JPH0735948U - エアコンディショナ - Google Patents

エアコンディショナ

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JPH0735948U
JPH0735948U JP063835U JP6383593U JPH0735948U JP H0735948 U JPH0735948 U JP H0735948U JP 063835 U JP063835 U JP 063835U JP 6383593 U JP6383593 U JP 6383593U JP H0735948 U JPH0735948 U JP H0735948U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air filter
filter
suction port
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP063835U
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English (en)
Inventor
和行 山口
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内空気をエアコンディショナ本体内に吸引
する空気吸引口にエアフィルタが装備されているエアコ
ンディショナにおいて、煩わしい脱着操作を伴うことな
くエアフィルタの交換が行なえるようにする。 【構成】 エアフィルタ5をロール状に巻いてエアフィ
ルタ取り付け軸7に装填し、このロール状エアフィルタ
5Aの先端側を空気吸引口2を遮蔽する状態でエアフィ
ルタ巻き取り軸12に巻回させる一方、エアフィルタ5
を通過した風量を検出する風量センサ17を設けて、エ
アフィルタ5の汚損がすすんでエアフィルタ通過風量が
一定レベルまで低下したときに、コントローラ18がス
テッピングモータ14を回転させて汚損しているエアフ
ィルタ部分を巻き取ると共に、未使用エアフィルタ部分
を繰り出すように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内空気をエアコンディショナ本体内に吸引する空気吸引口にエア フィルタが装備されているエアコンディショナに関する。
【0002】
【従来の技術】
室内の送風や冷房、または暖房を司るエアコンディショナは通常その本体の前 面に設けられている空気吸引口にエアフィルタを装備して、吸引する室内空気に 含まれている塵埃等の不純物を除去するようにしているが、長日数の使用によっ てエアフィルタが汚損し、目詰まり等を起こしてエアコンディショナの性能が低 下することを避けるため、このエアフィルタを脱着タイプにして掃除ないし新品 との交換ができるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のエアフィルタの掃除や交換は面倒であると共に、その作 業がやや不潔さを伴うため怠り勝ちとなり、気付いたときには汚損が著しくすす んでいて一層掃除がむつかしくなる難点があった。
【0004】 そこで本考案は、煩わしい脱着操作を伴うことなくエアフィルタの交換が行な えるエアコンディショナの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案の請求項1に記載の考案(以下、第1考案と称す)は、室内 の空気をエアコンディショナ本体内に吸引する空気吸引口にエアフィルタが装備 されているエアコンディショナであって、上記エアフィルタがロール状に巻かれ てエアフィルタ取り付け軸に装填され、かつこのロール状エアフィルタの先端側 が上記空気吸引口を遮蔽する状態でエアフィルタ巻き取り軸に巻回されていると 共に、エアフィルタをエアフィルタ巻き取り軸に巻き取って、空気吸引口にエア フィルタ取り付け軸側から未使用エアフィルタ部分を繰り出すエアフィルタ供給 手段とが設けられていることを特徴とする。
【0006】 さらに、請求項2に記載の考案(以下、第2考案と称す)は、空気吸引口を遮 蔽しているエアフィルタ部分の汚損度を検出する汚損度検出手段と、上記汚損度 が所定レベルに達するときにエアフィルタ供給手段を作動させる制御手段とが設 けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記の第1考案によれば、空気吸引口を遮蔽しているエアフィルタ部分の汚損 がすすんだとき、エアフィルタ供給手段によって汚損された使用済みエアフィル タ部分をエアフィルタ巻き取り軸に巻き取り、エアフィルタ取り付け軸側から未 使用エアフィルタ部分を繰り出すことによってエアフィルタの交換が行なえる。
【0008】 さらに、第2考案によれば、汚損度検出手段により空気吸引口を遮蔽している エアフィルタ部分の汚損度を検出し、かつその汚損がエアコンディショナの性能 低下を招くおそれがあるレベルまで達するとき制御手段が自動的にエアフィルタ の交換を行なうことになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0010】 図1は図示しない室外機とむすばれている室内側のエアコンディショナ本体1 を示し、前面に空気吸引口2と送風口3とが設けられると共に、該本体1に操作 盤4が接続され、この操作盤4に送風、冷房、暖房等の各種運転モード設定用の ボタンや、タイマ等の周知の機能設定用ダイヤルなどが設けられる。
