JPH0738929U - 計量値付け装置 - Google Patents

計量値付け装置

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JPH0738929U
JPH0738929U JP5142593U JP5142593U JPH0738929U JP H0738929 U JPH0738929 U JP H0738929U JP 5142593 U JP5142593 U JP 5142593U JP 5142593 U JP5142593 U JP 5142593U JP H0738929 U JPH0738929 U JP H0738929U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量コンベアの下流側に連続する貼付けコン
ベアの上方にプリント機能を有するラベル貼付け機を配
置して、計量作業と値付け作業とを連続的に行うように
した計量値付け装置において、作業を中断することな
く、商品に対するラベルの貼付け方向の変更を可能とす
る。 【構成】 貼付けコンベアの上方に2台のラベル貼付け
機70,110′を直列状に配置すると共に、これらの
ラベル貼付け機70,110′を、互いに90°向きを
変えてラベルが貼付けられるようにセットし、且つこれ
らのラベル貼付け機70,110′のうちの1台を選択
的に作動させる切換スイッチを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、計量作業と値付け作業とを連続的に行う計量値付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット向け商品のパックセンター等においては、包装された商品 についての計量作業と、該作業によって得られた重量値に基づいて算出された価 格等をラベルにプリントして当該商品に貼着する値付け作業とを自動的に且つ連 続的に行うようにした計量値付け装置が用いられている。
【0003】 この装置は、通例、包装済みの商品を導入する搬入コンベアと、計量装置に組 付けられた計量コンベアと、プリント機能を有するラベル貼付け機が上方に備え られた貼付けコンベアとを直列状に配置した構成で、商品が計量コンベア上を通 過する間にその重量を計量すると共に、その計量重量値と予め設定されている単 価や風袋重量等とから価格を算出してラベルに該価格や単価等をプリントし、こ れを商品が貼付けコンベア上を移動する時に貼付けるように構成したものである 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記パックセンター等においては、商品の店頭における陳列方法等 に応じて該商品に対するラベルの貼付け方向を異ならせて貼付けなければならな い場合があり、その場合、従来においては、貼付けコンベアに対するラベル貼付 け機の向きを変えなければならなかった。しかし、商品へのラベル貼付け方向の 変更の度にラベル貼付け機の向きを変えるのは極めて面倒であると共に、作業時 間をロスして能率を悪化させることになる。
【0005】 本考案は、計量値付け装置に関する上記のような実情に対処するもので、作業 途中でラベルの貼付け方向が変更される場合に、ラベル貼付け機の移動を要する ことなく、上記変更を極めて容易に行い得るようにして、変更前後で計量値付け 作業を連続的に行うことを可能とし、これにより、上記のような変更がある場合 にも計量値付け作業を能率よく行い得るようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る計量値付け装置は、上記課題を解決すべく次のように構成したこ とを特徴とする。
【0007】 即ち、計量装置に組付けられた計量コンベアの下流側に連続する貼付けコンベ アの上方にプリント機能を有する2台のラベル貼付け機を直列状に配置すると共 に、これらのラベル貼付け機を互いに90°向きを変えてラベルが貼付けられる ようにセットし、且つこれらのラベル貼付け機のうちの1台を選択的に作動させ る選択手段を備える。
【0008】
【作用】
このような構成によれば、作業途中において、商品に対するラベルの貼付け方 向が変更される時に、選択手段により、その変更に応じてラベル貼付け機を選択 して使用すれば、ラベル貼付け機の移動を要することなく、従って作業を中断す ることなく、各商品について仕向先毎の陳列方法等に応じた値付け作業が行われ ることになる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に示す本考案の実施例について説明する。
