JPH07336943A - 減速機付きモータ - Google Patents

減速機付きモータ

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JPH07336943A
JPH07336943A JP6144071A JP14407194A JPH07336943A JP H07336943 A JPH07336943 A JP H07336943A JP 6144071 A JP6144071 A JP 6144071A JP 14407194 A JP14407194 A JP 14407194A JP H07336943 A JPH07336943 A JP H07336943A
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JP
Japan
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motor
ring
inner peripheral
rings
teeth
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JP6144071A
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Yasumasa Kyodo
康正 京藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
    • H02K7/16Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans for operation above the critical speed of vibration of the rotating parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H13/00Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
    • F16H13/06Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members with members having orbital motion
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H2001/2881Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two axially spaced central gears, i.e. ring or sun gear, engaged by at least one common orbital gear wherein one of the central gears is forming the output

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減速機付きモータにおいて、モータ軸方向の
厚みを小さくし、構造の簡単化及びコストの低減を図
る。 【構成】 センターシャフト5の周りにモータ部2を配
置し、その外周に減速部3を配置する。モータ部2は、
センターシャフト5の周囲に配置されたステータコイル
6と、センターシャフト5に回転自在な状態で支持され
たロータープレート8及びこれに固定されたマグネット
9を有する。減速部3は、その中心軸がロータープレー
ト8の回転軸に略一致するように配置された固定リング
11と、その回転軸がロータープレート8の回転軸に略
一致するように固定リング11に対して回転自在に支持
された回転リング13と、ロータープレート8の回転中
心を挟んで対称的に配置されたシャフト14、15及び
遊星車16、17とを有し、遊星車16、17のローラ
ー部19、22が上記固定リング11の内周面に沿って
回転し、遊星車16、17のローラー部18、21が回
転リング13の内周面に沿って回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センターシャフトの周
りにモータ部を配置するとともにモータ部の外周に減速
部を配置することによってセンターシャフトの軸方向の
厚みを小さくすることができ、リングとその内周面に沿
って公転する遊星車を用いた減速機構を用いることで構
造の簡単化やコストの低減を図ることができるようにし
た新規な減速機付きモータを提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ロボットアームを駆動させると
きのように低速で高いトルクを得たい場合において、ギ
ヤモータを用いて高い減速比を得るには、ギヤボックス
を多段の構成にしなければならないので、モータの前に
ギヤボックスが張り出してしまうという欠点がある。ま
た、ギヤボックスが多段になると騒音やバックラッシュ
が大きくなるといった問題が付随する。
【0003】そこで、1段で数十分の1から百分の1程
