JPH07330745A - イソチアゾロン誘導体の製造方法 - Google Patents

イソチアゾロン誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH07330745A
JPH07330745A JP15147694A JP15147694A JPH07330745A JP H07330745 A JPH07330745 A JP H07330745A JP 15147694 A JP15147694 A JP 15147694A JP 15147694 A JP15147694 A JP 15147694A JP H07330745 A JPH07330745 A JP H07330745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methylthio
formula
halogen
benzamide
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15147694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3720388B2 (ja
Inventor
Hirokazu Kagano
宏和 加賀野
Hiroshi Itsuda
博 五田
Shigeki Sakagami
茂樹 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd filed Critical Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Priority to JP15147694A priority Critical patent/JP3720388B2/ja
Publication of JPH07330745A publication Critical patent/JPH07330745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3720388B2 publication Critical patent/JP3720388B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】2−(アルキルチオ)ベンズアミド類とハロゲ
ンとを反応させることを特徴とする1,2−ベンズイソ
チアゾール−3−オン類の製造方法、並びに3−(アル
キルチオ)プロピオンアミド類とハロゲンとを反応させ
ることを特徴とする3−イソチアゾロン類の製造方法。 【効果】本発明の製造方法により、抗菌剤、抗かび剤等
として重要なイソチアゾロン誘導体が従来よりも短い工
程で、しかも高価で取扱い上危険性の高い物質を使用す
ることなく安全なプロセスにより、高い収率で得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2−(アルキルチオ)
ベンズアミド類を原料とする1,2−ベンズイソチアゾ
ール−3−オン類の製造方法、および3−(アルキルチ
オ)プロピオンアミド類を原料とする3−イソチアゾロ
ン類の製造方法に関する。これらのイソチアゾロン誘導
体は抗菌剤、抗かび剤として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来、1,2−ベンズイソチアゾール−
3−オン類の製造方法としては、下記の方法などが知ら
れている。
【0003】(A)Bull. Chem. Soc. Jpn., 55, 1183-
7(1982)
【0004】
【化5】
【0005】この方法は、2−(メチルチオ)ベンズク
ロライドから2−(メチルチオ)ベンズアミドを製造
し、このものを過ヨウ素酸を用いて酸化させて2−(メ
チルスルフィニル)ベンズアミドを製造し、さらにこれ
を塩化チオニルによって環化させて、目的とする1,2
−ベンズイソチアゾール−3−オンを得る方法である。
【0006】(B)Ger. Offen. 3500577, (1986)
【0007】
【化6】
【0008】この方法は、チオサリチル酸を出発原料と
し、最後は苛性ソーダを用いて環化させ、目的とする
1,2−ベンズイソチアゾール−3−オンを得る方法と
考えられる。
【0009】(C)J. Org. Chem. 40(14), 2029-32(19
75)
【0010】
【化7】
【0011】この方法は、チオサリチル酸を出発原料と
し、最後は強塩基を用いて環化させ、目的とする1,2
−ベンズイソチアゾール−3−オンを得る方法である。
【0012】(D)US 4105431(1978)
【0013】
【化8】
【0014】この方法は、3,3’−ジチオジプロピオ
ンアミドを塩化スルフリルを用いて環化させ、目的とす
る5−クロロ−2−メチル−3−イソチアゾロンを得る
方法である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの公知
の方法には次のような欠点がある。 (A)の方法は、目的とする1,2−ベンズイソチアゾ
ール−3−オンを得るためには、2−(メチルチオ)ベ
ンズアミドを酸化させ、それによって得られる2−(メ
チルスルフィニル)ベンズアミドを塩化チオニルによっ
て環化させるという2段階の反応工程を要する。またこ
の方法は、取扱い上危険性が高く、かつ高価な過ヨウ素
酸を用いる必要がある。 (B)の方法は、高価なチオサリチル酸を用い、しかも
反応工程数が多いと考えられ、また環化には強塩基を必
要とするため、工業的に満足できる方法ではない。 (C)の方法もまた、高価なチオサリチル酸を原料とし
て用いており、しかも反応工程数が多く、また環化には