【0010】 図1に示すように、この実施例に係る計量値付け装置1は、第1本体10と第 2本体80とで構成されている。第1本体10は、架台11の上端に一端部から 搬入コンベア20と、計量コンベア30と、第1貼付けコンベア40とを夫々の 搬送方向A,B,Cを連続させて直列に配置すると共に、架台11内に上記計量 コンベア30が組付けられた計量装置60(図2参照)を備え、且つ第1貼付け コンベア40の上方にプリント機能を有する第1ラベル貼付け機70を配備した 構成とされている。
【0011】 また、第2本体80は、架台81の上面に第2貼付けコンベア90を備えると 共に、その上方に同じくプリント機能を有する第2ラベル貼付け機110を配備 した構成とされ、第2貼付けコンベア90が上記第1本体10における第1貼付 けコンベア40の下流側に接続されて、両コンベア40,90の搬送方向C,D が直線状に連続されている。
【0012】 更に、該計量値付け装置1には商品の単価や風袋重量の入力等に用いられる操 作部121と、計量重量や価格等を表示する表示部122とを有する操作盤12 0が第1,第2本体10,80とは別体として備えられている。
【0013】 次に、図2により上記各コンベア20,30,40,90の構成を説明すると 、第1本体10における搬入コンベア20は、複数の連結部材21…21により 平行に結合された左右一対のサイドフレーム22,22の前後両端部間に夫々駆 動ローラ23と従動ローラ24とを軸支すると共に、両ローラ23,24間に帯 状のベルト25を巻架し、且つ一方のサイドフレーム22にモータ26を取付け た構成とされ、該モータ26によってベルト27を介して上記駆動ローラ23を 回転させることにより、上記ベルト25をA方向に走行させるようになっている 。
【0014】 ここで、両サイドフレーム22,22間にはベルト25の商品が載置される上 側走行部を受支する受板28が架設され、また従動ローラ24の軸受部には該ロ ーラ24を前後に移動させてベルト25の張り具合を調節するベルト張り調節機 構29が設けられている。
【0015】 また、上記計量コンベア30も、複数の連結部材31…31により平行に結合 された左右一対のサイドフレーム32,32の前後両端部間に夫々駆動ローラ3 3と従動ローラ34とを軸支すると共に、両ローラ33,34間に帯状のベルト 35を巻架し、且つ一方のサイドフレーム32の前端部に設けられた下方への延 長部にモータ36を取付けた構成で、該モータ36によってベルト37を介して 上記駆動ローラ33を回転させることにより、上記ベルト35をB方向に走行さ せるようになっており、また、この計量コンベア30においても、一対のサイド フレーム32,32間にベルト35の上側走行部を受支する受板38が架設され 、且つ従動ローラ34を前後に移動させるベルト張り調節機構39が設けられて いる。
【0016】 そして、この計量コンベア30の下方には計量装置60が備えられ、該計量装 置60の上面から突出する複数の連結部材61…61にサイドフレーム32,3 2が結合されている。これにより、該計量コンベア30及び該コンベア30上を 移動する商品の重量が上記計量装置60に負荷されるようになっている。
【0017】 更に、上記第1貼付けコンベア40も、複数の連結部材41…41によって平 行に結合された左右一対のサイドフレーム42,42の前後両端部間に駆動ロー ラ43及び従動ローラ44を夫々軸支すると共に、両ローラ43,44間に帯状 のベルト45を巻架した構成とされている。そして、該第1貼付けコンベア40 においては、一方のサイドフレーム42に駆動装置46が取付けられているが、 この駆動装置46は、図6に示すようにモータ47と該モータ47の回転が入力 される変速装置48とで構成され、該変速装置48の出力によってベルト49を 介して上記駆動ローラ43を回転させることにより、ベルト45をC方向に走行 させるようになっている。
【0018】 尚、この第1貼付けコンベア40においても、両サイドフレーム42,42間 にベルト45の上側走行部を受支する受板50が架設され、且つベルト45の張 り調節機構51が設けられている。
【0019】 また、第2本体80における第2貼付けコンベア90も、複数の連結部材91 …91によって平行に結合された左右一対のサイドフレーム92,92の前後両 端部間に駆動ローラ93及び従動ローラ94を夫々軸支すると共に、両ローラ9 3,94間に帯状のベルト95を巻架した構成とされている。そして、上記第1 貼付けコンベア40と同様に、一方のサイドフレーム92にモータ97と変速装 置98(図6参照)とで構成される駆動装置96が取付けられ、該駆動装置96 の出力によってベルト99を介して駆動ローラ93を回転させることにより、上 記ベルト95をD方向に走行させるようになっている。
