JPH07294605A - 半導体試験装置用校正データの転送装置及びその方法 - Google Patents

半導体試験装置用校正データの転送装置及びその方法

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JPH07294605A
JPH07294605A JP6107939A JP10793994A JPH07294605A JP H07294605 A JPH07294605 A JP H07294605A JP 6107939 A JP6107939 A JP 6107939A JP 10793994 A JP10793994 A JP 10793994A JP H07294605 A JPH07294605 A JP H07294605A
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pin
memory
calibration
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JP6107939A
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Toshiyuki Negishi
利幸 根岸
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体試験装置に搭載したスキューアジャス
タ等へ校正データを転送する場合に、校正データファイ
ルを縮小し、転送実行時間を短縮した、半導体試験装置
用校正データの転送装置及びその方法を提供する。 【構成】 ピン毎の校正モードを記憶するPINDAT
Aメモリ300を設ける。そして、当該PINDATA
メモリ300の出力に応じて、記憶しておいた校正デー
タを読み出すCALFILEメモリ200を設ける。そ
して、転送しようとする校正データが前回転送してある
校正データと一致しているかを判別するCALFLAG
回路400を設ける。このように、装置及び方法を構成
する。また、上記に加えて、転送しようとする校正デー
タが前回転送してある校正データと一致しているかをピ
ン毎に判別するパーピン制御部700を設ける。このよ
うに、転送装置及び方法を構成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体試験装置に搭載
したスキューアジャスタ等へ校正データを転送する場合
に、制御用ファイルや制御部を設けて転送することによ
り、校正データファイルの縮小化と転送実行時間を短縮
した、半導体試験装置用校正データの転送装置及びその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体試験装置は多くの機能と多くのピ
ンから構成されている。これらの各機能を高精度で動作
させるために、被測定デバイスを測定するのに先だっ
て、各機能部を校正して使用している。一般に校正時に
は、校正用のキャリブレーション・ファイルデータを転
送することにより行っている。
【0003】図2に、従来の半導体試験装置のキャリブ
レーション構成例を示す。被測定デバイス1を試験する
ために、多数のドライバ13、23、33が設けられて
いる。ドライバ13に対しては、クロックタイミングの
スキューを揃えるために、可変遅延回路11が設けられ
ており、その可変値は、VDレジスタ12の設定値によ
り与えられる。他のピンについても同様に、ピン2につ
いては、可変遅延回路21とVDレジスタ22が設けら
れており、ピンnについては、可変遅延回路31とVD
レジスタ32が設けられている。このように、ピン1、
2、…nの各ピンについて、校正データを各VDレジス
タに与えて、スキューを揃えている。
【0004】また、一般に高速で複雑なドライバ波形を
得るために、ピンマルチプレクス機能を有する場合があ
る。図2のMXレジスタ27は、この機能を設定するレ
ジスタであり、ピン2に、このピンマルチプレクス・モ
ードが設定されると、ゲート26により、P2CLK信
号は、ドライバ23からの出力を禁止される。そして、
アンドゲート14と、オアゲート15により、P2CL
K信号は、P1CLK信号と論理和がとられ、ドライバ
13を通して被測定デバイス1に印加される。すなわ
ち、偶数ピンのクロック信号と、奇数ピンのクロック信
号とが論理和されて、奇数ピンに与えられる。従って、
このMXレジスタは偶数ピン(27、37)にのみ設け
られている。
【0005】上記の各VDレジスタ12、22、32に
対するデータの設定は、CALFILEメモリ2の内容
を転送することにより行われる。この校正データ値は上
