JPH07309505A - ネガシート集積装置 - Google Patents

ネガシート集積装置

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JPH07309505A
JPH07309505A JP7020377A JP2037795A JPH07309505A JP H07309505 A JPH07309505 A JP H07309505A JP 7020377 A JP7020377 A JP 7020377A JP 2037795 A JP2037795 A JP 2037795A JP H07309505 A JPH07309505 A JP H07309505A
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    • G03D15/10Mounting, e.g. of processed material in a frame
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/38Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by movable piling or advancing arms, frames, plates, or like members with which the articles are maintained in face contact
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネガシートを集積するために必要となるスペ
ースを小さくできるネガシート集積装置を提供する。 【構成】 ネガシート集積装置において、搬出部Oから
送り出されたフィルム2を収納するネガシート3を吊り
下げ姿勢で保持する保持部Iが設けられ、その保持部I
に、搬出部Oの近くにおいてネガシート搬送方向に並ぶ
状態で配置されて、ネガシート3の搬送方向後端部を挟
持する二つの挟持部10,11と、挟持部10,11の
夫々を挟持作用姿勢と挟持解除姿勢とに切換駆動する挟
持用駆動手段とが備えられ、挟持用駆動手段は、搬出部
Oから送り出されるネガシート3を受け入れる際に、一
方の挟持部11のみを挟持解除姿勢とし、ネガシート3
を受け入れた後に、その挟持部11を挟持解除姿勢から
挟持作用姿勢に切り換え、且つ、他方の挟持部10を、
挟持作用姿勢から挟持解除姿勢に切り換えるように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の短冊状のフィル
ムをフィルム横幅方向に並べた状態で収納するネガシー
トをフィルム並置方向に送り出す搬出部から送り出され
るネガシートを集積するネガシート集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるネガシート集積装置は、図3に示
すネガシート3の各段に、現像処理済の4駒あるいは6
駒からなる短冊状のフィルム2を挿入して、適当な段数
毎(一般には、1オーダ毎)に切り分けられたものを集
積するものである。従来、上記のネガシート3を集積す
る方法及び手段としては、例えば実公昭62−3900
0号公報で開示されているように、図20(イ)及び
(ロ)に示すように、ネガシート3の左右両側を支持す
るガイド50が、フィルム2を挿入したネガシート3を
送り出し部から受け取ると、無端ベルト51を駆動して
ネガシート3を伸展状態で引き込み、その引き込みが完
了すると、図20(ハ)に示すように、昇降棒52を下
方に移動させて、ネガシート3を水平姿勢の集積トレイ
53上に引き落とし、その後図20(ニ)に示すよう
に、昇降棒52を次のネガシート3を受け取る姿勢に復
帰するように構成して、ネガシート3を伸展状態で集積
することが考えられている。尚、上記公報では、ネガシ
ート3を自重で滑動させているが、図20においては、
無端ベルト51にて、ネガシート3を強制搬送させるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、ネガシートを伸展状態で且つ水平姿勢で集
積するため、ネガシートの送り方向における長さ分の寸
法の集積トレイが必要となり、集積装置の寸法が大きく
なってしまうという不都合があり、改善が望まれてい
た。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであっ
て、その第1の目的は、ネガシートを集積するために必
要となるスペースを小さくできるネガシート集積装置を
提供することにある。本発明の第2の目的は、ネガシー
トを集積するための構成の簡素化を図りながら、上記第
1の目的を達することにある。本発明の第3の目的は、
ネガシート集積装置を安定動作させることを確保しなが
ら、上記第1又は第2の目的を達することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のネガシート集積
装置の第1特徴構成は、複数の短冊状のフィルムをフィ
ルム横幅方向に並べた状態で収納するネガシートをフィ
ルム並置方向に送り出す搬出部から送り出された前記ネ
ガシートを吊り下げ姿勢で保持する保持部が設けられ、
その保持部に、前記搬出部の近くにおいてネガシート搬
送方向に並ぶ状態で配置されて、前記ネガシートの搬送
方向後端部を挟持する二つの挟持部と、前記二つの挟持
部の夫々を挟持作用姿勢と挟持解除姿勢とに切換駆動す
る挟持用駆動手段とが備えられ、前記挟持用駆動手段
は、前記搬出部から送り出される前記ネガシートを受け
入れる際に、一方の挟持部のみを挟持解除姿勢とし、前
記ネガシートを受け入れた後に、その挟持部を挟持解除
姿勢から挟持作用姿勢に切り換え、且つ、他方の挟持部
を、挟持作用姿勢から挟持解除姿勢に切り換えるように
構成されている点にある。
【0005】第2特徴構成は、上記第1特徴構成におい
て、前記二つの挟持部のうちのネガシート搬送方向下流
側の挟持部は、前記ネガシートの厚さ方向への移動によ
って、ネガシート搬送方向上流側の挟持部は、搬送方向
上流側への移動によって、挟持作用姿勢と挟持解除姿勢
に夫々切り換え可能に構成され、前記挟持用駆動手段
は、前記搬出部から送り出される前記ネガシートを受け
入れる際に、前記ネガシート搬送方向下流側の挟持部を
挟持解除姿勢とし、前記ネガシートを受け入れた後に、
前記ネガシート搬送方向下流側の挟持部を挟持解除姿勢
から挟持作用姿勢に切り換え、且つ、前記ネガシート搬
送方向上流側の挟持部を挟持作用姿勢から挟持解除姿勢
に切り換えるように構成されている点にある。
