JPH073661Y2 - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

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JPH073661Y2
JPH073661Y2 JP1988103190U JP10319088U JPH073661Y2 JP H073661 Y2 JPH073661 Y2 JP H073661Y2 JP 1988103190 U JP1988103190 U JP 1988103190U JP 10319088 U JP10319088 U JP 10319088U JP H073661 Y2 JPH073661 Y2 JP H073661Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
land
printed circuit
circuit board
jumper wire
Prior art date
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Application number
JP1988103190U
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English (en)
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JPH0226271U (ja
Inventor
和政 池田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication of JPH0226271U publication Critical patent/JPH0226271U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、基板本体の両面に形成したパターン間の接続
手段を改善したプリント基板に関する。
[従来の技術] 基板本体の両面にパターンを形成したプリント基板にお
いて、両面のパターン間を接続するジャンパ線を実装す
る場合には、基板本体に孔(スルーホール)を形成し、
その孔の上下開口部にランドを設け、孔に貫通させたジ
ャンパ線の両端を上記ランドにそれぞれはんだ付けする
ことにより行なっていた。
しかし、ジャンパ線をはんだ付けしようとする場合、一
方のランドにはんだ付けした後、他方のランドへはんだ
付けを行なうと、はんだ付けにより発生するガスが孔内
部より吹き出してくるため、はんだに穴があいたり、は
んだ中に気泡ができたりして、良好なはんだ付けを行な
うことができなかった。
この問題を解消するため、近年用いられているプリント
基板は、第4図に示すような構成としてある。
すなわち、同図において8は基板本体であり、ジャンパ
線接続用の二つの孔9,10を形成してある。11は孔9の上
部開口縁に設けた上面ランド、12は孔10の下部開口縁に
設けた下面ランドである。13は基板本体8の両面のパタ
ーン間を接続するジャンパ線であり、両端が孔9,孔10に
それぞれ挿入されるように全体をコ字状に形成してあ
る。7ははんだであり、ジャンパ線13を上面ランド11お
よび下面ランド12に接続している。
このように、上面ランド11,下面ランド12を別々の孔に
設けることにより、はんだ付によって発生するガスの影
響を受けないようにしていた。
[解決すべき課題] 上述したように、従来のプリント基板は、上面のランド
を接続するために、二つの孔を形成しなければならなか
った。このため、基板本体の電子部品実装領域あるいは
パターン領域が狭くなり、その結果、実装密度を高くす
ることができないという問題があった。
本考案は上述した問題点にかんがみてなされたもので、
電子部品実装領域あるいはパターン領域を広くすること
ができ、実装密度を高められるようにしたプリント基板
の提供を目的とする。
[課題の解決手段] 上記目的を達成するために本考案のプリント基板は、基
板本体に貫通して設けたジャンパ線接続用の孔と、この
孔の上下開口部に設けた上記ジャンパ線接続用のランド
と、上記孔に連続して上記基板本体に貫通され、かつ上
記ランドの外側まで延在して形成したガス抜き孔とを具
備した構成としてある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本実施例におけるプリント基板の一部拡大断面
図、第2図は同じく平面図である。
これら図面において、1は両面にパターンを形成した基
板本体であり、上面は部品実装面、下面は端子はんだ面
としてある。2は基板本体1に貫通して設けたジャンパ
線接続用の孔(スルーホール)である。3は孔と連続し
て基板本体に貫通して形成されたガス抜き孔で、ランド
4,5の外側まで延在して設けてあり、はんだ付けの際に
発生するガスを、孔2の外部に放出する。4は孔2の上
部開口縁に設けた上面パターン接続用ランド、5は孔2
の下部開口縁に設けた下面パターン接続用ランドであ
り、ガス抜き孔3と対応する部分は切り欠いてある。
第3図は本実施例のプリント基板にジャンパ線を実装し
た状態を示す一部拡大断面図である。
同図において、6は基板本体1の孔2に挿入したジャン
パ線である。このジャンパ線6は、孔2の開口縁の上面
パターン接続用ランド4および、下面パターン接続用ラ
ンド5にはんだ7で両端を接続してある。
上述した構成からなるプリント基板によれば、孔2に連
続してガス抜き孔3を形成してあるので、例えば、プリ
ント基板を組み立てる際に上面パターン接続用ランド4
にジャンパ線6をはんだ付けし、その後、はんだディッ
プ槽で下面パターン接続用ランド5をはんだ付けする場
合でも、はんだ付の際に発生するガスを、ガス抜き孔3
から外部に放出できるので、ガスによる悪影響を受ける
ことなくはんだ付けを行なうことができる。
また、ガス抜き孔3をランド4,5の外側まで延在してあ
るので、はんだブリッジ等によってガス抜き孔3が塞が
れることもない。
これにより、基板本体の両面に形成したパターン間の接
続を一つの孔によって行なうことができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のプリント基板によれば、は
んだ付け時に生じるガスを孔(スルーホール)の外部へ
確実に排出し、信頼性の高いはんだ付けを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例におけるプリント基板の一部拡大
断面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じくジャン
パ線を実装した状態を示す一部拡大断面図、第4図は従
来のプリント基板にジャンパ線を実装した状態を示す一
部拡大断面図である。 1:基板本体 2:孔(スルーホール) 3:ガス抜き孔 4:上面パターン接続用ランド 5:下面パターン接続用ランド 6:ジャンパ線 7:はんだ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板本体に貫通して設けたジャンパ線接続
    用の孔と、この孔の上下開口部に設けた上記ジャンパ線
    接続用のランドと、上記孔に連続して上記基板本体に貫
    通され、かつ上記ランドの外側まで延在して形成したガ
    ス抜き孔とを具備したことを特徴とするプリント基板。
JP1988103190U 1988-08-05 1988-08-05 プリント基板 Expired - Lifetime JPH073661Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988103190U JPH073661Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 プリント基板

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JP1988103190U JPH073661Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 プリント基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226271U JPH0226271U (ja) 1990-02-21
JPH073661Y2 true JPH073661Y2 (ja) 1995-01-30

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ID=31333789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988103190U Expired - Lifetime JPH073661Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 プリント基板

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JP (1) JPH073661Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291451U (ja) * 1975-12-29 1977-07-08
JPS5324450U (ja) * 1976-08-09 1978-03-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0226271U (ja) 1990-02-21

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