JPH0731860A - 分散装置 - Google Patents

分散装置

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JPH0731860A
JPH0731860A JP5179371A JP17937193A JPH0731860A JP H0731860 A JPH0731860 A JP H0731860A JP 5179371 A JP5179371 A JP 5179371A JP 17937193 A JP17937193 A JP 17937193A JP H0731860 A JPH0731860 A JP H0731860A
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basket
stirring
shaft
main body
dispersion
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JP5179371A
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English (en)
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Yoshitaka Araki
嘉孝 荒木
Hideyuki Araki
秀行 荒木
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ARAKI TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 撹拌槽を移動せずに塗料やインキ等の顔料な
どの配合物のプレミキシングと分散工程を効率良く行
い、装置の洗浄を容易にする。 【構成】 昇降自在で且つ水平方向に旋回自在な分散装
置本体10にロッド13を連結してバスケット20を固
定する。分散装置本体10にモータ41、48で回転駆
動される撹拌軸12及び液流動用軸46に撹拌羽根及び
液流動用羽根47を設ける。バスケット20の外周の一
部を撹拌槽60の内周壁の一側に臨むよう配置し、内周
壁と反対側の撹拌槽60の他側に原料投入部34を設
け、原料は原料投入部34から投入され撹拌槽60の中
心近傍にバスケット下方で回転する液流動用羽根47で
効率よくプレミックスされる。配合物65の粒子は、バ
スケット20内で回転する撹拌羽根により分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料やインキ等の顔料
などの固形物と樹脂ワニス、溶剤、さらに添加物(必要
に応じて)などから成る液状の配合物を微粒化して分散
せしめる分散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の分散装置としては、一例と
してバスケットミルが使用されており、例えば、図7に
示すように、昇降装置50の油圧シリンダ等の昇降機構
により昇降する昇降シリンダ53の上部に分散装置本体
71を設け、分散装置本体71内に設けたモータ41に
よりVベルト等の伝達手段を介して回転駆動する撹拌軸
12を分散装置本体71の先端の下方に突出し、この撹
拌軸12の先端に撹拌羽根14を設けている。この撹拌
羽根14は、分散装置本体71の先端の下方にロッド1
3で連結固定したバスケット72内で回転可能に設けら
れ、またバスケット72は撹拌槽60のほぼ中心に配置
され、撹拌槽60内の塗料やインキ等の顔料などの固形
物を含む液状の配合物65を分散するように構成されて
いる。バスケット72内には、ガラス球、鋼球、セラミ
ック球、ジルコニア球などの分散媒体37を収容してい
る。
【0003】撹拌槽60は槽内の底壁に連なる側壁にド
レンバルブ61を設け、底壁の下面に車輪62を設けて
移動自在としたものである。
【0004】さらに、液流動用軸46はモータ48に直
結して駆動され且つ分散装置本体71と共に昇降可能で
あり、この液流動用軸46の先端に液流動用羽根47を
設け、液流動用羽根47を撹拌槽60内下方に、且つバ
スケット72の外方に離反して設けている。
【0005】バスケット72は、側壁に多数の小孔が設
けられており、この小孔は、細孔あるいはスリットが多
数穿設されている金属製薄板材、又は細かいメッシュの
金網で構成されている。あるいは、図8に示すように、
バスケット72の側壁24に、側壁平板77と、側壁の
周囲方向で前記側壁平板77より短い隙間板78とをそ
れぞれ交互に複数個重ねて、上下に対向する側壁平板7
7と側壁の周囲方向に対向する隙間板78で成るスリッ
ト85を形成したものもある。
【0006】一般に、市販の顔料は凝集して大きな2次
粒子(顔料粒子単体である1次粒子の大きさは一般に1
ミクロン以下である)を形成しているので、このまま使
用すると塗料の貯蔵中に顔料が沈殿分離する。この顔料
を撹拌しても塗膜は顔料の2次粒子のためブツブツとな
り美しい仕上りにならない。これを防ぐために、一般
に、プレミキシング(前練り)と分散工程を経て、顔料
などの固形物と樹脂ワニス、溶剤、さらに添加物(必要
に応じて)などから成る液状の配合物を分散して微粒化
する。
【0007】プレミキシングは、ワニスと顔料を混合し
て主として顔料の2次粒子をワニスで湿潤しペースト状
となし、次の分散工程を容易にするためのものである。
【0008】従来、プレミキシングとしては、分散装置
以外の他の場所で撹拌槽60内に樹脂、溶剤等を撹拌槽
60の3分の1程度の深さまで投入した後、顔料を投入
し、ミキサー(例えば、モータに直結した長い撹拌軸の
先端に羽根を設けた簡単なミキサー)でペースト状にプ
レミックスする。顔料全部を撹拌槽60内へ投入した
後、さらに溶剤等を投入して希釈する。
