JPH07290537A - 射出成形機の型締ユニットおよびその作動方法 - Google Patents

射出成形機の型締ユニットおよびその作動方法

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JPH07290537A
JPH07290537A JP7101776A JP10177695A JPH07290537A JP H07290537 A JPH07290537 A JP H07290537A JP 7101776 A JP7101776 A JP 7101776A JP 10177695 A JP10177695 A JP 10177695A JP H07290537 A JPH07290537 A JP H07290537A
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force
mold
closing
mold clamping
clamping unit
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カルル・ヘール
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】型締ユニットに、可動の型ホルダ11を駆動す
る第1装置10および閉鎖力を加える第2装置30が設
けてあり、第1装置は、第1支持要素13にに支持して
ある。作動時に第1装置10と第1支持要素13と可動
の型ホルダ11とに負荷する第2装置30を設ける。第
2装置としては、偏心駆動装置またはストロークの短い
ピストンを有する液圧駆動装置を使用する。 【効果】確実な力伝達系を安価に創成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂、セラミック
材料などを加工する射出成形機の型締ユニットおよび型
締ユニットの作動方法に関する。本発明は特に請求項1
の前置部に記載の形成の射出成形機の型締ユニットおよ
びその作動方法に関する。即ち、この形式の型締ユニッ
トは、
【0002】合成樹脂、セラミック材料などを加工する
射出成形機の型締ユニットであって、
【0003】(a)定置の型ホルダと;
【0004】(b)成形型を受容する型取付スペース
(SR)を定置の型ホルダとの間に形成する可動の型ホル
ダと;
【0005】(c)可動の型ホルダを定置の型ホルダへ
移動し且つまた定置の型ホルダから引離す第1装置と;
【0006】(d)成形型の型締中に第1装置の後に作
動されて閉鎖力を加える第2装置と;
【0007】(e)力伝達装置によって定置の型ホルダ
に結合され、少なくとも第1装置を支持する第1支持要
素と;を有し
【0008】(f)第2装置が、作動時に、第1装置、
第1支持要素および可動の型ホルダに負荷する形式のも
のに関する。
【0009】
【従来の技術】型締時に現れる運動を各種構造グループ
に配分する形式のこの種の型締ユニットは、特開昭JP
−A62−64520から公知である。第1構造グルー
プは、ボール転動スピンドルを介して駆動され、本質的
に、可動の型ホルダを定置の型ホルダへ移動し且つ定置
の型ホルダから引離すトグルレバー(Kniehebel)機構
である。成形型半部を相互に接近させた後も、間隙が残
存する。この場合、残余の運動は、同時にボール転動ス
ピンドルの軸受であるネジスリーブに作用する第2装置
を介して行われる。第1段階において、上記機構を介し
て、運動が、型締まで高速且つ低トルクで行われる。第
2装置を使用して型締が終了したならば、上記第2装置
から出発して第1装置を介して閉鎖力を加えるため、上
記第2装置を低トルク運転態様に切換える。双方の装置
に対して明確な役割配分が行われてないので、第2装置
の支持要素に全装置を支持できるよう第1装置の支持要
素を可動に支持しても、高コストの伝動装置および切換
段が必要である。
【0010】PCT国際公開WO92/11993(特
表平6−504356)に記載の型締ユニットの場合、
射出成形機の型締時に必要な運動は、2段で順次に作動
される2つの構造グループに配分される。可動の型ホル
ダの駆動には、スピンドル駆動装置を使用し、一方、閉
鎖力を加えるため、液圧シリンダが設けてある。ネジス
ピンドルは、液圧シリンダのプランジヤピストン(Tauc
hkolben)内に可動に軸支されている。双方の要素は、
共通の支持要素に支持されている。ネジスピンドルは、
作動時、バネ手段によってゼロ位置に保持され、従っ
て、ネジスピンドルはフレキシブルに懸架されるので、
閉鎖力の印加時に問題が生ずる。更に、閉鎖力の印加
中、逆回転の阻止のため、−ネジスピンドルが自己ロッ
ク性でない以上−駆動電動機を介してネジスピンドルを
当接状態に保持しなければならない。ネジスピンドル
は、同時に、保持力伝達機構および保持力発生機構とし
て役立つ。
【0011】欧州特許EP−B271588(特に、図
3対応日本特許公開JP−A63−7924)に記載の
別の型締ユニットの場合、2つのスピンドル系が順次に
配置されている。これらのスピンドル系は、順次に作動
される。この場合、当該時点に不要なスピンドルをパワ
ーラインから切離し得るクラッチが設けてある。この場
合、全保持力に関してスピンドル軸受の2重の必要(な
いしその経費)を看過できない。スピンドルの固定のた
め、更に、型締時に反力が結合を生ずるよう調節された
バネを有する制動手段またはかみ合いクラッチを設ける
ことができる。
【0012】電気駆動式射出成形機を制御する方法は、
ドイツ特許公開DE−A4345034またはPCT国
際公開WO94/22655から公知である。この場
合、型保護段階中に送り力を確実に調節できるよう、型
締のみに使用するトグルレバー駆動機構をサーボモータ
によって運転し、閉鎖運動中の力をモータの消費電流を
介してまたはトグルレバーのヒンジヘッドの範囲におい
て検知することが提案されている。次いで、かくして検
知した数値を目標曲線と比較し、監視できる。しかしな
がら、型締運動の形成のため単独の駆動装置を必要とす
るので、力センサは、全閉鎖範囲にわたって力をうける
のに適した大きな許容レンジのものにしなければなら
ず、従って、微細な送り力調節を実現できない。成形型
の部分の当接後に形成される閉鎖力の調節は、行わず、
