JPH07292953A - 端部構造 - Google Patents

端部構造

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JPH07292953A
JPH07292953A JP11364194A JP11364194A JPH07292953A JP H07292953 A JPH07292953 A JP H07292953A JP 11364194 A JP11364194 A JP 11364194A JP 11364194 A JP11364194 A JP 11364194A JP H07292953 A JPH07292953 A JP H07292953A
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JP
Japan
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engaging
decorative
decorative surface
wall material
locking
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JP11364194A
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English (en)
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Takanobu Niizeki
孝信 新関
Sue Koseki
寿衛 小関
Masahiko Suzuki
雅彦 鈴木
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IG Technical Research Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 中間水切り、窓上水切り、土台水切り等とし
て使用し、壁体の防水を強化する。 【構成】 固定部1と固定部の途中を外方に突出した載
置面3と固定部の下端を固定部の延長線に対して傾斜さ
せて屈曲して突出した係合部4と係合部の根本部分に長
手方向と平行に形成した流水孔11と、固定部の下端を
外方に固定部の延長線に対して屈曲した水切り面13と
水切り面の先端を下方に垂下した化粧面14と化粧面の
下端屈曲した傾斜化粧面15とからなり、係合部には係
合爪8を形成した長尺状の敷目板Bと、略断面を垂直な
化粧面19と化粧面の下端を下方に傾斜して突出した係
止部23とからなり、係止部には係止爪25を形成した
長尺状の金属製の化粧カバーCとを備え、壁下地αに対
し敷目板の固定部を固定具βを介して固定し、係合部の
上に乾式壁材Dの下端部を配し、化粧カバーの係止部を
敷目板の係合部に係止して係合爪と係止爪の係合により
一体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中間水切り、窓上水切
り、土台水切り等として使用し、壁体の防水、外観の美
観性等を強化する端部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種端部構造としては実公昭
60−12809号公報、実公昭61−1209号公
報、実開平3−29607号公報、および実開平4
−31612号公報、等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造では連結部にコーキング材を充填し、かつ外壁材を
施工した後に目地部役物を介在させ、次にコーキング材
を充填したものであった。そのため、外壁材を縦張りす
ることによって外壁を構成した際に(イ)外壁材間の縦
目地から漏水した水は外壁材下端部、所謂、横目地部に
貯留し、内壁等へ浸水すると共に周囲を腐食する等の欠
点があった。また、(ロ)金属板と合成樹脂発泡体から
なる芯材と面材とでサンドイッチした金属製サイディン
グ材では外壁材表面に表面材の下端部が露出し、錆、あ
るいは芯材が吸水する等の不利があった。
【0004】さらに、(ハ)コーキング材はこの目地等
を完全に閉塞するため大量に、しかも完全に充填する必
要があり、工期の増大とコストアップを招く主因となっ
ていた。また、(ニ)役物の1面を上方の外壁材の表面
に、他の1面を下方の外壁材の表面に、その間を傾斜面
で連結して雨水が内部に漏水しない構造としたため、上