【0009】次いで、分散工程として、前記撹拌槽60
を移動して前述の分散装置へ配置し、昇降装置50を操
作して分散装置本体71を下降させ、バスケット72及
び液流動用羽根47を撹拌槽60内の配合物65へ没入
させる。モータ41およびモータ48を始動して撹拌羽
根14および液流動用羽根47を回転すると、バスケッ
ト72内の配合物65の大きな粒子はバスケット72内
で分散媒体37と配合物間のずり応力で細かく分散さ
れ、分散された細かい粒子はバスケット72の側壁の小
孔やメッシュないしスリット85から流出し、撹拌槽6
0内を対流して再度バスケット72の上方からバスケッ
ト72内へ流入しさらに細かく分散する装置が開発され
ている。(例えば、特開昭60−122033号、特開
昭61−293536号、特開平1−192554号公
報参照。)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の分散装置におい
ては、以下の未解決の課題があった。 (1)従来の分散装置でプレミキシングと分散工程を行な
おうとすると、バスケット72及び液流動用羽根47を
上昇させてから撹拌槽60を分散装置へ設置し、この状
態で撹拌槽60内に樹脂や溶剤、顔料等の配合物を投入
した後バスケット72及び液流動用羽根47を降下させ
て、液流動用羽根47でプレミックスすることになる。
従って、液流動用羽根47は撹拌槽60の内周壁近傍に
位置することになるため、撹拌槽60内の配合物を充分
に撹拌することができなかった。
【0011】(2)プレミキシングでは樹脂や溶剤を液流
動用羽根47で撹拌しながら、この樹脂や溶剤内に顔料
を少しずつ投入する方が撹拌効率が良いのであるが、上
記(1)項の理由で、樹脂や溶剤、顔料等の配合物を投入
した後にバスケット72及び液流動用羽根47を降下さ
せて、液流動用羽根47でプレミックスするかあるいは
液流動用羽根47の昇降を頻繁に行いながら顔料を少し
ずつ投入するので撹拌効率が良くなかった。
【0012】(3)したがって、上記(1)及び(2)項の理由
で、他の場所で撹拌槽60内に配合物を投入してプレミ
キシングをする必要があるので、以下の問題点があっ
た。 (3-1)プレミキシングのための撹拌槽60の設置場所を
必要とする。 (3-2)他の簡単なミキサーでプレミックスをするのでプ
レミキシングの効率が悪い。なお、プレミキシングの効
率を向上するために大型のミキサー装置を設けるとすれ
ば、当然に設備費が高くなる。 (3-3)プレミキシングをした後、撹拌槽60を分散装置
へ移動するための設備ないし人手と時間を要する。 (3-4)移動自在な車輪付きの撹拌槽60では、その容量
は500〜1000リットルが限界であり、撹拌槽60
を大型化できない。したがって、配合物の大量一括処理
が不可能であった。
【0013】(4)幾種類もの塗料を次々と分散するに
は、各塗料を混合しないようにしなければならないた
め、1つの塗料の分散終了後、次に別の種類の塗料の分
散処理を行う前に、撹拌槽60及び分散装置のバスケッ
ト72や液流動用羽根47等の各部材を完全に洗浄する
必要がある。しかし従来の分散装置においては、例えば
撹拌槽60は分散装置から他の場所へ移動して洗浄し、
一方、分散装置のバスケット72や液流動用羽根47等
の部材は洗浄タンクを分散装置の方へ移動設置して洗浄
しなければならず、洗浄作業が煩雑で手間がかかった。
【0014】(5)また、バスケット72の側壁に、上下
に対向する側壁平板77と側壁の周囲方向に対向する隙
間板78でスリット85を形成したバスケット72にお
いては、バスケット72内で分散された固形物の粒子の
うち、スリット85の幅より大きい粒子はスリット85
を通過できないのでバスケット72内に滞留してさらに
細かく分散されるのであるが、スリットの幅に近い大き
さの固形物の粒子は、スリット85内に固着した状態に
なることがある。そのため、スリット85の一部が塞が
れて分散効率が低下することがあった。
【0015】(6)上記(5)項の理由でスリット85内に固
着した固形物を、スリット85の形状にあったヘラ等の
道具を使用して、簡単に能率よく除去できるとは言え、
洗浄には手間がかかった。
【0016】本発明は叙上の問題点を解決するために開
発されたもので、塗料やインキ等の顔料などの固形物を
含む液状の配合物を効率良くしかも撹拌槽を移動するこ
となくプレミキシングと分散工程を大量に連続して行う
ことができ、さらに、撹拌槽や撹拌羽根、液流動用羽
根、バスケットを容易に洗浄できる分散装置を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分散装置においては、昇降自在な分散装置
本体10に、分散媒体37が収容されたバスケット20
の側壁24の上部の外周方向に突出形成したフランジ部
36にロッド13を連結して、バスケット20を固定す
る。また、前記分散装置本体10に、回転駆動機構11
により回転駆動する撹拌軸12及び液流動用軸46を設
け、前記撹拌軸12及び液流動用軸46にそれぞれ撹拌
羽根14及び液流動用羽根47を設け、それぞれ、バス
ケット20内及びバスケット下方で回転可能に設けて撹
拌槽60内の塗料やインキ等の顔料などの固形物を含む
液状の配合物65を分散せしめるものである。そして、
前記バスケット20の中心を撹拌槽60の中心より偏心
した位置に配置して、撹拌槽60の内周壁の一側の近傍
に位置するバスケット20の外周と反対方向の撹拌槽6
0の内周壁の他側に前記配合物65の原料を投入する原
料投入部34を形成し、この原料投入部34内の撹拌槽
60の中心近傍で前記液流動用羽根47をバスケット下
方で回転可能に配置したものである。
【0018】なお、前記撹拌軸12と液流動用軸46の
回転駆動機構11としては、プレミキシングのときは液
流動用軸46のみを回転駆動し、分散工程のときは撹拌
