JPH07307058A - レベルコントロール回路及び録音装置 - Google Patents

レベルコントロール回路及び録音装置

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JPH07307058A
JPH07307058A JP11967494A JP11967494A JPH07307058A JP H07307058 A JPH07307058 A JP H07307058A JP 11967494 A JP11967494 A JP 11967494A JP 11967494 A JP11967494 A JP 11967494A JP H07307058 A JPH07307058 A JP H07307058A
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signal
circuit
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JP11967494A
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Kazuyuki Suda
和幸 須田
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Sony Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レベルコントロール回路の制御レベルの回復
時間によって前の入力信号の影響があらわれないように
する。 【構成】 再生側記録媒体の位置変化(ディスク交換、
プログラム変化等)に応じて信号SC を発生させる信号
発生手段と、再生側記録媒体からの再生音声信号が入力
され、その入力音声信号レベルに応じて出力レベルを自
動制御するレベル制御手段(20c,20d,R1 ,Q
1 ,R2 ,C1 )と、信号発生手段からの信号に基づい
てレベル制御手段の機能を停止(回復時間のクリア)さ
せることができる機能制御手段Q2 とを有するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAGCやALCとして知
られているレベルコントロール回路及びこれを備えた録
音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】AGC(Auto Gain Control )やALC
(Auto Level Control)として、入力信号に対して自動
利得調整、自動レベル調整を行なうレベルコントロール
回路が知られており、テープレコーダやディスクレコー
ダ等の録音装置等に広く採用されている。
【0003】ところで、コンパクトディスク(CD)や
ミニディスク(MD)などとして知られているディスク
状記録媒体に対するプレーヤ部と、コンパクトカセット
テープやDATなどのテープ状記録媒体に対するプレー
ヤ及びレコーダ部を一体的に設けた機器が例えばCDラ
ジカセなどとして知られており、CDからテープヘのダ
ビングなどが手軽に実行できるようになっている。
【0004】また、CD、MD、コンパクトカセットテ
ープ、DATなどの記録媒体を、チェンジャシステムが
搭載されたプレーヤに複数個収納し、収納されたディス
クやテープを選択的に再生する再生装置が開発され、例
えばCDチェンジャープレーヤなどが普及しているとと
もに、これらと一体的にテープレコーダ部やディスクレ
コーダ部などの録音機能部位を設けた機器(例えばチェ
ンジャーCDラジカセ等)も開発されている。
【0005】このような録音機能を持つ機器では、通常
レベルコントロール回路が装備されることが多く、例え
ばCD再生音声を録音信号としてテープに録音する際
に、大入力レベルによって録音音声が歪んでしまったり
することがないようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、チェンジャー
CDラジカセなどでは、異なるCDからの再生音声を連
続的にテープに録音していくことなども可能になるが、
それぞれのCD毎に再生レベルが大きく異なっているこ
とがあるため、特にこのような場合、レベルコントロー
ル回路の機能により不都合が生じることがある。
【0007】今、CDチェンジャー部位で或るCDが再
生され、その再生音声がテープレコーダ部位に供給され
てダビング録音していると仮定する。この場合、CD再
生音声は一旦レベルコントロール回路によりレベル調整
されて録音回路部に供給されることになる。
【0008】レベルコントロール回路の入力として或る
CDからの再生音声が図6(a)にLin1 として示すレ
ベルで供給されているとする。レベルコントロール回路