記のピンマルチプレクス・モードと、ノーマル・モード
とで、ゲート経路が相違することから、相違する値とな
る。このため、CALFILEメモリ値は、ノーマル・
モード用VDデータ(NV)と、ピンマルチプレクス・
モード用VDデータ(PV)との2種が各ピンに任意に
設定されることになる。
【0006】これらの各校正データ(NV、PV)の組
み合わせは多数生じるため、CALFILEメモリ2に
は、F1、F2、…Fmと多数のファイルを設けてあ
る。各データがxビットの校正データから成り立ってお
り、ピン数をnとすると、 n×m×x(ビット) のメモリ容量をCALFILEメモリ2として必要とす
る。
【0007】これらの校正データの作成は、次のように
行われる。図5は、従来のユーザープログラムの例であ
る。先ず、TEST1に於いては、P1ーnがノーマル
・モードである。この条件でファイルfile1が作成
される。すなわち、この段階で、キャリブレーション動
作を1ピン毎に行い、全てのピンについて、キャリブレ
ーション完了時のデータをファイル化している。次に、
TEST2に於いては、ピン2はピンマルチプレクス・
モードであり、残りのピンはノーマル・モードである。
この条件は、file1とは異なるので、別のファイル
すなわちfile2がこの段階で作成される。次に、T
ESTmに於いては、ピン2とピンnがピンマルチプレ
クス・モードであり、残りのピンはノーマル・モードで
ある。この条件は、file1ともfile2とも異な
るので、別のファイルすなわちfilemがこの段階で
作成される。一般に、TEST番号が数多く存在する場
合には、CALFILEメモリ2内のファイル数mも数
多く必要とする。
【0008】次に、TEST(m+1)に於いては、P
1ーnがノーマル・モードである。この条件は、fil
e1と同じであるので、この段階ではキャリブレーショ
ン動作は行わずに、ファイルfile1の内容を各VD
レジスタ(12、22、32)に対して転送する事、す
なわちデータ転送のみが行われる。次に、TEST(m
+2)に於いては、P1ーnがノーマル・モードであ
る。この条件は、file1と同じであり、さらに、直
前に転送されているデータと同一である。従って、本来
は、ユーザープログラムに記述する必要の無いものであ
る。しかし、このようにユーザープラグラムで記述され
てしまうと、普通は、無条件にファイル転送を実行して
しまう。これは、CALLCAL文をユーザーに公開し
ているために生じるものであり、スループットを下げる
要因となる。
【0009】図6に従来のCALLCAL文のアルゴリ
ズムを示す。CALLCALのアルゴリズムとしては、
先ず、同一名称のCALFILEがあるかどうかがチェ
ックされる。もし同一CALFILEが存在する場合に
は、CALFILE値をVDレジスタに転送する動作が
なされる。もし、同一名称のCALFILEが存在しな
い場合には、CAL動作を実行し、CALFILEの作
成がなされる。一般に、CAL動作の実行時間は、CA
LFILEの転送時間に比べて多くの時間を要する。こ
のようなCALFILE値の転送が終了した後に、TE
ST文による動作が行われることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな従来の技術が有する問題点に鑑みてなされるもので
あって、半導体試験装置に搭載したスキューアジャスタ
等へ校正データを転送する場合に、校正データファイル
を縮小し、転送実行時間を短縮した、半導体試験装置用
校正データの転送装置及びその方法を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(実施例1として)半導体試験装置の各ピンに校正デー
タを転送する転送装置に於いて、ピン毎の校正モードを
記憶するPINDATAメモリ300を設ける。そし
て、当該PINDATAメモリ300の出力に応じて、
あらかじめ記憶しておいた校正データを読み出すCAL
FILEメモリ200を設ける。そして、転送しようと
する校正データが前回転送してある校正データと一致し
ているかを判別するCALFLAG回路400を設け
る。このように、半導体試験装置用校正データの転送装
置を構成する。
【0012】上記におけるCALFLAG回路400と
して、テスタコントローラ500から送出する校正モー
ドデータと、当該PINDATAメモリ300からの出
力データとを比較する、排他的論理和ゲート403を設
ける。そして、当該排他的論値和ゲート403からの比
較結果を記憶するフリップフロップ401を設ける。そ
して、当該フリップフロップ401の出力を1入力端子
に印加し、当該排他的論理和ゲート403の出力を他の