軸12と液流動用軸46を回転駆動するのが好ましい。
【0019】また、前記分散装置本体10を水平方向に
旋回自在に設け、分散装置本体10の周囲に、洗浄タン
ク70と複数の撹拌槽60を前記バスケット20及び液
流動用羽根47が挿脱可能な位置に配置することがで
き、好ましくは2個の撹拌槽60と1個の洗浄タンク7
0を設けることが良い。
【0020】なお、前記撹拌槽60の直径はバスケット
20の直径の約2倍ないしそれ以上であることが望まし
い。
【0021】そして、バスケット20は、側壁24の少
なくとも一部に、多数の断面円形のワイヤ27をワイヤ
支持体25で上下方向に微小間隙を介して支持し、上下
に平行に対向するワイヤ27,27と側壁の周囲方向に
対向するワイヤ支持体25,25とでスリット35を形
成したものである。
【0022】なお、前記ワイヤ支持体25の形状は特に
限定されないが、好ましくは角柱を成す。このワイヤ支
持体25をフランジ部36の下端面に側壁周囲方向に適
宜間隔を介して、好ましくは約100mmの等間隔毎にワ
イヤ支持体25の軸線方向を上下方向にして配設する。
さらに、各ワイヤ支持体25の側壁周囲方向に対向する
面に、ワイヤ27を支持する多数のワイヤ支持孔28を
上下方向に微小間隔で設け、互いに対向する各ワイヤ支
持孔28にワイヤ27を挿入して支持し、平行に上下で
対向するワイヤ27間に微小間隔のスリット35を形成
することができる。
【0023】なお、前記スリット35の微小間隔は、配
合物65の所望の分散状態に応じて設定することができ
るが、好ましくは0.8mmである。
【0024】
【作用】上記のように構成された分散装置の分散装置本
体10を降下させバスケット20及び液流動用羽根47
を1の撹拌槽60内へ挿入し、撹拌槽60の原料投入部
34から樹脂、溶剤等を撹拌槽60に投入した後、回転
駆動機構により液流動用羽根47のみを回転させなが
ら、顔料を前記原料投入部34から撹拌槽60内へ少し
ずつ投入すると、配合物65は効率よくペースト状にプ
レミックスされる。
【0025】次いで、溶剤等をさらに投入して配合物6
5を希釈し、回転駆動機構により撹拌羽根14及び液流
動用羽根47を回転させ、分散工程が行われる。
【0026】撹拌羽根14の回転によりバスケット20
内の配合物65が撹拌され、バスケット20内の分散媒
体37と配合物65の固形物間のずり応力により、固形
物が細かい粒子に分散される。
【0027】バスケット20内の配合物65は撹拌羽根
14の遠心力によって側壁24の多数のスリット35を
通過して側壁24の外方へ流出する。
【0028】なお、スリット35の微小間隔は、上下に
互いに対向するワイヤ27、27の断面円形の円周の一
点間で形成されるので、固形物の粒子はワイヤ27と点
接触となり、スリット35内に固着せず、スリット35
が固形物の粒子で塞がれることがないので、分散効率は
低下しない。
【0029】また、バスケット20の外方の配合物65
は、液流動用羽根47が撹拌槽60の中心近傍でバスケ
ット20の下方で回転しているのでバスケット20の上
方へ効率よく対流され、再びバスケット20内へ流入し
一層細かく分散される。
【0030】分散工程終了後、分散装置本体10を上昇
させてバスケット20及び液流動用羽根47を撹拌槽6
0内から抜脱し、分散装置本体10を洗浄タンク70へ
水平方向に旋回させ、バスケット20及び液流動用羽根
47を洗浄タンク70内の洗浄液中へ没入する。撹拌羽
根14及び液流動用羽根47を回転させると、バスケッ
ト20、分散媒体37、撹拌羽根14、ロッド13、側
壁24の各ワイヤ27が洗浄される。なお、ワイヤ27
は固形物の粒子がスリット35に固着しないので容易に
洗浄される。
【0031】以上の洗浄工程終了後、分散装置本体10
を上昇させ、洗浄タンク70内からバスケット20及び
液流動用羽根47を抜いて、上記の工程で使用した撹拌
槽60以外の他の撹拌槽60へ水平方向に旋回させ、上
記の分散工程と同様の要領で別の種類の塗料のプレミキ
シング、分散工程を行う。
【0032】そして、上記の洗浄作業や、他の撹拌槽6
0でのプレミキシング、分散工程を行っている間に、前
述の分散工程が終了した配合物65を後工程へ移送し、
空になった撹拌槽60内を洗浄し、この撹拌槽60は次
に行われる別の種類の配合物のプレミキシング、分散作
業に使用される。
【0033】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1において、50は昇降装置で、昇降装置本体51の下
部を床内に埋設し、昇降装置本体51の外周壁に突設し
た本体固定フランジ52を床面に固定し、もしくは床下
の下層階に昇降装置本体51の下部を固定載置してお
り、昇降装置本体51の内部に油圧によって上下動する
昇降シリンダ53を設け、該昇降シリンダ53は上下方
向の任意位置に停止調節可能である。 また、前記昇降
シリンダ53の上端には分散装置本体10を旋回機構8
0を介して昇降シリンダ53を中心に水平方向に旋回自
在に設けられている。
【0034】なお、分散装置本体10は昇降シリンダ5
3の上端に大径のスラストベアリングを介して回転自在
に設けることができ、あるいは、分散装置本体10を昇
降シリンダ53の上端に固定し、昇降装置本体51の全
体を床に対して水平方向に回転可能に設けることもでき
る。
【0035】なお、分散装置本体10は昇降シリンダ5
3を上昇させて分散装置本体10の先端下方に設けたバ
スケット20と液流動用羽根47を撹拌槽60や洗浄タ
ンク70から完全に抜いた高さで水平方向に旋回可能に
設けられ、バスケット20と液流動用羽根47が図2の
二点鎖線で示すように昇降装置50の周囲に配置した撹
拌槽60や洗浄タンク70の上方へ旋回されこの位置で
下降されるものである。