【0006】第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構
成において、前記保持部に、前記挟持部にて挟持される
前記ネガシートを支持するネガシート受け台が、ネガシ
ート搬送方向下流側ほど下方に位置する傾斜姿勢で設け
られている点にある。第4特徴構成は、上記第3特徴構
成において、前記ネガシート受け台が、前記二つの挟持
部に対向する部分において、ほぼ水平姿勢に形成され、
前記ネガシート受け台の水平部分が、平面視において、
前記搬出部に重なる状態で、前記搬出部の下方側箇所に
位置するように配置されている点にある。
【0007】第5特徴構成は、上記第2、第3又は第4
特徴構成において、前記搬出部が、前記ネガシートを受
け止めるネガシート支持体を備えるものであり、そのネ
ガシート支持体が、ネガシート搬送方向に移動自在に構
成され、前記ネガシート支持体を、ネガシート搬送方向
下流側箇所において搬送される前記ネガシートを支持す
る支持位置とネガシート搬送方向上流側箇所において前
記ネガシートの支持を解除する解除位置とに切り換え駆
動する搬出部用駆動手段が設けられ、その搬出部用駆動
手段は、前記ネガシートの搬送方向後端部がネガシート
支持体上に位置する状態で、前記ネガシート支持体を前
記支持位置から前記解除位置に切り換えるように構成さ
れている点にある。
【0008】第6特徴構成は、上記第5特徴構成におい
て、前記挟持用駆動手段及び記搬出部用駆動手段が、一
つのアクチュエータと、前記挟持部と前記ネガシート支
持体とを連係する機械的連動機構にて構成されている点
にある。第7特徴構成は、上記第6特徴構成において、
前記機械的連動機構が、ワイヤを備えて構成されている
点にある。第8特徴構成は、上記第6特徴構成におい
て、前記機械的連動機構が、カムを備えて構成されてい
る点にある。
【0009】第9特徴構成は、前記第5特徴構成におい
て、前記搬出部用駆動手段と前記挾持用駆動手段とを駆
動する共通のアクチュエータが設けられ、前記アクチュ
エータの駆動とネガシート支持体の位置切換動作とを機
械的に連係させる第1リンク機構と、前記アクチュエー
タの駆動と挟持部の姿勢切換動作とを機械的に連係させ
る第2リンク機構とが各別に設けられている点にある。
【0010】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、フィルムを収
納したネガシートが搬出部から保持部に送り出される
と、保持部ではネガシート搬送方向に並ぶ状態で配置さ
れている二つの挟持部のうちの一方が挟持解除姿勢で、
他方が挟持作用姿勢となっている状態で送り出されるネ
ガシートを受け入れる。ネガシートを受け入れた後、挟
持用駆動手段は、挟持解除姿勢にあった挟持部を挟持作
用姿勢に切り換え、その挟持部は受け入れたネガシート
の搬送方向後端部を挟持する。つまり、受け入れたネガ
シートを挟持して吊り下げ姿勢で保持するのである。
【0011】ネガシートを受け入れた時点では、挟持作
用姿勢としてある側の挟持部は受け入れたネガシートを
挟持することはなく、ネガシートを受け入れた後に挟持
解除姿勢に切り換えられることで、受け入れたネガシー
トの挟持又は次に受け入れるネガシートの挟持が可能な
状態となる。つまり、二つの挟持部が両方同時に挟持解
除姿勢とならないようにして、夫々が挟持作用姿勢と挟
持解除姿勢とに切り換わることで、搬出部から順次送り
出されるネガシートを、そのネガシート搬送方向後端部
を挟持して、吊り下げ状態で保持するのである。
【0012】本発明の第2特徴構成によれば、保持部
が、搬出部から送り出されるネガシートを受け入れる
際、ネガシート搬送方向下流側の挟持部は、ネガシート
の厚さ方向への移動によって挟持解除姿勢にあり、搬出
部から送り出されたネガシートは、その挟持解除姿勢に
ある挟持部にもぐり込むことができる。ネガシートを受
け入れた後、挟持解除姿勢にあった挟持部は挟持作用姿
勢に切り換わり、受け入れたネガシートを挟持して、ネ
ガシートを吊り下げ状態で保持する。その一方で、ネガ
シートを受け入れる際に、挟持作用姿勢にあったネガシ
ート搬送方向上流側の挟持部は、ネガシートを受け入れ
た後、挟持解除姿勢に切り換えられ、受け入れたネガシ
ートの挟持又は次に受け入れるネガシートの挟持が可能
な状態となる。
【0013】つまり、ネガシート搬送方向下流側の挟持
部は、ネガシート搬送方向上流側の挟持部よりもネガシ
ートの中心寄りの位置を挟持することになるので、その
挟持部が既に保持しているネガシートと新たに搬出部か
ら受け入れたネガシートに挟まれてしまう構成では、例
えば、その挟持部をネガシート搬送経路外に抜き去って
しまう等のように構成する必要があり、挟持用駆動手段
の構成が複雑になってしまうのに対して、挟持部をネガ
シート厚さ方向へ移動させるだけの単純な構成で受け入
れたネガシートを適確に挟持できるのである。しかも、
ネガシート搬送方向上流側の挟持部は、ネガシート搬送
方向下流側の挟持部に較べて、よりネガシートの後端側
を挟持するのを利用して、搬送方向上流側に移動するだ
けて、新たに受け入れたネガシートの挟持が可能な状態
となるのである。
【0014】本発明の第3特徴構成によれば、搬出部か
ら受け入れたネガシートを支持するネガシート受け台は
傾斜姿勢としてあるので、ネガシートを吊り下げ状態で
保持する際、挟持部にて挟持してネガシートの荷重を支
えると共に、傾斜姿勢のネガシート受け台にてもネガシ
ートの荷重を担持できるので、挟持部だけでネガシート
の荷重を支えるのに較べて、挟持部の挟持力を相対的に
弱いものとすることができるのである。
【0015】本発明の第4特徴構成によれば、ネガシー
ト受け台の水平部分が、搬出部とが平面視で重なる状態
で、搬出部の下方側箇所に位置するので、平面視による
装置寸法を小さくできる。しかも、ネガシート受け台の
水平部分に対向して挟持部が配置されているので、ネガ
シート受け台に水平部分を設けない構成に較べて、挟持
部の上方への突出が抑制されて、側面視による装置寸法
をも小さくできる。
【0016】本発明の第5特徴構成によれば、搬出部か
らネガシートが送り出される際、ネガシートの搬送方向
後端部がネガシート支持体上に位置する状態で、ネガシ
ート支持体が支持位置から解除位置に切り換わると、ネ
ガシートの搬送方向後端部がネガシート受け台の水平部
分に落下する。搬出部は、平面視において、ネガシート
受け台の水平部分と重なる状態であるので、搬出部から
ネガシートの搬送方向後端部までを完全に送り出す構成
にしたのでは、搬出部から落下したネガシートの搬送方
向後端部が折れ曲がってしまい、ネガシート受け台の水
