても、小屋根パネル2・・の当接個
所に柱が必要となるものである。
このように柱を建てる場合には、その下方の部分平屋
8の部屋のスペースに影響を与え、部屋の広がりに制約
を与える等の問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、部分平屋の屋根において
水平部分を形成し、かつこの水平部分に至る上り棟部を
形成して、部分平屋の屋根において重厚感を出しなが
ら、別途に柱を建てることなく屋根の施工を行うことが
できる屋根下地構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の屋根下地構造は、多階家屋7の母屋側から延
出されて構築される部分平屋8における屋根下地構造で
あって、母屋側の外壁面に対して略直交する方向に配設
される第1トラス3の屋内側の端部に矩形延出部3aが一
体に形成され、この矩形延出部3aの屋内側端部の下端が
母屋側の梁10に支持され、第1トラス3の屋外側端部が
部分平屋8の屋外側において立設されかつ梁10に略平行
な外壁パネル14aに支持され、矩形延出部3aと第1トラ
ス3との境部分において第1トラス3に略直交して第2
トラス4,4が配設され、これら第2トラス4が第1トラ
ス3と第1トラス3に略平行な部分平屋8側の外壁パネ
ル14b間にわたって架設され、第1トラス3の両側で第
1トラス3に略平行に第3トラス5,5が配設され、これ
ら第3トラス5が第2トラス4と上記梁10に略平行な外
壁パネル14a間に架設されて成ることを特徴とするもの
である。
〔作用〕 このように、第1トラス3の一体に形成した矩形延出
部3aの頂部において水平部分Hが形成され、矩形延出部
3aと第1トラス3との境部分に第1トラス3とは略直交
するように第2トラス4が設けられることによって、水
平部分Hの多階家屋7とは反対側の端部においては、第
1トラス3、第1トラス3と一体化された矩形延出部3
a、一対の第2トラス4,4が集まり、かかる個所の屋根支
持強度を充分なものにでき、従来では設けなければなら
なかった柱を省き、また、第1トラス3と矩形延出部3a
との境部分で、第1トラス3とは間隔を隔てた個所にお
ける屋根支持強度を高め、かかる個所における柱も省
き、このように、母屋から延出される部分平屋8の屋根
下地において、部分平屋スペース内に柱を建てずに小屋
根パネル2の施工がおこなえる。
そして、多階家屋7の母屋側の外壁面とこれに平行に
なされた第2トラス4間に施工された小屋根パネル2に
対して、第2トラス4と第3トラス5間に施工される大
屋根パネル1は従来のように面一にならず、第2トラス
4の頂部に沿って上り棟部15が形成され、部分平屋8の
屋根形状に変化を持たせ、上記矩形延出部3aの水平部分
Hとが相まって部分平屋8の屋根の重厚感を増すように
したものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
本発明の実施例においては、第4図中斜線で示してい
る多階家屋7から突出させて構成する部分平屋8の屋根
構成について説明する。そしてこの部分平屋8において
は、第1図及び第2図に示すように、基準寸法の整数倍
の大きさの大屋根パネル1としての基準最大屋根パネル
と、この大屋根パネル1としての基準最大屋根パネルよ
りも小さいが、上記基準寸法のやはり整数倍の小屋根パ
ネル2としての基準小屋根パネルを隣接させ、しかして
屋根下地材6より大屋根パネル1としての基準最大屋根
パネルを突出させて施工して、屋根9としてある。かか
る場合、柱を新たに建てることなく、屋根下地材6とし
て横架される以下に詳述するトラスにて支持できるよう
にしてある。以下その構成を説明する。
第4図に示すように、母屋側の外壁面に対して略直交
する方向に配設される第1トラス3の屋内側の端部に所
定巾lの矩形延出部3aが一体に形成され、大屋根パネル
