JPH07307412A - バイパス用コンデンサ搭載積層パッケージ - Google Patents

バイパス用コンデンサ搭載積層パッケージ

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JPH07307412A
JPH07307412A JP6096414A JP9641494A JPH07307412A JP H07307412 A JPH07307412 A JP H07307412A JP 6096414 A JP6096414 A JP 6096414A JP 9641494 A JP9641494 A JP 9641494A JP H07307412 A JPH07307412 A JP H07307412A
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JP
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capacitor
bypass
cavity
package
bypass capacitor
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JP6096414A
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Toshishige Yamamoto
利重 山本
Masaya Hashimoto
昌也 橋本
Koji Shioya
侯治 塩屋
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/4809Loop shape
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    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
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    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 キャビティ13を有しLSIチップ33が搭
載された積層パッケージにおいて、バイパス用の平行平
板型コンデンサ11がキャビティ13の内部に載置さ
れ、平行平板型コンデンサ11の直上にLSIチップ3
3が配設されてるバイパス用コンデンサ搭載積層パッケ
ージ。 【効果】 LSIチップ33と平行平板型コンデンサ1
1との間のインダクタンスを小さくするることができる
とともに、コンデンサ自身のインダクタンス(ESL)
も小さくすることができるため、スイッチングノイズな
どを極めて小さくすることができ、LSIチップ33の
誤動作が生じにくい積層パッケージを提供することがで
きる。また積層パッケージ10自身の構造も簡単である
ため、バイパス用コンデンサ搭載積層パッケージを安価
に提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイパス用コンデンサ搭
載積層パッケージに関し、より詳細には高周波で動作す
るバイパス用コンデンサ搭載積層パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IC、LSIなどの集積回路(以
下、これらをまとめてLSIと記す)は高速、大容量化
の一途をたどり、そのために用いられる信号は高周波化
され、また内部回路は高集積化されてきている。そのた
め、これらに起因してLSIが搭載されたパッケージで
発生するスイッチングノイズがLSIを誤動作させる要
因として問題となっている。そこで、このようなスイッ
チングノイズを低減させるべく、バイパスコンデンサが
搭載されたパッケージが、最近多く使用されるようにな
ってきている。
【0003】このバイパス用コンデンサが搭載されたパ
ッケージのスイッチングノイズの大きさは、搭載された
LSIと前記バイパス用コンデンサとの間のインダクタ
ンスの大きさに比例するため、コンデンサ自身がその構
造上有するインダクタンス(ESL:Equivalent Serie
s Inductance)、及び前記LSIと前記バイパスコンデ
ンサとの間の配線部が有するインダクタンスをできるだ
け小さくすることがスイッチングノイズを低減するため
の重要な要素となる。従って、バイパス用コンデンサと
して、できるだけESLの小さいものを使用し、かつ通
常LSI側に用意されている多数の電源パッド又は接地
パッドとバイパス用コンデンサとの接続を行うための電
流路をできるだけ短くすることが望ましい。
【0004】従来から用いられている高速、大容量のL
SIが搭載されるパッケージには、その電気特性を維持
するために、電源層及び接地層が前記パッケージ中に形
成された多層構造のものが使用されている。