方の外壁材端部が外気に露出しており端部の錆、腐食、
劣化を招き、かつ強い風雨により逆流して外壁材の裏面
へ浸水することもあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、上下の乾式壁材の連結部分、土台部
分、あるいは窓上部分の壁下地に対し、固定部に乾式壁
材の下端をガイドする載置面を形成すると共に、傾斜し
た係合爪を形成した係合部の根本に流水孔を複数個形成
した係合部を有する敷目板の固定部を固定具を介して固
定し、化粧カバーの係止爪を形成した係止部を敷目板の
係合部に係止して一体化して上部の乾式壁材の端部を被
覆し、万が一雨水が化粧カバー内に浸入しても流水孔よ
り外部へ速やかに排出し、防水性、美観性に優れた端部
構造を提案するものである。
【0006】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る端部構造の
一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は上
記構造の一例(中間水切り部分)を示す説明図であり、
敷目板B、化粧カバーCよりなる端部材A、乾式壁材
D、防水シートE、壁下地α、固定具βよりなり、壁下
地α上に敷目板Bを固定し、敷目板Bの固定部1上に金
属サイディング材、金属板、断熱パネル、ALC板、P
C板、窯業系サイディング材、等の乾式壁材Dの端部を
載置して固定し、敷目板Bに弾性のある化粧カバーCを
乾式壁材Dの厚さに対応して係合し、乾式壁材Dの上下
端部表面間を覆うと共に、敷目板Bと化粧カバーCとで
乾式壁材Dを弾力下で挟持し、かつ乾式壁材Dの下端部
表面から内部に漏水した雨水等を外部へ排出する構造と
したものである。
【0007】さらに説明すると、壁下地αとは主柱、間
柱、胴縁、防水シート等の躯体、あるいは鉄骨下地等の
躯体からなり、乾式壁材Dを釘等の固定具βを介して固
定し、外壁を構成するものである。
【0008】また、敷目板Bは図2(a)、(b)(図
2(a)のイ−イ線端面図)に示すように、弾性力に優
れ安定した係合力を兼ね備えたアルミ合金の押出品、合
成樹脂材の押出品(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、塩化ビニール樹脂、スチロール樹
脂、メタクリル樹脂、ポリウレタン、フェノール樹脂、
ユリア樹脂(尿素樹脂)、メラミン樹脂、フッ素樹脂、
ケイ素樹脂、繊維強化プラスチック、等の一種)、ある
いは金属材(例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレ
ス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)等(勿論、これらを各種
色調に塗装したカラー金属板を含む)の一種)のロール
成型品等の1種からなる長尺体で、かつ断面を略クラン
ク状に形成したものである。すなわち、敷目板Bは略断
面を垂直な固定部1と、固定部1の下端近傍を固定部1
の延長線に対して鈍角な角度で傾斜させて屈曲した係合
部4と、係合部4の根本部分を外方に固定部1の延長線
に対して鋭角で屈曲してL字状に形成した化粧面部12
とから形成したものである。勿論、押出成形とロール成
型品を組み合わせて形成しても良い。
【0009】固定部1は図1に示すように、釘等の固定
具βにより壁下地αに固定される部分であると共に、上
部の乾式壁材Dを当接する部分である。なお、固定部1
には下方に傾斜して突出させた雨返し用の防水ヒレ3を
複数形成したものである。なお、弾力性のある雨返し用
の防水ヒレ3(合成樹脂材を使用した場合)を形成した
場合には、さらに、防水性が向上するものである。ま
た、固定部1の下端近傍には外方に屈曲した載置面4を
形成し、上段の乾式壁材Dの下端を施工時にガイドし、
施工性を向上するものである。
【0010】係合部4は固定部1の下端をその延長線に
対して鈍角の角度で傾斜させて形成したものであり、後
記する化粧カバーCを一体化する部分である。さらに詳
説すると、係合部4は上面5と下面6とから形成した断
面略U字状の係合溝7と、係合溝7内に複数段形成した
鋸刃状の係合爪8と、下面6の先端を下方に傾斜して突
出した傾斜面9と、上面5の先端を上方に突出した突出
面10と、係合部4の根本と固定部1の境界部分を切り
欠いて穿孔し、複数個形成した流水孔11とからなるも
のである。
【0011】係合部4は、前記のように傾斜して形成す