【0036】昇降装置50 図5において、昇降シリンダ53の上端に昇降テーブル
55(図6)を固定し、該昇降テーブル55の下面に昇
降シリンダ53の軸線方向と平行な2個のガイドバー5
6を突設し、この2個のガイドバー56は、それぞれ本
体固定フランジ52(図1)を貫通して昇降シリンダ5
3の軸線方向と平行に昇降装置本体51の外周壁に固定
された筒状のガイド57、57内を上下に摺動可能に設
けられ、昇降テーブル55及び昇降シリンダ53が昇降
装置本体51内を旋回しないように設けられている。な
お、ガイド57、57はその上端を昇降装置本体51上
端の本体ブラケット54(図6)に固定され、中間を本
体固定フランジ52に固定されている。
【0037】旋回機構80 旋回機構80の詳細について説明すると、図5において
前記昇降テーブル55の上面に大径のスラストベアリン
グ82を介してリング形状のターンギヤ81を水平方向
で回転自在に設け、このターンギヤ81の上面に分散装
置本体10を固定している。したがって分散装置本体1
0は昇降シリンダ53の上端の昇降テーブル55に水平
方向に旋回自在である。
【0038】なお、前記ターンギヤ81はその外周面に
無端状にラックを形成されており、このターンギヤ81
のラックに噛合するピニオンギヤ86を(図5又は図6
の二点鎖線)軸受台87を介して昇降テーブル55の側
壁に軸承され、ピニオンギヤ86の軸端はスプライン軸
に形成されたターンシャフト88の上端とカップリング
で連結されている。前記ターンシャフト88は昇降装置
本体51の外周壁にブラケット94(図5)及び本体固
定フランジ52(図1)を介して昇降シリンダ53の軸
線方向と平行に固定された筒状のターンシャフトガイド
89内を上下動可能に設けられている。なお。ターンシ
ャフトガイド89は図1に示すように本体固定フランジ
52を貫通しており、ターンシャフトガイド89の上端
をブラケット94で固定され、中間を本体固定フランジ
52に固定されている。
【0039】また、図5において92は伝動傘歯車で、
軸心にターンシャフト88のスプライン軸を挿通可能な
スプライン溝を形成しており、この伝動傘歯車92をタ
ーンシャフトガイド89の上端開口付近にブラケット9
4に軸承し、前記伝動傘歯車92のスプライン溝内にタ
ーンシャフト88のスプライン軸を上下に摺動自在に挿
通している。そして、前記伝動傘歯車92に噛合する駆
動傘歯車91を前記ブラケット94に軸承し、駆動傘歯
車91の軸端に旋回ハンドル93を連結している。
【0040】したがって、昇降シリンダ53が昇降する
と、ピニオンギヤ86は昇降テーブル55に固定された
軸受台87と共にターンギヤ81に噛合した状態で上下
動し、ターンシャフト88は伝動傘歯車92のスプライ
ン溝内およびターンシャフトガイド89内を上下動す
る。
【0041】昇降シリンダ53を上昇させて所望の位置
で停止した後、旋回ハンドル93を回すと、旋回ハンド
ル93の回転力は駆動傘歯車91から伝動傘歯車92へ
と伝達され、伝動傘歯車92がターンシャフト88を介
してピニオンギヤ86を回転させ、ターンギヤ81をゆ
っくりと回転して分散装置本体10を水平方向に所望の
位置に旋回させる。
【0042】次に、分散装置本体10を水平方向の任意
位置で固定する機構を説明すると、ターンギヤ81はリ
ング状に形成され、図5に示すように、中央の穴の内周
面を上部に大径穴、下部に小径穴を形成して前記穴の内
周面全周に段付き面98が形成されている。
【0043】83はセットリングで、ターンギヤ81の
中央の穴内に嵌挿する円盤状を成し、セットリング83
の外周にターンギヤ81の前記段付き面98に係合する
係合面99を設け、両面98,99で係合部を形成した
ものである。このセットリング83の下面に1個のロッ
クボルト95を突設し、該ロックボルト95の先端を昇
降テーブル55に貫通させ、その先端にレバー97と一
体のロックナット96を螺合している。
【0044】したがって、ロックナット96を締める方
向にレバー97を回転させると、ロックナット96はロ
ックボルト95を介してセットリング83の係合面99
をターンギヤ81の段付き面98へ押圧する方向に引っ
張ることになり、段付き面98および係合面99の係合
部間の摩擦でターンギヤ81はセットリング83に固定
され、分散装置本体10は水平方向の任意位置で固定さ
れる。
【0045】撹拌羽根14と液流動用羽根47 分散装置本体10の先端の下面には撹拌軸12及び液流
動用軸46をそれぞれ下方に向けて昇降シリンダ53の
軸線方向と略平行に設けている。そして液流動用軸46
と撹拌軸12と昇降シリンダ53は、図2に示すよう
に、平面でそれぞれの軸心を順にほぼ一直線上に位置し
ている。しかも液流動用軸46は後述するバスケット2
0の外周の外側近傍に位置する。そして、撹拌羽根14
は撹拌軸12の先端に設けられバスケット20内で平面
でバスケット20の中心で回転し、液流動用羽根47は
液流動用軸46の先端に設けられバスケット20の外側
下方でしかも撹拌槽60の底壁付近で回転する。したが
って、液流動用軸46は液流動用羽根47を撹拌槽60
の底壁付近まで挿入できるほどの長さに形成されてい
る。
【0046】なお、撹拌軸12の回転速度を表示する回
転計16と、液流動用軸46の回転速度を表示する回転
計49はそれぞれ各軸12、46の近くに設けられてい
る(図1)。
【0047】回転駆動機構11 11は回転駆動機構で、分散装置本体10の上面に2個
のモータ41、48を設け、モータ41、48の回転力
をそれぞれ図示せざるVベルト等の伝達手段を介して撹
拌軸12及び液流動用軸46を回転せしめるように構成
されている。なお、モータ12、48は、それぞれ、図
示せざる変速装置を設け回転速度を調整可能である。
【0048】この回転駆動機構11は、プレミキシング