強塩基を必要とするため、工業的に満足できる方法では
ない。 (D)の方法は、収率が極めて低く、工業的な方法とは
いえない。
【0016】以上のように、公知のいずれの方法によっ
ても2−(アルキルチオ)ベンズアミド類から1,2−
ベンズイソチアゾール−3−オン類を製造する、あるい
は3−(アルキルチオ)プロピオンアミド類から3−イ
ソチアゾロン類を製造する工業的に満足できる製造方法
はなかった。従って、本発明の目的は、抗菌剤、抗かび
剤等として重要なイソチアゾロン誘導体を、従来よりも
短い工程で、しかも高価で取扱い上危険性の高い物質を
使用することなく安全なプロセスにより、高い収率で得
ることができる製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、2−(ア
ルキルチオ)ベンズアミド類から工業的に有利に1,2
−ベンズイソチアゾール−3−オン類を製造する方法、
および3−(アルキルチオ)プロピオンアミド類から3
−イソチアゾロン類を製造する方法を提供すべく鋭意検
討した。その結果、環化反応にハロゲンを用いることに
より、下記のように直接目的物が得られるとともに、上
記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0018】
【化9】
【0019】
【化10】
【0020】(式中、R1 、R2 、R3 およびXは、一
般式(I)〜(IV)におけるものとそれぞれ同意義を表
す。)
【0021】即ち、本発明の要旨は、(1) 一般式
(I)で表される2−(アルキルチオ)ベンズアミド類
とハロゲンとを反応させることを特徴とする一般式(I
I)で表される1,2−ベンズイソチアゾール−3−オ
ン類の製造方法、
【0022】
【化11】
【0023】(式中、R1 は水素原子、炭素数1〜12
の直鎖又は分岐のアルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基又はアラルキル基を表し、R2 は炭素数1〜4の
アルキル基を表し、R3 は水素原子、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ニトロ基、カ
ルボキシル基もしくはそのエステル又はハロゲン原子を
表す。)
【0024】
【化12】
【0025】(式中、R1 およびR3 は一般式(I)に
おけるR1 およびR3 とそれぞれ同意義を表す。) (2) ハロゲンが塩素または臭素である前記(1)記
載の製造方法、(3) 一般式(I)の化合物が2−
(メチルチオ)ベンズアミドである前記(1)または
(2)記載の製造方法、(4) 一般式(I)の化合物
がN−アリール−2−(メチルチオ)ベンズアミドであ
る前記(1)または(2)記載の製造方法、(5) 一
般式(I)の化合物がN−フェニル−2−(メチルチ
オ)ベンズアミドである前記(4)記載の製造方法、
(6) 一般式 (III)で表わされる3−(アルキルチ
オ)プロピオンアミド類とハロゲンとを反応させること
を特徴とする一般式(IV)で表わされる3−イソチアゾ
ロン類の製造方法、
【0026】
【化13】
【0027】(式中、R1 は水素原子、炭素数1〜12
の直鎖又は分岐のアルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基またはアラルキル基を表わし、R2 は炭素数1〜
4のアルキル基を表わす。)
【0028】
【化14】
【0029】(式中、R1 は一般式 (III)におけるR1
と同意義を表わし、Xはハロゲン原子を表わす。)
(7) ハロゲンが塩素または臭素である前記(6)記
載の製造方法、(8) 一般式 (III)の化合物がN−シ
クロヘキシル−3−(メチルチオ)プロピオンアミドで
ある前記(6)または(7)記載の製造方法、並びに
(9) 一般式 (III)の化合物がN−オクチル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミドである前記(6)また
は(7)記載の製造方法、に関する。
【0030】すなわち、本発明の製造方法は、2−(ア
ルキルチオ)ベンズアミド類を原料とする第1の態様
と、3−(アルキルチオ)プロピオンアミド類を原料と
する第2の態様に大別される。以下、両者を分けて詳細
に説明する。
【0031】本発明の第1の態様は、一般式(I)で表
される2−(アルキルチオ)ベンズアミド類とハロゲン
とを反応させることを特徴とする一般式(II)で表され
る1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類の製造方
法である。
【0032】
【化15】
【0033】(式中、R1 は水素原子、炭素数1〜12
の直鎖又は分岐のアルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基又はアラルキル基を表し、R2 は炭素数1〜4の
アルキル基を表し、R3 は水素原子、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ニトロ基、カ
ルボキシル基もしくはそのエステル又はハロゲン原子を
表す。)
【0034】
【化16】
【0035】(式中、R1 およびR3 は一般式(I)に
おけるR1 およびR3 とそれぞれ同意義を表す。)
【0036】本発明の製造方法の特徴は、工業的に容易
に入手できる2−(アルキルチオ)ベンズアミド類を原
料として用い、従来はアルキルスルフィニルベンズアミ
ドを経由して2つの反応工程を要していたところを、1
つの反応工程だけで環化させ、1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−オン類を直接に製造できるところにある。