【0005】図5は、前記積層パッケージを模式的に示
した断面図であり、前記積層パッケージにはバイパス用
コンデンサとして大容量のチップコンデンサ31が搭載
されている。
【0006】このバイパス用チップコンデンサ31が搭
載された積層パッケージにおいては、パッケージ30の
中央部分に2段構造のキャビティ47が形成され、キャ
ビティ47が形成されている面と反対側の面(以下、底
面と記す)の端部付近にはバイパス用のチップコンデン
サ31が配設されている。また、パッケージ30の内部
には接地層34及び電源層35が形成されており、接地
層34はキャビティ47底部の表面に露出している。一
方、LSIチップ33は接着剤の役割も兼ねた導電性材
料32によりキャビティ47底部の表面に接着されてお
り、これにより接地層34とLSIチップ33の裏面と
が接続されている。
【0007】また、パッケージ30底面に配設されたバ
イパス用のチップコンデンサ31にはパッケージ30と
の接着部分の一部に接地パッド45が形成されており、
この接地パッド45はパッケージ30の内部に形成され
た1本のビアホール39を通じて接地層34に接続され
ている。一方、この接地層34はビアホール48を介し
てパッケージ30のピン43に接続されるとともに、パ
ッケージ30のキャビティ47中段の表面に形成された
多数の接地パッド37にも接続されており、この接地パ
ッド37とLSIチップ33の接地パッド(図示せず)
とはワイヤ36により接続されている。
【0008】LSIチップ33とバイパス用のチップコ
ンデンサ31との接地用配線の接続状態を整理してみる
と、まずLSIチップ33の多数の接地パッド(図示せ
ず)からワイヤ36、キャビティ47に形成された接地
パッド37、ビアホール38を介して導出された多数の
電流路は接地層34に接続されて集約され、この接地層
34から導出された1本のビアホール39を介してチッ
プコンデンサ31に接続されていることになる。
【0009】一方、電源用の配線についても、接地用の
配線と同様の状態で配線がなされており、LSIチップ
33からワイア40、パッケージ30に形成された電源
パッド41、ビアホール42を介して導出された多数の
電流路は電源層35に接続されて集約され、この電源層
35はビアホール49を介してパッケージのピン43に
接続されるとともに、1本のビアホール44を介し、チ
ップコンデンサ31の電源パッド46に接続されてい
る。
【0010】このように、チップコンデンサ31と、接
地層34又は電源層35との接続がそれぞれ1本のビア
ホール39、44によりなされているのは、チップコン
デンサ31自体の寸法が小さく、従ってチップコンデン
サ31の外部電極端子の寸法も小さいため、多数の配線
(ビアホール)に接続することが難しいからである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のバ
イパス用コンデンサ搭載積層パッケージでは、チップコ
ンデンサ31がパッケージ30の底部表面など、LSI
チップ33から遠い位置に配置されているため、せっか
くLSIチップ33側に用意された図示しない多数の電
源パッド又は接地パッドからの配線が一旦電源層35又
は接地層34で集約され、集約された配線がバイパス用
のチップコンデンサ31に接続されており、そのために
配線の長さが長くなり、結果としてインダクタンスが大
きくなってしまうという問題があった。また、チップコ
ンデンサ31自身のESLも大きく、前記したLSIチ
ップ33とバイパス用のチップコンデンサ31との間の
配線の長さの問題及びチップコンデンサ31自身のイン
ダクタンスの問題に起因して、そのインダクダンスが大
きくなり、そのためにスイッチングノイズなどが大きく
なり、LSIの誤動作の原因になるという課題があっ
た。
【0012】また、図5に示したような構成のパッケー
ジ30を使用すると、電源層35又は接地層34と接続
するためのビアホール39、44が必要となり、内部配
線層の複雑化のために、パッケージ30自体の製造コス
トも上昇するという課題もあった。
【0013】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、LSIとバイパス用コンデンサとの間のイン
ダクダンスが小さく、スイッチングノイズなどが極めて
小さくなり、LSIの誤動作が生じにくいバイパス用コ
ンデンサ搭載積層パッケージを安価に提供することを目
的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るバイパス用コンデンサ搭載積層パッケー
ジは、キャビティを有し、集積回路チップが搭載される
バイパス用コンデンサ搭載積層パッケージにおいて、バ
イパス用平行平板型コンデンサが前記キャビティの内部
に載置され、前記バイパス用平行平板型コンデンサの直
上あるいは支持部材を介して上方に前記集積回路チップ
が配設されることを特徴としている。
