JPH07318838A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH07318838A
JPH07318838A JP13115194A JP13115194A JPH07318838A JP H07318838 A JPH07318838 A JP H07318838A JP 13115194 A JP13115194 A JP 13115194A JP 13115194 A JP13115194 A JP 13115194A JP H07318838 A JPH07318838 A JP H07318838A
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JP
Japan
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light source
lens
optical
cylindrical lens
optical axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP13115194A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
博 齋藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成の装置で高精度な調整を行う。 【構成】 半導体レーザー光源1は基台11に固定さ
れ、コリメータレンズ2は鏡筒13に収まっている。コ
リメータレンズ2とシリンドリカルレンズ4はホルダ1
2に対する光軸L方向のピント調整を行ってからホルダ
12に仮固定する。このように構成された光源部ユニッ
ト14をホルダ12、取付孔15aに対し、光軸Lの回
りに回転させることにより面倒れなどを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンインパクトプリン
タや複写機等において、レーザービームを感光体ドラム
などに走査して画像形成を行う光走査装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光走査装置においては、
例えば特公昭62−36210号公報等に記載されてい
るように、光源からの光変調された光束を光偏向器とし
ての回転多面鏡の反射面で偏向反射させた後に、走査レ
ンズを介して被走査面上に導光して光走査を行ってい
る。このとき、回転多面鏡の各反射面が回転軸に対して
平行とならずに傾いていて角度誤差つまり面倒れが存在
すると、被走査面上の光束の走査位置が変位して最終的
な画像出力の品質に悪影響を与える。
【0003】そこで、同公報はこのときの面倒れによる
悪影響を除去するために、シリンドリカルレンズにより
光源からのコリメートされた光ビームを、回転多面鏡の
反射面上に線状に結像させ、走査レンズにトーリックレ
ンズを用いて回転多面鏡の反射面と被走査面とを光学的
共役関係にすることを提案している。
【0004】一般に、面倒れを補正する光学系では、シ
リンドリカルレンズやトーリックレンズ等の回転非対称
の光学系を用いており、その回転位置の精度が悪いとス
ポット径が絞りきれないとか、スポット形状が崩れるな
どの問題が生ずるので、光学系を高精度に形成すること
が必要となる。特に、光束を回転多面鏡の上に線状に結
像させるために使用されるシリンドリカルレンズ等の光
学素子の場合は、トーリックレンズ等に比べて寸法が小
さいために、光学箱等に精度良く取り付けることが難し
かったり、光学的にも縦横方向のパワーが大幅に異なる
ために、光軸の回りの回転精度が厳しく要求されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対して従来で
は、シリンドリカルレンズやその取付用光学箱をかなり
の精度で製作したり、またシリンドリカルレンズの下に
金属箔等をスペーサとして挿入してその厚さ調整を行っ
ていたため、時間とコストが大幅に掛かっている。ま
た、シリンドリカルレンズを回転させる場合でも、実際
の光軸とシリンドリカルレンズの回転中心がずれている
と、逆にスポット形状の悪化を招くといった問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
簡素な構成で高精度な調整を実施できる光走査装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光走査装置は、光源からの光ビームを第
1の光学系を介して偏向器上に線状に結像し、該偏向器
で偏向された光ビームを第2の光学系を介して所定面上
に走査する光走査装置において、調整時に前記第1の光
学系をその光軸を中心に回転し得る構造としたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する光走査装置は、光源からの
光ビームを偏向器上に線状に結像させ、第1の光学系を
光軸の回りに光源と一体で回転させるか又は光源部は固
定し第1の光学系を光軸を中心にして回転させることに
より、実際の光軸に対して高精度で第1の光学系の調整
を行い、被走査面上に光ビームを繰り返し走査する。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1、図2は第1の実施例を示し、図1は光軸を
含み経時的に走査ビームが形成する面である走査断面を
示し、図2は光軸を含み走査断面と垂直な面である副走
査断面から見た構成図を示している。
【0010】半導体レーザー光源1の前方にはコリメー
タレンズ2、開口絞り3、シリンドリカルレンズ4、回
転多面鏡5が配置され、回転多面鏡5の反射方向に、集
束性を補正する結像レンズ6、走査直線性を補正する結
像レンズ7、感光体ドラム8が配置されている。
【0011】半導体レーザー光源1から出射した光ビー
ムはコリメータレンズ2によりほぼ平行光とされ、開口
絞り3を通りその断面の大きさが調整される。平行光と
なった光ビームは、シリンドリカルレンズ4を通ること
により図2の断面方向である副走査方向にのみ集束作用
を受けて、焦線状となって回転多面鏡5の偏向面に入射
する。回転多面鏡5は図1の矢印の方向に高速に回転し
ており、入射した光ビームは高速で偏向走査される。
【0012】回転多面鏡5の反射面上の線分Pで反射し
た光ビームは、結像レンズ6、7によりその集束性と走
査直線性つまりfθ特性が補正されて、感光体ドラム8
上を矢印の方向に等速で繰り返し走査する。このとき、
感光体ドラム8は副走査方向に所定量ずつ回転している
ので、画像データによって変調された光ビームは、感光
体ドラム8上に二次元的に画像を形成することができ
る。
【0013】図2は図1の主走査断面での光学的な共役
関係が、副走査断面での共役関係と異なることを示して
いる。図2の断面に関しては、シリンドリカルレンズ4
によって反射線分P上に結像点Xが来るようにされ、結
像点Xと感光体ドラム8上のA点が結像レンズ6、7に
よって光学的に共役となっている。従って、回転多面鏡