平部分に対向して配置されている挟持部の設置箇所に適
正に落下しない虞れがあるが、ネガシート支持体を解除
位置に切り換えてネガシートの搬送方向端部を落下させ
ることで、適正に挟持部の設置箇所に落下させることが
できる。
【0017】本発明の第6特徴構成によれば、一つのア
クチュエータの駆動力により、機械的連動機構を介し
て、二つの挟持部及びネガシート支持体を連動駆動する
ので、二つの挟持部及びネガシート支持体の駆動のため
に各別にアクチュエータを備えるのに較べて、構成の簡
素化を図れる。本発明の第7特徴構成によれば、機械的
連動機構がワイヤを備えて構成されているので、例えば
歯車等の組み合わせによる機械的連動機構に較べて、構
成の簡素化を図れる。本発明の第8特徴構成によれば、
機械的連動機構がカムを備えて構成されているので、長
期間に亘っても機械的連動機構の変形等が少なく、長期
間に亘って二つの挟持部やネガシート支持体を確実に動
作させることができる。
【0018】本発明の第9特徴構成によれば、アクチュ
エータの駆動とネガシート支持体の位置切換動作並びに
アクチュエータの駆動と挟持部の姿勢切換動作が、いず
れも、リンク機構で機械的に連係されているので、それ
らをワイヤー等で連係したり、電気的に制御して連係し
たりする場合に比べて、ネガシート支持体の位置切換動
作と挟持部の姿勢切換動作とを所定の切換タイミングに
設定する状態で組付け易い。
【0019】また、搬出部用駆動手段と挾持用駆動手段
とを駆動する共通のアクチュエータが設けられているの
で、ネガシート支持体の位置切換動作と挟持部の姿勢切
換動作との相互の切換タイミングをその共通のアクチュ
エータを基準にして設定でき、しかも、アクチュエータ
の駆動とネガシート支持体の位置切換動作とを連係させ
る第1リンク機構と、アクチュエータの駆動と挟持部の
姿勢切換動作とを連係させる第2リンク機構とが各別に
設けられているので、第1又は第2リンク機構のうちの
一方のリンク機構による切換タイミングを調整しても、
その調整が他方のリンク機構による切換タイミングに影
響を与えるおそれが少ない。
【0020】
【発明の効果】上記第1特徴構成によれば、ネガシート
搬送方向後端部を挟持して、吊り下げ状態で保持するの
で、ネガシートを集積するために必要となるスペースを
小さくできるネガシート集積装置を提供するに至った。
上記第2特徴構成によれば、ネガシート搬送方向下流側
の挟持部はネガシート厚さ方向へ移動させるだけ、ネガ
シート搬送方向上流側の挟持部は搬送方向上流側に移動
するだけの単純な動きで、夫々の挟持部を挟持作用姿勢
と挟持解除姿勢とに切り換えることができるので、二つ
の挟持部を駆動する挟持部用駆動手段の構成の簡素化を
図りながら、上記第1特徴構成による効果を奏すること
ができる。
【0021】上記第3特徴構成によれば、上記第1又は
第2特徴構成による効果に加え、挟持部の挟持力を相対
的に弱いものとすることができるので、挟持部を駆動す
る挟持部用駆動手段の構成を更に簡素できる。上記第4
特徴構成によれば、上記第3特徴構成による効果に加
え、平面視による装置寸法を小さくでき、更に、側面視
による装置寸法をも小さくできるので、ネガシートを集
積するために必要となるスペースを更に小さくできる。
上記第5特徴構成によれば、上記第2、第3又は第4特
徴構成による効果に加え、ネガシートを適正に挟持部の
設置箇所に落下させることができるので、確実にネガシ
ートを挟持することができ、ネガシート集積装置を安定
動作させることを確保しながら、上記第2、第3又は第
4特徴構成による効果を奏することができる。
【0022】本発明の第6特徴構成によれば、ネガシー
ト集積装置の構成の簡素化を図りながら、上記第5特徴
構成による効果を奏することができる。本発明の第7特
徴構成によれば、ネガシート集積装置の構成の簡素化を
図りながら、上記第6特徴構成による効果を奏すること
ができる。本発明の第8特徴構成によれば、長期間に亘
って二つの挟持部やネガシート支持体を確実に動作させ
ることができるので、ネガシート集積装置を安定動作さ
せることを確保しながら、上記第6特徴構成による効果
を奏することができる。
【0023】本発明の第9特徴構成によれば、ネガシー
ト支持体の位置切換動作と挟持部の姿勢切換動作とを所
定の切換タイミングに設定する状態で組付け易く、しか
も、その切換タイミングを調整し易いから、製作並びに
メンテナンスを容易にしながら、第5特徴構成による効
果を奏することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明をフィルム自動挿入装置に適用
した実施例を図面に基づいて説明する。
【0025】〔第1実施例〕フィルム自動挿入装置1
は、図3に示すように、ネガフィルム等の写真用のフィ
ルム2の現像済のものを、4駒又は6駒からなる短冊状
に切断して、フィルム横幅方向に並べた状態で、ネガシ
ート3に挿入するための装置であり、その構成は、図1
に示すように、フィルム位置決め搬送部F、及び、ネガ
シート位置決め搬送部S及びネガシートを集積して保持
する保持部Iと、図2に示す制御部Cとからなる。
【0026】フィルム位置決め搬送部Fには、図示を省
略するが、現像処理されロール状に巻き取られたフィル
ム2を保持するフィルム保持部と、フィルム保持部から
フィルム2を引き出して搬送する搬送用ローラと、光セ
ンサからなり搬送されるフィルム2の画面部分を検出す
る画面検出器と、フィルム2をその搬送方向と垂直な方
向に切断するフィルムカッタとが備えられている。フィ
ルム保持部に現像済のフィルム2がロール状で供給され
ると、画面検出器の検出情報に基づいて搬送した駒数を
計数しながら、6駒分あるいは4駒分を搬送すると一旦
搬送を停止して、フィルムカッタにて駒間の余白部分を
切断する。切断されたフィルム2は、ネガシート位置決
め搬送部Sに達するまで更に搬送される。
【0027】ネガシート位置決め搬送部Sには、ロール
状のネガシート3を保持するネガシート供給部6と、ネ
ガシート供給部6からネガシート3を、それのフィルム
並置方向に引き出して搬送する搬送用ローラ4と、ネガ
シート3のフィルム2を収納する各段の中間部分に設け
られたネガシートマーク3aを検出するネガシートマー
ク検出器5と、ネガシート3のフィルム2を収納する各
段の中間部分を切断するネガシートカッタ7と、ネガシ
ートカッタ7を通過したネガシート3を保持部Iに搬送
する搬送ベルト8とが備えられている。従って、搬送ベ
ルト8のネガシート搬送方向下流側端部が、ネガシート
3を、それのフィルム並置方向に送り出す搬出部Oとな
る。
【0028】搬送ベルト8は、図5に示すように、3組
