JPH09304720A - 光学走査装置及び光学レンズ - Google Patents

光学走査装置及び光学レンズ

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JPH09304720A
JPH09304720A JP8116750A JP11675096A JPH09304720A JP H09304720 A JPH09304720 A JP H09304720A JP 8116750 A JP8116750 A JP 8116750A JP 11675096 A JP11675096 A JP 11675096A JP H09304720 A JPH09304720 A JP H09304720A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でオーバーフィルド光学系を実現
しつつサイドローブの増大を回避する。 【解決手段】 図2の線図に示すように出射波面が光軸
から離れるほど平面から外れた形状とされた非球面の光
学部品を、出射波面が平面とされた従来のコリメータレ
ンズに代わって配置する。これにより、偏向された光束
が走査中央部から走査端部へ移るにつれて増大する光束
の強度分布の崩れ(サイドローブ)を低減することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学走査装置及び光
学レンズに係り、より詳しくは、光源と、光源からの発
散光束を略平行光にする第1の光学系と、回転軸に平行
な複数の反射面を有し、且つ前記回転軸を中心に略等角
速度で回転し、入射した光束を前記反射面により所定の
主走査方向に沿って偏向する回転多面鏡と、前記回転多
面鏡によって偏向された光束が被走査面を略等速度で前
記主走査方向に沿って走査するように前記偏向された光
束を被走査面上に収束させる第2の光学系と、を有し、
前記光源からの光束が前記回転多面鏡の複数の反射面に
跨がるように入射するオーバーフィルドタイプの光学走
査装置、及び該光学走査装置に設けられ、光源からの光
束を略平行光にし、該略平行な光束を前記回転多面鏡の
複数の反射面に跨がるように入射させる光学レンズに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来よりレーザプリンタやデジタル複写
機の光学走査装置に適用される光学系には、以下に述べ
るアンダーフィルドタイプとオーバーフィルドタイプと
があった。
【0003】このうちアンダーフィルドタイプの光学系
とは、特開平6−18803号公報に記載されるよう
に、回転多面鏡に入射する光束の主走査方向に対応する
方向に沿った幅を、回転多面鏡の反射面の回転方向に沿
った幅(以下、面幅と称す)よりも小さくしたものであ
る。例えば、図13に示す光学走査装置70Vにおい
て、光源71Vから射出した光束はコリメータレンズ7
2Vによってほぼ平行光(波面が平面)とされて回転多
面鏡78Vに入射し、回転多面鏡78Vで偏向された光
束はfθレンズ76Vによって、被走査面82Vを略等
速度で走査するように被走査面82V上に収束される。
前述したように、回転多面鏡78Vに入射する光束の幅
が回転多面鏡78Vの面幅よりも小さいことがアンダー
フィルドタイプの光学系の特徴である。
【0004】このような光学走査装置70Vの副走査方
向について着目すると、上記コリメータレンズ72Vで
ほぼ平行光となった光束はシリンドリカルレンズ74V
によって回転多面鏡78V上に一旦収束される(不図
示)。そして、図14に示されるように、回転多面鏡7
8Vで偏向された光束は、fθレンズ76Vとシリンド
リカルミラー81によって被走査面82V上に再度収束
される。回転多面鏡78Vの反射面と被走査面82Vと
はfθレンズ76V及びシリンドリカルミラー81によ
って光学的に共役な関係になっており、回転多面鏡78
Vの面倒れによる副走査方向の走査位置の変動(ピッチ
ムラ)も防いでいる。なお、本発明は主走査方向に関す
るものであるので、以下、副走査方向については説明を
省略するが、上記のような回転多面鏡の面倒れ補正の有
無にかかわらず適用できるものである。
【0005】一方のオーバーフィルドタイプの光学系と
は、特開平6−59209号公報や特願平6−3150
89号に記載されるように、回転多面鏡に入射する光束
の主走査方向に対応する幅が回転多面鏡の面幅よりも大
きいものである。例えば、図15に示すように、光源7
1Wから射出した光束はレンズ75、72Wによって幅
0 の略平行光となり、回転多面鏡78Wに入射する。
ここでの幅D0 が回転多面鏡78Wの面幅D1 よりも大
きいことがオーバーフィルドの特徴である。
【0006】このようなオーバーフィルドタイプではア
ンダーフィルドタイプよりも回転多面鏡の面幅を小さく