ることにより、図1に示すように上部の乾式壁材Dの表
面を伝って端部材A内に浸入する雨水等が、表面側の化
粧カバーCの係止部23部分に入らないようにし、敷目
板Bに形成した流水孔11により外部に雨水等を流下さ
せ、化粧カバーCに流水孔11を形成しなくとも外部へ
の雨水等の排水を可能にするものである。また、傾斜面
9は後記する化粧カバーCを敷目板Bに固定する際に、
挿入しやすいようにするものである。さらに、突出面1
0は端部材A内部に浸入した雨水等が後記する化粧カバ
ーCの係止部23にまで浸入しないようにする防波堤と
して機能するものである。
【0012】流水孔11は万が一に内部に浸入した雨水
等を外部に排水するために形成したものであり、その形
成ピッチは50mm〜300mm位、大きさは10mm
〜100mm位である。
【0013】化粧面部12は下部の乾式壁材Dの上端の
切り欠き部分(木口)を被覆し乾式壁材Dの上端部の外
部への露出を防止すると共に、雨水等の内部への浸入を
防止するためのものである。さらに詳説すると、化粧面
部12は固定部1の下端を固定部1の延長線に対して鋭
角で屈曲した水切り面13と、水切り面13の先端を下
方に垂下した化粧面14と、化粧面14の下端を化粧面
14の延長線に対して鋭角で屈曲した傾斜化粧面15と
から形成したものである。また、16、17は雨水等を
流水孔11を介して外部に排出するための空間である。
【0014】水切り面13および化粧面14は、流水孔
11から排出される雨水等を速やかに外部に排水し防水
性に寄与すると共に、下側の乾式壁材Dの端部とその固
定具βを覆い美観性に寄与するものである。なお、図で
は、上下段の乾式壁材Dの上下端を固定具β(一点鎖線
で示す)で脳天打ちしているが、必要により形成するも
のである。
【0015】化粧カバーCは図3(a)、図3(b)
(図3(a)のロ−ロ線端面図)に示すように金属薄板
(例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、
アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド
鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼
板(制振鋼板等)等(勿論、これらを各種色調に塗装し
たカラー金属板を含む)の一種)、あるいはアルミ合金
等の押出材等の長尺体で弾力性(スプリングバック)の
ある材料を断面略L字状に形成したものであり、主に乾
式壁材Dの下端部、所謂、目地部、土台部、窓上部等を
覆い、乾式壁材Dの下端部表面が変形するのを防止した
り、下端部分の変形を被覆したり、乾式壁材Dの固定を
強化する固定具β(一点鎖線で示す)が乾式壁材Dの表
面に露出するのを覆い美観性を向上したりすると共に、
釘頭、乾式壁材D端縁等の錆、汚れを防止するためのも
のである。勿論、上段の乾式壁材Dからの汚れの流れを
下段の乾式壁材Dに影響しないようにすること、等の機
能もある。また、敷目板Bと化粧カバーCの係合により
弾力下で乾式壁材Dの端部を挟持し、固定力を強化する
のにも役立つものである。
【0016】さらに具体的に説明すると、化粧カバーC
は略断面を垂直な化粧面19と化粧面19の上端を内方
に傾斜して屈曲した傾斜化粧面20と、傾斜化粧面20
の先端を内方に折り返した舌片21と、化粧面19の下
端を上方に折り返して屈曲した裏面22とからなる化粧
面部18と、裏面22の先端を下方に傾斜して屈曲した
係止面24と係止面24に間隔を有して突出した係止爪
25とからなる係止部23とからなるものである。
【0017】化粧面部18は乾式壁材Dの下端部、所
謂、目地部、土台部、窓上部等を覆い、乾式壁材Dの下
端部表面が変形するのを防止したり、下端部分の変形を
被覆したり、乾式壁材Dの固定を強化する固定具βが乾
式壁材Dの表面に露出するのを覆い美観を向上したりす
ると共に、釘頭、乾式壁材D端縁等の錆、汚れを防止す
るためのものである。また、傾斜化粧面20は傾斜して
形成することにより、乾式壁材Dに常時弾力が付加され
た状態で接触するために、上部の乾式壁材Dと化粧カバ
ーCとの納まりが大変良いと共に、乾式壁材Dが合成樹
脂発泡体を芯材とする金属製サイディング材の場合に
は、下端の変形(凸状の変形等)を目立たなくするもの
である。
【0018】化粧面19の下端部分と裏面22は、図1
に示すように施工された場合に、敷目板Bの係合部4が