【0020】 また、この第2貼付けコンベア90においても、両サイドフレーム92,92 間にベルト95の上側走行部を受支する受板100が架設され、且つベルト95 の張り調節機構101が設けられている。
【0021】 一方、上記第1貼付けコンベア40及び第2貼付けコンベア90の上方には第 1,第2ラベル貼付け機70,110が夫々配備されているが、これらは同一の 構成であって、図1に示すように夫々貼付け部71,111とプリンタ部72, 112とを有する。プリンタ部72(112)は、ロール受け装置73(113 )から引出されたラベルシート(図示せず)に貼着されているラベルに印字装置 74(114)により価格や重量等をプリントすると共に、該ラベルをラベルシ ートの台紙から剥離して上記貼付け部71(111)に供給する。また、該貼付 け部71(111)は、このラベルをケース75(115)に内蔵されたブロワ (図示せず)によってカバー76(116)の下面に吸着保持すると共に、所定 の時期に該カバー76(116)に内蔵されたノズル(図示せず)から高圧エア ーを噴出することにより該ラベルを下方に吹き付けるようになっている。
【0022】 そして、この2台のラベル貼付け機70,110には、上記計量装置60から の計量信号が入力されると共に、図2に示す第1貼付けコンベア40の一方のサ イドフレーム42に設けられた切換スイッチ131の操作によりいずれか一方の ラベル貼付け機70又は110が選択的に作動するようになっている。
【0023】 次に、上記第1,第2貼付けコンベア40,90の駆動装置46,96につい て説明する。これらの装置46,96におけるモータ47,97はいずれも可逆 転モータであって、図3に示すように上記ラベル貼付け機の切換スイッチ131 に連動する正逆転スイッチ132の作動により回転方向が正転又は逆転に切換え られるようになっている。
【0024】 つまり、図3において切換スイッチ131に連動して正逆転スイッチ132が ON側に操作されると、並列に配置された第1,第2リレー133,134が同 時に通電されると共に、第1リレー133の通電により、図4に示す該リレー1 33の連動接点133a,133bが図示の端子a−b間、d−e間を夫々接続 させた状態から端子a−c間、d−f間を夫々接続させた状態に切換わることに よりモータ47の回転方向が切換わり、同時に第2リレー134の通電により、 図5に示す該リレー134の連動接点134a,134bが図示の端子g−i間 、j−l間を夫々接続させた状態から端子g−h間、j−k間を夫々接続させた 状態に切換わることによりモータ97の回転方向が切換わる。
【0025】 一方、上記各駆動装置46,96における変速装置48,98は、夫々モータ 47,97による入力回転の方向が切換わった時に出力回転速度が低速又は高速 に切換えられるように構成されている。
【0026】 その具体的構造を第1貼付けコンベア40の駆動装置46における変速装置4 8について説明すると、図6,図7に示すように、該変速装置48は、ケース1 41内に収納され且つ連結軸142…142によって結合された一対の円板状フ レーム143,143間に、モータ47(97)の回転軸47a(97a)に固 着されたピニオン144と、該ピニオン144に夫々噛合った第1,第2入力ギ ヤ145,146と、両入力ギヤ145,146に夫々第1,第2ワンウェイク ラッチ147,148を介して同芯状に連結され且つ互いに噛合された大径の第 1中間ギヤ149及び小径の第2中間ギヤ150と、第1中間ギヤ149に同芯 状に固設された第1出力ギヤ151と、この第1出力ギヤ151に噛合わされた 第2出力ギヤ152とを配設した構成である。
【0027】 そして、上記ピニオン144が図6に示すm方向に回転すると、第1,第2入 力ギヤ145,146が夫々n,o方向に回転するが、この時、第2ワンウェイ クラッチ148が空転して第1ワンウェイクラッチ147のみが回転を伝えるこ とにより、上記ピニオン144の回転は第1入力ギヤ145から第1ワンウェイ クラッチ147を介して第1中間ギヤ149をp方向に回転させ、更に第1,第 2出力ギヤ151,152を夫々q,r方向に回転させる。