−行うとすれば−大きいエネルギが必要である。なぜな
らば、トグルレバーを最適に使用できるのは、その延伸
位置に限られるからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
先行技術から出発して、低コストで確実な力伝達および
力制御ないし調節を行い得るよう、冒頭に述べた種類の
型締ユニットおよび方法を改良することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題は、それぞれ、
請求項1の後段部に記載した特徴を有する型締ユニット
および請求項11または15の特徴を有する方法によっ
て解決される。即ち、本発明の型締めユニットは、第1
装置が、すでに、成形型の部分をほぼ当接させ、他方、
第2装置が、成形型の部分の先行の当接後、主として閉
鎖力を加えるよう構成されていることを特徴とする(以
下基本構造と称する)。
【0015】また、本発明による型締ユニットの作動方
法は、
【0016】(i)可動の型ホルダを駆動する最大許容
力(F1)および成形型の当接時に第1装置によって加
えられる当接力(F3)を設定する工程と;
【0017】(ii)当接力(F3)とともに閉鎖力
(F5)を形成する押圧力(F4)を加える間に第2装
置によってパワーラインから分離される、好ましくは、
力センサとして構成された測定装置によって、可動の型
ホルダをゼロ位置(P0)から成形型の当接位置まで駆
動する間の力(Fs)を検知する工程と;
【0018】(iii)検知された力(Fs)と所定の
最大許容力(F1)とを比較して、検知された力(F
s)が最大許容力(F1)よりも大きい場合に型締運動
を中止する工程と;と特徴とする。
【0019】さらに、本発明による第2装置として偏心
駆動装置(E)を有する型締ユニットの作動方法は、
【0020】−成形型の部分の当接時に第1装置によっ
て加えるべき当接力(F3)を設定する工程と;
【0021】−所定の閉鎖力(F5)を設定する工程
と;
【0022】−閉鎖力(F5)から当接力(F3)を減
算して偏心駆動装置(E)の押圧力(F4)を計算する
工程と;
【0023】−閉鎖力の調節のため偏心駆動装置(E)
の不動位置によって決まる自己停止以下で偏心駆動装置
(E)を調節できる調節範囲(RB)を設定する工程
と;
【0024】−当接力(F3)の印加後に押圧力(F
4)を得るために偏心駆動装置(E)が実施すべきスト
ローク(△s)を計算し、調節範囲(RB)だけ上記ス
トローク(△s)を増大する工程と;
【0025】−ストローク(△s)および調節範囲(R
B)の走行のため偏心駆動装置を回転すべき残存角度
(△α)を計算する工程と;
【0026】−残存角度(△α)の補角(α)を計算
し、補角(α)の調節のため偏心駆動装置(E)を作動
する工程と;
【0027】−下記工程、即ち、第1装置によって当接
力(F3)を加え、偏心駆動装置(E)を作動して閉鎖
力(F5)を形成し、公知の態様で成形型内に可塑化材
料を射出して射出成形体を製造し、実際の閉鎖力を連続
的に検知し実際の閉鎖力と所望の閉鎖力(F5)とを比
較して偏心駆動装置(E)の操作量を求め、求めた操作
量によって型締中に調節範囲(RB)内で偏心駆動装置
(E)を調節し、好ましくは、ストローク(△s)+調
節範囲(RB)に対応する残存角度(△α)だけ偏心駆
動装置を逆回転して押圧力を除き、第1装置によって押
圧力を除き成形型を開いて部材を取出す工程を含む少な
くとも1つの射出サイクルを実施する工程と;を含むこ
とを特徴とする。
【0028】なお請求項に付記した図面参照符号は、本
発明を図示の態様に限定することを意図せず、理解を助
けるためのものである。
【0029】
【作用】上記基本構造において、作用される運動および
力は、各構造グループに適切に配分される。第1装置
(好ましくは、スピンドル系)は、可動の型ホルダの駆
動に使用され、他方、第2装置は、成形型の統合(当
接)後になお必要な閉鎖力(締付力)形成運動を作用す
る。しかしながら、閉鎖力の作用時、型ホルダを含む第
1装置全体は、第2装置によって負荷を受け、この限り
において、なお単に保持力伝達機構としては使用され
る。明確に配分された力分布にもとづき、駆動電動機も
その当該の機能に正確に調和させることができ、従っ
て、第1装置に、適切な小形駆動電動機を使用できる。
【0030】
【具体的展開態様】上述の基本構造に基づき、以下各従
属請求項に示す、種々の展開態様が可能となる。
【0031】請求項2の実施態様にもとづき、第1装置
の支持要素から第2装置の支持要素へのパワーラインも
明確に定められる。この場合、力伝達手段は、別の支持
要素から出発して、型締ユニット内で定置の型ホルダに
対する結合を達成でき、かくして、力フレームを構成で
きる。この場合、力伝達手段として、型取付スペースの
まわりに閉鎖力を導く要素と同様に、公知の支持ロッド
ないしタイロッドを設けることができる。マシン脚も力
伝達手段として設けることができる。
【0032】請求項5,6の実施例の場合、本来の加圧
要素からなり、従って、パワーラインに直接に組込むこ
とができるスピンドル逆回転阻止系が得られる。この場
合、2つの並列のスピンドル系を設ければ、型保持時に
逆トルクは部分的に消失され、かくして、案内系の負荷
を減少できる。即ち、請求項6の構成の場合は正に、ス
ピンドル軸受には、可動の型ホルダの加速時または制動
時に現れる力のみが負荷される。成形型保持の本来の高
圧範囲において、スピンドル軸受には、最大に、もどし
手段の力が負荷される。
【0033】請求項8の実施例の場合、閉鎖力は、スピ
ンドルの絶対的停止時に始めて形成され、従って、対応
してスピンドルを小さく設計でき、あるいは、スピンド
ルを大きく設計すれば、対応してより長い寿命が得られ
る。なぜならば、動的負荷がより小さいからである。し
かしながら、動的負荷は、直接、スピンドル系の全寿命
と関係する。
【0034】機能分割して、第1装置によって可動の型
ホルダをほぼ成形型の当接まで駆動し、第2装置によっ
て閉鎖力を形成することによって、同じく夫々目的に適
合したセンサの使用が容易となる。即ち、第1装置のパ
ワーラインに、送り力調節のための高感度センサを設け
ることができ、他方、作動した場合に第1装置がパワー
ラインから分離されることになる第2装置のパワーライ
