JPH0734290U - 撓み管継手 - Google Patents

撓み管継手

Info

Publication number
JPH0734290U
JPH0734290U JP6885493U JP6885493U JPH0734290U JP H0734290 U JPH0734290 U JP H0734290U JP 6885493 U JP6885493 U JP 6885493U JP 6885493 U JP6885493 U JP 6885493U JP H0734290 U JPH0734290 U JP H0734290U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
parallel
flexible
male
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6885493U
Other languages
English (en)
Inventor
宏明 沢畑
秀明 馬場
Original Assignee
株式会社青木メタル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社青木メタル filed Critical 株式会社青木メタル
Priority to JP6885493U priority Critical patent/JPH0734290U/ja
Publication of JPH0734290U publication Critical patent/JPH0734290U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撓み管継手の雄接続金具側の接続操作性を良
くするとともに、耐震性、液密性を向上させる。 【構成】 波型の撓み管20の端部の平行管部にスリー
ブを液密性をもたせて固定する。これと直列配置にテー
パ雄ねじ付きの雄接続金具36を回転及び軸方向に移動
可能に嵌め合せ、フランジ23aにより抜け止めする。
スリーブ30の外周に雄接続金具36の拡径筒部30a
を嵌め合せ、Oリング37をもってシールする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として上水道配管に使用する撓み管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上水道においては、例えば、道路下の本管から家屋敷地への引き込み部 分に、鉛管からなる撓み管継手が使用されていたが、近年においては、ステンレ スを使用した断面が波型の筒壁を有する撓み管を使用した撓み管継手が使用され るに至っている。
【0003】 図2は従来のステンレス製の撓み管を使用した撓み管継手を示しており、図に おいて、1は可撓部2の両端に平行管部3a,3bを有する撓み管であり、一方 の平行管部3aの外周には先端にテーパ雄ねじ4を有する雄接続金具5が嵌合さ れ、その内周面に形成した環状凹溝6内にOリング7を嵌め合せ、その凹溝6内 に平行管部内面から加圧して外面側に膨出させた環状突条を嵌め合せて液密性を もたせている。また他方の平行管部3b外には、スリーブ8の先端部外周に袋ナ ット9を嵌め合せた雌接続金具10が嵌め合わされ、スリーブ8を平行管部3b 先端のフランジ11をもって抜け止めしている。そしてスリーブ8と雄接続金具 5の各後端外周に可撓部2の外周を覆ったブレード12の両端を固定している。
【0004】 尚図において、13は最外層に被せた合成樹脂製の保護管である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の撓み管継手は、雄接続金具5側を一方の配管にねじ込んで接 続させ、然る後、雌接続金具10に他方の配管のニップルを突き合わせ、その外 周に袋ナット9を螺嵌させるものであるが、雄接続金具5を配管に接続させる際 には撓み管1を含めて継手全体を旋回させる必要があり、継手全体が長尺である 場合には、その作業が困難になるとともに、例えば、可撓部をU字溝下に曲げて 通すような場合には旋回が不可能になるという問題があった。
【0006】 本考案はこのような問題にかんがみ、雄接続金具側においても雄ねじ部分が旋 回可能で、しかも耐震性、液密性に優れた撓み管継手の提供を目的としてなされ たものである。
【0007】
【課題を達成するための手段】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための本考案の特徴は 、断面が波型に成形された筒壁からなる可撓部の両端に平行管部を一体に有する 撓み管の各平行管部にねじ付きの接続金具を備えてなる撓み管継手において、前 記両平行管の少なくとも一方の外周にスリーブを嵌め合せ、該スリーブの内面の 環状凹溝内に該平行管部外面の環状突条を弾性シールリングを介在させて密に嵌 め合せ、該スリーブの先端側の平行管部に、外周にテーパ雄ねじを設けた雄接続 金具を回転可能で、かつ軸方向に摺動自在に嵌め合せるとともに、該雄接続金具 を前記平行管部先端のフランジをもって抜け止めし、かつ、前記雄接続金具の後 端に前記スリーブの先端が嵌り合う拡径部を設け、該拡径部の内面とスリーブの 外周面間に弾性シールリングを介在させたことにある(請求項1)。尚、上記の 撓み管におけるスリーブの内面と平行管の外面間に環状凹溝内の弾性シールリン グとは別の弾性シールリングを前記凹溝と平行配置に介在させてもよい(請求項 2)。
【0008】
【作用】
本考案の撓み管継手は、撓み管の他端側を所定位置に配管し、他端側を接続し た後においても、雄接続金具が回転可能であるため、そのテーパ雄ねじを相手方 配管のテーパ雌ねじ内に挿入してねじ込むことができる。また接続後において、 ねじれ方向及び伸縮方向の振動が加わった場合にも、雄接続金具がスリーブ及び 平行管部に対して旋回、及び摺動するため、振動が吸収され、継手の他の部分に 対する繰り返し荷重が緩らげられる。また弾性シーリングを凹溝位置とは別に設 けることにより、ねじれや曲げ力が加わっても水漏れが生じない。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施の一例を図1について説明する。
【0010】 図において、20はステンレス製の撓み管であり、筒壁断面が波型をした可撓 部21の両端に平行管部22,23を一体に備えて構成されている。