さらにもう1つの特徴は、取扱い上危険性が高く、かつ
高価な物質を使用することなく、比較的温和な条件で安
全に1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類を製造
できるところにある。
【0037】上記一般式(I)および(II)において、R
1 およびR3 はそれぞれ同意義を表し、R1 は具体的に
は、水素原子、炭素数1〜12の直鎖又は分岐のアルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基又はアラルキル基
を表す。R1 で表されるアルキル基を例示すると、メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オク
チル、n−デシル、n−ドデシル等を挙げることができ
る。R1 で表されるシクロアルキル基としては、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル等を挙げることができる。R
1 で表されるアリール基を例示すると、フェニル、4−
トルイル、4−メトキシフェニル、4−クロロフェニ
ル、1−ナフチル等を挙げることができる。R1 で表さ
れるアラルキル基を例示すると、ベンジル、フェネチル
等を挙げることができる。これらのうち、R1 の好まし
い例としては、水素原子、メチル、エチル、イソプロピ
ル、n−ブチル、tert−ブチル、n−ドデシル、シ
クロヘキシル、フェニル、4−トルイル、4−メトキシ
フェニル、4−クロロフェニル、1−ナフチル、ベンジ
ルが挙げられる。
【0038】また、一般式(I)におけるR2 は炭素数
1〜4のアルキル基を表す。R2 で表されるアルキル基
としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチルを挙げることができる。これらのうち、R2
の好ましい例としては、メチル、エチル、n−プロピ
ル、tert−ブチルが挙げられる。
【0039】また、一般式(I)、(II)におけるR3
は、具体的には、水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ニトロ基、カルボキ
シル基もしくはそのエステル又はハロゲン原子を表す。
3 で表されるアルキル基を例示すると、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル等を挙げるこ
とができる。R3 で表されるアルコキシ基を例示する
と、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等を挙
げることができる。R3 で表されるカルボキシル基のエ
ステルを例示すると、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル
等を挙げることができる。R3 で表されるハロゲン原子
としては、塩素、臭素等を挙げることができる。これら
のうち、R3 の好ましい例としては、水素原子、n−ブ
チル、メトキシ、ニトロ基、塩素原子が挙げられる。
【0040】本発明の一般式(I)で表される、原料の
2−(アルキルチオ)ベンズアミド類としては、特に限
定されるものではなく、例えば次のものを例示すること
ができる。2−(メチルチオ)ベンズアミド、2−(t
ert−ブチルチオ)ベンズアミド、N−エチル−2−
(メチルチオ)ベンズアミド、N−エチル−2−(エチ
ルチオ)ベンズアミド、N−イソプロピル−2−(メチ
ルチオ)ベンズアミド、N−(tert−ブチル)−2
−(メチルチオ)ベンズアミド、N−ヘキシル−2−
(メチルチオ)ベンズアミド、N−オクチル−2−(メ
チルチオ)ベンズアミド、N−デシル−2−(メチルチ
オ)ベンズアミド、N−ドデシル−2−(メチルチオ)
ベンズアミド、N−シクロヘキシル−2−(メチルチ
オ)ベンズアミド、N−フェニル−2−(メチルチオ)
ベンズアミド、N−(4−トルイル)−2−(メチルチ
オ)ベンズアミド、N−(4−メトキシフェニル)−2
−(メチルチオ)ベンズアミド、N−(4−クロロフェ
ニル)−2−(メチルチオ)ベンズアミド、N−(1−
ナフチル)−2−(メチルチオ)ベンズアミド、N−ベ
ンジル−2−(メチルチオ)ベンズアミド、N−ベンジ
ル−2−(プロピルチオ)ベンズアミド、N−ベンジル
−2−(ブチルチオ)ベンズアミド。N−フェニル−3
−メチル−2−(メチルチオ)ベンズアミド、N−メチ
ル−5−ブチル−2−(メチルチオ)ベンズアミド、N
−ブチル−4−メトキシ−2−(メチルチオ)ベンズア
ミド、N−フェニル−2−メチルチオ−3−ニトロベン
ズアミド、4−クロロ−2−(メチルチオ)ベンズアミ
ド、4−カルボキシ−2−(メチルチオ)ベンズアミ
ド、4−メトキシカルボニル−2−(メチルチオ)ベン
ズアミド。
【0041】なお、一般式(I)で表される2−(アル
キルチオ)ベンズアミド類は、いかなる方法によって得
られたものを用いてもよいが、中でも本発明者等が先に
出願した特願平5−319179号「アルキルスルフィ
ニルベンズアミド類の製造方法」の明細書に開示された
方法によると、より有利に得ることができる。
【0042】本発明の一般式(I) で表される2−(ア
ルキルチオ)ベンズアミド類から1,2−ベンズイソチ
アゾール−3−オン類を得る工程に用いられるハロゲン
としては、塩素、臭素、よう素等が使用可能であるが、
なかでも経済的見地から塩素または臭素が好ましく用い
られ、特に塩素が好ましく用いられる。
【0043】ハロゲンの使用量は、2−(アルキルチ
オ)ベンズアミド類に対して通常0.8〜3.0倍モル
の範囲、好ましくは1.0〜2.0倍モルの範囲であ