1としての基準最大屋根パネルと、小屋根パネル2とし
ての基準小屋根パネルとを支持する上記矩形延出部3aを
一体に形成した長い第1トラス3を多階家屋7から張り
出して突出し、すなわち、第4図に示すように、上記矩
形延出部3aの下端が、母屋側の梁10に載置され、必要に
応じて接続金具を使用してボルトのような固定具で固定
されている。この第1トラス3に一体に形成された矩形
延出部3aの屋内側の端部より小屋根パネル2としての基
準小屋根パネルの基準巾(所定巾)lに相当する長さだ
け屋外側に移動した箇所に第1トラス3に対して平面か
ら見て略直交する短い第2トラス4を第1トラス3の両
側に配設し、この第2トラス4の第1トラス3側の端部
から小屋根パネル2としての基準小屋根パネルの基準巾
lに相当する長さだけ第2トラス4の長さ方向に移動し
た箇所に短い第3トラス5を第1トラス3に略平行に配
設する。そして第1トラス3、第2トラス4及び第3ト
ラス5の先端は、外壁パネル14aとしての基準最大壁パ
ネル11及び外壁パネル体14bとしての基準小壁パネル12
にて支持されている。また、第4図に示すように、例え
ば、矩形延出部3aと第1トラス3との境部分と梁10間、
梁10と第2トラス4間、そして、矩形延出部3aと第1ト
ラス3との境部分と外壁パネル14aと外壁パネル14bとの
接続箇所間に張られたブレース13によっても全体強度を
出している。かかる場合、大屋根パネル1としての基準
最大屋根パネル、外壁パネル14aとしての基準最大壁パ
ネル11は基準寸法の4倍つまり4Pに、そして小屋根パネ
ル2としての基準小屋根パネル及び外壁パネル14bとし
ての基準小壁パネル12は基準寸法の1倍つまり1Pに形成
されている。
このようにして第1図に示すように、大屋根パネル1
としての基準最大屋根パネルと、小屋根パネル2として
の基準小屋根パネルとを支持する矩形延出部3aと長い第
1トラス3にて、4Pの基準最大屋根パネル1aと1Pの基準
小屋根パネル2a,2a,2b,2bとを支持し、そしてこの第1
トラス3に一体に形成された矩形延出部3aの屋内側の端
部より小屋根パネル2としての基準小屋根パネルの基準
巾(1P)に相当する長さだけ屋外側に移動した箇所に第
1トラス3に対して平面から見て略直交するようにした
短い第2トラス4にて、基準最大屋根パネル1b,1cを支
持し、そして第2トラス4の第1トラス3側の端部から
小屋根パネル2としての基準小屋根パネルの基準巾(1
P)に相当する長さだけ第2トラス4の長さ方向に移動
した箇所に第1トラス3に略平行に配設した第3トラス
5にて、基準最大屋根パネル1dを支持するのである。こ
の第3トラス5には基準最大屋根パネル1c,1aそして基
準小屋根パネル2bを支持している。即ち、矩形延出部3a
にて、正方形の基準小屋根パネル2a,2aの棟側縁部、三
角形の基準小屋根パネル2b,2bの棟側角部、基準最大屋
根パネル1aの母屋側の角部を支持する。第1トラス3に
て、基準最大屋根パネル1aの中間部、三角形の基準小屋
根パネル2b,2bの棟側角部、正方形の基準小屋根パネル2
a,2aの棟側縁部で母屋側とは反対側の角部を支持する。
第2トラス4にて、正方形の基準小屋根パネル2aの母屋
側とは反対側の側縁部、三角形の基準小屋根パネル2bの
母屋側の側縁部、基準最大屋根パネル1bの母屋側とは反
対側の側縁部、基準最大屋根パネル1cの母屋側の側縁部
を支持する。第3トラス5にて、三角形の基準小屋根パ
ネル2bの軒側縁部、基準最大屋根パネル1cの棟側縁部、
基準最大屋根パネル1aの軒側縁部、基準最大屋根パネル
1dの棟側縁部を支持している。
このようにして、特殊な屋根構成において柱を建てず
に施工ができるのである。
〔発明の効果〕
以上要するに本発明は、多階家屋の母屋側の外壁面に
対して略直交する方向に配設される第1トラスの屋内側
の端部に矩形延出部が一体に形成され、この矩形延出部