ンには、保持力調節に特に好適なレンジを有する力セン
サを設けることができる(請求項9,10)。
【0035】請求項11の作動方法にもとづき、型締ユ
ニットの構成によって可動の型ホルダを駆動する第1装
置と閉鎖力を加える第2装置とに機能分割したことによ
って、第1装置のパワーラインに力センサを設け、かく
して、可動の型ホルダの駆動中に送り力をできる限り正
確に受容できる。かくして、成形型確保力または型保護
力を極めて正確にフイードバックできる。このセンサ
は、更に、請求項13にもとづき、射出サイクル毎に正
確に反復される型半部の当接力を検知して、この力にも
とづき、各射出サイクルにおいて射出成形型の部分の調
節された当接によって系の熱膨張に関係なく所定の力に
繰返し調整できる正確に制御された保持力を達成するの
に使用できる。
【0036】第2装置として偏心駆動装置を設ければ、
同じく機能分割にもとづき、保持力調節の極めて簡単な
方式が得られる。この場合、偏心駆動装置は、閉鎖力の
印加時、請求項11−14の送り力調節の場合とは異な
り、最も経済的な延伸位置に移行せず、不感位置前に、
なお、調節範囲がある。しかしながら、かくして、サイ
クル毎に修正できるばかりでなく、実際の型締中にも、
保持力を自動的に調節できる。下部不感位置における偏
心駆動装置の大きい力変成度にもとづき、射出段階中お
よび保圧段階中にも、比較的大きい角度変更によって、
わずかな消費エネルギで、保持力変動を減少するよう制
御できる。
【0037】さらに、上記以外の利点は、各従属請求項
及び図面の記載からも明らかであり、以下に本発明の実
施例を詳述する。
【0038】
【実施例】型締ユニットは、合成樹脂、粉体材料(例え
ば、セラミック材料)、etc.を加工する射出成形機
の部分である。型締ユニットは、成形型33を受容する
型取付スペースSを相互間に形成する定置の型ホルダ1
2および可動の型ホルダ11を有する。可動の型ホルダ
は、第1装置10を介してガイド45に沿って、定置の
型ホルダ12へ移動され且つこの型ホルダから引離され
る。閉鎖力を作用するため、第2の装置24,30が設
けてある。第2装置は、型締工程中、特に、成形型33
の閉鎖力の印加のため、第1装置の後に作動される。第
1装置は、力伝達手段25によって定置の型ホルダに結
合される第1支持要素13に支持される。
【0039】可動の型ホルダ11を駆動する第1装置1
0から閉鎖方向へ見て、第1支持要素の後ろには、閉鎖
力を印加する第2装置を支持する別の支持要素が設けて
ある。この第2装置は、作動されると、全体として保持
力伝達機構としての第1装置10と第1支持要素13と
可動の型ホルダ11とに負荷する。一方、閉鎖力形成機
構は、単に、第2装置である。しかしながら、第2装置
は、例えば、同一出願人に係る先願特願平6−2595
93(ドイツ特許出願P4411649.7)に記載の
如く、パワーラインの別の箇所において作動できる。
【0040】即ち、パワーライン(力伝達ライン)は、
可動の型ホルダから出発して、まず、第1装置を介して
第1支持要素に達する。この場合、第1支持要素は、伝
達要素を介して別の支持要素に結合されている。この限
りにおいて、第1支持要素および可動の型ホルダは、更
に、力伝達手段にも可動に保持される。この場合、パワ
ーラインは、別の支持要素から出発して、力伝達手段2
5(図示の実施例の場合は支持ロッドHolme)を介して
定置の型ホルダまで達する。しかしながら、力伝達手段
として、上記支持ロッドの代わりに、型取付スペースS
Rのまわりに閉鎖力を導く要素を設けることができ、あ
るいは、マシン脚を力伝達手段として設けることもでき
る。型締ユニット全体は、定置の型ホルダ12において
のみ、固定手段36を介してマシン脚26に結合されて
いる。
【0041】図1〜4の実施例の場合、閉鎖力を印加す
る第2装置30として、好ましくは電気機械的に駆動さ
れる偏心器を使用する。図3,4に示した如く、偏心器
は、偏心シヤフト34に同心に配置されたベルト車42
を作動するベルト41を介して駆動電動機40によって
駆動される。偏心シヤフト34は、別の支持要素31に
軸支され、第2装置30の作動時、偏心状態の軸支によ
って、伝達要素として継ぎ板(Lasche)35を設けた偏
心軸受44が閉鎖方向へ駆動される。継ぎ板35自体
は、ヒンジボルト39を介して第1支持要素の突起13
cに結合されている。かくして、成形型33を閉じた際
に閉鎖力を加えるのに必要であり型締ユニット全体の変
形によって誘起される極く僅かな変形ストロークは、偏
心器によって容易に達成できる。
【0042】図5〜7の第2実施例の場合、第2装置2
4として、液圧駆動装置を設ける。この場合、図6に示
した如く、突起13cは、ボルト29を介して液圧駆動
ユニットのピストン24aに結合される。液圧駆動装置
は、シリンダカバー24bによって閉鎖されたシリンダ
チヤンバ28を有する。運動は、型を開いた場合も第1
支持要素13と別の支持要素31との間に明確な間隔を
与える弾性もどし手段27の力に抗して行われる。
【0043】双方の実施例において共通に、第1装置
は、電気機械的に駆動されるスピンドル機構である。こ
の実施例の場合、スピンドル16として、2つのボール
転動スピンドルが好ましい。なぜならば、かくして、成
形型保持時に、大きい逆トルクが、部分的に消失され、
かくして、案内系に殆ど負荷を生じないからである。ス
ピンドル16は、型締ユニットの支持要素37に支持さ
れるナット14と共働する。支持要素37は、更に、引
張アンカ38を介して可動の型ホルダ11に結合されて
いる。引張アンカ38は、筒体46を支持要素37と可
動の型ホルダとの間に狭持固定する。かくして、上記部
材から、それ自体で剛で案内し易い運動ユニット47が
形成される。かくして、特に、可動の型ホルダと支持要
素との間の閉鎖方向へ測定した間隔にもとづき、案内精
度が向上される。この間隔は、スピンドルのストローク
に依存するので、大形マシンにおいて、運動ユニットの
長さおよび支持が改善される。しかも、かくして、全型
締ユニットの精度が向上される。運動ユニットの長さ
は、特に、スピンドルを受容する筒体46によって、即
ち、スピンドルストロークによって決定される。スピン
ドル16−唯一つのスピンドルであってよい−の駆動
は、ベルト車 20,21を駆動する2つのベルト2