【0028】 また、モータ47(97)の回転方向が逆転して上記ピニオン144がm′方 向に回転すると、第1,第2入力ギヤ145,146が夫々上記の場合と反対の n′,o′方向に回転するが、この場合は、第1ワンウェイクラッチ147が空 転して第2ワンウェイクラッチ148のみが回転を伝えることにより、上記ピニ オン144の回転は第2入力ギヤ146から第2ワンウェイクラッチ148を介 して第2中間ギヤ150をs方向に回転させる。そして、上記第1中間ギヤ14 9,第1,第2出力ギヤ151,152を夫々上記の場合と同じp,q,r方向 に夫々回転させるが、この時、小径の第2中間ギヤ150から大径の第1中間ギ ヤ149に回転が伝達されるので、該第1中間ギヤ149及び第1,第2出力ギ ヤ151,152が夫々上記の場合(ピニオン144がm方向に回転する場合) より回転速度が遅くなる。
【0029】 このようにしてピニオン144の回転方向、即ち、図3に示す正逆転スイッチ 132のON−OFF動作によるモータ47,97の回転方向の切換えにより、 駆動装置46,96の出力回転速度が低速又は高速に切換えられ、これに伴って 第1,第2貼付けコンベア40,90の走行速度が高速(例えば60m/秒)と 低速(例えば30m/秒)の2段階に切換えられるようになっている。
【0030】 ここで、図4,図5に示すように、モータ47,97は一方が正転の時、他方 が逆転するようになっており、従って第1,第2貼付けコンベア40,90の走 行速度は常に一方が低速で他方が高速の状態にあり、これが上記スイッチ132 の動作によって入れ替ることになる。そして、該スイッチ132と連動する切換 スイッチ131によって、走行速度が遅い方の貼付けコンベア40又は90に対 応するラベル貼付け機70又は110が作動するようになっている。
【0031】 尚、図1,図2に示すように、第1本体10における直列に配置されたコンベ ア20,30,40によって形成される搬送経路の左右両側には一対の商品案内 部材161,161が平行に備えられている。この案内部材161,161は、 商品を計量コンベア30及び第1,第2貼付けコンベア40,90上に所定の姿 勢で送り込むためのものであって、該商品の幅方向寸法に応じて間隔が調整され るようになっていると共に、計量コンベア30の両側方ではその間隔が広くなっ ている。これは、商品が計量コンベア30上で該案内部材161,161に接触 することによる計量誤差を防止するためである。
【0032】 次に上記実施例の作用を説明する。
【0033】 今、第1ラベル貼付け機70と第2ラベル貼付け機110のプリンタ部72, 112におけるロール受け装置73,113に商品の仕向先に応じて様式やデザ イン等の異なるラベルが夫々セットされている状態において、先ず第1ラベル貼 付け機70にセットされているラベルを使用するものとする。この時、図2,図 3に示す切換スイッチ131は第1ラベル貼付け機70を作動させる側に投入さ れている。また、これに伴って正逆転スイッチ132を介して第1,第2貼付け コンベア40,90の駆動装置46,96におけるモータ47,97の回転方向 が、第1貼付けコンベア40の走行速度が遅く、第2貼付けコンベア90の走行 速度が速くなる方向となっている。
【0034】 そして、このような状態で該計量値付け装置1の第1本体10における搬入コ ンベア20に包装済みの商品が搬入されるのであるが、この商品は、案内部材1 61,161により所定の姿勢とされた上で上記搬入コンベア20から計量コン ベア30に受け渡され、該コンベア30上に載っている間に該コンベア30に連 設された計量装置60によって重量が計量される。この計量重量値は、上記第1 ,第2ラベル貼付け機70,110のプリンタ部72,112に、送出され、こ の重量値と操作盤120の操作部121に入力された当該商品の単価や風袋重量 等とから該商品の価格が算出されるが、この場合においては第2ラベル貼付け機 110が作動していないから、第1ラベル貼付け機70にセットされているラベ ルシートのラベルに上記価格や単価、重量等がプリントされ、このラベルが該貼 付け機70の貼付け部71に供給される。この間に上記計量コンベア30上の商 品は第1貼付けコンベア40に受け渡され、上記第1ラベル貼付け機70の下方 を通過する時に該貼付け機70の貼付け部71によって上記ラベルが貼付けられ る。
【0035】 そして、このようにして値付けされた商品は更に第2貼付けコンベア90に受 け渡され、該コンベア90の終端部から排出されてくる。その場合に、上記第1 貼付けコンベア40は走行速度が遅いから、第1ラベル貼付け機70によるラベ ルの発行及び貼付け動作が商品の通過に対して遅れることがない。また、第2貼 付けコンベア90の走行速度は速いから、値付けされた商品は速かに排出される ことになる。
