JPH0739156A - リンギング・チョーク・コンバータ回路 - Google Patents
リンギング・チョーク・コンバータ回路Info
- Publication number
- JPH0739156A JPH0739156A JP18134393A JP18134393A JPH0739156A JP H0739156 A JPH0739156 A JP H0739156A JP 18134393 A JP18134393 A JP 18134393A JP 18134393 A JP18134393 A JP 18134393A JP H0739156 A JPH0739156 A JP H0739156A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- main transistor
- converter circuit
- control
- capacitor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リンギング・チョーク・コンバータ回路を簡
素化する。 【構成】 メイントランジスタＴｒ１に制御トランジス
タＴｒ２を該メイントランジスタＴｒ１のベース電流を
制御するように接続する。メイントランジスタＴｒ１の
エミッタに接続された抵抗Ｒと、フォトカプラＰのエミ
ッタに接続されたコンデンサＣとを、制御トランジスタ
Ｔｒ２のベースに接続する。 【効果】 制御トランジスタＴｒ２がメイントランジス
タＴｒ１に流れるベース電流を制限するという働きは、
メイントランジスタＴｒ１を定電圧化するためにも、過
電流時にメイントランジスタＴｒ１の破損を防止するた
めにも行なわれる。その結果、１個の制御トランジスタ
Ｔｒ２でリンギング・チョーク・コンバータ回路を構成
できる。
素化する。 【構成】 メイントランジスタＴｒ１に制御トランジス
タＴｒ２を該メイントランジスタＴｒ１のベース電流を
制御するように接続する。メイントランジスタＴｒ１の
エミッタに接続された抵抗Ｒと、フォトカプラＰのエミ
ッタに接続されたコンデンサＣとを、制御トランジスタ
Ｔｒ２のベースに接続する。 【効果】 制御トランジスタＴｒ２がメイントランジス
タＴｒ１に流れるベース電流を制限するという働きは、
メイントランジスタＴｒ１を定電圧化するためにも、過
電流時にメイントランジスタＴｒ１の破損を防止するた
めにも行なわれる。その結果、１個の制御トランジスタ
Ｔｒ２でリンギング・チョーク・コンバータ回路を構成
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、簡素化することが可能
なリンギング・チョーク・コンバータ回路に関する。
なリンギング・チョーク・コンバータ回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のリンギング・チョーク・コ
ンバータ回路の代表例を示す回路図である。
ンバータ回路の代表例を示す回路図である。
【０００３】従来のリンギング・チョーク・コンバータ
回路においては、図３に示すように、メイントランジス
タＴｒ１に流れるベース電流を制御するために２個の制
御トランジスタＴｒ２、Ｔｒ３が組み込まれていた。こ
こで、一方の制御トランジスタＴｒ２は過電流制御用で
あり、他方の制御トランジスタＴｒ３は定電圧化するた
めのものである。
回路においては、図３に示すように、メイントランジス
タＴｒ１に流れるベース電流を制御するために２個の制
御トランジスタＴｒ２、Ｔｒ３が組み込まれていた。こ
こで、一方の制御トランジスタＴｒ２は過電流制御用で
あり、他方の制御トランジスタＴｒ３は定電圧化するた
めのものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、制
御トランジスタＴｒ２、Ｔｒ３が２個存在するので、必
然的に複雑な回路構成を余儀なくされるという不都合が
あった。
御トランジスタＴｒ２、Ｔｒ３が２個存在するので、必
然的に複雑な回路構成を余儀なくされるという不都合が
あった。
【０００５】本発明は、上記事情に鑑み、制御トランジ
スタを１個にすることによって簡素化を実現したリンギ
ング・チョーク・コンバータ回路を提供することを目的
とする。
スタを１個にすることによって簡素化を実現したリンギ
ング・チョーク・コンバータ回路を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、メイン
トランジスタ（Ｔｒ１）と、出力電圧に応じてコレクタ
電流が変化するフォトカプラ（Ｐ）とを有し、前記メイ
ントランジスタに制御トランジスタ（Ｔｒ２）を該メイ
ントランジスタのベース電流を制御するように接続し、
前記メイントランジスタのエミッタに接続された抵抗
（Ｒ）と、前記フォトカプラのエミッタに接続されたコ
ンデンサ（Ｃ）とを、前記制御トランジスタのベースに
接続して構成される。
トランジスタ（Ｔｒ１）と、出力電圧に応じてコレクタ
電流が変化するフォトカプラ（Ｐ）とを有し、前記メイ