は破線で示す検知レベルと入力レベルを比較して出力レ
ベル制御を行なうことになるが、例えばT1 時点で入力
レベルが検知レベルを越えると、この入力レベルの変化
に対して図6(b)のように応答して出力レベルを設定
する。即ち、この場合レベルを抑えて出力している。T
2 時点でCDでの再生楽曲(プログラム)の演奏が終了
し、入力レベルが落ちた場合は、レベルコントロール回
路はレベル抑え状態をCR時定数できまる所定の回復時
間で通常状態に回復させていくことになり、今、入力L
in1 についてのみ考え、図6(a)の入力Lin2 を無視
すると、T2 時点以降の入力に対する応答は図6(b)
のようになる。
【0009】ここで、入力Lin1 となる再生が終了した
2 時点で、チェンジャーシステムで再生されるCDが
交換され、続いてそのCDが再生されてT3 時点から再
生音声が図6(a)にLin2 として示すレベルで供給さ
れたとする。この入力Lin2は破線で示す検知レベルを
越えていないため、本来なら、レベルが抑えられないで
出力されるべきものである。ところが、T3 時点からT
4 時点までは、まだレベルコントロール回路は入力L
in1 に対する応答からの回復期間にあり、このため入力
in2 は、図6(c)のようにT3 時点からT4 時点ま
ではレベルが抑えられて出力されてしまうことになる。
このため、適切なレベルで録音することができないこと
になり、場合によってはその録音音声は聞き苦しいもの
となってしまう。
【0010】このような問題は、必ずしも再生するCD
(もしくはMD,テープ等の他の記録媒体)を交換した
際のみに生ずるものではなく、例えば1枚のCD内でも
プログラム(楽曲等)毎にレベルが大きく異なっている
ものもあり、再生しているプログラムが変わった際にも
発生することがある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、レベルコントロール回路の
制御レベルの回復時間による不要なレベル制御がなされ
ないようにすることを目的とする。
【0012】このためレベルコントロール回路として、
再生側記録媒体の位置変化に応じて信号を発生させる信
号発生手段と、再生側記録媒体からの再生音声信号が入
力され、その入力音声信号レベルに応じて出力レベルを
自動制御するレベル制御手段と、信号発生手段からの信
号に基づいてレベル制御手段の機能を停止させることが
できる機能制御手段とを有するようにする。そして、ま
た録音装置としてはこのような構成のレベルコントロー
ル回路を備えて録音入力信号がコントロールされるよう
にする。
【0013】ここで、信号発生手段は、再生する記録媒
体の交換に応じて、又は複数のプログラムが記録された
記録媒体の再生の際に再生を行なうプログラムの変化に
応じて、信号を発生させるようにする。
【0014】
【作用】上記構成により、例えばCDなどの再生側の記
録媒体が交換された際や、プログラム変化、即ち再生し
ている曲が変わった場合などに、レベルコントロール機
能が一旦クリアされ、機能は初期状態となる。つまり、
前の入力レベルの応答からの回復時間もクリアされ、次
の入力レベルに対して適正に応答できる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図5により本発明の実施例とな
るレベルコントロール回路及び録音装置を説明する。録
音装置となる装置としては、6連装CDチェンジャープ
レーヤとテープレコーダが一体的に形成された記録再生
装置、例えばCDラジカセタイプの形態の記録再生装置
を例にあげる。図3は6連装CDチェンジャープレーヤ
を備えた記録再生装置のブロック図であり、1はディス
クチェンジャー部、2は再生ヘッド部である。2aはデ
ィスク挿入部であり、このディスク挿入部2aにトレイ
2bが引き出され、ユーザーはそのトレイ2bにCDを
載置し、トレイ2bを収納させることで、ディスクDが
再生ヘッド部2に装填される。
【0016】このようにトレイ2bによって装置内部に
搬送されたディスクは、ユーザーの操作に応じて再生ヘ
ッド部2で再生されたり、或はディスクチェンジャー部
1における収納部1aに搬送されて収納される。2cは
センサを示し、トレイ2b上にディスクDが載せられて
いるか否かを検出できるようになされている。
【0017】収納部1aは6枚のディスクDが収納可能
とされ、収納位置により各ディスクはディスクナンバが
ディスク1〜ディスク6というようにされて管理され
る。ディスクチェンジャー部1では昇降用モータ1bに
より収納部1aが図中UD方向に昇降され、収納部1a
と再生ヘッド部2の間で移動(ローディング及びアンロ
ーディング)されるディスクが選択される。収納部1a
の昇降位置で選択されたディスクはローディングモータ