2,23を電動機シヤフト15aで駆動する駆動電動機
15によって行う。騒音減少およびマシン長さの短縮の
ため、別の方法として、伝動装置を設けることもでき
る。
【0044】閉鎖力印加時にスピンドル16の逆回転を
回避するため、ブロック手段17が設けてある。ブロッ
ク手段17は、収縮ばめ手段43によってスピンドル1
6の軸16aにはめ込まれたブロックデイスク17aを
含む。軸16a自体は、軸受50によって軸支され、弾
性もどし手段18の力に抗してスピンドルの縦方向へ可
動である。閉鎖力の印加時において、ブロックデイスク
は、第1支持要素と当接する。ブロックデイスク17a
は、スピンドル16の縦方向へ延び、ブロック操作時に
支承リング19の逆方向へ向く環状突起19aと力結合
(摩擦力を介して当接結合)する周囲のリング17bを
有する。リング17bおよび環状突起19aには、場合
によっては、形状結合(ないし歯合)の形成のため、歯
列を設けることもできる。支承リング19は、ボルト3
2を介して突起13cに結合され、これら双方の要素
は、相互間に軸16aの軸受を受容する。図示の実施例
の場合、ブロックデイスクは、同時に、ベルト車20,
21のボスである。
【0045】ブロックデイスク17aのリング17bと
支承リング19の環状突起19aとの間の間隔bは、成
形型を閉じて閉鎖力を加える前の状態において、例え
ば、第1実施例の偏心器の偏心度eまたは第2実施例の
ピストン24aのストロークaよりも小さい。
【0046】作動は、基本的に、まず、スピンドル16
を介して成形型33が閉じられるよう行われる。成形型
の双方の半部が当接すると直ちに、間隔bが生ずる。次
いで、第2装置を作動する。この際、まず、間隔bが零
となる。この時点では、逆回転が阻止されるよう、な
お、駆動電動機15を作動しなければならない。しかし
ながら、間隔bが除かれたならば直ちに、力結合にもと
づき、スピンドル16がブロックされるので、次いで、
力を加える間においては、ブロック装置は、なお、パワ
ーラインに組込まれた加圧要素として作用する。即ち、
支承は、板バネの力を受ける。この場合、上記板バネ
は、型ホルダの運動時には未だブロッキングが不可能で
あり、第2装置を作動して始めてブロッキングが行われ
るよう強く設計されている。ブロック装置は、ブロック
デイスク17aと支承リング19との間にスリップが起
きないよう、構成するのが好ましい。従って、閉鎖力を
加えるため第2装置24,30の作動にもとづき双方の
部材が当接するまで、駆動電動機を運転する。かくし
て、双方の部材は、停止状態において、即ち、ブロック
デイスクの停止時に相互にぶつかり、この場合、力結合
または形状結合を行う。
【0047】型締ユニット全体は、垂直中心面に関して
十分に対称に構成されている。駆動電動機 15も上記
面内にある。第1装置の双方のベルト車は、閉鎖方向s
−sへ相互にずれている(図2,7)。しかしながら、
特に、2つのネジスピンドルを対称に配置すれば、必要
に応じて、双方のスピンドルの間にエゼクタユニットを
設けることができる。更に、定置の型ホルダには、射出
成形ユニットを射出成形型33のキヤビテイに導くため
の貫通口12aが設けてある。
【0048】閉鎖力を加える第2装置は、閉鎖力の調節
を行うことができる。即ち、一方では、まず、型半部を
当接させ(図1に破線で示した型締状態における間隙寸
法c=0に対応)、次いで、第2装置24,30を所定
量だけ作動し、かくして、選択可能な所望の所定保持力
を形成する。これは、型締ユニットに全力を加えてはな
らないかまたは加えるべきではない射出成形型が成形機
内にある場合に特に重要である。
【0049】他方では、例えば、まず、任意の間隙寸法
cになるよう型半部を統合し、次いで、第2装置で型締
ユニットを最終位置に移行させることによって、射出成
形を実現することもできる。かくして、更に、印加可能
な最大力の上限を制限できる。
【0050】調節には、調節パラメータを求めるため各
種の補助手段が必要であり、このため、例えば、可動の
型ホルダの位置決定のため、絶対ストローク測定系を有
するサーボモータを設けることができる。増分ストロー
ク測定系を有するモータを使用する場合、更に、スピン
ドル軸に平行に取付けられ、可動の型ホルダの実際位置
を確実に通報する独立の線形ポテンシヨメータ65を使
用する。しかしながら、支持ロッドのセンサ61として
の力測定ボルトによって、正しい閉鎖力を修正できる。
しかしながら、力測定ボルトまたは力測定箱は、パワー
ライン内の任意の箇所に(例えば、偏心器の場合にはヒ
ンジボルト39内にセンサ64として)設置できる。
【0051】第1装置によって誘起される定置の型ホル
ダ12に当接するまでの可動の型ホルダ11の運動と第
2装置24,30による閉鎖力の印加とに型締運動を分
割・分配することによって、この種の測定装置(例え
ば、力センサ)の目的に適しい使用が可能である。第1
装置10は、型締中に、パワーラインから分離されるの
で、この装置には、パワーライン内で、敏感で高分解能
のセンサを配することができる。この場合、可動の型ホ
ルダ11の駆動時に現れる力Fsを検知する力センサ6
3は、第1支持要素13と第1装置10との間にまたは
ボール転動スピンドル16の軸線16aの範囲に配置す
るのが好ましく、かくして、間隔bの消失時に、力セン
サ63もパワーラインから引出される。かくして、極め
て僅かな擾乱を確認できるよう、送り力を正確に把握で
き、従って、同時に、全系の寿命が増大される。
【0052】パワーラインには、第2装置24,30と
組合せて、好ましくは、第2装置を樞着したヒンジボル
ト39におよびまたは力測定ボルトとして構成された力
センサ61の形の力伝達要素25におよびまたはボール
転動スピンドル16のナット14の支承に、少なくと
も、成形型33の部分の当接後に現れる力の測定のた
め、少なくとも1つの別の力センサ61,62,64を
設けることができる。増分ストローク測定系のないモー
タを使用する場合は特に、線形ポテンシヨメータ65が
設けてある(図2参照)。
【0053】このような構造の型締ユニットは、図8−
13にもとづき、下記の如く、運転できる。まず、型締
中の力の推移を図8に示した。定置の型ホルダ12に当
接するまで可動の型ホルダ11を移動する間に、好まし
くは、力センサ63において測定できる必要な実際の力