入力端子に印加するオアゲート402を設ける。このよ
うに、半導体試験装置用校正データの転送装置を構成し
てもよい。
【0013】(実施例2として)上記の実施例1に加え
て、転送しようとする校正データが前回転送してある校
正データと一致しているかをピン毎に判別するパーピン
制御部700を設ける。このように、半導体試験装置用
校正データの転送装置を構成してもよい。
【0014】また、半導体試験装置の各ピンに校正デー
タを転送する転送方法に於いて、校正データをCALF
ILEメモリ200に記憶させる。そして、ピン毎の校
正モードをPINDATAメモリ300に送出する。そ
して、転送しようとする校正データが前回転送してある
校正データと一致しているかをCALFLAG回路40
0の出力であるCALFLAGにより認識する。そし
て、当該CALFLAGが不一致を示した場合にのみ、
校正データを各ピンに転送動作する。このようなステッ
プから、半導体試験装置用校正データの転送方法を構成
する。
【0015】また、半導体試験装置の各ピンに校正デー
タを転送する転送方法に於いて、校正データをCALF
ILEメモリ200に記憶させる。そして、ピン毎の校
正モードをPINDATAメモリ300に送出する。そ
して、転送しようとする校正データが前回転送してある
校正データと一致しているかをパーピン制御部700に
ピン毎に記憶する。そして、当該パーピン制御部700
が不一致を示したピンにのみ、校正データを転送動作す
る。このようなステップから、半導体試験装置用校正デ
ータの転送方法を構成してもよい。
【0016】
【作用】この発明によれば、校正データファイルのメモ
リ容量は、 n×(2x+1) (ビット) あれば全ての組み合わせを実現できる。従来の n×m×x(ビット) に比べ、大幅に縮小化できる。また、校正ファイルの転
送は、自動実行されるので、各ユーザーは、ユーザープ
ログラムを作成する際に、CALLCAL文を記述する
必要がない。従って、プログラム作成が容易になり、ま
た、2重に校正ファイルが転送されることもない。ま
た、キャリブレーションの実行が、被測定デバイスのT
EST中に行われることはない。以上により、校正デー
タの転送に要する時間は大幅に短縮できる。さらに、パ
ーピン制御部700の出力に応じて校正データの転送時
間を4サイクルから2サイクルに減じることができる。
特に、校正データの変化するピン数が小数である場合に
は、全ピンに校正データを転送するのに要する時間のほ
ぼ半分の転送実行時間で済むことになる。以上により、
校正データの転送に要する時間は大幅に短縮できる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0018】(実施例1)図1は本発明の1実施例を示
すブロック図である。図1に示すように、校正データ値
を記憶するCALFILEメモリ200を設ける。ま
た、ピン毎にノーマル・モードかピンマルチプレクス・
モードかを記憶するPINDATAメモリ300を設け
る。また、前回のファイルと今回のファイルが一致した
ものかを判別するCALFLAG回路400を設ける。
【0019】CALFILE200内の構成としては、
全ピンがノーマル・モードであった場合の校正データ値
のファイルF1と、全ピンがピンマルチプレクス・モー
ドであった場合の校正データ値のファイルF2とからな
るファイル202を設ける。ピン方向にはデコーダ20
1を設け、ファイル切り換え方向にはデコーダ203を
設ける。ピンP1、P2…Pnに対応する各出力は、P
1VDレジスタ12、P2VDレジスタ22、PnVD
レジスタ32にそれぞれ与えられる。ここで、各校正デ
ータがxビットで構成されているとすると、 n×2×x(ビット) のメモリ容量でCALFILEメモリは構成されてい
る。
【0020】PINDATAメモリ300内の構成とし
ては、各ピンP1、P2、…Pnに対して、ノーマル・
モードが設定されているか、ピンマルチプレクス・モー
ドが設定されているかを示すメモリ302を設ける。ピ
ン方向には、デコーダ301を設ける。また、データ
は、双方向であり、セレクタ303を通して入出力す
る。このメモリ302の偶数ピンに対応する各出力は、
P2MXレジスタ27、…PnMXレジスタ37にそれ
ぞれ与えられる。ここで、各データは1ビットで構成さ
れるので、 n(ビット) のメモリ容量でPINDATAメモリは構成されてい
る。
【0021】CALFLAG回路400内の構成として
は、フリップフロップ401を設ける。あるピンについ
て、ノーマル・モードかピンマルチプレクス・モードか
のいずれかのピンデータが設定されるが、今回のピンデ
ータがテスタコントローラ500からライトデータとし