度の減速比を得ることができるハーモニック減速機と称
するコンパクトな減速機が知られており、その入出力軸
がモータの出力軸と同軸となるようにモータ前面に取り
付けて使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハーモ
ニック減速機が如何に小型化されたとしても、その使用
形態においてモータ軸に対して同軸配置となるようにモ
ータの前面に取り付けて用いられるかぎり、減速機及び
モータを含めた全系の出力軸方向における長さが長くな
る傾向をもっており、これをある限度以下することには
技術的困難を伴うという問題がある。
【0005】また、ハーモニック減速機は、特殊な精密
加工を必要とする部品(フレックスプラインベルトや楕
円ベアリング等)を必要とするため、価格的に高価なも
のとなり、コスト上昇の原因になるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を解決するために、センターシャフトの軸回りに
モータ部が配置され、その外周に減速部が配置された減
速機付きモータであって、モータ部が、センターシャフ
トの周囲に配置されたステータコイルと、センターシャ
フトに回転自在な状態で支持された回転体と、ステータ
コイルに対向するように回転体に固定されたマグネット
とからなり、減速部が、その中心軸が回転体の回転軸に
略一致するように配置された第1のリングと、その回転
中心軸が回転体の回転軸に略一致するように第1のリン
グに対して回転自在に支持された第2のリングと、回転
体の回転中心を中心とする円周上に略等しい角度間隔を
もって配置された複数のシャフト及び該シャフトにそれ
ぞれ回転自在に取り付けられた複数の遊星車とからな
り、各遊星車の一部が上記第1のリングの内周面に沿っ
て回転されるとともに遊星車の他の部分が第2のリング
の内周面に沿って回転されるようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、センターシャフトの周りにモ
ータ部を配置するとともに、モータ部の周囲に減速部を
配置することができるので、センターシャフトの軸方向
における減速機付きモータの厚みを小さくすることがで
き、また、モータ部の回転力が回転体から遊星車を介し
て第2のリングに伝達されて減速されるという構造を用
いることによって、特殊な精密加工を要する部品を排除
してコストの低減を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明減速機付きモータを図示した
各実施例に従って説明する。
【0009】図1乃至図5は本発明の第1の実施例を示
すものである。
【0010】図1に示す断面図において、1は減速機付
きモータであり、モータ部2と減速部3とが一体化され
ることによってモータ軸方向の厚みが薄い略円柱状の形
状とされている。
【0011】モータ部2は、ステータベース4上に立設
されたセンターシャフト5の周囲に配置された回転磁界
発生用のステータコイル6と、センターシャフト5の端
部にベアリング7を介して回転自在に設けられたロータ
ープレート8と、ステータコイル6の外周面に対向した
状態でロータープレート8に固定されたマグネット9と
からなっている。
【0012】ステータベース4は固定用のブラケットと
して設けられるとともに、ステータコイル6の支持台や
後述するリングの取付基台としての役目をもっている。
【0013】センターシャフト5は金属で形成されてお
り、その一端部がカシメ止めやビス止め等によってステ
ータベース4に固定されている。
【0014】ロータープレート8は金属によって円板状
に形成されており、その中心部がベアリング7を介して
センターシャフト5に支持されている。そして、ロータ
ープレート8のうちステータベース4側の面には円筒状
をした取付部10が形成されており、該取付部10の内
周面にマグネット9が接着等によって取り付けられてい
る。
【0015】減速部3は、中心軸がセンターシャフト5
の中心軸に位置するようにステータベース4に配置固定
された固定リング11、該固定リング11の外周縁に取
り付けられたリテーナー12、中心軸がセンターシャフ
ト5の中心軸に一致するように配置されかつリテーナー
12上に回転自在に支持された回転リング13、そし
て、ロータープレート8のステータベース4側の面に立
設された2本のシャフト14、15にそれぞれ回転自在
に取り付けられた遊星車16、17とから構成されてい
る。
【0016】固定リング11は金属や合成樹脂等によっ
て形成されており、その外周縁寄りの部分がステータベ
ース4に固定されている。そして、リテーナー12は、
テフロン等の摩擦係数の小さい材料を用いてリング状に
形成されており、固定リング11のうちステータベース
4とは反対側の面の外周縁部に外嵌されることによって
固定リング11に固定されている。
【0017】回転リング13は金属や合成樹脂等によっ
て形成されており、その外径が上記固定リング11の外
径と略同じにされており、その内径が固定リング11の
内径よりやや大きくされている。
【0018】これらのリング11、13の内周面には、