Fsがプロットしてある。検知された力Fsは、型締運
動の開始前にゼロ位置P0から出発して型締まで経路s
に沿って増大する。力のこの増大は、型ホルダの重量を
移動しなければならず、最初に摩擦を克服しなければな
らないことに起因する。この初期の力増大が行われた
後、移動中、力は、すべり摩擦力まで低下し、当接位置
P2の直前に、スタート点がP1にある型保護範囲に達
する。この範囲は、通常、成形型33の破損を避けるた
め、低速で且つ僅かな力で通過される。型保護範囲を通
過して成形型の部分が当接すると直ちに、当接位置P2
に達し、第1装置を更に作動すると、所定の当接力F3
が得られる。この場合、射出成型機は、第1装置がF3
よりも大きい力を加えないよう、運転される。これは、
弾性もどし手段18の対応する調節によって実現でき
る。
【0054】さて、第1装置のパワーラインに組込んだ
力センサ63によって、まず、送り力調節を実施でき
る。この場合、パワーラインに高分解能センサを使用す
れば、成形型確保力または型保護力を極めて正確にフイ
ードバックできる。かくして、所定の当接力F3を得る
ための前提条件が与えられ、かくして、この力にもとづ
き、第2装置によって形成される正確な押圧力を得て、
熱膨張を補償してサイクル毎に反復して保持力を正確に
制御できる。
【0055】図9に、送り力調節および保持調節制御の
間のプロセス推移を示した。この場合、例えば、偏心駆
動装置を備えた型締ユニットについてプロセスを説明す
る。なぜならば、この場合、最小の角度変更によって、
極めて正確な閉鎖力制御を実現できるからである。しか
しながら、第2装置24として、液圧ユニットを設ける
こともできる。ステップS1において、まず、下記数値
を入力するか、射出成形ユニットのメモリ値から読出
す。
【0056】−可動の型ホルダ11の移動中の最大許容
力としての力F1 −型保護範囲の最大許容力としての型保護力F2 −成形型33の部分の当接時に第1装置から加え得る力
としての当接力F3 −射出成形機の最大または所定閉鎖力としての力F5。
【0057】この場合、閉鎖力F5および当接力F3か
ら、第2装置(好ましくは、偏心駆動装置E)によって
形成される押圧力F4を計算できる(ステップS2)。
しかしながら、押圧力F4を計算せずに、ステップS
5,S6,S7にもとづき、図8に示した送り力調節を
実現できる。
【0058】可動の型ホルダの移動中、力センサ63で
力Fsを連続的に測定する。次いで、検知した力Fsを
所与の最大許容力F1と比較し、検知した力Fsが所与
の最大許容力F1よりも大きい場合は、型締を中止す
る。この比較は、ゼロ位置から少なくとも型保護範囲の
当接位置P0の直前のスタート点まで実施する。しかし
ながら、必要であれば、型保護段階から離して当接位置
P2まで続行することもできる(ステップS5)。型保
護範囲のスタート点P1に達したならば直ちに、可動の
型ホルダの以降の移動中、検知した力Fsが、通常は最
大許容力F1よりも小さい型保護力F2以下であるか否
かを連続的に調べる。検知した力Fsが型保護力F2を
越えたならば直ちに、閉鎖操作を停止する(ステップS
6)。次いで、当接位置に達したならば直ちに、第1装
置によって当接力F3を加える(ステップS7)。
【0059】F1およびF2の予設定のみが可能であ
る。なぜならば、これらの力は、別の態様で求めること
ができるからである。例えば、最初の射出サイクルにお
いて、力を測定し、記憶し、更に、以降の閉鎖運動にお
ける型保護段階の制御または監視のためまたは力推移の
連続的修正のため、公差帯域を定めることができ、直前
の1つまたは複数の力推移測定にもとづき、公差帯域を
備えた目標推移を定めることができる。
【0060】さて、送り力調節に続いて保持力を制御で
きるよう、ステップS3において、偏心角度を計算し、
閉鎖サイクルの開始前に、調節しなければならない。こ
れは、必要である。なぜならば、閉鎖力F5に達した際
に、偏心駆動装置は、できる限り、延伸位置に、即ち、
その不動点にあることが望ましいからである。従って、
まず、残存角度△αの補角(ないし余角)αを計算す
る。この場合、偏心器は、成形型33の部分に力F3が
印加された後、上記補角から回転を開始する。
【0061】図10に、補角αと達成可能な閉鎖力F5
との関連性を示した。例えば、補角αをゼロに置けば、
偏心駆動装置によって加え得る力F4を印加するには、
偏心駆動装置の偏心度eの2倍の全ストロークsmax
が必要である。第1装置は、第2装置の前に作動される
ので、かくして、加算として、当接力F3+偏心駆動装
置Eの押圧力F4から閉鎖力F5も求まる。使用者が閉
鎖力F5をより小さく選択すれば、押圧力F4および残
存角度△αも小さくなり、かくして、同時に偏心駆動装
置Eのスタート角度である補角αが大きくなり、従っ
て、ストローク△sが小さくなる。残存角度△αが18
0°である場合、最大の押圧力F4maxが生ずる。し
かしながら、例えば、押圧力F4yまたはF4xのみを
設定する場合、図10の余弦曲線にもとづき、力の印加
時に偏心駆動装置が延伸位置にあるよう設定できる補角
αyまたはαxが得られる。即ち、力の印加時、残存角
度△yまたは△xは不変である。更に、これを図11に
示した。同図から明らかな如く、所定の△αxにおい
て、下式から△sxが得られる。
【0062】△s=e−excos△α
【0063】押圧力の印加に関して、下式が得られる。
【0064】F4=fx△s 上式において、△sは、残余(verbleibend)の変形ス
トロークx全系のバネ剛性fから求め得る押圧力を加え
るのに必要な残余の変形ストロークである。この場合、
射出成形機のバネ剛性は、マシン検査時に容易に求める
ことができ、制御部のメモリにフアイルできる。さしあ
たり、成形型の剛性は、未知であるが、簡単化して標準
型を仮定して、各事例において組込み高さが既知である
ので全剛性fの計算に利用できる。即ち、かくして、下
式にもとづき偏心駆動装置に関する残存角度が得られ
る。
【0065】 △α=arccos(1−F4/(fxe))
【0066】ここで、F4=押圧力 f=バネ剛性 e=偏心駆動装置Eの偏心度 即ち、この限りにおいて、上式にもとづき、残存角度△
αを計算でき、即ち、補角αをあらかじめ設定できる
(ステップS4)。
【0067】次いで、送り力調節を行い、当接力F3を