し面数を多くすることができるため、低回転数の回転多
面鏡で光学走査装置における走査の高速化、高解像度化
を図ることができ、回転多面鏡を回転駆動するモータの
負荷をアンダーフィルドタイプよりも低く抑えることが
できるという長所がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アンダーフ
ィルドタイプは回転多面鏡に入射する光束を全て反射す
るため、fθレンズに入射する光束のビームプロファイ
ルは光束中心に対して左右対称で、回転多面鏡による偏
向角に係わらず同一であるのに対して、オーバーフィル
ドタイプでは、図16に示すように、回転多面鏡によっ
て反射される部分のビームプロファイル、つまりfθレ
ンズに入射するビームプロファイルは偏向角によって変
化し、ある1点の偏向角を除いて光束中心に対して左右
非対称である。
【0008】ここで、アンダーフィルドタイプとオーバ
ーフィルドタイプとの被走査面上での主走査方向のビー
ムプロファイルの違いについて説明する。図17にはア
ンダーフィルドタイプの光学走査装置70の概略構成を
示す。光源71からの光束はコリメータレンズ72で波
面がほぼ平面の略平行光とされ、回転多面鏡78に入射
する。回転多面鏡78で偏向された光束は、レンズL
1、L2で構成されたfθレンズ76により被走査面8
2を略等速で移動するように収束される。
【0009】本構成例では光源71からの光束が回転多
面鏡78による偏向角のほぼ中央から入射する光学系
(所謂正面入射光学系)となっている。
【0010】なお、特開平6−59209号公報に記載
され図22にも示したビームスプリッタ90を、図17
において回転多面鏡78とfθレンズ76との間に配置
すれば、回転多面鏡78への入射光束と回転多面鏡78
からの出射光束とのなす角度を小さくしても上記構成を
実装することが可能となる。
【0011】本例光学系の主走査方向の構成を次に示
す。 回転多面鏡入射光束幅 : 8mm 上記光束幅に対する光束の強度分布: 半値幅が回転多面鏡入射光束幅の 1.22939倍のガウス型分布 回転多面鏡内接円半径 : 14mm 回転多面鏡〜fθレンズL1間距離: 21.5mm fθレンズL1 回転多面鏡側曲率半径 : −170.43mm 被走査面側曲率半径 : ∞mm 中心厚 : 6mm 屈折率 : 1.609110 fθレンズL1〜fθレンズL2間距離: 27.86246mm fθレンズL2 回転多面鏡側曲率半径 : ∞mm 被走査面側曲率半径 : 122.67mm 中心厚 : 10mm 屈折率 : 1.712268 fθレンズL2〜被走査面間距離 : 374.272141mm 回転多面鏡偏向角(fθ光軸を0°): ±12.8° 上記アンダーフィルドタイプの光学系による主走査方向
の被走査面上の走査端におけるビームプロファイルを図
18に示す。この図18より明らかなように、約50μ
m(1/e2 強度の幅)のビームの両側ほぼ対称に3%
程度の強度の盛り上がり(以下、サイドローブと称す)
がある。
【0012】次に、図19には、上記のfθレンズをオ
ーバーフィルドタイプに適用した光学走査装置70Sの
構成例を示す。図17に示すアンダーフィルドタイプと
の相違点を以下に記す。
【0013】 回転多面鏡入射光束幅 : 20mm 回転多面鏡面幅 : 7.5mm 上記光束幅に対する光束の強度分布: 半値幅が回転多面鏡入射光束幅の 0.51764倍のガウス型分布 上記オーバーフィルドタイプの光学系による主走査方向
の被走査面上の走査端におけるビームプロファイルを図
20に示す。この図20より明らかなように、図18の
アンダーフィルドタイプでのビームプロファイルとは異
なり、プロファイルの中心からみて両側に左右非対称に
サイドローブが発生し、大きい側の強度は約6%とアン
ダーフィルドタイプの2倍の大きさである。
【0014】このサイドローブが大きいと、例えば、光
学走査装置を含んで構成した露光装置によって露光面
(被走査面)上に書き込まれた露光エネルギー分布のS
/N比が図21のように悪化する。図21の横軸は主走
査方向の位置、縦軸は露光エネルギーで、この例では光
源の点灯時間と消灯時間の比を1:1としたときの露光
エネルギー分布を示している。実線で示す曲線E1がサ
イドローブが無い状態、点線で示す曲線E2がサイドロ
ーブが大きい状態を示している。
【0015】このS/N比の悪化により被走査面上に書
き込まれた画像に対し、解像力の低下や細線の太り等の
悪影響を及ぼすという問題があった。また、サイドロー
ブはビーム径を小さくするほど大きくなるため、高画質
化に対応するために被走査面上のビームスポット径を小
さくしようとする際には特に大きな問題となる。
【0016】そこで従来より、レンズ枚数を増やしたり
高屈折率の硝材を使用してfθレンズを構成し結像性能