図3に示すように、ゴム系材料等の摩擦係数の高い材料
によって形成された帯状の部材が全周に亘って貼り付け
られており、これによってガイド部11a、13aがそ
れぞれ形成されている。尚、このようにリングの内周面
に摩擦部材を設ける代わりに内周面にローレット加工等
の摩擦加工を施すようにしても良い。
【0019】シャフト14、15はいずれも金属によっ
て形成されており、センターシャフト5を挟んで対称的
に、つまり、センターシャフト5の軸回りに180°の
角度間隔をおいて配置されている。尚、シャフト14の
配置数については、図2に仮想線で示すように、一般に
はこれをn(≧2)本として、センターシャフト5の回
りに360°/nの角度間隔をもって配置することがで
きる。
【0020】遊星車16、17は金属によって形成され
ており、これらの外周面にはリング11、13に沿って
それぞれ案内される2つの被ガイド面が形成されてい
る。
【0021】遊星車16はロータープレート8寄りのロ
ーラー部18とステータベース4寄りのローラー部19
とからなり、ローラー部18の方がローラー部19より
外径が大きくされている。そして、ローラー部18の外
周面18aが上記回転リング13のガイド部13aに当
接された状態で案内され、また、ローラー部19の外周
面19aが上記固定リング11のガイド部11aに当接
された状態で案内される。尚、遊星車16の内部には、
2つのベアリング20、20が設けられている。つま
り、遊星車16はこれらベアリング20、20を介して
金属製のシャフト14に回転自在に軸支されており、遊
星車16はそのローラー部19及び20がシャフト14
の軸回りに一体的に回転されるようになっている。
【0022】遊星車17も上記遊星車16と同様の構成
を有しており、該遊星車17はロータープレート8寄り
のローラー部21とステータベース4寄りのローラー部
22とからなり、ローラー部21の方がローラー部22
より外径が大きくされている。
【0023】そして、ローラー部21の外周面21aが
上記回転リング13のガイド部13aに当接された状態
で案内され、また、ローラー部22の外周面22aが上
記固定リング11のガイド部11aに当接された状態で
案内される。尚、遊星車17の内部には、2つのベアリ
ング23、23が設けられており、遊星車17はこれら
ベアリング23、23を介して金属製のシャフト15に
回転自在に軸支されている。そして、遊星車17はその
ローラー部21及び22がシャフト15の軸回りに一体
的に回転されるようになっている。
【0024】しかして、上記減速機付きモータ1にあっ
ては、モータ部2においてステータコイル6の励磁によ
ってロータープレート8が回転され、その回転力が遊星
車16、17を介して回転リング13に伝達されること
によって減速される。つまり、ロータープレート8が回
転すると、遊星車16、17のローラー部19、22が
固定リング11のガイド部11aに沿って自転しながら
公転し、遊星車16、17のローラー部18、21がロ
ーラー部19、20と一体に自転しながら公転するの
で、これによって遊星車16、17のローラー部18、
21に当接されている回転リング13が回転されるた
め、モータ部2による回転力が減速されて回転リング1
3に出力されることになる。この場合の減速比は、遊星
車のローラー部の外径等によって規定される。
【0025】尚、ロータープレート8の回転制御を精密
に行なうためには、図4に示すように、ステータベース
4のうちマグネット9に対向する場所にエンコーダセン
サー24を配置し、マグネット9の回転数を磁気的に検
出すれば良い。
【0026】以上のように、減速機付きモータ1では、
固定リング11及び回転リング13に沿って公転する遊
星車16、17を使った構造を採用することによって、
センターシャフト5の軸回りにモータ部2を配置してそ
の外周に減速部3を配置することができるので、センタ
ーシャフト5の軸方向におけるモータ部2及び減速部3
の幅を極力小さくすることができる。つまり、固定リン
グ11や回転リング13の厚みを小さくするとともに、
シャフト14、15の軸方向における遊星車16、17
の厚みを小さくすることによって減速機付きモータ1の
厚みをより小さくすることができる。そして、遊星車や
リング等の構成部品に特殊な加工を要するものはなく、
また、部品点数も比較的少ないという利点がある。
【0027】尚、本実施例ではベアリング20、23を
用いて遊星車16、17をシャフト14、15に支持し
たが、メタル軸受(含油)や硬質で辷り性の良い素材
(例えば、アセタール樹脂(POM)等)のスリーブを
用いれば、遊星車の厚みをさらに小さくすることができ
る。
【0028】また、本実施例では、ステータコイル6と
マグネット9とがセンターシャフト5の軸方向に対して
直交する方向に対向した状態で配置されているが、図5
に示すように、ステータコイル6′とマグネット9′と
がセンターシャフト5の軸方向に対して平行な方向に対
向した状態となるような配置を採用すると、減速機付き
モータ1をより薄型に構成することができる。即ち、ロ
ータープレート8のうちステーターベース4側の面の中