の左右一対のローラ16に掛け渡され、ネガシート搬送
方向上流側のローラ16を駆動ベルトを介して回動駆動
するモータM2によって駆動される。尚、図6に示すよ
うに、ネガシート3を搬出部Oから完全に送り出してし
まう前にモータM2の駆動を停止してネガシート3の搬
送を停止するために、ネガシート3の後端を検出する後
端検出センサ17が、搬送ベルト8の近傍に備えられて
いる。尚、搬出部Oには、搬送されるネガシート3を下
側から支持して搬送ベルト8に押圧するネガシート支持
体9が、筐体12側に固定された図示しないガイドに沿
ってネガシート搬送方向に移動自在に設けられている。
ネガシート支持体9は、枠体9aの四隅に従動ローラ9
bを備えて構成され、ネガシート3は、搬送ベルト8と
従動ローラ9bとに挟まれる状態で搬送される。
【0029】ロール状で供給されるネガシート3は、搬
送用ローラ4にて搬送され、上側の搬送用ローラ4aと
下側の搬送用ローラ4bとの中間箇所において、フィル
ム位置決め搬送部Fから搬送されて来たフィルム2が、
ネガシート3の各段に側方から挿入される。フィルム2
が挿入されたネガシート3は、1オーダ毎にネガシート
カッタ7にて切断される。尚、ネガシート位置決め搬送
部Sにおけるネガシート搬送路は、ネガシート送り方向
視で前下がりとなるように形成されている。
【0030】保持部Iには、図4乃至図6に示すよう
に、ネガシート搬送方向上流側に配置された第1挟持部
10及びネガシート搬送方向下流側に配置された第2挟
持部11の二つの挟持部10,11が、搬出部Oの近く
においてネガシート搬送方向に並ぶ状態で設けられてい
る。第1及び第2挟持部10,11は、保持部Iの筐体
12の上部水平面12aに対向する位置にあり、第1及
び第2挟持部10,11が上部水平面12aに押圧され
る状態で、両挟持部10,11と上部水平面12aとの
間に位置するネガシート3を挟持するものである。
【0031】両挟持部10,11にて挟持されるネガシ
ート3は、上部水平面12aと、その上部水平面12a
のネガシート搬送方向下流側に続き、ネガシート搬送方
向下流側ほど下方に位置する傾斜面12bとによって支
持され、筐体12の上部水平面12a及び傾斜面12b
は、両挟持部10,11にて挟持されるネガシート3を
支持するネガシート受け台Rとして機能する。第1挟持
部10は、図5に示すように、揺動軸芯α周りに揺動自
在に筐体12側に取り付けられた板部材にて構成され、
ネガシート3と接触する先端部分には、緩衝材10aが
取り付けられている。第2挟持部11は、ネガシート3
の横幅より長い棒状に形成され、横幅方向両端を側板1
1aにて保持されている。その側板11aは、支持体1
1bに対してネガシート3の厚さ方向に摺動自在に支持
され、側板11aと支持体11bとの連結部には接続バ
ネ11cが設けられ、第2挟持部11及び側板11aを
支持体11b側に付勢している。
【0032】支持体11bは、支持体11bを貫通する
一対のガイド棒13に沿って摺動自在で、第2挟持部1
1,側板11a及び支持体11bは全体としてネガシー
ト3の厚さ方向に摺動移動自在としてある。上記の第1
及び第2挟持部10,11は、搬出部Oに備えられてい
るネガシート支持体9と共に、筐体12内に備えられた
一つのアクチュエータであるモータM1によって、機械
的連動機構Mを介して連動駆動される。
【0033】機械的連動機構Mは、モータM1の回転軸
に取り付けられた駆動プーリ20と、一端を筐体12側
に固定されたバネ21aによって吊り下げられ、独立に
回動自在の二つの従動プーリ21b,21cを備えてい
る動滑車21と、筐体12側に回動自在に固定されてい
る第1〜第7の従動プーリ22a,22b,22c,2
2d,22e,22f,22gと、第2挟持部11と連
結している支持体11bの下方に位置し、支持体11b
と同様にガイド棒13に沿って摺動自在の連結板14
と、駆動プーリ20に一端を固定され、動滑車21の従
動プーリ21b及び第1従動プーリ22aを経由して、
他端が第2挟持部11と連結している支持体11bの下
部に固定されている第1ワイヤ23aと、連結板14に
一端を固定され、第2従動プーリ22b,第3従動プー
リ22c及び第4従動プーリ22dを経由して、他端が
ネガシート支持体9の枠体9aのネガシート搬送方向上
流側端部に固定されている第2ワイヤ23bと、筐体1
2側に固定されている固定ピン15に一端を固定され、
動滑車21の従動プーリ21c,第5従動プーリ22
e,第6従動プーリ22f及び第7従動プーリ22gを
経由して、他端が第1挟持部10と連結された操作片1
0bの上面側に固定された第3ワイヤ23cとからなっ
ている。
【0034】上記構成の機械的連動機構Mのうち、第2
従動プーリ22bは、異径のプーリが複数段に重ねられ
たものであり、第2ワイヤ23bはその異径のプーリの
二つの段に各別に接続されて、連結板14の移動量が拡
大された状態でネガシート支持体9を移動させるもので
ある。従って、厳密には第2ワイヤ23bは第2従動プ
ーリ22bの箇所で切り離されたものであるが、動作説
明を簡単にするために、図5及び図6においては、第2
ワイヤ23bは一本のワイヤにより構成され、第2従動
プーリ22bは単一径のプーリであるものと簡略化して
表示してある。
【0035】第2ワイヤ23bと接続しているネガシー
ト支持体9は、復帰バネ9cによってネガシート搬送方
向下流側に復帰付勢され、第1挟持部10は、一端を筐
体12側に固定された開閉バネ10cによって、第1挟
持部10が時計回り方向に揺動する側に付勢されてい
る。又、第2挟持部11と連結している支持体11b、
及び、支持体11bの下方に位置する連結板14は図示
しないバネによって上方側に復帰付勢されている。
【0036】以下、上記構成のフィルム自動挿入装置1
の制御部Cの制御による作動を概略説明する。フィルム
位置決め搬送部Fに現像済のフィルム2が装填される
と、上述の如く、4駒又は6駒毎に切断されて搬送さ
れ、ネガシート位置決め搬送部Sにて搬送されるネガシ
ート3に挿入される。ここで、搬送用ローラ4は、ネガ
シート3の各段にフィルム2が挿入される毎に、ネガシ
ート3を1段分搬送する。フィルム2が挿入された状態
のネガシート3は、更に搬送ベルト8にて搬送されて、
保持部Iに達する。1オーダ分のフィルム2の挿入が終
了して、1オーダ分のネガシート3の後端部分がネガシ
ートカッタ7の設置位置に達すると、ネガシートカッタ
7を作動させてネガシート3を切断する。
【0037】1オーダ分に切断されたネガシート3が更
に搬送されて、ネガシート3の後端を後端検出センサ1
7が検出すると、モータM2を停止させてネガシート3