加えた後、ステップS8にもとづき、α= 180°の
自己ロックまで偏心駆動装置を残存角度だけ回転する。
かくして、成形型が閉鎖されたという制御部のための情
報が得られる。次いで、公知の態様で、射出プロセスが
行われる。射出成形材料を射出し、成形部材を成形し、
型を冷却した後、ステップS9にもとづき、偏心器は、
完全には逆回転されず、次の射出サイクルにおいて残存
角度△αだけ回転して正確に同一の保持力が得られるよ
うな程度に逆回転される。残存角度△αだけ逆回転した
際、当接力F3のみが生ずるので、第1装置が、作動さ
れて、可動の型ホルダを当接位置から部材を取出し得る
ゼロ位置に走行させる。次いで、次のサイクルを開始で
きる。
【0068】さて、図12,13を参照して、保持力調
節を補足してまたは別法として説明する。これまでは、
成形型の当接後にのみ所定値の保持力を加えたが、ここ
では、閉鎖力F5をサイクル毎に修正できるばかりでな
く押圧時にも閉鎖力F5を調節できる。この場合、特
に、下死点において、即ち、延伸位置において、偏心駆
動装置Eの大きい力変成度を利用できる。なぜならば、
射出中および保圧中にも、比較的大きい角度変更によっ
て、僅かな消費エネルギで保持力変動を小さくできる。
これを、特に、図12に示した。同図において、偏心駆
動装置Eによって加えられる偏心モーメントMEを補角
αに対してプロットした。この場合、不動位置の直前に
調節範囲RBを設ければ、勾配から、如何なる手段によ
って調節を行い得るかが知られる。この場合、最大偏心
モーメントMEの50%(ほぼ20°の角度フレに対
応)以下の範囲に調節範囲RBを保持することを意図す
る。しかしながら、消費エネルギの低下のために、調節
範囲RBは、できる限り小さくし、できる限り、数値α
=180°に接近させるべきである。
【0069】保持力調節に関する図13のプロセス推移
において、まず、同一のステップには同一の参照記号を
付した。従って、この場合に可能な送り力調節に関して
は、ステップS1,S5,S6,S7に関する説明を参
照する。さて、保持力調節の範囲において、まず、ステ
ップS1で、当接力F3,閉鎖力F5および調節範囲R
Bを設定するか、メモリから読出す必要がある。ステッ
プS2において、偏心駆動装置Eから加えるべき押圧力
F4を、閉鎖力F5から当接力F3を減算して求める。
次いで、既知の式にもとづき、まず、押圧力F4に必要
であるので当接力F3の印加後に偏心駆動装置Eが作用
すべき変形ストローク△sを計算し、調節範囲RBのた
めにストロークsだけ増加する。この設定によって、ス
テップS44において、ストローク△sおよび最大調節
範囲RBの通過のために偏心駆動装置Eが回転すべき残
存角度△αを求めることができる。次いで、最初のサイ
クルの前に、残存角度△αの補角を計算し、補角αの調
節のために偏心駆動装置Eを作動する。さて、次の射出
サイクルにおいて、まず、第1装置10によって、ステ
ップS7に示した如く、当接力F3を加える。次いで、
偏心駆動装置Eを作動して閉鎖力F5を構成する。これ
は、ステップS88にもとづき、180°−RB≦α≦
180°の補角において閉鎖力F5が生ずるまで、偏心
駆動装置Eを回転することによって行う。閉鎖力F5が
構成されると、制御部が、情報“型閉鎖”を得て、公知
の射出プロセスを実施する。射出プロセス中、実際の閉
鎖力を連続的に求め、所望の閉鎖力F5と比較して偏心
駆動装置の操作量を求める。次いで、操作量にもとづ
き、調節範囲RB内で偏心駆動装置Eを調節する。
【0070】各射出サイクル後、ステップS99におい
て、まず、ステップS3で計算した補角αだけ逆回転
し、次いで、ステップS10において、当接力F3を消
失させ、第1装置10によって成形型を開いて部材を取
出す。
【0071】この場合も、もちろん、第2装置のパワー
ラインに設けた力センサ61,62,64によって、送
り力調節を実施できる。この場合、しかしながら、当接
調節の正確な消失および予設定は重要ではない。なぜな
らば、閉鎖力F5自体が調節されているからである。こ
の場合、この限りにおいて、第1装置のパワーラインの
力センサは、必ずしも必要ではない。
【0072】当接力F3はいずれの場合でも零にも設定
できる。さらに経済的な運転を確実にするため、立上り
期間の後調節範囲を自動的に縮小する学習システムを設
けることもできる。
【0073】
【発明の効果】成形型の当接までの作動のための第1装
置と、当接後の締付閉鎖力の印加のための第2装置とに
役割分担を明確化する本発明の基本構造により、低コス
トで確実な力伝達および力制御・調節を行うことが可能
になった(請求項1)。即ち、可動の型ホルダの運動と
型閉鎖力の印加とに型締運動を分割・分配することによ
り、夫々に適したレンジと精度のセンサを用いることが
でき、必要な箇所で高精度の制御が可能となると共に、
夫々の駆動手段も最適化できる。
【0074】本発明の型締ユニットの作動方法は、この
基本構造を基礎として、さらに、所定の測定装置(力セ
ンサ)を配設することによって、成形型の当接位置(P
2)に至るまでの駆動力(Fs)を正確に検知し、最大
許容力(F1)以下におさえF1より大きい場合に型締
運動を中止することによって、型保護並びに装置の保護
を確実に行うことができる(請求項11)。
【0075】さらに、第2装置として偏心駆動装置
(E)を有する型締ユニットの作動方法(請求項15)
によれば、同様の機能分割に基づき、保持力調節の極め
て簡単な方法が得られ、実際の型締中にも保持力を自動
的に調節できる。かくて、いっそう効率的かつ必要十分
な所用力に制限された運転が実現される。
【0076】各従属請求項は、上記各請求項のさらなる
展開形態が示されており、主要な形態の作用効果につい
ては、すでに概説した。それ以外の請求項についても、
実施例の記載からその効果は明らかであるので、詳述は
省く。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気機械的に駆動され閉鎖力を加える偏心駆動
装置を有する型締ユニットの側面図である。
【図2】図1の支持要素の範囲の部分切欠拡大図であ
る。
【図3】図2の型締ユニットの部分切欠平面図である。
【図4】線4−4に沿う型締ユニットの断面図である。
【図5】別の実施例の型締ユニットの図1と同様の図面