外部から見えないようにするために形成したものであ
る。
【0019】係止部23は裏面22の上端を下方に傾斜
して鋭角な角度で屈曲した係止面24と、係止面24の
先端あるいは先端近傍に形成した係止爪25とから形成
したものである。
【0020】係止面24は敷目板Bの係合溝7内に挿入
される部分であり、係止面24の先端には図3(b)に
示すように、ルーバー加工、ハーフピアス加工、ボタン
パンチ加工等で適宜ピッチで突出させて形成した係止爪
25を形成したものである。また、係止爪25は図1に
示すように敷目板Bの係合爪8と係合し、敷目板Bに化
粧カバーCを係止するものである。
【0021】次に本発明に係る端部構造の施工例につい
て簡単に説明する。まずカラー鋼板と裏面材間に合成樹
脂発泡体(プラスチックフォーム)を一体に形成したサ
ンドイッチ構造の乾式壁材Dを縦張りして2階建ての外
壁を形成すると仮定する。そこで図1に示すように壁下
地α(ここでは木造の横胴縁)の所定位置、例えば土台
から10尺の所に横目地を形成するとし、まず、下段の
乾式壁材Dを順次施工する。次に敷目板Bの化粧面部1
2により下方に配設された乾式壁材Dの上端部を被覆す
るように、敷目板Bの固定部1を壁下地αに沿って釘等
の固定具βを介して水平方向に固定し、施工する。
【0022】敷目板Bの施工が完了したら、上段の乾式
壁材Dを敷目板Bの固定部1上に当接すると共に載置面
3上に下端を当接し、固定具βにより順次固定する。上
段の乾式壁材Dの施工が完了したら、化粧カバーCの係
止面24を敷目板Bの係合溝7内に嵌挿し係合爪8と係
止爪25との係合、係止により化粧カバーCを固定し施
工を完了するものである。
【0023】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る端部
構造の一実施例にすぎず、敷目板Bを図4〜図7に示す
ように形成することもできる。すなわち、図4(a)〜
(f)において、(a)図はパッキング材Fを形成する
保持部15aを形成した敷目板B、(b)図は水切り面
13の先端をさらに突出して水切り片13aを形成した
敷目板B、(c)図は傾斜化粧面15を削除した敷目板
B、(d)、(e)図は突出面10の先端をコ字状に屈
曲した敷目板B、(f)図は突出面10を大きく形成し
防水性をさらに向上した敷目板Bである。また、図5
(a)〜(f)において、(a)〜(c)図は係合部4
を水平に形成した敷目板B、(d)〜(f)図は係合部
4の変形例を示す敷目板Bである。
【0024】さらに、図6(a)〜(f)において、
(a)〜(c)図は化粧面部12部分を大きく形成し、
土台部分等に対応するように形成した敷目板B、(d)
〜(f)図は載置面3の変形例を示す敷目板Bである。
また、図7(a)〜(g)において、(a)、(b)図
は係止部2の変形例を示す敷目板B、(c)、(d)図
は突出面10部分にパッキング材Fを形成したものであ
る。なお、パッキング材Fは発泡ポリエチレン、クロロ
プレンゴム、EPTゴム、合成ゴムビード、ボンドブレ
ーカー、EPDM等の弾性を有し防水性を発揮するもの
からなるものであり、その固定には例えばエポキシ系、
アクリル系、ウレタン樹脂系、油性系等の各種接着剤を
使用するものである。また、(e)、(f)図は化粧面
部12の変形例を示す敷目板B、(g)図は載置面3に
も流水孔11のような流水孔3aを穿孔した敷目板Bで
ある。
【0025】また、図8(a)〜(q)は化粧カバーC
の変形例であり、(a)、(b)図は傾斜化粧面20部
分の変形を示す化粧カバーC、(c)図は係止部23を
水平に形成した化粧カバーC、(d)図は係止部23を
上端部からの成形で形成した化粧カバーC、(e)図は
係止部23を板材の中央部分で形成した化粧カバーC、
(f)、(g)、(h)〜(l)、(o)〜(q)図は
アルミ合金、合成樹脂材等を押出成形して形成した化粧
カバーC、(g)〜(h)、(q)図は化粧面19の裏
面に止水面19aを形成した化粧カバーC、(m)〜
(q)図は係止部23の根本部分、あるいは化粧面部1
8の裏面部分にパッキング材Fを形成した化粧カバーC
である。
【0026】図9(a)〜(j)は乾式壁材Dの一実施
例を示す断面図であり、(a)〜(c)図は縦張り用の
乾式壁材D、(d)〜(j)図は横張り用の乾式壁材D
を示すものである。
【0027】さらに、図10は土台部分、図11は窓上
部分に本発明に係る端部構造を形成した際の実施例を示
すものである。なお、図では、上段の乾式壁材Dの下端