の屋内側端部の下端が母屋側の梁に支持され、第1トラ
スの屋外側端部が部分平屋の屋外側において立設されか
つ梁に略平行な外壁パネルに支持され、矩形延出部と第
1トラスとの境部分において第1トラスに略直交して第
2トラスが配設され、これら第2トラスが第1トラスと
第1トラスに略平行な部分平屋側の外壁パネル間にわた
って架設されるから、つまり、第1トラスに一体に形成
した矩形延出部の頂部において水平部分が形成され、矩
形延出部と第1トラスとの境部分に第1トラスとは略直
交するように第2トラスが設けられるから、水平部分の
多階家屋とは反対側の端部においては、第1トラス、第
1トラスと一体化された矩形延出部、一対の第2トラス
が集まり、かかる個所の屋根支持強度を充分なものにで
き、従来では設けなければならなかった柱を省くことが
でき、また、第1トラスの両側で第1トラスに略平行に
第3トラスが配設され、これら第3トラスが第2トラス
と上記梁に略平行な外壁パネル間に架設されるから、第
1トラスと矩形延出部との境部分で、第1トラスとは間
隔を隔てた個所における屋根支持強度を高めることがで
き、かかる個所における柱も省くことができ、このよう
に、母屋から延出される部分平屋の屋根下地において、
部分平屋スペース内に柱を建てずに小屋根パネルの施工
がおこなえるという利点がある。
加えて、多階家屋の母屋側の外壁面とこれに平行にな
された第2トラス間に施工された小屋根パネルに対し
て、第2トラスと第3トラス間に施工される大屋根パネ
ルは従来のように面一にならず、第2トラスの頂部に沿
って上り棟部が形成され、部分平屋の屋根形状に変化を
持たせることができ、上記矩形延出部の頂部にて形成さ
れる水平部分とが相まって部分平屋の屋根の重厚感を増
すことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の屋根パネルを載設した状態
の概略平面図、第2図は同上の斜視図、第3図は同上の
側面図、第4図(a)は同上の屋根下地材の配置を示す
平面図、第4図(b)は同上のトラスの組み立てを示す
概略斜視図、第5図(a)は同上の第1トラスの概略側
面図、第5図(b)は同上の第2トラスの概略側面図、
第5図(c)は同上の第3トラスの概略側面図、第6図
は従来例の柱の位置を示す平面図、第7図(a)は他の
従来例の基準最大屋根パネルの葺設状態を示す平面図、
第7図(b)は側面図、第8図は同上の他の従来例の葺
設状態の平面図であり、1は大屋根パネル、2は小屋根
パネル、3は第1トラス、4は第2トラス、5は第3ト
ラス、7は多階家屋、8は部分平屋、14aは外壁パネ
ル、14b外壁パネル体、15は上り棟部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多階家屋7の母屋側から延出されて構築さ
    れる部分平屋8における屋根下地構造であって、母屋側
    の外壁面に対して略直交する方向に配設される第1トラ
    ス3の屋内側の端部に矩形延出部3aが一体に形成され、
    この矩形延出部3aの屋内側端部の下端が母屋側の梁10に
    支持され、第1トラス3の屋外側端部が部分平屋8の屋
    外側において立設されかつ梁10に略平行な外壁パネル14
    aに支持され、矩形延出部3aと第1トラス3との境部分
    において第1トラス3に略直交して第2トラス4,4が配
    設され、これら第2トラス4が第1トラス3と第1トラ
    ス3に略平行な部分平屋8側の外壁パネル14b間にわた
    って架設され、第1トラス3の両側で第1トラス3に略
    平行に第3トラス5,5が配設され、これら第3トラス5
    が第2トラス4と上記梁10に略平行な外壁パネル14a間
    に架設されて成ることを特徴とする屋根下地構造。
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