央部に薄板状のマグネット9′を接着等によって固定す
るとともに、該マグネット9に対向するようにステータ
コイル6′をステータベース4に配置した、所謂平面対
向型のモータ配置を採用すれば良い。この構造では、マ
グネット9′やステータコイル6′を極力薄くすること
によって減速機付きモータ1の厚みを小さくすることが
できる。
【0029】次に本発明の第2の実施例に係る減速機付
きモータ1Aを、図6及び図7に従って説明する。
【0030】尚、この第2の実施例では、リング部材の
内歯と遊星歯車との係合構造を用いた点が上記第1の実
施例との相違点である他は、多くの部分で上記第1の実
施例と同様であるので、該同様の部分には第1の実施例
の同様の部分に付した符号と同じ符号を付すことによっ
て説明を省略する。
【0031】固定リング11A、回転リング13Aは、
その内周面にインボリュート歯形を形成することによっ
て内歯歯車としても良いが、騒音やバックラッシュの点
で問題があるため、本実施例では、内周面全周に亘って
タイミングベルト25、26をそれぞれ貼り付けてい
る。例えば、図7に示すように、固定リング11A、回
転リング13Aの内周面に溝27、28をそれぞれ形成
し、これらの溝27、28に弾性材料で形成されたタイ
ミングベルト25、26をそれぞれ嵌め込んで接着すれ
ば良い。
【0032】遊星歯車16A、17Aには、上記タイミ
ングベルト25、26の歯形状やピッチに対応するタイ
ミングプーリが用いられる。
【0033】即ち、遊星歯車16Aはロータープレート
8寄りの歯部18Aとステータベース4寄りの歯部19
Aとからなっており、歯部19Aより稍大径とされる歯
部18Aが回転リング13のタイミングベルト26に噛
合され、また、歯部19Aが回転リング13のタイミン
グベルト25に噛合される。
【0034】遊星歯車17Aも上記遊星歯車16Aと同
様に、ロータープレート8寄りの歯部21Aとステータ
ベース4寄りの歯部22Aとからなり、歯部22Aより
稍大径の歯部21Aが回転リング13のタイミングベル
ト26に噛合され、また、歯部22Aが固定リング11
のタイミングベルト25に噛合される。
【0035】よって、減速機付きモータ1Aでは、ロー
タープレート8が回転すると、遊星歯車16A、17A
の歯部19A、22Aが固定リング11Aのタイミング
ベルト25に噛合して自転しながら公転し、遊星歯車1
6A、17Aの歯部18A、21Aが歯部19A、20
Aと一体に自転しながら公転するので、これによって遊
星歯車16A、17Aの歯部18A、21Aに噛合され
ている回転リング13Aが回転されるため、モータ部2
による回転力が減速されて回転リング13Aに出力され
ることになる。
【0036】尚、この場合の減速比は、遊星歯車16A
の歯部18A、19Aの歯数比及び遊星歯車17Aの歯
部21A、22Aの歯数比によって決定される。減速比
の算出法についての詳細は省略するが、遊星歯車の数が
2つであることに起因して導出される関係(歯部の歯数
差が2の倍数となる。)等を考慮して求めることがで
き、例えば、歯数の設定によって約1/20〜1/80
の減速比を実現することができる。
【0037】上記第2の実施例では、リング内周面にタ
イミングベルト25、26を貼り付けるとともにタイミ
ングプーリに相当する遊星歯車16A、17Aを用いる
ことによって、バックラッシュの問題を解決するととも
に、タイミングベルト25、26は弾性に富んだ材料に
よって形成されるので、静かで円滑な減速を実現するこ
とができる。そして、減速機付きモータ1Aの動作時に
タイミングベルト自身にはほとんど張力が加わらず、ま
た、遊星歯車からタイミングベルトへの押圧力をリング
によって受けているので、耐久性や負荷能力の向上を図
ることができる。
【0038】尚、図示は省略するが、本実施例において
もステータコイルやマグネットの位置関係を、図5で説
明したように所謂平面対向型の配置とする等の工夫によ
って減速機付きモータを更に薄型にすることができるこ
とは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、センターシャフトの
周りにモータ部を配置するとともに、モータ部の周囲に
減速部を配置することができるので、センターシャフト
の軸方向における減速機付きモータの厚みを小さくする
ことができ、また、モータ部の回転力が回転体から遊星
車を介して第2のリングに伝達されて減速されるという
構造を用いることによって、特殊な精密加工を要する部
品を排除してコストの低減を図ることができる。
【0040】また、請求項2に係る発明によれば、第
1、第2のリングの内周面に摩擦加工を施し又は摩擦部
材を設けることによって摩擦面を形成し、リングと遊星
車との摩擦を利用することによって減速機構の簡単化を
図ることができる。
【0041】そして、請求項3に係る発明によれば、第
1、第2のリングの内周面に形成される歯と各遊星車の
歯部との噛合によって、位置決めの高精度化を図ること
ができる。
【0042】また、請求項4に係る発明によれば、第
1、第2のリングの内周面に亘ってタイミングベルトを