1cによって駆動されるローディング機構1dによって
再生ヘッド部2の間で移動されることになる。
【0018】ユーザーはディスク挿入部2aから挿入し
たディスクD、又は収納部1aからローディングさせた
ディスクDを再生ヘッド部2で再生させることができ
る。3はスピンドルモータ、4は光学ヘッドを示し、再
生ヘッド部2にローディングされたディスクDはスピン
ドルモータ3によってCLV回転駆動されるとともに、
光学ヘッド4からのレーザ照射により記録データが読み
出される。
【0019】つまり、光学ヘッド4におけるレーザダイ
オードから照射されたレーザ光は、回折格子、ビームス
プリッタ、1/4波長板などの光学系を経て、対物レン
ズからディスク記録面に照射される。そしてその反射光
は上記光学系からビームスプリッタによって取り出さ
れ、シリンドリカルレンズなどを介してディテクタに照
射され、電気信号に変換される。
【0020】5はRF演算部であり、光学ヘッド4のデ
ィテクタによって取り出された信号が供給され、演算処
理により再生データとしてのRF信号、フォーカスエラ
ー信号EF、トラッキングエラー信号ETを生成する。
フォーカスエラー信号EF、トラッキングエラー信号E
Tはサーボ回路7に供給され、フォーカスドライブ信号
FD、トラッキングドライブ信号TDとして光学ヘッド
4の対物レンズを支持する2軸機構に印加される。また
トラッキングエラー信号ETに基づいてスレッドドライ
ブ信号SDも生成され、光学ヘッド4をディスク半径方
向に駆動するスレッド機構に供給される。
【0021】RF演算部5から出力されたRF信号はデ
コーダ6に供給され、EFM復調やCIRCエラー訂正
処理などが施される。そしてD/A変換器8でアナログ
音声信号(L,R)に変換され、スイッチ23のTCD
子、増幅部9を介してスピーカ10から音声として出力
される。
【0022】またデコーダ6ではサブコードデータC
SUB やスピンドルサーボのためのクロック誤差信号ESP
などが取り出され、制御部11に供給される。制御部1
1はマイクロコンピュータによって構成されており、ユ
ーザーの操作やサブコードデータCSUB に応じて各部を
制御する。またスピンドルサーボ信号SSをサーボ回路
7に供給し、スピンドルドライブ信号SPDをスピンド
ルモータ3に印加させたり、トラックジャンプ信号(ジ
ャンプパルス)TJによりサーボ回路7を制御し、光学
ヘッド4のアクセス動作を実行させる。
【0023】12は装置の外筺パネル上に設けられる各
種操作キーによる操作部であり、ディスクチェンジャー
部1に対するディスクの収納/取出等の操作キー、再
生、停止、早送り、早戻し、AMSなどのCD操作キ
ー、シャッフル再生、プログラム再生等の再生モード操
作キーが設けられ、また、カセットテープレコーダ部に
対する再生、録音、停止、早送り、巻戻し等の操作キー
などが設けられている。13は表示部である。表示部1
3では再生中のCDの時間情報、カセットテープレコー
ダ部の動作状態、各種モード状態などが制御部11の制
御に基づいて表示される。
【0024】カセットテープレコーダ部としては、レベ
ルコントロール回路20、録音/再生回路21、録再ヘ
ッド22が設けられ、レベルコントロール回路20には
D/A変換器8からの出力、即ちCD再生音声信号が供
給されるようになされ、レベルコントロール回路20を
介して、録音/再生回路21で録音信号処理され、録再
ヘッド22によりCD再生音声信号を磁気テープTPに
録音することができるようになされている。また、テー
プ再生時には、録再ヘッド22にから読み取られた信号
は録音/再生回路21で再生信号処理されて、スイッチ
23のTT 端子から増幅部9に供給され、スピーカ10
から音声として出力される。
【0025】このような記録再生装置では、ユーザーは
カセットテープレコーダ部に対して録音操作を行なうと
ともに、CD再生操作を行なうことで、CDからの再生
楽曲等をテープにダビングすることができる。そして、
特にディスクチェンジャー部1に複数のCDを収納して
いるため、1枚のCDからのダビングのほか、複数のC
Dにまたがって曲順をプログラム選曲して、それをテー
プに録音していったり、或は1枚又は複数枚のCDを対
象としてシャッフル演奏をさせ、ランダムな順番で再生
される楽曲をテープにダビングしていくことなど、多様
なダビングを行なうことができる。
【0026】これらのダビング録音時には、上述のよう
にCD再生音声はレベルコントロール回路20に供給さ
れることになるが、このレベルコントロール回路20は
図1のように構成されている。20aは入力端子、20
bは出力端子、20cは増幅回路、20dはレベル検出
回路である。レベル検出回路20dは増幅回路20cの
出力レベルを検知し、それに応じてトランジスタQ1