のときモータ48を駆動して液流動用軸46の液流動用
羽根47を回転させ、分散工程のときモータ12、48
を駆動して撹拌羽根14と液流動用羽根47を回転させ
ることが、プレミキシング及び分散工程の作用から考慮
すると経済的であり望ましい。
【0049】なお、撹拌軸12と液流動用軸46を別々
に回転駆動する回転駆動機構11の他の例として、1個
のモータでVベルトを介して撹拌軸12と液流動用軸4
6を回転駆動可能に設け、且つ前記モータの回転軸に電
磁クラッチ等の切換え装置を設け、この切換え装置を作
動してプレミキシングのとき液流動用羽根47のみを回
転させ、分散工程のとき撹拌羽根14と液流動用羽根4
7を同時に回転させることもできる。
【0050】バスケット20 20はバスケットで、形状は特に限定されないが、実施
例では平面で直径約800mm,深さ約200mmの円筒形
を成しており、分散装置本体10の先端の下方に撹拌軸
12と略平行な4個のロッド13を介して、バスケット
20の側壁24上部のバスケット外周方向に突出した、
フランジ部36の固定フランジ21に連結してバスケッ
ト20を分散装置本体10に固定されている(図1)。
さらに撹拌羽根14は、図3に示すように、撹拌軸12
の先端に撹拌羽根支持体15を介してバスケット20内
に平面で略中央に回転可能に設けられ、また、バスケッ
ト20内にはガラス球、鋼球、セラミック球、ジルコニ
ア球などの分散媒体37を収容している。なお、バスケ
ット20の詳細は後に説明する。
【0051】撹拌槽60と洗浄タンク70 図2において、昇降装置50の周囲に、2個の撹拌槽6
0と1個の洗浄タンク70をそれぞれ、分散装置本体1
0のバスケット20及び液流動用羽根47を挿脱可能な
位置に配置し、床内に埋設、もしくは、床下を抜けて下
層階に設置している(図1)。
【0052】撹拌槽60は直径約1500mmでバスケッ
ト20の直径の約2倍弱であり、深さ約1700mmの分
散用タンクで、約3000リットルの容量を有し、洗浄
タンク70は直径約1300mm、深さ約1700mmで、
約2000リットルの容量を有している。
【0053】なお、各撹拌槽60は次のように配置され
る。図2において、バスケット20が撹拌槽60の中心
より偏心した位置に配置され、バスケット20の外周の
一部を昇降シリンダ53に最も近い撹拌槽60の内周壁
の一側の近傍に配置され、該内周壁と反対方向の撹拌槽
60の内周壁の他側に配合物65の原料を投入する原料
投入部34が形成される。そして、液流動用軸46は撹
拌槽60の内周壁の一側の近傍のバスケット20の外周
と反対方向のバスケット20の外周の近傍に位置するの
で、液流動用羽根47は前記原料投入部34内に撹拌槽
60の中心近傍に位置し且つバスケット20の下方でし
かも撹拌槽60の底壁付近で回転可能に設けられる(図
1)。
【0054】すなわち、図2において、直径約800mm
のバスケット20を直径約1500mmの撹拌槽60の中
心より偏心した位置に配置して、バスケット20をその
外周のA点と撹拌槽60の内周壁の一側のD点より50
mmの間隔を介して配置し、バスケット20のA点と反対
方向のバスケット20の外周のB点は撹拌槽60の中心
点Cより200mmの距離に位置する。したがって、バス
ケット20の外周のB点から撹拌槽60の内周壁の他側
のE点までの間隔は450mmとなり、撹拌槽60内に比
較的大きな原料投入部34が形成される。そして液流動
用軸46は前記原料投入部34内に撹拌槽60の中心点
Cに最も近いバスケット20の外周のB点付近に配置さ
れる。
【0055】したがって、撹拌槽60の直径がバスケッ
ト20の直径の2倍以上であれば、液流動用軸46の位
置をほぼ撹拌槽60の中心点Cに配置して液流動用羽根
47による撹拌槽60内の配合物65の撹拌効率を向上
させることができるのであるが、本実施例ではバスケッ
ト20の分散効率をできるだけ損なわないようにするた
めに撹拌槽60の直径をバスケット20の直径の2倍弱
に設けたのである。しかし、液流動用軸46とバスケッ
ト20とを接近させて設けることにより前記撹拌効率と
分散効率とを向上させることができるので、撹拌槽60
の直径はバスケット20の直径の約2倍ないしそれ以上
に設けることが望ましいのである。
【0056】また、撹拌槽60は槽内の液が流出し易い
ように底壁が下方に湾曲形成され、底壁の中央に配合物
65の液取出し用のボールバルブ67、及び撹拌槽60
を洗浄後の洗浄液の排水口69を設け、撹拌槽60の側
壁の上部に撹拌槽60を洗浄するための洗浄水又は洗浄
液の給水口68を設けている。
【0057】洗浄タンク70は撹拌槽60と同様の原料
投入部34を形成する必要はないが、バスケット20の
外周のA点と洗浄タンク70の内周壁の一側との間隔を
撹拌槽60の場合とほぼ同様に配置することにより液流
動用羽根47を洗浄タンク70の中心に近づけることに
なるため、液流動用羽根47の撹拌効率を良くし洗浄効
果は向上する。
【0058】また、洗浄タンク70は、図1に示すよう
に、タンク内の洗浄液を流出し易いように底面をテーパ
状に形成されその最下端に排液用のボールバルブ66を
設けられている。
【0059】バスケット20各部 バスケット20は、図3において、ロッド13の下端に
固定した固定フランジ21の下面に側壁24の一部を成
す直径800mmのメクラ側壁26を下方へ突出形成し、
該メクラ側壁26の下端面に角柱状を成すワイヤ支持体
25を24個、側壁周囲方向に約100mmの等間隔毎に
配置して下方へ突設する。すなわち、各ワイヤ支持体2
5は上端に形成したネジ部をメクラ側壁26の下端面に
螺着している。
【0060】そして、図4に示すように各ワイヤ支持体
25の側壁周囲方向に対向する面には、直径4mmの断面
円形のワイヤ27を水平方向に挿通可能な多数のワイヤ