である。
【図6】図5の支持要素の範囲の部分切欠拡大図であ
る。
【図7】図6の型締ユニットの平面図である。
【図8】第1装置によって当接力を印加するまで可動の
型ホルダを移動する間の力センサの力 Fsの推移を示
す図面である。
【図9】送り力調節中および保持力調節中のプロセス推
移を示す略図である。
【図10】ゼロ位置から偏心駆動装置を回転する際に偏
心器によって加えられる力を補角に対してプロットした
グラフである。
【図11】補角αと残存角度△αと力印加に必要なスト
ロークsとの間の関係を示すグラフである。
【図12】保持力調節中に偏心駆動装置から印加される
偏心モーメントと偏心駆動装置の角度変位との関係を示
すグラフである。
【図13】保持力調節時のプロセス推移の略図である。
【符号の説明】
10 11の駆動装置 11 可動の型ホルダ 12 定置の型ホルダ 13 第1支持要素 24,30 閉鎖力印加装置 25 力伝達手段 33 成形型 34 偏心シヤフト SR 型取付スペース

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂、セラミック材料などを加工する
    射出成形機の型締ユニットであって、 (a)定置の型ホルダ(12)と; (b)成形型(33)を受容する型取付スペース(SR)
    を定置の型ホルダ(12)との間に形成する可動の型ホ
    ルダ(11)と; (c)可動の型ホルダ(11)を定置の型ホルダ(1
    2)へ移動し且つまた定置の型ホルダから引離す第1装
    置(10)と; (d)成形型(33)の型締中に第1装置の後に作動さ
    れて閉鎖力を加える第2装置(24,30)と; (e)力伝達装置(25)によって定置の型ホルダ(1
    2)に結合され、少なくとも第1装置(10)を支持す
    る第1支持要素(13)と;を有し (f)第2装置(24,30)が、作動時に、第1装置
    (10)、第1支持要素(13)および可動の型ホルダ
    (11)に負荷する形式のものにおいて、 (g)第1装置(10)が、すでに、成形型(33)の
    部分をほぼ当接させ、他方、第2装置(24,30)
    が、成形型の部分の先行の当接後、主として閉鎖力を加
    えるよう構成されていることを特徴とする型締ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】第1支持要素(13)が、閉鎖方向(S−
    S)へ可動に保持され、突起(13c)を介して、第2
    装置を支持する別の支持要素(31)の力を伝達する伝
    達要素に結合され、 該支持要素(13,31)が、力伝達手段(25)を介
    して定置の型ホルダに結合されることを特徴とする請求
    項1の型締ユニット。
  3. 【請求項3】閉鎖力を加える第2装置(30)が、伝達
    要素に偏心シヤフト(34)を結合した、好ましくは、
    電気機械的に駆動される偏心器であることを特徴とする
    請求項1または2の型締ユニット。
  4. 【請求項4】前記伝達要素が、閉鎖力を加える第2装置
    (24)として構成された液圧駆動ユニットのピストン
    (24a)であり、好ましくは、もどし手段(27)に
    負荷できることを特徴とする請求項1または2の型締ユ
    ニット。
  5. 【請求項5】第1装置(10)が、可動の型ホルダ(1
    1)を駆動するため、閉鎖力の印加時にブロック手段
    (17)によって自動的にブロックされる少なくとも1
    つのスピンドル(16)を有することを特徴とする請求
    項1〜4の1つに記載の型締ユニット。
  6. 【請求項6】ブロック手段(17)として、弾性もどし
    手段(18)の力に抗して第1支持要素(13)と結合
    されるブロックデイスク(17a)がボール転動スピン
    ドル(16)の軸(16a)に設けてあることを特徴と
    する請求項5の型締ユニット。
  7. 【請求項7】ブロックデイスク(17a)が、スピンド
    ル(16)の縦方向へ延び、ブロック操作時において、
    支承リング(19)の逆方向へ向く環状突起(19a)
    と力結合する周囲のリング(17b)を有することを特
    徴とする請求項5または6の型締ユニット。
  8. 【請求項8】ブロックデイスク(17a)のリング(1
    7b)と支承リング(19)の環状突起(19a)との
    間の間隔が、成形型を閉鎖して閉鎖力を加える前には、
    偏心器の偏心度(e)またはピストン(24a)のスト
    ローク(a)よりも小さいことを特徴とする請求項7の
    型締ユニット。
  9. 【請求項9】直列の閉鎖系の制御装置が、第1装置(1
    0)および第2装置(24,30)を備えており、第1
    装置(10)が、成形型(33)の型保護段階のための
    型保護制御系を含む電動駆動装置を有し、 該制御装置が、好ましくは力センサ(63)として構成
    され好ましくは第1支持要素(13)と第1装置(1
    0)との間に設けてあり可動の型ホルダ(11)の駆動
    時に現れる力(Fs)を検知する測定手段を有すること
    を特徴とする請求項1−8の1つに記載の型締ユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】パワーライン内には、好ましくは、ヒン
    ジボルト(39)およびまたは力伝達要素(25)およ
    びまたはボール転動スピンドル(16)のナット(1
    4)の支持部材に、少なくとも成形型(33)の部分の
    当接後に現れる力を検知する別の力センサ(61,6
    2,64)が設けてあり、必要に応じて、可動の型ホル
    ダ(11)の位置を検知する線形ポテンシヨメータ(6
    5)を設けることを特徴とする請求項1〜9の1つに記
    載の型締ユニット。
  11. 【請求項11】請求項1〜10の1つに記載の型締ユニ
    ットを作動する方法において、 (i)可動の型ホルダ(11)を駆動する最大許容力
    (F1)および成形型(33)の当接時に第1装置(1
    0)によって加えられる当接力(F3)を設定する工程
    と; (ii)当接力(F3)とともに閉鎖力(F5)を形成