を向上させることで、サイドローブを低減させる技術が
提案されていた。
【0017】しかしながら、fθレンズが高価となり且
つ構成が複雑にならざるを得なかった。即ち、複数枚の
高価なレンズを高い組み付け精度で組み付ける必要があ
り、実用化することは困難であった。
【0018】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、簡単な構成でオーバーフィルド光学系
を実現しつつサイドローブの増大を回避することができ
る光学走査装置及び光学レンズを提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の光学走査装置は、光源と、光源から
の少なくとも主走査方向の発散光束を略平行光にする第
1の光学系と、回転軸に平行な複数の反射面を有し、且
つ前記回転軸を中心に略等角速度で回転し、入射した光
束を前記反射面により所定の主走査方向に沿って偏向す
る回転多面鏡と、前記回転多面鏡によって偏向された光
束が被走査面を略等速度で前記主走査方向に沿って走査
するように前記偏向された光束を被走査面上に収束させ
る第2の光学系と、を有し、前記光源からの光束が前記
回転多面鏡の複数の反射面に跨がるように入射するオー
バーフィルドタイプの光学走査装置であって、前記光源
からの光束が全て入射される第1の光学系が、前記回転
多面鏡の一反射面で偏向された一部の光束が入射される
第2の光学系での収差を補正する波面を形成することを
特徴とする。
【0020】この請求項1記載の発明では、図16に示
すように、回転多面鏡に入射した光束のうち該回転多面
鏡の一反射面で偏向され被走査面上に収束する部分が偏
向角によって変化することを利用し、従来のコリメータ
レンズでは略平面であった回転多面鏡に入射する光束の
波面を第1の光学系によって各偏向角に合わせた形状に
することによって、第2の光学系での収差を補正する波
面を形成する。これにより、第2の光学系での収差を補
正することができる。
【0021】実際には、上記第2の光学系での収差は、
偏向された光束が走査中央部から走査端部へ移るにつれ
て増大するという特性を有する。そして、このような収
差に起因して、被走査面上に収束した光束の強度分布は
ガウシアン分布から崩れ、前述したサイドローブが発生
していた。
【0022】そこで、請求項2記載の発明のように、偏
向された光束が走査中央部から走査端部へ移るにつれて
増大する前記収束した光束の強度分布の崩れ(サイドロ
ーブ)を補正する波面として、第1の光学系の光軸から
離れるほど平面から外れた波面を形成することにより、
サイドローブを低減することができる。即ち、比較的簡
単な構成でオーバーフィルドタイプの光学系を実現しつ
つサイドローブの増大を回避することができる。
【0023】このようなサイドローブを低減するための
波面は、請求項3記載の発明のように、第1の光学系の
少なくとも一つの光学部品を非球面にすることで得るこ
とができる。
【0024】より具体的には、従来、1枚の非球面コリ
メータレンズを用いていた光学系であれば、請求項4記
載の発明のように、そのコリメータレンズを、第1の光
学系の光軸から離れるほど平面から外れた波面を形成す
る非球面形状のレンズに置き換えれば、レンズ枚数を増
やすことなくサイドローブを低減することができる。一
方、複数枚で構成されるコリメータレンズを用いていた
系であれば、請求項5記載の発明のように、前記複数枚
のレンズのうち、少なくとも1つ以上のレンズを、第1
の光学系の光軸から離れるほど平面から外れた波面を形
成する非球面レンズとすれば良い。
【0025】上記のように第1の光学系の少なくとも一
つの光学部品を非球面にした構成において、請求項6記
載の発明のように、光源からの光束が回転多面鏡による
偏向角のほぼ中央から回転多面鏡に入射する正面入射光
学系で構成することにより、従来より正面入射光学系の
メリットとされた回転多面鏡の小型化が可能となると共
に、以下に述べるように装置の製作が容易になる。
【0026】即ち、請求項9記載の発明のように、非球
面の光学部品の非球面形状を、主走査方向において光軸
に対して対称にすることができる。さらには、請求項1
0記載の発明のように、非球面の光学部品の非球面形状
を、光軸中心の回転対称形状にすることもでき、ガラス
モールド等によるレンズの製作が容易となる。
【0027】また、上記のように正面入射光学系の構成
とした場合において、請求項7記載の発明のように、光
源からの光束が、該光束の光軸と回転多面鏡の回転軸と
を含む平面内に於て、該回転軸に直交する方向に対して
角度を持った方向から回転多面鏡に入射するように構成
することによって、図22に示す前述したビームスプリ
ッター90のような光学部品を増やさずに、少ない部品