ントランジスタに制御トランジスタ（Ｔｒ２）を該メイ
ントランジスタのベース電流を制御するように接続し、
前記メイントランジスタのエミッタに接続された抵抗
（Ｒ）と、前記フォトカプラのエミッタに接続されたコ
ンデンサ（Ｃ）とを、前記制御トランジスタのベースに
接続して構成される。
【０００７】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「特許請求の範囲」及び「作用」の欄について
も同様である。
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「特許請求の範囲」及び「作用」の欄について
も同様である。
【０００８】
【作用】上記した構成により、本発明では、制御トラン
ジスタ（Ｔｒ２）がメイントランジスタ（Ｔｒ１）に流
れるベース電流を制限するという働きは、メイントラン
ジスタを定電圧化するためにも、過電流時にメイントラ
ンジスタの破損を防止するためにも行なわれるように作
用する。
ジスタ（Ｔｒ２）がメイントランジスタ（Ｔｒ１）に流
れるベース電流を制限するという働きは、メイントラン
ジスタを定電圧化するためにも、過電流時にメイントラ
ンジスタの破損を防止するためにも行なわれるように作
用する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１０】図１は本発明によるリンギング・チョーク
・コンバータ回路の一実施例を示す回路図、図２は図１
に示すリンギング・チョーク・コンバータ回路の各部の
波形を示すグラフである。
・コンバータ回路の一実施例を示す回路図、図２は図１
に示すリンギング・チョーク・コンバータ回路の各部の
波形を示すグラフである。
【００１１】本発明によるリンギング・チョーク・コン
バータ回路においては、図１に示すように、メイントラ
ンジスタＴｒ１のエミッタに接続する抵抗Ｒの電圧降下
も、フォトカプラＰのコレクタ電流が出力電圧に応じて
変化し、コンデンサＣを充放電するのも、どちらも三角
波で、これを制御トランジスタＴｒ２のベースに印加し
ていることに注目した。
バータ回路においては、図１に示すように、メイントラ
ンジスタＴｒ１のエミッタに接続する抵抗Ｒの電圧降下
も、フォトカプラＰのコレクタ電流が出力電圧に応じて
変化し、コンデンサＣを充放電するのも、どちらも三角
波で、これを制御トランジスタＴｒ２のベースに印加し
ていることに注目した。
【００１２】即ち、図２に示すように、フォトカプラＰ
のコレクタ電流がコンデンサＣの充電時間を制御するの
で、出力電圧に応じたＴonを得ることが出来る。これに
より、メイントランジスタＴｒ１のコレクタ−エミッタ
電圧ＶCEの波形は、図２ののようになり、定電圧化が
可能となる。
のコレクタ電流がコンデンサＣの充電時間を制御するの
で、出力電圧に応じたＴonを得ることが出来る。これに
より、メイントランジスタＴｒ１のコレクタ−エミッタ
電圧ＶCEの波形は、図２ののようになり、定電圧化が
可能となる。
【００１３】一方、出力電流を大きくしていくと、抵抗
Ｒの電圧降下が大きくなり、制御トランジスタＴｒ２の
ベースが０．６Ｖ程度となると、制御トランジスタＴｒ
２はＯＮし続け、メイントランジスタＴｒ１に流れるベ
ース電流を制限する。その結果、メイントランジスタＴ
ｒ１に過電流が流れて破損する事態の発生を未然に防止
することが可能となる。
Ｒの電圧降下が大きくなり、制御トランジスタＴｒ２の
ベースが０．６Ｖ程度となると、制御トランジスタＴｒ
２はＯＮし続け、メイントランジスタＴｒ１に流れるベ
ース電流を制限する。その結果、メイントランジスタＴ
ｒ１に過電流が流れて破損する事態の発生を未然に防止
することが可能となる。
【００１４】上述の効果を確認するため、本発明による
リンギング・チョーク・コンバータ回路（以下、「本発
明回路」と略称する。）と、図３に示すような従来のリ
ンギング・チョーク・コンバータ回路（以下、「従来回
路」と略称する。）について、入力電圧ＡＣ８５Ｖ〜Ａ
Ｃ１３２Ｖ（定格１００Ｖ）、出力＋５Ｖ、０．１〜１
Ａの電源をそれぞれ作製し、定電圧レベルの比較と過電
流保護特性の比較を行なった。
リンギング・チョーク・コンバータ回路（以下、「本発
明回路」と略称する。）と、図３に示すような従来のリ
ンギング・チョーク・コンバータ回路（以下、「従来回
路」と略称する。）について、入力電圧ＡＣ８５Ｖ〜Ａ
Ｃ１３２Ｖ（定格１００Ｖ）、出力＋５Ｖ、０．１〜１
Ａの電源をそれぞれ作製し、定電圧レベルの比較と過電
流保護特性の比較を行なった。
【００１５】その結果、定電圧レベルについては、表１
に記載した通り、本発明回路は従来回路と変わらず、ま
た過電流保護特性についても両者は同じ特性を示した。
に記載した通り、本発明回路は従来回路と変わらず、ま
た過電流保護特性についても両者は同じ特性を示した。
【００１６】
【表１】
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メイントランジスタＴｒ１と、出力電圧に応じてコレク