【0011】 一方の平行管部22の外周にはスリーブ24の先端に袋ナット25を回転自在 に取り付けた雌接続金具26が嵌合されている。この雌接続金具26は、平行管 部22の先端のフランジ22aにてスリーブ24が抜け止めされ、接合しようと する相手方のニップル27をフランジ22aに突き当て、袋ナットをニップル2 7の外周に螺嵌することにより管路の接続がなされるようになっている。
【0012】 他方の平行管部23の外周にはスリーブ30が嵌め合わされている。このスリ ーブ30には内周面に環状凹溝31が形成され、その凹溝31内にOリング32 が嵌め込まれているとともに、平行管部23を内面側から加圧して膨出させた環 状突条33がOリングを圧縮した状態で嵌合されている。これによってスリーブ 30が平行管部23に対して移動不能に固着されている。尚図において、34は 環状凹溝31と平行な環状凹溝内に嵌め込んでスリーブ30と平行管部23との 間をシールするOリングである。
【0013】 スリーブ30の先端側の平行管部23外周には、スリーブ30と直列配置に、 外周にテーパ雄ねじ35を一体に有する筒状の雄接続金具36が回転自在に嵌め 合わされている。この雄接続金具36は、平行管部23の先端のフランジ23a によって抜け止めされているとともに、このフランジ23aとスリーブ30との 間において雄接続金具36が一定長さ(約1センチメートル程度)だけ軸方向に スライドできるようになっている。
【0014】 雄接続金具36の後端には拡径筒部30aが形成され、この拡径筒部30a内 にスリーブ30の先端が嵌め合わされ、両者間がOリング37により気密にシー ルされている。この雄接続金具36のテーパ雄ねじ35を相手方管38先端内面 のテーパ雌ねじに螺嵌することにより管路の接続がなされるようになっている。
【0015】 可撓部21の外周はブレード40をもって覆われている。このブレード40は 金属細線を編成して筒状に成形されており、その両端が両スリーブ24,30の 基端側外周に止め金41,42をもって固定されている。尚図において、43は 最外層に被せた合成樹脂製の保護管である。
【0016】 このように構成される撓み管継手は、雄接続金具36が回転可能であるため、 雌接続金具26を、ニップル27を締め付けて接続した後においても接続金具3 6を相手方のテーパ雌ねじにねじ込むことができ、接続後にこの雄接続金具36 にねじりや軸方向の伸縮方向の振動が加わった場合にも雄接続金具36の移動に よってこれを吸収し、撓み管20にかかる繰り返し荷重が減少する。
【0017】 尚、上述の実施例では撓み管20の一端には雌接続金具を取り付けた場合を示 しているが、撓み管20の両端に雄接続金具36をそれぞれ取り付けたものであ ってもよい。
【0018】
【考案の効果】
上述したように本考案の撓み管継手は、外周にテーパ雄ねじを設けた雄接続金 具を撓み管の端部に回転可能に取り付けたことにより、撓み管を旋回させること なく雄接続金具による流路の接続が可能になり、従って使用範囲や作業手順の選 択が広くなり、多様な現場及び作業状態に対応でき、しかもこの雄接続金具は軸 方向にも移動可能であるため、その旋回及び移動によって流路連結後において加 わる振動が吸収されることとなり、硬質のステンレス材料を使用した撓み管であ っても高い耐久性が得られることとなったものである。
【0019】 また、スリーブ内面と平行管部との間に凹溝内とは別に弾性シールリングを介 在させたことにより曲げやねじり力が加わった場合にも高い水密性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の撓み管継手の一実施例を、下半分を縦
断して示す半断面図である。
【図2】従来例の半断面図である。
【符号の説明】
20 撓み管 21 可撓部 22,23 平行管部 22a,23a フランジ 24,30 スリーブ 25 袋ナット 26 雌接続金具 27 ニップル 30a 拡径筒部 31 環状凹溝 32,34,37 Oリング 33 突条 35 テーパ雄ねじ 36 雄接続金具 38 相手方管 40 ブレード 41,42 止め金 43 保護管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が波型に成形された筒壁からなる可
    撓部の両端に平行管部を一体に有する撓み管の各平行管
    部にねじ付きの接続金具を備えてなる撓み管継手におい
    て、前記両平行管の少なくとも一方の外周にスリーブを
    嵌め合せ、該スリーブの内面の環状凹溝内に該平行管部
    外面の環状突条を弾性シールリングを介在させて密に嵌
    め合せ、該スリーブの先端側の平行管部に、外周にテー
    パ雄ねじを設けた雄接続金具を回転可能で、かつ軸方向
    に摺動自在に嵌め合せるとともに、該雄接続金具を前記
    平行管部先端のフランジをもって抜け止めし、かつ、前
    記雄接続金具の後端に前記スリーブの先端が嵌り合う拡
    径部を設け、該拡径部の内面とスリーブの外周面間に弾
    性シールリングを介在させたことを特徴としてなる撓み
    管継手。
  2. 【請求項2】 スリーブの内面と平行管の外面間に環状
    凹溝内の弾性シールリングとは別の弾性シールリングを
    前記凹溝と平行配置に介在させてなる請求項1に記載の
    撓み管継手。
JP6885493U 1993-11-30 1993-11-30 撓み管継手 Pending JPH0734290U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6885493U JPH0734290U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 撓み管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6885493U JPH0734290U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 撓み管継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0734290U true JPH0734290U (ja) 1995-06-23