点数で正面入射光学系を構成することができる。
【0028】さらに、請求項8記載の発明のように、光
源からの光束が回転多面鏡に入射する前及び該回転多面
鏡により偏向された後に同一の光学部品を透過するダブ
ルパス光学系で構成することによって、副走査方向の入
射角度を十分に小さくすることができ、設計の自由度を
増すことができる。
【0029】ところで、正面入射光学系を構成すること
がレイアウト上困難であったり、副走査方向に角度を有
した正面入射によって発生する走査線のたわみが許され
ない場合は、請求項11記載の発明のように、光源から
の光束が回転多面鏡による最大偏向角よりも外側から該
回転多面鏡に入射するように構成することもある。
【0030】この場合は、回転多面鏡に入射する光束の
うち偏向される部分が偏向角に応じて左右対称に変化し
ないため、必要に応じて請求項12記載の発明のよう
に、主走査方向に沿った非球面の光学部品の断面形状が
光軸に対して非対称となるよう構成すれば、サイドロー
ブを低減する効果を得ることができる。
【0031】なお、上記のような光学走査装置における
第1の光学系は、請求項13記載の光学レンズで構成す
ることができる。この請求項13記載の光学レンズは、
回転軸に平行な複数の反射面を有する回転多面鏡によっ
て光源からの光束を所定の主走査方向に沿って偏向し、
所定の収束用光学系で前記偏向した光束を被走査面上に
収束させて被走査面を前記主走査方向に沿って主走査す
る光学走査装置に設けられ、前記光源からの少なくとも
主走査方向の発散光束を略平行光にし、該略平行な光束
を前記回転多面鏡の複数の反射面に跨がるように入射さ
せる光学レンズであって、前記回転多面鏡の一反射面で
偏向された一部の光束が入射される前記収束用光学系で
の収差を補正する波面を形成することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る各種実施形態
を説明する。なお、各実施形態における非球面形状を表
す式は Z= (1/r)h2 /(1+(1−(1+k) (1/r)2 2 1/2 )+Ah4 +Bh6 +Ch8 +Dh10 ・・・(1) であり、光軸中心の回転対称非球面形状である。Zは光
軸からの高さhにおけるサグを示す。
【0033】〔第1実施形態〕まず、本発明の光学走査
装置の第1実施形態を説明する。第1実施形態における
光学走査装置は、前に説明した図19に示すオーバーフ
ィルドタイプの光学走査装置70Sと、第1の光学系と
しての後述するコリメータレンズの形状を除いてほぼ同
様の構成とされている。
【0034】そこで、従来のオーバーフィルドタイプの
光学走査装置でのコリメータレンズと本第1実施形態の
光学走査装置でのレンズとの相違点を説明する。まず、
従来のコリメータレンズは例えば以下のような形状であ
る。
【0035】 有効径 : 20mm レーザビーム入射側形状 : 平面 中心厚 : 4mm 屈折率 : 1.582525 レーザビーム出射側形状 : r=−29.12027 k= −0.250938 A= 0.173048e-5 B= 0.139862e-8 C= 0.920118e-12 D= 0.710148e-15 一方、本第1実施形態のレンズの形状は、以下の点で上
記コリメータレンズと相違している。なお、その他は同
一である。
【0036】k= −0.275426 A= 0.151404e-5 B= 0.115267e-7 C= −0.151367e-9 D= 0.703704e-12 この第1実施形態のレンズを用いた時の被走査面上の走
査端のビームプロファイルを図1に示す。この図1から
明らかなように、サイドローブは左右対称の大きさにな
り、図20に示すビームプロファイルと比較してサイド
ローブが低減していることが分かる。
【0037】次に、従来のコリメータレンズと本第1実
施形態のレンズとの出射波面の違いを図2に示す。な
お、この図2で横軸は光軸からの高さを示し、縦軸は波
面の平面からのずれ(OPD)を示す。実線が本第1実
施形態のレンズにおける出射波面を示し、点線が従来の
コリメータレンズにおける出射波面を示す。
【0038】この図2から明らかなように、従来のコリ
メータレンズの波面はOPDが「0」であり平面である
が、本第1実施形態のレンズにおける出射波面は光軸か
ら離れるにつれて平面から外れていく。より詳しくは、
被走査面の走査中央(COS)照射時に用いられる波面
は光軸に対して対称であり、平面からのずれも小さいた
め、走査中央照射時はコリメータレンズとの波面形状の
差は小さく、ビームプロファイルも変化しない。一方、
走査端(SOS)照射時に用いられる出射波面は光軸に
対して非対称であり、片側の波面が大きく平面から外れ
ている。
【0039】本第1実施形態のレンズでは、出射波面が
上記のように光軸から離れるほど平面から外れた形状と