【0015】
【作用】上記構成のバイパス用コンデンサ搭載積層パッ
ケージによれば、キャビティを有し、集積回路チップ
(以下、LSIチップと記す)が搭載されるバイパス用
コンデンサ搭載積層パッケージにおいて、バイパス用平
行平板型コンデンサが前記キャビティの内部に載置さ
れ、前記バイパス用平行平板型コンデンサの直上あるい
は支持部材を介して上方に前記集積回路チップが配設さ
れるので、前記バイパス用平行平板型コンデンサの外部
電極面積を大きくとることが可能になり、前記バイパス
用平行平板型コンデンサと前記LSIチップとの距離を
短くして、LSIチップ側に用意された多数の電源パッ
ド又は接地パッドとバイパス用コンデンサとの接続を行
うための電流路を短くすることが可能になる。
【0016】また、前記バイパス用コンデンサが平行平
板型であるので、前記バイパス用コンデンサを大きくす
ることができ、その内部の多層電極が多数のビアホール
で接続されることにより、内部層を流れる電流路が短く
なり、四方に分散され、その結果コンデンサ自身のイン
ダクタンスも小さくなり、また積層パッケージにおける
電源層又は接地層とコンデンサの外部電極端子との接続
を直接的全面接続とすることも可能となる。
【0017】従って、前記LSIチップと前記バイパス
用コンデンサとの間のインダクタンスが小さくなるとと
もに、前記バイパス用コンデンサ自身のインダクタンス
も小さくなり、スイッチングノイズなどが極めて小さく
なり、LSIの誤動作が生じにくくなる。
【0018】さらに、前記バイパス用コンデンサ搭載積
層パッケージの構造が簡単であるため、バイパス用コン
デンサ搭載積層パッケージを安価に提供することが可能
となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るバイパス用コンデンサ搭
載積層パッケージの実施例を図面に基づいて説明する。
【0020】図1は実施例に係るバイパス用コンデンサ
搭載積層パッケージを模式的に示した断面図である。
【0021】このバイパス用コンデンサ搭載積層パッケ
ージにおいては、パッケージ10の中央部分に3段構造
のキャビティ13が形成され、またパッケージ10の内
部には接地層34及び電源層35が形成されており、電
源層35の一部がキャビティ13の底部13a表面に露
出し、接地層34の一部もキャビティ13の底部13a
より1段上の面13bに露出している。
【0022】そして、キャビティ13の底部13aには
接着剤の役割も兼ねた導電性材料12により平行平板型
コンデンサ11がほぼ全面で接着され、この平行平板型
コンデンサ11の直上に、同様に導電性材料12を介し
てLSIチップ33が接着されている。
【0023】平行平板型コンデンサ11の両主面には外
部接続用電極14、15(図2)が形成されており、導
電性材料12を介して電源層35と平行平板型コンデン
サ11下面の外部電極15が電気的に接続され、一方、
平行平板型コンデンサ11上面の外部電極14とLSI
チップ33の裏面とも電気的に接続されている。またL
SIチップ33と平行平板型コンデンサ11を接着して
いる導電性材料12は露出した接地層34が存在する部
分にも塗布されており、これによりLSIチップ33、
平行平板型コンデンサ11及び接地層34の三者が互い
に接続されている。
【0024】LSIチップ33の接地パッド(図示せ
ず)は、ワイヤ36、パッケージの接地パッド37、ビ
アホール38を介して接地層34に接続され、接地層3
4より平行平板型コンデンサ11の外部電極14に接続
されるとともに、ビアホール48を介してピン43に接
続されている。LSIチップ33の電源パッド(図示せ
ず)も同様に、ワイヤ40、パッケージの電源パッド4
1、ビアホール42を介して電源層35に接続され、電
源層35より平行平板型コンデンサ11の外部電極15
に接続されるとともに、ビアホール49を介してピン4
3に接続されている。
【0025】本実施例によれば、図5に示した従来のバ
イパス用コンデンサ搭載積層パッケージのように、多数
の電流路を集約し、長い配線によりバイパス用のチップ
コンデンサ31に接続する必要がなく、接地層34又は
電源層35を介して、短くかつ太い電流路により平行平
板型コンデンサ11に接続することができるため、イン
ダクタンスを小さくすることができる。
【0026】次に、本実施例で使用している平行平板型
コンデンサ11をさらに詳しく説明する。
【0027】図2は平行平板型コンデンサ11を模式的
に示した断面図であり、図3はその分解斜視図であり、
図中、19a、19b、19c、19d、19eは誘電
体層を示している。
【0028】なお、平行平板型コンデンサ11は、焼成
により完全に一体化されており、各誘電体層19a・・・
を実際に分離することはできないが、図3においては便
宜上各誘電体層19a・・・ を分離させた状態で示してい
る。
【0029】図2及び図3に示したように、平行平板型