支持孔28を上下方向に約0.8mm間隔おきに設けら
れ、側壁周囲方向に一周する長さのワイヤ27を互いに
対向する各ワイヤ支持孔28に順次挿通し、このワイヤ
27の両端を一のワイヤ支持体25のワイヤ支持孔28
内で無端状に突き合わせる。ワイヤ支持体25のワイヤ
支持孔28の端面に点付け溶接で固定する。この点付け
溶接は任意の箇所のワイヤ支持孔28においても行うこ
とができる。
【0061】以上のように側壁周囲方向に一周する長さ
のワイヤ27を上下方向の各ワイヤ支持孔28に一段づ
つ設けることにより、上下に対向する各ワイヤ27、2
7間に0.8mmの微小間隔が形成され、上下に対向する
ワイヤ27、27と側壁24の周囲方向に対向するワイ
ヤ支持体25、25とでスリット35が多数形成され、
これらのスリット35は側壁24の全周に形成されてい
る。
【0062】なお、前記スリット35の微少間隔は固形
物の粒子の分散状態に応じて所望の間隔に設けることが
でき、また互いに隣接する各ワイヤ支持体25、25間
の間隔は上述の100mmに限定されず、ワイヤ27の強
度に応じて適宜に設けることができる。
【0063】さらに、ワイヤ27は分散媒体37で変形
しないようなピアノ線等の剛性の強い材料で、図4に示
すように湾曲状に形成することができ、あるいはワイヤ
27を24個のワイヤ支持体25の各ワイヤ支持孔28
に挿通した後、ワイヤ27の両端を緊張して互いに隣接
する各ワイヤ支持体25、25間のワイヤ27を直線状
に形成して該ワイヤ27の両端を溶接で連結することも
できる。
【0064】また、ワイヤ27は分散媒体37が衝突し
ても変形しないほどの剛性の高い料で直線状又は湾曲状
に形成され、このワイヤ27を互いに隣接する二のワイ
ヤ支持体25、25間の長さに形成し、このワイヤ27
の両端を前記ワイヤ支持体25、25の互いに対向する
各ワイヤ支持孔28内に挿入することができる。このと
き各ワイヤ支持孔28がワイヤ支持体25の両側面に貫
通する孔である場合は、ワイヤ支持孔28内にワイヤ支
持体25の両側面から挿入された互いに隣接するワイヤ
27、27の各端面がワイヤ支持孔28内で当接し、互
いに影響し合うのであるが、各ワイヤ支持孔28がワイ
ヤ支持体25の両側面に貫通しない孔である場合は、各
ワイヤの両端は他のワイヤ27と互いに影響し合うこと
がないのでワイヤ支持孔28が貫通孔である場合よりも
好ましい。
【0065】また、ワイヤ27を側壁周囲方向の半周な
いしは3分の1周等の長さに形成し、該ワイヤ27を各
ワイヤ支持孔28内に側壁周囲方向に挿通するもでき
る。以上のように、各ワイヤ27を各ワイヤ支持対25
に装着する構造は限定されない。
【0066】39はメクラ底板で、バスケット20の底
壁を成し各ワイヤ支持体25の下端に形成したネジ部に
ナット34で螺着されており、メクラ底板39の内面を
中心から側壁周囲方向に下降するテーパ状に形成され、
側壁24の内周面近傍に分散媒体抜き穴31を穿設し、
通常は分散媒体の抜き穴用蓋32で塞がれている。した
がって、バスケット20を撹拌槽60内の配合物65か
ら引上げる際、メクラ底板39の内面がテーパ状である
ため液切れが良くなり、バスケット20内の配合物65
の無駄がなくなる。
【0067】バスケット20の上面は、中央に撹拌軸1
2を挿通し且つ撹拌槽60内の配合物65をバスケット
20内に導入せしめる開口38を有する蓋板22で蓋
い、該蓋板22を固定フランジ21に固定している。蓋
板22の上面は前記開口38に向けて斜め下方に傾斜す
る誘導面23を形成し、この誘導面23で配合物65を
開口38へ導入しやすくしている。
【0068】次に、上記のように構成された分散装置の
作用について説明する。先ず、この分散装置でプレミキ
シングを行う。図2において、昇降装置50の油圧シリ
ンダにより昇降シリンダ53を作動して分散装置本体1
0を降下させ、1の撹拌槽60内へバスケット20及び
液流動用羽根47を挿入し、撹拌槽60の原料投入部3
4から配合物65の樹脂、溶剤等の原料を撹拌槽60の
3分の1程度の深さまで投入した後(図1)、モータ4
8により液流動用軸46を回転駆動して液流動用羽根4
7を回転させ、樹脂、溶剤等を撹拌する。このときモー
タ41は停止しており撹拌羽根14は回転していない。
そして樹脂、溶剤等の原料が撹拌されている状態で、顔
料を前記原料投入部34から撹拌槽60内へ少しずつ投
入すると、液流動用羽根47が撹拌槽60の中心近傍で
回転しているので樹脂、溶剤、顔料等から成る配合物6
5は効率よくペースト状にプレミックスされる。
【0069】次いで、顔料を全部投入した後、さらに溶
剤等を投入して配合物65を希釈し、液流動用羽根47
は停止されることなく継続して回転され、さらにモータ
41により撹拌軸12を回転駆動して撹拌羽根14を回
転させ、分散工程を行う。
【0070】バスケット20の外方の配合物65は、撹
拌槽60の中心近傍の液流動用羽根47の回転により対
流が生じて下方の配合物65が上昇して効率よく撹拌さ
れ、一方、バスケット20内の配合物65は撹拌羽根1
4の回転により撹拌され、バスケット20内に収容され
た分散媒体37と配合物65の固形物間のずり応力によ
り、配合物65内の固形物が細かい粒子に分散される。
なお、バスケット20の底壁はメクラ底板39であるの
で、配合物65内の沈殿しやすい固形物の粒子はバスケ
ット20の下方へ落下することなくバスケット20内で
分散される。
【0071】バスケット20内の細かい粒子は撹拌羽根
14の回転による遠心力によって側壁24の多数のスリ
ット35の微小間隔を通過して側壁24の外方へ流出す
るが、スリット35の微小間隔より大きい粒子はバスケ
ット20内に留まり、バスケット20内でさらに細かく
分散される。
【0072】なお、スリット35の微小間隔は、上下に