の搬送を停止する。この時点では、ネガシート3の後端
が搬出部Oから送り出される前に搬送を停止し、ネガシ
ート支持体9は復帰バネ9cの付勢力によって図5及び
図6に示す位置にあり、ネガシート3の後端は、搬送ベ
ルト8とネガシート支持体9とに挟持されている。つま
り、ネガシート支持体9は、ネガシート3を支持する支
持位置にある。
【0038】保持部Iでは、この搬出部Oから送り出さ
れるネガシート3を受け入れる際は、図7に示すよう
に、第1挟持部10は、筐体12の上部水平面12aを
押圧する挟持作用姿勢となっており、第2挟持部11
は、ネガシート厚さ方向上方側に移動した挟持解除姿勢
となっている。ネガシート3を搬出部Oから受け入れた
後、モータM1を図5中矢印Aの方向に回転を開始させ
第1ワイヤ23aの巻き取りを開始させる。第1ワイヤ
23aが巻き取られるにつれて、第2挟持部11に連結
した支持体11bを図示しないバネの付勢力に抗して引
き下げ、その結果、図8に示すように、第2挟持部11
も引き下げられて、ネガシート3を筐体12の上部水平
面12aに押圧する挟持作用姿勢となる。
【0039】モータM1が更に第1ワイヤ23aの巻き
取りを継続すると、第2挟持部11に対して相対移動可
能な支持体11bが更に引き下げられ、連結板14を押
し下げることになる。連結板14が押し下げられると、
第2ワイヤ23bを引き下ろし、図9に示すように、第
2〜第4従動プーリ22b,22c,22dを介してネ
ガシート支持体9をネガシート搬送方向上流側に引っ張
って移動させ、ネガシート3の支持を解除する解除位置
に位置させる。この結果、搬送ベルト8とネガシート支
持体9とで挟持されていたネガシート3の後端部は、挟
持作用姿勢となっている第1挟持部10の上に落下す
る。
【0040】モータM1が更に第1ワイヤ23aの巻き
取りを継続すると、動滑車21がバネ21aの付勢力に
抗して引き下げられる。動滑車21が引き下げられる
と、図10に示すように、第3ワイヤ23cのテンショ
ンが緩み、第1挟持部10は、操作片10bに取り付け
られた開閉バネ10cの付勢力により揺動軸芯α周りで
時計回り方向に揺動する。つまり、第1挟持部10は、
ネガシート搬送方向上流側への移動によって、挟持作用
姿勢から挟持解除姿勢に切り換わるのである。この時点
では、第1挟持部10の上に落下したネガシート3は、
図10に示すように、筐体12の上部水平面12a上に
落下する。第1挟持部10の時計回り方向の揺動に伴っ
て、図6に示す開閉検出センサ27が操作片10bを検
出すると、モータM1を停止させて、その回転方向を逆
転させる。
【0041】モータM1の回転方向が逆転すると、動滑
車21がバネ21aの付勢力によって上昇を開始して、
第3ワイヤ23cを引っ張り、第1挟持部10が反時計
回り方向に揺動して挟持作用姿勢となり、図11に示す
ように、筐体12の上部水平面12a上のネガシート3
を押圧し、挟持する。モータM1が更に逆転を続ける
と、第2挟持部11に連結している支持体11bが上昇
して、それに伴い連結板14が上昇する。連結板14が
上昇すると、第2ワイヤ23bのテンションが緩んで、
ネガシート支持体9は復帰バネ9cの付勢力によって、
図12に示すネガシート搬送方向下流側の位置すなわち
ネガシート3を支持する支持位置に移動する。
【0042】更に、支持体11bが上昇すると、図13
に示すように、第2挟持部11がネガシート3の厚さ方
向に上昇し、挟持作用姿勢から挟持解除姿勢に切り換わ
る。モータM1の逆転は、支持体11bに取り付けられ
た図示しない検出片を図6に示す待機位置センサ28が
検出すると停止する。この状態で、新たに搬出部Oから
搬出されるネガシート3の受け入れが可能となる。従っ
て、モータM1及び機械的連動機構Mは、第1及び第2
挟持部10,11を挟持作用姿勢と挟持解除姿勢とに切
り換える挟持用駆動手段Gとして機能すると共に、ネガ
シート支持体9を支持位置と解除位置とに切り換え駆動
する搬出部用駆動手段Hとしても機能する。
【0043】〔第2実施例〕第1実施例では、第1,第
2挟持部10,11等を連動させるための機械的連動機
構Mを第1〜第3ワイヤ23a,23b,23cを備え
て構成しているが、図14及び図15に示すように、機
械的連動機構Mをカムを備えて構成しても良い。
【0044】すなわち、一つのアクチュエータとしての
モータM1の回転軸に第1〜第3カム30a,30b,
30cが取り付けられ、これらのカム30a,30b,
30cは、モータM1にて一体に回動駆動される。第1
カム30aは、第2挟持部11をネガシート3の厚さ方
向に上下動させるためのものであり、第1カム30aの
カム面に係合し且つ第1カム30aの回動に伴い上下方
向に移動する第1カムローラ31a及び第1連結アーム
32aを介して支持体11bに連結している。
【0045】第2カム30bは、第1挟持部10を揺動
軸芯α周りに揺動させるためのものであり、第2カム3
0bのカム面に係合し且つ第2カム30bの回動に伴い
上下方向に移動する第2カムローラ31b、第2連結ア
ーム32b、及び、第2連結アーム32bの上端部に対
して上下に摺動移動自在に備えられた連結ロッド33を
介して第1挟持部10に連結している。尚、第2連結ア
ーム32bと連結ロッド33とは、上端を第2連結アー
ム32bの上端部に、下端を連結ロッド33の下端部に
夫々固定されたバネ34にて接続されており、又、第1
挟持部10のネガシート搬送方向上流側端部には、上端
を筐体12側に固定したバネ35の下端部が固定され、
バネ35は第1挟持部10を揺動軸芯α周りの反時計回
り方向に付勢している。
【0046】第3カム30cは、ネガシート支持体9を
ネガシート搬送方向に移動させるためのものであり、第
3カム30cのカム面に係合し且つ第3カム30cの回
動に伴い上下方向に移動する第3カムローラ31c、第
3連結アーム32c、第3連結アーム32cの上端部に
形成されたラックと噛合するピニオン36、ピニオン3
6と一体に回転する第1ギヤ37a、第1ギヤ37aに
噛合する第2ギヤ37b、及び、第2ギヤ37bに噛合
し且つネガシート支持体9の下面の一部に形成されたラ
ックと噛合する第3ギヤ37cを介してネガシート支持
体9に連結されている。
【0047】以下、上記構成の機械的連動機構Mの概略
作動を説明する。先ず、初期状態として、図7と同様
に、第1挟持部10が挟持作用姿勢、第2挟持部11が
挟持解除姿勢となっている。ネガシート支持体9が搬送
ベルト8と共にネガシート3の後端を挟持する支持位置
にある状態で搬送をモータM2を停止させて、ネガシー
ト3の搬送を停止した後、モータM1の回転を開始さ