ベースへの電流印加を行なう。従って、トランジスタQ
1 の導通状態は増幅回路20cの出力レベルに応じて制
御されることになる。
【0027】ここで、抵抗R1 及びトランジスタQ1
コレクタ−エミッタ間のインピーダンスにより入力信号
レベルが変化されることになる。つまり、トランジスタ
1が導通状態となってコレクタ−エミッタ間のインピ
ーダンスが低くなるほど、入力信号はレベルが減衰され
て出力されることになり、従ってレベル検出回路20d
が増幅回路20cの出力レベルに応じた整流電流をトラ
ンジスタQ1 に与えることで、大レベル入力時に出力端
子20bの出力レベルが抑えるようにいわゆるALC動
作が実現される。
【0028】抵抗R2 、コンデンサC1 はいわゆる時定
数回路となり、この抵抗R2 、コンデンサC1 によって
ALCレベル(抑えレベル)の回復時間及びALC機能
のオン/オフが決まることになる。ここまでの回路構成
はいわゆる通常のALC回路と同様であるが、この実施
例の場合、さらにトランジスタQ2 が接続されており、
トランジスタQ2 が導通することによってコンデンサC
1 のディスチャージを行なうことができるようになされ
ている。
【0029】トランジスタQ2 のベースに対しては、抵
抗R3 を介して制御部11から制御信号SC が供給され
てトランジスタQ2 のオン/オフが制御される。そし
て、トランジスタQ2 がオンとされてコンデンサC1
ディスチャージが行なわれることによって、ALC回路
としての回復時間はクリアされ、ALC機能は初期状態
にリセットされることになる。
【0030】このため、このレベルコントロール回路で
は例えば再生レベルの異なるCD又はプログラムが連続
的に再生されて入力されても、適正に応答することがで
きる。これを図2で説明する。
【0031】今、ディスクチェンジャー部1から或るC
Dが再生ヘッド部2にローディングされて再生され、そ
の再生音声がテープレコーダ部に供給されてダビング録
音していると仮定する。このときに、レベルコントロー
ル回路20の入力として図2(a)にLin1 として示す
レベルで供給されているとする。レベルコントロール回
路20は破線で示す検知レベルと入力レベルを比較して
出力レベル制御を行なうことになるが、例えばT11時点
で入力レベルが検知レベルを越えると、この入力レベル
の変化に対して図2(c)のように応答して出力レベル
を設定する。即ち、この場合レベルを抑えて出力してい
る。
【0032】T12時点ではCDでの再生楽曲(プログラ
ム)の演奏が終了して入力レベルが落ちたため、レベル
コントロール回路はレベル抑え状態をコンデンサC1
び抵抗R2 できまる所定の回復時間で通常状態に回復さ
せていくことになるが、ここで、本実施例では図2
(b)に示すように例えばT13時点で制御部11からの
制御信号SC がトランジスタQ2 に印加されてトランジ
スタQ2 が導通される。このためコンデンサC1 がディ
スチャージされ、ALC機能がリセットされる。つま
り、入力Lin1 についてのみ考え、図2(a)の入力L
in2 を無視すると、T12時点以降の入力に対する応答は
図2(c)のようになる。
【0033】ここで、入力Lin1 となる再生が終了した
12時点で、ディスクチェンジャー部1の動作でCDが
交換されて、続いて再生ヘッド部2で交換されたCDが
再生され、T14時点から再生音声が図2(a)にLin2
として示すレベルで供給されたとする。このとき既にA
LC機能は初期状態にリセットされているため、入力L
in2 に対して図2(d)のように適正に応答できること
になる。つまり、従来のように入力Lin1 のに対する応
答の回復期間の影響が入力Lin2 にあらわれることは解
消される。
【0034】即ち本実施例では制御部11が所定のタイ
ミングでALC機能をオフとするようにすることで、A
LC回復時間の影響による不都合は解消される。このA
LC機能リセット動作を有効に行なうために、制御部1
1は、例えば図4や図5に示すような処理で制御信号S
C を発生させればよい。
【0035】図4はCD交換時にALC機能をリセット
させる処理を示している。即ち、CD演奏中において(F
100)、CD交換要求がなされたとする(F101)。CD交換
要求がある場合とは、例えばユーザーがディスクチェン
ジャー部1の他のCDを選択する操作を行なった場合
や、プログラム再生やシャッフル再生で次の曲として他
のCDの曲(プログラム)が選択されており、現在の曲
の演奏終了に伴って再生ヘッド部2で再生されるCDを
交換するような場合がこれに相当する。
【0036】このようなCD交換要求がなされた場合
は、まず現在まで再生ヘッド部2で再生演奏してきたC
Dを停止させる(F102)。そして、このときテープレコー