互いに対向するワイヤ27、27の断面円形の円周の一
点間で形成されるので、スリット35の微小間隔に近い
大きさの粒子は上下のワイヤ27、27に点接触となる
ためスリット35内に挾まって固着することがない。し
たがって、スリット35が固形物の粒子で塞がれること
がないので、分散効率は低下しない。
【0073】また、側壁24の外方へ流出した配合物6
5はバスケット20の下方で撹拌槽60の中心近傍で回
転する液流動用羽根47によりバスケット20の上方へ
効率よく対流され、再びバスケット20内へ流入しバス
ケット20内でより一層細かく分散される。
【0074】上記の分散工程終了後、分散装置本体10
を上昇させてバスケット20及び液流動用羽根47を撹
拌槽60内から抜いて、図2の二点鎖線で示すように分
散装置本体10を洗浄タンク70へ水平方向に旋回さ
せ、分散装置本体10を降下させてバスケット20及び
液流動用羽根47を洗浄タンク70内の洗浄液中へ没入
する。次いで撹拌羽根14及び液流動用羽根47を回転
させる。撹拌羽根14の回転によりバスケット20内の
分散媒体37および撹拌羽根14は洗浄液で洗浄され、
さらにバスケット20内の洗浄液が遠心力によりスリッ
ト35を通過して側壁24の外方へ流出するとき各ワイ
ヤ27が洗浄される。なお、ワイヤ27は前述したよう
に断面円形であるために固形物の粒子とは点接触となり
スリット35の微小間隔に固着しないので容易に洗浄さ
れる。
【0075】さらに、液流動用羽根47の回転により洗
浄タンク70内の洗浄液が対流し、この対流によりロッ
ド13やバスケット20の外表面が洗浄される。なお撹
拌軸12及び液流動用軸46は洗浄液中で回転するので
素速く洗浄される。
【0076】以上の分散装置の洗浄工程終了後、分散装
置本体10を上昇させてバスケット20及び液流動用羽
根47等の部材を洗浄タンク70内から抜いて、図2の
二点鎖線で示すように分散装置本体10を上記の分散工
程で使用した撹拌槽60以外の他の撹拌槽60へ水平方
向に旋回させ、分散装置本体10を降下させて、前述分
散工程と同様に別の種類の塗料のプレミキシング、分散
工程を行う。
【0077】そして、上記の洗浄作業や、他の撹拌槽6
0でのプレミキシング、分散工程を行っている間に、前
述の分散工程を終了した配合物65が撹拌槽60の底壁
のボールバルブ67を開放して後工程の溶解、調色、濾
過、缶詰の各工程へと移送される。この配合物65を全
て取出した後、空になった撹拌槽60内へ洗浄液を給水
口68から注入し撹拌槽60内を洗浄し、洗浄後、排水
口69を開放して洗浄液を排出する。このように洗浄さ
れた撹拌槽60は次に行われる別の種類の配合物のプレ
ミキシング、分散作業に使用される。
【0078】以上のように、種々の異なる種類の配合物
のプレミキシング、分散作業は、2個の撹拌槽60と1
個の洗浄タンク70を交互に使用して効率よく行われ
る。
【0079】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0080】(1)バスケットの中心を撹拌槽の中心より
偏心した位置に配置して、バスケットの外周の一部を撹
拌槽の内周壁の一側に臨むように配置し、該内周壁と反
対側の撹拌槽に前記配合物の原料を投入する原料投入部
を形成し、この原料投入部内に撹拌槽の中心近傍に前記
液流動用羽根をバスケット下方で回転可能に配置したの
で、塗料やインキ等の溶剤、ワニス等を前記原料投入部
から撹拌槽内へ投入し、液流動用羽根を回転して溶剤、
ワニス等の液体を撹拌しながらこの液体へ顔料等の固形
物を原料投入部から少しずつ投入し、効率良くプレミキ
シングを行うことができた。
【0081】(2)上記(1)項の理由で、原料投入部を設け
たことにより撹拌槽を移動せずにプレミキシングと分散
工程を連続して行うことができたので、分散作業を効率
良く行うことができた。
【0082】(3)上記(1)項の理由で、撹拌槽を移動せず
にプレミキシングと分散工程を行うことができたので、
撹拌槽を1000リットル以上の大型にすることがで
き、大量の配合物の分散を行うことができた。
【0083】(4)液流動用軸のみをプレミキシングのと
き回転駆動し、前記液流動用軸と撹拌軸を分散工程のと
き回転駆動する回転駆動機構を設けたので、液流動用羽
根でプレミキシングを行い、次いで分散工程のときは撹
拌羽根及び液流動用羽根の両方を回転し、効率良くプレ
ミキシング、分散工程を行うことができた。
【0084】(5)撹拌槽の直径をバスケットの直径の約
2倍ないしそれ以上に形成したので、撹拌槽内に原料投
入部を設けることができ、バスケットによる分散効率を
損なうことなく液流動用羽根による撹拌効率を向上させ
ることができた。
【0085】(6)分散装置本体を水平方向に旋回自在に
設け、分散装置本体の周囲に、洗浄タンクと複数の撹拌
槽を前記バスケット及び液流動用羽根を挿脱可能に配置
したので、一の撹拌槽でプレミキシング、分散工程を行
なった後、分散装置本体を上昇させ次いで洗浄タンクへ
旋回し、分散装置本体を降下してバスケット及び液流動
用羽根を洗浄タンクの洗浄液内に没入し、撹拌羽根及び
液流動用羽根を回転させてバスケット及び液流動用羽根
等の分散装置を容易に効率良く洗浄できた。
【0086】(7)さらに、上記(3)項の理由で、バスケッ
ト及び液流動用羽根等の分散装置を洗浄タンクで洗浄し
た後、直ちに他の撹拌槽でプレミキシング、分散工程を
行なうことができる。一方、この間に、前の分散作業で
使用した一の撹拌槽を洗浄することにより、複数の撹拌
槽を交互に使用して種々の異なる配合物のプレミキシン
グ、分散作業を連続して効率良く行なうことができた。
【0087】(8)バスケットの側壁の少なくとも一部
に、多数の断面円形のワイヤをワイヤ支持体で上下方向
に微小間隙を介して支持し、上下に対向するワイヤと側