せ、第1〜第3カム30a,30b,30cを回転させ
る。この回転に伴って、先ず第1カム30aの第1カム
ローラ31aが下降し、図8に示すように、支持体11
bに連結した第2挟持部11が下降して挟持作用姿勢と
なり、筐体12の上部水平面12aにネガシート3を押
圧して挟持する。この間第2及び第3カムローラ30
b,30cはモータM1の回転軸に対して一定間隔を保
っている。
【0048】モータM1が更に回転を継続すると、第3
カム30cの第3カムローラ31cが上昇し、図9に示
すように、ネガシート支持体9をネガシート搬送方向上
流側の解除位置に移動させる。この間第1及び第2カム
ローラ30a,30bはモータM1の回転軸に対して一
定間隔を保っている。モータM1が更に回転を継続する
と、第2カム30bの第2カムローラ31bが下降し、
図10に示すように、バネ35等の付勢力に抗して、第
1挟持部10を時計回り方向に揺動し挟持作用姿勢とな
る。その後、モータM1が回転を継続すると、第2カム
ローラ31bが上昇に転じ、図11に示すように、第1
挟持部10が反時計回り方向へ揺動して挟持作用姿勢と
なり、ネガシート3の後端部を筐体12の上部水平面1
2aに押圧して挟持する。この間第1及び第3カムロー
ラ31a,31bはモータM1の回転軸に対して一定間
隔を保っている。
【0049】モータM1が更に回転を継続すると、第3
カム30cの第3カムローラ31cが下降し、図12に
示すように、ネガシート支持体9がネガシート搬送方向
下流側の支持位置に移動する。この間第1及び第2カム
ローラ31a,31bはモータM1の回転軸に対して一
定間隔を保っている。モータM1が更に回転を継続する
と、第1カム30aの第1カムローラ31aが上昇し、
図13に示すように、第2挟持部11が上昇し、挟持作
用姿勢から挟持解除姿勢に切り換わる。この間、第2及
び第3カムローラ31b,31cはモータM1の回転軸
に対して一定間隔を保っている。第1〜第3カム30
a,30b,30cのカム面の形状は、それらを一体に
取り付けたモータM1の回転軸が一回転する間に、図7
に示す状態から、図13に示す状態まで変化するように
形成されている。
【0050】〔第3実施例〕図16,図17は、搬出部
用駆動手段Hと挾持用駆動手段Gとをリンク機構51,
52,53を設けて構成した実施例を示す。
【0051】前記搬出部用駆動手段Hは、ネガシート支
持体9を支持位置と支持解除位置とに切り換える第1リ
ンク機構51を設けて構成され、挾持用駆動手段Gは、
第2挾持部11を挾持作用姿勢と挟持解除姿勢とに切り
換える第2リンク機構52と、第1挾持部10を挾持作
用姿勢と挟持解除姿勢とに切り換える第3リンク機構5
3とを各別に設けて構成されている。
【0052】前記第1リンク機構51は、そのアクチュ
エータとしての第1モータM1の駆動とネガシート支持
体9の位置切換動作とを機械的に連係させるもので、第
1モータM1の回転軸54に固定した第1歯車55と、
第1歯車55に固定した第1クランクピン56と、筐体
12側に固定してある第1揺動軸57周りで揺動自在に
支承した第1リンク部材58と、ネガシート支持体9に
連結固定した第1アーム59とを設けて構成され、第1
クランクピン56は第1リンク部材58の一端側に形成
した第1リンク長孔60に係入され、第1リンク部材5
8の一端側に固定した第1リンクピン61が第1アーム
59に形成した第1アーム長孔62に係入されている。
【0053】前記第2リンク機構52は、そのアクチュ
エータとしての第1モータM1の駆動と第2挟持部11
の姿勢切換動作とを機械的に連係させるもので、第1歯
車55との咬合で当該第1歯車55と同一回転数で逆方
向に回転軸85周りで回転する第2歯車63と、第2歯
車63に固定した第2回転アーム64と、第2回転アー
ム64に固定した第2クランクピン65と、第2挾持部
11の両端と第2リンクピン66の両端とを第2揺動軸
67周りで揺動自在に連結している左右一対の揺動板6
8と、第2リンクピン66に揺動自在に支承した第2リ
ンク部材69と、第2挾持部11を挾持作用姿勢に切り
換えるべく付勢する引張コイルバネ70とを設けて構成
され、第2クランクピン65は第2リンク部材69の一
端側に形成した第2リンク長孔71に係入されている。
【0054】従って、第1モータM1が、搬出部用駆動
手段Hを構成している第1リンク機構51と挾持用駆動
手段Gを構成している第2リンク機構52とを駆動する
共通のアクチュエータに構成されている。
【0055】前記第3リンク機構53は、そのアクチュ
エータとしての第3モータM3の駆動と第1挟持部10
の姿勢切換動作とを機械的に連係させるもので、第3モ
ータM3の回転軸72に固定した第3回転アーム73
と、第3回転アーム73に固定した第3クランクピン7
4と、筐体12側に固定してある第3揺動軸75周りで
揺動自在に支承した第3リンク部材76と、第1挾持部
10に固定した第3アーム77と、第3アーム77に固
定されて揺動軸芯α周りで揺動する揺動ピン78と、第
1挾持部10を挾持作用姿勢に切り換えるべく付勢する
捩じりコイルバネ82とを設けて構成され、第3クラン
クピン74は第3リンク部材76の一端側に形成した第
3リンク長孔79に係入され、揺動ピン78は第3リン
ク部材76の他端側に形成した矩形孔80に係入されて
いる。
【0056】次に、第1、第2、第3リンク機構51,
52,53の作動を図17,図18,図19に基づいて
説明する。図17は、第3リンク部材76の揺動に追従
して揺動ピン78が捩じりコイルバネ82の付勢力で揺
動し、第1挾持部10が挾持作用姿勢に切り換えられ
て、先行して送り出された先行ネガシート81がこの第
1挾持部10に吊下げ姿勢で挾持されている初期状態を
示し、この初期状態では、第2挾持部11は、引張コイ
ルバネ70の付勢力に抗しての第2リンク部材69によ
る突き上げで挟持解除姿勢に切り換えられており、ネガ
シート支持体9は、第1アーム長孔62に係入した第1
リンクピン61による押圧で、ネガシート搬送方向下流
側に位置する支持位置に切換られ,第1,第3モータM
1,M3はいずれもその駆動が停止されている。
【0057】そして、後続する1オーダ分のフィルム2
を収納したネガシート3がネガシートカッタ7で切断さ
れると、その切断完了が図外のシートカットセンサーで
検出され、その検出結果に基づいて第2モータM2が駆
動されて、そのネガシート3は搬送ベルト8で搬送さ
れ、後端検出センサー17がその後端を検出すると第2
モータM2の駆動が停止されて、ネガシート3は、図1
8(イ)に示すように、その後端がネガシート支持体9
と搬送ベルト8とに挟み付けらる状態で吊下げられる。