【0036】 然して上記の如き値付け作業の途中で商品の仕向け先が変わることがあり、そ の場合に商品に貼付けるラベルが第2ラベル貼付け機110のプリンタ部112 (ロール受け装置113)にセットされているラベルに変更されるのであるが、 この変更は次のように行われる。
【0037】 即ち、上記切換スイッチ131を切換え操作すると、第1ラベル貼付け機70 が停止し且つ第2ラベル貼付け機110が作動すると共に、第1貼付けコンベア 40の走行速度が速くなり、第2貼付けコンベア90の走行速度90が遅くなる 。そのため、計量コンベア30上で重量を計量された商品は、第1貼付けコンベ ア40上を速かに通過して第2貼付けコンベア90に受け渡されると共に、該第 2貼付けコンベア90上を低速で通過する間に、その上方の第2ラベル貼付け機 110のプリンタ部112で価格等をプリントされたラベルが該貼付け機110 の貼付け部111によって貼付けられることになる。このラベルは、上記第1ラ ベル貼付け機70によって商品に貼付けられたラベルとは様式等が相違するもの であり、このようにして商品の仕向先等に応じたラベルが商品に貼付けられるこ とになる。その場合に、ラベルシートの交換を必要とせず、ラベルの変更を上記 切換スイッチ131の操作だけで行うことができるのである。
【0038】 尚、ラベルの変更時に第1,第2貼付けコンベア40,90の走行速度が変化 するが、両コンベア40,90の速度が入れ替るだけであるから、第2貼付けコ ンベア90の終端部からの商品の排出時間間隔は略一定であり、従って排出され た商品についての処理に混乱を来すことがなく、ラベル貼付け機を使用しない方 の貼付けコンベアを高速で走行させるので処理能力の低下がない。
【0039】 更に、第2ラベル貼付け機110を使用する場合には、第1貼付けコンベア4 0の走行速度が速くなるから、計量コンベア30から該第2ラベル貼付け機11 0の下方に商品が到達するまでの時間が第1ラベル貼付け機70を使用する場合 における該第1ラベル貼付け機70の下方に商品が到達するまでの時間と大差が ない。従って、いずれのラベル貼付け機を使用する場合にも、計量コンベア30 の側部に備えられたセンサ171(図2参照)が商品の通過を検出した時にプリ ントを開始させればよく、例えば第1ラベル貼付け機70を使用する場合にはプ リントを速く開始し、第2ラベル貼付け機110を使用する場合にはプリントの 開始を遅らせるといった時間調整が不要となる。
【0040】 ここで、第1,第2ラベル貼付け機70,110の貼付け部71,111によ るラベルの吹き付け動作は、第1,第2貼付けコンベア40,90の側部に夫々 備えられたセンサ172,173(図2参照)によって商品が当該ラベル貼付け 機70又は110の下方に到達したことを検出した時に行うようになっている。
【0041】 以上の実施例は、第1,第2ラベル貼付け機70,110に夫々異なるラベル を装着して、これらのラベルを商品の仕向先等に応じて使い分ける場合の例であ るが、各仕向先における陳列方法の相違等に応じて商品に対するラベルの貼付け 方向を変更する場合がある。
【0042】 この場合の実施例を図8によって説明すると、この実施例においては第2本体 80における第2ラベル貼付け機110’が上記実施例における第2ラベル貼付 け機110に対して90°向きを変えた状態にセットされている。
【0043】 従って、この実施例によれば、第1ラベル貼付け機70を使用すれば、図9に 示すように商品Xに対してラベルYが平行に貼付けられ、第2ラベル貼付け機1 10’を使用すれば図10に示すように商品X′に対してラベルY′が直角に貼 付けられることになる。そして、このようなラベル貼付け方向の変更が上記実施 例と同様に切換スイッチの操作だけで行なわれることになる。
【0044】 尚、以上の各実施例においては、搬入コンベア20及び計量コンベア30の走 行速度は第1,第2貼付けコンベア40,90のうちの走行速度が速い方の速度 に等しくなるように設定されるが、特に計量コンベア30についてはモータ36 に図6,図7に示す如き変速装置を組合せて走行速度を必要に応じて切換えるよ うにするのが望ましい。
【0045】 つまり、搬送方向寸法が長い商品を取扱う場合には、計量コンベア30の走行 速度が速いと商品が該コンベア30上に完全に載っている時間が短くなり、その ため計量装置60の動作の安定を待つ時間的余裕がなく、安定する前に計量する ことになって計量精度が低下することになる。そこで、このような場合には計量 コンベア30の走行速度を遅くして計量装置60の動作安定を待って計量し得る ようにすることが望ましいのである。