コンデンサ11の内部には内部電極16b、16c、1
6d、16eの層が形成されているが、内部電極16b
・・・には一部円形状に電極の形成されていない部分18
b、18c、18d、18eが存在し、この電極の形成
されていない部分18b・・・ には、内部電極16b・・・
に接触しない状態でビアホール17a、あるいはビアホ
ール17bが形成されている。外部電極14、15と内
部電極16b・・・ との間の接続についてみると、上面の
外部電極14は1層づつ隔てた2つの内部電極16c、
16eにビアホール17aを介して接続されており、一
方下面の外部電極15はやはり1層づつ隔てた内部電極
16d、16bとビアホール17bを介して接続されて
おり、互いに隣接する内部電極同士は接続されないよう
になっている。
【0030】上記の構造の平行平板型コンデンサ11で
は、内部電極16b・・・ を流れる電流の向きが一定方向
に偏らないように分散されるとともに、形成された多数
のビアホール17a、17bにより電流の流れる距離が
短くなり、その結果ESLが小さくなり、スイッチング
ノイズを小さくすることができる。この場合、平行平板
型コンデンサ11のESLの大きさはビアホール17
a、17bの数にほぼ逆比例し、ビアホール17a、1
7bの数が多いほどESLは小さくおさえられる。ま
た、内部電極16b・・・ の数と静電容量とは比例関係に
あるため、要求される静電容量に合わせて、誘電体材料
の種類を選び、内部電極16b・・・ の数を選択すればよ
い。
【0031】このような構成の上記実施例(実施例1と
する)に係るバイパス用コンデンサ搭載積層パッケージ
のインダクタンスを実際に測定した。なお、比較例1と
して図5に示した従来のバイパス用コンデンサ搭載積層
パッケージについても同様にインダクタンスを測定し
た。内部の各場所でのインダクタンス、及び合計のイン
ダクタンスを下記の表1に示している。
【0032】なお、実施例1及び比較例1のいずれの場
合においても、ワイヤ36、ワイヤ40、接地パッド3
7、及び電源パッド41の数はそれぞれ40であり、比
較例に係るバイパス用コンデンサ搭載積層パッケージに
用いられているチップコンデンサ31は4個である。
【0033】
【表1】
【0034】上記結果より明らかなように、実施例1に
係るバイパス用コンデンサ搭載積層パッケージのインダ
クタンスは、従来のもの(比較例1)と比べて1/3に
減少している。
【0035】以上説明したように、上記実施例に係るバ
イパス用コンデンサ搭載積層パッケージでは、LSIチ
ップ33が短い電流路でバイパス用コンデンサ11に電
気的に接続されているためインダクタンスが小さくな
り、さらにバイパス用コンデンサ11が図2及び図3に
示したような平行平板型コンデンサであるので、コンデ
ンサ自身のESLも小さくなり、この結果スイッチング
ノイズなどを極めて小さくすることができ、LSIにお
ける誤動作の発生を防止することができる。
【0036】さらに、前記バイパス用コンデンサ搭載積
層パッケージはその構造が簡単であるため、安価に提供
することができる。
【0037】次に、別の実施例に係るバイパス用コンデ
ンサ搭載積層パッケージを説明する。図4は、実装方式
にフリップトTAB(Tape Automated Bonding)を用い
たバイパス用コンデンサ搭載積層パッケージを模式的に
示した断面図であり、この場合、ピン43はLSIチッ
プ33が実装されたフリップトTAB21が搭載されて
いる面と反対側の面に配設されている。
【0038】本実施例に係るバイパス用コンデンサ搭載
積層パッケージにおいても、キャビティ23が中央部分
に形成され、その内部に形成された接地層34、電源層
35のうち、接地層34の一部がキャビティ23におい
て露出している。
【0039】一方、キャビティ23の内部には平行平板
型コンデンサ11が導電性材料12を介してその底部に
接着されており、平行平板型コンデンサ11の上面に形
成された外部電極14は露出している。また、平行平板
型コンデンサ11の上方には支持ゴム24を介してフリ
ップトTAB21が配設されており、このフリップトT
AB21にはLSIチップ33が実装されている。
【0040】配線の接続状態については、LSIチップ
33の接地パッド(図示せず)はフリップトTAB21
に形成された配線に接続され、このフリップトTAB2
1の配線は、パッケージ22表面に形成された接地パッ
ド25に接続され、さらにビアホール26を介して接地
層34に接続されている。
【0041】一方、LSIチップ33の電源パッド(図
示せず)は、フリップトTAB21に形成された配線を
介してパッケージ22の電源パッド27に接続されてお
り、この電源パッド27はパッケージ22の中心に向か
って伸びている多数のワイヤ40を介して、平行平板型
コンデンサ11の上面の外部電極14と接続されてい
る。また、パッケージ22の電源パッド27はビアホー