タ電流が変化するフォトカプラＰとを有し、前記メイン
トランジスタＴｒ１に制御トランジスタＴｒ２を該メイ
ントランジスタＴｒ１のベース電流を制御するように接
続し、前記メイントランジスタＴｒ１のエミッタに接続
された抵抗Ｒと、前記フォトカプラＰのエミッタに接続
されたコンデンサＣとを、前記制御トランジスタＴｒ２
のベースに接続して構成したので、制御トランジスタＴ
ｒ２がメイントランジスタＴｒ１に流れるベース電流を
制限するという働きは、メイントランジスタＴｒ１を定
電圧化するためにも、過電流時にメイントランジスタＴ
ｒ１の破損を防止するためにも行なわれることから、１
個の制御トランジスタＴｒ２によって簡素化を実現した
リンギング・チョーク・コンバータ回路を提供すること
が出来る。
メイントランジスタＴｒ１と、出力電圧に応じてコレク
タ電流が変化するフォトカプラＰとを有し、前記メイン
トランジスタＴｒ１に制御トランジスタＴｒ２を該メイ
ントランジスタＴｒ１のベース電流を制御するように接
続し、前記メイントランジスタＴｒ１のエミッタに接続
された抵抗Ｒと、前記フォトカプラＰのエミッタに接続
されたコンデンサＣとを、前記制御トランジスタＴｒ２
のベースに接続して構成したので、制御トランジスタＴ
ｒ２がメイントランジスタＴｒ１に流れるベース電流を
制限するという働きは、メイントランジスタＴｒ１を定
電圧化するためにも、過電流時にメイントランジスタＴ
ｒ１の破損を防止するためにも行なわれることから、１
個の制御トランジスタＴｒ２によって簡素化を実現した
リンギング・チョーク・コンバータ回路を提供すること
が出来る。
【図１】本発明によるリンギング・チョーク・コンバー
タ回路の一実施例を示す回路図である。
タ回路の一実施例を示す回路図である。
【図２】図１に示すリンギング・チョーク・コンバータ
回路の各部の波形を示すグラフである。
回路の各部の波形を示すグラフである。
【図３】従来のリンギング・チョーク・コンバータ回路
の代表例を示す回路図である。
の代表例を示す回路図である。
Ｃ……コンデンサ Ｐ……フォトカプラ Ｒ……抵抗 Ｔｒ１……メイントランジスタ Ｔｒ２……制御トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項１】 メイントランジスタ（Ｔｒ１）と、出力
電圧に応じてコレクタ電流が変化するフォトカプラ
（Ｐ）とを有し、 前記メイントランジスタに制御トランジスタ（Ｔｒ２）
を該メイントランジスタのベース電流を制御するように
接続し、 前記メイントランジスタのエミッタに接続された抵抗
（Ｒ）と、前記フォトカプラのエミッタに接続されたコ
ンデンサ（Ｃ）とを、前記制御トランジスタのベースに
接続して構成したリンギング・チョーク・コンバータ回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18134393A JPH0739156A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | リンギング・チョーク・コンバータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18134393A JPH0739156A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | リンギング・チョーク・コンバータ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739156A true JPH0739156A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16099046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18134393A Pending JPH0739156A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | リンギング・チョーク・コンバータ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739156A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS612781B2 (ja) * | 1977-06-09 | 1986-01-28 | Lucas Ind Plc |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP18134393A patent/JPH0739156A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS612781B2 (ja) * | 1977-06-09 | 1986-01-28 | Lucas Ind Plc |
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