【00011】 一方、上記エアコンディショナ本体1における空気吸引口2の内側に図2およ び図3に示すように紙製または樹脂製のエアフィルタ5が取り付けられる。その 場合、このエアフィルタ5は帯状のエアフィルタをロール状に紙管巻きしたもの が使用される。これに対応してエアフィルタ本体1内には空気吸引口2の上部に 、左右の隔壁6から突出させた一対の鍔付きのエアフィルタ取り付け軸7,8が 設けられ、空気吸引口2の蓋9を開けた状態でロール状エアフィルタ5Aの紙管 10(樹脂管であってもよい)の両端にこれらのエアフィルタ取り付け軸7,8 を嵌合させることによって装填を行い、その逆手順の操作によって取り外しを行 うになされている。そのため、上記エアフィルタ取り付け軸7,8の少なくとも 一方7はバネ22Aによって上記突出状態を保たれていると共に、このバネ22 Aに抗して隔壁6側に後退させることによってロール状エアフィルタ5Aの脱着 が作業性よく行なえるようにしている。また、上記装填状態ではバネ22Aの力 によってロール状エアフィルタ5Aが両側のエアフィルタ取り付け軸7,8の鍔 11,11によって圧力的に挟みこまれ、これによる抵抗で後述するフィルタ繰 り出し時の繰り出し過多が阻止されるようになっている。したがって、上記のエ アフィルタ取り付け軸7,8の場合は隔壁6に回転不能に取り付けられていて、 エアフィルタ5の繰り出し時にはロール状エアフィルタ5Aがこれらの軸7,8 に対してスリップ回転して繰り出しが行なわれる。
【0012】 さらに、上記空気吸引口2の下部には上記した左右の隔壁6,6にわたってエ アフィルタ巻き取り軸12が回転可能に架設され、該軸12の一端が隔壁6外に 突出され、この部分に小径ギヤ13が取り付けられると共に、ステッピングモー タ14が隔壁6の下面に取り付けられ、このステッピングモータ14のモータ軸 に取り付けた大径ギヤ15が小径ギヤに13噛み合わされ、かつこのエアフィル タ巻き取り軸12にエアフィルタ取り付け軸7,8に装填されたロール状エアフ ィルタ5Aの先端部分が接着テープ16(図3参照)等で固定される。このため ステッピングモータ14を回転させると、その回転が減速されてエアフィルタ巻 き取り軸12に伝達されるから、エアフィルタ5が該軸12に巻き取られること になる。また、この状態ではエアフィルタ取り付け軸7,8とエアフィルタ巻き 取り軸12との間のエアフィルタ部分が空気吸引口2の内側を遮蔽することにな る。
【0013】 加えて、エアフィルタ5を通過した空気が吹き当たる位置に風量センサ17が 隔壁6に取り付けられて配置され、この風量センサ17が検出するエアフィルタ 通過風量がコントローラ18に送られる。その場合、このコントローラ18は風 量センサ17が検出するエアフィルタ通過風量が所定レベルまで低下したときに ステッピングモータ14を一定時間回転させるように制御する。
【0014】 次に、動作を説明する。
【0015】 図2および図3のようなエアフィルタ装填状態でエアコンディショナを運転す ると、空気吸引口2から吸引された室内空気がエアフィルタ5を通り熱交換部分 に流れることになるが、そのとき空気が風量センサ17に吹き当たるからエアフ ィルタ通過風量が検出され、これがコントローラ18に送られる。一方、長日数 の使用によって空気吸引口2を遮蔽しているエアフィルタ部分の汚損がすすむと 、エアコンディショナにおける空気吸引風量は常に一定とされているのでエアフ ィルタ通過風量が次第に低下する。そのため、このようなエアフィルタ通過風量 と汚損度との関係を利用し、上記のコントローラ18は汚損度がそれ以上になる とエアコンディショナの性能に支障をきたすレベルまで高まると、ステッピング モータ14を回転させ、汚損が生じているエアフィルタ部分をエアフィルタ巻き 取り軸12に巻き取り、これによってロール状エアフィルタ5Aを回転させ、未 使用のエアフィルタ部分を空気吸引口2の内側に繰り出させる。したがって、自 動的にエアフィルタの交換がなされ、性能低下なくエアコンディショナが運転さ れることになると共に、使用者によるエアフィルタの脱着操作や掃除の必要がな くなる。
【0016】 なお、上記の実施例では、エアフィルタ5の汚れを風量センサ17で検出して いるが、これに代えてエアコンディショナの運転時間から検出してエアフィルタ 交換を行なってもよい。つまり、汚損は運転時間の増大とともに進行するから、 運転時間をタイマで検出し、かつメモリに記憶させ、この運転時間の積算値が一 定時間に達するときにコントローラ18によってステッピングモータ14を駆動 する。
【0017】 また、エアフィルタ5をすべて使いきったときには、これを発音表示または発 光表示する必要があるので、図2に示すようにロール状エアフィルタ5Aの残量 を検出するセンサ19(たとえばエアフィルタ終端部分に印刷されている終端マ ークを検出する光センサ)を設け、このセンサ信号によってコントローラ18が 前述の操作盤4の表示手段を駆動してエアフィルタ交換を促すようにするのが望 ましい。
【0018】 さらに、上記のようにエアフィルタ5を使いきったときには、空気吸引口2の 蓋9を開けてエアフィルタ巻き取り軸12に巻き取られている使用済みエアフィ ルタを取り外すことになるが、エアフィルタ5が使い捨ての場合や、取り外しを 簡単にしたい場合は、エアフィルタ巻き取り軸を図4に示すように、エアフィル タ取り付け軸7,8のような一対の鍔付きエアフィルタ巻き取り軸12A,12 Bとし、これらのエアフィルタ巻き取り軸12A,12Bにわたって巻き取り専 用の紙管20を取り付けることもできる。但し、エアフィルタ巻き取り軸12A ,12Bは紙管20を回転させる必要があるので、エアフィルタ取り付け軸7, 8とは異なり回転可能に隔壁6に支持させると共に、エアフィルタ巻き取り軸1 2A,12Bの一方12Aには、紙管20の脱着を容易にするためと、紙管20 を両側から鍔21,21によって圧力的に挟んでステッピングモータ14によっ て回転させるため、エアフィルタ取り付け軸7と同様にバネ22Bが設けられ、 他方のエアフィルタ巻き取り軸12Bは前述の小径ギヤ10と一体回転するもの が用いられる。