されているので、該レンズを用いて、本発明の第2の光
学系に相当するfθレンズ等の光学系の収差を補正する
波面を形成することができ、サイドローブを低減させる
ことができる。
【0040】〔第2実施形態〕次に、本発明の光学走査
装置の第2実施形態を説明する。図3乃至図5には、本
第2実施形態に係る光学走査装置10が示されている。
なお、この光学走査装置10は図示しない露光装置に適
用されており、感光体ドラム34を画像データに基づく
光束で走査することにより、感光体ドラム34に画像を
露光する。
【0041】図3乃至図5に示すように、光学走査装置
10の図示しない筐体の一端側には、回転多面鏡12が
配置されている。回転多面鏡12は正多角柱状とされ、
その側面には複数の反射面が形成されている。回転多面
鏡12は、鉛直方向に沿って延びる回転軸Oを中心とし
て、図示しないモータ等の駆動手段により所定の角速度
で回転される。この回転多面鏡12の回転に伴い、回転
多面鏡12の反射面に入射された光束は、反射面で反射
されると共に等角速度で偏向される。なお、以下では回
転多面鏡12による光束の偏向方向を主走査方向、主走
査方向に直交する方向を副走査方向と称する。
【0042】また、図示しない筐体内には、本発明の光
源としてのレーザダイオード14(以下、LD14と称
する)が配置されており、LD14からの光束の射出側
にはコリメータレンズ16が配置されている。LD14
は図示しないドライバに接続されており、前記ドライバ
により画像信号に応じてオンオフ制御される。コリメー
タレンズ16の光束の射出側には、負のパワーを有する
球面レンズ46が配置されている。LD14から発散光
として射出された光束は、コリメータレンズ16によっ
て平行光とされた後に、球面レンズ46によって再び発
散光とされて第1の折返ミラー18に入射される。第1
の折返ミラー18は、球面レンズ46から入射された光
束を、主走査方向に対応する方向に沿って90°、副走査
方向に対応する方向に沿って下向きに 1.2°の角度を付
けて反射するように、主走査方向に対応する方向及び副
走査方向に対応する方向に沿って反射面が傾斜されてい
る。
【0043】第1の折返ミラー18と回転多面鏡12と
の間には、回転多面鏡12の面倒れ補正光学系を形成す
るための副走査方向にのみパワーを有するシリンダレン
ズ22、第2の折返ミラー38が順に配置されている。
また、第2の折返ミラー38と回転多面鏡12との間に
は、被走査面としての後述する感光体ドラム34の周面
に光束を収束させ、該感光体ドラム34の周面上を略等
速度で走査させる機能を有するfθレンズ26が配置さ
れている。シリンダレンズ22を透過して第2の折返ミ
ラー38で反射された光束は、第1の折返ミラー18か
ら出射されたときと同じく、副走査方向に対応する方向
に沿って下向きに 1.2°の角度でfθレンズ26を介し
て回転多面鏡12の反射面に入射される。そして、回転
多面鏡12の反射面で反射・偏向されて再びfθレンズ
26に入射される(所謂ダブルパス)。
【0044】fθレンズ26の光束射出側には平面ミラ
ー28が配置されており、平面ミラー28の光束射出側
には、副走査方向にのみパワーを有し回転多面鏡12の
面倒れ補正を行うためのシリンダミラー30が配置され
ている。また、シリンダミラー30の光束射出側には、
図示しない筐体に設けられた光束通過用の開口が位置し
ており、この開口には筐体内への塵埃の侵入を防止する
ためのウインドウ32が取付けられている。fθレンズ
26を透過した光束は、平面ミラー28、シリンダミラ
ー30で順に反射され、ウインドウ32を透過して筐体
の外部へ射出される。
【0045】また、光学走査装置10の下方側には感光
体ドラム34が配置されており、ウインドウ32を透過
した光束は、前述したfθレンズ26の作用により、感
光体ドラム34の周面(被走査面)に光スポットとして
結像されると共に、感光体ドラム34の周面上を一定速
度で走査される。感光体ドラム34は図示しないモータ
の駆動力が伝達されて回転される。この感光体ドラム3
4の回転により副走査が行われ、感光体ドラム34の周
面上に画像(潜像)が形成される。
【0046】また、本第2実施形態に係る光学走査装置
10では、球面レンズ46及びfθレンズ26がビーム
エキスパンダの役割を果たし、回転多面鏡12に入射さ
れる光束の主走査方向に沿った幅が、回転多面鏡12の
反射面の面幅よりも大きくなるよう構成されている(所
謂オーバフィルドタイプ)。