ダ部において録音動作が実行されているか否かを判別す
る(F103)。そして、テープレコーダ部が録音動作中であ
る場合は、制御信号SC を出力し上述のようにALC機
能をオフとさせる(F104)。録音中でなければレベルコン
トロール回路20は機能していないので何もなされな
い。
【0037】そしてディスクチェンジャー部1に対して
CD交換動作を実行させ(F105)、交換が終了したら(F10
6)、テープレコーダ部が録音動作中である場合は、制御
信号SC の出力を停止し、ALC機能をオンとさせる(F
107,F108) 。そして、再生ヘッド部2でCDの再生を開
始させる(F109)。
【0038】つまり、このように制御部11は、テープ
レコーダ部が録音動作中において、再生されるCDが交
換される毎に一旦ALC機能をオフとすることで、例え
各CDの再生レベルがかなり異なるものであったとして
も、レベルコントロール回路20は各CDの再生開始時
点から適正に対応してALC動作を行なうことができ、
従って常に好適な録音レベルで磁気テープTPに録音し
ていくことができる。
【0039】また、図5はCDの交換がなされなくと
も、再生中のCDに対してトラックアクセスが行なわれ
た際にALC機能をリセットさせる処理を示している。
即ち、CD演奏中において(F200)、次のプログラム(楽
曲,トラック)への移動要求がなされたとする(F201)。
移動要求がある場合とは、例えばユーザーがAMS(頭
出し)操作やダイレクトトラックナンバ入力を行なった
場合や、プログラム再生やシャッフル再生で次の曲とし
てトラックアクセスを行なう場合などである。
【0040】このような移動要求がなされた場合は、通
常、アクセス中に不要な音声出力がなされないようにミ
ュート処理が行なわれる(F202)。その後、このときテー
プレコーダ部において録音動作が実行されているか否か
を判別する(F203)。そして、テープレコーダ部が録音動
作中である場合は、制御信号SC を出力し上述のように
ALC機能をオフとさせる(F204)。録音中でなければレ
ベルコントロール回路20は機能していないので何もな
されない。
【0041】そしてサーボ回路7を制御して再生ヘッド
部2にアクセス動作を実行させる。即ち、まずCDから
のサブコードデータとして得られるトラックナンバが目
標トラックナンバとなるようにトラックジャンプを実行
させ(F205,F206) 、続いて目標トラックのスタート時間
(サブコードの楽曲内経過時間が00分00秒となる位
置)にアクセスさせる(F207,F208,F209)。そして最後に
フレームレベルで(サブコードの楽曲内フレーム番号が
00となる位置)アクセスさせて(F210,F211,F212)、ア
クセス動作を終了する。
【0042】アクセスが終了したら、テープレコーダ部
が録音動作中である場合は、制御信号SC の出力を停止
し、ALC機能をオンとさせる(F213,F214) 。そして、
ミュートを解除し(F215)、再生ヘッド部2でCDの再生
を開始させる(F216)。
【0043】このように制御部11は、テープレコーダ
部が録音動作中において、再生されるCD上でアクセス
動作がなされる毎に一旦ALC機能をオフとすること
で、例え同一CD内でも再生レベルがかなり異なる楽曲
(プログラム)があったとしても、レベルコントロール
回路20は各楽曲の再生開始時点から適正に対応してA
LC動作を行なうことができ、従ってこの場合も常に好
適な録音レベルで磁気テープTPに録音していくことが
できる。
【0044】さらに、他の処理例として、制御部は1枚
のCDに対して1曲目からトラックナンバ順に再生して
いく通常再生時でも、曲がかわる時点で一旦ALC機能
をリセットさせるようにしてもよい。即ち、曲と曲の間
で『1』となるサブコードのPチャンネルデータを確認
したり、もしくはサブコードのQチャンネルにおいて曲
と曲の間で『00』となるインデックスコード確認する
などの方法で、次の曲に移るタイミングを検出し、この
ときにレベルコントロール回路20に制御信号SC を所
定時間してALC機能をリセットさせることができる。
もしくは、曲と曲の間の期間でミュートを行なう場合
は、そのミュートオンタイミングとミュート解除タイミ
ングを得る信号を利用してその期間制御信号SCを出力
し、リセットさせてもよい。
【0045】なお、以上の実施例はCDチェンジャー部
とテープレコーダ部を備えた記録再生装置として説明し
たが、本発明はこれ以外にも各種機器に適用できる。例
えば再生部位としては通常の(チェンジャー機能のな
い)CDプレーヤや、MDプレーヤ、DATやコンパク
トカセットテープ等のテーププレーヤでもよく、さら
に、MDチェンジャー、テープチャンジャーであっても