【0058】第2モータM2の駆動が停止されると、第
1モータM1の駆動が開始され、第1,第2歯車55,
63が回転して第1,第2クランクピン56,65が回
動し、図18(ロ)に示すように、第1リンク部材58
が揺動してその第1リンクピン61が第1アーム長孔6
2の他端側まで移動するとともに、第2リンク部材69
が引張コイルバネ70の付勢力で下降移動し、第2挾持
部11は挟持作用姿勢に切り換えられる。
【0059】更に、第1,第2歯車55,63が回転し
て第1,第2クランクピン56,65が回動すると、図
18(ハ)に示すように、第1リンク部材58が更に揺
動して第1リンクピン61が第1アーム長孔62の他端
側を押圧し、ネガシート支持体9がネガシート搬送方向
上流側に位置する支持解除位置に切換られて、ネガシー
ト3の後端側が受け台R側の第1挟持部10上に落下す
るとともに、第2クランクピン65が第2リンク長孔7
1に沿って回動し、第1センサS1が第2回転アーム6
4の舌片83を感知して第2クランクピン65が初期状
態から180°回動したことを検出すると、その検出結
果に基づいて、第1モータM1の駆動が停止され、第3
モータM3の駆動が開始される。
【0060】第3モータM3の駆動が開始されると、第
3クランクピン74が回動して第3リンク部材76が揺
動し、図19(ニ)に示すように、揺動ピン78が捩じ
りコイルバネ82の付勢力に抗して押圧されて、第1挾
持部10が挾持解除姿勢に切換られ、ネガシート3の後
端側が受け台R上に落下する。
【0061】更に、第3クランクピン74が回動する
と、図19(ホ)に示すように、第3リンク部材76が
復帰揺動して第1挾持部10が挾持作用姿勢に切換ら
れ、第3リンク部材76に設けた舌片84を第3センサ
S3が感知して第3クランクピン74が一回転したこと
を検出すると、第3モータM3の駆動が停止されるとと
もに、第1モータM1の駆動が再開される。
【0062】第1モータM1の駆動が開始されると第1
クランクピン56と第2クランクピン65が回動し、図
19(ヘ)に示すように、第1リンク部材58が揺動し
て第1リンクピン61が第1アーム長孔62の一端側に
移動するとともに、第2クランクピン65が第2リンク
長孔71に沿って移動する。
【0063】第1クランクピン56と第2クランクピン
65が更に回動すると、第1リンク部材58が更に揺動
して第1リンクピン61が第1アーム長孔62の一端側
を押圧し、ネガシート支持体9がネガシート搬送方向下
流側に位置する支持位置に切換られるとともに、第2ク
ランクピン65が引張コイルバネ70の付勢力に抗して
第2リンク部材69を突き上げて、第2挾持部11は挾
持解除姿勢に切り換えられ、第2回転アーム64の舌片
83を第2センサS2が感知して第2クランクピン65
が一回転したことを検出すると、第1モータM1の駆動
が停止されて、図17に示す初期状態に復帰し、次の1
オーダ分のネガシート3が搬送されてくるまでその初期
状態で待機する。
【0064】第2リンク部材69に形成した第2リンク
長孔71及び第3リンク部材76に形成した矩形孔80
は、第1挾持部10或いは第2挾持部11による挾持厚
さが、ネガシート3,81の枚数によって変化すること
を考慮して、それらが挾持作用姿勢に切り換えられてい
る状態で、第2リンク部材69或いは揺動ピン78がそ
の挾持厚さの変化に対応して移動できるようにしたもの
であるが、万一、作業者の指が第1挾持部10或いは第
2挾持部11に挟まれた場合の安全対策も兼ねている。
【0065】尚、図中のS4は、第1挾持部10が挾持
作用姿勢に切り換えられる毎にONされるリミットスイ
ッチで、このリミットスイッチS4からの信号に基づい
て、第1挾持部10に挾持されているネガシート3,8
1の枚数をカウントし、その枚数が設定枚数になると、
図示しない表示部に表示するよう構成してある。その他
の構成は第1実施例と同様である。
【0066】〔その他の実施例〕 (1) 上記実施例では、搬出部Oにおいてネガシート3を
支持するネガシート支持体9をネガシート搬送方向に移
動可能に構成して、ネガシート3の後端を搬出した際
に、適正に第1挟持部10上に落下するようにしている
が、移動可能なネガシート支持体9を設けずに、搬出部
Oから搬出したネガシート3の後端をネガシート搬送方
向上流側に押し戻す部材を設けて、ネガシート3の後端
が適正に第1挟持部10上に落下するようにしても良
い。又、第2挟持部11を回転駆動可能に構成し、搬出
部Oからのネガシート3の後端が搬出されるに伴って、
挟持作用姿勢にある第2挟持部11を回転駆動してネガ
シート3を搬送し、ネガシート3の後端が適正に第1挟
持部10上に落下するようにしても良い。
【0067】(2) 上記実施例では、ネガシート搬送方向
下流側に位置する第2挟持部11が挟持解除姿勢である
ときにネガシート3を搬送して保持部Iがネガシート3
を受け入れる構成としているが、第2挟持部11をネガ
シート3の厚さ方向に移動させるのはなく、搬送方向の
左右何れかに出退可能に構成するか、あるいは、左右一
対の押さえ部材が左右夫々に出退可能に構成して、第2
挟持部11が挟持作用姿勢で、且つ、ネガシート搬送方
向上流側に位置する第1挟持部10が挟持解除姿勢であ
るときに、搬出部Oからネガシート3を受け入れて、受
け入れた後に、第1挟持部10を挟持作用姿勢に切り換
え、且つ、第2挟持部を挟持解除姿勢に切り換えるよう
にしても良い。
【0068】(3) 上記実施例では、保持部Iが搬出部O
からネガシート3を受け入れる際に、特定の挟持部が挟
持解除姿勢となるようにしてあるが、ネガシート3を受
け入れる際に挟持解除姿勢となる挟持部が交互に入れ代
わるようにしても良い。
【0069】(4) 挟持用駆動手段Gを、第1挟持部10
及び第2挟持部11を各別に駆動するように構成しても
良い。
【0070】(5) 上記実施例では、挟持部10,11共
に、上方からネガシート3を押圧して挟持する構成とし
ているが、上下両側から押圧して挟持するように構成し
ても良い。 (6) 第1、第2実施例では、モータM1及び機械的連動
機構Mが、第1及び第2挟持部10,11を挟持作用姿
勢と挟持解除姿勢とに切り換える挟持用駆動手段Gとし
て機能すると共に、ネガシート支持体9を支持位置と解
除位置とに切り換え駆動する搬出部用駆動手段Hとして
も機能するように構成しているが、挟持用駆動手段Gと
搬出部用駆動手段Hとを夫々別体に設けても良い。
【0071】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例にかかる外観斜視
【図2】本発明を適用した第1実施例にかかる制御構成