設け、遊星車をタイミングプーリとすることによってバ
ックラッシュが無く低騒音の減速を実現することができ
る。
【0043】そして、請求項5に係る発明によれば、回
転体のマグネットとステータコイルとをセンターシャフ
トの軸方向に対向状態で配置することによって、センタ
ーシャフトの軸方向における減速機付きモータの薄型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】遊星車及びリングの要部を示す拡大断面図であ
る。
【図4】エンコーダセンサーの取付位置を示す図であ
る。
【図5】マグネットとステータコイルの別の配置例を示
す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図7】固定リングや回転リングにおけるタイミングベ
ルトの貼付け状態を示す要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 減速機付きモータ 2 モータ部 3 減速部 5 センターシャフト 6、6′ ステータコイル 8 ロータープレート(回転体) 9、9′ マグネット 11 固定リング(第1のリング) 13 回転リング(第2のリング) 16、17 遊星車 1A 減速機付きモータ 16A、17A 遊星歯車 18A、19A、21A、22A 歯部 25、26 タイミングベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターシャフトの軸回りにモータ部が
    配置され、その外周に減速部が配置された減速機付きモ
    ータであって、モータ部が、センターシャフトの周囲に
    配置されたステータコイルと、センターシャフトに回転
    自在な状態で支持された回転体と、ステータコイルに対
    向するように回転体に固定されたマグネットとからな
    り、減速部が、その中心軸が回転体の回転軸に略一致す
    るように配置された第1のリングと、その回転中心軸が
    回転体の回転軸に略一致するように第1のリングに対し
    て回転自在に支持された第2のリングと、回転体の回転
    中心を中心とする円周上に略等しい角度間隔をもって配
    置された複数のシャフト及び該シャフトにそれぞれ回転
    自在に取り付けられた複数の遊星車とからなり、各遊星
    車の一部が上記第1のリングの内周面に沿って回転され
    るとともに遊星車の他の部分が第2のリングの内周面に
    沿って回転されるようにしたことを特徴とする減速機付
    きモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の減速機付きモータにお
    いて、第1、第2のリングの内周面に摩擦加工を施し又
    は摩擦部材を設けることによって摩擦面を形成し、該摩
    擦面が遊星車の外周面に当接された状態で遊星車が第
    1、第2のリングの内周面に沿って回転されるようにし
    たことを特徴とする減速機付きモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の減速機付きモータにお
    いて、第1、第2のリングの内周面に歯を形成するとと
    もに各遊星車に歯数の異なる歯部を形成し、第1、第2
    のリングの歯と遊星車の歯部とが噛合された状態で遊星
    車が第1、第2のリングの内周面に沿って回転されるよ
    うにしたことを特徴とする減速機付きモータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の減速機付きモータにお
    いて、第1、第2のリングの内周面にタイミングベルト
    を取り付けて歯を形成するとともに各遊星車にタイミン
    グベルトに対応する歯部を形成し、第1、第2のリング
    の歯と遊星車の歯部とが噛合された状態で遊星車が第
    1、第2のリングに対して回転されるようにしたことを
    特徴とする減速機付きモータ。
  5. 【請求項5】 回転体のマグネットとステータコイルと
    をセンターシャフトの軸方向に対向するように配置した
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請
    求項4に記載の減速機付きモータ。
JP6144071A 1994-06-03 1994-06-03 減速機付きモータ Pending JPH07336943A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6144071A JPH07336943A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 減速機付きモータ
US08/592,401 US5711736A (en) 1994-06-03 1995-06-02 Motor apparatus with reduction gear
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