て、排他的論理和ゲート403の1端子に与えられる。
また、前回のピンデータがPINDATAメモリ300
から出力されて、排他的論理和ゲート403の他の端子
に与えられる。両入力信号が一致すれば、排他的論理和
ゲート403はロー信号を出力し、もし、不一致であれ
ば、ハイ信号を出力して、オアゲート402に与える。
オアゲート402の出力は、フリップフロップ401の
データ端子に与えられる。そして、テスタコントローラ
500からのライトエネーブル信号が、当該フリップフ
ロップ401のトリガ端子に与えられ、その時のデータ
が記憶される。また、このフリップフロップ401の出
力は、当該オアゲート402の他の端子に接続されてい
る。
【0022】このため、当該フリップフロップ401
は、CALFLAGリセット信号により、リセットされ
た後は、一度ハイレベルに反転すると、そのハイレベル
を保持するように動作する。この保持機能により、対象
とする全ピンについて、1ピンでも不一致が生じたか、
または全ピンが一致、すなわち同一の校正データであっ
たかを判別できる。不一致の場合には、CALFLAG
回路からCALFLAG信号を発生し、テスタコントロ
ーラ500に与える。なお、半導体試験装置のパワーオ
ン時には、このフリップフロップ401のセット端子に
パワーオン信号を印加して、校正データ不存在状態とし
て認識できるようにしている。なお、発生したライトエ
ネーブル信号を遅延素子501で遅延しインバータ50
2を通過した信号で、ゲート503を開き、この時のラ
イトデータをPINDATAメモリ300に書き込んで
いる。
【0023】このように、本発明による校正データの転
送装置を構成しており、メモリ容量は、 n×(2x+1) (ビット) あれば全ての組み合わせを実現できる。このように、校
正データファイルのメモリ容量を大幅に縮小化できる。
また、TEST番号が増加しても、校正データファイル
を増加させる必要は生じない。なお、CALFILEメ
モリ200内の校正データのファイル種類は、上記では
2種を想定したが、モード等の増加により校正データの
種類が増える場合には、この校正データファイルを増や
して対応してもよい。
【0024】図7に、本発明によるTEST文のアルゴ
リズムを示す。本発明においては、CALLCAL文は
ユーザーに公開せず、使用できない。すなわち、校正フ
ァイルの転送は、テスタコントローラによる自動実行と
する。図7に示すように、CALFLAGが立っている
かチェックする。もし、CALFLAGが立っていれ
ば、CALFILE値をPINDATAメモリに従っ
て、ノーマル・モード値かピンマルチプレクス・モード
値かを振り分けながら、各VDレジスタに設定してい
く。もし、CALFLAGが立っていなければ、CAL
FILE値を既に転送済みと判断して、TESTシーケ
ンスをすぐに実行する。また、各校正データ(F1、F
2)、すなわち全ピンノーマル・モード値及び全ピンピ
ンマルチプレクス・モード値は、被測定デバイスの測定
に先だって、予め半導体試験装置でキャリブレーション
を行いCALFILEメモリ200に設定しておく。こ
のCALFILE値は各TEST内容に依存しないた
め、共通に使用でき、例えば半導体試験装置の出荷時に
一度キャリブレーションの校正データを取得しておけば
良い。
【0025】このように、校正ファイルの転送は、自動
実行されるので、各ユーザーは、ユーザープログラムを
作成する際に、CALLCAL文を記述する必要がな
い。従って、プログラム作成が容易になり、また、2重
に校正ファイルが転送されることもない。また、キャリ
ブレーションの実行が、被測定デバイスのTEST中に
行われることはない。以上により、校正データの転送に
要する時間は大幅に短縮できる。
【0026】(実施例2)実施例1に於いては、同一の
校正データについては、2重に転送されるのを防いで転
送時間を短縮している。そして、もし校正データが相違
する場合には、全ピンについて校正データの転送を行っ
ている。しかし、校正データの変更を伴うピンについて
のみ、校正データを書き換えするように、以下のように
構成することができる。
【0027】図4は、実施例1を組み込んだ例であり、
CALFILEメモリ200からの出力をCAL転送シ
ーケンス部を設けて各VDレジスタに与える例を示す。
図4に示すように、CAL転送シーケンス部610に対
して、テスタコントローラ500からCAL転送信号が
与えられる。あるピンアドレスがテスタコントローラ5
00から設定されると、その時の校正データがCALF
ILEメモリ200から出力される。CAL転送シーケ
ンス部610は、書き込みデータ(WD)、ライトエネ