【0046】 また、図1〜図7に示す第1実施例において、第2本体80における第2ラベ ル貼付け機110を第2貼付けコンベア90に対して90°向きを変えられるよ うに構成し、これにより第1実施例に示す計量値付け装置1を図6に示す第2実 施例と同様の使い方でも使用できるようにしてもよい。
【0047】 更に、上記各実施例においては、計量装置60(第2実施例については図示せ ず)を作動させる場合と作動させない場合との切換えを行うようにしてもよい。 つまり、この種の計量値付け装置は、重量不定の商品についての値付け作業に用 いられるだけでなく、定重量商品或は定額商品についての値付け作業(ラベル貼 付け作業)にも使用されるものであって、その場合には計量装置による商品の計 量動作は不要となる。従って、該計量装置を作動させる場合と作動させない場合 とに切換え可能とすることが望ましいのである。
【0048】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、商品についての計量作業と、該作業によって得 られた計量重量値に基づいて価格を算出し、これをラベルにプリントして当該商 品に貼り付ける貼付け作業とを連続的に行うようにした計量値付け装置において 、貼付けコンベアの上方に2台のラベル貼付け機を直列状に配置すると共に、こ れらのラベル貼付け機を互いに90°向きを変えてラベルが貼付けられるように セットし、且つこれらのラベル貼付け機のうちの1台を選択的に作動させる選択 手段を備えたから、商品の各仕向先における陳列方法等に応じてラベルの貼付け 方向が変更される場合に、ラベル貼付け機の移動を要することなく、その貼付け 方向の変更に対処することができるようになる。
【0049】 これにより、計量値付け作業の途中で上記のような変更が行われる場合に該作 業を中断する必要がなくなり、作業能率が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 計量値付け装置の全体斜視図である。
【図2】 同一部破断側面図である。
【図3】 駆動装置におけるモータへの通電回路図であ
る。
【図4】 図3の回路図における第1リレーの構成を示
す回路図である。
【図5】 同じく図3の回路図における第2リレーの構
成を示す回路図である。
【図6】 駆動装置における変速装置の平面図である。
【図7】 図6のイ−イ線で切断した変速装置の縦断面
図である。
【図8】 下流側のラベル貼付け機の向きを90°変え
た計量値付け装置の全体平面図である。
【図9】 図8の計量値付け装置の上流側のラベル貼付
け機によるラベル貼付け状態を示す商品の平面図であ
る。
【図10】 同じく図8の計量値付け装置の下流側のラ
ベル貼付け機によるラベル貼付け状態を示す商品の平面
図である。
【符号の説明】
1 計量値付け装置 30 計量コンベア 40,90 貼付けコンベア 60 計量装置 70,110,110′ ラベル貼付け機 131 選択手段(切換スイッチ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量装置に組付けられた計量コンベアの
    下流側に連続する貼付けコンベアの上方にプリント機能
    を有する2台のラベル貼付け機を直列状に配置すると共
    に、これらのラベル貼付け機を互いに90°向きを変え
    てラベルが貼付けられるようにセットし、且つこれらの
    ラベル貼付け機のうちの1台を選択的に作動させる選択
    手段を備えたことを特徴とする計量値付け装置。
JP5142593U 1993-08-27 1993-08-27 計量値付け装置 Expired - Lifetime JP2500875Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100369227B1 (ko) * 2000-07-19 2003-01-24 김시정 검사필 상표 자동 인쇄기
JP2006082848A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Sato Corp ラベル貼付装置およびラベル貼付システム

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JP4610978B2 (ja) * 2004-09-16 2011-01-12 株式会社サトー ラベル貼付装置およびラベル貼付システム

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