5の偏向反射面に面倒れが生じても、A点での位置の変
動を引き起こさないように光学系が構成されている。
【0014】図3は半導体レーザー光源1、コリメータ
レンズ2、開口絞り3、シリンドリカルレンズ4の取付
構造の断面図、図4は回転多面鏡5を含めた斜視図を示
している。半導体レーザー光源1は基台11に固定され
ており、基台11はホルダ12に固定されている。コリ
メータレンズ2は開口絞り3と共に鏡筒13に収めら
れ、ホルダ12内に取り付けられており、ホルダ12に
対しては光軸L方向のピント調整が終わった後に固定さ
れる。シリンドリカルレンズ4も同様に光軸L方向のピ
ント調整が終わった後にホルダ12に固定される。
【0015】半導体レーザー光源1、基台11、ホルダ
12、コリメータレンズ2、開口絞り3、鏡筒13、シ
リンドリカルレンズ4は1個の光源部ユニット14にな
っており、回転多面鏡5や結像レンズ6、7が固定され
る光学箱15の光源部ユニット取付孔15aに固定さ
れ、図4に示すように光源部ユニット14は取付孔15
aに対して矢印方向に、光軸Lの回りに2°〜3°程度
の範囲で回転できるようになっている。
【0016】シリンドリカルレンズ4の製造誤差や取付
誤差により生ずる光軸の回りの回転誤差は、光源部ユニ
ット14の上述の回転により補正することができる。従
って、シリンドリカルレンズ4の回転による走査面上の
結像スポットの劣化を無くすことができ、高性能な微小
スポットを安定して結像することができる。
【0017】また、コリメータレンズ2とシリンドリカ
ルレンズ4が一体とされ、同一ホルダ12上に固定され
ているので構造的に簡単であり、かつシリンドリカルレ
ンズ4は実際の光軸L上を精度良く回転することができ
るので微妙な調整も可能となる。この場合に、シリンド
リカルレンズ4を通過する光ビームの位置は、シリンド
リカルレンズ4を回転させても全く変化することはな
い。
【0018】なお、半導体レーザー光源1を取り付けた
基台11はホルダ12に固定して、ホルダ12と共に回
転可能としたが、基台11はホルダ12と別個にして半
導体レーザー光源1は回転しないようにしてもよい。
【0019】また、コリメータレンズ2とシリンドリカ
ルレンズ4の光学部材を1つのアナモルフィックなトー
リックレンズ等で置き換える形式にして、回転調整する
光学系も実現可能である。
【0020】図5は第2の実施例の光源部ユニット14
の断面図、図6は回転多面鏡5を含めた斜視図である。
シリンドリカルレンズ4は鏡筒16に固定されており、
鏡筒16はホルダ17に回転自在に嵌合されている。
【0021】従って、ホルダ17に対して鏡筒16の軸
方向の移動による光軸L方向のピント調整と、光軸Lの
回りの回転調整とを行うことができ、シリンドリカルレ
ンズ4は単独で調整できるので、微妙な調整に有効であ
る。
【0022】図7は第3の実施例を示し、第1の実施例
では光源部ユニット14を光学箱15の取付孔15aに
挿入後に回転調整を行っているが、本実施例では図7
(a) 、(b) に示すように、光学箱15に設けられたV溝
18やU溝19の上に光源部ユニット14が回転自在に
載置されている。
【0023】従って、光源部ユニット14のV溝18、
U溝19に対する光軸L方向の移動、光軸Lを中心とす
る回転によってピント調整、回転調整を行うことがで
き、調整後に固定すればよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光走査
装置は、光源からの光ビームを偏向器上に結像する第1
の光学系を、光源部と共に又は光源部とは別個に回転さ
せ、実際の光軸上に対し精度良く傾き調整を行うことに
より、微小スポットの高性能スキャナの調整にも適用可
能であり、また構成的に簡単であるので低コストで済
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の主走査断面から見た構成図であ
る。
【図2】副走査断面から見た構成図である。
【図3】光源部ユニットの断面図である。
【図4】斜視図である。
【図5】第2の実施例の光源部ユニットの断面図であ
る。
【図6】斜視図である。
【図7】第3の実施例の光源部ユニットの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体レーザー光源 2 コリメータレンズ 3 開口絞り 4 シリンドリカルレンズ 5 回転多面鏡 11 基台 12、17 ホルダ 13、16 鏡筒 14 光源部ユニット 15 光学箱 18 V溝 19 U溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光ビームを第1の光学系を介
    して偏向器上に線状に結像し、該偏向器で偏向された光
    ビームを第2の光学系を介して所定面上に走査する光走
    査装置において、調整時に前記第1の光学系をその光軸
    を中心に回転し得る構造としたことを特徴とする光走査
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の光学系はシリンドリカルレン
    ズを含む請求項1に記載の光走査装置。
JP13115194A 1994-05-20 1994-05-20 光走査装置 Pending JPH07318838A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13115194A JPH07318838A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 光走査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13115194A JPH07318838A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 光走査装置

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Publication Number Publication Date
JPH07318838A true JPH07318838A (ja) 1995-12-08

Family

ID=15051199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13115194A Pending JPH07318838A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 光走査装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079052A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Toshiba Corp 光走査装置及び画像形成装置
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