ル28を介して電源層35にも接続されている。なお、
ピン43への接続は、それぞれ接地層34及び電源層3
5からビアホール29を介して行われている。
【0042】図4に示したバイパス用コンデンサ搭載積
層パッケージにおいても、LSIチップ(図示せず)と
平行平板型コンデンサ11間の配線は短く、1本のビア
ホールに電流が集約されないため、そのインダクタンス
は小さく、平行平板型コンデンサ11自身のESLも小
さく、LSIの誤動作が生じにくい。
【0043】本実施例に係るバイパス用コンデンサ搭載
積層パッケージ(実施例2とする)についても、上記実
施例1の場合と同様にインダクタンスを測定した。
【0044】この場合、フリップトTAB21から接地
パッド25への配線、フリップトTAB21から電源パ
ッド27への配線、ワイヤ40、接地パッド25、及び
電源パッド27の数もそれぞれ40である。結果を下記
の表2に示している。
【0045】
【表2】
【0046】上記結果より明らかなように、実施例2に
係るバイパス用コンデンサ搭載積層パッケージのインダ
クタンスはさらに減少し、従来のもの(比較例1)と比
べて約1/5になっている。
【0047】以上説明したように実施例に係るバイパス
用コンデンサ搭載積層パッケージにあっては、LSIチ
ップ33から短い電流路でバイパス用の平行平板型コン
デンサ11に接続されているためインダクタンスが小さ
くなり、さらにバイパス用コンデンサが平行平板型コン
デンサ11であるので、コンデンサ自身のESLも小さ
くなり、この結果スイッチングノイズなどを極めて小さ
くすることができ、LSIにおける誤動作の発生を防止
することができる。
【0048】さらに、前記バイパス用コンデンサ搭載積
層パッケージの構造が簡単であるため、バイパス用コン
デンサ搭載積層パッケージを安価に提供することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るバイパ
ス用コンデンサ搭載積層パッケージにあっては、キャビ
ティを有し、LSIチップが搭載されたバイパス用コン
デンサ搭載積層パッケージにおいて、バイパス用平行平
板型コンデンサが前記キャビティの内部に載置され、前
記バイパス用平行平板型コンデンサの直上あるいは支持
部材を介して上方に前記LSIチップが配設されている
ので、前記バイパス用平行平板型コンデンサと前記LS
Iチップとの距離を短くして、LSIチップ側に用意さ
れた多数の電源パッド又は接地パッドとバイパス用コン
デンサとの接続を行うための電流路を短くすることがで
きる。
【0050】また、前記バイパス用コンデンサが平行平
板型であるので、コンデンサ自身のインダクタンス(E
SL)も小さくなり、また積層パッケージにおける電源
層又は接地層とコンデンサの外部電極端子との接続を直
接的全面接続とすることができる。
【0051】すなわち、本発明に係るバイパス用コンデ
ンサ搭載積層パッケージにあっては、LSIチップとバ
イパス用コンデンサとの間のインダクタンスを小さくす
ることができるとともに、前記バイパス用コンデンサ自
身のインダクタンス(ESL)も小さくすることができ
るため、スイッチングノイズなどを極めて小さくするこ
とができ、LSIの誤動作が生じにくいバイパス用コン
デンサ搭載積層パッケージを提供することができる。
【0052】さらに、前記バイパス用コンデンサ搭載積
層パッケージの構造が簡単であるため、バイパス用コン
デンサ搭載積層パッケージを安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るバイパス用コンデンサ搭
載積層パッケージを模式的に示した断面図である。
【図2】実施例に係るバイパス用コンデンサ搭載積層パ
ッケージに用いられた平行平板型コンデンサを模式的に
示した断面図である。
【図3】実施例に係るバイパス用コンデンサ搭載積層パ
ッケージに用いられた平行平板型コンデンサを模式的に
示した分解斜視図である。
【図4】別の実施例に係るバイパス用コンデンサ搭載積
層パッケージを模式的に示した断面図である。
【図5】従来のバイパス用コンデンサ搭載積層パッケー
ジを模式的に示した断面図である。
【符号の説明】
11 平行平板型コンデンサ 13 キャビティ 24 支持ゴム 33 LSIチップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティを有し、集積回路チップが搭
    載されるバイパス用コンデンサ搭載積層パッケージにお
    いて、バイパス用平行平板型コンデンサが前記キャビテ
    ィの内部に載置され、前記バイパス用平行平板型コンデ
    ンサの直上あるいは支持部材を介して上方に前記集積回
    路チップが配設されることを特徴とするバイパス用コン
    デンサ搭載積層パッケージ。
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