る。ハロゲンをこの範囲未満で用いると、未反応の2−
(アルキルチオ)ベンズアミド類が多くなる傾向があ
り、一方、この範囲を超えて用いると副反応が起こり収
率が低下する傾向があるためそれぞれ好ましくない。
【0044】ハロゲンを反応させて1,2−ベンズイソ
チアゾール−3−オン類を得る工程に用いる反応溶媒と
しては、反応に対し不活性な溶媒であれば特に限定され
るものではなく、具体的に例示すると、n−ヘキサン、
n−ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素類、塩
化メチレン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、
四塩化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類
等を挙げることができる。これらのうち、好ましくはク
ロロベンゼン、トルエン、シクロヘキサンが用いられ
る。溶媒の使用量は、2−(アルキルチオ)ベンズアミ
ド類に対して、通常1〜30重量倍である。
【0045】反応温度は、通常0〜150℃の範囲、好
ましくは20〜120℃の範囲である。反応温度がこの
範囲を超えると副反応が問題となり、一方この範囲未満
だと反応速度が実用上遅すぎるのでそれぞれ好ましくな
い。反応時間は、反応温度、反応溶媒種により異なるた
め一概にはいえないが、通常1〜40時間の範囲であ
る。
【0046】このようにして得られる反応混合物から、
目的とする1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類
を単離精製する方法としては、常法通り、該1,2−ベ
ンズイソチアゾール−3−オン類が液体の場合は減圧蒸
留により、固体の場合は、そのまま晶析させるか、また
は抽出して再結晶させる等により行うことができるが、
これらに限定されるものではない。
【0047】このようにして得られる目的の化合物であ
る一般式(II)で表される1,2−ベンズイソチアゾー
ル−3−オン類の具体例としては、次のようなものが例
示される。1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン、
2−エチル−1,2−ベンズイソチアゾール−3−オ
ン、2−イソプロピル−1,2−ベンズイソチアゾール
−3−オン、2−(tert−ブチル)−1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−オン、2−ヘキシル−1,2−
ベンズイソチアゾール−3−オン、2−オクチル−1,
2−ベンズイソチアゾール−3−オン、2−デシル−
1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン、2−ドデシ
ル−1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン、2−シ
クロヘキシル−1,2−ベンズイソチアゾール−3−オ
ン、2−フェニル−1,2−ベンズイソチアゾール−3
−オン、2−(4−トルイル)−1,2−ベンズイソチ
アゾール−3−オン、2−(4−メトキシフェニル)−
1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン、2−(4−
クロロフェニル)−1,2−ベンズイソチアゾール−3
−オン、2−(1−ナフチル)−1,2−ベンズイソチ
アゾール−3−オン、2−ベンジル−1,2−ベンズイ
ソチアゾール−3−オン、7−メチル−2−フェニル−
1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン、5−ブチル
−2−メチル−1,2−ベンズイソチアゾール−3−オ
ン、2−ブチル−6−メトキシ−1,2−ベンズイソチ
アゾール−3−オン、7−ニトロ−2−フェニル−1,
2−ベンズイソチアゾール−3−オン、6−クロロ−
1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン、6−カルボ
キシ−1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン、6−
メトキシカルボニル−1,2−ベンズイソチアゾール−
3−オン。
【0048】本発明の第2の態様は、一般式(III)で表
わされる3−(アルキルチオ)プロピオンアミド類とハ
ロゲンとを反応させることを特徴とする一般式(IV)で
表わされる3−イソチアゾロン類の製造方法である。
【0049】
【化17】
【0050】(式中、R1 は水素原子、炭素数1〜12
の直鎖又は分岐のアルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基またはアラルキル基を表わし、R2 は炭素数1〜
4のアルキル基を表わす。)
【0051】
【化18】
【0052】(式中、R1 は一般式 (III)におけるR1
と同意義を表わし、Xはハロゲン原子を表わす。)
【0053】本発明による3−イソチアゾロン類の製造
方法の特徴は、従来は、3,3’−ジチオジプロピオン
アミドを原料として用いて3−イソチアゾロン類を得て
いたところを、3−(アルキルチオ)プロピオンアミド
類を原料として用いることにより容易に収率良く製造で
きるところにある。
【0054】上記、一般式(III)および(IV)における
1 は同意義を表し、R1 は具体的には、水素原子、炭
素数1〜12の直鎖又は分岐のアルキル基、シクロアル
キル基、アリール基またはアラルキル基を表わす。
【0055】R1 で表されるアルキル基の具体例として
は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブ
チル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n
−オクチル、n−デシル、n−ドデシル等を挙げること
ができる。R1 で表されるシクロアルキル基としては、
シクロペンチル、シクロヘキシル等を挙げることができ
る。R1 で表されるアリール基を例示すると、フェニ
ル、4−トルイル、4−メトキシフェニル、4−クロロ
フェニル、1−ナフチル等を挙げることができる。R1
で表されるアラルキル基を例示すると、ベンジル、フェ
ネチル等を挙げることができる。これらのうち、R1
好ましい例としては、メチル、n−オクチル、シクロヘ
キシルが挙げられる。
【0056】また、一般式(III)におけるR2 は炭素数
1〜4のアルキル基を表わす。R2 で表されるアルキル
基としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、te
rt−ブチル等を挙げることができる。これらのうち、
2 の好ましい例としては、メチル、tert−ブチル
が挙げられる。
【0057】また、一般式(IV)におけるXは、塩素原
子、臭素原子、よう素原子等のハロゲン原子を表す。
【0058】本発明の一般式(III)で表される、原料の
3−(アルキルチオ)プロピオンアミド類としては、特
に限定されるものではなく、例えば次のものを例示する
ことができる。3−(メチルチオ)プロピオンアミド、
3−(tert−ブチルチオ)プロピオンアミド、3−
(プロピルチオ)プロピオンアミド、N−メチル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−エチル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−プロピル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−ブチル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−ヘキシル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−オクチル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−デシル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−ドデシル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミド、N−シクロヘキシル
−3−(メチルチオ)プロピオンアミド、N−フェニル
−3−(メチルチオ)プロピオンアミド、N−(4−ト
ルイル)−3−(メチルチオ)プロピオンアミド、N−
(4−メトキシフェニル)−3−(メチルチオ)プロピ
オンアミド、N−(4−クロロフェニル)−3−(メチ
ルチオ)プロピオンアミド、N−(1−ナフチル)−3
−(メチルチオ)プロピオンアミド、N−ベンジル−3
−(メチルチオ)プロピオンアミド、N−ベンジル−3
−(エチルチオ)プロピオンアミド。
【0059】なお、一般式 (III)で表わされる3−(ア
ルキルチオ)プロピオンアミド類は、いかなる方法によ
って得られたものを用いてもよいが、例えば市販のもの
を用いたり、アクリル酸メチルとメチルメルカプタンと
を反応させた後、アミンと反応させる方法等により得る
ことができる。
【0060】本発明の、3−(アルキルチオ)プロピオ
ンアミド類から3−イソチアゾロン類を製造する工程に
用いられるハロゲンとしては、塩素、臭素、よう素等が
使用可能であるが、なかでも、経済的見地から塩素また
は臭素が好ましく用いられ、特に塩素が好ましく用いら
れる。
【0061】ハロゲンの使用量は、3−(アルキルチ
オ)プロピオンアミド類に対して、通常3.5〜6.0
倍モル、好ましくは、4.0〜5.0倍モルの範囲であ
る。ハロゲンを、この範囲未満で用いると、未反応の3
−(アルキルチオ)プロピオンアミド類が多くなる傾向
があり、一方、この範囲を超えて用いると、副反応が起
こり収率が低下する傾向があるためそれぞれ好ましくな
い。
【0062】ハロゲンを反応させて、3−イソチアゾロ
ン類を得る工程に用いる反応溶媒としては、反応に対し
不活性な溶媒であるならば特に限定されるものではな
い。具体的に例示すると、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の炭化水素類、塩化メチレ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭
素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類等を挙げ
ることができる。これらのうち、好ましくはクロロベン
ゼン、トルエン、シクロヘキサンが用いられる。溶媒の
使用量は、3−(アルキルチオ)プロピオンアミド類に
対し、通常1〜30倍重量である。
【0063】反応温度は、通常0〜150℃、好ましく
は20〜80℃の範囲である。反応温度がこの範囲を超
えると副反応が問題となる傾向があり、一方、この範囲
未満だと反応速度が実用上遅すぎる傾向があり好ましく
ない。反応時間は、反応温度、反応溶媒種により異な
り、一概にはいえないが、通常1〜30時間の範囲であ
る。
【0064】このようにして得られる反応混合物から、
目的とする3−イソチアゾロン類を単離精製する方法と
しては、常法通り、該3−イソチアゾロン類が液体の場
合は減圧蒸留により、固体の場合はそのまま晶析させる
か、または抽出して再結晶させる等により行うことがで
きるが、これらに限定されるものではない。