壁の周囲方向に対向するワイヤ支持体とで形成されるス
リットを設けたので、配合物内の顔料等の固形物はスリ
ットに固着することがない。したがって、スリットを塞
いで分散効率を低下させることがなく、また容易に洗浄
することができるバスケットを有する分散装置を提供す
ることができた。
【0088】(9)バスケット内に収容された分散媒体が
撹拌羽根の回転遠心力によって側壁に衝撃を与え、この
衝撃で側壁のワイヤが変形あるいは摩耗して交換する必
要が生じたとしても、各ワイヤを部分的な交換を簡単に
行うことで対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分散装置の一部断面を含む全体図であ
る。
【図2】本発明の分散装置の平面図である。
【図3】本発明の分散装置の部分詳細図である。
【図4】本発明のバスケットの側壁の部分斜視図であ
る。
【図5】本発明の分散装置の旋回機構の要部断面図であ
る。
【図6】本発明の分散装置の旋回機構の部分断面を含む
平面図である。
【図7】従来の分散装置の一部断面を含む全体図であ
る。
【図8】従来のバスケットの側壁の部分詳細図である。
【符号の説明】
10 分散装置本体 11 回転駆動機構 12 撹拌軸 13 ロッド 14 撹拌羽根 15 撹拌羽根支持体 16 回転計 20 バスケット 21 固定フランジ 22 蓋板 23 誘導面 24 側壁 25 ワイヤ支持体 26 メクラ側壁 27 ワイヤ 28 ワイヤ支持孔 31 分散媒体抜き穴 32 抜き穴用蓋 34 原料投入部 35 スリット 36 フランジ部 37 分散媒体 38 開口 39 メクラ底板 41 モータ 46 液流動用軸 47 液流動用羽根 48 モータ 49 回転計 50 昇降装置 51 昇降装置本体 52 本体固定フランジ 53 昇降シリンダ 54 本体ブラケット 55 昇降テーブル 56 ガイドバー 57 ガイド 60 撹拌槽 61 ドレンバルブ 62 車輪 65 配合物 66 ボールバルブ 67 ボールバルブ 68 給水口 69 排水口 70 洗浄タンク 71 分散装置本体 72 バスケット 77 側壁平板 78 隙間板 80 旋回機構 81 ターンギヤ 82 ベアリング 83 セットリング 85 スリット 86 ピニオンギヤ 87 軸受台 88 ターンシャフト 89 ターンシャフトガイド 91 駆動傘歯車 92 伝動傘歯車 93 旋回ハンドル 94 ブラケット 95 ロックボルト 96 ロックナット 97 レバー 98 段付き面 99 係合面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降自在な分散装置本体に、分散媒体が
    収容されたバスケットの側壁上部の外周方向に突出形成
    したフランジ部にロッドを介して前記バスケットを固定
    すると共に、前記分散装置本体にそれぞれ撹拌羽根及び
    液流動用羽根を回転駆動する撹拌軸及び液流動用軸を設
    け、それぞれ、バスケット内及びバスケット下方で回転
    可能に設けて撹拌槽内の塗料やインキ等の顔料などの固
    形物を含む液状の配合物を分散せしめる分散装置におい
    て、 前記バスケットの中心を撹拌槽の中心より偏心した位置
    に配置して、撹拌槽の内周壁の一側の近傍に位置するバ
    スケットの外周と反対方向の、撹拌槽の内周壁の他側に
    前記配合物の原料を投入する原料投入部を形成し、前記
    液流動用羽根を前記原料投入部内で撹拌槽の中心近傍の
    バスケット下方で回転可能に配置したことを特徴とする
    分散装置。
  2. 【請求項2】 前記液流動用軸のみをプレミキシングの
    とき回転駆動し、前記液流動用軸と撹拌軸を分散工程の
    とき回転駆動する回転駆動機構を設けた請求項1記載の
    分散装置。
  3. 【請求項3】 前記分散装置本体を水平方向に旋回自在
    に設け、分散装置本体の周囲で、前記バスケット及び液
    流動用羽根を挿脱可能な位置に洗浄タンクと複数の撹拌
    槽を設けた請求項1記載の分散装置。
  4. 【請求項4】 前記撹拌槽の直径をバスケットの直径の
    約2倍ないしそれ以上に形成した請求項1又は3記載の
    分散装置。
  5. 【請求項5】 昇降自在な分散装置本体に、分散媒体が
    収容されたバスケットの側壁上部の外周方向に突出形成
    したフランジ部にロッドを介して前記バスケットを固定
    すると共に、前記分散装置本体にそれぞれ撹拌羽根及び
    液流動用羽根を回転駆動する撹拌軸及び液流動用軸を設
    け、それぞれ、バスケット内及びバスケット下方で回転
    可能に設けて撹拌槽内の塗料やインキ等の顔料などの固
    形物を含む液状の配合物を分散せしめる分散装置におい
    て、 前記バスケットの側壁の少なくとも一部に、多数の断面
    円形のワイヤをワイヤ支持体で上下方向に微小間隙を介
    して支持し、上下に対向するワイヤと側壁の周囲方向に
    対向するワイヤ支持体とでスリットを形成したことを特
    徴とする分散装置。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤ支持体をバスケットの側壁周
    囲方向に適宜間隔を介してワイヤ支持体の軸線方向を上
    下方向にして配設し、各ワイヤ支持体の側壁周囲方向に
    対向する面に、多数のワイヤ支持孔を上下方向に微小間
    隔おきに設け、これらの互いに対向する各ワイヤ支持孔
    にワイヤを挿入し、上下に対向するワイヤ間に微小間隔
    のスリットを形成した請求項4記載の分散装置。
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