を固定具β(一点鎖線で示す)で脳天打ちしているが、
必要により形成するものである。
【0028】
【発明の効果】上述したように本発明に係る端部構造に
よれば、乾式壁材を脳天打ちして固定した釘頭が外装
面に露出せず、乾式壁材端部の変形、特に合成樹脂発泡
体を芯材とする金属製サイディング材では凸状を確実に
抑制できる。敷目板の係合部が上部の乾式壁材下端を
ガイドできるので施工が容易となる。乾式壁材を施工
した後に化粧カバーを敷目板に係合するだけで乾式壁材
を挟持できるので、装着が極めて容易である。敷目板
の係合部と化粧カバーの係止部の角度を鋭角とし、係合
部の根本に流水孔を形成したので、化粧カバー内に万一
雨水等が漏水しても、水が内部に溜まることなく流水孔
から外部へ速やかに排出することができ、壁下地の腐食
を防止すると共に、乾式壁材の端部の腐食をも防止でき
る。化粧カバーに孔をあけることがない。載置面の
形成により、上段の乾式壁材の下端をガイドして施工す
ることができ、施工性が大幅に向上する。等の特徴、効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端部構造の代表例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明で使用する敷目板の一例を示す端面図で
ある。
【図3】本発明で使用する化粧カバーの一例を示す端面
図である。
【図4】本発明で使用する敷目板のその他の実施例を示
す断面図である。
【図5】本発明で使用する敷目板のその他の実施例を示
す断面図である。
【図6】本発明で使用する敷目板のその他の実施例を示
す断面図である。
【図7】本発明で使用する敷目板のその他の実施例を示
す断面図である。
【図8】本発明で使用する化粧カバーのその他の実施例
を示す断面図である。
【図9】本発明で使用する乾式壁材のその他の実施例を
示す断面図である。
【図10】本発明に係る端部構造のその他の実施例を示
す断面図である。
【図11】本発明に係る端部構造のその他の実施例を示
す断面図である。
【符号の説明】
A 端部材 B 敷目板 C 化粧カバー D 乾式壁材 E 防水シート F パッキング材 α 壁下地 β 固定具 1 固定部 2 防水ヒレ 3 載置面 3a 流水孔 4 係合部 5 上面 6 下面 7 係合溝 8 係合爪 9 傾斜面 10 突出面 11 流水孔 12 化粧面部 13 水切り面 13a 水切り片 14 化粧面 15 傾斜化粧面 15a 保持部 16 空間 17 空間 18 化粧面部 19 化粧面 19a 止水面 20 傾斜化粧面 21 舌片 22 裏面 23 係止部 24 係止面 25 係止爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略断面を垂直な固定部と該固定部の途中
    を外方に突出した載置面と該固定部の下端近傍を固定部
    の延長線に対して鈍角に傾斜させて屈曲して突出した係
    合部と該係合部の根本部分に長手方向と平行に複数個形
    成した流水孔と、固定部の下端を外方に固定部の延長線
    に対して鋭角で屈曲した水切り面と該水切り面の先端を
    下方に垂下した化粧面と該化粧面の下端を化粧面の延長
    線に対して鋭角で屈曲した傾斜化粧面とからなり、前記
    係合部には係合爪を形成した長尺状の敷目板と、略断面
    を垂直な化粧面と該化粧面の下端近傍を下方に傾斜して
    突出した係止部とからなり、前記係止部には係止爪を形
    成した長尺状の金属製の化粧カバーとを備え、壁下地に
    対し敷目板の固定部を固定具を介して固定し、係合部の
    上に乾式壁材の下端部を配し、化粧カバーの係止部を敷
    目板の係合部に係止して係合爪と係止爪の係合により一
    体化したことを特徴とする端部構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106285018A (zh) * 2016-08-26 2017-01-04 晟通科技集团有限公司 压板条、滴水线安装作业方法
JP2018003549A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 日鉄住金鋼板株式会社 外壁構造およびこれが備える水切り材

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