【0065】このようにして得られる、目的の化合物で
ある一般式(IV)で表される3−イソチアゾロン類の具
体例としては、次のようなものが例示される。4,5−
ジクロロ−3−イソチアゾロン、4,5−ジクロロ−2
−メチル−3−イソチアゾロン、4,5−ジクロロ−2
−プロピル−3−イソチアゾロン、4,5−ジブロモ−
2−プロピル−3−イソチアゾロン、4,5−ジクロロ
−2−ヘキシル−3−イソチアゾロン、4,5−ジクロ
ロ−2−オクチル−3−イソチアゾロン、4,5−ジブ
ロモ−2−オクチル−3−イソチアゾロン、4,5−ジ
クロロ−2−ドデシル−3−イソチアゾロン、4,5−
ジクロロ−2−シクロヘキシル−3−イソチアゾロン、
4,5−ジクロロ−2−フェニル−3−イソチアゾロ
ン、4,5−ジクロロ−2−(4−トルイル)−3−イ
ソチアゾロン、4,5−ジクロロ−2−(1−ナフチ
ル)−3−イソチアゾロン、4,5−ジクロロ−2−
(ベンジル)−3−イソチアゾロン。
【0066】
【実施例】以下に、実施例により本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらによりなんら限定されるもので
はない。なお、目的物が得られたか否かの確認は、核磁
気共鳴法(1H−NMR)あるいは質量分析法により行っ
た。
【0067】実施例1 2−フェニル−1,2−ベンズイソチアゾール−3−オ
ンの合成 攪拌機、温度計、及び冷却器を備え付けた500ml四
つ口フラスコに、N−フェニル−2−(メチルチオ)ベ
ンズアミド48.6g(0.2モル)、モノクロロベン
ゼン100gを仕込み、攪拌しながら塩素18.5g
(0.26モル)を40〜50℃で添加したのち、70
〜80℃に加熱し、1時間反応させた。反応終了後、反
応液を室温まで冷却し、析出した白色結晶をモノクロロ
ベンゼンで洗浄後、乾燥させると2−フェニル−1,2
−ベンズイソチアゾール−3−オン44.5g(融点1
40〜141℃)を得た。原料としたN−フェニル−2
−(メチルチオ)ベンズアミドに対する収率は98%で
あった。
【0068】実施例2 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オンの合成(1) 攪拌機、温度計、及び冷却器を備え付けた500ml四
つ口フラスコに、2−(メチルチオ)ベンズアミド3
3.4g(0.2モル)、モノクロロベンゼン150g
を仕込み、攪拌しながら塩素18.5g(0.26モ
ル)を40〜50℃で添加したのち、70〜80℃に加
熱し、1時間反応させた。反応終了後、反応液を室温ま
で冷却し、析出した白色結晶をモノクロロベンゼンで洗
浄後乾燥させ、1,2−ベンズイソチアゾール−3−オ
ン29.3g(融点157〜158℃)を得た。原料と
した2−(メチルチオ)ベンズアミドに対する収率は9
7%であった。
【0069】実施例3 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オンの合成(2) 実施例2における塩素を、臭素41.5g(0.26モ
ル)に変える以外は実施例2と同様にして、1,2−ベ
ンズイソチアゾール−3−オン29.0gを得た。原料
とした2−(メチルチオ)ベンズアミドに対する収率は
96%であった。
【0070】実施例4〜16 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類の合成 原料を、表1〜3に示す2−(アルキルチオ)ベンズア
ミド類に変える以外は実施例1と同様にして、相当する
1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類を得た。相
当する1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類が液
体の場合は減圧蒸留により取得した。
【0071】実施例17 4,5−ジブロモ−2−オクチル−3−イソチアゾロン
の合成(1) 攪拌機、温度計、冷却器を備え付けた500ml四つ口
フラスコに、N−オクチル−3−(メチルチオ)プロピ
オンアミド46.2g(0.2モル)、モノクロロベン
ゼン100gを仕込み、攪拌下、臭素129.4g
(0.81モル)を40〜50℃で添加し、同温度で1
時間反応させた。反応終了後、反応液のモノクロロベン
ゼンを留去し、ヘキサンを用いて再結晶することによ
り、4,5−ジブロモ−2−オクチル−3−イソチアゾ
ロン46.7gを得た。原料としたN−オクチル−3−
(メチルチオ)プロピオンアミドに対する収率は63%
であった。
【0072】実施例18 4,5−ジクロロ−2−オクチル−3−イソチアゾロン
の合成(2) 攪拌機、温度計、冷却器を備え付けた500ml四つ口
フラスコに、N−オクチル−3−(メチルチオ)プロピ
オンアミド46.2g(0.2モル)、モノクロロベン
ゼン100gを仕込み、攪拌下、塩素58.2g(0.
82モル)を40〜50℃で吹き込み、同温度で1時間
反応させた。反応終了後、反応液のモノクロロベンゼン
を留去し、ヘキサンを用いて再結晶することにより、
4,5−ジクロロ−2−オクチル−3−イソチアゾロン
33.9g(融点45〜46℃)を得た。原料としたN
−オクチル−3−(メチルチオ)プロピオンアミドに対
する収率は60%であった。
【0073】実施例19 4,5−ジクロロ−2−シクロヘキシル−3−イソチア
ゾロンの合成 攪拌機、温度計、冷却器を備え付けた500ml四つ口
フラスコに、N−シクロヘキシル−3−(メチルチオ)
プロピオンアミド40.2g(0.2モル)、モノクロ
ロベンゼン100gを仕込み、攪拌下、塩素58.2g
(0.82モル)を40〜50℃で吹き込み、同温度で
1時間反応させた。反応終了後、反応液のモノクロロベ