    する押圧力(F4)を加える間に第2装置(24,3
    0)によってパワーラインから分離される、好ましく
    は、力センサ(63)として構成された測定装置によっ
    て、可動の型ホルダ(11)をゼロ位置(P0)から成
    形型(33)の当接位置(P2)まで駆動する間の力
    (Fs)を検知する工程と; (iii)検知された力(Fs)と所定の最大許容力
    (F1)とを比較して、検知された力(Fs)が最大許
    容力(F1)よりも大きい場合に型締運動を中止する工
    程と;を特徴とする型締ユニットの作動方法。
  12. 【請求項12】−当接位置(P2)の直前のスタート点
    (P1)から始まり当接位置(P2)で終わる型保護範
    囲を設定する工程と;最大許容力(F1)よりも小さい
    型保護力(F2)を型保護範囲で検知された力(Fs)
    の限界値として設定する工程と; −検知された力(Fs)と型保護力(F2)とを比較し
    て、検知された力(Fs)が型保護力(F2)よりも大
    きい場合に型締運動を中止する工程と;を特徴とする請
    求項11の方法。
  13. 【請求項13】−所望の閉鎖力(F5)を設定し、閉鎖
    力(F5)から当接力(F3)を減算して第2装置(2
    4,30)に現れる押圧力(F4)を求める工程と; −当接力(F3)の印加後に押圧力(F4)のために必
    要な第2装置(24,30)のストローク(△s)を全
    系のバネ剛性(f)を考慮して計算する工程と; −所望の閉鎖力(F5)を形成するため、当接力(F
    3)の印加後、第2装置(24,30)によって押圧力
    (F3)をサイクル毎に反復して且つ制御して加える工
    程と;を特徴とする請求項11または12の方法。
  14. 【請求項14】請求項11〜13の1つに記載の方法で
    あって、第2装置(30)に偏心駆動装置(E)を設け
    た形式の型締ユニットの作動方法において、 −押圧力(F4)の印加に必要なストローク(△s)が
    得られるよう、自己停止するまで偏心駆動装置(E)を
    回転する残存角度(△α)を計算する工程と; −残存角度(△α)の補角(α)を計算する工程と; −補角(α)の調整のため偏心駆動装置(E)を作動す
    る工程と; −下記工程、即ち、第1装置(10)によって成形型
    (33)を閉鎖して当接力(F3)を加え、偏心駆動装
    置(E)を作動して偏心シヤフト(34)を残存角度
    (△α)だけ回転して閉鎖力(F5)を加え、公知の態
    様で可塑化材料を射出して射出成形体を製造し、残存角
    度(△α)だけ偏心駆動装置を逆回転して押圧力(F
    4)を除き、第1装置(10)によって当接力(F3)
    を除き成形型(33)を開いて部材を取出す工程を含む
    少なくとも1つの射出サイクルを実施する工程と;を特
    徴とする方法。
  15. 【請求項15】第2装置として偏心駆動装置(E)を有
    する請求項1〜10の1つに記載の型締ユニットを作動
    する方法において、 −成形型(33)の部分の当接時に第1装置(10)に
    よって加えるべき当接力(F3)を設定する工程と; −所定の閉鎖力(F5)を設定する工程と; −閉鎖力(F5)から当接力(F3)を減算して偏心駆
    動装置(E)の押圧力(F4)を計算する工程と; −閉鎖力の調節のため偏心駆動装置(E)の不動位置に
    よって決まる自己停止以下で偏心駆動装置(E)を調節
    できる調節範囲(RB)を設定する工程と; −当接力(F3)の印加後に押圧力(F4)を得るため
    に偏心駆動装置(E)が実施すべきストローク(△s)
    を計算し、調節範囲(RB)だけ上記ストローク(△
    s)を増大する工程と; −ストローク(△s)および調節範囲(RB)の走行の
    ため偏心駆動装置を回転すべき残存角度(△α)を計算
    する工程と; −残存角度(△α)の補角(α)を計算し、補角(α)
    の調節のため偏心駆動装置(E)を作動する工程と; −下記工程、即ち、第1装置(10)によって当接力
    (F3)を加え、偏心駆動装置(E)を作動して閉鎖力
    (F5)を形成し、公知の態様で成形型内に可塑化材料
    を射出して射出成形体を製造し、実際の閉鎖力を連続的
    に検知し実際の閉鎖力と所望の閉鎖力(F5)とを比較
    して偏心駆動装置(E)の操作量を求め、求めた操作量
    によって型締中に調節範囲(RB)内で偏心駆動装置
    (E)を調節し、好ましくは、ストローク(△s)+調
    節範囲(RB)に対応する残存角度(△α)だけ偏心駆
    動装置を逆回転して押圧力を除き、第1装置(10)に
    よって押圧力を除き成形型(33)を開いて部材を取出
    す工程を含む少なくとも1つの射出サイクルを実施する
    工程と;を含むことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】全射出サイクル中に、即ち、ゼロ位置
    (P0)から成形型(33)の当接位置(P2)まで可
    動の型ホルダ(11)を移動する場合も、力センサ(6
    1,62,64)の力(Fs)を検知する工程と; −可動の型ホルダ(11)の駆動のための最大許容力
    (F1)を設定する工程と; −検知された力(Fs)と所定の最大許容力(F1)と
    比較して検知された力(Fs)が最大許容力(F1)よ
    りも大きい場合には型締運動を中止する工程と;を特徴
    とする請求項15の方法。
  17. 【請求項17】当接位置(P2)の直前のスタート点
    (P1)から始まり当接位置(P2)で終わる型保護範
    囲を設定する工程と; −最大許容力(F1)よりも小さい型保護力(F2)を
    型保護範囲で検知された力(Fs)の限界値として設定
    する工程と; −検知された力(Fs)と型保護力(F2)とを比較し
    て、検知された力(Fs)が型保護力(F2)よりも大
    きい場合に型締運動を中止する工程と; −を特徴とする請求項15または16の方法。
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