ーブル(WE)、書き込みコマンド(WC)の各信号
を、対象ピンのVDレジスタ(12、…32)に与え
て、校正データを書き込む。その後、アドレス・インク
リメント信号をPINカウンタ620に与える。PIN
カウンタ620では、+1動作を行い、次回のピンアド
レスを設定出力する。これらのVDレジスタへのCAL
転送動作を最初のピンアドレスから、順次繰り返し、最
終のピンアドレスまで、例えば1ピンから100ピンま
で繰り返して終了する。
【0028】図8に、CAL転送のタイミングチャート
を示す。図8に示すように、PINカウンタ620から
の出力によりピンアドレスが設定され、PINDATA
メモリ300からの出力により、モードが確定し、対応
した校正データがCALFILEメモリ200から出力
する。この後、WD、WE、WCの各信号がCAL転送
シーケンス部から各VDレジスタに出力し、校正データ
が書き込まれる。次にPINカウンタ620の入力信号
により、次のピンアドレスに進む。このように、1ピン
当たりのCAL転送時間は、CLKの4サイクル時間を
要している。
【0029】図3に本発明による他の実施例として、パ
ーピン制御部を有する校正データ転送装置の例を示す。
図3において示すように、1ピン毎のCALFLAGを
記述しておくパーピン制御部700を設ける。そして、
このパーピン制御部700の出力により、VDレジスタ
への書き込みを制御する。
【0030】パーピン制御部700内の構成として、メ
モリ701を設ける。先ず、テスタコントローラ500
から、校正データがライトデータとして、あるピンアド
レスに書き込まれる。その際、今回の校正データと前回
の校正データが不一致かどうかの出力が排他的論理和ゲ
ート403から出力する。この不一致信号は、ゲート7
02を通して、メモリ701のデータ端子に与えられ、
ライトエネーブル信号によりメモリ701に書き込まれ
る。そして、ライトエネーブル状態が終了すると、メモ
リ701からの出力信号は、アンドゲート710の1入
力端子に与えられる。このアンドゲート710の他の入
力端子には、テスタコントローラ500からのCAL転
送信号を接続する。このアンドゲート710の出力はC
AL転送シーケンス部610のエネーブル(ENB)端
子に接続する。
【0031】次にVDデータへ校正データを転送しよう
とする際に、テスタコントローラ500からCAL転送
信号が発せられるが、パーピン制御部700からのピン
毎のCALFLAG出力が一致状態、すなわち不一致信
号がローであれば、アンドゲート710でCAL転送信
号が禁止され、このためVDレジスタへの校正データ転
送が禁止される。
【0032】図9に、本発明による、パーピン制御部を
有する校正データ転送装置におけるタイミングチャート
を示す。図9に示すように、ピン1に相当するチャンネ
ル1について、校正データが前回と相違し、VDレジス
タへの校正データ転送が必要であるとする。この場合、
転送時間は従来通り、4サイクルを要する。つぎに、チ
ャンネル2については、校正データが前回と一致してお
り、パーピン制御部700からのCALFLAG信号が
ロー信号であるとする。この場合には、アンドゲート7
10でCAL転送信号が禁止されるため、CAL転送シ
ーケンス部610からの、ライトコマンド(WC)出力
が禁止され、直ちにこのピンの転送動作を終了して次の
ピンアドレスであるチャンネル3に移るための、INC
信号を発生する。従って、このチャンネル2の転送時間
は、2サイクルのみで終了する。
【0033】このように、パーピン制御部700の出力
に応じて校正データの転送時間を4サイクルから2サイ
クルに減じることができる。特に、校正データの変化す
るピン数が小数である場合には、全ピンに校正データを
転送するのに要する時間のほぼ半分の転送実行時間で済
むことになる。以上により、校正データの転送に要する
時間は大幅に短縮できる。
【0034】なお、本発明の校正データの転送について
は、上述の各実施例は、ドライバ(13、23、33)
に対するスキューアジャスタの校正について述べたが、
同様に、半導体試験装置における被測定デバイス1から
の出力信号を比較するコンパレータのスキューアジャス
タに関する校正についても当てはめて実施してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は構成されて
いるので、次に記載する効果を奏する。半導体試験装置
に搭載したスキューアジャスタ等へ校正データを転送す
る場合に、校正データファイルを縮小し、転送実行時間
を短縮した、半導体試験装置用校正データの転送装置及
びその方法を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の半導体試験装置のキャリブレーション構