ンゼンを留去し、その後晶析させることにより、4,5
−ジクロロ−2−シクロヘキシル−3−イソチアゾロン
32.8g(融点114〜116℃)を得た。原料とし
たN−シクロヘキシル−3−(メチルチオ)プロピオン
アミドに対する収率は65%であった。
【0074】全実施例の結果を一括して表1〜4に示
す。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】
【表4】
【0079】
【発明の効果】本発明の製造方法により、抗菌剤、抗か
び剤等として重要なイソチアゾロン誘導体、すなわち2
−フェニル−1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン
あるいは1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン等に
例示される1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン
類、または4,5−ジクロロ−2−オクチル−3−イソ
チアゾロン、あるいは4,5−ジクロロ−2−シクロヘ
キシル−3−イソチアゾロンに例示される3−イソチア
ゾロン類が従来よりも短い工程で、しかも高価で取扱い
上危険性の高い物質を使用することなく安全なプロセス
により、高い収率で得られる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で表される2−(アルキル
    チオ)ベンズアミド類とハロゲンとを反応させることを
    特徴とする一般式(II)で表される1,2−ベンズイソ
    チアゾール−3−オン類の製造方法。 【化1】 (式中、R1 は水素原子、炭素数1〜12の直鎖又は分
    岐のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基又はア
    ラルキル基を表し、R2 は炭素数1〜4のアルキル基を
    表し、R3 は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭
    素数1〜4のアルコキシ基、ニトロ基、カルボキシル基
    もしくはそのエステル又はハロゲン原子を表す。) 【化2】 (式中、R1 およびR3 は一般式(I)におけるR1
    よびR3 とそれぞれ同意義を表す。)
  2. 【請求項2】 ハロゲンが塩素または臭素である請求項
    1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(I)の化合物が2−(メチルチ
    オ)ベンズアミドである請求項1または2記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 一般式(I)の化合物がN−アリール−
    2−(メチルチオ)ベンズアミドである請求項1または
    2記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 一般式(I)の化合物がN−フェニル−
    2−(メチルチオ)ベンズアミドである請求項4記載の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 一般式 (III)で表わされる3−(アルキ
    ルチオ)プロピオンアミド類とハロゲンとを反応させる
    ことを特徴とする一般式(IV)で表わされる3−イソチ
    アゾロン類の製造方法。 【化3】 (式中、R1 は水素原子、炭素数1〜12の直鎖又は分
    岐のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基または
    アラルキル基を表わし、R2 は炭素数1〜4のアルキル
    基を表わす。) 【化4】 (式中、R1 は一般式 (III)におけるR1 と同意義を表
    わし、Xはハロゲン原子を表わす。)
  7. 【請求項7】 ハロゲンが塩素または臭素である請求項
    6記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 一般式 (III)の化合物がN−シクロヘキ
    シル−3−(メチルチオ)プロピオンアミドである請求
    項6または7記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 一般式 (III)の化合物がN−オクチル−
    3−(メチルチオ)プロピオンアミドである請求項6ま
    たは7記載の製造方法。
JP15147694A 1994-06-08 1994-06-08 イソチアゾロン誘導体の製造方法 Expired - Lifetime JP3720388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15147694A JP3720388B2 (ja) 1994-06-08 1994-06-08 イソチアゾロン誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15147694A JP3720388B2 (ja) 1994-06-08 1994-06-08 イソチアゾロン誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07330745A true JPH07330745A (ja) 1995-12-19