Family

ID=13385682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6885493U Pending JPH0734290U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 撓み管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0734290U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110022519A (ko) * 2009-08-27 2011-03-07 닛코메탈 가부시키가이샤 스프링쿨러 권출배관

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110022519A (ko) * 2009-08-27 2011-03-07 닛코메탈 가부시키가이샤 스프링쿨러 권출배관

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6019399A (en) Split-ring fluid coupling for corrugated tubing and method of assembly
US2323912A (en) Coupling construction
JPH0231272B2 (ja)
JPH0339674Y2 (ja)
US20040145182A1 (en) Cold form hex shell
JPS6125957B2 (ja)
JPH0734290U (ja) 撓み管継手
JP3000711U (ja) 伸縮可とう式継手
JPS594228Y2 (ja) 合成樹脂管のフランジ継手
JPH0429185Y2 (ja)
JPH05272673A (ja) スイベル型端部継手及びこれをホースの端部に固定するための固定方法
JPH0425583Y2 (ja)
JPH0262498A (ja) 管継手
KR101624228B1 (ko) 호스형 연결구
JPH0517519Y2 (ja)
JPH0231674Y2 (ja)
JP3074303U (ja) フレキシブル管継手
JP2000310379A (ja) 継 手
JPH0338551Y2 (ja)
JPH0728465Y2 (ja) 合成樹脂製継手
JPH0559087U (ja) スパイラルフレキシブルパイプの継手
JPH0710155Y2 (ja) 配管用の継手装置
JP3015865U (ja) 管継手のシール構造
JP3010554U (ja) フレキシブルチューブ接続装置の内筒体
JPH0520955Y2 (ja)