【0047】以下、光学系の構成を詳細に説明する。 球面レンズ ビーム入射側曲率半径 : −54.41mm ビーム出射側曲率半径 : ∞mm 中心厚 : 3mm 屈折率 : 1.511183 球面レンズ〜シリンダレンズ間距離 : 117.5mm シリンダレンズ ビーム入射側曲率半径 : 55.26mm ビーム出射側曲率半径 : ∞mm 中心厚 : 5mm 屈折率 : 1.511183 シリンダレンズ〜回転多面鏡間距離 : 211.4mm 回転多面鏡面幅 : 7.5mm 回転多面鏡内接円半径 : 14mm 回転多面鏡〜fθレンズL1間距離 : 18.5mm fθレンズL1(主走査方向シリンダレンズ) 回転多面鏡側曲率半径 : −170.43mm 被走査面側曲率半径 : ∞mm 中心厚 : 9mm 屈折率 : 1.609110 fθレンズL1〜fθレンズL2間距離 : 26mm fθレンズL2 (主走査方向シリンダレンズ) 回転多面鏡側曲率半径 : ∞mm 被走査面側曲率半径 : 122.67mm 中心厚 : 10mm 屈折率 : 1.712268 fθレンズL2〜シリンダミラー間距離 : 253.8mm シリンダミラー 曲率半径 : −182.68mm 入出射角度 : 38° シリンダミラー〜ウインドウ間距離 : 40.3mm ウインドウ 厚さ : 1.35mm 屈折率 : 1.511183 入射角度 : 28° シリンダミラー〜被走査面間距離 : 122.3mm 回転多面鏡偏向角(fθ光軸を0°として): ±12.8° また本第2実施形態では、図5に示すように、fθレン
ズ26を副走査方向に沿って下向きに4°傾けている。
これは、回転多面鏡12へ向かう光束がfθレンズ26
に入射する際に、光束の一部が反射されることにより生
ずるゴースト光が感光体ドラム34に到達するのを防止
するためである。また、fθレンズ26を上記のように
傾けることにより、感光体ドラム34上に結像される光
束のビーム径の均一性が向上する。
【0048】一方、コリメータレンズについては、第1
実施形態と同様に従来のコリメータレンズと本発明に係
る非球面レンズ46の形状を併記する。まず、従来のコ
リメータレンズの例としては以下のような形状がある。
【0049】 レーザビーム入射側形状 : 平面 中心厚 : 2.8mm 屈折率 : 1.675004 レーザビーム出射側形状 : r=−8.43476 k=−0.201409 A= 0.844720e-4 B= 0.870596e-6 C= 0.708263e-8 D= 0.628978e-10 コリメータレンズ出射光束幅 : 5.4mm 上記光束幅に対する光束の強度分布 : 半値幅が回転多面鏡入射光束幅の 1.19824倍のガウス型分布 これに対し、非球面レンズ46では上記レンズのレーザ
ビーム出射側形状が、 k= 0.322199 A= 0.464330e-4 B= 0.925330e-4 C=−0.205321e-4 D= 0.166449e-5 となる。
【0050】以上のような構成とされた本第2実施形態
の光学走査装置では、被走査面上の走査端のビームプロ
ファイルが図7に示すようなプロファイルとなる。図6
には、従来のコリメータレンズを備えた光学走査装置の
被走査面上の走査端におけるビームプロファイルを示
す。
【0051】図6のビームプロファイルと図7のビーム
プロファイルとを比較すれば明らかなように、本第2実
施形態の光学走査装置によれば、サイドローブがかなり
低減されることがわかる。また、これに伴い、上記光学
走査装置10を具備した画像露光装置において、露光さ
れる画像の画質劣化を引き起こすことなく露光処理の高
速化・高解像度化を図ることができる。
【0052】〔第3実施形態〕次に、本発明の第3実施
形態を説明する。この第3実施形態は、本発明の請求項
11及び請求項12に記載の発明に対応し、図8に示す
ように回転多面鏡78Tによる偏向角よりも外側から該
回転多面鏡78Tに光束を入射させる構成の光学走査装
置70Tに本発明を適用した例を示す。
【0053】図8に示す光学走査装置70Tの構成は、
図19に示す第1実施形態の光学走査装置70Sの構成
と、光束が回転多面鏡78Tによる偏向角よりも外側か
ら該回転多面鏡78Tに入射する点及び以下の点で相違
する。
【0054】第1実施形態の光学走査装置70Sとの構
成の相違点は、 回転多面鏡入射光束幅 : 16mm 上記光束幅に対する光束の強度分布 : ガウス型分布の半値幅が光束幅の 0.64705倍 回転多面鏡面幅 : 8.66mm 回転多面鏡への入射角 : fθレンズ光軸に対して60° である。
【0055】ここで、コリメータレンズの形状を第1実
施形態にて示したものと同一とした場合、被走査面上の
ビームプロファイルは図9、図10に示すようなプロフ
ァイルとなる。なお、図9は図8に矢印E1で示す回転
多面鏡への入射ビーム側の走査端、図10は図8に矢印
E2で示す上記と反対側の走査端におけるビームプロフ
ァイルをそれぞれ示している。このうち図9から明らか
なように、入射ビーム側のビームプロファイルが大きく
崩れていることがわかる。
【0056】そこで、本第3実施形態では前記コリメー