成例を示す。
【図3】本発明による他の実施例として、パーピン制御
部を有する校正データ転送装置の例を示す。
【図4】実施例1を組み込んだ例である。
【図5】従来のユーザープログラムの例である。
【図6】従来のCALLCAL文のアルゴリズムを示
す。
【図7】本発明によるTEST文のアルゴリズムを示
す。
【図8】CAL転送のタイミングチャートを示す。
【図9】本発明による、パーピン制御部を有する校正デ
ータ転送装置におけるタイミングチャートを示す。
【符号の説明】
1 被測定デバイス 2 CALFILEメモリ 11、21、31 可変遅延回路 12、22、32 VDレジスタ 13、23、33 ドライバ 27、37 MXレジスタ 200 CALFILEメモリ 201、203、301 デコーダ 202、302 メモリ 300 PINDATAメモリ 303 セレクタ 400 CALFLAG回路 401 フリップフロップ 402 オアゲート 403 排他的論理和ゲート 500 テスタコントローラ 501 遅延素子 502 インバータ 503 ゲート 610 CAL転送シーケンス部 620 PINカウンタ 630 デコーダ 640、650 セレクタ 700 パーピン制御部 701 メモリ 702 ゲート 703 インバータ 710 アンドゲート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体試験装置の各ピンに校正データを
    転送する転送装置に於いて、 ピン毎の校正モードを記憶するPINDATAメモリ
    (300)を設け、 当該PINDATAメモリ(300)の出力に応じて、
    あらかじめ記憶しておいた校正データを読み出すCAL
    FILEメモリ(200)を設け、 転送しようとする校正データが前回転送してある校正デ
    ータと一致しているかを判別するCALFLAG回路
    (400)を設け、 上記構成を具備したことを特徴とする、半導体試験装置
    用校正データの転送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるCALFLAG回路
    (400)として、 テスタコントローラ(500)から送出する校正モード
    データと、当該PINDATAメモリ(300)からの
    出力データとを比較する、排他的論理和ゲート(40
    3)を設け、 当該排他的論値和ゲート(403)からの比較結果を記
    憶するフリップフロップ(401)を設け、 当該フリップフロップ(401)の出力を1入力端子に
    印加し、当該排他的論理和ゲート(403)の出力を他
    の入力端子に印加するオアゲート(402)を設け、 上記構成を具備した、半導体試験装置用校正データの転
    送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載した転送装
    置において、 転送しようとする校正データが前回転送してある校正デ
    ータと一致しているかをピン毎に判別するパーピン制御
    部(700)を設け、 上記構成を具備したことを特徴とする、半導体試験装置
    用校正データの転送装置。
  4. 【請求項4】 半導体試験装置の各ピンに校正データを
    転送する転送方法に於いて、 校正データをCALFILEメモリ(200)に記憶さ
    せ、 ピン毎の校正モードをPINDATAメモリ(300)
    に送出し、 転送しようとする校正データが前回転送してある校正デ
    ータと一致しているかをCALFLAG回路(400)
    の出力であるCALFLAGにより認識し、 当該CALFLAGが不一致を示した場合にのみ、校正
    データを各ピンに転送動作し、 上記ステップからなることを特徴とする、半導体試験装
    置用校正データの転送方法。
  5. 【請求項5】 半導体試験装置の各ピンに校正データを
    転送する転送方法に於いて、 校正データをCALFILEメモリ(200)に記憶さ
    せ、 ピン毎の校正モードをPINDATAメモリ(300)
    に送出し、 転送しようとする校正データが前回転送してある校正デ
    ータと一致しているかをパーピン制御部(700)にピ
    ン毎に記憶し、 当該パーピン制御部(700)が不一致を示したピンに
    のみ、校正データを転送動作し、 上記ステップからなることを特徴とする、半導体試験装
    置用校正データの転送方法。
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