【0019】 なお、上記エアフィルタ5の巻き取りと繰り出しを上記の実施例では自動化し ているが、汚損がすすんだときにコントローラ18によってこれを報知し、エア コンディショナの外部に設けられている手回しハンドルによってエアフィルタ巻 き取り軸12,12Bを回転させる構造であってもよいし、このような風量セン サ17やコントローラ18による制御を用いず、単に使用者が任意な時期に手回 しで回転させるものでもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上の記載によって明らかなように、本考案の第1考案によれば、空気吸引口 を遮蔽しているエアフィルタ部分の汚損がすすんだとき、エアフィルタ供給手段 によって汚損された使用済みエアフィルタ部分をエアフィルタ巻き取り軸に巻き 取り、エアフィルタ取り付け軸側から未使用エアフィルタ部分を繰り出すことに よってエアフィルタの交換が行なえる。したがって、エアフィルタの脱着と、掃 除または交換作業を行なう必要がなくなり、煩雑さが解消される。
【0021】 さらに、第2考案によれば、汚損度検出手段により空気吸引口を遮蔽している エアフィルタ部分の汚損度を検出し、かつその汚損がエアコンディショナの性能 低下を招くおそれがあるレベルまで達するとき制御手段がエアフィルタの交換を 行なうから、交換が自動化され、使用者の手を患わせることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例にかかるエアコンディショ
ナの斜視図。
【図2】 上記エアコンディショナの要部断面図。
【図3】 図2の正面図。
【図4】 他の実施例を示す正面図。
【符号の説明】
1 エアコンディショナ本体 2 空気吸引口 5 エアフィルタ 5A ロール状エアフィルタ 7,8 エアフィルタ取り付け軸 12 エアフィルタ巻き取り軸 12A,12B エアフィルタ巻き取り軸 17 風量センサ 18 コントローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気をエアコンディショナ本体内
    に吸引する空気吸引口にエアフィルタが装備されている
    エアコンディショナであって、上記エアフィルタがロー
    ル状に巻かれてエアフィルタ取り付け軸に装填され、か
    つこのロール状エアフィルタの先端側が上記空気吸引口
    を遮蔽する状態でエアフィルタ巻き取り軸に巻回されて
    いると共に、エアフィルタをエアフィルタ巻き取り軸に
    巻き取って、空気吸引口にエアフィルタ取り付け軸側か
    ら未使用エアフィルタ部分を繰り出すエアフィルタ供給
    手段とが設けられていることを特徴とするエアコンディ
    ショナ。
  2. 【請求項2】 前記空気吸引口を遮蔽しているエアフィ
    ルタ部分の汚損度を検出する汚損度検出手段と、上記汚
    損度が所定レベルに達するときに前記エアフィルタ供給
    手段を作動させる制御手段とが設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載のエアコンディショナ。
JP063835U 1993-11-29 1993-11-29 エアコンディショナ Pending JPH0735948U (ja)

Priority Applications (1)

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JP063835U JPH0735948U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 エアコンディショナ

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JPH0735948U true JPH0735948U (ja) 1995-07-04

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JP063835U Pending JPH0735948U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 エアコンディショナ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101039486B1 (ko) * 2008-12-29 2011-06-08 충북대학교 산학협력단 부구를 이용한 풍속센서가 구비된 공조장치용 자동 필터 교환장치
CN107051051A (zh) * 2017-04-10 2017-08-18 中山市赛恩电器科技有限公司 一种便于更新滤网的空气过滤装置
JPWO2017168834A1 (ja) * 2016-03-28 2018-10-18 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機

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