タレンズの形状を、 k=−0.282272 A= 0.149855e-5 B= 0.108990e-7 C=−0.144436e-9 D= 0.676408e-12 と変更した。
【0057】これによって、被走査面上のビームプロフ
ァイルは図11、図12に示すようなプロファイルとな
る。なお、図11は回転多面鏡への入射ビーム側の走査
端(図8の矢印E1部)、図12はその反対側の走査端
(図8の矢印E2部)におけるビームプロファイルをそ
れぞれ示している。ここで、図11と図9との比較、図
12と図10との比較により、サイドローブが低減して
いることがわかる。特に、図11と図9との比較より明
らかなように、ビーム入射側走査端において、サイドロ
ーブの低減効果が大きいことがわかる。
【0058】前述した第1、第2実施形態においては、
コリメータレンズの非球面形状は光軸中心の回転対称で
あったが、第3実施形態のように回転多面鏡の側方から
ビームを入射させる場合は、ビームプロファイルの崩れ
が両側の走査端で対称とならないため、光学系の構成に
よっては、回転対称非球面では十分にビームプロファイ
ルを改善できないこともある。その場合は回転対称非球
面にこだわることなく、左右非対称な非球面形状を上記
レンズに適用すればよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成で実現されたオーバーフィルド光学系に於
て、被走査面上に収束された光束のサイドローブ等のプ
ロファイルの崩れを小さくすることができる、という効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における被走査面上の走査端の主
走査方向レーザビームプロファイルを示す図である。
【図2】従来のコリメータレンズによって形成される波
面と第1実施形態の非球面レンズによって形成される波
面との違いを示す図である。
【図3】第2実施形態における光学走査装置の構成を示
す斜視図である。
【図4】第2実施形態における光学走査装置の構成を示
す平面図である。
【図5】第2実施形態における光学走査装置の構成を示
す側面図である。
【図6】第2実施形態の光学走査装置に従来のコリメー
タレンズを適用した時の被走査面上の走査端の主走査方
向レーザビームプロファイルを示す図である。
【図7】第2実施形態の光学走査装置における被走査面
上の走査端の主走査方向レーザビームプロファイルを示
す図である。
【図8】第3実施形態における光学走査装置の構成を示
す平面図である。
【図9】第3実施形態の光学走査装置に従来のコリメー
タレンズを適用した時の被走査面上の入射ビーム側の走
査端における主走査方向レーザビームプロファイルを示
す図である。
【図10】第3実施形態の光学走査装置に従来のコリメ
ータレンズを適用した時の被走査面上の入射ビームと反
対側の走査端における主走査方向レーザビームプロファ
イルを示す図である。
【図11】第3実施形態の光学走査装置での被走査面上
の入射ビーム側の走査端における主走査方向レーザビー
ムプロファイルを示す図である。
【図12】第3実施形態の光学走査装置での被走査面上
の入射ビームと反対側の走査端における主走査方向レー
ザビームプロファイルを示す図である。
【図13】従来の光学走査装置の一構成例を示す平面図
である。
【図14】従来の光学走査装置の一構成例を示す側面図
である。
【図15】従来の光学走査装置の他の構成例における光
学系の一部を示す図である。
【図16】オーバーフィルド光学系において、走査開始
位置から走査中央位置を介して走査終了位置までの間
で、回転多面鏡により偏向された光束の主走査方向にお
ける幅が異なることを示す図である。
【図17】従来のアンダーフィルド光学系の構成例を示
す図である。
【図18】図17のアンダーフィルド光学系による被走
査面上の走査端の主走査方向レーザビームプロファイル
を示す図である。
【図19】従来技術及び第1実施形態におけるオーバー
フィルド光学系の構成例を示す図である。
【図20】図19のオーバーフィルドによる被走査面上
走査端の主走査方向レーザビームプロファイルを示す図
である。
【図21】サイドローブによる露光エネルギー分布のS
/N比の悪化を示す図である。
【図22】ビームスプリッタを含んで構成された正面入
射光学系の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10、70 光学走査装置 12、78 回転多面鏡 14、71 レーザダイオード(光源) 16、72 コリメータレンズ 26、76 fθレンズ 34 感光体ドラム 46 球面レンズ 82 被走査面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光源からの少なくとも主走査方