【図3】本発明の第1実施例にかかるネガシートを示す
【図4】本発明の第1実施例にかかる要部外観斜視図
【図5】本発明の第1実施例にかかる要部概略構成図
【図6】本発明の第1実施例にかかる要部構成図
【図7】本発明の第1実施例にかかる作動説明図
【図8】本発明の第1実施例にかかる作動説明図
【図9】本発明の第1実施例にかかる作動説明図
【図10】本発明の第1実施例にかかる作動説明図
【図11】本発明の第1実施例にかかる作動説明図
【図12】本発明の第1実施例にかかる作動説明図
【図13】本発明の第1実施例にかかる作動説明図
【図14】本発明の第2実施例にかかる要部概略構成図
【図15】本発明の第2実施例にかかる要部構成図
【図16】本発明の第3実施例にかかる要部概略構成図
【図17】本発明の第3実施例にかかる要部構成図
【図18】本発明の第3実施例にかかる作動説明図
【図19】本発明の第3実施例にかかる作動説明図
【図20】従来技術の作動説明図
【符号の説明】
2 フィルム 3 ネガシート 9 ネガシート支持体 10,11 挟持部 23a,23b,23c ワイヤ 30a,30b,30c カム 51 第1リンク機構 52 第2リンク機構 O 搬出部 G 挟持用駆動手段 H 搬出部用駆動手段 I 保持部 M 機械的連動機構 M1 アクチュエータ(モータ) R ネガシート受け台

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の短冊状のフィルム(2)をフィル
    ム横幅方向に並べた状態で収納するネガシート(3)を
    フィルム並置方向に送り出す搬出部(O)から送り出さ
    れた前記ネガシート(3)を吊り下げ姿勢で保持する保
    持部(I)が設けられ、 その保持部(I)に、前記搬出部(O)の近くにおいて
    ネガシート搬送方向に並ぶ状態で配置されて、前記ネガ
    シート(3)の搬送方向後端部を挟持する二つの挟持部
    (10),(11)と、 前記二つの挟持部(10),(11)の夫々を挟持作用
    姿勢と挟持解除姿勢とに切換駆動する挟持用駆動手段
    (G)とが備えられ、 前記挟持用駆動手段(G)は、前記搬出部(O)から送
    り出される前記ネガシート(3)を受け入れる際に、一
    方の挟持部(11)のみを挟持解除姿勢とし、 前記ネガシート(3)を受け入れた後に、その挟持部
    (11)を挟持解除姿勢から挟持作用姿勢に切り換え、
    且つ、他方の挟持部(10)を、挟持作用姿勢から挟持
    解除姿勢に切り換えるように構成されているネガシート
    集積装置。
  2. 【請求項2】 前記二つの挟持部(10),(11)の
    うちのネガシート搬送方向下流側の挟持部(11)は、
    前記ネガシート(3)の厚さ方向への移動によって、ネ
    ガシート搬送方向上流側の挟持部(10)は、搬送方向
    上流側への移動によって、挟持作用姿勢と挟持解除姿勢
    に夫々切り換え可能に構成され、 前記挟持用駆動手段(G)は、前記搬出部(O)から送
    り出される前記ネガシート(3)を受け入れる際に、前
    記ネガシート搬送方向下流側の挟持部(11)を挟持解
    除姿勢とし、 前記ネガシート(3)を受け入れた後に、前記ネガシー
    ト搬送方向下流側の挟持部(11)を挟持解除姿勢から
    挟持作用姿勢に切り換え、且つ、前記ネガシート搬送方
    向上流側の挟持部(10)を挟持作用姿勢から挟持解除
    姿勢に切り換えるように構成されている請求項1記載の
    ネガシート集積装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部(I)に、前記挟持部(1
    0),(11)にて挟持される前記ネガシート(3)を
    支持するネガシート受け台(R)が、ネガシート搬送方
    向下流側ほど下方に位置する傾斜姿勢で設けられている
    請求項1又は2記載のネガシート集積装置。
  4. 【請求項4】 前記ネガシート受け台(R)が、前記二
    つの挟持部(10),(11)に対向する部分におい
    て、ほぼ水平姿勢に形成され、 前記ネガシート受け台(R)の水平部分が、平面視にお
    いて、前記搬出部(O)に重なる状態で、前記搬出部
    (O)の下方側箇所に位置するように配置されている請
    求項3記載のネガシート集積装置。
  5. 【請求項5】 前記搬出部(O)が、前記ネガシート
    (3)を受け止めるネガシート支持体(9)を備えるも
    のであり、そのネガシート支持体(9)が、ネガシート
    搬送方向に移動自在に構成され、 前記ネガシート支持体(9)を、ネガシート搬送方向下
    流側箇所において搬送される前記ネガシート(3)を支
    持する支持位置とネガシート搬送方向上流側箇所におい
    て前記ネガシート(3)の支持を解除する解除位置とに
    切り換え駆動する搬出部用駆動手段(H)が設けられ、 その搬出部用駆動手段(H)は、前記ネガシート(3)
    の搬送方向後端部がネガシート支持体上に位置する状態
    で、前記ネガシート支持体(9)を前記支持位置から前
    記解除位置に切り換えるように構成されている請求項
    2、3又は4記載のネガシート集積装置。
  6. 【請求項6】 前記挟持用駆動手段(G)及び前記搬出
    部用駆動手段(H)が、一つのアクチュエータ(M1)
    と、前記挟持部(10),(11)と前記ネガシート支
    持体(9)とを連係する機械的連動機構(M)にて構成
    されている請求項5記載のネガシート集積装置。
  7. 【請求項7】 前記機械的連動機構(M)が、ワイヤ
    (23a,23b,23c)を備えて構成されている請
    求項6記載のネガシート集積装置。
  8. 【請求項8】 前記機械的連動機構(M)が、カム(3
    0a,30b,30c)を備えて構成されている請求項
    6記載のネガシート集積装置。
  9. 【請求項9】 前記搬出部用駆動手段(H)と前記挾持
    用駆動手段(G)とを駆動する共通のアクチュエータ
    (M1)が設けられ、前記アクチュエータ(M1)の駆
    動とネガシート支持体(9)の位置切換動作とを機械的
    に連係させる第1リンク機構(51)と、前記アクチュ
    エータ(M1)の駆動と挟持部(11)の姿勢切換動作
    とを機械的に連係させる第2リンク機構(52)とが各
    別に設けられている請求項5記載のネガシート集積装
    置。
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