JP3720388B2 JP3720388B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=15519349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15147694A Expired - Lifetime JP3720388B2 (ja) 1994-06-08 1994-06-08 イソチアゾロン誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3720388B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502730A (ja) * 2006-09-05 2010-01-28 バイパー サイエンシズ,インコーポレイティド 癌の治療法
JP2010168311A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン化合物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502730A (ja) * 2006-09-05 2010-01-28 バイパー サイエンシズ,インコーポレイティド 癌の治療法
JP2010168311A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン化合物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3720388B2 (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1081141B1 (en) Method for producing 1,2-benzisothiazol-3-ones
JP3179515B2 (ja) 2−クロロチアゾール類の製造方法
UA52588C2 (uk) Арилтіосполуки, фармацевтична композиція та спосіб лікування бактеріальних або вірусних інфекцій
EP0657438B1 (en) Method for producing 1,2-benzisothiazol-3-ones
EP0600157A1 (en) Debrominative chlorination of pyrroles
JP3720388B2 (ja) イソチアゾロン誘導体の製造方法
JP4632502B2 (ja) 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類の製造方法
Shimizu et al. An effective synthesis of N-substituted 2-sulfenamoylbenzoates and 1, 2-benzisothiazolin-3-ones that uses 1, 2-benzisothiazolin-3-one as a leaving group
JP3495072B2 (ja) 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類の製造方法
JP3152573B2 (ja) 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類の製造方法
HU201319B (en) Process for producing 3-isothiazolones
JP3939769B2 (ja) 1,2−ベンズイソチアゾール類の製造方法
JPH08291134A (ja) シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法
DE69131002T2 (de) Verfahren zur Herstellung von 2-Aryl-1-substituierten-5-(Trifluormethyl)-Pyrrolen als Insektizide, Akarizide und Nematizide Wirkstoffe sowie als Zwischenprodukte zur Herstellung dieser Wirkstoffe
KR100220661B1 (ko) 알킬술피닐벤즈아미드의제조방법
DE69503736T2 (de) Herstellung von 4-Aryl-2-perfluoralkyl-3-oxazolin-5-one durch Umsetzung von Arylglycine
JPS62242656A (ja) 殺菌作用を有するシアノアセトアミド誘導体
JPH08157460A (ja) イソチアゾール誘導体の製造方法
JP3578489B2 (ja) 1,2−ベンゾイソチアゾール−3−オン類の製造方法
JP2003040857A (ja) N−置換あるいはn,n−ジ置換スルフェンアミド化合物の製造方法
JP2002220370A (ja) スルフェンアミド化合物の製造方法
JP2001089441A (ja) 2−(アルキルチオ)ベンゾニトリル類の製造方法
JPH08259523A (ja) アニリド誘導体の製造法
JPH07145143A (ja) アルキルスルフィニルベンズアミド類の製造方法
JPH08259521A (ja) 置換安息香酸クロリド誘導体およびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040524

A521 Written amendment

Effective date: 20040721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050908

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7