    向の発散光束を略平行光にする第1の光学系と、回転軸
    に平行な複数の反射面を有し、且つ前記回転軸を中心に
    略等角速度で回転し、入射した光束を前記反射面により
    所定の主走査方向に沿って偏向する回転多面鏡と、前記
    回転多面鏡によって偏向された光束が被走査面を略等速
    度で前記主走査方向に沿って走査するように前記偏向さ
    れた光束を被走査面上に収束させる第2の光学系と、を
    有し、前記光源からの光束が前記回転多面鏡の複数の反
    射面に跨がるように入射するオーバーフィルドタイプの
    光学走査装置であって、 前記光源からの光束が全て入射される第1の光学系が、
    前記回転多面鏡の一反射面で偏向された一部の光束が入
    射される第2の光学系での収差を補正する波面を形成す
    ることを特徴とする光学走査装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の光学系は、前記偏向された光
    束が走査中央部から走査端部へ移るにつれて増大する前
    記被走査面上に収束した光束の強度分布の崩れを補正す
    る波面を形成することを特徴とする請求項1記載の光学
    走査装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の光学系は少なくとも一つの非
    球面の光学部品を有することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の光学走査装置。
  4. 【請求項4】 前記非球面の光学部品が1枚の非球面レ
    ンズで構成されていることを特徴とする請求項3記載の
    光学走査装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の光学系が複数枚のレンズで構
    成され、前記複数枚のレンズのうち少なくとも1枚が非
    球面レンズであることを特徴とする請求項3記載の光学
    走査装置。
  6. 【請求項6】 前記光源からの光束が前記回転多面鏡に
    よる偏向角のほぼ中央から該回転多面鏡に入射する正面
    入射光学系で構成されたことを特徴とする請求項3乃至
    請求項5の何れか一項に記載の光学走査装置。
  7. 【請求項7】 前記光源からの光束が、該光束の光軸と
    前記回転多面鏡の回転軸とを含む平面内に於て、該回転
    軸に直交する方向に対して角度を持った方向から前記回
    転多面鏡に入射するように、構成されたことを特徴とす
    る請求項6記載の光学走査装置。
  8. 【請求項8】 前記光源からの光束が前記回転多面鏡に
    入射する前及び該回転多面鏡により偏向された後に同一
    の光学部品を透過するダブルパス光学系で構成されたこ
    とを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の光学走査
    装置。
  9. 【請求項9】 前記非球面の光学部品の非球面形状が、
    前記主走査方向において、光軸に対して対称であること
    を特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載
    の光学走査装置。
  10. 【請求項10】 前記非球面の光学部品の非球面形状
    が、光軸中心の回転対称形状であることを特徴とする請
    求項9記載の光学走査装置。
  11. 【請求項11】 前記光源からの光束が前記回転多面鏡
    による最大偏向角よりも外側から該回転多面鏡に入射す
    るように、構成されたことを特徴とする請求項3乃至請
    求項5の何れか一項に記載の光学走査装置。
  12. 【請求項12】 前記主走査方向に沿った前記非球面の
    光学部品の断面形状が光軸に対して非対称であることを
    特徴とする請求項11記載の光学走査装置。
  13. 【請求項13】 回転軸に平行な複数の反射面を有する
    回転多面鏡によって光源からの光束を所定の主走査方向
    に沿って偏向し、所定の収束用光学系で前記偏向した光
    束を被走査面上に収束させて被走査面を前記主走査方向
    に沿って主走査する光学走査装置に設けられ、前記光源
    からの少なくとも主走査方向の発散光束を略平行光に
    し、該略平行な光束を前記回転多面鏡の複数の反射面に
    跨がるように入射させる光学レンズであって、 前記回転多面鏡の一反射面で偏向された一部の光束が入
    射される前記収束用光学系での収差を補正する波面を形
    成することを特徴とする光学レンズ。
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