よい。また録音部位はテープレコーダのほかにMDレコ
ーダなどのディスクレコーダであってもよい。また、こ
のようなレベルコントロール回路を再生回路系に配置す
るようにした構成も考えられる。さらに、再生部位と録
音部位が別体となるものでも本発明を適用できる。例え
ばCDチャンンジャーとカセットテープレコーダが別体
である場合は、録音装置即ちカセットテープレコーダ内
に搭載されるレベルコントロール回路としては、CDチ
ャンンジャー側から制御信号SC が供給されるように構
成されればよく、つまり制御信号SC の供給のためのケ
ーブル等が機器間で接続される構成とすればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、例えば
CDなどの再生側の記録媒体が交換された際や、プログ
ラム変化、即ち再生している曲が変わった場合などに、
レベルコントロール機能が一旦クリアされ、機能は初期
状態となるため、新たな入力に対して前時点の入力レベ
ルの影響を受けることなく適正なレベル調整動作がなさ
れるという効果があり、これによって常に好適なレベル
で録音を行なうことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のレベルコントロール回路の回
路図である。
【図2】実施例のレベルコントロール回路の動作の説明
図である。
【図3】実施例のブロック図である。
【図4】実施例のレベルコントロール回路の機能リセッ
ト制御のフローチャートである。
【図5】実施例のレベルコントロール回路の機能リセッ
ト制御のフローチャートである。
【図6】従来のレベルコントロール回路の動作の説明図
である。
【符号の説明】
1 チェンジャー部 2 再生ヘッド部 3 スピンドルモータ 4 光学ヘッド 5 RF演算部 6 デコーダ 7 サーボ回路 11 制御部 12 操作部 13 表示部 20 レベルコントロール回路 20c 増幅回路 20d レベル検出回路 21 録音/再生回路 22 録再ヘッド 23 スイッチ Q1 ,Q2 トランジスタ C1 コンデンサ R1 ,R2 ,R3 抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生側記録媒体の位置変化に応じて信号
    を発生させる信号発生手段と、 前記再生側記録媒体からの再生音声信号が入力され、そ
    の入力音声信号レベルに応じて出力レベルを自動制御す
    るレベル制御手段と、 前記信号発生手段からの信号に基づいて、前記レベル制
    御手段の機能を停止させることができる機能制御手段
    と、 を有して構成されることを特徴とするレベルコントロー
    ル回路。
  2. 【請求項2】 前記信号発生手段は、再生する記録媒体
    の交換に応じて信号を発生させることを特徴とする請求
    項1に記載のレベルコントロール回路。
  3. 【請求項3】 前記信号発生手段は、複数のプログラム
    が記録された記録媒体の再生の際に、再生を行なうプロ
    グラムの変化に応じて信号を発生させることを特徴とす
    る請求項1に記載のレベルコントロール回路。
  4. 【請求項4】 再生側記録媒体の位置変化に応じて信号
    を発生させる信号発生手段と、 前記再生側記録媒体からの再生音声信号が入力され、そ
    の入力音声信号レベルに応じて出力レベルを自動制御
    し、録音手段に供給するレベル制御手段と、 前記信号発生手段からの信号に基づいて、前記レベル制
    御手段の機能を停止させることができる機能制御手段
    と、 を有するレベルコントロール回路を備えて構成されるこ
    とを特徴とする録音装置。
  5. 【請求項5】 前記信号発生手段は、再生する記録媒体
    の交換に応じて信号を発生させることを特徴とする請求
    項4に記載の録音装置。
  6. 【請求項6】 前記信号発生手段は、複数のプログラム
    が記録された記録媒体の再生の際に、再生を行なうプロ
    グラムの変化に応じて信号を発生させることを特徴とす
    る請求項4に記載の録音装置。
JP11967494A 1994-05-10 1994-05-10 レベルコントロール回路及び録音装置 Withdrawn JPH07307058A (ja)

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JP11967494A Withdrawn JPH07307058A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 レベルコントロール回路及び録音装置

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